JPS62500519A - (スレオ)−1−アリ−ル−2−アシルアミド−3−フルオル−1−プロパノ−ル類の製造 - Google Patents

(スレオ)−1−アリ−ル−2−アシルアミド−3−フルオル−1−プロパノ−ル類の製造

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (スレオ)−1−アリール−2−アシルアミド−3−フルオル−1−プロパツー ル類の製造 発明の背虜 本発明はシス−1−アリール−2−(フルオルメチル)オキシラン類および該化 合物の製造法に関する。
本発明はまたシス−1−アリール−2−(フルオルメチル)オキシランから(ス レオ)−1−アリール−2−アシルアミド−3−フルオル−1−プロパツールを 製造する方法に関する。
更に詳しくは、本発明はり02ムフエニコールおよびチアムフェニコールの3− フルオル−3−デオキシ誘導体をttr、D−(スレオ)−1−了り−ルー2− アシルアミドー3−フルオル−i−プロパツール抗菌剤の製造に関する。
D−(スレオ)−1−アリール(フェニルまたはパラ−および/′iたはメター 置換フェニル)−2−アシルアミド−3−フルオル−1−プロパツール類および その2セミ混合物はグラム陽性菌、グラム陰性菌およびリケッチア感染症の治療 に用いうる、広範囲の抗歯スペクトルを用する抗菌剤として当業界で知られてい る。例えば、アメリカ特許第4235.892号および第4361.557号を 参照されたい。
アメリカ特許第431L857号明細書は、D−(スレオ)−1−アリール−2 −N−保護−アミノ−L3−プロパンジオールを三フッ化ジアルキルアミノイオ ウと反応させ次いでN −保護基を除去し、かくして得られるD−(スレオ)− 1−アリール−2−アミノ−3−フルオル−1−グロバノールヲ低級アルカン酸 誘導体と反応させることによって得られるD−(スレオ)−1−アリール−2− アシルアミド9−3−フルオル−1−プロパツールの製造法を開示する。しかし ながら、この方法は光学活性な出発物質を使用するものであるから、これよりは ラセミ形出発物質を用いて(スレオ)−1−アリール−2−アシルアミド−3− フルオル−1−プロパツールの合成法を提供し、ラセミ混合物の分割を合成のあ との段階に遅らせることが経済的に望ましいであろう。
本発明は下記の弐■aおよび■b: N○2.502R1,SO2NH2,5O2NHR1,0FL1.R3,、ON 、ハロゲン。
水素、フェニルであるかまたは1〜3個のハロゲン* NO2+5O2R1,R 1またはOR1で置換されたフェニルであり;ここでR1は低級アルキルである 〕 で表わされる化合物の製造法を提供し、この方法は以下の各工程: ta13−アリールー2−プロピン−1−オールを不活性有機溶媒中でフッ素化 剤と反応させて1−アリール−3−フルオル−1−プロピンを生成する工程; +?)I 工程(aJの生成物をシス−水素付加に選択的な試薬と度応させてシ ス−1−アリール−3−フルオル−1−プロはンヲ生1戊する工程;および tc+ 工utb+の生成物をRルオキシ酸と接触させて式IV、および[’y lbで表わされる化合物を生成する工程、からなる。
式■aおよび■bで表わされる新規化合物はシス−1−アリール−2−(フルオ ルメチル)オキシランでl、D、L−(スレオ)−1−アリール−2−アシルア ミド−3−フルオル−1−プロパツール製造の中間体とし、て有用である。
本発明は捷た式■aおよび■b: 〔式中、Rは低級アルキルまたはそのハロゲン化誘導体、ジハロゲノデューテリ オメチル、1−ハロゲノ−1−デユーテリオニチル、L2−ジハロゲノ−1−デ ユーテリオニチル、アジドメチルまたはメチルスルホニルメチルであシ;独立K  No 2.5o2R,、SO2NH2,5o2NHR1,OR,、Ro、CN 、ハap?y。
水素、フェニルであるかまたは1〜31固のハロゲン、NO2,80zR1,R ltたはOR1で買換されたフェニルであり;ここでR1は低級アルキルである )である〕で表わされるり、L−(スレオ)−1−アリール−2−アシルアミド −3−フルオル−1−プロパツールの製造法をも提供するものであり、この方法 は以下の工程:(11(117スー1− アリール−2−(フルオルメチル)オ キシランをアルカリ金瑞アジド°と反応させてり、L−(スレオ)−1−アリー ル−2−アジド−3−フルオル−1−プロパツールを合成し、次いで2−アジド 基を2−アミノ基に還元するかまたは、 +11 シス−1−7!j−ルー2−(フルオルメチル)オキシランをイミド化 合物と反応させてり、L−(スレオ)−1−アリール−2−イミド−3−フルオ ル−1−プロパツールヲ合成し、次いで2−イミド°基を2−アミノ基に転化す る。
かのいずれかの方法によってり、L−(スレオ)−1−アリーh−2−yミノー 3−フルオル−1−プロパツ−ルを合成することからなる、シス−1−アリール −2−(フルオルメチル)オキシランをり、L、−(スレオ)−1−アリール− 2−アミノ−3−フルオル−1−プロパツールへ転化する工程;(2)工程(1 )の生成物を低級アルキルアルカノール中、塩基の存在下に低級アルカン酸誘導 体(低級アルキルアルカン酸無水物、低級アルキルアルカン准ハロゲン化物、) ・ロゲン化低級アルキルアルカン咳ハロゲン化物または無水物から選択される) と反応させるか、或いはα、α−ジハロゲン化酢酸酢酸級アルキルエステルまた はα、α−ジハロゲン化プロピオン酸の低級アルキルエステルと反応させて式■ aおよびVll)の化合物を製造する工程;および (3)式■aおよび■bの化合物を回収する工程、からなる。
本発明の好ましい態様によると、上記製造工程の工程(1)から得られるり、L −(スレオ)−1−アリール−2−アミノ−3−フルオル−1−プロパツールの ラセミ混合物ハ、D−(スレオ)−1−アリール−2−アミノ−3−フルオル− 1−プロパツールと光学活性酸とから得られるジアステレオマー塩を分別結晶し 、次いでこのジアステレオマー塩を水性塩基で処理してD−(スレオ)−1−ア リール−2−アミ7−3−フルオル−1−プロパツールを回収することによって ラセミ分割を行い、そしてこのD−スレオ化合物を低級アルカン酸誘導体と反応 させて式’14aa比合物のD−スレオエナンチオマーを製造する。
発明の詳細な説明 本明細書中で使用する「ハロゲン」とはフッ素、塩素、臭素またはヨウ素を意床 する。7ツぶと塩素が好ましい。
本明細書中で使用する「低級アルチル」とは直鎖または分枝鎖のC1,C6アル キルを意床し、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イ ンメチル、t−メチル、D−はメチル、イソはメチル、ネオペンチル、n−ヘギ シル、イソヘキシルを包含する。メチルおよびエチルが好tLい。
