JPH032Y2 - - Google Patents
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- JPH032Y2 JPH032Y2 JP3730184U JP3730184U JPH032Y2 JP H032 Y2 JPH032 Y2 JP H032Y2 JP 3730184 U JP3730184 U JP 3730184U JP 3730184 U JP3730184 U JP 3730184U JP H032 Y2 JPH032 Y2 JP H032Y2
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- depth
- control lever
- arm
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- depth control
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 5
- 238000003971 tillage Methods 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010297 mechanical methods and process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本件考案は、農用トラクターに装着したロータ
リー耕耘装置等の作業機を常に耕深一定にする為
のデプスコントロール装置に関するものである。
リー耕耘装置等の作業機を常に耕深一定にする為
のデプスコントロール装置に関するものである。
特にデプスコントロール装置を電気的フイード
バツク系統とし、耕深検知器の感度を向上させ、
信号のフイードバツクを確実にしたものである。
バツク系統とし、耕深検知器の感度を向上させ、
信号のフイードバツクを確実にしたものである。
(ロ) 従来技術
従来からもデプスコントロール装置を電気的フ
イードバツク方式としたものはあつたのである
が、耕深の設定をつまみ式のボリユームスイツチ
等で構成していたので、それまでの機械式のデプ
スコントロールレバーの操作感覚との間に大きな
ギヤツプがあり、新らしく使い始めたオペレータ
ーにはとまどいがあつたのである。
イードバツク方式としたものはあつたのである
が、耕深の設定をつまみ式のボリユームスイツチ
等で構成していたので、それまでの機械式のデプ
スコントロールレバーの操作感覚との間に大きな
ギヤツプがあり、新らしく使い始めたオペレータ
ーにはとまどいがあつたのである。
(ハ) 考案の目的
本件考案はできるだけ従来の機械式デプスコン
トロール装置の操作感覚を変えないように、従来
のデプスコントロールレバーはそのままでこれを
延長してアームを構成し、これにリンクを介して
ロータリーエンコーダー等の耕深設定器を操作す
べく構成したものである。
トロール装置の操作感覚を変えないように、従来
のデプスコントロールレバーはそのままでこれを
延長してアームを構成し、これにリンクを介して
ロータリーエンコーダー等の耕深設定器を操作す
べく構成したものである。
(ニ) 考案の構成
本件考案の目的は以上の如くであり、添付の図
面に示した実施例の構成に基づいて、本件考案の
詳細な構成を説明すると。
面に示した実施例の構成に基づいて、本件考案の
詳細な構成を説明すると。
第1図はロータリー耕耘装置付きの農用トラク
ターの全体側面図。第2図は本件考案のデプスコ
ントロール装置のブロツク線図。第3図はデプス
コントロールのフイードバツク構造を示す油圧ケ
ースの断面図。第4図は同じくコントロールレバ
ー部分の断面図。第5図は農用トラクターの後面
図である。
ターの全体側面図。第2図は本件考案のデプスコ
ントロール装置のブロツク線図。第3図はデプス
コントロールのフイードバツク構造を示す油圧ケ
ースの断面図。第4図は同じくコントロールレバ
ー部分の断面図。第5図は農用トラクターの後面
図である。
第1図より農用トラクターと、ロータリー耕耘
装置にデプスコントロール装置を付設した状態の
概略を説明すると。
装置にデプスコントロール装置を付設した状態の
概略を説明すると。
農用トラクターのミツシヨンケース13の上面
に油圧ケース14が載置固定されている。油圧ケ
ース14の上部に座席52が設けられている。
