JPS62249156A - 水洗代替安定液および該水洗代替安定液を用いるハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法 - Google Patents

水洗代替安定液および該水洗代替安定液を用いるハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法

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JPS62249156A
JPS62249156A JP9293886A JP9293886A JPS62249156A JP S62249156 A JPS62249156 A JP S62249156A JP 9293886 A JP9293886 A JP 9293886A JP 9293886 A JP9293886 A JP 9293886A JP S62249156 A JPS62249156 A JP S62249156A
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Japan
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group
silver halide
processing
stabilizing solution
solution
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JP9293886A
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English (en)
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Masayuki Kurematsu
雅行 榑松
Shigeharu Koboshi
重治 小星
Yoko Matsushima
松島 陽子
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3046Processing baths not provided for elsewhere, e.g. final or intermediate washings

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
およびその方法に用いられる水洗代替安定液に関し、詳
しくは経時におけるvc澱物の発生を防止でき沈澱の付
着による感光材料の汚れがないハロゲン化銀カラー写真
感光材料の処理方法およびその方法に用いられる水洗代
替安定液に関する。 [発明の背!] 一般にハロゲン化銀カラー写真感光材料は露光後、発色
現像−漂白定百一水洗あるいは発色現像−n白一定臂一
水洗一という工程で処理されるが、このような処理に関
しては近年環境保全の問題、又は水資源の問題が重要視
されてきている。このため大量に使用される水洗水を減
少する方法が提供されており、例えば水洗槽を多段構成
して水を逆流させることにより水洗水を少量にする技術
として、西独特許第2, 920, 222号明In 
書及び技術文献としてのニス・アール・ゴールドバッサ
−。 「ウォーター・フロー・レート・イン・イマージョンー
ウォッシング・オブ・モーションピクチャー・フィルム
」、ジャーナル・ニスエムビーティーイー、  (S.
R.Goldwasser,”Water Flow 
ratein immersion−Washing 
or Ilot;onprcture rxl「Jou
r. SHPTE ) 64 248 〜253, H
ay(1955)、が知られている。更に水洗工程を省
略し実質的に水洗を行わずに安定化処理する方法が特開
昭57−8543号、同58−14834号、同58−
134636号公報等に記載されている。 上記の処理においては、チオ硫W1塩を含有する定着能
を有する処理液(例えば漂白定着液または定着液)の処
理の後に、従来の多量の水洗水による水洗処理に代えて
、少量の水洗水による予備水洗や、多段向流少量水洗等
を行っている。 従って、上記技術においては、前記水資源、水コスト、
水のヒートアップコスト、給排水設備が不要となる利点
を有する点で、特に近年のミニラボと呼ばれる小規模現
像所では必須の技術になってきている。 しかしながら、上記の長所を有する実質的に水洗を行わ
ずに安定化する処理液(以下、水洗代替安定液という)
では、特に少量の補充価により補充しながら連続的に処
理を行うため、該水洗代替安定液の滞留時間が非常に長
くなる。そのため、保存経時において、水洗代替安定液
中に微細な黒褐色の沈澱物が生じやすくなる欠点があっ
た。 このような欠点を除くため水洗工程における硫化物の沈
澱を防止する方法として、例えば米国特許第4,059
,446号明細力によれば水洗浴にポリアルキレンオキ
サイド系非イオン性活性剤を添加する技術がある。更に
、特開昭57−8542号等に記載の如く、水洗水にイ
ソチアゾリンやベンツイソチアゾリン化合物を添加する
技術がある。 しかしながら、前記のような非イオン性活性剤を水洗水
や水洗代替安定液中に添加しても前記硫化物の沈澱発生
を防止する効果はなく、僅かに沈澱物を分散させる効果
を有するに過ぎないばかりでなく、更に水洗浴中に泡の
発生が起るので実用には供し得ない。 更にイソチアゾリンやベンツイソチアゾリン化合物は微
生物によるスライム生成を効果的に防止するが、微細な
黒褐色の沈澱物生成には充分なる防止効果を発揮できず
、処理した感光材料に沈澱物が付着し、感光材料の汚染
を引き起こしていた。 本発明者等は、上記問題点を解決するために種々検討を
重ねた結果、水洗代替安定液中に特定の化合物を含有さ
せて、さらに亜硫酸塩をある特定の範囲で含有させるこ
とによって、該水洗代替安定液の沈澱物の発生が良好に
防止されて感光材料の汚染も生じないことを見い出し本
発明を為すに至ったものである。 なお、水洗代替安定液中に亜硫酸塩を用いて画像保存性
を向上させる技術が特開昭61−4054号に記載され
ているが、同技術においては亜硫酸塩の添加量も少なく
、また本発明の沈澱防止効果に関する記載はなく、同技
術から全く予想し得る技術ではない。 [発明の目的1 本発明の第1の目的は、経時保存においても沈澱の発生
が良好に防止された水洗代替安定液を提供することにあ
る。本発明の第2の目的は、沈澱の発生が良好に防止さ
れ、沈澱の付着による感光材料の汚染がないハロゲン化
銀カラー写真感光材料の処理方法を提供することにある
。 [発明の構成] 本発明の上記第1の目的は、A Oゲン化銀カラー写真
感光材料を発色現像し、次いで定着能を有する液で処理
した後の処理に用いられる水洗代替安定液において、該
安定液中に下記一般式[I]で示される化合物を含有し
、さらに亜硫酸塩を該安定液1を当たりo、ooa〜0
.2モルの範囲で含有する水洗代替安定液により達成さ
れ、本発明の上記第2の目的は、ハロゲン化銀カラー写
真感光材料を像様露光した後、発色現像する工程、定着
能を有する液で処理匁る工程および水洗代替安定液で処
理する工程を含むハロゲン化銀カラー写真感光材料の処
理方法において、前記水洗代替安定液が下記一般式[I
]で示される化合物を含有し、さらに亜硫酸塩を該安定
液1r当たりo、 ooa〜0.2モルの範囲で含有す
るハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法により達
成された。 一般式[I] R3 (式中、R1はアルキル基、シクロアルキル基、アリー
ル基、水酸基またはスルホン酸基(その塩を含む)を表
わず。R2およびR3はそれぞれ水素原子、ハロゲン原
