JPH01246282A - インドロキノリチジン誘導体 - Google Patents

インドロキノリチジン誘導体

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Publication number
JPH01246282A
JPH01246282A JP7322788A JP7322788A JPH01246282A JP H01246282 A JPH01246282 A JP H01246282A JP 7322788 A JP7322788 A JP 7322788A JP 7322788 A JP7322788 A JP 7322788A JP H01246282 A JPH01246282 A JP H01246282A
Authority
JP
Japan
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nitrobenzoyloxy
quinolidine
octahydroindolo
hydroxy
quinolizine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7322788A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Sakai
進一郎 坂井
Kazuo Watanabe
和夫 渡辺
Shingo Yano
真吾 矢野
Yoshiyuki Nishikubo
西久保 吉行
Toshio Kikuchi
菊地 俊夫
Shoji Shinosawa
篠沢 正二
Mineo Hata
秦 峯男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IWAKI SEIYAKU KK
Original Assignee
IWAKI SEIYAKU KK
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Publication date
Application filed by IWAKI SEIYAKU KK filed Critical IWAKI SEIYAKU KK
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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はインドロキノリチジン誘導体に間するものであ
る。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者等は、種々の植物に含まれるインドール系アル
カロイド類及びそれ等の関連誘導体ならびにそれ等の薬
理作用について研究中のところ、例えば既知物質である
lβ−ヒドロキシ−12bα−1,2゜3.4.6.7
,12,12b−オクタハイドロインドロ[2,3−a
コキノリジンから誘導される、ある種の物質及びその塩
が優れたカルシウム拮抗作用を有することを確認し本発
明を達成した。
(問題点を解決するための手段) 本発明の詳細な説明するに、本発明の前示[1]式で表
わされるインドロキノリチジン誘導体としては、1β−
(lI−ニトロベンゾイルオキシ’)−12bα−1゜
2.3,4,6,7,12,12b−オクタハイドロイ
ンドロ[2,3−a]キノリジン及び1β−(0−ニト
ロベンゾイルオキシ)−12bα−1,2,3,4,6
,7,12,12b−オクタハイドロインドロ[2,3
−a]キノリジンが挙げられ、夫々2種類の光学異性体
が存在する。
これ等の化合物は、何れも文献未載の新規物質であって
、後記実施例に具体的に述べるように、例えば適当な溶
媒中において、触媒の存在下で、既知物質であるlβ−
ヒドロキシ−12bα−1,2,3,4,6゜?、 +
2. +2b−オクタハイドロインドロ[2,3−al
キノリジンを、m−ニトロベンゾイルクロリド又は0−
ニトロベンゾイルクロリドと反応させることによって容
易に製造することができる。
なお、上記lβ−ヒドロキシ−12bα−1,2,3,
4,6,7゜12.12b−オクタハイドロインドロ[
2,3−aコキノリジンは、周知の方法、例えばケミカ
ルファーマシューティ力ルプレッティン(Chemic
al& Phar*a−ceutical Bulle
tin)、34巻、9号、3713〜3721頁(19
86)に記載されている方法に従って、トリプタミンか
ら容易に製造することができる。
以上のようにして製造された[1コ式の化合物は、必要
に応じ、医薬上許容される塩酸、硫酸、硝酸、リン酸等
の無機酸または酢酸、蜂酸、酒石酸、マレイン酸等の有
機酸等の塩に導くことができる。
(作 用) 本発明の前示[1コ式の化合物及びその塩は、後記参考
例に示すように、何れも優れたカルシウム拮抗作用を有
する。即ち、哺乳動物の血管、腸管等の平滑筋や心筋の
筋組織がカルシウムイオン(Ca2”)の作用によって
興奮、収縮することはよく知られ、前示[1]式の化合
物及びその塩は、このような興奮、収縮を抑制するカル
シウム拮抗作用を有する。
(実施例) 以下本発明を実施例について更に詳細に説明するが、本
発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限られる
ものではない。
実施例1 (−)−1β−(l−ニトロベンゾイルオキシ)−12
bα−1,2,3,4,6,7,12,12b−オクタ
ハイドロインドロ[2゜3−a]キノリジン(化合物1
)の製造:2.0 g(8,2ミリモル)の(−)−1
β−ヒドロキシ−12bα−1,2,3,4,6,7,
12,12b−オクタハイドロインドロ[2,3−a]
