JP2002262081A - 画像処理装置と画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置と画像処理方法

Info

Publication number
JP2002262081A
JP2002262081A JP2001061393A JP2001061393A JP2002262081A JP 2002262081 A JP2002262081 A JP 2002262081A JP 2001061393 A JP2001061393 A JP 2001061393A JP 2001061393 A JP2001061393 A JP 2001061393A JP 2002262081 A JP2002262081 A JP 2002262081A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attribute
block
pixel
image processing
determined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001061393A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nakanishi
隆 中西
Hideyuki Kuwano
桑野秀之
Naoki Takahashi
高橋直樹
Kazuyuki Murata
和行 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001061393A priority Critical patent/JP2002262081A/ja
Publication of JP2002262081A publication Critical patent/JP2002262081A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の画像処理装置は、画像データの所
定数の画素からなるブロックの属性判定の精度が低く、
特に画像圧縮等の処理がブロック単位で行われる場合に
適切な処理ができないため、画像品質が低下していた。 【解決手段】 本発明の画像処理装置は、まず、画像デ
ータを画素毎に属性判定する画素判定手段1と、この属
性判定された所定数の画素よりなるブロックの属性を、
当該各画素毎の属性に基づいて判定するブロック判定手
段2を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿上の画像を読
み取った画像データを高画質な画像に復元する画像処理
装置とその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、原稿(写真等を含む)上の画像
(網点領域、文字・線画領域、写真などの連続階調領域
等)をCCD(Charge Coupled Device )センサ等によ
って読み取ると共に、読み取った画像データをデジタル
プリンタ(レーザビームプリンタ等)で出力するデジタ
ル複写機が普及して、アナログ複写機に取って代わりつ
つある。
【0003】上記デジタル複写機は、まず、原稿上等か
ら読み取った画像データを、文字、網点、又は連続階調
(写真など)等の属性判定を行って、この属性ごとに分
離していた。そして、上記分離された各画像データに対
して、当該各画像データの属性に応じたフィルタ処理、
ガンマ処理、階調処理等を行って画像に復元することに
より、高画質な画像出力を実現していた。また、上記デ
ジタル複写機は、原稿上等から読み取った画像を電子的
に並べ替えるために、一時的に所定のメモリに格納す
る。このため、上記画像を符号化等の圧縮処理を行って
データ量を小さくする必要があるが、このとき、当該画
像の画質を低下させないことが重要となる。
【0004】尚、上記のように分離する方法としては、
従来から実空間上の画像データに基づいて行う方法が種
々考案されていた。例えば、上記画像データがFFT
(高速フーリエ変換)やDCT(離散コサイン変換)等
で周波数空間上の所定の周波数成分を示すデータに直交
変換された場合、一旦、このデータを直交逆変換して実
空間上の画像データにもどして、この画像データの属性
判定を行っていた。そして、この判定された属性に基づ
いて当該画像データの分離を行い、分離された画像デー
タを再び直交変換していた。
【0005】また、特開昭64−81080号公報に
は、所定のブロック毎の画像データを直交変換した周波
数成分を示すデータに基づいて、当該各ブロックが文字
領域或いは網点領域等のいずれであるかを判定する画像
処理方式が記載されている。
【0006】上記方式は、図19に示すような構成によ
り実施される。まず、入力センサ60で読み取られた原
稿画像データの中の画素濃度信号が、順次A/D変換器
61に送られる。そして、上記A/D変換器61は、上
記画素濃度信号を、画素毎に所定ビット(例えば、8b
it)のデジタルデータに変換する。次に、シェーディ
ング補正回路62は、変換された上記デジタルデータ
を、上記入力センサ60の感度むら等に対する補正を行
った後、ラインバッファ63に所定のライン単位で格納
する。そして、アダマール変換回路64は、上記ライン
バッファ63に格納された所定のラインのデータを、所
定数の画素(ここでは、4×4画素)からなるブロック
単位にアダマール変換し、このブロックの画素群のもつ
シーケンシー強度の値として抽出する。次に、エッジ量
演算回路65は、抽出された上記値をエッジの強度の値
として算出する。そして、エッジ判定回路66は、算出
された上記エッジの強さの値に基づいて、上記ブロック
が文字或いは網点等のいずれの領域であるかを判定す
る。次に、補正回路67は、上記判定された各ブロック
より所定のブロックを注目ブロックとし、この注目ブロ
ックの前後に位置する各ブロックのエッジの種類によっ
て、この注目ブロックのエッジの種類判定を補正する。
【0007】或いは、特開平2−112077号公報に
は、次のような網点領域分離方式が記載されている。こ
れは、まず、所定の画素数からなるブロックの各画素の
画像データが持つ濃度レベルに基づいて、当該濃度変化
の極大点、極小点等を検出し、この検出結果から当該ブ
ロックの属性を判定する。そして、上記判定された属性
を、上記ブロックの中の所定の画素の属性とする方式で
ある。
【0008】上記方式は、図20に示すような構成によ
り実施される。まず、入力画像信号部70は、網点写真
等の網点画と文字等の線画とが混在する原画像を、ラス
タスキャンして濃度レベルに対応した濃度信号からなる
デジタル多階調の画像データに変換し、当該画像データ
をラインメモリ等に格納する。そして、極点検出部71
は、上記画像データに対して、所定数の画素(以下、M
×M画素)に対応するサイズのマトリクス71aを適用
し、当該マトリクス71aの中心画素が濃度変化の山
(最大)或いは谷(最小)を示す極点であるか否かを検
出する。この極点検出部71は、例えば、図21に示す
ように、3×3画素に対応するサイズのマトリクス71
aの中心画素m0 の濃度とこの中心画素m0 の周囲の各
画素m1 〜m8 の濃度との関係から検出するものであ
る。尚、上記極点であるか否かの検出は、上記画像デー
タの全画素に対して行われる。また、網点領域検出部7
2は、上記極点であるか否かの検出が行われた画像デー
タを、N×N画素(但し、N>M)からなるブロック単
位で分割する。この分割されたブロック毎に、山を与え
る極点数と谷を与える極点数を計数し、当該計数値の大