〔式中、X オニU X ’ (Dツレ−t’しB No z、SO□R□、S O2NH2,5o2NHR1,OR□、R1、CN、 、、。ゲン、水素、フェ ニル、およびハロゲン、NO2、So 2CH3、R1またはOR1で置換され たフェニルからなる群から選択される基であシ:ここでR1はメチル、エチル、 プロピルまたはイソプロピルであシ、ハロゲンはフッ素、塩素または臭素である 。〕で表わされるフェニルまたは4−置換または44−ジ置換フェニルを意味す る。特に興味のあるアリール基は4−ニトロフェニル(上式中X−N02)およ び4−メチルスルホニルフェニル(xllIS02CH3)オニヒ4−スルホン アミドフェニル(X、5o2NH2)である。
以下の反応工程式は本発明のシス−1−アリール(フェニルまたはパラ−および /またはメター置換フェニル)−(2−フルオルメチル)オキシランの製造法並 びにり、1.(スレオ)およびD−(スレオ)−1−アリール(フェニルまタハ ノソラーおよび/またはメター置換フェニル)−2−アシルアミド−3−フルオ ル−1−プロパツールを製造するだめの複数工程を示すものである。
反応工程式 %式% Va Va VaおよびΔたは′vIb 本発明の製造法の工程a)における出発物質として使用される式Iで表わされる 3−アリール−2−プロピン−1−オールは公知化合物で1、或いはまた公知方 法によって容易に製造される。例えば、ヨウ化銅(IJビス(トリフェニルホス フィン)塩化パラジウムtnlおよびトリエチルアミンの存在下に4−ブロムフ ェニルメチルスルホンとプロパルギルアルコールとを反応させることによって3 −(4−メチルスルホニルフェニル)−2−プロピン−1−オールが容易に製造 される。3−(4−ニトロフェニル)−2−;/ローン−1−オールの!ウナ3 −71J−ル(フェニルまたはパラ−および/゛またはメター置換フェニル)− 2−プロピン−1−オールを製造する一般的な実験的方法は、V、A、ハリス( Harris)らのJ、Chsm+Soc、 Perkinl、2612〜16 13(1976)に記載されている。
上記反応工程式に記載した製法の工程a)においては、3−アリール−2−ゾロ ピン−1−オール(化合物り中の1級ヒト90キシ部分は選択的に対応する1級 フルオル部分(化合物■)に転化される。好適な選択的フッ石化剤は窒素原子の α位に2〔例えば5oIi″2、PP5、sP、、F3S−N(C2H5)2、 F’3S−N ’および(C6Hs)sPF’z) を包含する。好ましい7ツ 索化剤はN−(1,1,2−)リフルオルー2−クロルエチル)−N、N−ジエ チルアミン、CHC象FCF2N(C2H5)2 である。
フッ素化工程は不活性有機溶媒中約−10’〜約+50℃、好ましくは約O〜3 0℃の範囲の温度で好適に実施される。
「不活性有機溶媒」とは化合物■およびフッ素化試薬が可溶で且つ反応条件下で 本質的に不活性か全ての有機溶媒を意味する。
ジクロルメタンが特に好適である。
反応工程式に記載された工程b)においては、式■で表わされる1−アリール− 3−フルオル−1−プロピンが弐■で表わサレルシスー1−アリールー3−フル オル−1−プロRンニ還元され、該還元は少なくとも化合物■を溶解する酢酸エ チルのような有機溶媒中で、シスー水素付加に選択的な試薬〔例えばジイミドま たは、水素と芳香族アミン(例えばキノリンやピリジン)で選択的に活性を減じ たリンドラ−触媒、即ちCaCQ。
を担体とするパラジウム及び公化鉛(113,lを用いて実施されるつ本発明の 製法においてシス−水素付加に選択的な他の試薬には、合成キノリンで活性を減 じたPa/EaSO4(D、J、クラム(Cram) ら、J、Am、Che* 、Soc、、78.2518 (1956)試薬J(F’θiger and  F’eiaer’ IllReagents tar OrganicSynt hesis)第2%、566〜569頁(1969)を参照されたい〕が含まれ る。特に好ましい試薬の選択は、フェニル環上の置換基、式■で表わされる化合 物の可溶性および副反応を最小にしてかつ三重結合を選択的にシスー水素付加し うる試薬の能力に依って決定されるであろう。1−(4−メチルスルホニルフェ ニル)−3−フルオル−1−プロピンの三重結合。
選択的シス−還元のためには、キノリンで選択的に活性を減じたリント°ラー触 媒と水素とを用いるのが好ましく(H。リント。
ラー(Linaler)ら、Org、Syn、、 46 、89 (1966) を参11[+こと);1−(4−ニトロフェニル)−3−フルオル−1−ゾロピ ンの三重結合の選択的シス−還元のためには、ジイミドが好ましい〔「フイーザ ーおよびフイーザーの有機合成のための試薬」第8%、172頁、ウィリー−イ ンターサイエンス社、ニューヨーク、ic+80!j照〕。反応条件は絶対的な ものではなく、一般に約1気圧の水素圧、室温および1〜24時間の条件が用い られる。
反応工程式に記載された工程C)においては、シス−1−アリール−3−フルオ ル−1−プロペン(化合物ll1)を脂肪族または芳香族はルオキシ酸を用いて シス−1−アリール−2−(フルオルメチル)オキシラン(化合物■aおよびI Vb)に転化する。適当な芳香族はルオキシ酸としてはm−クロル過安息香酸、 過安息香酸およびペルオキシフタル酸が挙げられる。適当な 脂肪族ペルオキシ 酸としては過酢酸およびトリフルオル過酢酸が挙げられる。工程C)のための好 ましいはルオキシ酸はm−クロル過安息香酸である。反応条件は絶対的なもので はない。ジクロルメタンのようなりロル化溶媒、還流温度、および10〜30時 間の反応時間が典型的には用いられる。[フィーザーおよびフイーザーの有機合 成のだめの試薬」第9舎、108〜110頁を参照されたい。
工程C)で合成される化合物■aおよび■bは新規化合物であって標準手法(例 えば抽出、濾過、クラマドグラフィーおよび結晶化)を用いて単離精製される。
シス−1−アリール−2−(フルオルメチル)オキシラノにおける「アリール」 の語は上で定義した通シである。式■aおよび■bで戒わされる特にJl[6る 化合物はシス−1−(4−ニトロフェニル)−2−(フルオルメチル)オキシラ ンおよびシス−1−(4−スルホンアミドフェニル)−2−(フルオルメチル) オキシ2ンである。
化合物1i/aおよび■bを用いてり、L−またはD−(スレオ)−1−アリー ル−2−アシルアミド1−3−フルオル−1−プロパノールを製造するには工程 d) + f)またはd) + e) +f)をそれぞれ行う。一般には、工程 C)を行った後で化合物■aおよびybを単離して精製することが好ましい。
