JPS6314097B2 - - Google Patents

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JPS6314097B2
JPS6314097B2 JP54095958A JP9595879A JPS6314097B2 JP S6314097 B2 JPS6314097 B2 JP S6314097B2 JP 54095958 A JP54095958 A JP 54095958A JP 9595879 A JP9595879 A JP 9595879A JP S6314097 B2 JPS6314097 B2 JP S6314097B2
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JP
Japan
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thread
compressed air
setting
time lag
sensor
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Application number
JP54095958A
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English (en)
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JPS5522096A (en
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Ingaa Jiikufuriito
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Palitex Project Co GmbH
Original Assignee
Palitex Project Co GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by Palitex Project Co GmbH filed Critical Palitex Project Co GmbH
Publication of JPS5522096A publication Critical patent/JPS5522096A/ja
Publication of JPS6314097B2 publication Critical patent/JPS6314097B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H13/00Other common constructional features, details or accessories
    • D01H13/14Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop motions ; Monitoring the entanglement of slivers in drafting arrangements
    • D01H13/16Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop motions ; Monitoring the entanglement of slivers in drafting arrangements responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material
    • D01H13/1616Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop motions ; Monitoring the entanglement of slivers in drafting arrangements responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material characterised by the detector
    • D01H13/1683Pneumatic sensing means
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H13/00Other common constructional features, details or accessories
    • D01H13/14Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop motions ; Monitoring the entanglement of slivers in drafting arrangements
    • D01H13/16Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop motions ; Monitoring the entanglement of slivers in drafting arrangements responsive to reduction in material tension, failure of supply, or breakage, of material

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、繊維機械装置の停止及び再始動装置
に関し、更に詳しくはツイスター等においてスピ
ンドルの正常運転中に形成される糸バルーンの域
の中に配置された糸感知器を備えた装置であつ
て、その糸感知器は、正常運転中は糸によつて作
動セツテングにあるが、糸切れの際はスピンドル
の作動に影響を与える切換装置を作動するために
遊びとなる装置に関する。
この種の装置は、例えばダブルツイスターに使
われていて、糸感知器は糸バルーンの頂端をなす