子、アミムLニトロ基、水酸基、アルコキシカルボニル
基、カルボニル基(その塩を含む)またはスルホン酸基
(その塩を含む)を表わす。Xは水素原子、アルカリ金
属原子またはアンモニウム基を表わマ。 [発明の具体的構成] 本発明の水洗代替安定液には一般式[I]で示される化
合物が用いられる。 一般式[I]において、R1はアルギル基、シクロアル
キル基、アリール基、水!またはスルホン酸基(その塩
を含む)を表わすが、R1で表わされるアルキル基どし
ては好ましくは炭素原子数1〜6のアルキル基であり、
例えばメチル基、エチル基、 i−プロピル基、 ロー
プロピル基、 n−ブチル基等が挙げられる。シクロア
ルキル基としては、例えばシクロヘキシル基が挙げられ
る。 アリール基としては、好ましくはフェニル基である。上
記R1で表わされるアルキル基、シクロアルキル基およ
びアリール基は置換基を有するものも含み、置換基とし
ては、ハロゲン原子等が挙げられる。 R2およびR3としては、それぞれ水素原子、ハロゲン
原子、アミノ基、ニトロ基、水酸基、アルコキシカルボ
ニル基、カルボン酸基(その塩を含む)またはスルホン
酸基(その塩を含む)を表わすが、R2115よびR3
で表わされるハロゲン原子としては、例えば塩素原子、
臭素原子等が挙げられる。アミノ基としては、置換基を
有ブるものも含み、メチルアミン基、ジメチルアミノ基
、メチルエチルアミノ基等が挙げられる。アルコキシカ
ルボニル基としては、例えばメトキシカルボニル基、プ
ロポキシカルボニル基等が挙げられる。 Xは水素原子、アルカリ金属原子またはアンモニウム基
を表わすが、アルカリ金属原子としては、例えばナトリ
ウム原子、カリウム原子、リチウム原子等が挙げられる
。 上記R1で表わされるスルホン酸基、R+ およびR2
で表わされるカルボン酸基およびスルホン酸基の塩とし
ては、それぞれのナトリウム塩、カリウム塩、等が挙げ
られる。 一般式[I]において、好ましくはR1がフェニル基で
ある場合である。 以下、本発明に係る一般式[I]で示される化合物の具
体例を示すが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。 (例示化合4&I) (1−1)             (I−2)CI
−9)             Cl−10)(I 
−11)               (I −12
)(1−15)                (I
 −16)H2 上記本発明に係る一般式[工]で示される化合物は、一
部ミカン等の防腐剤として知られていて市販されている
ものもあり、当業者は容易に入手することができる。 上記例示化合物のうち好ましい化合物としては(I−1
>、(ニー2>、(I−3>、(I−4)および(I−
5)である。 上記本発明に用いられる一般式CI]の化合物は、本発
明の水洗代替安定液11当り0.03〜509で用いる
ことが好ましく、より好ましくは0.12〜10gであ
り、特に好ましくは0.15〜5gである。 本発明においては、上記−・般式[11で示される化合
物を含有し、さらに亜硫酸塩を水洗代替安定液1!l当
たり0.008〜0.2モルの範囲で含有するものであ
る。 上記亜硫酸の水洗代替安定液中への添加量のさらに好ま
しくは0.01〜0.1g/ffiであり、特に好まし
くは0.02〜0.1g/ Ilである。 上記亜硫酸塩は、水洗代替安定液による処理の前段、即
ち定着能を有する液(漂白定着または定着液)中にチオ
硫酸塩の保恒剤として用いられている。ここでは一定量
以上を用いないと硫化銀の沈澱の発生が生じることから
、硫化銀の沈澱防止には効果があると予想される。従っ
て、本発明者等は、水洗代替安定液においても亜硫酸塩
を添加して検討を続けた結果、亜硫酸塩を添加すること
により硫化銀の沈澱とは異なるモヤ状の沈澱物が多伍に
発生した。 この沈澱物は微生物によるものであることから種々の防
パイ剤の添加をして検討した結果、前記一般式[Ilで
示される化合物を用いて、亜硫酸塩を特定の濃度範囲で
用いた場合にのみ、硫化銀による沈澱と共に、上記モヤ
状の沈澱をも良好に防止し得ることを見出したものであ
る。さらに驚くことに、得られる色素画像の暗所におけ
る画像保存性も改良されるという効果も観察された。 上記本発明に用いる亜Ta酸塩は亜硫酸イオンを放出す
るものであれば、有機物、無機物等いかなるものでもよ
いが、好ましくは無機塩であり、好ましい具体的化合物
としては、亜硫俵ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸
アンモニウム、重亜硫酸アンモニウム、重亜硫酸カリウ
ム、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、メ
タ重亜硫酸カリウム、メタ重亜硫酸アンモニウム及びハ
イドロサルファイト等が挙げられる。 本発明における水洗代替安定液のpHは本発明をより効
果的に達成するためには、好ましくは5.0〜io、o
の範囲であり、更に好ましくはI)H5,5〜9.5の
範囲であり、特に好ましくはDH6,0〜9.0の範囲
である。本発明の水洗代替安定液に含有することができ
るI)Hall剤は、一般に知られているアルカリ剤ま
たは酸剤のいかなるものも使用できる。 本発明に用いる水洗代替安定液には、有機酸塩(クエン
酸、酢酸、コハク酸、シュウ酸、安息香酸等)、f))
−IX!整剤(リン1!!塩、ホウM塩、塩層、硫酸塩
等)を任意に用いることができる。 本発明の水洗代替安定液には、本発明の効果をより効率
的に達成するためにキレート剤を含有させることか好ま
しい。 本発明に好ましく用いられるキレート剤としては下記一
般式[II]、[1111、[IV]で示される化合物
が挙げられる。 一般式[I[] (式中、Eはアルキレン基、シクロアルキレン基、フェ
ニレン基、−Rs −OR5−1−R5−O−Rs −
0−Rs−又は−Rs−Z−Rs−を表わす。Zは N
−R5−A3、 As    As れアルキレン基を表わす。A1−A3はそれぞれ−CO
OM:tたは−POs M2 tr:表t)し、A+j
5よびA5はそれぞれ水素原子、水酸基、−COOMま
たは−PO3M2を表わす。Mは水素原子またはアルカ
リ金属原子を表わす、) 一般式[1] %式% (式中、R7はアルキル基、アリール基または含窒素6
員環基を表わす。Mは水素原子またはアルカリ金属原子
を表わす。) 一般式[IV] (式中、Ra 、RsおよびR+oはそれぞれ水素原子
、水酸基、−COOM、−PO3M2またはアルキル基
を表わし、B+ 、82およびR3はそれぞれ水素原子
、水酸基、−COOM、原子、アルキル基、−C2H4
0Hまたは−P03 M2を表わす。Mは水素原子また
はアルカリ金属原子を表わし、0おにびmはそれぞれO
または1を表わす。 一般式[I]において、Eで表わされるアルキレン基と
しては、好ましくは炭素原子数1〜4の直鎖または分岐
のアルキレン基が好ましく、例えば、メチレン基、エチ
レン基、プロピレン基、ブチレン基が挙げられ、より好
ましくは炭素原子数1〜3のアルキレン基であり、置換
基を有づるものも含む。Eで表わされるシクロアルキレ
ン基としては、例えばシクロヘキシレン基が挙げられる
。 また、R1〜R6で表わされるアルキレン基としては、
炭素原子数1〜3のアルキレン基が好ましく、例えばメ
チレン基、エチレン基、プロピレン基が挙げられ、より
好ましくは炭素原子数1〜2のアルキレン基であり、置
換基を有するものも含む。Mで表わされるアルカリ金属
原子としては例えばナトリウム、カリウム等の原子が挙
げられる。 一般式[I]において、R7で表わされるアルキル基は
炭素原子数1〜4のアルキル基が好ましく、例えばメチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等が挙げられ、
