JPS63219301A - 作業機の緩速下降装置 - Google Patents

作業機の緩速下降装置

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Publication number
JPS63219301A
JPS63219301A JP5270787A JP5270787A JPS63219301A JP S63219301 A JPS63219301 A JP S63219301A JP 5270787 A JP5270787 A JP 5270787A JP 5270787 A JP5270787 A JP 5270787A JP S63219301 A JPS63219301 A JP S63219301A
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JP
Japan
Prior art keywords
slow
electric control
control arm
friction
working machine
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Pending
Application number
JP5270787A
Other languages
English (en)
Inventor
吉井 喜平
晋 赤嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Publication date
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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、トラクターの油圧昇降装置により昇降する作
業機の下降時において、接地時近くにおいて緩速にして
下降させる為のものである。
(ロ)従来技術 単動シリンダーにより構成された油圧昇降装置により、
圃場端回行時に最上げ位置近くまで上昇され隣接条の耕
耘に入る際に、ポジション操作レバーを下げにすると、
圧油が一気に抜かれることとなる為に作業機が急激に下
降し、回転状態のロータリーの爪が土中に急激に突っ込
み、PTO軸に一瞬の過負荷が掛かったり、ロータリー
耕耘装置に損傷を発生させるという不具合いが発生して
いたのである。
該不具合いを解消する為の技術も例えば実公昭49−4
5525号公報の如く技術が公知とされていたのである
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、該従来の技術において、緩速下降を得る為の構
成として、トラクターとロータリー耕耘装置との間に大
型の巻きバネを介装していたので装置が大型となり、ま
た該構成でも確かに接地時において緩速状態を得ること
ができるが、それ以下に下降すればするほどバネ力が大
となる為に、下降速度が遅くなり、最終的にロータリー
耕耘装置が所定の耕深まで至るまでの間に、時間が掛か
りすぎ、結局は、圃場端回行時における枕地の面積が大
きくなり過ぎるという不具合いが有ったものである。
本発明は該不具合いを解消するものであり、確かに作業
機が接地する際において、緩速とするがその後は所定の
耕深に至るまではまた急速に下降するように構成したも
のである。
また該緩速下降装置を、摩擦板バネと電動制御アームと
の間の摩擦により簡単に構成したものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明すると。
作業機の上昇側へは制御モーターの回転により可撓性ワ
イヤーを介して電動制御アームにより上昇側へ油圧バル
ブのスプールを操作し、下降側へは電動制御アームに設
けた付勢バネのバネ力により電動制御アームを下降側に
操作すべく構成し、電動制御アームの下降側への移動を
、作業機の接地位置近くにおいて緩速にすべ(摩擦板バ
ネにより押圧したものである。
また、摩擦板バネを機体側に片持ち支持し、作業機が最
上げ状態から下降する際において「急速」→「緩速」→
「急速」と変化すべく構成したものである。
(ホ)実施例 本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図はトラクターとこれに装着したロータリー耕耘装
置の平面図、第2図は本発明の緩速下降装置の側面図、
第3図は同じく平面図、第4図は同じく後面図、第5図
・第6図は緩速下降装置を作動させた状態の平面図と側
面図、第7図・第8図は緩速下降装置を非作動状態とし
た状態の平面図と側面図、第9図は作業機の下降状態を
示す図面である。
第1図において、本発明のトラクターの構成について説
明すると。
圃場端にトラクターが至った時に、回行操向操作を行う
ステアリングハンドル30と、左右の操向ブレーキペダ
ル31L・31Rが配置されている。
該ステアリングハンドル30や操向ブレーキペダル31
の部分に同行操向センサーを設けており、トラクターが
大きく回行操作されるのを感知するとオペレーターが作
業機を上昇操作しなくとも、制御モーターMが回転して
油圧バルブを切り換えるのである。
また座席Sの右側方に設けたレバーガイド板25上に、
手元昇降スイッチ24と変速レバー8が設けられており
、該変速レバー8が後進変速位置に操作されたことを検
出する後進変速センサースイッチがレバーガイド板25
の下方で、変速レバー8が後進位置へ回動した場合に接
当する位置に設けられている。
また手元昇降スイッチ24の前の位置には、変速レバー
8が後進位置に変速された場合に警報を発する後進警報