糸道に配置されている。この糸道は運転中には糸
によつて作動セツテング位置に維持され、例えば
垂直の方向に揺動可能なホルダーの上に支持され
ている。ダブルツイスターでは、糸に対して遠心
力が働く結果、張力がバルーン域にある糸に加わ
り、そのうえ糸の移動方向に作用している糸の引
出しのために生ずる力が更に加わつて作用する。
従つてバルーンの所では切換操作に使えるような
有効な糸による力が存在する。
この種の糸感知器は西独特許第1181594号に開
示されているような固定軸の周りを揺動するもの
とか、又は西独特許第2433226号に開示された好
ましい曲線を備えた板バネによつて支えられるか
又は保持されたものであろう。例えばダブルツイ
スターの場合には糸感知器が同時に糸バルーン用
の糸道として働き、基本的には上述の何れの型で
あつても糸張力に比例して作動するものである。
この糸張力が小さくなつたり、又は糸切れの場
合のように張力がなくなつたりすれば、糸感知器
は、その支持方法に応じて、垂直又は水平方向へ
と動くか、又はこれら2方向の間のある平面内で
動く。
例えば、糸切れが発生し、最早や作動セツテン
グに維持されなくなれば、糸感知器又は糸感知器
を支持している支持部材は、その揺動運動に対応
して、電気的又は類似の方法で切換部材を作動さ
せる。
糸が再始動されて糸張力が回復した上で糸感知
器は再度作動セツテングに戻り、その結果切換部
材は遊びとなり、次の切換のための準備中のセツ
テングとなる。この場所で又はこの瞬間に、普通
は糸感知器の作動状態にも又扱い上にも特別な問
題点が発生する。
これは、糸張力が発生して、切換部材又は作動
スイツチの切換点が、糸感知器をその作動セツテ
ングに極めてデリケートに同調する必要があるこ
とである。糸張力の復帰と共に切換部材が遊びと
なつた時に、切換部材によつて遊びとなるか、又
は誘起される装置、即ち、例えば停止装置、糸切
断装置、ダブルツイスターの摩擦ローラ停止装
置、が再び遊びとなるか又は誘起される可然性が
あり、又は全く作動セツテングへ動かない場合も
ある。
このような好ましくない場合が、例えば西独公
開公報第2024122号に開示されたシステムで発生
しよう。即ち糸感知器が電気的スイツチで作用す
る場合等に発生しよう。
糸感知器がスピンドルの糸バルーンの域の中に
配置されていて、作動ステーシヨンの作動をコン
トロールする或る切換部材の起動用に糸感知器が
使われた場合に次の問題点が存在する。
糸感知器を作動セツテングに維持するために必
要な糸張力は、瞬間的には発生しないが、作動ス
テーシヨン又は加撚ステーシヨンが再始動した後
に徐々に発生する。それによつて時には糸張力の
発生期間中に糸感知器は短期間にその非作動セツ
テングに戻るよう揺動したり、動いたりして、そ
の結果、起動したり例えばスピンドルを停止させ
る信号が出たりすることが生ずる。
上記問題に機械的に対処する装置として実公昭
36―7636号に開示された物がある、該装置は機械
の回転数を選定して該回転速度が一定速度以下の
場合には糸感知器を非作動状態に置くものであ
る。
本発明の目的は糸感知器、特にダブルツイスタ
ーの糸道の切換点を流体によるブリツジ可能な装
置を得ることであつて、更に詳しくは、糸バルー
ン中にあり移動している糸の糸張力が、正常運転
中に全部の糸張力に大体対応している糸感知器の
安定した位置を保証できるような程度に糸張力が
復帰する迄の時間長に対して、切換点を流体操作
によつてブリツジできる装置を得るにある。
本発明は繊維機械装置の停止及び再開用の装置
であり、それには糸感知器があり、その糸感知器
は糸が移動中は作動セツテングに保持され、糸切
れの場合には繊維機械装置の作動に影響している
切換装置を起動するために遊びとなり、且つ、空
気圧又は水圧で遅延操作されるタイムラグ装置が
あるのが特徴であり、その装置は糸感知器がその
作動セツテングに再セツトした上で、ある定めら
れたタイムラグが経過した後においてのみ、糸感
知器で切換装置が新らしく起動されるようにした
ものに関する。
糸切れの場合には、糸感知器はその作動セツテ
ングから切換装置を起動するセツテングへと移動
する。その切換装置を起動した結果、各種のそれ
によつて生ずるもの、即ち糸切れの記録、作動ス
テーシヨンの停止などが例えばダブルツイスター
の作動ステーシヨンの処で起動されることが出
来、又は発生させることが出来る。新しい作動の
ために作動ステーシヨン又は装置の準備を目的と
して、糸感知器はその作動セツテングへと戻され
て、糸の糸通しのような所要の処理操作が実施出
来るようになる。この処理操作の実施中には本発
明装置にあつては、糸感知器がその作動セツテン
グと非作動セツテングの間で上述の運動をしない
ようにすることが出来る。
次いで作動ステーシヨンや装置が起動される時
に、糸感知器と作動ステーシヨン又は装置の作動
を停止する切換装置間の作動結合を、空気圧又は
水圧等の流体操作で遅延されるタイムラグ装置の
決められたタイムラグ値の函数として、その期間
即ち糸感知器がその作動位置に維持出来るような
充分な糸張力が再度発生する迄の期間だけブリツ
ジされる。又タイムラグ装置としては空気圧又は
水圧のような流体圧の操作により行うので、繊維
の性質、形状等に応じて適宜にタイムラグ値を設
定することが出来、例えば機械の起動による回転
数で選定する従来公知のタイムラグ装置と比較し
て質的に全く異なる理想的なタイムラグ値の選定
が可能となつた。
この方法で糸感知器を作動セツテングに維持す
るに充分な糸張力の発生前に、作動ステーシヨン
又は装置を停止するような切換装置をして再び糸
感知器が起動出来ないようにすることが出来、そ
の不作動期間の選択変更も容易に出来る効果を有
する。
タイムラツグ装置は、好ましくは、圧搾空気タ
ンクであつて、そのタンクの中の圧力の低下は絞
り弁が存在することによつて遅らせることがで
き、それによつてこのタイムラツグ装置は予め定
められたタイムラツグの間に糸感知器とそれによ
つて作用される切換装置との間の作動的結合を中
