JPS62201901A - β−D−グルカンとその製造方法及び用途 - Google Patents

β−D−グルカンとその製造方法及び用途

Info

Publication number
JPS62201901A
JPS62201901A JP61044189A JP4418986A JPS62201901A JP S62201901 A JPS62201901 A JP S62201901A JP 61044189 A JP61044189 A JP 61044189A JP 4418986 A JP4418986 A JP 4418986A JP S62201901 A JPS62201901 A JP S62201901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glucose
methyl
glucan
aureobasilan
mol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61044189A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0692441B2 (ja
Inventor
Akira Misaki
三崎 旭
Yoshiaki Sone
曽根 良昭
Masakazu Mihashi
三橋 正和
Toshio Miyake
俊雄 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo KK
Original Assignee
Hayashibara Biochemical Laboratories Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hayashibara Biochemical Laboratories Co Ltd filed Critical Hayashibara Biochemical Laboratories Co Ltd
Priority to JP61044189A priority Critical patent/JPH0692441B2/ja
Priority to CA000530487A priority patent/CA1335579C/en
Priority to US07/019,186 priority patent/US4965347A/en
Priority to EP87301847A priority patent/EP0236124B1/en
Publication of JPS62201901A publication Critical patent/JPS62201901A/ja
Publication of JPH0692441B2 publication Critical patent/JPH0692441B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B37/00Preparation of polysaccharides not provided for in groups C08B1/00 - C08B35/00; Derivatives thereof
    • C08B37/0006Homoglycans, i.e. polysaccharides having a main chain consisting of one single sugar, e.g. colominic acid
    • C08B37/0024Homoglycans, i.e. polysaccharides having a main chain consisting of one single sugar, e.g. colominic acid beta-D-Glucans; (beta-1,3)-D-Glucans, e.g. paramylon, coriolan, sclerotan, pachyman, callose, scleroglucan, schizophyllan, laminaran, lentinan or curdlan; (beta-1,6)-D-Glucans, e.g. pustulan; (beta-1,4)-D-Glucans; (beta-1,3)(beta-1,4)-D-Glucans, e.g. lichenan; Derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P19/00Preparation of compounds containing saccharide radicals
    • C12P19/04Polysaccharides, i.e. compounds containing more than five saccharide radicals attached to each other by glycosidic bonds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、化学工業、食品工業、医薬品工業ない ど幅E曲途を持つ新規なβ−D−グルカン(オーレオバ
シラン)とその製造方法及び用途に関するものである。
更に詳細には、理化学的性質 a 元素分析 Cミル4.1チ  H#6.18チ N<0.1チ   灰分(0,01% b 分子量(ゲル濾過法) 100 、000乃至500 、000C融   点 約230℃で分解 d 比旋光度 〔α〕 ±4゜ (t=1、C=1.0% 1N−NaOH)e 赤外線
吸収スペクトル(KBr錠剤法)図面に示す f溶解性 0.5N−NaOH、ジメチルスルホキシドに易溶水に
可溶 メタノール、エタノール、アセトン、クロロホルムに不
溶 g 呈色反応 アントロン−硫酸反応      陽性フェノール−硫
酸反応      陽性カルバゾール反応      
  陰性ニンヒドリン反応        陰性ヨード
反応           陰性h 塩基性、酸性、中
性の区別 凍結乾燥品の0.1%水溶液は中性乃至微酸性 i  物   性 粉末品は白色 ケ示す新規なβ−D−グルカン(オーレオバシラン)と
その製造方法及び用途に関する。
(従来の技術) β−D−グルカンのある種のものは、血糖低下作用、コ
レステロール低下作用、細胞性免疫機構金倉しての抗腫
瘍作用などの生理作用金示すことが知られており、医薬
若しくはその原料として注目されている。
なかでも、悪性腫瘍に対して抗腫瘍活性を示し、抗腫瘍
剤として注目されているβ−D−グルカンとしては、例
えば、H,5aito et al、、 Agr、 B