置換基を有するものも含み、置換基としては、例えば水
酸基、アルコキシ基(例えばメトキシ基等) 、−CO
OMまたは−PO3M2が挙げられる。R7で表わされ
るアリール基としてはフェニル基が好ましく、上記アル
キル基で挙げたU換基を有するものも含む。 R7で表わされる含窒素6員環基としては例えばピリジ
ル基が挙げられる。 一般式[IV]において、R8〜R+oで表わされるア
ルキル基としては、炭素原子数1〜4のアルキル基が好
ましく、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基等が挙げられる。またJで表わされるアルキル基と
しては、上記R8〜R+。 で表わされるアルギル基と同様の基が挙げられる。 以下、本発明に好ましく用いられる一般式[II]、[
1[[]t5よび[rV]で示されるキレート剤の具体
例を示すが、本発明はこれらに限定されるものではない
。 以五求゛白 夫d二4 争1ffl−L 〔例示キレート剤〕 PO3HH ゝCH,C00E( CI( 03H2 CH2 CH2C00H 上記本発明に好ましく用いられるキレート剤は、本発明
の水洗代替安定液12当たり、0,01〜100gで用
いることが好ましく、より好ましくは0.05〜5Nで
あり、特に好ましくは0.1〜20Qである。 上記キレート剤において、本発明に最も好ましいものは
、一般式[1]で示されるキレート剤である。 本発明における水洗代替安定液には前記キレート剤と併
用して金属塩を含有することが好ましい。 かかる金属塩としてはBa、B i、Ca、Ce、co
、 In。 Mn、Mo、Ni、Pb、Sn、Zn、Ti、Zr、A
/!、 Srの金属塩が挙げられ、ハロゲン化物、水酸
化物、硫酸塩、炭酸塩、リン酸塩、酢酸塩等の無機塩又
は水溶性キレート剤として供給できる。特に好ましい金
属塩はB i、M(1,N i、Znの金属塩であり、
使用量としては安定液1l当たりlX10−4〜1X1
0−1モルの範囲であり、好ましくは2 X 10−4
〜5 X 10−2モルの範囲である。 また、本発明の発色現像液には、得られる色素画象にお
ける白地部分の改良のために蛍光増白剤を含有させるこ
とが好ましい。本発明に用いる蛍光増白剤としては、l
−リアジニルスチルベン系化合物が好ましい。 次に、本発明に用いられるトリアジニルスチルベン系蛍
光増白剤について述べる。 トリアジニルスチルベン系蛍光増白剤は下記一般式で表
わされるものが好ましい。 式中、X2 、X3 、YtおよびY2は各々水酸基、
塩素、臭素等のハロゲン原子、アルキル基(例えばメチ
ル、エチル等)、アリール基(例えR22は各々水素原
子、置換基を有していてもよいアルキル基又は置換基を
有してもよいアリール基を、R23及びR24は各々置
換基を有していてもよいアルキレン基を、R25は水素
原子、置換基を有してもよいアルキル基又は置換基を有
していてもよいアリール基を表し、Mはカチオン(例え
ばナトリウム、カリウム、アンモニウム等)を表す。 上記R2j、R22及びR25で表されるアルキル基は
好ましくは炭素数1〜6であり、上記R23及びR2+
で表されるアルキレン基は好ましくは炭素数1〜2であ
る。 上記R21,R22及びR25で表されるアルキル基及
びアリール基並びに上記R23及びR24で表されるア
ルキレン基の置換基としてはヒドロキシ基、スルホ基、
スルホアミノ基及びカルボキシアミノ基が好ましい。 アルキルアミノ基(例えばメチルアミノ、エチルアミノ
、プロピルアミン、ジメチルアミン、シクロへキシルア
ミノ、β−ヒドロキシエチルアミノ、ジ(β−ヒドロキ
シエチル)アミノ、β−スルホエチルアミノ、N−(β
−スルホエチル)−N−−メチルアミン、N−(β−ヒ
ドロキシエチル)−N−−メチルアミノ等)またはアリ
ールアミノ基(例えばアニリノ、O−、l +、 p−
スルホアニリノ、o +、 !11−、 り一りロロア
ニリノ、0 +。 ロー、p−トルイジノ、O+、 l +、 p−カルボ
キシアミノ、o +、 m +、 p−ヒドロキシアニ
リノ、スルホナフチルアミノ、o −、+i +、 p
−アミノアニリノ、o −、m −、p−アニリノ等)
が挙げられ、 挙げられ、−OR25の具体例としてアルコキシ基(例
えばメトキシ、エトキシ、メトキシエトキシ等)、アリ
ールオキシ基(例えばフェノキシ、p−スルホフェノキ
シ等)が挙げられる。 前記一般式で示される蛍光増白剤のなかで好ましい化合
物はX2 、X3 、Yl及びY2が全てである化合物
であり、最も好ましい化合物は具体例には下記の化合物
を挙げることができるがこれらに限定されるものではな
い。 百                      目印
                   p(E−37
) 本発明に好ましく用いるトリアジニルスチルベン光増白
剤」 (昭和51年8月発行)8ページに3己載されて
いる通常の方法で合成することができる。 本発明に好ましく用いられる上記トリアジニルスチルベ
ン系蛍光増白剤は、蛍光スペクトルの最大蛍光波長λI
aXが433〜440niであるときに本  。 発明の目的がより効果的に達成される。 トリアジニルスチルベン系蛍光増白斉1の水洗イ(替安
定液中への添加量は、該液11当りo. osa〜10
0(lの範囲であることが好ましく、更に好ましくは0
.1g〜201J範囲であり、最も好ましく1よ0.2
111〜10111の範囲である。 また、本発明では水洗代替安定化処理の前処理浴の発色
現像浴、漂白定着浴、定着浴等にも本発明のトリアジニ
ルスチルベン系蛍光増白剤を含有させることが好ましい
。特に好ましくは発色現像浴に含有されることであり、
この場合添加層は12当り0.20〜10gの範囲であ
る。 本発明の水洗代替安定液にはさらに以下のアンモニウム
系化合物を含有させることができる。 これらのアンモニウム系化合物は各種の無機化合物のア
ンモニウム塩によって供給されるが、具体的には水酸化
アンモニウム、臭化アンモニウム、炭酸アンモニウム、
塩化アンモニウム、次亜リン酸アンモニウム、リン酸ア
ンモニウム、亜リン酸アンモニウム、フッ化アンモニウ
ム、酸性フッ化アンモニウム、フルオロホウ酸アンモニ
ウム、ヒ酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、フッ
化水素アンモニウム、硫酸水素アンモニウム、硫酸アン
モニウム、ヨウ化アンモニウム、硝酸アンモニウム、五
ホウ酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、アジピン酸ア
ンモニウム、ラウリントリカルボン酸アンモニウム、安
息香酸アンモニウム、カルバミン酸アンモニウム、クエ
ン酸アンモニウム、ジエチルジチオカルバミン酸アンモ
ニウム、ギ酸アンモニウム、リンゴ酸水素アンモニウム
、シュウ酸水素アンモニウム、フタル酸アンモニウム、
酒石酸水素アンモニウム、チオ硫酸アンモニウム、亜硫
酸アンモニウム、エチレンジアミン四酢酸アンモニウム
、エチレンジアミン四酢酸第2鉄アンモニウム、乳酸ア
ンモニウム、リンゴ酸アンモニウム、マレイン酸アンモ
ニウム、シュウ酸アンモニウム、フタル酸アンモニウム
、ピクリン酸アンモニウム、ピロリジンジチオカルバミ
ン酸アンモニウム、サリチル酸アンモニウム、コハク酸
アンモニウム、スルファニル酸アンモニウム、酒石酸ア
ンモニウム、チオグリコール酸アンモニウム、2、4.
6−ドリニトロフエノールアンモニ1クム等である。こ
れらアンモニウム化合物の中でも特にキレート剤のアン
モニウム塩が本発明の効果を達成する上で好ましい。 アンモニウム化合物の添加量は1.OX10’以上が好
ましく、より好ましくは安定液1i当り0.001〜5
0モルの範囲であり、更に好ましくは0、002〜1.