断のままとする。糸感知器は、このような関係に
おいては、そのセツテングの結果として切換装置
に対して空気式に再度カツプルされる。
好ましくは、この糸感知器に関連して圧搾空気
源に結合可能な圧搾空気出口があつて、糸感知器
の作動セツテングにおいてはその出口が閉じられ
て、従つて圧搾空気源から送られた圧力はコント
ロール弁を閉止セツテングに維持し、そのセツテ
ングで圧搾空気源と切換装置との間の空気式結合
が中断される。
この種のシステムにおいては、圧搾空気の損失
はある限定された期間、例えば主として処理操作
が実施される期間においてのみ発生する。それに
よつて作動順序が実施されなかつたり又は不成功
な作動順序の場合には、この順序は、実施される
空気式作動サイクルを延長するための待期を必要
とすることなく気ままな回数及び気ままな速度で
繰り返えされる。
今迄に加撚ステーシヨンの作動をコントロール
する作動配置に対して圧搾空気を送ることで、部
材を切換えてから、空気式でコントロールされた
作用を目的としたダブルツイスター・スピンドル
の糸感知器の域の中にノズルを使用することは、
西独特許第2701635号に前に開示されている。こ
の開示はタイムラツグ装置を扱つていない。その
タイムラツグ装置は上述の意味の範囲内では、糸
感知器からもたらされた糸感知器又は切換順序を
少くとも1時的に処理操作が実施される間に亘つ
て加撚ステーシヨンの作動に影響するような切換
装置を切り離している。
本発明の別の実施態様では圧搾空気源に結合で
きる圧搾空気出口は糸感知器に関連していて、糸
感知器が糸バルーンでその適当な作動セツテング
に維持される時は開口とされる。それによつて最
小の空気ジエツトが作動ステーシヨン又は装置が
作動中にはこの空気出口から出ている。空気出口
は糸切が発生した時は糸感知器で閉止される。そ
れは圧力が空気出口に通じているダクト・システ
ムの中で発生でき、作動ステーシヨン又は装置に
関する作動に影響をしている切換装置を起動させ
るのにその圧力は使用できる。
本発明の他の実施態様では休止位置から糸感知
器をその作動セツテングに戻るよう動かし、その
セツテングで維持するような保持位置にと調節で
きるセツテング及び保持部材があつて、それによ
つてタイムラツグ装置はその保持セツテングから
休止セツテングにセツテング及び保持部材の戻り
運転を遅らせる目的に使用される。
以下図面に従つて本発明を詳述する。
図示した本発明の装置の一実施態様には、図示
しないダブルツイスターの糸道1よりなる糸感知
器を含んでいて、この糸感知器はその糸道1を保
持している棒状の糸感知器2で構成され、その糸
感知器2は支軸3の囲りで垂直の方向に揺動可能
になつている。この支軸3は図示していないダブ
ルツイスターの一部分であるホルダーに対して支
持されている。
糸が進行中で、適当な糸張力が見られる時に
は、糸感知器は第1図、第2図、第6図、第7図
及び第8図に示した実質的に水平なセツテングを
占める。
第1図のように、糸Fによつて作動セツテイン
グに維持された糸感知器2は、この作動セツテイ
ングでシール51によつて圧搾空気出口52を閉
止しており、その圧搾空気出口52には圧搾空気
源Pから圧搾空気が送られる。圧搾空気出口52
は多岐弁V1が第1図で示した切換セツテング
を占める時に配管53,54を介して圧搾空気源
Pに連結される。この多岐弁V1が切換セツテン
グにあれば、圧搾空気は又配管55と56に送
られる。絞り弁57が多岐弁V1の入口側にある
配管53の中に配置される。この配管55中の圧
搾空気は差圧でコントロールされているコントロ
ール弁V2の大きなコントロール表面58の上に
作動する。コントロール弁V2はこの方法で第1
図に示した切換セツテングに維持され、この場
合コントロール・シリンダーの形であるスイツチ
装置21は配管59を介してベントされ、従つて
復帰バネ60の作用の下でピストンロツド22は
コントロール・シリンダーの中に引つ込んだ切換
セツテングに位置する。圧搾空気源Pから来る圧
力は分岐配管53aと連結配管61を介してコン
トロール弁V2の大きいコントロール表面58に
対して反対側の小さいコントロール表面の上に働
く。その圧力の作用表面の広さが相異しているこ
とからして、コントロール弁V2を第1図に示し
た切換セツテング以外へと動かせるのには不充
分である。
空気出口52は糸Fの糸張力が小さくなつた
り、例えば糸切れのために無くなつた時には開口
される。これによつてコントロール配管55中の
圧力はなくなり、コントロール弁V2は、配管6
1を介して送られ、弁V2の小さいコントロール
表面の上に作用する圧搾空気によつて切換セツテ
ングにとリセツトされる。この切換セツテング
では配管53aと59とを介して、圧搾空気源
Pとコントロール・シリンダー21の圧力チヤン
バーとを連結して、ピストンロツド22はシリン
ダーから外の方に進められる。
ピストンロツド22は図示してない機械的又は
油圧式装置を介して、例えばダブルツイスターの
部材に作用する。その部材は多分に、スピンドル
停止装置、スピンドル・ブレーキ装置、ボビンフ
レーム装置、停止可能なフリクシヨン・ローラ等
である。
次いで機械的な切換部材62は実質的に人為か
又は、例えばダブルツイスターにおける作動ステ
ーシヨンを再作動状態とするための自動装置かに
よつて、矢印aの方向へとリセツトされる。此の
切換部材62の上には配管56に連結された第2
の圧搾空気出口64を閉止するためにシール63
が有る。又第1図に示した休止セツテングでは切
換部材の他端は別のコントロール弁V3のプラン
ジヤー65の上に作動する。その作動は分岐配管
53bと連結配管66を介して送られた圧搾空気
に抗して、切換部材62とプランジヤー65との
共働点を介して第1図に示した切換セツテング
の状態に保持されるもので、圧搾空気はコントロ
ール弁V3のプランジヤー65に面しているコン
トロール面の上に作動する。
切換部材62の作動によつて、その部材62は
矢印aの方向にリセツトされ、その結果プランジ
ヤー65がレリーズされるから、コントロール弁