ブザ−32が配置されている。
更に手元昇降スイッチ24の後部の位置には、変速レバ
ー8が後進位置に変速された場合にも、作業機が上昇し
ないような状態も構成出来る後進上昇設定スイッチ33
が設けられているのである。
オペレーターは中立位置復帰式のスイッチにより構成さ
れた手元昇降スイッチ24を後方へ回動することによっ
ても、ポジション操作レバー1の回動操作をすることな
く簡単に作業機を上昇することができるのである。
17はロアリンク、19はリフトアーム28とロアリン
ク17を連結するリフトリンク、34はリフトリンク1
9に介装された傾斜制御用シリンダーである。
次に第2図・第3図・第4図より、本発明の全体的な構
成を説明すると。
トラクターのフェンダ−と座席Sとの間にレバーガイド
板25を配置し、該レバーガイド板25により被覆され
た下部に、制御モーターMが配置されているのである。
該制御モーターMには減速機構11が付設されており、
該減速機構11により制御モーターMの正逆回転を低く
した上で、回動アーム3の正逆回動に変換しているので
ある。回動アーム3の回動に干渉しないで可撓性ワイヤ
ー5の直線的な往復動に変更すべくC型金具4が介装さ
れているのである。
該制御モーターMの回転により、回動アーム3とC型金
具4と可撓性ワイヤー5を介して、電動制御アーム7を
回動し、油圧操作レバー軸16の先端の押動ピンにより
油圧バルブのスプールを操作して、作業機の昇降を行う
のである。
そして油圧操作レバー軸16には電動制御アーム7の他
にデプス操作レバー2とポジション操作レバー1が枢支
されており、該ポジション操作レバー1の基部より側方
へ突出した係止片9が、電動制御アーム7の上側アーム
7aの下側に係合すべく構成しているのである。
そして電動制御アーム7の下側アーム7bには可撓性ワ
イヤー5の先端が枢支されているのである。
故に、電動制御アーム7はポジション操作レバー1の上
昇側への回動により、係止片9が上側アーム7aの下側
から接当して押し上げることにより、強制的に上昇側に
回行されるのである。またポジション操作レバー1の上
昇側への回行が無くとも、制御モーターMの回転により
自動的に上昇側へ電動制御アーム7が回転するものであ
る。
ポジション操作レバー1が下降側に位置されたままで、
圃場端回行に際して、自動的に制御モーターMにより電
動制御アーム7が上昇側へ回動し、圃場端回行後に自動
的にまた電動制御アーム7が下降側に回動する際におい
ては、制御モーターMは下降側に回転するのであるが、
可撓性ワイヤー5が撓むことにより位置が自由であり、
電動制御アーム7の付勢バネ10により初めて下降する
のである。
該付勢バネ10の強さと摩擦板バネ6の摩擦力により、
電動制御アーム7の下降側への回動を緩速にすることが
できるのである。
Cは油圧ケースであり、28はリフトアームである。
次に第5図・第6図・第7図・第8図により、摩擦板バ
ネ6と緩速解除体12の構成について説明すると。
摩擦板バネ6は取付部6eによりブラケット14aに固
定された2枚の対向する摩擦板バネ6a・6bにより構
成されているのである。そして該摩擦板バネ6a・6b
の間に上側アーム7aの先端が嵌入しており、該摩擦板
バネ6a・6bの間を上側アーム7aが回動移動するよ
うに構成しているのである。そして該上側アーム7aの
先端には摩擦ボール15を孔に嵌入しているのである。
故に上側アーム7aの側面に直接に摩擦板バネ6a・6
bが接触しているのではなく、摩擦ボール15の先端が
摩擦板バネ6a・6bに接当しているのである。
該摩擦板バネ6a・6bは第5図の平面図にて示す如<
、緩速解除体12が嵌入しない場合には、摩擦ボール1
5が摩擦板バネ6に接触しない幅広部6dと作業機の接
地位置上方で、緩速下降開始位置に対応して、摩擦ボー
ル15と摩擦板バネ6a・6bが接当し摩擦力の発生状
態となる幅狭部6Cにより構成されているのである。
そして該摩擦板バネ6a・6bの間に嵌入して、幅狭部
6cの部分を開いて摩擦ボール15が接触しないように
する為の緩速解除体12が配置されているのである。
該緩速解除体12はブラケット14aに固設された遊嵌
筒14内でスライドが可能であり、松葉ビン13により
、第5図・第6図の如く緩速下降の発生する状態と、第
7図・第8図の如く緩速解除体12が幅広部6dの部分
に嵌入して摩擦板バネ6a・6bの間隔を広げた緩速下
降の発生しない状態とに位置固定すべく構成しているの
である。
(へ)発明の作用 本発明は以上の如(構成したものであり、次に作用を説
明すると。
第7図・第8図の如く緩速解除体12を摩擦板バネ6a
・6bの間に嵌入した場合には、摩擦ボール15が摩擦
板バネ6a・6bに接触しないので、電動制御アーム7
は付勢バネ10による付勢力で、制御モーターMが下降
側へ回転する速さで、急激に下降するのである。故に緩
速下降の必要のない作業機の場合にはこの状態で使用す
るものである。
第5図・第6図の如く緩速解除体12が後退した状態で
は、上側アーム7aは摩擦ボール15が摩擦板バネ6a
・6bの幅広部6dの部分では、接触しないので、摩擦
力が発生せず、第9図の(alの如く急激に下降するも
のである。
そして上側アーム7aの先端の摩擦ボール15が幅広部
6dと幅狭部6Cの境界部に至ると、該境界部で摩擦ボ
ール15は幅狭部6Cに入る為に大きな抵抗をうけるの
である。
故に、両者の接触状態が発生し摩擦板バネ6の抵抗によ
り上側アーム7aの下降側への回動が遅くなり、(b)
の如くいったん下降速度が鈍るのである。該状態で下降
加速度を減退させ、緩速下降状態を作りだし、接地位置
ではゆっくり作業機が接地するのである。