きい方の極点数を当該ブロックの極点数として設定す
る。更に、図22に示すように、上記極点数が設定され
た各ブロックのうち、所定のブロックを注目ブロックB
0 とし、当該注目ブロックB0 とその周囲の各ブロック
B1 〜B8 の極点数が所定の閾値以上であるブロックの
数を求める。尚、このブロックの数が、所定の閾値より
大きいときは、上記注目ブロックB0 の中心画素を網点
と判定し、また、所定の閾値より小さいときは、上記注
目ブロックB0 の中心画素を網点でないと判定する。次
に、領域判定信号出力部73は、上記判定された結果に
基づいて、上記注目ブロックB0 の中心画素が網点或い
は網点でないとの判定信号を出力する。尚、上記網点領
域検出部72と領域判定信号出力部73の動作は、上記
画像データの全画素に対して行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
においては次のような課題があった。
【0010】すなわち、従来の画像処理装置は、直交変
換された周波数空間上の周波数成分を示すデータを一旦
直交逆変換して実空間上の画像データにもどし、この画
像データの属性判定と分離を行って再び直交変換するた
め、余分な処理と時間がかかる。
【0011】そして、特開昭64−81080号公報に
記載の方式のように、所定のブロック毎の画像データを
直交変換した周波数成分を示すデータに基づいて、ブロ
ック毎に属性を判定した場合は、誤判定したときの影響
が大きくなる。つまり、上記判定された属性に基づいて
行われる画像圧縮等の処理が、例えば、所定数の画素よ
りなるブロック単位で行われる場合には、適切な処理が
できないため画像品質が低下する。
【0012】また、特開平2−112077号公報に記
載の方式のように、まず所定数の画素からなるブロック
の属性を判定し、そしてこの判定された属性を当該ブロ
ックの中の所定の画素の属性とした場合は、画素毎の属
性判定を行っているため誤判定したときの影響が小さく
なり、画像品質が向上する。しかし、この場合、上記画
像圧縮等の処理が、例えば、所定数の画素よりなるブロ
ック単位で行われる場合には、新ためて当該ブロックを
選択することになる。そして、特に、選択されたブロッ
クに文字属性や写真属性等の画素データが混在する場合
は、当該ブロックに対しての圧縮処理等が非常に複雑と
なってしまうため、処理精度が低下する。つまり、上記
ブロック単位の画像圧縮等の処理が適切できないため画
像品質が低下する。
【0013】以上のことから、画像処理においては、原
稿に対応する画像データを所定の領域(ブロック等)に
分離し、この領域がいかなる属性であるか詳細に判定し
て、この領域毎に属性に適した処理を行う必要があるに
もかかわらず、未だ精度のよい領域の属性判定ができな
い。
【0014】本発明は、上記の課題を解決するための画
像処理装置と画像処理方法を提供することを目的とする
ものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、上記の目的を達成するために以下の手段を備える。
【0016】すなわち、原稿に対応する画像データに基
づいて、画素毎の属性を判定する画素判定手段を備え、
更に、上記属性判定された所定数の画素よりなるブロッ
クの属性を、このブロックの各画素の属性に基づいて判
定するブロック判定手段を備える。
【0017】上記手段により、画素毎の属性判定を行う
と共に、当該画素毎の属性に基づいて所定数の当該画素
よりなるブロックの属性判定を行うため、ブロック単位
の属性判定の精度が向上する。つまり、画像データの圧
縮処理等において、特にブロック単位で行われる処理を
適切に行うことができる。
【0018】また、上記ブロック判定手段には、次の構
成がある。まず、上記属性を判定された所定数の画素よ
りなるブロックを選択するブロック選択手段を備える。
更に、選択された上記ブロックの各画素の属性に基づい
て、当該ブロックの属性を判定するブロック属性判定手
段を備える。ここで、上記ブロック選択手段は、主走査
方向から副走査方向の順で連続的にかつ1ブロック単位
にずらせて上記ブロックを選択するようにしてもよい。
【0019】また、上記画素判定手段には、次の構成が
ある。まず、原稿に対応する画像データに基づいて所定
の画素数よりなる参照ブロックを選択し、当該参照ブロ
ックの中の所定の画素を注目画素として選択する参照選
択手段を備える。更に、上記参照ブロックの画像データ
を直交データに変換する直交変換手段と、この変換され
た直交データに基づいて上記参照ブロックの空間周波数
帯域毎の特徴値を算出する特徴算出手段を備える。加え
て、上記特徴値に基づいて上記参照ブロックの属性を判
定すると共に、当該判定された属性を上記注目画素の属
性とする属性判定手段を備える。ここで、上記参照選択
手段は、主走査方向から副走査方向の順で連続的にかつ
1画素単位にずらせて上記参照ブロックを選択するよう
にしてもよい。
【0020】上記各手段に加えて、上記画像処理装置
は、上記判定された各ブロックの属性を補正するブロッ
ク補正手段を備える。上記により、上記各手段で判定さ
れたブロック毎の属性判定の精度を、更に向上すること
ができる。上記ブロック補正手段には、次の構成があ
る。まず、上記属性判定された所定数のブロックよりな
るブロック群を選択し、当該ブロック群から所定のブロ
ックを注目ブロックとして選択する注目ブロック選択手
段を備える。更に、上記ブロック群の各ブロックの属性
に基づいて、上記注目ブロックの属性を補正する属性補
正手段を備える。
【0021】また、上記属性は、網点、文字、或いは連
続階調のうちのいずれかとする。
【0022】ここで、上記ブロック判定手段は、ブロッ
ク毎の属性を次のように判定する。上記ブロックが文字
属性の画素と連続階調属性の画素からなる場合に、当該
ブロックの属性を文字と判定する。また、上記ブロック
が網点属性の画素と連続階調属性の画素からなる場合
に、当該ブロックの属性を網点と判定する。或いは、上
記ブロックが文字属性の画素と網点属性の画素からなる
場合に、当該文字属性の画素数と当該網点属性の画素数
を比較して当該ブロックの属性を判定する。また、上記
ブロックが文字属性の画素と網点属性の画素、及び連続
階調属性の画素からなる場合に、当該文字属性の画素数
と当該網点属性の画素数を比較して当該ブロックの属性
を判定する。或いは、上記ブロックが文字属性の画素、
網点属性の画素、及び連続階調属性の画素のうちのいず
れか1つの属性の画素からなる場合に、当該ブロックを
当該属性と判定する。
【0023】次に、本発明の画像処理方法は、上記の目
的を達成するために以下の方法を用いる。
【0024】すなわち、まず、原稿に対応する画像デー
タに基づいて画素毎の属性を判定する処理と、当該属性
を判定された所定数の画素よりなるブロックを選択し、
選択された当該ブロックの各画素の属性に基づいて当該
ブロックの属性を判定する処理とを具備した方法であ
る。
【0025】また、上記方法に加えて、上記属性判定さ
れた所定数のブロックよりなるブロック群を選択すると
共に、当該ブロック群から所定のブロックを注目ブロッ
クとして選択する処理と、当該ブロック群の各ブロック
の属性に基づいて当該注目ブロックの属性を補正する処
理とを具備した方法を用いてもよい。
【0026】上記画像処理方法により、ブロック毎の属
性判定の精度を向上することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本実施の形
態を、図1〜図13に基づいて説明する。
【0028】図1及び図2は本発明を適用した画像処理