V3は、コントロール弁V3のコントロール面に配
管66を介して作動する圧搾空気の影響で、切換
セツテングへとリセツトされる。この切換セツ
テングでは、分岐配管53bと圧搾空気タンク
67との連結が完成する。コントロール弁V3
圧搾空気タンク67との間の配管の一部には絞り
弁68がある。
圧搾空気タンク67から、多岐弁V1の大きい
コントロール面に作用するコントロール配管69
が連らなつている。この多岐弁V1は、その大き
いコントロール表面70に対面しているその小さ
いコントロール表面の域に対して、配管53、絞
り弁57及び連結配管71を介して圧搾空気が送
られている限り、結果として切換セツテングの
状態に保持される。
この多岐弁V1にあつては、多岐弁V1の大きい
コントロール表面70に対して圧搾空気が作動し
ている時には、切換セツテングへとリセツトさ
れる。圧搾空気出口52への圧搾空気の供給は、
この切換セツテングでは中断される。この切換
セツテングでは多岐弁V1は配管53,55及
び56を連絡し、この場合切換部材62のリセツ
トで空気出口64は開口されるからして、絞り弁
57を介して送られた圧搾空気はこの空気出口6
4を通つて逃げることができ、従つて、コントロ
ール配管55には圧搾空気がないままである。コ
ントロール弁V2が切換セツテングのままであ
り、従つてスイツチ装置21のピストンロツド2
2はそのシリンダーから外に突出した侭である。
第1図に示した切換セツテングにある弁V1
V2,V3はそこで皆その切換セツテングにある。
作動者又は自動装置がそこでその作動ステーシ
ヨン又は加撚ステーシヨンが処理の処置をすれ
ば、糸は糸感知器2の糸道1の中へと再挿入され
る。従つて空気出口52は閉じられてもその処置
操作は続行される。即ちコントロール弁にも何等
の作用が及ばず、又スイツチ装置(コントロー
ル・シリンダー)21にも作用が及ばず、その装
置のピストンロツド22は前進した突出セツテン
グの侭である。それは多岐弁V1の切換セツテン
グでは、配管54と今空気出口64を介してベン
トされたコントロール配管55の結合は中断され
ているからによる。
この処置順序の期間とは関係のない処置が完了
した後に、第1図に示した元のセツテングにと切
換部材62はリセツトされる。これによつて、空
気出口64が閉じられると同時に、プランジヤー
65によつてコントロール弁V3が切換セツテン
グに切り換えられることになる。
空気出口64を閉鎖すれば、コントロール弁
V2の大きいコントロール表面58の上に作用す
る適当に高い圧力が直ちにコントロール配管55
の中に発生し、第1図に示した切換セツテング
に弁V2を切り換える。スイツチ装置又はコント
ロール・シリンダー21の圧力チヤンバーは、こ
のコントロール弁V2の切換セツテングでは、
配管59と関連した弁孔を介してベントされて、
復帰バネ60の作用で再びピストンロツド22は
シリンダーの中へと引つ込められるに至る。ピス
トンロツド22がその中へ引つ込んだ位置になつ
た後に、作動ステーシヨン又はダブルツイスタ
ー・スピンドルは再度作動状態となれる。それに
よつて、スピンドルの再始動中に糸Fの糸張力又
は糸バルーンF1がゆつくりと再発生する。たと
え、この糸張力が糸感知器2を作動セツテング状
態に維持するにはまだ不充分であつても、又その
際空気出口52は閉じられていても、新しい切換
信号が出されない。それは圧搾空気タンク67の
中にある圧搾空気の量が、大きいコントロール表
面70を介して多岐弁V1を切換セツテングに
維持するにはまだ十分であるからである。圧搾空
気タンク67中の圧力が徐々に低下して、その低
下は絞り弁68や切換セツテングにあるコント
ロール弁V3の適当なベント孔を通つて空気が逃
げて生ずる。この圧搾空気圧の低下は、5秒のタ
イムラツグ以内で好都合に発生する。
図示の装置にあつては、例えばダブルツイスタ
ーの場合に、新しく取り換えたスピンドルが始動
したとき、たとえこのスピンドルの始動中に空気
出口52が開口し、同時に糸バルーンF1の糸張
力がなお不十分であつても、スイツチ装置21の
偶然の、そしてそれによる好ましくない作動又は
誘起は生じない。
圧搾空気タンク67中の圧力がなくなつた時に
のみ、そのために圧力が多岐弁V1の大きいコン
トロール表面70に対して働かなくなつた時だ
け、配管71を介して送られた圧搾空気によつて
多岐弁V1は切換セツテングに復帰する。従つ
て、例えば糸切れ等が発生した時には、空気出口
52の開口が見られて、コントロール弁V2を切
換するために切換セツテングにもたらされ、そ
の結果上述のコントロール又は作動サイクルが再
度作動状態に入る。
第1図には本発明の構成を持つた装置の本発明
の実施態様のコントロール回路をダイヤグラム式
に示しているが、第2図から第5図では各種の切
換又は作動セツテングにおける本発明の構成を持
つた好ましい装置の実施態様を示している。
第2図乃至第5図の実施態様においては、弁ハ
ウジングは実質的に3つのセクシヨン72,7
3,74で構成されている。第2図に示した左の
側面図において、このハウジングは例えば4本の
ネジ75によつて保持されている。ダイヤフラム
76と77がそれ等のハウジング・セクシヨンの
間に固定されている。ハウジング・セクシヨン7
2,73,74は弁本体用スペース、タンク用ス
ペース、ダクト域等があり、その配置と相互の関
係位置は第2図、第5図に示した装置の作動工合
を説明した以下の記載が最も明確に示している。
ダイヤフラム76と77には孔又は切欠があり、
3つのセクシヨンを構成する弁ハウジングの中に
は少くとも一個の貫通配管を設けている。
第2図には、スピンドルが正常運動の時、例え
ば空気出口52が閉鎖されているその作動セツテ
ングにと糸感知器2が糸によつて保持される時の
位置を示す。切換部材62によつて支持されたシ
ール63によつて第2の空気出口64は同様に閉
じられる。圧搾空気は圧搾空気源Pから配管53
を介してハウジングのセクシヨン72に送られ
る。この配管53は長手方向に及び横方向に走つ
ているダクト及び孔セクシヨンを介して空気出口