反応工程式に記載された工程d)においては、ジメチルホルムアミド9または吐 ≠六左を弁接ジメチルスルホキシドのような中性溶媒中、高温(90°〜120 ℃)で10〜40時間求核性窒素化合物を用いることによって、シス−1−アリ ール−2−(フルオルメチル)オキシラン(化合物IVaおよびIVb)がり、 L−(スレオ)−1−アリール−2−アミノ−3−フルオル−1−プロパツール (化合物■aおよびVb)のラセミ混合物に選択的に転化される請求核性窒素化 合物として適した典型例はアルカリ金属(特にNa+およびに+) イミド(例 えば、フタルイミド9、L8−ナクタリンジカルボキシγミド9、a6−ノルボ ルネンジカルボキシミドまたはスクシンイミドのカリウム塩)と遊離イミドの1 =4〜0.05:4の比率の組合せである。
7タロイル基のようなアロイル基はメタノール中塩酸ヒドロキシルアミンおよび アルコキシド塩基(例えばナトリウムメトキシド)で処理することによって都合 良く除去されて遊離アミンを生皮する。その他の適当な核性窒素化合物は、好ま しくは塩化アンモニウム等で緩衝化されたアルカリ金属アジド(例えばNaN  3 、KN 3 )を包含する。アジド基は触媒の存在下水素で、特に大気圧下 室温で水素と10%Pa/Cで都合良く還元されて遊離アミン基を有する化合物 ■aおよびVbを与える。アルカリ金属アジドまたは遊離イミドとの組合せにお けるアルカリ金属イミド化合物のいずれかを用いると混合物を生じ、遊離アミ/ への転化を実施する前に分別結晶等によって硝製しなければならない。
反応工程式に記載した工程f)においては、 D、L−またはり、−(スレオ) −1−アリール−2−アミノ−3−フルオル−1−プロパツール(化合物■aお よび/またはVbの混合物)が2−アシルアミド詩導体(化合物■aおよびvb )に転化され、この反応は化合物t/aおよび/またはvbを塩基および反応体 のだめの適当な有j!に溶媒の存在下で、低級アルキルアルカン酸誘導体または ハロゲン化低級アルキルアルカン酸ハロゲン化物(例えばフッ化物、塩化物)ま たは無水物と、あるいはα、α−ジハロゲン化プロピオン酸の低級アルキルエス テルと、反応が完全に進行するまで(通常10〜20時間)還流下で反応させる ことによって実施される。ハロゲン化酢酸またはハロゲン化プロピオン酸の酸塩 化物が好適なハロゲン化低級アルキルアルカン酸ハロゲン化物である0通常、塩 基は脂肪族アミンでアバ上記反応に適した有機溶媒は低級アルキルアルカノール (特にメタノールまたはエタノール)tたけハロゲン化アルカン(例えばジクロ ルメタン)である。低級アルキルアルカン酸誘導体の中では、酢酸およびプロピ オン酸の酸塩化物および酸無水物が好適である。好適な酸誘導体の低級アルキル エステルの中では、ジハロゲン化酢酸およびα、α−ジハロゲン化プロピオン酸 のメチルおよびエチルエステルが好適である。低級アルギルハロゲン化アルカン 酸誘導体の典型的なものは、ハロゲン化酢酸およびハロゲン化プロピオンばの塩 化物または無水物、特に1.2または3個のハロゲン原子(P、C1,Brまた は工)で置換されたものであって、モノ−、ジーおよびトリフルオル酢酸、モノ −、ジーおよびトリクロル酢酸および七ノー、およびジブロム酢酸およびモノヨ ード酢酸の塩化物または無水物またはエステル;およびモノ−およびジフルオル プロピオン正、モノ−およびジクロルプロピオン酸、モノ−およびジブロムプロ ピオン酸およびモノヨードプロピオン酸の塩化物または無水物−またはエステル を包含する。ゾロピオン酸誘導体におけるハロゲン置換はカルボニル基のα位炭 素に結合していることが好ましい。その他の典型的な好適アルカン酸誘導体は、 2個のハロゲン原子がカルボニル基のα位炭素に結合していることが好ましい混 合ジハロゲン化酢酸およびジハロゲン化プロピオン酸d4体(例えばフルオルク ロル酢酸、フルオルブロム酢酸およびクロルブロム酢酸の頃化物または無水物ま たはエステル)、およびα−フルオルプロピオン酸、α−クロルプロピオン酸お よびα−プロムダロピオン酸の塩化物または無水物またはエステル、およびトリ ハロゲン化酢酸誘導体(例えばジクロルフルオル酢酸およびジフルオルクロル酢 酸の塩化物または無水物またはエステル)である。更に、カルボニル基のα位炭 素上にデューテリオ原子を有するハロゲン化酢酸およびハロゲン化プロピオン酸 の塩化物および無水物およびエステルも適しており、これらは例えばジハロゲン 化デューテリオ酢酸の塩化物または無水物捷たはエステル(例えばジクロルデュ ーテリオ酢酸、ジンルオルデューテリオ酢酸およびクロルフルオルデューテリオ 酢酸のkH化物または無水物またはエステル)、およびα、α−ジフルオルーα −デューテリオプロピオン酸、α−フルオル−α−デューテリオプロピオン酸お よびα、α−ジp O/I/−α−デューテリオプロピオン酸の塩化物、無水物 またはエステルである。これらのうち、ジクロル酢酸、ジフルオル酢醒、フルオ ルクロル酢酸の塩化物、無水物およびメチルエステルおよびエチルエステル並び にそれらのデューテリオ誘導体が好適である。
上述した反応工程式の工程d)から得られる化合物vaおよびybのラセミ混合 物は抗真菌活性を有する。しかしながら、好ましい生物学的活性を有するD−( スレオ)−エナンチオマーである化合物Vaをラセミ混合物から当業者に公知の 各1の方法によって分離することができ、D−(スレオ)エナンチオマーと光学 活性酸とから形成されるジアステレオマーアンモニクムカルボキシレート塩の分 別結晶によって行うことが好ましい。
本発明の製造法の好ましい態様におけるラセミ分割工程は反応工程式に記載した 方法の工程で)に先立って、D、I、(スレオ)−1−アリール−2−アミノ− 3−フルオル−1−プロパツール(化合物■aおよびVb)のラセミ混合物に対 して実施される。式■aおよびvbで表わされる化合物のラセミ混合物を光学活 性酸と接触させると、その一方のエナンチオマーがD−(スレオ)−1−アリー ル−2−アミノ−3−フルオル−1−プロ、<ノール(化合物Va)と結晶性ジ アステレオマー塩を形成し、この塩はL−スレオエナンチオマーの塩に比較して 高融点かつ/また低溶解度かっ/また高結晶性を有している。
当業者にとって公知な二うに、用いうる最適の分割試薬を選択しまたラセミ形り 、L−スレオアミノフルオルプロパツールをラセミ分割する際の種結晶として用 いうる結晶性ジアステレオマー塩を提供するために文献記載一つ各種光学活性酸 の塩形成性すなわち融点、溶解性および結晶性をミIJモルのスケールで予試験 することが有利である。一般に当業界で知られてbるように、両方の成分の酸・ 塩基塩形成中心がそれぞれの不斉に寄与する因子と空間的に近い場合には、ジア ステレオマー塩の分別結晶によるラセミ分割は困難無く成功しやすい。
