JPS631296B2 - - Google Patents

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JPS631296B2
JPS631296B2 JP54004544A JP454479A JPS631296B2 JP S631296 B2 JPS631296 B2 JP S631296B2 JP 54004544 A JP54004544 A JP 54004544A JP 454479 A JP454479 A JP 454479A JP S631296 B2 JPS631296 B2 JP S631296B2
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JP
Japan
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type interferon
interferon
cells
human
type
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Kaname Sugimoto
Kanekichi Ketsuen
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Priority to IT47632/80A priority patent/IT1143056B/it
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Priority to SE8701856A priority patent/SE456741B/sv
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/52Cytokines; Lymphokines; Interferons
    • C07K14/555Interferons [IFN]
    • C07K14/57IFN-gamma
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/811Interferon

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
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  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、タイプインターフエロンの製造方
法に関する。 インターフエロンは、小林茂保著「インターフ
エロン」1975年 株式会社講談社発行、D.A.J.
Tyrrell著「INTERFERON and Its Clinical
Potential」1976年 William Heinemann
Medical Books Ltd(London)発行、「蛋白質
核酸 酵素Vol.21 No.4」(1976)などにも記載
されているように、例えばウイルス、細菌、原
虫、リケツチヤ、核酸、エンドトキシン、多糖類
などのインターフエロン誘導剤を生細胞に作用さ
せることによつて、その細胞内外に誘導生成され
る蛋白質様物質であつて、その細胞内での各種ウ
イルスの増殖を非特異的に抑制する機能を持つ物
質に与えられた名称である。 インターフエロンの持つこのような機能から、
インターフエロンはその発見の当初よりウイルス
性疾患の予防剤、治療剤として期待されてきた。 また近年、インターフエロンはウイルス性腫瘍
のみならず、非ウイルス性腫瘍に対しても抗腫瘍
性が認められるようになつて、医薬品としてのイ
ンターフエロンが鶴首されるに至つた。 インターフエロンには、生細胞がウイルスにさ
らされて生成する分子量約1〜3万のタイプイ
ンターフエロン(別名 古典的インターフエロ
ン)と、リンパ球がミトーゲン(mitogen)によ
つて刺激されるか、又は抗原に応答して生成する
タイプインターフエロン(別名 免疫インター
フエロン)とがあり、H.M.Johnson et al著
「Proceedings of the Society for
Experimental Bioiogy and Medicine」、第154
巻、第138頁(1977年)には、タイプインター
フエロンがultrogelを用いるゲル濾過により分子