52に行く配管54に連らなる。そのようにして
供給された圧搾空気は中間ハウジング・セクシヨ
ン73の中にあるコントロール配管55を通つて
ダイヤフラム76の1側の上に作用し、そのダイ
ヤフラムによつて第1図でコントロール弁V2
実質的に対応している弁本体78は、入口配管5
3とスイツチ装置(コントロール・シリンダー)
に通ずる配管との間の連結が中断されるようなそ
のセツテングにと保持される。差圧力でコントロ
ールされる弁本体78はその大きいコントロール
表面58でダイヤフラム76の後方表面に向かつ
て押し付けられるが、その小さいコントロール表
面は直接に入口配管53を通つて送られた圧搾空
気の作用を受ける。絞り弁57が配管54,55
に通したラインのセクシヨン内にある。
第3図は糸切れの時の位置を示す。この場合、
最早や糸によつて作動セツテングに保持されてい
ない糸感知器2は、空気出口52を開口するよう
に揺動して、配管54と55中の圧搾空気の圧力
を低下する。ダイヤフラム76及びそれにより弁
本体78の大きいコントロール表面58はそこで
最早や圧力の作用を受けず、配管53を通つて送
られ弁本体の反対側である小さいコントロール表
面の上に作動する圧搾空気が、例えば配管53と
スイツチ装置(コントロール・シリンダー)21
に対する配管59との間に結合を作るように弁本
体78をリセツトする位置にある。弁本体78を
リセツトすれば、配管59とスイツチ装置21用
のベント用配管79との結合が同時に中断され
る。圧搾空気をスイツチ装置21に通せば、ピス
トンロツド22がシリンダーから外へ前進し、そ
の結果、例えばスピンドルの回転を停め、そして
他のコントロール順序を誘起することが出来る。
此れに続いて、作業者又は自動化装置が矢印a
に示す方向に、第3図のセツテングから、空気出
口64が開口となるような第4図のセツテングへ
と、切換部材62をリセツトする。そこで本体8
0に取り付いたプランジヤー65は同時に遊びと
なる。この弁本体80は弁座81と共に、第1図
に示すコントロール弁V3と実質的に同じ作用を
実行する。弁座81は配管53を介して圧搾空気
源Pと連結する配管53bの実質的な端である。
切換部材62によつてプランジヤー65を遊び
とした後に、配管53bの中にある圧力によつ
て、弁本体80は弁座81から上昇する。これに
よつて、隣接した絞り弁68を通つて圧搾空気タ
ンク67の中へ通じている出入口を開く。このタ
ンク67はハウジング・セクシヨン74の中に設
けた凹みによつて作られ、そして2個のハウジン
グ・セクシヨン73と74との間をダイヤフラム
77によつて閉鎖する。このダイヤフラムは圧搾
空気タンク67に達している圧搾空気によつて弁
座82に対して押される。その結果、空気出口5
2に連らなる配管54と配管53との間の結合が
中断される。弁座81を自由にする位置へと弁本
体80をリセツトすれば、同時に圧搾空気タンク
67とベント孔83との間の結合も中断される。
弁座82と共にダイヤフラム77が切換セツテ
ングにある多岐弁V1によつて、第1図に示し
た実施態様において実施された操作を実質的に実
行する。即ち、圧搾空気源と糸検知器とに関連し
た空気出口52の間の結合は中断されるが、絞り
弁57とその後に開口している空気出口64とを
通つて配管53はベントされ、そこで同時に弁本
体78の大きいコントロール表面58は圧力から
開放される。従つて第4図に示した状態で、例え
ば糸感知器2の域中で補修作業等が実施でき、そ
れによつて、現在圧搾空気が送られて居ない出口
がシール51によつて色々と長期間に又は時折閉
じられる時にも、しばらくは各種のコントロール
部材のセツテングと、装置の動作セツテングは影
響されない。ピストンロツド22がシリンダーよ
り外に前進された結果、スイツチ装置(コントロ
ール・シリンダー)21はこの期間中は有効状態
のままである。
例えば糸の糸通しとか結節とか、巻取りパツケ
ージに糸を巻き付けるために必要とする補修操作
を完了した後に、作動ステーシヨン又はダブルツ
イスター・スピンドルは矢印aの方向とは反対に
切換部材62をリセツトして、第5図と第2図に
示す始動位置へと戻される。その結果1方では空
気出口64は閉じられるが、しかし他方では弁本
体80はプランジヤー65を介して弁座81に向
かつて押し付けられるようになる。絞り弁68の
ために、タイムラツグを持つて圧搾空気タンク6
7はベント孔83を通つてベントされ、ダイヤフ
ラム77はセツテング位置の侭となる。そのセツ
テングでは、弁座82は予め定められたタイムラ
ツグの長さの間閉じられ、従つて圧力が絞り弁5
7の後に発生するようになる。その圧力はダイヤ
フラム76を介して弁本体78の大きいコントロ
ール表面58の上に作用して、この弁本体78は
元のセツテングにと戻される。このセツテングで
は配管53とスイツチ装置(コントロール・シリ
ンダー)21に通ずる配管59との間の結合が中
断される。この間に同時的に、この配管59とベ
ント用配管79との結合ができて、ピストンロツ
ド22は復帰バネ60の作用を受けて始動位置に
復帰する。
絞り弁68とベント孔83を通つて、圧揺空気
タンク67が遅れてベントされる結果、空気出口
52に通ずる配管と圧搾空気源Pに通ずる配管5
3とは隔離された侭であり、従つて新しくスピン
ドルの始動にともない生ずる糸バルーンの域内で
見られる張力の変動が、スイツチ装置21に対す
る作用を通じて、新しいスピンドルを停止すると
云うコントロール要求を誘起しない。
糸バルーン上の糸張力が徐々に発生し、そして
糸感知器2が第2図に示した作動セツテングに維
持される時に、圧搾空気タンク67は予め定めら
れたタイムラツグに対応して適当にベントされ、
従つてダイヤフラム77はそこで関連した弁座8
2から持ち上がり、それによつて導入配管53と
空気出口52に通ずる配管54との結合が再度出
来上る。糸感知器はそこで完全に作動状態とな
り、従つて第2図に示した関係位置が戻る。
第6図に示した実施態様では、支軸3の囲りを
揺動する糸感知器2が機械のフレームの一部分を