ラセミ形り、L−(スレオ)−1−了り−ルー2−アミノー3−フルオル−1− プロパツールのラセミ分割を成功させるために用いうる好適な光学活性酸の典型 例は次式AおよびBで表わされる酸である。
ただし、式中2は嵩高のアルキル基または芳香族基、例えばフェニル、ナフチル 、(04〜C1o)分枝鎖アルキル(例えばイン○ ルキシ、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシルでち虱 Arはフェニルまたはパラ−またはメター置換フェニルである)である。適当な Y基はCH30−1C2H50−1C4H9C−を包含する。O−[+1−(S l−0−メチルマンデル酸(Y = OCH3でZ−C6H5である弐Aの化合 物)が特に好適である。
一般に、多くてほぼ等量の光学活性酸を適当な有機溶媒中でラセミ形り、L−( スレオ)−1−アリール−2−アミノ−3−フルオル−1−プロパツールと水蒸 気浴で加熱する。目的とするD−(スレオ)−1−アリール−2−アミノ−3− フルオル−1−プロパツールと最適の光学活性酸からなる標準的中性ジアステレ オマー塩でラセミ体と光学活性酸との浴液′4r′!f1結晶化し、ついで短時 間(2時間)この混合物を攪拌することによってラセミ分割は改良される。単離 された塩および遊離アミンの旋光度と光学純度を測定し、一定の光学純度になる までジアステレオマー塩をくシ返し再結晶する。D−スレオ−1−(4−メチル スルホニルフェニル)−2−アミノ−3−フルオル−1−プロ・セノール(アリ ールが4− CH35o2CoH,−である化合物Va)と(+l−8−0−メ チル1/デル酸とのジアステレオマー塩の漆液を標準的ジアステレオマー塩で種 結晶化し攪拌すると、単離された塩は約96−の光学純度を有しており、n−ブ タノールから2回再結晶した後約46%の収量で得られた。
適当な有機溶媒としては、アセトン、エタノール、エタノール−エーテル(1: 1、容t/容量)およびn−ブタノールがある。n−ブタノールを使用すると最 良の結果(高収量および単離ジアステレオマー塩の高光学純度)が得られ好適で ある。
エタノール−エーテル(1:1)A合溶媒もn−ブタノールを使用するのに匹敵 する光学純度のジアステレオマー塩を与えたが収lが低かった。
ジアステレオマー塩を水性塩基(例えばアルカリ金属水酸化物または炭酸塩)で 処理し、水と混和しない有機溶媒でvaを抽出することによってジアステレオマ ー塩の水溶液から化合物Vaを遊離アミンとして都合良く単離することができる 。
一般的実験方法 融点はフィッシャー−ジョーンズ(F’tθhθr−、Tohns)融点測定装 置で測定し補正を行わなかった。赤外(1r〕スイクトルはパーキy −工h− r −(Perkin−fflxmer) 598型分光光度計で測定した。’ HNMRスペクトルはブルーカー(Eruker)CXP−200型(200M H2)またはバリアy (Varian) −T −50型(60MHz)分光 計でテトラメチルシラン(TMS)を内部基準として測定し、化学シフトはTM Sから低磁ti同への間隔X 10’で示した。旋光度はパーキン−エルマーモ デル141自動旋光計で測定した。薄層クロマトグラフィー(tlC)は市販の 薄層クロマトグラフィーフルート〔キーゼルゲル(K1θθθ1.(ol)60  F254、メルク社〕を用いて以下の溶媒系(容址/容黛):(N酢酸エチル −ヘキサン(、1: 1 ) ;[BI酢i!エチル−ヘキサン(3:1)で螢 光を指標として行った。化合物はTJV光で検出した。プレパラティメ薄Mクロ マトグラフィーは市販の薄層クロ7トグラフイープレート(シリカゲルGF、ア かケク社)を用いて実施した。カラムクロマトグラフィーはシリカゲル60(7 0−230メツシユ、メルク社)で実施した。温度はセ氏CH2(J2 (20 d)中N−(LL2−)リアルオル−2−クロルエチル)−N、N−ジエチルア ミン(6,29,315ミリモル)の攪拌溶液に0〜5℃でCH2Cl22(1 sゴ)中の3−(4−メチルスルホニルフェニル)−2−7’ロピンー1−オー ル(4,78S)、22−8ミリモル)を加えた。このm液′f:CF3CO2 H(0,2mj)で処理し、処理浴液を20〜25℃に20時間維持した。
メI/−ル(5d)k加t、コ”a合物t CH2Cf12−H2O中に分配し た。有機層をメタノール(10wt)と無水Na2Co3(109)で1時間攪 拌しくエステルを全て加水分解するためである)、有機層を濾過して蒸発させた 。残渣をCH2Cl2に溶解して約20gのシリカゲルを通して濾過し、CH2 Cl2で溶出した。生成物を含有する全分画を蒸発させ、残渣〔生成物+ CH CQE″CJCzHs)z)をエーテル(15dJ中に溶解し、か〈シテ得られ た浴液をヘキサン(751d)でゆっくり希釈した。
この溶液を冷蔵し、生ash全濾過によって回収した。戸数した生吠物tヘキサ ンで洗滌し、0嘘生成物を間真空下25℃で乾燥させて微小白色針状晶の表題化 合物を得た。融点97〜99℃(3,259;理論値の68チ)。
” HNMR(CDCb)δ:1o6(s、3H)、5.20(a、、T=47 .2H)、7.64 (a、 J−3,2H)and 7.95 (d。
実施例10表題化仔物(ジクロルメタン−ヘキサンで再結晶したもの)5331 9051ミリモル)とピリジン21111り(2−67ミリモル)およびリンド ラ−触媒(Pa/CaCO3、鉛で活性を減じたもの、アルドリッチ社製)12 7〜の混合物を酢酸エチル25t/中で、理論量の水素(62gJ)が消費され るまで26℃で1時間、大気圧下水素と接触させながら攪拌した。
触媒を濾過して除去し、触媒を酢酸エチルで洗警した。この酢酸エチルm液を氷 冷4チHC(Jt6液、飽和N a HCOB 浴液および水で順次洗滌し、無 水Mg304で乾燥した。溶媒を真空下で蒸発させると表題化合物を油状物質と して得た(534〜)。
tB) リンドラ−触媒およびキノリンを用いるシス−水素付加再結晶した実施 例1の表題化合物(19,472ミリモル)、キノリン(60W、アルドリッチ 社製99チ純度)および実施例2の工程(、A)に使用したリンドラ−触媒(2 001Nりの混合物をパー(Parr)接触還元用装置中で、大気圧下30Cで 20分間または理論量の水素C118d)が消費されるまで水素を通しながら振 とうした。融奸を濾過で除去し、これを酢酸エチルで洗う。溶媒を35℃真空下 で蒸発させると油状物を得た。この油状物をジクロルメタン(40Il!J)に 溶解し、このジクロルメタン溶液を水冷IM ncQ蔓液漆液和NaHCO3f &液および水で順次洗滌し、次いで無水MgSO4で乾燥した。溶媒を真空で蒸 発させて表題化合物を油状物として得た(19)。この油状物cD −m (2 20■)をカラムクロマトグラフィーでiN製した。カラムを酢酸エチル−ヘキ サ/(1: 1、容−ご/容1)で溶出して表題化合物を油状物として得た(2 13)、l。この油状物は95%の純度であって、5%の還元されすぎた化合物 =3−(4−メチルスルホニルフェニル)−1−フルオルプロパンを含有してお シ、以下の物理的および分光的性質を有してい/こ。