量約4〜7万を示すと報告されている。 “Texas Reports on Biology and
Medicine”Vol.35、1977(Published at the
University of Texas Medical Branch、
Galveston、Texas、U.S.A)の第42頁で、L.B.
Epsteinが述べているように、タイプインター
フエロンは、厳しい条件(PH2以下、PH10以上、
温度56℃以上)の下ではタイプインターフエロ
ンよりもさらに不安定であることが知られてい
る。 しかしながら、タイプインターフエロンは、
免疫反応と密接なかかわりあいを有していること
から、タイプインターフエロンよりもインター
フエロン感受性疾患に対する予防効果、治療効果
の大きいことが期待されている。 インターフエロンは、種特異性が高く、ヒトの
疾患を予防または治療するためには、ヒトの生細
胞から生成されるインターフエロンでなければ効
果がない。 従来から、タイプインターフエロンの調製に
使用されてきたヒトの生細胞には白血球がある。
しかしながら、白血球はヒトの新鮮血から分離し
て調製されるものであり、その保存も困難であつ
て、大量に安価に供給することは極めて困難であ
る。このような理由から、ヒト疾患の予防や治療
に使用し得るタイプインターフエロンの製造
は、未だ工業的規模で実施されるまでに至つてい
ない。 本発明者等は、工業的規模で容易に実施し得る
タイプインターフエロンの製造方法を検討し、
そのタイプインターフエロンがタイプインタ
ーフエロン感受性疾患の予防剤、治療剤として有
用であるか否かを鋭意研究した。 その結果、培養株化されたヒト由来の細胞を生
体外(in vitro)の栄養培地に接種し増殖させる
のではなく、ヒト以外の温血動物体内に移植し、
またはヒト以外の温血動物の体外もしくは体内に
取付けた拡散チヤンバー内でその動物体から栄養
物を含有する体液の供給を受けつつ増殖させ、得
られるヒト由来の細胞に生体内または生体外でタ
イプインターフエロン誘導剤を24時間を超える
時間作用させることによつて、ヒトに種特異性の
高いタイプインターフエロンが高活性で誘導生
成され、これを精製分取することによつてタイプ
インターフエロンが多量容易に製造し得ること
を見いだし、そのタイプインターフエロンがタ
イプインターフエロン感受性疾患の予防剤、治
療剤として優れていることを確認して本発明を完
成した。 本発明におけるタイプインターフエロンの製
造方法は、生細胞を生体外(in vitro)で増殖さ
せる場合とは違つて、高価な血清などを含む栄養
培地が不要または大幅に節約できるばかりでな
く、細胞増殖中の維持管理も極めて容易であり、
そのうえ誘導生成されるタイプインターフエロ
ン活性が高いという特徴を有している。即ち、培
養株化されたヒト由来の細胞をヒト以外の温血動
物体内に移植し或はその動物の体液の供給を受け
ることのできる拡散チヤンバー内に収容し、この
チヤンバーを動物体内に埋設し通常の飼育をすれ
ば、温血動物体から供給される栄養物を含有する
体液を利用してその細胞が容易に増殖し得るので
ある。更に生体外(in vitro)で増殖させる場合
と比較して、この細胞の増殖が安定しているこ
と、その増殖速度が大きいこと、得られる細胞量
が大きいこと、更には細胞当りのタイプインタ
ーフエロンの収量が著増することも大きな特徴で
ある。 本発明におけるタイプインターフエロンの製
造方法に使用する培養株化されたヒト由来の細胞
は、ヒト以外の温血動物体内に移植して容易に増
殖し得てしかもタイプインターフエロン産生能
を有するものであればよく、例えば「蛋白質 核
酸 酵素 Vol.23 No.6」第697〜711頁(1978)
に報告されているHPB−ALL細胞、MOLT3細
胞、P12/Ichikawa細胞、HPB−MLT細胞、
P8/Seki細胞、JBL細胞、HCL細胞、P10/
Shibata細胞などや、「Journal of Clunical
Microbiology Vol.1」116頁〜117頁(1975)に
報告されているNamalva細胞やI.Miyoshi著
「Nature Vol.267」843〜844頁(1977)に報告さ
れているBALL−1細胞、TALL−1細胞、
NALL−1細胞などが自由に使用され、本明細
書に記載する株化細胞のみに限定されるものでは
ない。これらの細胞は、後に述べるタイプイン
ターフエロンを誘導生成させるまでの過程で、単
独で又は2種以上を混合して自由に使用される。
