JPS60155137A - 高濃度ヒトγ型インタ−フエロン水溶液の製造法 - Google Patents

高濃度ヒトγ型インタ−フエロン水溶液の製造法

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JPS60155137A
JPS60155137A JP59010858A JP1085884A JPS60155137A JP S60155137 A JPS60155137 A JP S60155137A JP 59010858 A JP59010858 A JP 59010858A JP 1085884 A JP1085884 A JP 1085884A JP S60155137 A JPS60155137 A JP S60155137A
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潔 奈良
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高濃度ヒトγ型インターフェロン水溶液の製
造法に関する。
インターフェロン(以下IFNと略称することがある)
は、高等動物の細胞がウィμスや核酸などの刺激によっ
て誘発されて産生ずる蛋白であシ、抗つイμス作用、抗
m瘍作用などを有する。
ヒトのインターフェロンには、現在α型、β型およびT
型の3種の性状の異なるタイプが存在することが知られ
ている。
β型インターフェロン(以下工1″N−αと略称スル)
、β型インターフェロン(以下工FM−βと略称する)
に関する研究社比較的す−んでおり、精製法もそれらの
物性もかなり明らかになって来ている。
γ型インターフェロン(以下工FM−γと略称すること
がある。)はリンパ球の芽球化やりンホカイン産生が起
るような状況下で、免疫担当細胞から産生されるため免
疫インターフェロンとも呼ばれている。工FH−γは工
FN−αや工Flf−βと比較して、抗測胞増殖活性や
抗腫瘍活性が高いといわれておル、臨床的応用面からよ
り期待されている。しかし、その産生に新鮮なリンパ球
が必要であることなどの制約があるため、これまで効率
のよい産生糸は確立されていない。また、異なる実験系
では、異なる細胞種が異なる分子柚の工WM−7を産生
ずる可能性も示唆されておυ、その構造や性質に関して
も不明な点が数多く残されてiる。
本発明者らは、遺伝子組換え技術によシ生産されたヒ)
IFN−γの精製につき技術開発研究を行なっている際
、ヒトエFN−γが非常に多量化を起しやすく、精製が
困雌であることを認め、これを解決するために還元性硫
黄化合物および蛋白変性剤の共存下にゲyvp過するこ
とを特徴とするヒトエFN−7単量体の製造法を開発し
た(特願昭58−186383号明細書参照)。この方
法で得られたと)IFN−γ単蓋体水溶液には還元性硫
黄化合物および蛋白変性剤が含まれておシ、これらの低
分子化合物のうち特に蛋白変性剤は製剤には用いられな
いので除去する必要があるが、該除去処理により得られ
る水溶液中のヒトエli″M−γは溶解度が低く、濃縮
操作等において容易に析出するため、製剤原料としては
あまり適切でないことが判明した。
本発明者らは、さらに鋭意研究を行ないヒトエFN−γ
難溶化の原因を究明し、高濃度ヒトエFN−γ水溶液の
製造法を確立した。
すなわち、本発明は、蛋白変性剤を含有するヒトエFl
f−γの希薄水溶液から蛋白変性剤を除去し、該溶液を
液体状態で熟成させ、ついで濃縮することを特徴とする
高濃度ヒトエFN−γ水溶液の製造法である。
上記、蛋白変性剤を含有するヒトIFN−γ水溶液とし
て、好ましくは、粗ヒ)IFN−γを還元性硫黄化合物
および蛋白変性剤の共存下ゲ/I/濾過して得られると
トエFN−γ単量体水溶液が用いられる。
希薄水溶液は、例えば、単量化しているIFN−rの溶
液を凝集沈澱しないように緩衝液を用いて30〜200
μg/meに稀釈して得られるが、凝集沈澱しないよう
にすればどんな方法をとってもかまわない。通常、pu
5 、0−8 、0のM!衝液のみで稀釈すると、ただ
ちに自沈が出るので、好ましくは、これに2M程度の蛋
白変性剤を緩衝液に含ませたもので稀釈すると凝集沈澱
のない稀薄な溶液を得ることができる。上記緩衝液には