構成している角形チユーブ23に取り付いてい
る。空気出口84は、第6図で実線で示した正規
の作動状態に糸感知器2がある時には、空気出口
が開口されるように各糸感知器2と関連してい
る。空気出口84は、圧搾空気源Pに対して配管
85,86を介して例えばリング配線又はメイン
の形に結合される。絞り弁87が配管86の中に
位置している。
移動中の糸で保持される糸感知器2が適当な作
動セツテングにある時には、圧搾空気源Pから送
られた圧搾空気は自由に流出でき、空気出口84
から比較的に自由になり得るジエツト空気として
流出する。糸切れ等の場合には糸感知器2は第6
図で点線で示したセツテング2′へと揺動し、こ
の状態で空気出口84の口が閉じられる。このこ
とによつて、供給配管85の中で圧力の発生が見
られ、それによつて又支管88を介して配管85
に連結された圧力チヤンバー89の中に圧力が発
生する。圧力チヤンバー89は1側はダイヤフラ
ム90で塞さがれている。圧力チヤンバー89の
中で圧力が発生するにつれて、ダイヤフラム90
を介してピストン91が押し下げられる。このピ
ストン91のシヤンク92は空気弁94に属して
いる作動レバー93の上に作用する。圧搾空気源
Pと空気源P1とは等しいが、しかし空気弁94
の作用を介してスイツチ装置21に結合されるこ
とが違つている。その結果ピストンロツド22は
前方へと動かされて、例えばダブルツイスター・
スピンドルを制動したり、他のスイツチ入れ順序
を誘起する。
この方法で糸感知器2を介して、例えばスピン
ドル停止ユニツト、糸停止ユニツト、又は摩擦ロ
ーラ抑留ユニツトのような作動装置が作動するこ
とができる。
機械的セツテング・レバー95は例えば固定し
た作動ステーシヨン又はダブルツイスター・スピ
ンドルに作用する補修を実施するために、静止シ
ヤフト96の周りを矢印bの方向に向かつて揺動
される。このために、セツテングバネ98の作用
で2つ腕レバー97が矢印cの方向に動く。レバ
ーの自由端99はこの方法で押し下げられ、そし
て空気弁94の作動レバー93の上に働き、従つ
て空気弁94は、ピストン91又はピストンシヤ
ンク92のセツテングとは無関係に、切換セツテ
ングのままにされ、この場合スイツチ装置21は
圧搾空気源P1から送られた圧搾空気がその上に
作動する。
作業者はそこで作動ステーシヨン又はダブルツ
イスター・スピンドルの処で実行すべき補修操作
を行う。その操作には糸の配置中に糸感知器を揺
動させることも含んでいる。空気出口84の口が
開口すれば、この補修操作中に数回又は時折り開
口されることがある。従つて、圧力チヤンバー8
9がベントされることも、ピストン91が従つて
遊びとなることも生じる。
従つて前に述べたように、セツテングバネ98
の力で矢印cの方向に揺動したレバー97が、空
気弁94の作動レバー93が押し下げられたセツ
テングに維持し続けて、スイツチ装置21は圧搾
空気による力を受け続ける。
別の切換順序は、圧搾空気タンク又はタイムラ
ツグシリンダー100を圧搾空気源P2に結合す
る目的で、別の補修操作の途中で作業者又は自動
的補修装置によつてひき起させられる。即ちその
P2は例として、2つの上述圧搾空気源P1又はP
の内の1つでもよい。圧搾空気タンク100はダ
イヤフラム90の延びた域90′によつてタンク
の1側が閉じられている。このダイヤフラム域9
0′にピストン101が関係していて、ピストン
101のシヤンク102が、圧搾空気タンク10
0に圧搾空気が入れられた上で、第6図で上方で
ある外方へと前進させられる。ピストンシヤンク
102の外方への前進は、その一端の処で掴まれ
る板バネ103の上昇に対する助けとなる。その
スプリングの自由端には圧力チヤンバー89から
通ずるベント孔105を閉じるためのシール10
4がある。
圧搾空気タンク又はタイムラツグシリンダー1
00の中で発生した圧力は従つてダイヤフラム域
90′、ピストン101、ピストンシヤンク10
2、及び板バネ103を介して、シール104に
作用し、そのシール104はベント孔105が塞
がれているセツテングから上昇され、従つて圧力
チヤンバー89がベントされる。
矢印bの方向とは反対にセツテングレバー95
が自由になり、その元のセツテングへと戻れば、
2つ腕レバー97はセツテイングバネ98の力に
抗して揺動してその元の位置に戻る。その結果圧
搾空気源P1とスイツチ装置(コントロール・シ
リンダー)21との結合は中断される。作動ステ
ーシヨン又はダブルツイスター・スピンドルはそ
こで再度起動されるか、又は増速される。糸感知
器の処における糸張力の発生によつて、スピンド
ルの作動条件に対応したタイムラツグで操作が続
行されることができ、糸感知器の処の空気の出口
はまだ或る期間中は閉じられているか、又は糸張
力の変動のために糸感知器の振動運動が生じた時
は時折開いたり閉じられる。圧力チヤンバー89
はまだベント孔105を通つてベントされている
からして、空気出口84が塞さがれていても圧力
チヤンバー内で圧力が発生しない。そのことはピ
ストン91とピストンシヤンク92を介して空気
弁94が新しく作動する原因となり得る。
作動ステーシヨンか又はスピンドル用の再始動
信号で、図には詳述していない圧搾空気タンク1
00用のベント孔を同時に開口し、その孔は絞り
弁であつて、それによつて圧搾空気タンク100
がベントされ、そしてそこでピストン101とシ
ール104のセツトバツクが所定のタイムラツグ
をおいて実行される。このタイムラツグは糸張力
の徐々の発生に必要な時間をブリツジし、それを
経て、糸感知器2は空気出口84が開口のままに
保たれる適当な作動セツテイングに保持される。
例えばダブルツイスターの場合に、ベント孔1
05をタイムラツグ後に閉塞が、怠慢なく発生
し、それによつて新しくなつたスピンドルでのス
イツチ装置21の好ましくない誘起が始まらない
ように保証する。
第7図に示した本発明の実施態様では第1の圧
搾空気配管7に連結された圧搾空気源Pとその配
管の中に方向切換弁12があり、コントロール弁