特に、培養株化細胞が白血球なかでもリンパ球で
ある場合においては、Bリンパ球とTリンパ球と
を含有する混合細胞溶液にして誘導生成されるタ
イプインターフエロンの活性をさらに高めるこ
とも自由である。必要ならば、培養株化されたヒ
ト由来の細胞に、例えばヒトの新鮮血から調製さ
れる白血球を併用することもできる。 本発明におけるタイプインターフエロンの製
造方法に使用する温血動物は、ヒト由来の細胞が
増殖し得るものであればよく、例えばニワトリ、
ハトなどの鳥類、イヌ、ネコ、サル、ヤギ、ブ
タ、ウシ、ウマ、ウサギ、モルモツト、ラツト、
ハムスター、普通マウス、ヌードマウスなどの哺
乳類などが使用できる。 これら動物にヒト由来の細胞を移植すると好ま
しくない免疫反応を起すおそれがあるので、その
反応をできるけおさえるために使用する動物は、
できるだけ幼若な状態、即ち卵、胚、胎児、また
は新生期、幼少期のものの方が好ましい。 また、これら動物に例えば、約200〜600レム程
度のエツクス線若しくはガンマ線を照射するか、
または抗血清若しくは免疫抑制剤などを注射する
などの前処理をほどこして、免疫反応を弱めて移
植してもよい。 使用する動物がヌードマウスの場合には、成長
したものであつても免疫反応が弱いので、これら
の前処置を必要とすることなく、培養株化された
ヒト由来の細胞が移植でき、急速に増殖できるの
で特に好都合である。 また、培養株化されたヒト由来の細胞を、例え
ば先づハムスターに移植し増殖させた後、この細
胞を更にヌードマウスに移植するなどのように、
ヒト以外の温血動物間で移植してヒト由来の細胞
の増殖をより安定化したり、更にそれらから誘導
生成されるタイプインターフエロン量を増加さ
せることも自由である。 この場合、同種間、同属間は勿論のこと同綱
間、同門間移植であつてもよい。ヒト由来の細胞
を移植する動物体内の部位は移植した細胞が増殖
し得る部位であればよく、例えば尿液腔、静脈、
腹腔、皮下など自由に選ばれる。 また、直接動物体内にヒト由来の細胞を移植す
ることなく、動物細胞の通過を阻止し得る多孔性
の濾過膜、例えば孔径約10-7〜10-5mを有するメ
ンブランフイルター、限外濾過膜またはホローフ
アイバーなどを設けた公知の各種形状、大きさの
拡散チヤンバーを動物体内、例えば腹腔内に埋設
して、動物体からの栄養物を含む体液の供給を受
けつつ、そのチヤンバー内で前述の培養株化され
たヒト由来の細胞を何れも増殖させることができ
る。 また、必要に応じて、このチヤンバー内の栄養
物を含む溶液を動物体内の体液と接続し潅流させ
るようにしたチヤンバーを、例えば動物体表に取
付け、チヤンバー内のヒト由来の細胞の増殖状態
を透視できるようにすることも、また、このチヤ
ンバー部分のみを着脱交換できるようにして動物
を屠殺せずに寿命一杯細胞を増殖させて、動物個
体当りの細胞生産量を更に高めることもできる。 これらの拡散チヤンバーを利用する方法は、ヒ
ト由来の細胞が動物細胞と直接接触しないので、
ヒト由来の細胞のみが容易に採取できるだけでは
なく、好ましくない免疫反応を起す必配も少ない
ので、免疫反応を抑制する前処置の必要もなく、
各種温血動物を自由に利用できるという特徴を有
している。 移植した動物の維持管理は、その動物の通常の
飼育を続ければよく、移植後と言えども特別の取
扱いは何ら必要としないので好都合である。 ヒト由来の細胞を増殖させるための期間は通常
約1〜10週の期間で目的を達成することができ
る。 このようにして得られるヒト由来の細胞数は動
物個体当り約107〜1012、またはそれ以上に達す
ることも見出した。 換言すれば、本発明におけるタイプインター
フエロンの製造方法により増殖させたヒト由来の
細胞数は、動物個体当り移植した細胞数の約107
〜1012倍、またはそれ以上にも達し、生体外の栄
養培地に接種して増殖させる場合の約101〜106
倍、またはそれ以上にも達して、タイプインタ
ーフエロンの製造のため極めて好都合である。 このようにして増殖させたヒト由来の生細胞か
らタイプインターフエロンを誘導生成させる方
法は自由である。それが増殖した動物体内のまま
で、タイプインターフエロン誘導剤を作用させ
ることもできる。例えば、腹腔内の腹水に浮遊状
で増殖したヒト由来の細胞に、または皮下に生じ
た腫瘍細胞に、タイプインターフエロン誘導剤
を直接作用させてタイプインターフエロンを誘
導生成させ、次いでその腹水または腫瘍からタイ