装置のブロック図を示し、以下でその構成を動作と共に
説明する。
【0029】本実施の形態の画像処理装置は、図1に示
すように、読み取り装置10、A/D変換器11、シェ
ーディング補正回路12、ラインバッフア13、画素判
定手段1、ブロック判定手段2から構成されている。
【0030】まず、上記読み取り装置10は、読み取る
原稿を照明する光源と、この光源による原稿からの反射
光を受けるCCD等の光電変換素子からなるセンサ部
と、このセンサ部を走査する駆動部等から構成され、原
稿上の画像(多値画像)を光学的に読み取って画像濃度
信号s00に変換する。そして、上記A/D変換器11
は、上記読み取り装置10からの画像濃度信号s00を
デジタルの画像データa00(例えば、1画素8bit
のデータ)に変換する。また、上記シェーディング補正
回路12は、上記A/D変換器11からの画像データa
00を、上記センサ部の感度むらや上記光源の照明むら
に基づいて補正する。上記ラインバッフア13は、上記
シェーディング補正回路12で補正された画像データb
00を主走査方向であるライン単位で記憶する。勿論、
上記ラインバッフア13の大きさは、上記画像データb
00を全て記憶する大きさを持つ必要はなく、以下の処
理を行うための所定の大きさでよい。ここまでは、従来
の画像処理装置と同様の構成と動作である。
【0031】さて、上記画素判定手段1は、上記ライン
バッフア13の画像データb00に基づいて、画素毎の
属性を判定する。ここでは、一例として図2に示すよう
に、上記画素判定手段1が、参照選択手段6、直交変換
手段7、特徴算出手段8、及び属性判定手段9とよりな
る構成とする。
【0032】まず、上記参照選択手段6は、例えば、図
3に示すように、上記ラインバッフア13に格納された
画像データb00(ここでは、A4サイズ原稿に対応し
て1走査ラインにつき約4900画素で10走査分)に
基づいて、所定位置の4×4画素からなるブロックを参
照ブロック20として選択する。更に、この参照ブロッ
ク20から所定の画素を注目画素gとして選択する。
【0033】そして、上記直交変換手段7は、上記参照
ブロックに属する各画素の画像データを上記ラインバッ
フア13より受け取り、この受け取った画像データに基
づいて、ブロック単位で周波数空間上の周波数成分を示
す所定のデータである直交データに変換する。
【0034】例えば、ウェーブレット変換を用いた場合
の上記直交変換手段7は、図5(a)に示すように、上
記参照選択手段6から上記参照ブロック20の各画像デ
ータa1〜d4を受け取る。そして、図5(b)に示す
ように、この画像データa1〜d4を、周波数空間上で
上記参照ブロック20に対応して4×4に配置される直
交データK1〜N4に順次ウェーブレット変換する。
尚、上記画像データが例えば8bitのデータで表され
る場合、下位2ビット分程度のデータは属性の判定に影
響が小さいことから、例えば下位2ビットを切り捨てて
(或いは、下位2ビットを上位にシフトして)ウェーブ
レット変換を行ってもよい。
【0035】ここで、上記画像データa1〜d4を、上
記直交データK1〜N4にウェーブレット変換する個々
の変換式は以下のようになる。
【0036】 (1列目) K1=(a1+a2+a3+a4+b1+b2+b3+b4)+(c1+c2+c3+c4+d1+d2+d3+d4) K2=(a1+a2+a3+a4+b1+b2+b3+b4)-(c1+c2+c3+c4+d1+d2+d3+d4) K3=(a1+b1+c1+d1)-(a2+b2+c2+d2) K4=(a3+b3+c3+d3)-(a4+b4+c4+d4) (2列目) L1=(((a1+b1)-(c1+d1))+((a2+b2)-(c2+d2)))+(((a3+b3)-(c3+d3))+((a4+b4) -(c4+d4))) L2=(((a1+b1)-(c1+d1))+((a2+b2)-(c2+d2)))-(((a3+b3)-(c3+d3))+((a4+b4) -(c4+d4))) L3=((a1+b1)-(c1+d1))-((a2+b2)-(c2+d2)) L4=((a3+b3)-(c3+d3))-((a4+b4)-(c4+d4)) (3列目) M1=((a1-b1)+(a2-b2))+((a3-b3)+(a4-b4)) M2=((a1-b1)+(a2-b2))-((a3-b3)+(a4-b4)) M3=(a1-b1)-(a2-b2) M4=(a3-b3)-(a4-b4) (4列目) N1=((c1-d1)+(c2-d2))+((c3-d3)+(c4-d4)) N2=((c1-d1)+(c2-d2))-((c3-d3)+(c4-d4)) N3=(c1-d1)-(c2-d2) N4=(c3-d3)-(c4-d4) 更に、上記変換を行う回路の一例を図6に示す。このウ
ェーブレット変換回路14は、上記ラインバッフア13
からの参照ブロック20に対応する画素データa1〜d
4から上記直交データK1〜N4を算出するための変換
式毎に、この変換式に対応した数の加減算器からなる変
換演算回路1400〜1415で構成される。つまり、
上記ウェーブレット変換回路14は、加減算器のみで構
成されることから演算処理が速くなる。
【0037】勿論、上記直交変換手段7としては、この
ウェーブレット変換に限らず、FFT(高速フーリエ変
換)やDCT(離散コサイン変換)等を用いてもい。
【0038】さて、一般的に、文字(線を含む)の場合
では低周波数帯域、解像度が低い網点の場合では中周波
帯域、解像度が高い網点の場合では高周波帯域で直交デ
ータの絶対値が大きくなる傾向性があるのに対して、写
真等の連続階調の場合ではどの帯域にもこのような傾向
性がないことが判っている。つまり、上記直交データの
絶対値の示す傾向性に基づいて、この参照ブロックが写
真等の連続階調、網点、或いは文字のいずれの属性であ
るかを判定できる。
【0039】ここで、4×4画素からなる上記参照ブロ
ック20に対応する各空間周波数帯域は、図4に示す最
低周波数帯域20a、低周波数帯域20b、中間周波数
帯域20c、及び高周波数帯域20dの範囲となる。但
し、この最低周波数帯域20aについては、交流成分を
含まない直流成分(定数項)のみであり、上記空間周波
数帯域の傾向性を判定する要素とならないため、ここで
は使用しない。
【0040】次に、上記特徴算出手段8は、上記直交変
換手段7からの直交データに基づいて、空間周波数帯域
のうちの最低周波数帯域を除いた、低周波数帯域、中間
周波数帯域、高周波数帯域ごとの傾向性を示す各特徴値
を算出する。
【0041】例えば、上記直交データK1〜N4におい
て、低周波数帯域の特徴値Fm、中間周波数帯域の特徴
値Fn、高周波数帯域の特徴値Fpは、 Fm=|L1|+|K2|+|L2| Fn=|M1|+|N1|+|M2|+|N2|+|K3|+|L3
|+|K4|+|L4| Fp=|M3|+|N3|+|M4|+|N4| (尚、|**|は絶対値を意味する。) で算出される。
【0042】更に、上記算出を行う回路の一例を図7に
示す。この算出回路15は、上記変換演算回路1400
〜1415からの各直交データK1〜N1の中で最低周
波数帯域の直交データK1を除いて、その他の空間周波
数帯域毎に処理を行う。
【0043】また上記属性判定手段9は、上記特徴算出
手段8から出力された空間周波数帯域毎の特徴値Fm、
Fn、Fpに基づいて、上記参照ブロック20の属性を
判定し、この判定された属性をこの参照ブロック20の
注目画素gの属性とする。
【0044】上記判定を行う回路の一例として図8に示
す判定回路16は、まず、上記算出回路15からの特徴