、さらに還元性硫黄化合物を含有させてもよい。
上記蛋白変性剤としては、例えば、グアニジン塩(塩酸
塩、硫酸塩)、尿素、チオシアン酸塩(ナトリウム塩、
カリウム塩)などがあげられる。
蛋白変性剤は、上記希薄水溶液を、ゲl”1Epiaま
たは限外膜濾過することKよ〕除去されるが、ゲ/l/
濾過するのが好都合である。
ゲ/L/濾過の方法は、通常用いられるカラム法が適し
ている。
ゲ/L/ffi過の原液として上記ヒトエFN−γ希薄
水溶液が好ましいが、多少析出物があってもゲ!沖過に
さしつかえない程度であればかまわない。
またゲル濾過中に一部析出することもあるが、析出物は
、たとえば、0.22μのメンブレンで濾過すれば、除
去できる。
ゲ/I/濾過用のゲルとしては市販のものなどから自由
に選択されるが、デキストフン、ポリアクリF−05な
ど低分子化合物の除去に適したものがあげられる。
使用するゲルの量は、通常員看するサンプルの2〜10
0倍量(V/Y八好へしくは5〜2゜倍量である。
展開溶媒は、通常pHについて5.0〜8.0、とシわ
け中性付近の緩衝液を用い、好ましくは還元性硫黄化合
物を1〜100 mMとシわけ5〜20mMの濃度で含
有させる。
具体的には、展開溶媒であらかじめ平衡としたゲルカラ
ムに上記希薄水溶液を11aRする。これを展開溶媒に
よシ溶出する。溶出速度は、サンプμの不純度、ゲルの
種類、量によシ異なるが、通常SV(スベ−7,べtf
fs/ティ)0.1−10、好ましくは、87 9.5
〜3である。溶出液は通常の方法によシ分画する。
ヒトエFN−γの両分は、通常の方法、たとえばO−D
、280nm の吸収等で溶出曲線として表わすことに
よシ容易に検出することができる。
蛋白変性剤を除去した希薄水溶液の液体状態での熟成は
、該希薄溶液を適当な時間、温度で放置することで達成
できる。
熟成の温度、時間の両ファクターは適宜決められるが、
温度についてはヒト1FN−γの安定性。
雑菌汚染等の観点から低温、たとえば4℃附近が好まし
いが、0℃〜40℃附近であれば、適当な温度を選ぶこ
とができる。時間については、グμ濾過直後を濃縮する
と白濁してくるが、1時間も放置しておけば、白濁はず
っと少なくなる。通常24〜72時間放置後濃縮すれば
十分である。
なお、必要によシ、熟成を行う前またはその途中で無菌
濾過等の操作をすることもできる。
濃縮は、限外膜処理によ)好都合に行うことができる。
限外膜はMWCO101000程度のものを用いるのが
好ましく、通常の操作によって行うことができる。
1紀によル製造されるとトエFN−7水溶液は、0 、
2−1 、5Mf/zloと) I FN−7を含有し
、前記の製造法による0、05q/wt程度のものに比
し、易溶化されたヒトエFH−γを含有する高濃度水溶
液であシ、ヒトエIF!i−7の大量製造中間体として
好適である。
本発明によるとトエ[1−4の易溶化は以下によ如達成
するものと考えられる。
すなわち粗ヒ)IN’N−γを還元性硫黄化合物および
蛋白変性剤の共存下にゲA/濾過して得られる原料のヒ
トエFN−γは、共有結合的にも非共有結合的にも単量
体であるが、蛋白変性剤を除去すると非共有結合的に多
量体となルその溶解度が低下するものと推定される。こ
れを希薄水溶液状態で熟成させると、一度生じたヒトI
FN−7多量体が、安定な非共有結合二斂体となυ、そ
の易溶化が達成され、容易に高濃度に濃縮が可能となっ
たと考えられる。
本発明によシ製造される高濃度ヒトエFN−γ水溶液は
前記の方法で得られるヒトエFN−γ水溶液に比し高濃
度であるので、保存用凍結晶や凍結乾燥して得られる注
射用製剤等の原液として、よル有利に使用される。
本発明によシ製造されるヒトエFN−γは、低毒性で、
従来の方法で得られる工FN−7と同様の目的に同様の
1η法によシ使用でき、抗ウィルス。
抗腫瘍、m胞増殖抑制および免疫増強作用等を有するの
で、公知の工1i’1N−γと同様にして投与すること
かできる。
なお、原料の蛋白変性剤を含有するヒトエFN−γ水溶
液は、例えば粗ヒ)Ill−γを還元性硫黄化合物およ
び蛋白変性剤の共存下にゲlv濾過することにより製造
できる。
ここで粗ヒトエFH−γはヒトエFN−γを含有するも