プインターフエロンを精製分取すればよい。 また、ヒト由来の増殖細胞を動物体内から取り
出し、生体外でタイプインターフエロン誘導剤
を作用させてタイプインターフエロンを誘導生
成させることもできる。例えば、腹水中で増殖し
たヒト由来の細胞を分取し、または皮下に生じた
ヒト由来の細胞を含む腫瘍を摘出、分散し、得ら
れる細胞を約20〜40℃に保つた栄養培地に細胞濃
度が約105〜108/mlになるように浮遊させ、これ
にタイプインターフエロン誘導剤を作用させる
ことによつてタイプインターフエロンを誘導生
成させ、これを精製分取すればよい。 更に、ヒト由来の細胞を拡散チヤンバー内で増
殖させた場合には、増殖させた細胞をチヤンバー
内のままで、またはチヤンバーから取り出して、
タイプインターフエロン誘導剤を作用させ、タ
イプインターフエロンを誘導生成させることも
できる。 また、タイプインターフエロンの誘導生成に
際して、必要ならば例えばヒトに種特異性の高い
インターフエロンを用いてプライミング処理をし
たり、代謝阻害剤を使用するスーパーインダクシ
ヨン法などの公知の方法を採用することによつて
生成するタイプインターフエロン量を更に高め
ることも自由である。 また、例えば増殖させたヒト由来の細胞に先づ
動物体内のままでタイプインターフエロンを誘
導生成させた後、次いで同一動物個体の特定の部
位または全体から採取したヒト由来の細胞に動物
体外でタイプインターフエロンを誘導生成させ
る方法、また一度タイプインターフエロンの誘
導生成に使用した細胞を更に2度以上タイプイ
ンターフエロンの誘導生成に使用する方法、また
は動物体内に埋設、若しくは接続するチヤンバー
を交換して得られる細胞数を増加させる方法など
の方法によつて、使用する動物個体当りのタイプ
インターフエロン生成量を更に高めることも自
由である。 以上述べた各種の方法によつてタイプインタ
ーフエロンを誘導生成させる時間は、24時間を超
える時間、更に好適条件としては、約25乃至120
時間である。 タイプインターフエロン誘導剤としては、通
常、例えばフイトヘマグルチニン、コンカナバリ
ンA、ポークウイードミトーゲン、リポポリサツ
カリド、エンドトキシン、多糖類、細菌などのミ
トーゲンが好適である。 また、感作化された細胞にとつては抗原もタイ
プインターフエロン誘導剤である。上記タイプ
インターフエロン誘導剤を用いて誘導を行う際
には、通常約0.001μg〜10mg/mlの濃度で目的を
達することができる。 必要ならば、例えば、ウイルス、核酸、ポリヌ
クレオチドなどのタイプインターフエロン誘導
剤を併用して、タイプインターフエロン量を更
に増加させることも、タイプインターフエロン
とタイプインターフエロンとを同時に生成させ
ることも自由である。 このようにして誘導生成させたタイプインタ
ーフエロンは、公知の精製分離法、例えば、塩
析、透析、濾過、遠心分離、濃縮、凍結乾燥など
を行うことによつて容易に精製分離し、採取する
ことができる。更に高度の精製を必要とする場合
には、例えばイオン交換体への吸着・溶出、ゲル
濾過およびアフイニテイクロマトグラフイー、高
速液体クロマトグラフイー、等電点分画、電気泳
動などの公知の方法を更に組み合せればよく、最
高純度のタイプインターフエロンを採取するこ
とも可能である。 ヒトに種特異性の高いタイプインターフエロ
ンおよびタイプインターフエロンの活性は「蛋
白質 核酸 酵素Vol.20 No.6」616頁〜643頁
(1975)に報告されているヒト羊膜由来のFL細胞
を使用して公知のプラーク半減法で測定した。 赤血球凝集価はJ.E.Salk著「The Journal of
Immunology」第49巻、第87〜98頁(1944年)の
方法に準じて測定した。 次に、タイプインターフエロン産生に関する
実験Aを述べる。 〔実験A〕 生体外(in vitro)又は生体内で増殖させて得
た細胞によるインターフエロン産生能試験 実験A− 生体外(in vitro)での増殖 BALL−1細胞を牛胎児血清を20%補足した
RPMI 1640培地(PH7.2)に接種し、37℃で浮遊
培養した。 得られた細胞を血清無添加のRPMI 1640培地
(PH7.2)で洗浄し、同培地に約1×106/mlにな
るように懸濁した。 実験A− 生体内での増殖 新生児のハムスターに、ウサギから公知の方法
で調製した抗血清を予め注射し、ハムスターの免
疫反応を弱めた後、その皮下にBALL−1細胞を