値Fm、Fn、Fpの大小を相互に比較するために、比
較器1600aでこの特徴値Fmと特徴値Fnとを比較
し、比較器1600bでこの比較器1600aからの比
較結果である大きい方の特徴値と特徴値Fpとを比較す
る。そして、比較器1601では、この比較器1600
bの比較結果である最大値Fmax を所定の閾値T1と比
較して、Fmax <T1の場合は、属性が写真等の連続階
調であることを示す所定のデータ(例えば、2ビツトの
論理信号等)を判定結果Qans として出力する。また、
Fmax <T1でない場合は、このFmaxが上記特徴値F
m、Fn、Fpのいずれであるかを検索して、特徴値F
mのときは、属性が文字であることを示すデータを、或
いは特徴値Fn又はFpのときは、属性が網点であるこ
とを示すデータを判定結果Qans として出力する。ここ
で、上記判定結果Qans には、画素毎の属性データの一
例として、文字を示す文字属性データc、網点を示す網
点属性データm、連続階調(ここでは、写真)を示す写
真属性データpがあるものとする。
【0045】尚、上記閾値T1は、1画素の画像データ
を表すビット数の大きさ、又は参照ブロックの画素数の
大きさに対応して設定され、1画素の画像データが8b
itで表されると共に、参照ブロックが4×4画素であ
る本実施の形態においては、「500」程度に設定され
る。
【0046】更に、上記属性判定手段4は、上記判定回
路16からの判定結果Qans で示される属性を上記参照
ブロック20の注目画素b2の属性とする。
【0047】或いは、上記特徴算出手段8からの各特徴
値Fm、Fn、Fpに対して、所定の補正を行うことに
より、上記属性判定手段9での属性判断の精度を向上で
きる。ここで、一般的に、縦の直線或いは横の直線の場
合は、上記直交変換手段4からの参照ブロックに対応し
た直交データの中で、所定の直交データの絶対値が大き
くなる傾向性がある。
【0048】そこで、上記直交データの絶対値の傾向性
を用いた補正方法の一例を以下に説明する。勿論、補正
方法は、この傾向性を用いた方法に限定しない。
【0049】図9に示すように、上記補正値を算出する
補正回路30は、まず、上記変換演算回路1400〜1
415からの各直交データK1〜N4の中で、縦の直線
の判定ができるL1、M1、N1と、横の直線の判定が
できるK2、K3、K4を個別に入力する。そして、絶
対値演算回路300a、・・・、300fでは、入力さ
れた上記各直交データを絶対値である|L1|、|M1
|、|N1|、また|K2|、|K3|、|K4|とし
て出力する。次に、加算器301eでは、加算器301
aと加算器301bを介して出力された|L1|+|M
1|+|N1|と、加算器301cと加算器301dを
介して出力された|K2|+|K3|+|K4|とを加
算し、縦横直線の補正値Rqとして出力する。
【0050】上記属性判定手段9では、上記特徴算出手
段8からの各特徴値と上記補正算出手段6からの補正値
Rqとに基づいて、参照ブロックの属性を判定し、この
判定された属性をこの参照ブロックの注目画素の属性と
する。
【0051】図10に示すように、上記判定を行う判定
回路31は、まず、上記特徴算出手段8からの各特徴値
Fm、Fn、Fpの大小を相互に比較するため、比較器
310aでこの特徴値Fmと特徴値Fnとを比較し、比
較器310bでこの比較器310aの比較結果である大
きい方の特徴値と特徴値Fpとを比較する。そして、比
較器311では、この比較器310bの比較結果である
最大値Fmax を上記閾値T1と比較して、Fmax <T1
の場合は、属性が写真であることを示す所定のデータ、
ここでは写真属性データpを判定結果Qans として出力
する。また、Fmax <T1でない場合は、このFmax が
上記特徴値Fm、Fn、Fpのいずれであるかを検索し
て、特徴値Fmのときは、属性が文字であることを示す
文字属性データcを、或いは、特徴値Fn又はFpのと
きは、属性が網点であることを示す網点属性データmを
判定結果Qans として出力する。
【0052】そして、上記判定回路31は、上記補正回
路30からの補正値Rqと所定の閾値T3を比較器31
2で比較して、Rq<T3の場合は、属性が文字でない
ことを示す所定のデータ(2ビツトの論理信号等)、こ
こでは網点であることを示す網点属性データmを補正結
果Rans として出力する。また、Rq<T3でない場合
は、属性が文字であることを示す所定のデータ(2ビツ
トの論理信号等)、ここでは文字属性データcを補正結
果Rans として出力する。尚、上記閾値T3は、上記閾
値T1に対応して設定され、この閾値T1が「500」
程度である本実施の形態においては、「500」×2=
「1000」程度に設定される。
【0053】次に、上記判定回路31のセレクタ回路3
13では、上記判定結果Qans が網点属性データmのと
き、上記補正結果Rans で示される属性を有効として判
定の補正を行い、補正された判定結果Qans を出力す
る。また、上記判定結果Qansが網点属性データmでな
いときは、上記補正結果Rans で示される属性を無効と
して、この判定結果Qans を出力する。
【0054】更に、上記属性判定手段9は、この判定結
果Qans 或いは判定結果Qans で示される属性を上記参
照ブロック20の注目画素b2の属性とする。
【0055】上記のようにして参照ブロック20の注目
画素b2の属性が判定されると、上記参照選択手段6
は、上記ラインバッファ13の画像データb00の範囲
内であって、この参照ブロック20から主走査方向X及
び副走査方向Y、或いはいずれか一方方向に所定の画素
数分ずらせた位置の別の4×4画素を新たに参照ブロッ
クとして選択する。更に、上記参照選択手段6は、新た
に選択された上記参照ブロックの中の所定の画素を注目
画素として選択する。ここで、上記参照選択手段6は、
参照ブロックの選択を、例えば、主走査方向Xに1画素
ずつ連続的に移動するように行う。この主走査方向Xの
選択が終了すると、次に、1画素だけ副走査方向Yに移
動して再び主走査方向Xの選択を行うようにする。
【0056】そして、上記参照選択手段6の動作の後
は、上記と同様に上記直交変換手段7から属性判定手段
9までの動作が行われる。尚、上記参照選択手段6から
属性判定手段9の動作は、上記シェーディング補正回路
12で補正された画像データb00の全ての属性判定が
終了するまで繰り返される。
【0057】以上のようにして、上記画素判定手段1
は、上記画像データb00を画素毎に属性判定する。そ
して、上記画素判定手段1は、判定された上記各画素の
属性を、例えば、所定の属性データd00として上記画
像処理装置に備えた所定のバッファ(以下、判定用バッ
ファ17)に記憶する。ここで、図11に示すように、
上記判定用バッファ17には、上記属性データd00が
上記画像データb00の各画素と対応するように主走査
方向Xであるライン単位で記憶される。尚、上記属性デ
ータd00を構成する画素毎の属性データd00(k)
(k:画素毎の属性データを区別する数であって、ここ
では、1、2、・・・、r)は、文字属性データc、網
点属性データm、写真属性データpのいずれかになるも
のとする。
【0058】次に、上記ブロック判定手段2は、一例と
してブロック選択手段3とブロック属性判定手段4とを
備えた構成とし、以下でその動作を説明する。
【0059】上記ブロック選択手段3は、図12に示す
ように、上記判定用バッファ17に記憶された属性デー
タd00から、所定数(例えば、4×4)の画素の各属
性データよりなる処理ブロックを選択する。勿論、この