のであればいかなるものでもよい。天然に存在するヒト
エFN−γを濃縮9分離したものや遺伝子組み換え技術
によって得られるヒト1FM−7生産能を有する微生物
の培養により製造されたヒトエFN−γ〔特開昭58−
189197号公報;ヌクレイツク アンウド リサー
チ、第10巻、2487−2501頁(1982年);
ネイチャ、第295巻、503−508頁(1982年
)参照〕を用いることができる。実用面からは、上記ヒ
トエFM−7生産能を有する微生物を培養して得られる
菌体抽出液、硫安分画液、抗体カラム溶出液、イオン交
換溶出液を粗ヒトエFH−7として用いるが、不純蛋白
量が多いほど還元性硫黄化合物の量が多く必要にな〕経
済的ではないため、一般には抗体カラムあるいはイオン
交換カラム溶出液等を適用するのが好ましい。また粗ヒ
トエFH−γは多量化していてもさしつかえない。
還元性硫黄化合物としては、例えばシスティン。
N−アセチ/L/Vスティン、N−アセチpホモVステ
ィン、還元型グμタチオン、チオエタノールアミン、モ
ノチオグリセロ−μ、ジチオスレイトー〜、 次素1&
 1〜Tのチオアルカン、ロンガリットなどの有機含硫
黄化合物やメタ重亜硫酸塩(ナトリウム塩、カリウム塩
)などの無機含硫黄化合物があげられる。
蛋白変性剤としては、前記したものがあげられる。
ゲfi/濾過用のゲルとしては市販のものなどから自由
に選択されるが、デキストフン、ポリアクリルアミド、
アガロースなどのゲル粒子が好ましい。
また、例えば遺伝子組み換え技術にょ9製造されるヒト
エFlf−γに適期する場合、その分子量が17.14
3であることや他の不純蛋白との分離効率を考え、分画
範囲1.000〜80.000程度の性能を有するもの
から選択して使用するのが好都合である。具体的にはと
シわけセフ1デックスG−50、G−75、セフ1クリ
1v8−200゜バイオゲ/I/P−10pp−3o*
p−6o等があげられる。
使用するゲ/L/Jiは、通常組付するサンプ〜の5〜
100倍(W/W )好ましくは10〜30倍(W/W
)Jlである。
ゲ/L’沖過の方法は、通常用いられるカラム法が適し
ている。
すなわち、粗ヒトエFN−γを緩衝液などに溶解し水溶
液となし、展開#媒であらかじめ平衝としたゲμカツム
に勇荷する。これを展開溶媒によシ溶出する。溶出速度
は、サンプpの不純度、ゲルの種類、tにより異なるが
、通常8V(スベーヌ ベロシティ)0.1〜10、好
まL<はsvO,5〜3である。溶出液は通常の方法に
よシ分画する。
ヒトエFN−γと還元性硫黄化合物および蛋白変性剤を
共存させるのは上記ゲlv濾過操作のいずれの工程にお
いてでもよいが、ヒトエPM−γをゲμにJi荷1する
ための水溶液および展開溶媒に還元性硫黄化合物および
蛋白変性剤を加えておくのが好ましい。
なお蛋白変性剤は、抽出、抗体カラム処理など前処理で
使用している場合には、カラムにJAA4iするための
水溶液に改めて加えることなくその溶液のit使用する
ことが可能である。
上記美荷、用水溶液および展開溶媒は、pHについては
5.0〜8.0、とりわけ中性付近で、還元性硫黄化合
物を1〜100mM とりわけ5〜20 mMの濃度で
含有させるのが好ましく、蛋白質性剤を0.1〜7M、
!:#)わけ1〜2M+7)濃度で含有させることが好
ましい。
本願明細書中、工FN−γの活性としての抗ウィルス活
性;国際単位(IU)は、単位(ユニット)の確彪した
国際標準IFN−γと目的とする資料を、ヒト重膜由来
FLIII胞株に対するS/ンドビス ウィルス(81
ndbis Virus )の#l胞変性効果阻止試験
を用いて測定し、その比率から力価を算出してめたもの
である。溶液中の蛋白量は、E : 280nm = 
1.0 を1111/として計算してめた。
以下実施例および参考例によプ本発明をよ5シ具体的に
説明するが、これらによル本発明は制限されるものでは
ない。
なお参考例中に記載した抗体カラムAb(li。
γ2−11.1 )は特願昭58−176091号(昭
和58年9月22日出願)明和書記載の方法で調製した
実施例1 参考例2Cn)でえた工FN−γ(モノマー)含有溶出
画分530m1(DうちO26gt(9、85ダ含有)
に10 mM vスティン塩酸塩、150mM塩化ナト