’HNMR(CDC4a)δ:3.06(s、3H)、5.06(ad、d、  2H,J 3. P’ −46,6az、 J3. 3 ’ ” 6.4 H2 IIJa、 2− J3’ +2−1.3Hz)、6.06(m、IH,Jz、 F−17,3Hz、Jl、2−I Z3H2,Jz、3’−Jz、3=1.3H z)、6.70(’bd、IH。
Jt、2”12.3Hz)、731 (a−2Ht J−8,3Hz )、7. 85(a、2J J−alHz)。
実施例3 A、乾燥ジクロルメタン(20ゴ)(P2O3で乾燥り・中の実施例2の表題化 合物(533η、249ミリモル)、m−クロル過安息香酸(m−CPBA)( 86:39.5.00ミリモル)および3− t −フチルー4−ヒト10キシ −5−メチルフェニルスルフィド(阻害剤、30■、アルドリッチ社)溶液を1 7時間還流した。更にm −CPBA(400■)を加えてgoを更に5時間還 流した。溶液を室温に冷却し、この冷却溶液を飽和NaHCO3容7M< 20 rLt)で洗滌し、これに亜硫酸す) IJウム(Na2SO3%39)を加え た。得られた混合物を30分間攪拌した。有機層を分離し、水層をジクロルメタ ン(20d)で抽出した。両有機層を合わせて水で洗滌しJjlc MgSO4 で乾燥した。溶媒を真空下で蒸発させると、シロップ状物を得た。このシロップ 状物を2枚のプレパラティズt1cプレート上でff11エテル−ヘキサン(1 :1、容量/容量)を用いてクロマトグラフに付した。
生成物を含有するバンドを酢酸エチルで抽出すると固型物の表題化合物を得た( 473■、理論値の83チ)。固形物をジクロルメタン−エーテルで再結晶した 。
融点91−93℃、y−f−0,33(溶媒系9;νmax(KBr) :30 00、 1596 (C=C)cm−” ; ”HNMR(CDCQ3ンδ:3 .07 (e、 3H)、”3(m+ IH,Jz、f′−7,6H2゜Jz、 1−4,2Hz、、72.3−4.7H2,Jz、3’ −6,4Hz)、4. 22 (”d+ I HI J 3.P −47,5Hzp J3.3’ −1 0−6”l J3,2−6.4H2)、4.30(ad、11(、tTt、、、 =−4,zH2,Jl、1’−11Hz)、4.33 (aad、lH,J3’ 、F−46,8Hz、+J3’、3−1αGH2+ J3’、2”47Hz)、 6.37(d、2H,J=&IHz)、’y96ca、2H,J−8.7H2) 。
B、シス−1−(4−メチルスルホニルフェニル)−3−フルオル−2−プロは ン3.84gをm−CPBAで過酸化した反応混合物ヲジクロルメタンーエーテ ルで直接再結晶することによって表題化合物(2−789,68チ)を単離する とより簡便である。
実施例4 −2−7タルイミドー3−フルオル−1−プロパツール実施例30表題化合物( 500■、2.17 ミリモル)、微粉宋フタルイミドカリウム(400■、2 .16ミリモル)および7タルイミド(1,2789、&69ミリモル)の混合 物を乾燥DM1i’ (P2O3で乾燥し減圧で蒸留したものン中で93〜97 ℃(油浴中へ24時間窒素下で攪拌しながら加熱した。反応混合金物を室温に冷 却し、この冷却混合物を氷冷0.IMH(4(100d〕中に注ぎ、ジクロルメ タン(30+++/)で2回抽出した。抽出物を合し、飽和NaHCOa (3 0xi )および水で順次洗滌し、次いで無水Na2SO4で乾燥した。溶媒を 真空下で蒸発させて固形残渣を得た。この固形物を酢酸エチル−ヘキサン(10 :1、容量/′容量)で処理した。沈殿した固形物を濾過で除去し、これを酢酸 エチル−ヘキサン(10:1.容量/容量)(7タルイミ)”600mV)で洗 滌した。F液を濃縮し、沈殿する固形物を前記のように除去した。残渣をDMS O(1m句に溶解して浴液をシリカゲル(100g)のカラム上に置いた。この カラムを酢酸エチル−ヘキサン(3:2、容量/容量)で溶出した。
溶媒を蒸発させて固形物(438■)を得、この固形物上インプロピルアルコー ルで処理した。固形物全濾過て除去してこれをインプロピルアルコールで洗滌し た(収i22 (19,26,8チ几この化合物をイソプロピルアルコールで再 結晶して表題化合物を無色板状晶として得た。融点185−187° (D−( スレオ)異性体はインプロピルアルコールから白色針状晶を与えたことと比較さ れだい几 融点175−177℃)、Rf−0,027(溶媒系B)νmaX(KBr)  : 3.340 (OH)、t752(対称C−0)、1685(非対称C−0 )、N 587 (C−C)evn−” ; ”HNMR(CDCl2−DMS O−δ6.4 : I T V / v)δ107(s、3B)、4.33(d dcL、IH,δ37−44.9H2,Jl、3’ −11L9H2,Jl、2 −4.0H2)、4.67 (m、I Hp J2J’−16,5Hz、 J  13−4、OH2+ δ2,3’ ”&9Hs5 Jzl−3,3Hz)、4. 85(at、 IL J 3’、 F−45,8Hz、 Jl、3’ −J 3 .2−13,9Hz )、5.30(”y III Jt4−&3Hg)、δ8 3 (OH)(bs、tH)、7.64(a、2H,J−EL5Hg)、7.7 6(m、4H)、788(d、J−&5Hgl)。
乾燥DMF(、i、v)中の実施例30表題化合物、7タルイミ1’(364■ 、λ48ミリモル)および無水フッ化カリウム(556■、アルドリッチ社)の 混合物を油浴中90℃で35時間攪拌した。反応混合物を室温に冷却し、ジクロ ルメタンで希釈した。この反応混合物を水中に注ぎ、有機層を分離した。
水層をジクロルメタン(10d)で抽出した。両抽出分を合して水で洗滌し、無 水MgSO4で乾燥した。溶媒を真空下で蒸発させ、固形物を得、この固形物′ (I−rhtRエチルで処理した。固形物:I−濾過で除去し、これを酢酸エチ ルで洗滌した。F液を真空下で蒸発させると半固形状残渣を得た。この残渣をD MSO(1d)に溶解して、シリカゲル(469)のカラム上に置いた。
カラムを酢酸エチル−ヘキサン(3:2%容量/容量)で溶出した。溶出物を蒸 発させ以下の4つの化合物を単離した:フタルイミド、未反応出発物質(26, 0+1!Ii八未知成分A(24,6ηンおよび成分B(104111y几成分 BKは表題化合物(50%2を含む2〜3種の化合物が含まれていた。この混合 物(成分B)の一部(80η)を熱インプロピルアルコール(3ゴン中に溶解し 、この溶液を室温まで、そして次いで0℃まで冷却した。結晶性固形物を濾過で 除去して冷イソプロピルアルコールで洗滌した(221NI、1596)。この 化合物は実施例4の工程内で得られた表題化合物とそれぞれ同じ融点、赤外およ びIHNMRデータを有していた。