移植し、その後通常の方法で3週間飼育した。 皮下に生じた腫瘍を摘出し細切した後、トリプ
シン含有の生理食塩水に懸濁して細胞を分散分取
した。 得られた細胞を血清無添加のRPMI 1640培地
(PH7.2)で洗浄し、同培地に約1×106/mlにな
るように懸濁した。 実験A− インターフエロンの産生 実験A−、A−で得たBALL−1細胞の懸
濁液にフイトヘマグルチニン若しくはセンダイウ
イルスを単用するか又はフイトヘマグルチニンと
センダイウイルスとを併用してインターフエロン
を誘導させた。 即ち、約1×106/mlの細胞濃度を有する懸濁
液にフイトヘマグルチニンをml当り約100μgを
添加して37℃で3日間保つてインターフエロンを
誘導させた。またセンダイウイルスの場合には、
懸濁液ml当り約300赤血球凝集価の割合で添加し
て37℃で1日間保つてインターフエロンを誘導さ
せた。また、フイトヘマグルチニンとセンダイウ
イルスとを併用する場合には、懸濁液にフイトヘ
マグルチニンをml当り約100μgを添加して37℃
で2日間保つた後、これにセンダイウイルスをml
当り約300赤血球凝集価の割合で添加して37℃で
更に1日間保つてインターフエロンを誘導させ
た。 このようにして得たインターフエロンを含有す
る懸濁液を遠心分離し、その上清を分画分子量
6000の限外濾過膜で濃縮し、次いでこの濃縮液を
デキストランゲルなどによるゲル濾過法で分子量
分画し、そうして得た分子量約25000のタイプ
インターフエロンと分子量約50000のタイプイ
ンターフエロンとの活性を測定し、インターフエ
ロン誘導時の懸濁液1ml当りの活性を求めた。 結果は第1表に示す。
【表】 (注) ( )内の数値は、タイプインター
フエロンのみの活性を示す。
第1表の結果から明らかなように、タイプイ
ンターフエロンは生体外で増殖させた細胞からは
ほとんど生成されず、生体内で増殖させた細胞に
よつて多量生成される。 また、センダイウイルスによつて誘導されるタ
イプインターフエロンは、生体外、生体内をと
わずどちらの増殖方法で得た細胞からも生成され
る。しかし、生体内で増殖させた細胞を用いる場
合の方が約4倍も高い活性が得られた。また、イ
ンターフエロン誘導剤がフイトヘマグルチニン単
独又はセンダイウイルス単独の場合に誘導される
インターフエロン活性とフイトヘマグルチニスと
センダイウイルスとを併用する場合に誘導される
インターフエロン活性とに着目すると、生体内で
増殖させた細胞を用いた場合にはタイプインタ
ーフエロン、タイプインターフエロンいずれも
インターフエロン誘導剤の相乗効果が顕著に認め
られる。 特にフイトヘマグルチニンとセンダイウイルス
とを併用して誘導されるタイプインターフエロ
ンは、フイトヘマグルチニン単独で誘導されるタ
イプインターフエロンの約28倍も高い活性を得
た。 しかしながら、生体外で増殖させた細胞を用い
た場合には、相剰効果がほとんど認められない。 実験A− 誘導剤の作用時間 TALL−1細胞を実験A−の方法に従つて生
体内で増殖させ、皮下に生じた腫瘍を摘出し、分
散させて1×106/mlの細胞濃度を有する懸濁液
を調製し、これにタイプインターフエロン誘導
剤であるフイトヘマグルチニンをml当り約100μ
gおよびリポポリサツカリドをml当り約10μgを
加え、37℃に保つて経時的にサンプリングし、産
生されたタイプインターフエロン活性を測定
し、その最大活性に対するそれぞれの活性の百分
率を相対活性(%)として求めた。 結果を第2表に示す。
〔実験B〕
タイプインターフエロンによるインターフエ
ロン感受性疾患の予防、治療試験 実験B−1 タイプインターフエロンによるウ
イルス性疾患の治療(in vitroでのウイルス増
殖阻止作用テスト) 直径6cmのシヤーレで単層培養したヒト胎児肺
の初代培養細胞に、実施例9の方法で調製したタ
イプインターフエロン0.1、1.0または10.0単位
を添加し、37℃で5%炭酸ガスインキユベーター
中に20時間保つた後、これにタイプインターフ
エロン無添加の場合に約100個のプラーク生成能
を有する量のバリセラーゾスターウイルス(水痘
帯状疱疹ウイルス)、またはヒトサイトメガロウ
イルス(死産、早産原因ウイルス)を添加するこ
とにより生成するプラーク数を計数した。 ウイルス増殖阻止作用は、タイプインターフ
エロンによるプラーク数減少率の大きさで判定し
た。 プラーク数減少率(%)=A−B/A×100 A:タイプインターフエロン無添加でのプラー