リウム、0.5M塩酸グアニジンおよび0.01%ツイ
ーン20を含む25mM酢酸緩衝液(pH[6、0)の
希釈液174mを添加、混合し、タン白含量0 、05
 III/meの低濃度溶液を調1した。この溶液を予
め10mM5’ステイン塩酸塩=150mi[塩化す)
リウムおよび0.01%ツイーン20を含む’l 5 
mM酢酢酸m液液pH6,0)で平衡化したセファデッ
クスG−25のカラム(5X6011)に負荷し、・同
−M衝液で溶出し、塩酸グアニジンを除去した工FN−
γの溶出画分190gj(9,12ダ含有)をえた。こ
の溶液のタン白含量は0.048W/ばて、澄明でめっ
た。
タン白回収率は92.5%で、工FN−7の比活性は3
.7X10 工U/ダ タン白であった。
実施例2 実施例1でえた工FN−γの溶出画分40m1(1,9
2Mg含有)を4℃で24時間熟成したのち、ダイアフ
ローPM−10,43鱈φ(アミコン社製限外濾過@)
を用い限外濾過により4m/まで濃縮した。この濃縮液
は澄明で、タン白含足は0 、470 W/glであっ
た。またタン白回収率は98%(1,88qンであった
。この工FN−γの比活性は6.8X10’ 工U/I
F タン白であった。
実施例3 実施例1でえた工yn−TO溶出自分40st<1.9
2m1含有)を4℃で100時間熟成したのち、室液例
2÷桿→と同様の方法で4dまで濃縮した。この濃縮液
状澄明で、タン白含量は0 、475 ’1//wlで
6.た。17白回収率は99%(1,94)であった。
なお工llN−γの比活性は7 、3 X 10’ 工
U/W タン白であった。
実施例4 参考例2(…)と同様の方法でえた工Flli−γ溶出
画分510諺t(0,388岬/11t)に、実施例1
と同様の希釈液3447g?を添加、混合しタン白含量
0 、0511f//ml濃度の溶液を#iした。
次いで、この溶液を予め実施例1と同様の平衡化il衝
液で平衡化したセフ1デックスG−250カラム(14
X10011)に負荷し、同一緩衝液で溶出し、塩酸グ
アニジンを除いた工FN−γの溶出画分3760 we
をえた。この溶液のタン白含量は0.048呼/ we
であ夛、その工FN−7の比活性は3.5X10 工U
/ダタン白であった。
この溶液を4℃で48時間熟成したのち、ダイアフロー
pii−to、ts、o−φ嘆を用%f%188gtま
で濃縮し、タン白含量0.9611II/IItの澄明
な工IH−r溶液をえた。この工FN−γの比活性は6
.7X10 1U/W j’y白で、8D8−PAGE
ではモノマーに収斂した。
実施例5 参考例4でえたヒトエFN−γ(モノマー)溶出画分4
50ゴに10mM還元型グμタチオン。
150mM塩化ナトリウム、0.5ml酸グアニジンお
よび0.01囁ツイーン20を含む25mM酢酸M!衝
液(pH6,0)の希釈液3.240mを添加、混合し
、タン白含量0 、05 Q/weの低濃度溶液を1嘔
した。この溶液を予め、10mM還元型グルタチオン*
 15 Q mM ML化ナナトリウムよび0.01囁
ツイーン20を含む25mM酢酸畿衝液tpas 、 
0 )で平衡化したセフ1デックスG−25のカラム(
14X100c1M)に負荷し、同一緩衝液でゲIv濾
過を行い、塩酸グアニジンを除去したヒトエFN−γの
溶出画分3.180 wl(155,81F)をえた。
この溶液のタン白含量紘0.048岬/耐であっ九。タ
ン白回収率は84.4%であった。その比活性は3.5
X10工U/IIタン白であった。この溶液を4℃で4
8時間熟成させたのち、実施例2と同様の方法で159
 wreまで濃縮した。この濃縮液は澄明で、そのタン
白含量は0 、921111/mlであった。タン白回
収率は93.9%146.3#)であった。
なおヒトエFN−γの比活性は6.8X10工U/q 
タン白であった。
実施例6 参考例2と同様の方法でえたヒトエI?M−γ(化ツマ
−)溶出画分435 ml (0、392119/g#
)に1501nii塩化ナトリウム、0.5M塩酸グア
ニジンおよび0.015Gツイ−720を含む25m1
酢酸Il衝液(pH6,0)の希釈液2,975s#を
添加し、タン白含量o、osviwの溶液を調整した。
この溶液を予め窺素ガスを注入し、十分に脱気した15