0モルの範囲である。 本発明においては、水洗代替安定液の沈澱の発生をさら
に減少させる目的で分子構造中にピロリドン核を有する
重合体又は共重合体くg、下、ポリビニルピロリドン系
化合物という。)が用いられる。 本発明に好ましく用いられるポリビニルピロリドン系化
合物には、重合物の主鎖あるいは側鎖をピロリドン核で
任意の位置に任意の数だけ置換した重合性重合体のすべ
てが含まれ、その単独重合体であってもよいし、2種類
以上の共重合成分を重合した共重合体であってもよい。 後者の場合には分子構造中にピロリドンを有するモノマ
一単位(ピロリドン核単位)を有する共重合成分として
のポリマーが、その共重合体成分としてのポリマーと共
重合する分子構造中にピロリドン核単位を有しない他の
ポリマーと共重合体せしめて得た共重合体中に20%以
上含まれることが好ましく、特に30%以上含まれるこ
とが好ましい。な113、分子構造中にピロリドン核単
位を有する共重合成分としてのポリマーと共重合する分
子構造中にピロリドン核単位を有しない池のポリマーと
しでは、親水性の共重合体を得られるものであればいが
なるものも用いることができる。 ポリビニルピロリドン系化合物は平均分子ポ1 、0(
10〜70,000のものが好ましく、その代表的具体
例を挙げると下記のものが含まれる。 〔例示化合物1 [1] ポリ−N−ビニル−2−ピロリドン(※注1) [2] ポリ−N−(2−アクリロイルオキシ)エチル
−2−ピロリドン [3] ポリ−N−グリシジル−2−ピロリドン[4コ
 ポリ−N−アリル−2−ピロリドン〔5] ポリーN
、N−ジメチル−N−[3(1−ピロリドニル)−2−
ヒドロキシ]プロピルーアミノ−N′−アクリロイルイ
ミン [6] コポリ−N−ビニル−2−ピロリドン/N−ア
クリロイルモルホリン (モル比42 : 58) [71コポリ−N−ビニル−2−ピロリドン/N−アク
リロイルピペリジン (モル比35 : 65) [8] ポリ−N−ビニル−2−ごロリドン/N−メタ
クリロイル−2−メチルイミダゾール    (モル比
55:45)
〔9〕 コポリ−N−(2−アクリロイルオキシ)−エ
チル−2−ピロリドン/アクリル酸ジエチルアミド (モル比60 : 40) [10]コポリ−N−(2−メタクリロイルオキシ)エ
チル−2−ピロリドン/アクリル酸ナトリウム(モル比
75 : 25)[11]コポリ−N−(3−アクリロ
イルオキシ〉プロピル−2−ピロリドン/メタクリル酸
メチル  (モル比65:35) [12]コポリ−N、N−ジメチル−N−[3−(2−
ピロリドニル)−2−ヒドロキシ]−ブOビルアミン−
N′−アクリロイルイミン/アクリル酸エチル (モル比70 : 30) [13]コポリ−N−ビニル−2−ピロリドン/酢酸ビ
ニル (モル比70:30) [14]コポリ−N−ビニル−2−ピロリドン/アクリ
ル酸メチル (モル比70:30) [15]コポリ−N−ビニル−2−ピロリドン/スチレ
ン  (モル比80 : 20)[161コポリ−N−
ビニル−2−ピロリドン/アクリル酸アミド/N−ビニ
ル−2−メチルイミダゾール (モル比50:30:20) [17]コポリ−N−ビニル−2−ピロリドン/N−(
1,1−ジメチル−3−オキシ)−ブチル−アクリルア
ミド (モル比70:30) [181コポリ−N−アリル−2−ピロリドン/酢酸ビ
ニル (モル比64:36) [1つ]コポリ−N−ビニル−2−ピロリドン/4−ビ
ニルピリジン (モル比60 : 40) [20]コポリ−N−ビニル−2−ピロリドン/アクリ
ル酸エチル/アクリル酸モノエタノールアミン酸 (モル比50:45:5) [21]コポリ−N−ビニル−2−ピロリドン/ピペリ
ジノマレアミック酸ピペリジン酸(モル比53:47) [22]コポリ−N−ビニルピロリドン/4−ビニルピ
リジノ−N−メチルアイオダイド(モル比42:58) [23]コポリ−N−ビニルピロリドン/マレイン酸チ
オ尿素ハーフアンモニウム塩 (モル比60 : 40) ※注1 例示化合物[1]はゼネラル・アニリン・アン
ド・フィルム・コーホ(Genera IAnilin
e and Film Corp、)からPVPに−1
5、PVP K−17,PVP K−30,PVP K
−60,PVP K−90の商品基又、ビーエーエスエ
フジt!パン■(BASA Aktiengngese
llschaft)から、コリトン12.コリトン11
.コリトン25゜コリトン30.コリトン90.ルビス
コールに−17,ルビスコールに−30,ルビスコール
に−90の商品名で市販されている。 ポリビニルピロリドン系化合物は、前記した如くその一
部が市販されているので容易に入手できるし、ジョン・
ウィリー・アンド・ソムズ・インコーポレーション(J
ohn Wilery and 5ons、Inc、)
発行(1961年)ダブリュ・アール・ソレンソン。 ティ・ダブリュ・キャンプベル(W、 R,5oren
son。 T、 W、 Caube l I )著のプレバラティ
ブ・メソッド・オブ・ポリマー・ケミストリー(Pre
DaratiVeHetl+ods or Po1yl
ler Chomistry)に記載された方法に従っ
て容易に合成することができる。 また、ポリビニルピロリドン系化合物のなかで特に好ま
しい化合物は例示化合物[1]である。 ポリビニルとコリトン系化合物は、単独で用いてもよい
し、2種以上を併用してもよく、その使用mは水洗代替
安定液12当り0.01〜1000の範囲であり、好ま
しくは0.05〜10gの範囲である。 なお、ポリビニルピロリドン系化合物は、水洗代替安定
タンク液に添加されてもよいし、タンク補充液に添加さ
れて水洗代替安定タンク液に補充する態様で用いられて
もよいし、この両者を併用してもよい。 本発明の水洗代替安定液による処理工程は5槽以下の処
理槽を持つものであり、好ましくはカウンターカレント
方式(後浴に供給して前浴からオーバーフローさせる方
式)にすることであり、4槽以下の場合に更に本発明の
効果が顕著であり、3槽以下の場合に特に本発明の効果
が顕著である。 本発明において水洗代替安定液による処理浴への補充量
が、処理する感光材料の単位面積当たりを基準として、
水洗代替安定液による処理浴の前浴から水洗代替安定液
による処理浴への持ち込み量の1.5〜30倍であると
き本発明の効果が有利に発揮され、2〜20倍であると
き効果がより顕著である。持ち込み屋は感光材料の種類
、自動現像機の搬定速度、搬走方式、感光材料表面のス
クイズ方式等により異なるが、カラーペーパーの場合通
常、持ち込み母は25tj2/v’〜1oo IQ /
 v2である。 従って、この範囲の待ち込み量に対して本発明の効果が
より顕著である補充量は50 mft / f〜200
01N / fの範囲にあり、特に効果が顕著な補充量
ハフ 5 v(1/ f 〜900 vQ/ fの範囲
にある。 カラーフィルム(ロールフィルム)の場合、通常持ち込
ミ量は50 *Q/ f 〜150 v(1/ fであ
り、この持ち込み量に対する本発明の効果がより顕著で
ある補充量は100t12/f〜3.01/fの範囲に
あり、特に効果が顕著な補充lは150d/v〜950
nN/fの範囲にある。 本発明の水洗代替安定液は、通常上記補充方式で用いら
れる。そして水洗代替安定液の補充液は一度に大造にl
l製され、経時保存して用いられることが多いため、本
発明の水洗代替安定液における沈澱防止技術を補充液に
も適用することにより、さらにコストメリットも付加さ
れる。 本発明の水洗代替安定液による処理温度は、15℃〜6
0℃、好ましくは20℃〜45℃の範囲がよい。また処
理時間も迅速処理の観点から短時間であるほど好ましい
が、通常20秒〜10分間、最も好ましくは1分〜3分
であり、複数槽安定化処理の場合は前段槽はど短時間で
処理し、後段槽はど処理時間が長いことが好ましい。特
に前槽の20%〜50%増しの処理時間で順次処理する
事が望ましい。本発明による安定化処理の後には水洗処
理を全く必要としないが、極く短時間でのホルマリン、
活性剤等を含む水切浴等によるリンス、表面洗浄などは