ク数 B:タイプインターフエロン添加でのプラーク
数 その計数した結果を次の第3表に示す。
【表】 第3表の結果から明らかなように、本発明の方
法で製造したタイプインターフエロンは、ウイ
ルス性疾患を引き起すウイルスの増殖をよく阻止
していることがわかる。 なお、ヒト培養細胞には、タイプインターフ
エロン添加による何らの異常も認められなかつ
た。 実験B−2 タイプインターフエロンによる非
ウイルス性疾患の治療 (1) in vitroでの腫瘍細胞増殖阻止テスト牛胎児
血清15v/v%を含有するRPMI 1640培地に、
実施例9の方法で調製したタイプインターフ
エロンを最終濃度5、50、500単位/mlになる
ように添加して、さらに、これに各種腫瘍細胞
を5×105/mlの濃度になるように接種し、37
℃に保つた5%炭酸ガスインキユベーター中で
5日間培養した後、培地ml当りの細胞数を測定
した。対照としては、100℃に30分間保つて熱
失活させたタイプインターフエロンを、それ
ぞれ等量になるように添加して同様に培養し測
定した。 細胞増殖阻止率は、次式で求めた。 細胞増殖阻止率(%)=(A−5×105)−(
B−5×105)/(A−5×105)×100 A:対照区細胞数 B:試験区細胞数 その測定した結果を次の第4表に示す。
【表】 第4表の結果から明らかなように、本発明の
方法で製造したタイプインターフエロンは
BALL−1細胞、TALL−1細胞、NALL−1
細胞、JBL細胞などの腫瘍細胞の増殖を著しく
阻害しており、その活性濃度も5〜500単位/
mlの範囲で有効であることがわかる。 (2) in vivoでの腫瘍細胞増殖阻止作用テスト生
後約2ケ月のヌードマウス8匹を使用して試験
した。 1匹当り7.5×106個の腫瘍細胞TALL−1を
8匹全べての皮下に移植した。この内4匹に
は、移植2日後より実施例6の方法で調製した
タイプインターフエロン溶液を1000単位ずつ
腹腔内に週3回の割で計20回注射し、移植後48
日目に屠殺して生じた腫瘤の生重量を測定し
た。残りの4匹は、対照としてタイプインタ
ーフエロンを注射しなかつたことを除いて先き
の4匹と同様に飼育し、移植後48日目に屠殺し
て生じた腫瘤の生重量を測定した。 その測定した結果を次の第5表に示した。
【表】 (3) in vivoでの腫瘍細胞増殖阻止作用テスト生
後約2ケ月のヌードマウス8匹を使用して試験
した。 1匹当り107個の腫瘍細胞JBLを8匹全べて
の皮下に移植した。この内4匹には、移植2週
間後より実施例2の方法で調製したタイプイ
ンターフエロンとタイプインターフエロンと
を含有するインターフエロン溶液を1000単位ず
つ腹腔内に週2回の割で計8回注射し、移植後
42日目に屠殺して生じた腫瘤の生重量を測定し
た。残り4匹は、対照としてタイプインター
フエロンを注射しなかつたことを除いて先きの
4匹と同様に飼育し、移植後42日目に屠殺して
生じた腫瘤の生重量を測定した。 その測定した結果を次の第6表に示した。
【表】 第5表、及び第6表の結果から明らかなよう
に、タイプインターフエロンを注射したもの
は、腫瘤の発生が阻止され、また仮りに腫瘤が
発生したとしても、その重量は対照と比較して
極めて小さく、その把大が著しく阻害されてい
ることがわかる。また、タイプインターフエ
ロンを注射したヌードマウスは、対照のヌード
マウスに比較し食欲旺盛で敏捷性もよかつた。 実験B−3 急性毒性テスト 生後20日のマウスを使用して、実施例9の方法
で調製したタイプインターフエロン溶液の急性
毒性テストをしたところ、本タイプインターフ
エロンの毒性は極めて低く、腹腔内に注射した時
のLD50は20000000単位/Kg以上であることが判
明した。 以上の実験から明らかなように、本発明で言う
タイプインターフエロン感受性疾患とは、本発
明の方法で製造したところのタイプインターフ
エロンによつて予防され、若しくは治療される疾
患であり、それがウイルス性疾患、例えば流行性
結膜炎、ヘルペス性角膜炎、インフルエンザ、風
疹、血清肝炎などであつても、また非ウイルス性
疾患、例えば白血病、骨肉腫などであつてもよ
い。 本発明の方法により製造したタイプインター
フエロンを含有するタイプインターフエロン感
受性疾患予防剤、若しくは治療剤は、その目的に
応じてその形状を自由に選択できる。その1例を
上げれば噴霧剤、点眼剤、点鼻剤、うがい剤、注
射剤などの液剤、軟膏剤のようなペースト剤、粉