処理ブロックの大きさは、以下で説明する画像圧縮等の
処理を行うブロックの大きさと同一にする。
【0060】ここでは、上記ブロック選択手段3が、主
走査方向Xから副走査方向Yの順で連続的にかつ1ブロ
ック単位にずらせて各処理ブロック21(j)(j:処
理ブロックを区別する数であって、ここでは、1、2、
・・・、q)を選択するようにしている。尚、上記ブロ
ック選択手段3による処理ブロックの選択方法は、上記
に限定する必要はなく、例えば、上記属性データd00
の範囲内であって、主走査方向X及び副走査方向Y、或
いはいずれか一方方向に所定のブロック数分ずらせた位
置で処理ブロックを選択するようにしてもよい。
【0061】上記ブロック属性判定手段4は、選択され
た上記各処理ブロック21(j)の画素毎の属性データ
d00(k)に基づいて、当該各処理ブロック21
(j)の属性を判定する処理を行う。この判定処理の一
例を、図14に示すフローチャートに基づいて説明す
る。
【0062】まず、上記各処理ブロック21(j)から
上記ブロック選択手段3で選択された1つの処理ブロッ
ク21(z)(z:上記1〜qのうちの任意の数)の画
素毎の属性データd00(a1)〜d00(a16)
(a1〜a16:上記1〜rのうちの任意の数)が、文
字属性データc、網点属性データm、写真属性データp
のうちのいずれであるかを検索する(図14:ステップ
S1→S2)。そして、検索された文字属性データの数
c1、網点属性データの数m1、写真属性データの数p
1を各々カウントする(図14:ステップS2→S
3)。更に、上記カウントされた文字属性データの数c
1、網点属性データの数m1、写真属性データの数p1
に基づき、以下の各条件で上記選択された1つの処理ブ
ロックの属性を判定する。
【0063】上記条件としては、まず、文字属性データ
c、網点属性データm、写真属性データpの全てを少な
くとも1つ以上持つ条件「c1>0、m1>0、p1>
0」を満たすか否か判定する(図14:ステップS3→
S4)。この条件を満たす場合は、文字属性データc或
いは網点属性データmのいずれの数が大きいかを、ここ
では、「c1>m1」により判定する。そして、「c1
>m1」である場合は(図14:ステップS4→S
5)、上記選択された1つの処理ブロックの属性を「文
字」と判定すると共に、この判定結果を示す所定のデー
タ(ここでは、判定結果を文字属性データc)を出力し
て処理を終了する(図14:ステップS5)。また、
「c1>m1」でない場合は(図14:ステップS4→
S6)、当該処理ブロックの属性を「網点」と判定する
と共に、この判定結果を示す所定のデータ(ここでは、
判定結果を網点属性データm)を出力して処理を終了す
る(図14:ステップS6)。尚、上記処理ブロックの
属性判定が終了すると、再び上記ブロック選択手段3の
処理が行われる。更に、このブロック選択手段3からブ
ロック属性判定手段4の処理は、上記判定用バッファ1
7に記憶された属性データd00に対してブロック毎の
属性判定が終了するまで繰り返される。
【0064】上記「c1>0、m1>0、p1>0」を
満たさない場合は、文字属性データcと網点属性データ
mの両方を少なくとも1つ以上持つ条件「c1>0、m
1>0」を満たすか否か判定する(図14:ステップS
3→S7)。この条件を満たす場合は、上記と同様に
「c1>m1」を判定する処理を行う(図14:ステッ
プS7→S4)。
【0065】上記「c1>0、m1>0」を満たさない
場合は、文字属性データcと写真属性データpの両方を
少なくとも1つ以上持つ条件「c1>0、p1>0」を
満たすか否か判定する(図14:ステップS7→S
8)。この条件を満たす場合は(図14:ステップS8
→S5、つまり、へ)、上記選択された1つの処理ブ
ロックの属性を「文字」と判定すると共に、この判定結
果を示す文字属性データcを出力して処理を終了する
(図14:ステップS5)。
【0066】上記「c1>0、p1>0」を満たさない
場合は、網点属性データmと写真属性データpの両方を
少なくとも1つ以上持つ条件「m1>0、p1>0」を
満たすか否か判定する(図14:ステップS8→S
9)。この条件を満たす場合は(図14:ステップS9
→S6、つまり、へ)、上記選択された1つの処理ブ
ロックの属性を「網点」と判定すると共に、この判定結
果を示す網点属性データmを出力して処理を終了する
(図14:ステップS6)。
【0067】上記「m1>0、p1>0」を満たさない
場合は、文字属性データcのみ少なくとも1つ以上持つ
条件「c1>0」を満たすか否か判定する(図14:ス
テップS9→S10)。この条件を満たす場合は(図1
4:ステップS10→S5、つまり、へ)、上記選択
された1つの処理ブロックの属性を「文字」と判定する
と共に、この判定結果を示す文字属性データcを出力し
て処理を終了する(図14:ステップS5)。
【0068】上記「c1>0」を満たさない場合は、網
点属性データmのみ少なくとも1つ以上持つ条件「m1
>0」を満たすか否か判定する(図14:ステップS1
0→S11)。この条件を満たす場合は(図14:ステ
ップS11→S6、つまり、へ)、上記選択された1
つの処理ブロックの属性を「網点」と判定すると共に、
この判定結果を示す網点属性データmを出力して処理を
終了する(図14:ステップS6)。
【0069】上記「m1>0」を満たさない場合は、写
真属性データpのみ少なくとも1つ以上持つ条件「p1
>0」を満たすか否か判定する(図14:ステップS1
1→S12)。この条件を満たす場合は(図14:ステ
ップS12→S13)、上記選択された1つの処理ブロ
ックの属性を「写真」と判定すると共に、この判定結果
を示す網点属性データmを出力して処理を終了する(図
14:ステップS13)。
【0070】尚、上記「p1>0」を満たさない場合
(ここでは、属性データなしの場合)は、この処理を終
了する。
【0071】以下では、図12に示す処理ブロック21
(1)、処理ブロック21(2)、処理ブロック21
(3)、処理ブロック21(4)、処理ブロック21
(5)の各属性を判定する場合を説明する。
【0072】上記処理ブロック21(1)においては、
まず、当該処理ブロック21(1)の画素毎の属性デー
タd00(1)〜d00(16)を検索する(図14:
ステップS1→S2)。そして、文字属性データの数c
1、網点属性データの数m1、写真属性データの数p1
をカウントする(図14:ステップS2→S3)。この
カウントの結果は、文字属性データの数c1=3、網点
属性データの数m1=0、写真属性データの数p1=1
3となる。これは、「c1>0、m1>0、p1>0」
の条件を満たさず(図14:ステップS3→S7)、更
に「c1>0、m1>0」の条件も満たさない(図1
4:ステップS7→S8)。しかし、「c1>0、p1
>0」の条件を満たすため(図14:ステップS8→S
5)、当該処理ブロック21(1)の属性を「文字」と
判定し、この判定結果を文字属性データcとして出力す
る(図14:ステップS5)。
【0073】上記のように、ブロック属性判定手段4
が、文字属性データcと写真属性データpからなる上記
処理ブロック21(1)の属性を「文字」と判定するこ
とにより、文字属性の画像データを持つ当該ブロックに
対して適切な圧縮処理等ができる。
【0074】上記処理ブロック21(2)においては、
検索の結果がc1=0、m1=7、p1=9となる(図
14:ステップS1→S2→S3)。そして、上記検索
の結果から、「m1>0、p1>0」を満たすため(図
14:ステップS3→S7→S8→S9→S6)、上記