又、油圧ケース14の側面にコントロールレバー
ガイド22が固設されており、このコントロール
レバーガイド22にデプスコントロールレバー1
と、ポジシヨンコントロールレバー2が回動可能
にガイドされている。23はフエンダーである。
リフトアーム7の回動軸45の外端に装着された
回動角検知器3が、このリフトアーム回動軸45
とフエンダー23との間に梁橋されて両持ち状に
固定されている。
に油圧ケース14が載置固定されている。油圧ケ
ース14の上部に座席52が設けられている。
又、油圧ケース14の側面にコントロールレバー
ガイド22が固設されており、このコントロール
レバーガイド22にデプスコントロールレバー1
と、ポジシヨンコントロールレバー2が回動可能
にガイドされている。23はフエンダーである。
リフトアーム7の回動軸45の外端に装着された
回動角検知器3が、このリフトアーム回動軸45
とフエンダー23との間に梁橋されて両持ち状に
固定されている。
又、油圧ケース14と、ミツシヨンケース13
の側方位置にデブス設定器26が支持されてい
る。そしてデプスコントロールレバー1と、デブ
ス設定器の間がリンクで連結されている。
の側方位置にデブス設定器26が支持されてい
る。そしてデプスコントロールレバー1と、デブ
ス設定器の間がリンクで連結されている。
ロータリー耕耘装置は耕耘爪18、耕耘カバー
21、サイドカバー20、リヤカバー9、デブス
フレーム12、ハンガーロツド11にて構成さ
れ、、2点装着ヒツチ53,53にてミツシヨン
ケース13の後面に枢着されている。そして、リ
フトアーム7との間に介装されたリフトロツド1
0にて上下動される。
21、サイドカバー20、リヤカバー9、デブス
フレーム12、ハンガーロツド11にて構成さ
れ、、2点装着ヒツチ53,53にてミツシヨン
ケース13の後面に枢着されている。そして、リ
フトアーム7との間に介装されたリフトロツド1
0にて上下動される。
本件考案のデプスコントロール装置は、リヤカ
バー9にて耕耘爪18の耕深を感知し、耕深検知
器8へリンク16とアーム15,17にて伝え、
耕深検知器の信号はコントローラー27へ伝えら
れて、フイードバツクされリフトアーム7により
上下動されるのである。この検知からフイードバ
ツクの制御回路により常に耕耘爪18が一定の耕
深を保つように制御するのである。
バー9にて耕耘爪18の耕深を感知し、耕深検知
器8へリンク16とアーム15,17にて伝え、
耕深検知器の信号はコントローラー27へ伝えら
れて、フイードバツクされリフトアーム7により
上下動されるのである。この検知からフイードバ
ツクの制御回路により常に耕耘爪18が一定の耕
深を保つように制御するのである。
次に第2図、第3図、第4図によりコントロー
ルの概要を説明すると。
ルの概要を説明すると。
本件実施例のデプスコントロール装置は、耕深
の検知及びフイードバツクは電気的に行なうが、
ロータリー耕耘装置を上下する為の油圧バルブ2
9の作動は機械的に行なうべく構成している。
の検知及びフイードバツクは電気的に行なうが、
ロータリー耕耘装置を上下する為の油圧バルブ2
9の作動は機械的に行なうべく構成している。
その電気的フイードバツクと、機械的アクシヨ
ンの変換作用を行なう役割をコントロールモータ
ー5が行つている。
ンの変換作用を行なう役割をコントロールモータ
ー5が行つている。
コントロールモーター5によりリンク30と、
デプスコントロールバー28を動かして、油圧バ
ルブ29のスプール29aを摺動させるのである
が、コントロールモーターの回転をスプール29
aの上げ、中立、下げの位置で正確に停止させる
為にスプール位置検出スイツチ6が設けられ、こ
のスプール位置検出スイツチの位置でコントロー
ルモーターは指定通りに停止すべく構成されてい
る。耕深検知器8からのフイードバツク値に相応
してコントロールモーター5が上げ、又は下げ方
向へ回動し、耕深設定器26にて設定した耕深に
至つた時点でコントロールモーター5を中心位置
に戻すのである。
デプスコントロールバー28を動かして、油圧バ
ルブ29のスプール29aを摺動させるのである
が、コントロールモーターの回転をスプール29
aの上げ、中立、下げの位置で正確に停止させる
為にスプール位置検出スイツチ6が設けられ、こ
のスプール位置検出スイツチの位置でコントロー
ルモーターは指定通りに停止すべく構成されてい