9m1ljjl化ナトリウムおよび0.01囁ツイーン
20を含む25m菫酢酸緩衝液(pH6,0)で平衡化
したセフ1デックスG−25力tム(14xlOOal
)に負荷したのち同−Mlr液でゲ/L/濾過を行い、
塩酸グアニジンおよび還元型グルタチオンを除去した七
トエFN−γの溶出画分3,280m(138III含
有)をえた。この溶液のタン白含量ti−0−,042
MI/dであった。タン白回収率は81%で、そのヒト
エFN−rの比活性は2 、8 X 1 G’ 工U/
l1iF タン白であった。
この溶液を:4℃で24時間熟成させたのち、実施例2
と同様の方法で300Witまで濃縮した。そのタン白
含量は0 、239 */meであった。タン白回収率
は52%(71,8#)”t”、11: ) I F 
N −γの比活性は1.lX106 工U/W タン白
であうた。 一 実施例1 ゛ 本発明の製造法で得られるとトエFN−γの性状は以下
のとおシてあった。
(i) ドデシμ硫酸ナトリウムのスラブ電気原動法(
8D8−PAGE)による分子量測定見かけ上の分子量
約18,000でモノマー−に収斂しえ。
測定条件’8D8濃度、0.1%=アクリμアミド濃度
6%(濃縮ゲ/L/)、12.5%(分離用ゲ、/L/
);電圧、607(濃縮時)。
180V(分離時);濃縮60分1分離2.5−3.0
時間;発色剤、クマV−ブリリアント プμ− (2) ゲ〜p過による量測定 見かけ上の分子量は約40,000であった(第1図)
測定条件 (1)資料二本発明の高濃度ヒト11M−7水溶液(タ
ン白濃度−1,231 ダ/ゴ、但しツイーン20t−含 まない) 標準タン白:牛血清アルブミン(M、W。
68.000)、卵白アルブミン (M、W、45.000)、キモト リプシノーゲンA (M、W。
25.000)、チトクC1−ムC (M、W、12,500) (2) ゲ/L/濾過:25mM酢酸アン4=ウム。
i 50 mM NaC1および10mM還元型グμタ
チオンを含むpH6,0の緩衝 液で平衡化したセファデックスG− 100カラム(2,7x87c11)に資料2 、46
111/2xl>ヨCF各標準タン白5q/2ばを負荷
し、溶出速度21譚l/時間、フフクVWン4.5mM
でゲルp過を行った。
本発明で製造されるヒトエFN−γは、8DS−PAG
Eでは単量体(見かけ上の分子量約18.000)とし
て検出され、ゲA/p過では二量体(見かけ上の分子量
約40,000)として検出されることから、分子量約
18,000のサブユニットからなる二量体であシ、そ
の結合は非共有結合であることが判明した。
参考例1 特開[58−189197号公報実施例8記載の発現用
ヒトエFN−γ遺伝子を有する菌株RR工(pRK 2
48 cIta、pRC231/zrr−900)t−
M9−グμコース培地で30℃で菌体濃度が3−4X1
08M胞/ weになるまで培養した後、グμコース、
カザミノ酸を濃度がそれぞれ1.0%。
0.5%になるように加えて42℃で1時間誘殉させた
。得られた培養液を遠心分離にかけて菌体を集め、凍結
して保存した。
参考例2 CI)参考例1でえた凍結菌体1000Fに7M塩酸グ
アニジンおよび2mM フエ二μメチルス〃ホニμ7μ
オフイドを含む100mM)リス塩酸緩衝液(pH7、
0)を300Om!加え、4℃で1時間攪拌したのち遠
心分離機(17,000rpm/30分)に付し、澄明
な上清液をえた。この上清液を137mM fi化ナナ
トリウム 27 mM塩化カリウムt8mMリン酸二ナ
トリウムおよび147mMリン酸−カリウムから成るM
Wk液(以下P。
p、8と略す)で70倍に希釈し、生じてくる沈澱物を
シャープレス遠心分離機(10,000rpm)k付し
て除去した。次いでえられ九上清液2204をベリコン
(ミリポア社製9分両分子量:10.000)で154
にまで濃縮した。この濃縮液を4℃で一夜放置し、生じ
た沈澱物をさらにンヤーブレス遠心分avAにかけて除
去し友。この上清液を予め充填した抗体カラム(Ab(
Moγ2−11.1)+5x30m)に流速1.000
ゴ/時間で負荷したのち、PB8の2.500ゴ、1M
塩化ナトリウムおよび0.1%ツイー720を含んだ1
0mMリン酸il衝液(pH7,0)の5,000s?