処理ブロック21(2)の属性を「網点」と判定し、こ
の判定結果を網点属性データmとして出力する(図1
4:ステップS6)。
【0075】上記処理ブロック21(3)においては、
検索の結果がc1=6、m1=10、p1=0となる
(図14:ステップS1→S2→S3)。そして、上記
検索の結果から、「c1>0、m1>0」を満たすため
(図14:ステップS3→S7)、更に、「c1>m
1」の条件を判定する(図14:ステップS7→S
4)。この判定結果は、「c1=6」<「m1=10」
となるため(図14:ステップS4→S6)、上記処理
ブロック21(3)の属性を「網点」と判定し、この判
定結果を文字属性データmとして出力する(図14:ス
テップS6)。
【0076】上記のように、ブロック属性判定手段4
が、文字属性データcと網点属性データmからなる上記
処理ブロック21(3)の属性を、文字属性データの数
c1と網点属性データの数m1のうち、数の大きい方の
属性と判定することによって、文字或いは網点属性の画
像データを持つ当該ブロックに対して適切な圧縮処理等
ができる。
【0077】上記処理ブロック21(4)においては、
検索の結果が、c1=4、m1=10、p1=2となる
(図14:ステップS1→S2→S3)。そして、上記
検索の結果から、「c1>0、m1>0、p1>0」を
満すため(図14:ステップS3→S4)、更に、「c
1>m1」の条件を判定する(図14:ステップS7→
S4)。この判定結果は、「c1=4」<「m1=1
0」となるため(図14:ステップS4→S6)、上記
処理ブロック21(4)の属性を「網点」と判定する
(図14:ステップS6)。
【0078】上記処理ブロック21(5)においては、
検索の結果が、c1=0、m1=0、p1=16となる
(図14:ステップS1→S2→S3)。そして、上記
検索の結果から、「p1>0」を満たすため(図14:
ステップS3→S7→S8→S9→S10→S11→S
12→S13)、上記処理ブロック21(5)の属性を
「写真」と判定する(図14:ステップS13)。
【0079】以上のように、入力された画像データb0
0を画素毎に属性判定し、この判定された各画素の属性
に基づいて所定数の当該画素よりなるブロックの属性を
判定することによって、当該ブロックの属性を精度よく
判定できる。
【0080】そして、上記画像処理装置は、上記画像デ
ータb00に対して、上記高精度に判定された各ブロッ
クの属性に基づき、当該ブロック単位で行われる画像圧
縮等の処理を適切に行うことができる。つまり、上記画
像処理装置は、上記入力された画像データs00を高品
質の画像として復元できる。
【0081】(第2の実施の形態)本実施の形態を、図
15〜図18に基づいて説明する。
【0082】図15は上記第1の実施の形態で説明した
構成に、更にブロック補正手段5を備えた画像処理装置
のブロック図を示し、以下でその構成を動作と共に説明
する。
【0083】尚、本実施の形態の画像処理装置が備える
読み取り装置10、A/D変換器11、シェーディング
補正回路12、ラインバッフア13、参照選択手段1、
直交変換手段2、特徴算出手段3、画素判定手段1、そ
してブロック判定手段2までの動作は、上記第1の実施
の形態で説明した動作と同様であるため省略する。ま
た、ここでは、上記ブロック判定手段2で判定された各
処理ブロックの属性を、例えば所定のブロック属性デー
タh00として上記画像処理装置に備えた所定のバッフ
ァ(ここでは、補正用バッファ18)に記憶する。ここ
で、図15に示すように、上記補正用バッファ18に
は、上記ブロック属性データh00が上記各処理ブロッ
クと対応するように主走査方向Xのブロック単位に記憶
される。更に、上記ブロック属性データh00を構成す
るブロック毎のブロック属性データh00(u)(u:
画素毎の属性データを区別する数であって、ここでは、
1、2、・・・、s)は、上記第1の実施の形態で説明
した画素毎において文字を示す文字属性データc、網点
を示す網点属性データm、連続階調(ここでは、写真)
を示す写真属性データpと同様とする。
【0084】上記ブロック補正手段5は、図15に示す
ように、一例として注目ブロック選択手段5aと属性補
正手段5bとを備えた構成とする。ここで、上記注目ブ
ロック選択手段5aは、上記ブロック判定手段2で属性
判定された所定数の処理ブロックよりなるブロック群を
選択し、当該ブロック群から所定のブロックを注目ブロ
ックとして選択する。そして、上記属性補正手段5b
は、上記ブロック群の各ブロックの属性に基づいて上記
注目ブロックの属性を補正し、当該注目ブロックの属性
を新たに判定する。
【0085】まず、上記注目ブロック選択手段5aは、
例えば図16に示すように、上記補正用バッファ18の
ブロック属性データh00から、所定数(ここでは、3
×2)の処理ブロック21a〜21fの各ブロック属性
データh00(1)〜h00(6)からなるブロック群
(以下、補正用ブロック群22)を選択する。そして、
上記注目ブロック選択手段5aは、選択された上記補正
用ブロック群22から処理ブロック21aを注目ブロッ
クとして選択する。
【0086】次に、上記属性補正手段5bは、選択され
た上記補正用ブロック群22のうち、上記注目ブロック
22aを除いた他の各ブロック属性データh00(2)
〜h00(6)に基づいて、上記注目ブロック22aの
ブロック属性データh00(1)を補正し、当該注目ブ
ロック22aの属性を新たに判定する処理を行う。この
判定処理の一例を、図18に示すフローチャートに基づ
いて説明する。
【0087】例えば、図17(a)に示すような補正用
ブロック群22のうち、注目ブロック22aを除いた他
の各ブロック属性データh00(2)〜h00(6)を
検索する(図18:ステップS20→S21)。ここで
は、上記各ブロック属性データh00(2)〜h00
(6)が全て文字属性データcであるため(図18:ス
テップS21→S22)、上記注目ブロック22aのブ
ロック属性データh00(1)を文字属性データcにす
る補正を行う(図18:ステップS22)。
【0088】また、例えば、図17(b)に示すような
補正用ブロック群22のうち、注目ブロック22aを除
いた他の各ブロック属性データh00(2)〜h00
(6)を検索する(図18:ステップS20→S2
1)。ここでは、上記各ブロック属性データh00
(2)〜h00(6)が全て網点属性データmであるた
め(図18:ステップS21→S23→S24)、上記
注目ブロック22aのブロック属性データh00(1)
を網点属性データmにする補正を行う(図18:ステッ
プS24)。
【0089】更に、上記と同様にして、補正用ブロック
群22のうち、注目ブロック22aを除いた各ブロック
属性データh00(2)〜h00(6)が全て写真属性
データpのときは(図18:ステップS21→S23→
S25→S26)、当該注目ブロック22aのブロック
属性データh00(1)を写真属性データpにする補正
を行う(図18:ステップS26)。
【0090】尚、上記属性補正手段5bは、上記条件に
適合しない場合、補正を行わないで処理を終了する。
【0091】上記属性補正手段5bによる補正が終了す
ると、上記注目ブロック選択手段5aは、上記補正用ブ
ロック群22から主走査方向X及び副走査方向Y、或い
はいずれか一方方向に所定のブロック数分ずらせた位置
で新たに補正用ブロック群を選択する。ここで、上記注
目ブロック選択手段5aは、補正用ブロック群の選択
を、例えば、主走査方向Xに1ブロックずつ連続的に移