る。耕深検知器8からのフイードバツク値に相応
してコントロールモーター5が上げ、又は下げ方
向へ回動し、耕深設定器26にて設定した耕深に
至つた時点でコントロールモーター5を中心位置
に戻すのである。
耕深設定器26を設定するのはデプスコントロ
ールレバー1で、デプスコントロールレバー1は
コントロールレバーガイド22の枢支軸24に枢
支され、その下側へアーム1aが突設されてい
る。このアーム1aにリンク25を介して耕深設
定器26が連結され、ロータリーエンコーダー等
で構成された耕深設定器26が一定値を電気的に
設定するのである。、2のポジシヨンコントロー
ルレバーは機械的に自動制御を構成したポジシヨ
ンコントロールの位置を設定する。
ールレバー1で、デプスコントロールレバー1は
コントロールレバーガイド22の枢支軸24に枢
支され、その下側へアーム1aが突設されてい
る。このアーム1aにリンク25を介して耕深設
定器26が連結され、ロータリーエンコーダー等
で構成された耕深設定器26が一定値を電気的に
設定するのである。、2のポジシヨンコントロー
ルレバーは機械的に自動制御を構成したポジシヨ
ンコントロールの位置を設定する。
そして、最上げ回動位置スイツチ2aにより農
用トラクターが圃場端に至つた時に、ロータリー
耕耘装置を最上げにする為にポジシヨンコントロ
ールレバー2をいつぱいに回動したことを感知
し、電気的にデプスコントロールを一時的に停止
する。圃場端回行後にポジシヨンコントロールレ
バーが最上げの位置から最上げ以外の方向へ回動
されると、再度デプスコントロールが開始する。
用トラクターが圃場端に至つた時に、ロータリー
耕耘装置を最上げにする為にポジシヨンコントロ
ールレバー2をいつぱいに回動したことを感知
し、電気的にデプスコントロールを一時的に停止
する。圃場端回行後にポジシヨンコントロールレ
バーが最上げの位置から最上げ以外の方向へ回動
されると、再度デプスコントロールが開始する。
又、変換レバー68に後進検知スイツチが設け
られ、変速が後進へ入るとロータリー耕耘装置は
機体の後進による破壊を防ぐ為に上昇回動すべく
構成している。
られ、変速が後進へ入るとロータリー耕耘装置は
機体の後進による破壊を防ぐ為に上昇回動すべく
構成している。
31はデプスコントロールのオン・オフスイツ
チである。
チである。
リフトアーム7の回動軸45部分には、リフト
アーム7の回動角検知器3が設けられており、こ
の回動角検知器3によりリフトアームの回動角を
検知し、一定以上になるとデプスコントロールを
停止してポジシヨンコントロールに切換えたり、
ポジシヨンコントロールを電気的に制御可能とし
ている。ポジシヨンコントロールを電気的に行な
う場合にはコントロールモーターは、耕深設定器
8からのフイードバツク値により作動するのでは
なく、リフトアームの回動角検知器3からのフイ
ードバツク値により作動すべく、コントローラを
切換えることにより電気的ポジシヨンコントロー
ルが行われるのである。
アーム7の回動角検知器3が設けられており、こ
の回動角検知器3によりリフトアームの回動角を
検知し、一定以上になるとデプスコントロールを
停止してポジシヨンコントロールに切換えたり、
ポジシヨンコントロールを電気的に制御可能とし
ている。ポジシヨンコントロールを電気的に行な
う場合にはコントロールモーターは、耕深設定器
8からのフイードバツク値により作動するのでは
なく、リフトアームの回動角検知器3からのフイ
ードバツク値により作動すべく、コントローラを
切換えることにより電気的ポジシヨンコントロー
ルが行われるのである。
この場合は、ポジシヨンコントロールのリフト
アームの回動角の設定は耕深設定器26で行われ
ることになるので、それまでのデプスコントロー
ルレバーが電気的なポジシヨンコントロールレバ
ーに代わり、従来のポジシヨンコントロールレバ
ーはそのまま機械的なポジシヨンコントロールレ
バーとなるのである。
アームの回動角の設定は耕深設定器26で行われ
ることになるので、それまでのデプスコントロー
ルレバーが電気的なポジシヨンコントロールレバ
ーに代わり、従来のポジシヨンコントロールレバ
ーはそのまま機械的なポジシヨンコントロールレ
バーとなるのである。
第3図、第4図において、機械的なポジシヨン
コントロールと電気的なデプスコントロールの状
態を説明すると。
コントロールと電気的なデプスコントロールの状
態を説明すると。