キノリジンを乾燥ピリジン50 l+llに溶解し、0
.5gの4−ジメチルアミノピリジンを添加した後、さ
らに2.3 g(12,3ミリモル)のI−ニトロベン
ゾイルクロリドを少量づつ添加し、アルゴン気流中室温
で24時間攪拌して反応を行なった。
反応終了後、とリジンを減圧上留去し、残留物に炭酸水
素ナトリウム水溶液を加えてアルカリ性とし、200 
mlのクロロホルムで抽出処理し、抽出液を分取して水
洗した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、クロロホルム
を留去して4.8gの残留物を得た。この残留物をシリ
カゲルのカラムクロマトグラフィーにかけ、溶出液とし
てクロロホルムを用いて分離精製を行なって、目的とす
る(−)−1β−(m−ニトロベンゾイルオキシ)−1
2bα−1,2,3,4゜6.7,12,12b−オク
タハイドロインドロ[2,3−alキノリジン2.67
 gを得た。
本物質をメタノールで再結晶した精製物の融点は90〜
92℃を示した。また、本物質の元素分析値及びI)I
−NMRの測定結果は次の通りであって本物質の構造が
確認された。
元素分析値 C22H21N304   C(%)   H(%) 
 N(%)理論値   67.50  5.41  1
0.74測定値   67.21  5.41  10
.741)1−NMR: 5.84 ppm  1位 
(18,br、s)3.69 ppm  12b位(I
H,br、s)実施例2 (+)−1β−(11−ニトロベンゾイルオキシ)−1
2bα−1,2,3,4,6,7,12,12b−オク
タハイドロインドロ[2゜3−a]キノリジン(化合物
2)の製造:実施例1に用いた原料の(−)−1β−ヒ
ドロキシ−12bα−1,2,3,4,6,7,12,
12b−オクタハイドロインドロ[2,3−a]キノリ
ジンの代りに、(+IIβ−ヒドロキシー12bα−1
,2,3,4,6,7,12,+2b−オクタハイドロ
インドロ[2,3−a]キノリジンを使用し、その他は
実施例1と同様に処理することにより、下記の融点、元
素分析値及びI)I−NMR値を有する(+)−1β−
<ts−ニトロベンゾイルオキシ)−12ba −1,
2,3,4,6゜7.12,12b−オクタハイドロイ
ンドo [2,3−a]キノリジンが得られた。
融点90〜92℃ 元素分析値 C22H21N304   C(%)H(%)N(%)
理論値   67.50  5.41  10.74測
定値   67.23  5.41  10.761)
1−NMR: 5.85 ppm  1位 (IH,d
−1ike)3.69 ppm  12b位(IH,b
r、s)実施例3 (±)−1β−(0−ニトロベンゾイルオキシ)−12
bα−1,2,3,4,6,7,12,12b−オクタ
ハイドロインドロ[2゜3−a]キノリジン(化合物3
)の製造:4.16 g(17,2ミリモル)のく±)
−1β−ヒドロキシ−12bα−1,2,3,4,6,
7,12,12b−オクタハイドロインドロ[2,3−
alキノリジンを乾燥ピリジン801に溶解し、0.8
4 gの4−ジメチルアミノピリジンを添加し、水冷下
9.58 g(51,6ミリモル)の0−ニトロベンゾ
イルクロリドを潤油した後、反応液を室温に戻し1、ア
ルゴン気流中で42時間攪拌し、さらに100″\ ℃、で7時閉攪拌して反応を行なった。
反応終了後、ピリジンを減圧下留去し、残留物に炭酸ナ
トリウム水溶液を加えてアルカリ性とし、2001のク
ロロホルムで抽出処理し、抽出液を分取して水洗した後
、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、クロロホルムを留去し
て9.79 gの残留物を得た。
この残留物をシリカゲルのカラムクロマトグラフィーに
かけ、溶出液としてクロロホルムを用いて分離精製を行
なって、目的とする(±)−1β−(〇−二トロペンゾ
イルオキシ)−12bα−1,2,3,4,6,7,1
2゜+2b−オクタハイドロインドロ[2,3−alキ
ノリジン(化合物3という)3.06 gを得た。
本物質を酢酸エチルで再結晶した精製物の融点は229
〜230℃(分解)を示した。また、本物質の元素分析
値及びIH−NMRは次の通りであって本物質の構造が
確認された。
元素分析値 C22)1218304   C(%)H(%)  N
(%)理論値   67.50  5.41  10.
74測定値   67.41  5.41  10.7
0’H−NMR: 5.92 ppm  1位 (IH
,d−l 1ke)3.67 ppm  12b位(1
)1.br、s)参考例 上記の実施例で得られた化合物について、マグヌス法に
より、ラット胸部大動脈ラセン状切片を用いてカルシウ
ム拮抗作用を調べ、pAZ値を求めたところ表1の通り
であった。
表  1 (発明の効果〉 前述のように、本発明の[1]式の化合物及びその塩は
、優れたカルシウム拮抗作用を有するので、例えば血管
拡張剤、血圧降下剤としての用途が期待される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式[1] ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・[
    1] (式中Rはm^−ニトロベンゾイルオキシ基又は0^−
    ニトロベンゾイルオキシ基を示す) で表わされるインドロキノリチジン誘導体及びその塩。
JP7322788A 1988-03-29 1988-03-29 インドロキノリチジン誘導体 Pending JPH01246282A (ja)

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