動するように行う。この主走査方向Xの選択が終了する
と、次に、1ブロックだけ副走査方向Yに移動して再び
主走査方向Xの選択を行うようにする。尚、上記注目ブ
ロック選択手段5aによる補正用ブロック群の選択方法
は、上記に限定しない。
【0092】そして、上記注目ブロック選択手段5aか
ら属性補正手段5bの動作は、上記補正用バッファ18
のブロック属性データh00の全ての属性の補正が終了
するまで繰り返される。
【0093】尚、上記属性補正手段5bによる補正の方
法は、上記に限らず、例えば、上記補正用ブロック群2
2の文字属性データc、網点属性データm、写真属性デ
ータpの各数をカウントし、当該カウントされた各数と
所定の閾値を比較し、当該閾値より大きい数の属性とす
る補正を行うようにしてもよい。勿論、この場合も、上
記属性補正手段5bは、上記各補正方法での条件に適合
しない場合に補正を行わないようにする。
【0094】以上のように、上記ブロック判定手段2で
判定された各処理ブロックの属性を補正することによ
り、上記第1の実施の形態で説明したよりも更に詳細な
属性判定が行えることになる。
【0095】
【発明の効果】本発明により、原稿に対応する画像デー
タを画素毎に属性判定し、更に当該判定された画素毎の
属性に基づいて、所定数の当該画素よりなるブロックの
属性を判定するため、ブロック単位の属性判定が従来よ
りも高精度に行うことができる。
【0096】また、上記判定された各ブロックの属性を
補正することにより、更に精度良く属性判定することが
できる。
【0097】そして、上記高精度な判定結果をもとに、
ブロック単位で画像圧縮処理が行われるため、復元処理
された画像は高画質となる。
【0098】したがって、本発明の画像処理装置によ
り、読み取った原稿に対応する画像データを高画質の画
像に復元できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処置装置のブロック図であ
る。
【図2】本発明に係る画像処置装置のブロック図であ
る。
【図3】本発明に係る参照選択手段による参照ブロック
の選択を説明した図である。
【図4】本発明に係る4×4画素の参照ブロックの空間
周波数帯域を説明した図である。
【図5】本発明に係る直交変換手段により画像データを
直交データに変換した図である。
【図6】本発明に係る直交変換手段のウェーブレット変
換回路の構成図である。
【図7】本発明に係る特徴算出手段の算出回路の構成図
である。
【図8】本発明に係る属性判定手段の判定回路の構成図
である。
【図9】本発明に係る補正回路の構成図である。
【図10】本発明に係る属性判定手段の他の判定回路の
構成図である。
【図11】本発明に係る判定用バッファに記憶された各
属性データを示した図である。
【図12】本発明に係るブロック選択手段により選択さ
れた処理ブロックを説明した図である。
【図13】本発明に係るブロック属性判定手段により属
性判定された処理ブロックを説明した図である。
【図14】本発明に係るブロック属性判定手段の判定処
理を説明したフローチャートである。
【図15】本発明に係る画像処置装置を適用した別の構
成のブロック図である。
【図16】本発明に係る注目ブロック選択手段による補
正用ブロック群の選択を説明した図である。
【図17】本発明に係る補正用ブロック群の各ブロック
属性データの一例を示した図である。
【図18】本発明に係る属性補正手段の判定処理を説明
したフローチャートである。
【図19】従来の画像処理方式を説明した図である。
【図20】従来の別の画像処理方式を説明した図であ
る。
【図21】従来の別の画像処理方式で用いるマトリクス
を示した図である。
【図22】従来の別の画像処理方式で用いる注目ブロッ
クと周囲ブロックを示した図である。
【符号の説明】
1 画素判定手段 2 ブロック判定手段 10 読み取り装置 11 A/D変換器 12 シェーディング補正回路 13 ラインバッファ s00 画像濃度信号 a00 画像データ b00 画像データ d00 属性データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋直樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 村田 和行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C077 LL19 MP01 MP02 MP06 PP27 PP49 PP61 PP65 PP68 PQ20 RR11 TT06 5L096 AA03 AA07 BA07 BA17 BA18 FA23 FA26 FA43 FA44 FA45 FA54 GA19 GA28 GA51

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿に対応する画像データに基づいて画素
    毎の属性を判定する画素判定手段と、 上記属性判定された所定数の画素よりなるブロックの属
    性を、該ブロックの各画素の属性に基づいて判定するブ
    ロック判定手段と、を備えたことを特徴とする画像処理
    装置。
  2. 【請求項2】上記ブロック判定手段が、 上記属性判定された所定数の画素よりなるブロックを選
    択するブロック選択手段と、 選択された上記ブロックの各画素の属性に基づいて、該
    ブロックの属性を判定するブロック属性判定手段とを備
    えた、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】上記ブロック選択手段が、走査順で連続的
    にかつ1ブロック単位にずらせてブロックを選択する、
    請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】上記画素判定手段が、 原稿に対応する画像データに基づいて所定数の画素より
    なる参照ブロックを選択し、更に該参照ブロックから所
    定の画素を注目画素として選択する参照選択手段と、 上記参照ブロックの画像データを直交データに変換する
    直交変換手段と、上記変換された直交データに基づいて
    上記参照ブロックの空間周波数帯域毎の特徴値を算出す
    る特徴算出手段と、 上記特徴値に基づいて上記参照ブロックの属性を判定す
    ると共に、該判定された属性を上記注目画素の属性とす
    る属性判定手段とを備えた、請求項1に記載の画像処理
    装置。
  5. 【請求項5】上記参照選択手段が、走査順で連続的にか
    つ1画素単位にずらせて参照ブロックを選択する、請求
    項4に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 更に、上記判定された各ブロックの属性
    を補正するブロック補正手段を備えた、請求項1に記載
    の画像処理装置。
  7. 【請求項7】上記ブロック補正手段は、 上記属性判定された所定数のブロックよりなるブロック
    群を選択し、該ブロック群から所定のブロックを注目ブ
    ロックとして選択する注目ブロック選択手段と、 上記ブロック群の各ブロックの属性に基づいて上記注目
    ブロックの属性を補正する属性補正手段とを備えた、請
    求項6に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】上記属性は、網点、文字、或いは連続階調
    のうちのいずれかとする、請求項1に記載の画像処理装
    置。
  9. 【請求項9】上記ブロック判定手段は、上記ブロックが