で乾燥)ls*)中に攪拌しながら溶解した。得られる酸液に固形ナトリウムメ トキシド(575■)を加え、混合物を0.5時間攪拌した。生じた固形物を吸 引濾過で除去した。清澄なF液に実施例40弐〇化合物(500■、1.32  ミ17モル)を加えた。この混合物を室温で19時間攪拌した。溶媒を真空下で 蒸発して、得られるシロップ状残渣をクロロホルム(10d)、30% NaO H*@液(10rat )およびメタノール(2ゴ)からなる氷冷混合物で残渣 が完全に溶解するまで攪拌した。
有機層を分離して、水層をクロロホルム(5X10yJ)で抽出した。クロロホ ルム抽出物を合して無水Na 2 So 4 で乾燥し、溶媒を真空下で蒸発さ せるとシロップ状物が得られ、これは自然に結晶化した(収1t3811nLi 、 97%)。メタノールから再結晶して表題化合物を得た。白色結晶。
融点143−144°、Rf−0,22(溶媒系9)、νma、(KBr):3 330 and 3270 (IH2)、3040 (OH)、1581(IH 2)m−”; IHN!i!R(CDCl2−DMSO−δ6.2:1、ψうδ : 、1.46 (IH2) (be、 2H)、δ97−3.12(m、IH )、107(s、3H)、4−18 (a ddT L HlJ 4F−34− 2Hz tJ 3.3’ 、9.□HZ、J 3.2−5.9 Hz)、 4. 41 (aaa、I H。
J3’、 F’−3,42Hz、 J3’、 3−9H2,J3/、 2−5. (JHz )、4.71 (dp I H9J14m 4.2Hz )、5.5 3(OH)(bEl。
IH)、7.53 (a、2H,J−&xH2)、7.80 (d、2I(。
実施例3の表題化合物(500■、2.17ミljモル)、ナトリウムアジ)” (565η)および1化アンモニウム(46519)からなる混合物を乾燥DM SO(10wi )中で油浴中70℃で12時間攪拌しながら加熱した。得られ る反応混合物を氷水中に注合して水で2回洗滌し、洗滌抽出物を無水Na2SO 4で乾燥した。fg媒を蒸発させてシロップ状物(491りを得、このシロップ 状物を少量のジクロルメタンに溶解した。得られる浴液にエーテルを加えた。結 晶性固形物を濾過で回収し、これをエーテルで洗滌すると表題化合物を得た(収 量164F9,27.6チン。
融点121−123’、Rf−0,33(溶媒系B)ニジmax (KBr )  :3430(OH)、2990,2080 (Na)、1585(C−C)t x−” ; ”HNMR(CDC13−DMSO−δ6.4: 1.v/v)。
δ:3.07(s、3H)、3.75 (m、IH,δ2.1−5.2Hz。
δ2,3−6.8Hg、δ2.3’−3,6Hz、δ2.F−1&2Hz)、4 .31(adcL、I Hp Jzl’ −47,5H”t Jl2−6.8  ” zt Jl、3’ =10.0H2)、 4.61 (daa、I Hp  Js’t F−45,3Hz、Ja/、!” 3.6H2p Jl、3’ −1 0,0E!z)、4.90(t、1fL Jl、2−J1’0H−5,2Hz  )t 5.94(OH) (d、 III J□H,1”5.2HE )、7. 59 (d、、2H,J=&lEz )、7.85(a、2H。
−2−アミノ−3−フルオル−1−プロパツール実施例60表題化合物(100 mq)t−メタノール(25ゴ)中に溶解し、メタノール(2〜3mj)中の1 0チPa/C(16rNi)をこの溶液に加えた。得られる混合物をパー接触還 元用装置中で大気圧下、室温で1.5時間水素を通しながら振とうした。触媒を 濾過で除去し、これをメタノールで洗滌した。溶媒を真空下に蒸発させると表題 化合物をシロップ状物(約90ηンとして与えた。この化合物)itlc上で本 質的に均一であり、fぽ製することな〈実施例8Bに用いた。
実施例8 −2−ジクロル−アセトアミド−3−フルオル−1−プロパノA、実施例5の表 題化合物(208q、0.841ミリモル)をメチルジクロル酢酸E酸(4d、 )、)リエチルアミン(α1m/)および乾燥メタノール(1,6ml+つ中に 溶解した。得られる浴液を11時間窒素下に還流した。溶媒を真空下(0,5E IH9)に蒸発させてシロップ状物を得た。このシロップ状物をジクロルメタン に溶解し、得られる浴液をシリカゲル(459)のカラム上に置いた。カラムを 酢酸エチルーヘキサン(4:1、容量/容量つで溶出して固形物(22り、82 %ンを得た。この固形物を少壮のイソプロピルアルコールおよびエーテルから再 結晶して表題化合物、白色微細結晶を得た。
融点151−151.5° (D−(スレオ)−異性体が融点151.5−15 2°であるのと比較されたい)、旦ニー0.48(溶媒系D) ;νmax ( KBr): 3450 (OH)、3300 (NH入1669(C−0)、1 583(C−C)、1511(Nに”HNMR(CDCR3−j)MSO−d6 .4:1、v/v)、δ:′3.02<ts、 3H)、4.23−4.51  (m、2H,fi2and ki3)、4.60 (ddd、 11(、J3. F’−40,3H2,J3.′、7.2f1z。
J3.3’ −8,9Hz )、5.03(dd、IH,J+、○H−5,0H 2゜Jl、2” 1.4 Hz )、5.91 (OH) (d、I H,JO H,1−5,0Hz)、6.17 (CHCDz)(s、IH)、7.58(d 、2H,8,4Hz )、8.19 (6,2H,8,5Hz )。
B、実施例7の表題化合物(90■、0.361モル)を乾燥メタノール(R9 で乾燥、1,6PLl)、トリエチルアミン(0,1m6)およびメチルジクロ ル酢酸(4ml)中に尋解した。
この浴液を窒素下14時間還流した。溶媒を蒸発させるとシロップ状物を′)シ 多た。該シロップをシリカゲルカラムクロマトグラフに付し、酢酸エチル−ヘキ サン(3:1.容量/容量)でGmして溶媒を蒸発させることにより固形物を得 た(収量102■、86.8%几この固形物をイソプロピルアルコールとエーテ ルから再結晶して表題化合物を微細白色結晶として得た。融点148−149° で、実施例8の工程Aで行ったフタルイミドから展進したジクロルアセトアミド °誘導体とそれぞれ同じ1rおよび”HNMRスペクトルを有していた。