必要に応じて任意に行うことはできる。 本発明において、発色現像後、定着能を有する処理液で
処理するとは、通常の発色現像液による処理後の感光材
料の定着を目的とするための定着浴又は漂白定着浴の使
用による工程を指す。即ち、本発明は発色現像後、定着
浴または漂白定着浴で処理した後の水洗代替安定液での
問題を解決したものである。該発色現像液、定着液J3
よび漂白定着液の詳細については後述する。 本発明の方法に用いられる感光材料は支持体上にハロゲ
ン化銀乳剤層および非感光性層(非礼剤層)を塗布した
ものであり、ハロゲン化銀乳剤としては、塩化銀、臭化
銀、沃化銀、I3i臭化銀、塩沃化銀沃臭化銀塩沃臭化
銀の如きいずれのハロゲン化銀を用いたちのであっても
よい。これら乳剤層および非感光性層には、写真業界で
知られるあらゆるカプラー及び添加剤等を含有させるこ
とができ、例えば、イエロー色素形成カプラー、マゼン
タ色素形成カプラー、シアン色素形成カプラー、安定剤
、増感色素、金化合vlJ高沸点有灘溶媒、カブリ防止
剤、色素画像退色防止剤、色汚染防止剤、蛍光増白剤、
帯゛1防止剤、硬膜剤、界面活性剤、可塑剤、湿潤剤お
よび紫外線吸収剤等を適宜含有させることができる。 本発明の方法に用いられる感光材料は、必要に応じて前
記の如き種々の写真用添加剤を含有せしめた乳剤層およ
び非感光性層などの各構成H舎、コロナ放電処理、火炎
処理または紫外線照射処理を施した支持体上に、または
下引層、中間層を介して支持体上に塗設することによっ
て製造される。 有利に用いられる支持体としては、例えばバライタ紙、
ポリエチレン被覆紙、ポリプロピレン合成紙、反射層を
併設した、或は反射体を併用する透明支持体、例えばガ
ラス板、セルロースアセテート、セルロースナイトレー
ト或はポリエチレンテレフタレート等のポリエステルフ
ィルム、ポリアミドフィルム、ポリカーボネートフィル
ム、ポリスチレンフィルム等がある。 前記ハロゲン化銀乳剤層および非感光性層の大部分は通
常は親水性バインダーを含有する親水性コロイド層とな
っている。この親水性バインダーとしては、ゼラチン、
あるいはアシル化ゼラチン、グアニジル化ゼラチン、フ
ェニルカルバミル化ゼラチン、フタル化ゼラチン、シア
ノエタノール化ゼラチン、エステル化ゼラチン等のゼラ
チン!!?i体が好ましく用いられる。 この親水性コロイド層を硬化させるための硬膜剤として
は、例えばクロム塩(クロム明ばん、酢酸クロムなど)
、アルデヒド類(ホルムアルデヒド、グリオキサール、
ゲルタールアルデヒドなど)N−メチロール化合物(ジ
メチロール尿素、メチロールジメチルヒダントインなど
、)ジオキサン誘導体(2,3−ジヒドロキシジオキサ
ン)など、活性ビニル化合物(1,3,5−トリアクリ
ロイル−へキサヒドロ−8−トリアジン、1.3−ビニ
ルスルホニル−2−プロパツールなど)、活性ハロゲン
化合物(2,4−ジクロル−6−ヒドロキシ−s−トリ
アジンなど)、ムコハロゲン酸類(ムコクロル酸、ムコ
フェノキシクロル酸など)、などを単独でまたは組み合
わせて用いられる。 また、本発明は感光材料がカプラーを高沸点有機溶媒に
含有させたものを分散して含有J“るいわゆるオイルプ
ロテクトタイプの場合に特に有効である。この高沸点有
機溶媒として、有機酸アミド類、カルバメート類、エス
テル類、ケトン類、尿素誘導体等、特に、ジメチルフタ
レート、ジエチルフタレート、ジ−プロピルフタレート
、ジープチルフタレート、ジ−n−オクチルフタレート
、ジイソオクチルフタレート、シアミルフタレート、ジ
ノニルフタレート、ジイソデシルフタレートなどのフタ
ル酸エステル、トリクレンジルフォスフェート、トリフ
ェニルフォスフェート、トリー(2−エチルヘキシル)
フォスフェート、トリソノニルフォスフェートなどのリ
ン酸エステル、ジオクチルセバケート、ジー(2−エチ
ルヘキシル)セバケート、ジイソデシルセバケートなど
のセバシン酸エステル、グリセロールトリプロピオネー
ト、グリセロールトリブチレートなどのグリセリンのエ
ステル、その他、アジピン酸エステル、ゲルタール酸エ
ステル、コハク酸エステル、マレイン酸エステル、フタ
ル酸エステル、クエン酸エステル、ジーtert−アミ
ルフェノール、n−オクチルフェノールなどのフェノー
ル誘導体を用いるとき、本発明の効果が大きい。 本発明における発色現像には芳香族第1級アミン発色現
像主薬が使用され、該現像主薬には種々のカラー写真プ
ロセスにおいて広範囲に使用されている公知のものが包
含される。これらの現像剤はアミノフェノール系および
p−フェニレンジアミン系誘導体が含まれる。これらの
化合物は遊離状態より安定のため一般に塩の形、例えば
塩酸塩または硫酸塩の形で使用される。またこれらの化
合物は、一般に発色現像液12について約0.1g〜約
30(+の濃度、好ましくは発色現像液11について約
1g〜約15CIの濃度で使用する。 アミンフェノール系現像剤としては、例えば〇−アミン
フェノール、p−アミンフェノール、5−アミノ−2−
オキシトルエン、2−アミノ−3−オキシトルエン、2
−オキシ−3−アミノ−1゜4−ジメチルベンゼンなど
が含まれる。 特に有用な芳香族第1級アミン系発色現像剤はN、N’
−ジアルキル−p−フェニレンジアミン系化合物であり
、アルキル基およびフェニル基は任意の置換機で置換さ
れていてもよい。その中でも特に有用な化合物例として
はN−N’ −ジエチル−p−フェニレンジアミン塩酸
塩、N−メチル−p−フェニレンジアミン塩酸塩、N、
N−ジメチル−p−フェニレンジアミン塩酸塩、2−ア
ミノ−5−(N−エチル−N−ドデシルアミノ)−トル
エン、N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチ
ル−3−メチル−4−アミノアニリン硫酸塩、N−エチ
ル−N−β−ヒドロキシエチルアミノアニリン、4−ア
ミノ−3−メチル−N。 N′−ジエチルアニリン、4−アミノ−N−(2−メト
キシエチル)−N−エチル−3−メチルアニリン−p−
トルエンスルホネートなどを挙げることができる。 発色現像液には、前記芳香族第1級アミン系発色現像剤
に加えて更に発色現像液に通常添加されている種々の成
分、例えば水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウムなどのアルカリ剤、アルカリ金属チオシアン酸塩
、アルカリ金属ハロゲン化物、ベンジルアルコール、水
軟化剤および濃厚化剤などを任意に含有せしめることも
できる。 発色現像主薬として芳香族第1級アミン発色現像主薬を
用いる発色現像液のpH値は、通常7以上であり、最も
一般的には約10〜約13である。 本発明における定着能を有する処理液は、定着剤として
は例えば、チオ硫酸塩(特開昭57−185435号公
報記載)、チオシアン酸塩(英国特許565135号明
llI書記載、特開昭54−13714337143号
公報記載ゲン化物(特開昭52−1306393063
9号公報記載−テル(ベルギー国特許626970号明
!1lffl記載)、チオ尿素(英国特許118941
6号明aS記載)などを用いることができる。これらの
定着剤のなかで、本発明の効果が有効に作用するのはチ
オ硫酸塩である。また定着能を有する処理液が漂白定着
液である場合に本発明の効果が特に顕著であり、該漂白
剤としては有機酸第2鉄錯塩(特公昭54−38895
号公報記載、特開昭55−500704号公報記載、特
開昭56−52748号公報記載、同59149358
号公報記載)を用いることができる。 更に、本発明に用いられる定着能を有する処理液が定着
処理を目的とする処理液であるどきは、その前工程に漂
白処理を行う場合の漂白剤についてはいかなる漂白剤を
も用いることが出来、赤血塩、塩化鉄(英国特許736
881号明III書記載、特公昭56−44424号公
報記載)、過硫W1(強国特許2141199号明細書
記載)、過酸化水素(特公昭58−11617号公報記
載、同58−11618号公報記載)、有機酸第2鉄錯
塩(特開昭57−70533号公報記載、同58−43
454号公報記載、特願昭58−40633号明II!