まず機械的なポジシヨンコントロールは、その
リフトアームの回動角の設定をポジシヨンコント
ロールレバー2にて行なう該ポジシヨンコントロ
ールレバー2の回動により軸48が回動し、アー
ム50、リンク43を介して第3図のポジシヨン
コントロールレバー40が前後動され、スプール
29aを押引きし、油圧バルブ29を上げ又は下
げにしてリフトアームの回動角を設定する。
リフトアームの回動角の設定をポジシヨンコント
ロールレバー2にて行なう該ポジシヨンコントロ
ールレバー2の回動により軸48が回動し、アー
ム50、リンク43を介して第3図のポジシヨン
コントロールレバー40が前後動され、スプール
29aを押引きし、油圧バルブ29を上げ又は下
げにしてリフトアームの回動角を設定する。
これに対しリフトアーム7、回動軸45、コン
ロツドアーム46が回動すると、アーム35、リ
ンク36、アーム37、軸38、アーム39、リ
ンク41によりポジシヨンコントロールレバー4
0の逆端が回動し、スプール29aが中立に戻る
までスプールを押引する。
ロツドアーム46が回動すると、アーム35、リ
ンク36、アーム37、軸38、アーム39、リ
ンク41によりポジシヨンコントロールレバー4
0の逆端が回動し、スプール29aが中立に戻る
までスプールを押引する。
次に電気的デプスコントロールの耕深の設定は
前述の如く耕深設定器26にて行なう。そして、
フイードバツクは耕深検知器8よりコントローラ
ー27を介してコントロールモーター5へ信号が
伝わり、コントロールモーター5の回転により外
軸33、アーム34、リンク30を介して、デプ
スコントロールバー28が前後動して、スプール
29aを下げ又は上げにする。耕深検知器8より
設定耕深に至つたとの信号によりコントロールモ
ーターは逆回転して、中立へ戻りここで停止す
る。
前述の如く耕深設定器26にて行なう。そして、
フイードバツクは耕深検知器8よりコントローラ
ー27を介してコントロールモーター5へ信号が
伝わり、コントロールモーター5の回転により外
軸33、アーム34、リンク30を介して、デプ
スコントロールバー28が前後動して、スプール
29aを下げ又は上げにする。耕深検知器8より
設定耕深に至つたとの信号によりコントロールモ
ーターは逆回転して、中立へ戻りここで停止す
る。
もし、電気回路が故障して働らかなくなつた時
の為にデプスコントロールレバーを後退させて、
ポジシヨンコントロールのみで作業を出来るよう
に第4図のメカニカルアーム47が設けられ常時
はボルトにて、デプスコントロールレバーを中立
に近い位置で停止させているが、固定ボルト42
を外し、これを回動すると、デプスコントロール
バー28がスプール29aを押した位置で電気的
故障を生じ、ポジシヨンコントロールも行えない
場合にデプスコントロールバー28を後退させ
て、ポジシヨンコントロールのみを作動可能とし
ている。この場合は外軸49よりアーム51、リ
ンク44によりデプスコントロールバー28を押
引き操作する。
の為にデプスコントロールレバーを後退させて、
ポジシヨンコントロールのみで作業を出来るよう
に第4図のメカニカルアーム47が設けられ常時
はボルトにて、デプスコントロールレバーを中立
に近い位置で停止させているが、固定ボルト42
を外し、これを回動すると、デプスコントロール
バー28がスプール29aを押した位置で電気的
故障を生じ、ポジシヨンコントロールも行えない
場合にデプスコントロールバー28を後退させ
て、ポジシヨンコントロールのみを作動可能とし
ている。この場合は外軸49よりアーム51、リ
ンク44によりデプスコントロールバー28を押
引き操作する。
このような全体的な構成において、第5図は農
用トラクターの後面図において、耕深設定器26
の取付け位置を示している。従来からの機械的な
デプスコントロール装置の場合と同様の操作で電
気式のデプスコントロール操作も行えることがオ
ペレーターにとつて望ましいので、従来のデプス
コントロールレバーと全く同じ位置に配置してい
る。しかし、実際にデプスコントロールレバーが
操作するのはロータリーエンコーダー等の電気的
な耕深設定器26であるので、これはコントロー
ルレバーガイド部には取付ける場所がない。故に
軸48にて枢支した後に下方へアーム1aとして
突出し、このアームにリンク25を介装して前方
へ突出し、油圧ケース14又はミツシヨンケース
13の側面に取付体58にて固定されて耕深設定