PB8の2,500s?および0.5M塩酸グアニジン
を含んだ20mMリン酸111W液(pH7、0)の2
.500s?の各洗浄液を遂次抗体カラムを通過させた
のち、2mmtaグアニジンを含む20mM リン酸緩
衝液(pH7、0)で溶出し、抗つイμス活性を有する
溶出−分500dを集めた。
(IL)参考例2(1)で得た溶出画分にシスティン塩
酸塩を10mM量添加し、ヒトエFN−rをモノマーに
収斂させた。
このヒトエF!g−7水溶液501]+lt予め1mM
エチレンジアミン四酢酸塩、150mM 塩化ナトリウ
ムelOiiMシスティン塩m塩および2M塩酸グアニ
ジンを含んだ25 XILM @:酸ll!1#液(p
H6.0)で平衡化したセファクリ−μB−200(フ
ァルマシア社製)のカラム(’9Xi00cm)に負荷
し、同一緩衝液で溶出し、七ツマー溶出画分530 w
ttを集めた。このようにして見られた両分はドデシル
硫酸ナトリウムのスラブ電気泳動法(以下8DS−PA
GEと略す)でもモノマーに収斂した。(見かけ上の分
子量約18.000)。
この分子ふるい操作によシ比活性3 、3 X 10’
工U/1qタン白のヒトエFN−γを201 !えた。
参考例3 参考例2(■)でえたヒトエFN−γ(化ツマ−)溶出
画分530g?(0,379q/g/)のうちの200
g/(15、81q)を予め10mMシスティン塩酸塩
、150mMfi化ナトリウムおよび0.01%ツイー
ン20を含む25mM酢酸M%液(P)(6+ 0 )
の平衡化緩衝液で平衡化したセファダック、xG−25
0カラム(5X60cII)に負荷し、同一緩衝液で溶
出し、塩酸グアニジンを除去したヒトエFN−7の溶出
−分180gJをえた。
この溶出液は溶出直後に白濁を生じ沈澱したので、遠心
分離(10,000rpm / 30分)に付しその上
清液のタン白含量を測定したところ0.05q/meで
あった。タン白回収率は11.9%(91Bg)であっ
た。な訃ヒ)IFN−γの比活性は3.3×10 エU
/■タン白であった。
参考例4 参考例2(1)の方法で得た溶出画分420 譚/に還
元型グルタチオンを10 mM :i添加し、ヒトエF
N−γをモノマーに収斂させた。
このヒトエFM−γ水溶液420 mlを予め1mMエ
チレンジアミン四酢酸塩、150mM塩化ナトリウム+
10mM還元型グμタチオンおよび2M塩酸グアニジン
を含んだ25mM#酸1ii)HI4J液(pH6,0
)で平衡化したセファクリ−A/S−200()11v
マシア社製)のカラム(9X100aII)に負荷し、
同一緩衝液で溶出し、七ツマー溶出画分450dを集め
た。本操作によシ比活性3.4×106 工U/qタン
白のヒト1FN−γ(0,410q/ we )を得た
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例Tのゲ/L’濾過り結果を示す。 ・は本発明のヒトエFN−γを、Oは標準タン白(A:
キモトリグシノーゲンA、B:卵白アμグミン+C:牛
血清アルブミン)を示す。 算 1 閤 10 20 30 4050 70 100冷号量(x
lO3)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 蛋白変性剤を含有するヒトγ型インターフェロンの希薄
    水溶液から蛋白変性剤を除去し、該溶液を液体状態で熟
    成させ、ついで濃縮することを特徴とする高濃度ヒトγ
    型インターフェロン水溶液の製造法。
JP59010858A 1984-01-23 1984-01-23 高濃度ヒトγ型インタ−フエロン水溶液の製造法 Granted JPS60155137A (ja)

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JPS62292796A (ja) * 1986-06-04 1987-12-19 ベ−リングヴエルケ・アクチエンゲゼルシヤフト 生物学的に不活性な形態のものから活性タンパク質を取得する方法
JPH01175995A (ja) * 1987-12-29 1989-07-12 Sumitomo Pharmaceut Co Ltd 生理活性物質の農縮・脱塩方法

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