しかし、摩擦ボール15が幅広部6dから幅狭部6Cに
移行する間は抵抗が大きいので、(b)の緩速状態とな
るが、摩擦ボール15が完全に幅狭部6C内に嵌入する
と、摩擦ボール15の先端のみが接触する点接触状態と
なり、両者の間の摩擦力はまた小となり、(C)の如く
再度急激な下降状態が発生し、作業機の接地後、所望の
後進位置までの下降は急激に到達するのである。
従来の公知技術における緩速下降装置においては、作業
機の接地前に緩速となった後は、第9図の(d)の如く
該同じ緩速度で作業機が土中に食い込むこととなり、所
望の後進位置になるのが遅れることとなり、再度作業を
する必要のあり枕地が増加する゛こととなっていたので
ある。
(ト)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
第1に、従来の緩速下降の技術においては、接地位置の
直前において緩速となり、その後は該緩速状態が連続し
ており、耕耘装置の場合には爪が所望の耕深位置に至る
時間が遅くなるのである。
これにより枕地が増加することとなるのであるが、本発
明の場合には、緩速接地後は再度急速下降に戻ることに
より、所定の耕深へ至るのが速(なり、枕地を狭くする
ことが出来るものである。
第2に、摩擦装置を板バネにより構成しており、該摩擦
板バネ6を油圧バルブの操作系統においいて電動制御ア
ーム7の戻り部に配置しているので、従来の技術の如く
直接に作業機の重量を受ける位置に大型の巻きバネを介
装した場合に比較して、安価に構成することが出来たも
のである。
第3に、該摩擦板バネ6の幅広部6dや幅狭部6Cの形
状を変更することにより、緩速下降のパターンを種々に
変更することができ、作業機にマツチした緩速下降速度
を得ることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はトラクターとこれに装着したロータリー耕耘装
置の平面図、第2図は本発明の緩速下降装置の側面図、
第3図は同じく平面図、第4図は同じ(後面図、第5図
・第6図は緩速下降装置を作動させた状態の平面図と側
面図、第7図・第8図は緩速下降装置を非作動状態とし
た状態の平面図と側面図、第9図は作業機の下降状態を
示す図面である。 M・・・・制御モーター ト・・・ポジション操作レバー 5・・・・可撓性ワイヤー 6a・6b・・・摩擦板バネ 6C・・・幅狭部   6d・・・幅広部7・・・・電
動制御アーム 7a・・・上側アーム 10・・・付勢バネ 12・・・緩速解除体 15・・・摩擦ボール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、作業機の上昇側へは制御モーターの回転により
    可撓性ワイヤーを介して電動制御アームにより上昇側へ
    油圧バルブのスプールを操作し、下降側へは電動制御ア
    ームに設けた付勢バネのバネ力により電動制御アームを
    下降側に操作すべく構成し、電動制御アームの下降側へ
    の移動を、作業機の接地位置近くにおいて緩速にすべく
    摩擦板バネにより押圧したことを特徴とする作業機の緩
    速下降装置。
  2. (2)、特許請求の範囲第1項記載の作業機の緩速下降
    装置において、摩擦板バネを機体側に片持ち支持し、作
    業機が最上げ状態から下降する際において「急速」→「
    緩速」→「急速」と変化すべく構成したことを特徴とす
    る作業機の緩速下降装置。
JP5270787A 1987-03-06 1987-03-06 作業機の緩速下降装置 Pending JPS63219301A (ja)

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JP5270787A JPS63219301A (ja) 1987-03-06 1987-03-06 作業機の緩速下降装置

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JP5270787A JPS63219301A (ja) 1987-03-06 1987-03-06 作業機の緩速下降装置

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JPS63219301A true JPS63219301A (ja) 1988-09-13

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JP5270787A Pending JPS63219301A (ja) 1987-03-06 1987-03-06 作業機の緩速下降装置

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JP (1) JPS63219301A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007295867A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Ihi Shibaura Machinery Corp 作業車の作業機昇降制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007295867A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Ihi Shibaura Machinery Corp 作業車の作業機昇降制御装置

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