記載)等を用いることができる。 本発明の方法に用いられる水洗代替安定液はもちろん定
着液及び漂白定着液等の可溶性銀錯塩を含有する処理液
から公知の方法で銀回収してもよい。例えば電気分解法
(仏国特許2,299,667号公報記載)、沈澱法(
特開昭52−73037号公報記載、強国特許2,33
1,220号明llI書記載)、イオン交換法(特開昭
51−17114号公報記載、強国特許2,548゜2
31号明細書記載)及び金属置換法(英国特許1゜35
3、805号明細書記載)などが有効に利用できる。 本発明の方法は、カラーネガ−ペーパー、カラーポジペ
ーパーおよび反転カラーペーパーの処理に適用すること
が有利である。また、本発明が特に有効な処理工程とし
ては例えば下記(1)および(2)が挙げられる。 (1)発色現像−漂白定着−水洗代替安定化処理(2)
発色現象−漂白一定着一水洗代替安定化処理 [発明の具体的効果] 以上説明した如く、本発明においては、経時保存におい
ても沈澱の発生が良好に防止された水洗代替安定液を提
供することができ、さらに沈澱の付着による汚染のない
ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法が提供でき
た。 [発明の具体的実施例] 以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが
本発明の実施の態様がこれらに限定されるものではない
。 実施例−1 下記のカラーペーパーと処理液と処理工程とで実験を行
った。 [カラーペーパー] ポリエチレンコート紙支持体上に下記の各層を支持体側
から順次塗布し、感光材料を作製した。 なお、ポリエスチレンコート紙としては、平均分子量1
00,000 、密度0.95のポリエチレン200重
量部と平均分子fi2,000 、密度0.80のポリ
エチレン20重量部とを混合したものにアナターゼ型酸
化チタンを6.8重ffi%添加し、押し出しコーティ
ング法によって重ff1170g/fの上質紙表面に厚
み0、035mmの被覆層を形成させ、裏面にはポリエ
チレンのみによって厚み0.040111の被覆層を設
けたものを用いた。この支持体表面のポリエチレン被覆
面上にコロナ放電による前処理を施した後、各層を順次
塗布した。 第1層: 臭化銀95モル%を含む塩興化銀乳剤からなる青感性ハ
ロゲン化銀乳剤層で該乳剤はハロゲン化銀1モル当たり
ゼラチン350gを含み、ハロゲン化銀1モル当り下記
構造の増感色素 2.5X10−4モルを用いて増感され(溶媒としてイ
ソプロピルアルコールを使用)、ジブチルフタレートに
溶解して分解させた2、5−ジーt−ブチルハイドロキ
ノン200a+す/f及びイエローカプラーとしてα−
[4−(1−ベンジル−2−〕〕ニルルー3,5−ジオ
キソー1.24−トリアシリシル)]]α−ビバリルー
2−クロロー5−γ−(2,4−ジー【−アミルフェノ
キシ)ブチルアミド]アセトアニリドをハロゲン化銀1
モル当り2 X 10−1モル含み、銀fit 300
Illす/fになるように塗布されている。 第2層ニ ジブチルフタレートに溶解し分散されたジ−t−ブチル
ハイドロキノン300mg / *’ 、 紫外線吸収
剤として2−(2’ −とドロキシ−3’ 、5’−ジ
ー(−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2
’−ヒドロキシ−5′−℃−ブチルフェニル)ベンゾト
リアゾール、2− (2’ −ヒドロキシ−3′−t−
ブチル−5′−メチルフェニル)−5−クロルベンゾト
リアゾールおよび2−(2′−ヒドロキシ−3’ 、5
’−ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロル−ベンゾト
リアゾールの混合物200mg /1’を含有するゼラ
チン層でゼラチン1900111(1/ 1’になるよ
うに塗布されている。 第3層: 臭化銀85モル%を含む塩臭化銀乳剤からなる緑感性ハ
ロゲン化銀乳剤層で、該乳剤はハロゲン化銀1モル当り
ゼラチン450gを含み、ハロゲン化!!1モル当り下
記構造の増感色素 2.5X10−”モルを用いて増感され、ジブチルフタ
レートとトリクレンジルホスフェートを2=1に混合し
た溶剤に溶解し分散したマゼンタカプラーとして1− 
(2,4,6−ドリクロロフエニル)−3−(2−クロ
ロ−5−オクタデセニルサクシンイミドアニリノ)−5
−ピラゾロンをハロゲン化銀1モル当たり1.5X10
−1モル含有し、1!ff1280mg /fになるよ
うに塗布されている。なお、酸化防止剤として2.2.
4−トリメデル−6−ラウリルオキシ−7−t−オクチ
ルクロマンをカプラー1モル当り0.3モル含有さけた
。 第4層ニ ジオクチルフタレートに溶解し分散されたジー[−オク
チルハイドロキノン30mg/f及び紫外線吸収剤とし
て2− (2’ −ヒドロキシ−3′。 5′−ジー(−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、
2− (2’ −ヒドロキシ−5′−1−ブチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3
′−℃−ブチルー5′−メチルフェニル)−5′−クロ
ルベンゾトリアゾールおよび2−(2’−ヒドロキシ−
3’ 、5’−t−ブチフェニル)−5−クロル−ベン
ゾトリアゾールの混合物(2:1.5  : 1.5 
: 2)をsoomg / t”含有するゼラチン層で
ゼラチン量が190GIM fになるように塗布されて
いる。 第5W1: 臭化銀85モル%を含む塩臭化銀乳剤からなる赤感性ハ
ロゲン化銀乳剤層で、該乳剤はハロゲン化銀1モル当り
ゼラチン500gを含み、ハロゲン化銀1モル当たり下
記構造の増感色素 2.5X10−5モルを用いて増感され、ジブチルフタ
レートに溶解して分散された2、5−ジーt−ブチルハ
イドOキノン15010 /f及びシアンカプラーとし
て、2.4−ジクロロ−3−メチル−6−(γ(2,4
−シアミルフェノキシ)ブチルアミドフェノールをハロ
ゲン化銀1モル当り365X10−1モル含有し、銀量
2801り /fになるように塗布されている。 第6層: ゼラチン層でゼラチン量が9001(1/fとなるよう
に塗布されている。 各感光性乳剤m<第1.3.511)に用いたハロゲン
化銀乳剤は特公昭46−7772号公報に記載されてい
る方法で調甘し、それぞれチオ硫酸ナトリウム5水和物
を用いて化学増感し、安定剤として4−ヒドロキシ−6
−メチル−1,3,3a、7−チトラザインデン、硬膜
剤としてビス(ビニルスルホニルメチル)エーテルおよ
び塗布助剤としてサポニンを含有せしめた。 前記方法で作製したカラーペーパーを露光後、次の処理
工程と処理液により、連続処理を行った。 基準処理工程 [1] 発色現像   38℃  3分30秒[2] 
漂白窓@   38℃  1分30秒[3] 水洗代替
安定液による処理 25℃〜35℃  3分 [4] 乾燥  75℃〜100℃ 約2分処理液組成 〈発色現像タンク液〉 く発色現像補充液〉 (蛍光増白剤(4,4’ −ジアミノスチルベン系)j
                     2.5f
J曜 1ヒドロキシ工チルイミノジ酢M     S、0(!