−2−アミノ−3−フルオル−1−プロ/にノールのラセミ分ラセミ形(ト)− α−メトキシ−α−フェニル酢1]D、G、ネ(40,09,0241モル)と 95チエタノール180d中のd−工7ニドリン(アルドリッチ社から市販)  40. opg(0,242モk)を水蒸気浴上で還流下に加熱した。得られる 浴液を室温まで休々に冷却し、−夜(16時間)静置した。生じた結晶性固形物 を戸数し、これを95%エタノールC2(Jrrtl)とエチルエーテルで洗滌 して35.6gを得た。該固形物を95%エタンールから再結晶(2回)すると d−エフェドリンと((ト)−α−メトキシ−α−フェニル酢酸〔(ト)−tS l−0−メチルマンデル酸ノとの塩26.59を得た。融点185−188’、 (α〕 〜+72.8° (C,4,64、MeOJ。この固形$1J2a39 を水冷硫酸90dで攪拌下に酸性化し浴液を得た。塩化ナトリウム(31g)を 加えて、得られる混合物を攪拌した。この混合物にジクロルメタン1o01Lt を加えると嵩高の沈殿物(エフェドリン、硫酸塩ンを生じた。この混合物にジク ロルメタンケ更に100xJ加え、この混合物をグラスフィルターで濾過した。
固形物をジクロルメタン1001で洗滌した。F液を振って有機層と水層とを分 離した。水層をジクロルメタン100rLlで抽出した。有機層を合して無水M gSO4で乾燥した。溶媒を蒸発させると油状物金与え、これは冷却すると固化 して弐題化合物を固形物として得た(収量13.29)。融点60.5−62. 0’、〔α)、 =+149° (C,5,61,MeOH)。
実施例9、工程Aで得た(ト)−(S) −0−メチルマンデル酸(44,9■ 、0.270ミリモル)とD−スレオ−1−(4−メチルスルホニルフェニルン ー2−アミノ−3−フルオル−1−プロパツール標準品(アメリカ合衆国特許第 431L857号の記載に従って合成した対応する2−ジクロルアセトアミド# 誘導体を33%HfJ i液で加水分解し、次いで30チNaOHfill液で 処理して遊離塩基を抽出することによって得られるン(66゜9■、0.270 ミリモル)とを水蒸気浴上で温めることによってn−ブタノール(1,5d)中 に溶解した。この俗液を室温まで徐冷し、15時間靜静置た。結晶性固形物を戸 数し、固形物をエーテル−n−ブタノール混合物(1:1、容量/容量)(2m l)とエーテルで洗滌した(収量84■几再結晶によシ表題の塩の微細針状晶を 得た。融点160−161.5’、〔α)、−+217°(c、 11.8.  MeOH月νmax (KBr ) :3400.3190,2870.270 0.2540,1560゜1400.1302ctn 。
C,条件1 : :)アステレオマー塩の攪拌による結晶化実MflJ 8 ノ D、 L −(スレオ)−1−(4−メチルスルホニルフェニル)−2−アミノ −3−フルオル−1−プロパツール(1,1939,4,822ミIJモ#)  、!:実施例9 A(DH→−tSl−0−メチ ルマンデル酸(0,8012 9,4822ミリモル)とを木蓋浴上で温めることによってn−ブタノール(2 5d)中に溶解した。得られる浴液を室温まで冷却しながら、実施例9の工程B に記載した塩の標準サンプル(2■)を用いて上記温浴液を種結晶化した。化合 物を2時間室温で激しく攪拌した。
生じた固形物を戸数し、該固形物を水冷n−ブタノール−無水エーテル混合物( 1:1、容縫/容量) (10rLIりおよび無水エーテルで洗滌し、次いで真 空下(0゜5+uH9)で−夜乾燥した。収量o、gs4os);(α) ’  −+29.9° (c、8.36+Mθ○H八部分へに溶解した固形物(0,8 5409)をD−ブタノール(7d)から再結晶して固形物(0,45669) を得た。融点155−15&5° (150℃で軟化)、〔α〕 。
= + 23.4’ (c 7.72. MeOH)。
この固形物(0,4566g、1.104ミリモル)を温水(10at/)に溶 解し、得られる浴液を氷水浴で冷却し、た。この冷却m液に30チN a OH 呂液を攪拌しながら徐々に加えて塩基性にした。LCIL(3g )およびクロ ロホルム(2011!りを加えて混合物を攪拌した。沈殿物(酸のす) IJウ ム塩)を濾過によって除去し、これをクロロホルムで洗滌した。Piを振とうし て、有機層を分離した。水層をクロロホルム(3X20d、1で抽出した。抽出 物を合して無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
浴液を濃縮するとシロップ状物を与え、これを無水エタノール(5m/)に各群 した。この浴液を綿センによって濾過した。溶媒を蒸発させるとシロップ状物を 得た。このシロップから残留する溶媒を真空下に除去すると、D、−(スレオ) −1−(4−メチルスルホニルフェニル)−2−アミノ−3−フルオル−1−プ ロパツールを結晶性固形物として得た。収量α2643g;〔αゾ3−−33. 6° (c7.oo、MθOHハ融点10&5−110.0’;光学純度%ニー 3Z6″/−33,66X100−97、 Oチ。単離された遊離アミンは表題 化合物であるD−(スレオ)エナンチオマーe 98.5%およびL−<スレオ )エナンチオマーを1.4%含有していた。D、L−(スレオン−1−(4−、 −’ fルスルホニルフェニル)−2−アミノ−3−フルオル−】−プロパツー ルからの全体の収量は0.26410.569−44.1φであった。
D0条件2:攪拌を伴わないジアステレオマー塩の結晶化実施例80表題化合物 (1,4308g、5.784ミリモルンおよび実施例9Aの(ト)−(Sl− 0−メチルマンデル酸(0,9611!J、0.0611ミリモル)を水蒸気浴 中、熱n−ゾチルアルコール(20ゴン中に溶解した。この浴液を室温まで冷却 し、実施例9の工程Bに記載した標準塩でこの濁った浴液を種結晶化し喪。該毬 結晶化した浴液を65時間室温で静置した。得られる結晶性固形物を濾過で回収 し、回収した固形物をn−ブタノール−エーテル混合物(1:1、容量/容量) (10ゴ)およびエーテル(45ゴ]で洗滌し、最後に真空下で乾燥した。収量 1.42899)(α) ” −+35.9@(c9.03、MeOH)。
やや過剰の固形物(1375g、1を、室温で24時間靜靜置る以外は上述した 方法と同じ方法によりo−ブタノール(15m、)から再結晶した。収量0.0 0511);(α)、” −+317゜(c &80. MeOH)。