器26を操作すべく構成したものである。この構
成により従来の機械的なデプスコントロール装置
の場合と全く同じフイーリングにてオペレーター
の操作が行えるのである。
用トラクターの後面図において、耕深設定器26
の取付け位置を示している。従来からの機械的な
デプスコントロール装置の場合と同様の操作で電
気式のデプスコントロール操作も行えることがオ
ペレーターにとつて望ましいので、従来のデプス
コントロールレバーと全く同じ位置に配置してい
る。しかし、実際にデプスコントロールレバーが
操作するのはロータリーエンコーダー等の電気的
な耕深設定器26であるので、これはコントロー
ルレバーガイド部には取付ける場所がない。故に
軸48にて枢支した後に下方へアーム1aとして
突出し、このアームにリンク25を介装して前方
へ突出し、油圧ケース14又はミツシヨンケース
13の側面に取付体58にて固定されて耕深設定
器26を操作すべく構成したものである。この構
成により従来の機械的なデプスコントロール装置
の場合と全く同じフイーリングにてオペレーター
の操作が行えるのである。
第6図は耕深設定器26と、デプスコントロー
ルレバー部の詳細を示す側面図、第7図は同じく
後面一部断面図である。22aはコントロールレ
バー22の基部に設けられたレバーストツパーで
ある。本実施例の場合には取付体58を油圧ケー
ス14より突出しこれに椀型の取付ケース58a
を固設し、この内部にロータリーエンコーダー等
にて構成した耕深設定器26を配置している。そ
してこの耕深設定器26側のアーム26aとデプ
スコントロールレバー1のアーム1aとの間をリ
ンク25にて連結している。
ルレバー部の詳細を示す側面図、第7図は同じく
後面一部断面図である。22aはコントロールレ
バー22の基部に設けられたレバーストツパーで
ある。本実施例の場合には取付体58を油圧ケー
ス14より突出しこれに椀型の取付ケース58a
を固設し、この内部にロータリーエンコーダー等
にて構成した耕深設定器26を配置している。そ
してこの耕深設定器26側のアーム26aとデプ
スコントロールレバー1のアーム1aとの間をリ
ンク25にて連結している。
(ホ) 考案の効果
以上の如く本件考案はデプスコントロールレバ
ー1をポジシヨンコントロールレバーの軸上に枢
支し、該枢支点より下方へアーム1aを延出し
て、該アーム1aとリンクにより油圧ケース又は
ミツシヨンケースの側面に固設した耕深設定器2
6を回動すべく構成したので、従来の機械式のデ
プスコントロール装置の場合と同じ位置にデプス
コントロールレバーを配置することができ、又、
従来のデプスコントロールの回動角と同じ回動角
にてデプスコントロールが行われるようにアーム
とリンクの形状を設定することもでき、オペレー
ターは電気式にデプスコントロール装置を操作し
ているという感じがなくて、従来の操作感覚でよ
り感度の敏感なデプスコントロール装置を操作で
きるのである。
ー1をポジシヨンコントロールレバーの軸上に枢
支し、該枢支点より下方へアーム1aを延出し
て、該アーム1aとリンクにより油圧ケース又は
ミツシヨンケースの側面に固設した耕深設定器2
6を回動すべく構成したので、従来の機械式のデ
プスコントロール装置の場合と同じ位置にデプス
コントロールレバーを配置することができ、又、
従来のデプスコントロールの回動角と同じ回動角
にてデプスコントロールが行われるようにアーム
とリンクの形状を設定することもでき、オペレー
ターは電気式にデプスコントロール装置を操作し
ているという感じがなくて、従来の操作感覚でよ
り感度の敏感なデプスコントロール装置を操作で
きるのである。
又、従来の機械式のデプスコントロール装置の
部品をそのまま残してアーム1aを突出し、リン
ク25を設け耕深設定器を加設することにより兼
用部品を多くして、機械式のデプスコントロール
装置を電気式のデプスコントロール装置に変換す
ることができるのである。
部品をそのまま残してアーム1aを突出し、リン
ク25を設け耕深設定器を加設することにより兼
用部品を多くして、機械式のデプスコントロール
装置を電気式のデプスコントロール装置に変換す
ることができるのである。
又、ロータリーエンコーダー等の電子式の耕深
設定器を使用することにより、機械式の場合に比
較して、精度が向上しセンサーの感度の向上が望
めるのである。又、デプスコントロールレバーの