11.2−ジヒドロキシベンゼン−3,5−ジス噌 〈漂白定着タンク液) しると共に水を加えて全量を1にとする。 く漂白定着補充1!A> く漂白定着補充液B〉 [水洗代替安定タンク液及び補充液] しOH値を7.0に調整した。 比較となる防パイ剤 1.5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3
−オン 2、ベンツイソチアゾリン−3−オン 3.4− (2−二トロブチル)モルホリン4.2− 
(4−チアゾリル)ベンツイミダゾール補充量は感光材
料1f当たりそれぞれ、発色現像補充液20011、漂
白定着液2001Q、水洗代替安定補充液250mNと
した。 なお、自動現像機の安定槽は感光材料の流れの方向に第
1槽〜第3槽となる処理槽とし、最終槽から補充を行い
、最終槽からオーバーフローをその前段の槽へ流入させ
、さらにこのオーバーフロー液をまたその前段の槽に流
入させるカウンターカレント方式とした。 前記感光材料について、前記漂白定着液および前記水洗
代替安定液を用いて連続処理を行ない、水洗代替安定液
の補充量がタンク容盪の2倍となった時点から水洗代替
安定液の1日当りの更新率(1日の総補充盪/タンク容
11x100)が1%となる少量の処理量で連続処理を
継続した。この少量処理を開始した日から10日、20
日、30日めに目視にて水洗代替安定液の槽中の沈澱物
の有照を評価した。結果を表−1に示す。 鈎チ啼白 失、;ユ 叩詠旺 表−1から明らかなとおり、亜硫酸塩を添加しない場合
、はとんど全ての水洗代替安定液(実験NQ2〜8)に
20日めから沈澱物が発生しているが、亜l1iII酸
塩を添加した場合には、本発明の防パイ剤を用いる(実
験Nα13−16)と、30日めまで沈澱物が全く発生
しないことがわかる。一方、本発明外の防パイ剤を用い
る(実験Nα9−12>と、亜硫酸塩を添加しても沈澱
が発生することがわかる。比較防パイ剤−1については
、亜硫酸塩がない場合には、沈澱の発生防止効果が強い
が、亜硫酸塩を添加すると、てきめんに沈澱の発生防止
効果が弱まってしまうことがわかる。 つまり、亜硫酸塩と、本発明の防パイ剤を併用するとき
にのみ、沈澱の発生が防止できるといえる。 実施例−2 水洗代替安定液の処方のうち、亜硫酸アンモニウムの濃
度を表−2のとおりに変化し、防パイ剤を表−2のとお
りとした他は実施例−1と同じ感光材料及び同じ処理を
用いて、実施例−1と同様に途中から少量の処理量で連
続処理を継続した。 水洗代替安定液中の沈澱発生の様子を実施例−1と同様
に評価した。一方、少量処理を開始してから21日めに
、実施例−1で用いた感光材料を像様露光し、現像処理
を行なった。処理済感光材料の乳剤面及び裏面(支持体
面)について、汚染の有無を目視評価した。又、この処
理済感光材料について、シアン色素画像の暗所保存性を
みるため、75℃、相対濃度80%のインキュベーター
を用い、強制劣化試験を行ない、シアン色素濃度1.0
の色素が2週間後にどれだけ退色したかを光学濃度計(
小西六写真工業−社製 PDA〜65)の赤色光にて測
定し、退色:4(百分率)を求めた。 これらの結果をまとめて表−2に示す。 表−2の結果かられかる様に、水洗代替安定液中に防パ
イ剤として比較−1を用いた場合には亜硫酸塩の濃度が
o、 ooaモル/1以上で沈澱物が発生しやすく、感
光材料を汚染するが、本発明の例示化合物(ニー1)を
用いた場合には、亜硫酸塩の濃度0.008モル/り以
上でも沈澱物の発生が抑えられていて、感光材料を汚染
することはないということがわかる。 なお、実験Nα24−26にて、比較−1の防パイ剤を
用い、高濃度の亜硫酸塩を添加した場合に沈澱物が発生
しにくくなっているのは、おそらく、初めは亜硫酸濃度
が高いために、沈澱の原因となる微生物がはえにくいが
、経時につれ、亜硫酸が酸化され、濃度が低下するため
に微生物がはえるものと考えられる。実験Nα20、及
び25の溶液中に、30日めに発生している沈澱物は、
顕微鏡で調べた結果、微生物であることがわかった。尚
、実験Nα18及び28の溶液中に30日めに発生して
いる沈澱物は微生物ではないことがわかった。 一方、暗所における画像保存性は、亜硫酸塩が多量に存
在すると、(実験Nα26.36)著しく劣化するが、
亜@酸塩を0.008〜0.20モル/ll含有する場
合には、含有量がより少ない場合に較べ良好であること
がわかる。 以上のことから、少量処理時における経時による沈澱物
の発生及び感光材料の汚染がなく、かつ、暗所における
画像保存性も良好であるためには、本発明の組み合わせ
のみが有効であることがわかる。 実施例−3 実施例−1で用いた感光材料及び処理を用い、水洗代替
安定液の処方のみを下記のとおりとし、実施例−1と同
様の少量処理を行なった。経時での水洗代替安定液中の
沈澱物の発生を目視評価した結果を表−3に示す。 [水洗代替安定液処方] 1亜硫酸アンモニウム    0.02モル(2,3g
)一方、実施例−2と同様の方法にて、シアン色素画像
の暗所における退色率を%で求めた。この結果も表−3
に示す。 以下順−白 〜11 表−3から明らかなとおり、pH値5.0より低いとこ
ろでは、亜硫酸塩と本発明の例示化合物(I−1)を用
いても、沈澱防止効果が良好に得られないことがわかる
。これは、pH値が低いため、亜硫酸が遊離の形となり
、気散してしまい、硫化銀が発生するものと考えられる
。又、l)H値が11では、シアン色素の暗所保存性が
著しく劣るため、実用に供し得ないと思われる。 以上のことから、本発明に用いられる水洗代替安定液の
pH値は5.0〜10.0の範囲で用いることが好まし
い。 実施例−4 トリアセテートフィルムベース上にハレーション防止層
及びゼラチン層を設けこの上に赤感性ハロゲン化銀乳剤
層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層、黄色コロイド銀を含有
するフィルタ一層及び青感性ハロゲン化銀乳剤層、保護
層を順次塗設し、総体の銀酸が100C1’当り60m
gになるようにした。上記の乳剤層は沃化銀のモル%が
約4.5%の沃臭化銀であり、この際、青感性ハロゲン
化銀乳剤層に下記黄色カプラー(Y−1)を緑感性ハロ
ゲン化銀乳剤居には下記マゼンタカプラー(M−1)を
、更に赤感性ハロゲン化銀乳剤層には下記シアンカプラ
ー(C−1)を用いた。 以下余、白 3幻1he epノ(iす゛ イエローカプラー(y−i) マゼンタカプラー(M−1) t シアンカプラー(C−1) また適宜、高沸点溶媒、増感色素、硬膜剤及び延展剤等
通常の添加剤を用いた。このようにして得られたカラー
ネガフィルムをそれぞれ常法により露光をした後、下記
の現像処理工程でランニング処理を行った。 処理工程  処理温度(”C)   処理時間1、発色
現像   37.8      3分15秒2、漂白 
     37.8       6分30秒3、定@
       37.8       6分30秒4、
水洗代替安定 30〜342分 5、安定     30〜34    1分6、乾燥 
    40〜60 発色現像液、漂白液、定着液、水洗代替安定液及び安定
液は以下のものを使用した。 [発色現像液] 炭酸カリウム            30g炭酸水酸
化ナトリウム        2.5g亜硫酸カリウム
           5.0g臭化ナトリウム   
        1.3g沃化カリウム       
     2ffl(Jヒドロキシアミン硫酸塩   
    2.5g塩化ナトリウム          
 0.6gジエチレントリアミン五酢駁ナトリウム2.