剤、顆粒剤、錠剤などの固剤などである。 これらのタイプインターフエロン感受性疾患
予防剤、治療剤には、タイプインターフエロン
を通常グラム当り1〜10000000単位程度の活性を
含有せしめればよく、必要に応じて他の成分、例
えば治療剤、補助剤、増量剤、安定剤などの1
種、若しくは2種以上と併用することも自由にで
きる。 特に注射剤としては、一度に静注する場合、タ
イプインターフエロンが短時間で血中から消失
し体外に排泄されやすいことから、その投与方法
を点滴法例えば、タイプインターフエロンを補
糖液などに含有せしめて点滴静注する方法とし、
その投与時間を持続延長することによつて、その
薬効を効果的に利用することを可能にし、投与す
るタイプインターフエロンのタイプインター
フエロン感受性疾患に対する予防、治療の効果を
さらに高めることも自由である。 以下、本発明の方法により製造したタイプイ
ンターフエロンを使用して薬剤を製造した例を参
考までに2〜3述べる。 参考例 1 液 剤 生理食塩水に、実施例1の方法で調製したタイ
プインターフエロンを1ml当り500単位含有せ
しめて液剤を製造した。 本品は、特に流行性結膜炎やインフルエンザな
どのウイルス性疾患の予防剤、治療剤として噴霧
用、点眼用、点鼻用、うがい用に好適である。 参考例 2 注射剤 生理食塩水に、実施例9の方法で調製したタイ
プインターフエロンを1ml当り100000単位含有
せしめて注射剤を製造した。 本品は、ウイルス性疾患や腫瘍性疾患などのタ
イプインターフエロン感受性疾患全般の予防
用、治療用に好適である。 参考例 3 点滴用注射剤 10%マルトース液500ml中に、実施例5の方法
で調製したタイプインターフエロンとタイプ
インターフエロンとを含有するインターフエロン
1000000単位と、シクロオスフアミド100mgとを含
有せしめて注射剤を製造した。本品は、インター
フエロンの持続投与型注射剤として、特に腫瘍性
疾患の予防用、治療用に好適である。 参考例 4 点摘用注射剤 10%マルトース液100ml中に、実施例2の方法
で調製したタイプインターフエロンとタイプ
インターフエロンとを含有するインターフエロン
500000単位と、マルトマイシンC2mgとを含有せ
しめて注射剤を製造した。 本品は、特に腫瘍性疾患の予防用、治療用に好
適である。 参考例 5 軟膏剤 実施例4の方法で調製したタイプインターフ
エロンの粉末を常法に従い流動パラフイン、ワセ
リンと混和して軟膏剤を製造するに際し、タイプ
インターフエロンを製品1グラム当り10000単
位となるよう含有せしめた。 本品は、ウイルス性皮膚疾患などの治療用に好
適である。 参考例 6 錠 剤 実施例7の方法で調製したタイプインターフ
エロン粉末を常法に従つて澱粉とマルトースとを
混合使用して打錠するに際し、タイプインター
フエロンを製品1錠(100mg)当り1000単位にな
るように含有せしめて錠剤を製造した。本品は、
消化器系のウイルス性疾患の予防用、治療用に好
適である。 参考例 7 液 剤 10%マルトース液10ml中に、実施例8の方法で
調製したタイプインターフエロン200000単位
と、メソトレキセート5mgを含有せしめて内服用
液剤を製造した。 本品は、特に腫瘍性疾患の予防用、治療用に好
適である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 タイプインターフエロン産生能を有する培
    養株化されたヒト由来の細胞を、ヒト以外の温血
    動物体内に移植するか、またはヒト以外の温血動
    物の体内もしくは体外に取り付けた拡散チヤンバ
    ー内で、その温血動物の体液の供給を受けながら
    増殖させ、得られるヒト由来の細胞に生体内また
    は生体外でタイプインターフエロン誘導剤を24
    時間を超える時間作用させてタイプインターフ
    エロンを生成させ、生成するタイプインターフ
    エロンを精製採取することを特徴とするタイプ
    インターフエロンの製造方法。 2 タイプインターフエロン誘導剤としてタイ
    プインターフエロン誘導剤とタイプインター
    フエロン誘導剤とを併用することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のタイプインターフエ
    ロンの製造方法。
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