回動軸に直接にロータリーエンコーダーを回動さ
せるべく構成すると、デプスコントロールレバー
の調整の為の回動角はロータリーエンコーダーの
回動角により決められ、大きな回動角が必要とな
るが本考案の如く間にアーム1aとリンク25と
アーム26aを介装すると、このアーム2aをア
ーム26aの長さを変えることにより、デプスコ
ントロールレバー1の回動角は従来の機械式の場
合のデプスコントロールレバー1の回動角と同じ
とすることができるのである。
設定器を使用することにより、機械式の場合に比
較して、精度が向上しセンサーの感度の向上が望
めるのである。又、デプスコントロールレバーの
回動軸に直接にロータリーエンコーダーを回動さ
せるべく構成すると、デプスコントロールレバー
の調整の為の回動角はロータリーエンコーダーの
回動角により決められ、大きな回動角が必要とな
るが本考案の如く間にアーム1aとリンク25と
アーム26aを介装すると、このアーム2aをア
ーム26aの長さを変えることにより、デプスコ
ントロールレバー1の回動角は従来の機械式の場
合のデプスコントロールレバー1の回動角と同じ
とすることができるのである。
第1図はロータリー耕耘装置が付設された農用
トラクターの全体側面図、第2図は本件考案のデ
プスコントロール装置のブロツク線図、第3図は
デプスコントロール装置の構造を示す油圧ケース
の断面図、第4図は同じくコントロールレバー部
分の断面図、第5図は農用トラクターの後面図、
第6図、第7図は耕深設定器取付部分の拡大側面
図と、後面一部断面図である。 1……デプスコントロールレバー、1a……ア
ーム、2……ポジシヨンコントロールレバー、2
6……耕深設定器、48……ポジシヨンコントロ
ールレバーの軸。
トラクターの全体側面図、第2図は本件考案のデ
プスコントロール装置のブロツク線図、第3図は
デプスコントロール装置の構造を示す油圧ケース
の断面図、第4図は同じくコントロールレバー部
分の断面図、第5図は農用トラクターの後面図、
第6図、第7図は耕深設定器取付部分の拡大側面
図と、後面一部断面図である。 1……デプスコントロールレバー、1a……ア
ーム、2……ポジシヨンコントロールレバー、2
6……耕深設定器、48……ポジシヨンコントロ
ールレバーの軸。
Claims (1)
- デプスコントロールレバー1をポジシヨンコン
トロールレバー2の軸上に枢支し、該枢支点より
下方へアーム1aを延出して、該アームとリンク
により油圧ケース又はミツシヨンケースの側面に
固設した耕深設定器26を回動すべく構成したこ
とを特徴とする農用トラクターのデプスコントロ
ール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3730184U JPS60149909U (ja) | 1984-03-14 | 1984-03-14 | 農用トラクタ−のデプスコントロ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3730184U JPS60149909U (ja) | 1984-03-14 | 1984-03-14 | 農用トラクタ−のデプスコントロ−ル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60149909U JPS60149909U (ja) | 1985-10-04 |
JPH032Y2 true JPH032Y2 (ja) | 1991-01-07 |
Family
ID=30543260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3730184U Granted JPS60149909U (ja) | 1984-03-14 | 1984-03-14 | 農用トラクタ−のデプスコントロ−ル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60149909U (ja) |
-
1984
- 1984-03-14 JP JP3730184U patent/JPS60149909U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60149909U (ja) | 1985-10-04 |
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