5g4−アミノ−3−メチル−N−(β−ヒドロキシエ
チル)アニリン硫IMA4.81)水酸化カリウム  
         1.2g水を加えて1tに仕上げ、
水酸化カリウムまたは20%硫酸にてp)−110,0
6に調整した。 [漂白液及び漂白補充液] エチレンジアミン四酢酸鉄アンモニウム95゜エチレン
ジアミン四酢酸        10g臭化アンモニウ
ム          150gアンモニア水(28%
溶液)      10−112水を加えて11に仕上
げ、酢酸及びアンモニア水にてp)16.0に調整した
。 [定着液及び定着補充液] チオ硫酸アンモニウム        170g亜a酸
アンモニアム          16111水を加え
て11に仕上げ、酢酸及びアンモニア水にて1)H7,
0に調整した。 [水洗代替安定タンク液および補充液]水を使用した。 [安定液及び安定補充液] ホルマリン(37%水溶液)21g コニダックス(小西六写真工業社製)   5iN水を
加えて12に仕上げる。 [発色現像補充用液] 炭酸カリウム            359炭酸水酸
化ナトリウム        3.09亜硫酸カリウム
           7. O(1臭化ナトリウム 
          0.9gヒドロキシアミン硫酸塩
       3.1gジエチレントリアミン五酢酸ナ
トリウム3.2g4・−アミノ−3−メチル−N−(β
−ヒドロキシエチル)アニリン硫酸塩     5.4
g水酸化カリウム           2.0g水を
加えて1ffiに仕上げ、水酸化カリウムまたは20%
硫酸にてpi−110,12に調整した。 補充mはカラーネガ1f当たりそれぞれ、発色現像補充
液1.5p、漂白補充液0.51、定着補充液1!、水
洗代替安定補充液12、安定補充液12とした。 なお、自動現像機の水洗代替安定槽は感光材料の流れの
方向に第1槽〜第2槽となる処理槽とし、第2槽から補
充を行い、第1槽からオーバーフローをその前段の槽へ
流入させるカウンターカレント方式とした。 5時間で、水洗代替安定補充液総量がタンク液の3倍と
なるまで連続処理し、水洗代替安定液を取り、表−4の
化合物を添加し、50℃で保存実験を行った。 表−4より明らかなようにNα57〜59の比較より本
発明はカラーネガ処理の定着後の水洗代替安定液につい
ても効果があることが判る。 更に本発明には、ポリビニルピロリドン系化合物である
PVPK−17、キレート剤のエチレンジアミン四酢酸
と1−ヒドロキシエチリデン−1゜1−ジホスホン酸お
よび金属塩である塩化ビスマスが本発明目的の沈澱防止
のために効果があることが判る。 実施例−5 実施例−1の水洗代替安定液の実験N111 (比較)
と実験魔13(本発明)にそれぞれ蛍光増白剤E−36
を添加し、連続処理を行った。その結果、実験N+11
ではローラーの液面部に黄色の蛍光増白剤らしき沈澱が
発生したが、本発明のNα13では沈澱はなく、非常に
有効であった。 尚、E−5、E−10、E−15、E−20、E−25
、E−30及びE−37について同じ実験を行った所、
同様の結果が得られた。 手続?fll i’1F WK   (方jC)11!
i fll 61年Q7月24日つ 1り訂庁長官 7賀 道部殿 ′1.事f[の表示 昭和61年特に′1願 第92938号2、発明の名称 水洗代替安定液J3よび該水洗代替安定液を用いるハロ
ゲン化銀カラーV真感光材料の処m!方法3、補正をす
る者 事f1との関係    特泊出願人 住所  東京都新宿区西新宿1丁目26番2@名称  
(127)  小西六写真工業株式会社代表取締役  
    打手 恵生 4、代理人  〒102 住所  東京都千代田区九段北4丁目1番1@(発送日
) 昭和61年06月24日 6、補正の対象

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハロゲン化銀カラー写真感光材料を発色現像し、
    定着能を有する液で処理した後の処理に用いられる水洗
    代替安定液において、該安定液中に下記一般式[ I ]
    で示される化合物を含有し、さらに亜硫酸塩を該安定液
    1l当たり0.008〜0.2モルの範囲で含有するこ
    とを特徴とする水洗代替安定液。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1はアルキル基、シクロアルキル基、アリ
    ール基、水酸基またはスルホン酸基(その塩を含む)を
    表わす。R_2およびR_3はそれぞれ水素原子、ハロ
    ゲン原子、アミノ基、ニトロ基、水酸基、アルコキシカ
    ルボニル基、カルボン酸基(その塩を含む)またはスル
    ホン酸基(その塩を含む)を表わす。Xは水素原子、ア
    ルカリ金属原子またはアンモニウム基を表わす。
  2. (2)pH値が5.0〜10.0の範囲であることを特
    徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の水洗代替安定
    液。
  3. (3)前記亜硫酸塩を水洗代替安定液1l当たり0.0
    1〜0.1モルの範囲で含有することを特徴とする特許
    請求の範囲第(1)または(2)項記載の水洗代替安定
    液。
  4. (4)さらにキレート剤を含有することを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)、(2)または(3)項記載の水
    洗代替安定液。
  5. (5)前記一般式[ I ]で示される化合物を水洗代替
    安定液1l当たり0.01〜30gの範囲で含有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(1)、(2)、(3
    )または(4)項記載の水洗代替安定液。
  6. (6)さらに蛍光増白剤を含有することを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)、(2)、(3)、(4)または
    (5)項記載の水洗代替安定液。
  7. (7)ハロゲン化銀カラー写真感光材料を像様露光した
    後、発色現像する工程、定着能を有する液で処理する工
    程および水洗代替安定液で処理する工程を含むハロゲン
    化銀カラー写真感光材料の処理方法において、前記水洗
    代替安定液が下記一般式[ I ]で示される化合物を含
    有し、さらに亜硫酸塩を該安定液1l当たり0.008
    〜0.2モルの範囲で含有することを特徴とするハロゲ
    ン化銀カラー写真感光材料の処理方法。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1はアルキル基、シクロアルキル基、アリ
    ール基、水酸基またはスルホン酸基(その塩を含む)を
    表わす。R_2およびR_3はそれぞれ水素原子、ハロ
    ゲン原子、アミノ基、ニトロ基、水酸基、アルコキシカ
    ルボニル基、カルボン酸基(その塩を含む)またはスル
    ホン酸基(その塩を含む)を表わす。Xは水素原子、ア
    ルカリ金属原子またはアンモニウム基を表わす。
  8. (8)pH値が5.0〜10.0の範囲であることを特
    徴とする特許請求の範囲第(7)項記載のハロゲン化銀
    カラー写真感光材料の処理方法。
  9. (9)前記亜硫酸塩を水洗代替安定液1l当たり0.0
    1〜0.1モルの範囲で含有することを特徴とする特許
    請求の範囲第(7)または(8)項記載のハロゲン化銀
    カラー写真感光材料の処理方法。
  10. (10)さらにキレート剤を含有することを特徴とする
    特許請求の範囲第(7)、(8)または(9)項記載の
    ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法。
  11. (11)前記一般式[ I ]で示される化合物を水洗代
    替安定液1l当たり0.01〜30gの範囲で含有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(7)、(8)、(
    9)または(10)項記載のハロゲン化銀カラー写真感
    光材料の処理方法。
  12. (12)さらに蛍光増白剤を含有することを特徴とする
    特許請求の範囲第(7)、(8)、(9)、(10)ま
    たは(11)項記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料
    の処理方法。
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