8の第1の入口9に連らなる配管7aとでなる空
気式回路を含み、その弁は更に詳しくは2/2方向
切換弁であり、糸感知器2によつて作動可能な切
換装置として作動する。圧搾空気源に対しては更
にコントロール弁8の第2の入口10に連らなる
第2の圧搾空気配管13,13aが結合されてい
て、その配管の中へは方向切換弁14、更に詳し
くは2/2方向切換弁がある。方向切換弁14から
出口には配管セクシヨン13aを介して分岐配管
15が結合され、その配管15はタイムラツグ装
置16に連らなり、そのタイムラツグ装置16に
はコントロール部材18が入口側にある高圧空気
ボツクス17を含んでいる。高圧空気ボツクス1
7はダイヤフラム19によつて、圧搾空気源Pに
連結される高圧空気チヤンバーとピストン20が
中にあるピストンチヤンバーとに区画され、その
ピストン20は以後に述べるセツト並びに保持部
材を形成している。高圧空気ボツクス17に加圧
媒体を導入すれば、実質的に瞬間的なピストンの
引き出し運動を許し、そして高圧空気ボツクスを
リリーフすれば第7図に示した休止位置にとタイ
ムラツグをおいて戻り運動を許すようにコントロ
ール部材18は配置されている。
コントロール弁(転換弁)8の出口11は、繊
維機械の作動ステーシヨンの作動をコントロール
してなり、そして起動装置を適当に構成している
スイツチ装置(コントロール・シリンダー)21
に結合されて、その装置21から、作動ステーシ
ヨンの作動に影響する各種の機能が引き出され
る。
圧力媒体源Pは空気的又は油圧的の何れかでも
よく、繊維機械は時折この種の圧搾空気源を既に
備えているがために、普通は圧搾空気源が好まし
い。空気式のコントロール回路の場合に、コント
ロール部材18にはオリフイス又は組み合せ式の
絞りと、油圧回路に特に適する逆止弁とを含むと
よい。
糸張力がなくなつた時に見られる糸感知器の下
方への運動によつて、先ず方向切換弁12が起動
される。その結果圧搾空気が入口9とコントロー
ル弁8の出口11を通つてスイツチ装置(コント
ロール・シリンダー)21に送られる。スイツチ
装置21はピストンロツド22と多分に図示して
ない機械的装置とを介して、例えばダブルツイス
ターの場合にはスピンドル停止位置、スピンドル
制動装置、ボビンフレーム装置、停止可能なフリ
クシヨン・ローラ等の装置の上に作用できる。
そこで人為的操作又は自動的装置を介して方向
切換弁14は作動される。その結果1方では圧搾
空気は先ずコントロール弁8の第2の入口10と
出口配管11とを通つてコントロール・シリンダ
ー(スイツチ装置)21の中へ入り、それによつ
て最後に占めていたセツテングを維持するが、他
方圧搾空気はコントロール部材18を通つて、高
圧空気ボツクス17の高圧チヤンバーの中へと入
り、それによつてダイヤフラム19を介してピス
トン20を外へ押し出す。その結果糸感知器2の
棒は第7図に示した作動位置にと戻され、そして
その作動セツテングに維持される。このことは方
向切換弁12をリリーフすることになり、その結
果自由に第7図に示した閉止並びにベント・セツ
テングになることができる。
そこで作動ステーシヨンの処で所要の補修作業
を作業者や自動装置が実施でき、それによつて糸
感知器を形成している糸道1の中に糸を再挿入で
きる。この間に、方向切換弁14は通過セツテン
グのままであつて、一方では高圧空気ボツクス、
他方ではコントロール・シリンダー21は圧搾空
気の作用を受けたままとなる。
方向切換弁14は補修操作が終つた後に、停止
とベント・セツテングへと戻されて、コントロー
ル・シリンダー21は配管セクシヨン13aと方
向切換弁14内にあるベントダクトを通つてベン
トされる。ダブルツイスター・スピンドル、又は
或る他の作動ステーシヨンは、従つてピストンロ
ツド22が完全に元にセツトされた後に再起動さ
れることができ、それによつて糸張力はスピンド
ルの始動間に、ゆつくりと発生する。たとえ永久
的にこの糸張力が、糸感知器をまだ充分に作動セ
ツテングに維持しない場合でも、新しいスイツチ
オフ信号を与えることはない。即ち高圧空気ボツ
クス17中の圧力はピストン20を介して糸感知
器2の棒を作動セツテングにと維持するからであ
る。高圧空気ボツクス内の圧力は、例えば5秒の
ような好ましいタイムラツグをおいて徐々に降下
する。
従つて、例えばダブルツイスター・スピンドル
の場合には新しいスピンドルの始動する時に、う
つかりして、そのために方向切換弁12の好まし
くない起動は発生せず、それによるコントロール
シリンダー21の好ましくない起動は見られな
い。
第8図に示した実施態様では、支持部材24が
繊維機械のフレームの一部を構成している角形チ
ユーブ23に取り付いていて、それに対して第7
図に示した方向切換弁12に対応した切換装置が
固定され、その部材24が好ましい曲り状態や折
り曲げ線を有する板バネ25を掴んでいる。板バ
ネ25に対しては、糸道1用の糸感知器2の棒用
ホルダー26が固定されている。そのホルダー2
6に対しては、支持部材24にある孔を貫通して
いるロツド27が取り付いていて、例えば、糸切
れの際に、糸感知器が第7図に示した工合に働く
方向切換弁12を下方へと揺動させるような方法
で、切換装置を形成している方向切換弁12とそ
のロツド27とが協働する。
保持部材24に対しては又ダイヤフラム19と
ピストン20とがある高圧空気ボツクス17が固
定されていて、それによつて高圧空気ボツクス1
7又はピストン20の移動は次のようである。即
ちピストン20が外に移動すれば、レバーアーム
を形成しているロツド27を介して糸感知器はそ
の作動セツテングに復帰され、そして所定の紡糸
時間中はこの作動セツテングに保持される。
本発明によつて構成された装置は主にダブルツ
イスター・スピンドルに関して述べたが、この装
置は他の繊維機械にも採用でき、即ち各種の作動
ステーシヨンが正常に作動している間は糸が適切
な糸張力を有するように保証できる。そして前述
した如く、本発明はタイムラツグ装置を空気圧又
は水圧で遅延操作される装置としたことにより、