上記固形物(0,91189)を上述の方法でn−ブタノール(10d)から再 結晶して固形物を得た。収量0.6951g、〔α) ” −+28.3’ ( c9.oo、MeOH)。これを用いて(0,6349g、)n−ブタノール( 51Lt)から再結晶すると固形物を与えた(収量0.50469 )。(α)  ” −+26.4’(Q 10.3. MeOH)。該固形物の大部分(0, 4433,9)をn−ブタノール(4−)から再結晶して固形物を得た。収量0 、23259、融点159−161.5°、〔α〕23°0−+24.2° ( C9,95,MeOH)。jのm(0,1800g)’を本実施例の工程Bに記 載したようにN a OH水溶液を用いて分解し、表題化合物(収量0.101 39.94.1チ)を単離した。(α)、−=−32° (Q 1.95.Me OJ。本実施例)宍題化合物の標準サンプルの〔α) =−35’ (c2.0 3゜−32’ Mo0H)と比較されたい。光学純度(%ド /−35’X100−91弼。
本明細書中で詳細に記載した方法およびS、Hウィレン(W41en)の「立体 化学の話題J 、N、L、アリンガー(A(Allinger )およびE、L 、 xリール(′P211el) 1lJi、第6巻、107頁、ウィリー・イ ンターサイエンス社、ニューヨーク。
1971およびR,B、ウッド9ワード’ (WoodvardJ らの知の技 術に従って、以下のり、I、(スレオ)−1−アIJ−ルー2−アミノー3−フ ルオル−1−プロパツールを適当な試薬によって合成し、次いで、これと適当な 光学活性酸とのジアステレオマー塩を分別結晶によってラセミ分割しうる。
国際調査報告 ノー−2)INEXToTh’c工>コτ三心+二〜T?Oi’1ALSE、’ 二1F、C+玉IREPORTCN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.シス−1−アリール−3−フルオル−1−プロペンとペルオキシ酸とを反応 させることによって次式MaおよびNb:▲数式、化学式、表等があります▼N a▲数式、化学式、表等があります▼Nb〔式中、アリールは▲数式、化学式、 表等があります▼であり;XおよびX′はそれぞれ独立にNO2、SO2R1、 SO2NH2、SO2NHR1、OR1、R1、CN、ハロゲン、水素、フェニ ルであるかまたは1〜3個のハロゲン、NO2、SO2R1、R1またはOR1 で置換されたフェニルであり;ここでR1は低級アルキルである〕 で表わされる化合物を生成することからなる、式IVaおよびNbで表わされる 化合物の製造法。 2アリールが4−メチルスルホニルフェニル、4−ニトロフェニルおよび4−ス ルホンアミドフェニルから選択される請求の範囲第1項に記載の製造法。 3.シス−1−アリール−3−フルオル−1−プロペン(ここでアリールは請求 の範囲第1項で定義した通りである)を、a)3−アリール−2−プロピン−1 −オールを不活性有機溶媒中フッ素化剤と反応させて1−アリール−3−フルオ ル−1−プロピンを生成する工程;およびb)工程a)の生成物をシス−水素付 加に選択的な試薬と反応させる工程、 によって製造する請求の範囲第1項または第2項に記載の製造法。 4.次式IVaおよびIVb: ▲数式、化学式、表等があります▼Na▲数式、化学式、表等があります▼Nb 〔式中、アリールは▲数式、化学式、表等があります▼であり;XおよびX′は それぞれ独立にNO2、SO2R1、SO2NH2、SO2NHR1、OR1、 R1、CN、ハロゲン、水素、フェニルであるかまたは1〜3個のハロゲン、N O2、SO2R1、R1またはOR1で置換されたフェニルであり;ここでR1 は低級アルキルである〕 で表わされる化合物。 5.アリールが4−ニトロフェニル、4−スルホンアミドフェニルおよび4−メ チルスルホニルフェニルから選択される請求の範囲第4項に記載の化合物。 6.次式VIaおよびVIb: ▲数式、化学式、表等があります▼VIa▲数式、化学式、表等があります▼V Ib〔式中、Rは低級アルキルまたはそのハロゲン化誘導体、ジハロゲン化デュ ーテリオメチル、1−ハロゲン化−1−デューテリオエチル、1,2−ジハロゲ ン化−1−デューテリオエチル、アジドメチルまたはメチルスルホニルであり; アリールは▲数式、化学式、表等があります▼(ただし、XおよびX′はそれぞ れ独立にNO2、SO2R1、SO2NH2、SO2NHR1、OR1、R1、 CN、ハロゲン、水素、フェニルであるかまたは1〜3個のハロゲン、NO2、 SO2R1、R1またはOR1で置換されたフェニルであり;ここでR1は低級 アルキルである)である〕 で表わされるD,L−(スレオ)−1−アリール−2−アシルアミド−3−フル オル−1−プロパノールの製造法であって、以下の工程: (1)(i)シス−1−アリール−2−(フルオルメチル)オキシランをアルカ リ金属アジドと反応させてD,L−(スレオ)−1−アリール−2−アジド−3 −フルオル−1−プロパノールを合成し、次いで2−アジド基を2−アミノ基に 還元するかまたは、 (ii)シス−1−アリール−2−(フルオルメチル)オキシランをイミド化合 物と反応させてD,L−(スレオ)−1−アリール−2−イミド−3−フルオル −1−プロパノールを合成し、次いで2−イミド基を2−アミノ基に転化する、 かのいずれかの方法によってD,L−(スレオ)−1−アリール−2−アミノ− 3−フルオル−1−プロパノールを合成することによる、シス−1−アリール− 2−(フルオルメチル)オキシランをD,L−(スレオ)−1−アリール−2− アミノ−3−フルオル−1−プロパノールヘ転化する工程;(2)工程(1)の 生成物を低級アルキルアルカノール中、塩基の存在下に低級アルカン酸誘導体( 低級アルキルアルカン酸無水物、低級アルキルアルカン酸ハロゲン化物、ハロゲ ン化低級アルキルアルカン酸ハロゲン化物または無水物から選択される)と反応 させるか、或いはα,α−ジハロゲン化酢酸の低級アルキルエステルまたはα, α−ジハロゲン化プロピオン酸の低級アルキルエステルと反応させて式VIaお よびVIbの化合物を製造する工程;および (3)式VIaおよびVIbの化合物を回収する工程、からなる上記製造法。 7.式VaおよびVbで表わされる化合物と光学活性酸とのジアステレオマー塩 を分別結晶することによって式Vaで表わされるD−(スレオ)−1−アリール −2−アミノ−3−フルオル−1−プロパノールを回収し、その後工程(2)を 行うことを更に含む請求の範囲第6項に記載の製造法。 8.アリールが4−メチルスルホニルフェニル、4−ニトロフェニルおよび4− スルホンアミドフェニルから選択される請求の範囲第6項に記載の製造法。 9.光学活性酸が次式A: ▲数式、化学式、表等があります▼A 〔式中、Zは嵩高い基であり、Yは極性基である〕で表わされる構造を有してい る請求の範囲第7項に記載の製造法。 10.アリールが4−メチルスルホニルフェニルであり、光学活性酸におけるZ がフェニルまたはナフチルであり、Yが(C1〜C6)アルキルオキシである請 求の範囲第7項に記載の製造法。
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