    文字属性の画素と連続階調属性の画素からなる場合に、
    該ブロックの属性を文字と判定する、請求項8に記載の
    画像処理装置。
  10. 【請求項10】上記ブロック判定手段は、上記ブロック
    が網点属性の画素と連続階調属性の画素からなる場合
    に、該ブロックの属性を網点と判定する、請求項8に記
    載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】上記ブロック判定手段は、上記ブロック
    が文字属性の画素と網点属性の画素からなる場合に、該
    文字属性の画素数と該網点属性の画素数を比較して該ブ
    ロックの属性を判定する、請求項8に記載の画像処理装
    置。
  12. 【請求項12】上記ブロック判定手段は、上記ブロック
    が文字属性の画素と網点属性の画素、及び連続階調属性
    の画素からなる場合に、該文字属性の画素数と該網点属
    性の画素数を比較して該ブロックの属性を判定する、請
    求項8に記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】上記ブロック判定手段は、上記ブロック
    が文字属性の画素、網点属性の画素、及び連続階調属性
    の画素のうちのいずれか1つの属性の画素からなる場合
    に、該ブロックを該属性と判定する、請求項8に記載の
    画像処理装置。
  14. 【請求項14】原稿に対応する画像データに基づいて画
    素毎の属性を判定する処理と、 上記属性判定された所定数の画素よりなるブロックの属
    性を、該ブロックの各画素の属性に基づいて判定する処
    理と、を具備したことを特徴とする画像処理方法。
  15. 【請求項15】 更に、上記属性判定された所定数のブ
    ロックよりなるブロック群を選択し、該ブロック群から
    所定のブロックを注目ブロックとして選択する処理と、 上記ブロック群の各ブロックの属性に基づいて上記注目
    ブロックの属性を補正する処理とを具備した、請求項1
    4に記載の画像処理方法。
JP2001061393A 2001-03-06 2001-03-06 画像処理装置と画像処理方法 Withdrawn JP2002262081A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001061393A JP2002262081A (ja) 2001-03-06 2001-03-06 画像処理装置と画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001061393A JP2002262081A (ja) 2001-03-06 2001-03-06 画像処理装置と画像処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002262081A true JP2002262081A (ja) 2002-09-13

Family

ID=18920695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001061393A Withdrawn JP2002262081A (ja) 2001-03-06 2001-03-06 画像処理装置と画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002262081A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008176418A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像形成装置、画像形成システムおよび画像処理プログラム
US8401306B2 (en) 2009-04-13 2013-03-19 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and control method
JP2014078786A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理方法を記録した記録媒体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008176418A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像形成装置、画像形成システムおよび画像処理プログラム
US8401306B2 (en) 2009-04-13 2013-03-19 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and control method
JP2014078786A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理方法を記録した記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2595158B2 (ja) 画像情報の絵/文字自動分離装置及びその方式
US5165072A (en) Image processing apparatus which detects a line image
JPH1127517A (ja) 画像処理装置
JP2721334B2 (ja) 画像2値化処理装置
JP2011078087A (ja) カラー判定装置、画像処理装置、カラー判定方法、カラー判定プログラム
JP3868654B2 (ja) 画像処理装置
US6728425B1 (en) Image processing device
US7145694B2 (en) Image processing apparatus and method
US20070280533A1 (en) Monochromic image processing system and method for background removal according to dynamic data
JPH06176144A (ja) 画像処理装置
JPH10271326A (ja) 画像処理装置
JP2002262081A (ja) 画像処理装置と画像処理方法
JP3426747B2 (ja) カラー網点領域判定装置
JP2000307869A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理手順を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2851724B2 (ja) 画像処理装置
JP3183787B2 (ja) 網点領域判定装置
JP2962742B2 (ja) 画像処理装置
JP2608404B2 (ja) 画像処理装置
JP3679273B2 (ja) 画像処理装置
JP3229141B2 (ja) 網点領域判定装置
JP2521744B2 (ja) 画像処理装置
JP2778669B2 (ja) 網点領域検出方法
JP2836992B2 (ja) 画像変倍処理装置
JP2904364B2 (ja) 階調画像の二値化方法
JPH05176168A (ja) 適応中間調処理方式

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080206

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090403