繊維機械における処理形態や処理材料等の変化に
即応して所望のタイムラツグ値を簡便に設定出
来、機械回転数をタイムラツグ値の函数とするも
のに比して極めて有用で実践的効果を有するもの
である。また、正常運行時に糸バルーンの形成さ
れる繊維機械に於てはバルーンコントロールリン
グが必要であるが、、バルーンコントロールリン
グが糸張力を受けるのは繊維始動後の一定時間経
過後であり、本願の遅延装置を介在したことで、
糸感知器をバルーンコントロールリングとして機
能する糸ガイドとすることが可能となり、別個の
デテクターワイヤー等を設ける必要はなくなつ
た。
また、バルーンコントロールリングとして機能
する糸ガイドの糸感知器とスイツチ装置の両者を
流体制御装置の介在によつて連結したため、糸感
知器が機械装置停止のための移動をする必要はな
く、糸感知器の糸切断又は糸張力低下により生ず
る運動が、糸バルーン張力方向(糸巻きから遠ざ
かる方向)の反対方向への運動のみであり、した
がつて糸バルーン張力が低下したために機械装置
が停止するような糸ガイドに糸が挿通されたまま
停止する場合でも、糸ガイドに機械装置停止用の
移動が生じないので、糸ガイド中の挿通糸条を切
断するような事故の生ずるおそれは全くない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によつて構成された装置のダイ
ヤグラム図であり、ダブルツイスター・スピンド
ルの糸道の形をした糸感知器と関連したコントロ
ール回路を示し、第2図乃至第5図は、各種の作
動セツテングにある本発明で構成された装置の好
ましい実施態様の断面図、第6図は本発明によつ
て構成された装置の別の実施態様の1部断面で示
したダイヤグラムであつて、ダブルツイスター・
スピンドルの糸感知装置を示し、第7図は本発明
によつて構成された装置の別の実施態様のダイヤ
グラムであつて、コントロール回路を示し、第8
図は糸感知器として作動するダブルツイスター・
スピンドルの糸道を有する本発明によつて構成さ
れた装置の1部を部分的に断面で示した側面図を
それぞれ示す。 尚、1は糸道、2は糸感知器、3は支軸、4は
ホルダー、7は圧搾空気源、8はコントロール
弁、12,14は方向切換弁、16はタイムラツ
グ装置、17は高圧空気ボツクス、18はコント
ロール部材、19,76,77,90はダイヤフ
ラム、20,91,101はピストン、21はス
イツチ装置(コントロール・シリンダー)、22
はピストンロツド、23は角形チユーブ、24は
支持部材、25,103は板バネ、26はホルダ
ー、27は作動ロツド、57,68,81は絞り
弁、58,70は大きいコントロール表面、60
は復帰バネ、62は切換部材、67は圧搾空気タ
ンク、72,73,74はハウジングセクシヨ
ン、78,80は弁本体、81,82は弁座、8
4は空気出口又はベンチユリー管、89は圧力チ
ヤンバー、93は作動レバー、94は空気弁、9
5はセツテングレバー、97は2つ腕レバー、1
00は圧搾空気タンク又はタイムラツグ・シリン
ダー、104はシール、105はベント孔、P,
P1,P2は圧搾空気源、V1は多岐弁、V2,V3はコ
ントロール弁、,は切換セツテング、F1
糸バルーンをそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 正常運転時には糸バルーンが形成される繊維
    機械、特にダブルツイスタースピンドルの停止及
    び再始動装置であつて; 該装置は該糸バルーンの頂部に糸ガイドとして
    配置された糸感知器を含み、該糸感知器は、糸が
    走行中の正常運転時には作動セツテイングに保持
    され、且つ糸切れの場合には繊維機械の運転を左
    右するスイツチ装置を作動するスイツチ位置に動
    かされるために配置してあり、そして該装置は更
    に空気圧又は水圧で遅延操作されるタイムラツグ
    装置を含み、該タイムラツグ装置は、繊維機械の
    運転開始時の予め定められたタイムラツグ内で、
    糸感知器が該装置の運転に影響を及ぼすために有
    効になることを阻止し、糸感知器の位置によつて
    糸感知器とスイツチ装置とは加圧された流体制御
    装置によつて作用的に相互連結され、そしてタイ
    ムラツグ装置は糸感知器とスイツチ装置の間の相
    互連結作用の中断を規定することを特徴とする繊
    維機械の停止及び再始動装置。 2 タイムラツグ装置は、予め定められたタイム
    ラツグを規定するために、絞り手段の設備によつ
    て遅らされる装置で圧力が減退される圧搾空気タ
    ンクを含み、そしてタイムラツグ装置は糸感知器
    とスイツチ装置との間で作用上の相互連結が予め
    定められたタイムラツグの間さえぎられた状態に
    持続されるようになつていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の装置。 3 タイムラツグ装置のセツテングに依存して、
    糸感知器はスイツチ装置と空気的に再度結合され
    るような特許請求の範囲第2項に記載の装置。 4 糸感知器は、圧搾空気源に連結可能な圧搾空
    気出口をコントロールし、その出口は作動セツテ
    ングにある糸感知器によつて閉塞され、かくして
    圧搾空気源から伝わつた圧力によつてコントロー
    ル弁をその閉塞セツテングに維持してなり、その
    閉塞セツテングでは、圧搾空気源とスイツチ装置
    との連結が中断されるような特許請求の範囲第3
    項に記載の装置。
JP9595879A 1978-07-27 1979-07-27 Stopping and restarting apparatus of fiber machine * especially double twister spindle Granted JPS5522096A (en)

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