iol。
Chem、、 Vol、 32.126)−1269 
(1968)テ報告されているバキマ:y (pach
yman )、’I’、 5asaki et al+
(::arbohydrate Res、 、 Vol
、 47.99−104 (1976)で報告されてい
るレンチナン(Lentinan )、K、 Taba
ta et al、、 (’arbohydrate 
Res、、 Vol、 89゜121−135 (19
81”)報告されているシゾフイラン(5hizoph
yllan )、A、 Misaki et at、、
 CarbohydrateRes、、 Vol、 9
2.115−129 (1981)で報告されているβ
−D−グルカンなどがある。
しかしながら、これらβ−D−グルカンは、担子菌の子
実体全原料とすることから、製造に長期間?要するだけ
でなく、その生産量も不充分である。
(本発明の解決しようとする問題点) 本発明者等は、用途が医薬品工業のみならず、食品工業
、化学工業など、その他多くの工業分野にも利用できる
新しいβ−D−グルカンの開発?目的に鋭意研究した。
その結果、オーレオバシディウム(Aureobasi
dium)属に属する微生物全培養して、その培養物中
に、理化学的性質が、 a 元素分析 C嬌44.1チ  H嬌6.18チ Nく帆1チ   灰分<0.01% b 分子量(ゲルf過法) Zoo、000乃至soo 、 oo。
C融   点 約230℃で分解 d 比旋光度 〔α〕 ±4゜ (t=1、c = 1.0% 1N−NaOH)e 赤
外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)図面に示す f溶解性 0.5N−NaOH、ジメチルスルホギシドに易溶水に
可溶 メタノール、エタノール、アセトン、クロロホルムに不
溶 g 呈色反応 アントロン−硫酸反応      陽性フェノール−硫
酸反応      陽性カルバゾール反応      
  陰性ニンヒドリン反応        陰性ヨード
反応           陰性h 塩基性、酸性、中
性の区別 凍結乾燥品の0.1 %水溶液は中性乃至微酸性 i  物   性 粉末品は白色 を示すβ−D−グルカン、とりわけ、β−D−グルカン
が、メチル化分析法により、2,3,4.6−テト5−
0−メチル−D−グルコース 1.0モルに対して、2
,4.6−トリ−O−メチル−D−グルコース 11乃
至15モル、2,3.4−1−リーO−メチル−D−グ
ルコース 0.8乃至1.2モル、2.3.6−トリ−
O−メチル−D−グルコース0.6乃至1.0モルおよ
び2.4−ジ−0−メチル−D−1’ルコース 0.8
乃至1.2モルのモル比に示すか、または、2,3,4
.6−テトラ−O−メチル−D−グルコース 1.0モ
ルに対して、2,4.6−トリ−O−メチル−D−グル
コース 3乃至5モル、2,3.4−1−リーO−メチ
ル−D−グルコース 0.3乃至0.5モル、2,3.
6−トリ−O −メチル−D−グルコース 0.2 乃
至0.4モルおよび2,4−ジ−O−メチル−D−グル
コース 0.9乃至1.2モルのモル比を示す新規構造
のβ−Il−グルカンを見いだした。
このβ−D−グルカンは、R,G、 13rown C
t al、。
Acta (:’hem、 5cand、、 Vol、
 21.2379−2382 (1967)で報告され
ているオーレオパシディウム プルランスからの多糖類
とも明らかに異っていることが判明した。
本発明者等は、この新規なβ−D−グルカンとオーレオ
バシラン(Aureobasillan )と命名した
このオーレオバシランは、次のような理化学的性質を有
していることから、新規なβ−D−グルカンであること
が認められる。
a 元素分析 実測値 C:44.1%  H舞6.18%N(0,1
チ   灰分< 0.01%計算値 C= 44.4チ
  H= 6.17%b 分子量(ゲル濾過法) 100.000乃至500 、000 C融   点 約230℃で分解 d 比旋光度 〔α〕 ±4゜ (t=1、C= 1.0%、1N−NaOH)e 赤外
線吸収スペクトル(KBr錠剤法)図面に示す f溶解性 0.5N−NaOH、ジメチルスルホキシドに易溶水に
可溶 メタノール、エタノール、アセトン、クロロホルムに不
溶 g 呈色反応 アントロン−硫酸反応      陽性フェノール−硫
酸反応      陽性カルバゾール反応      
  陰性ニンヒドリン反応        陰性ヨード
反応           陰性h 塩基性、酸性、中
性の区別 凍結乾燥品の0.1 %水溶液は中性乃至微酸性 i  物   性 粉末品は白色 j構成糖 無機酸または有機酸、例えば72チ硫酸に室温で5分間
放置後、7倍に水で希釈し100℃で4乃至5時間保つ
か、または、2M−トリクロロ酢酸に100℃で6時間
加熱するなどの方法により完全加水分解1〜で得られる
糖ハ、ペーパークロマトグラフィー、ガスクロマトグラ
フィー、およびグルコースオキシダーゼ・パルオキシダ
ーゼ法による分析結果からD−グルコースであることが
判明した。
k 結合様式 (1)比旋光度がCα:’of:4  と低い値を示す
こと、および赤外線吸収スペクトルが890 cm−’
附近に吸収を示すことから、オーレオバシラン金構成す
るすべての、若しくはほとんどのグルコース残基は、β
−結合?している。
(11)メチル化分析法、すなわち、オーレオバシラン
をジメチルスルホキシドに溶解後、メチルスルフィニル
カルバニオンおよび沃化メチルを用いる箱守法で2チル
誘導体に導き、これ金酸で加水分解し、更にメチル化糖
をアルディド−ル アセテートに誘導し、ガスクロマト
グラフィー、ガスクロマトグラフィー・質量分析により
分析すると、その生成物は次のモル比を有する。
比較的低分子量であって、DEAE−セルロースに非吸
着性のオーレオバシラン(オーレオバシランAと命名す
る。)は、2,3,4.6−テトラ−O−メチル−D−
グルコース1.0モルに対して、2,4.6−トリ−O
−メチル−D−グルコース 11乃至15モル、2.3
.4− )リーO−メチル−D−グルコース 0.8乃
至1.2モル、2,3.6−トリ−O−メチル−D−グ
ルコース 0.6乃至1.0モルおよび2.4−ジ−O
−メチル−D−グルコース 0.8乃至1.2モル?示
す。
比較的高分子景であって、DEAE−セルロースK 吸
M 性のオーレオバシラン(オーレオバシラ7Bと命名
する。)は、2,3,4.6−テトラ−O−メチル−D
−グルコース1.0モルに対して、2,4.6−トリ−
O−メチル−D−グルコース 3乃至5モル、2,3.
4−トリ−O−メチル−D−グルコース 0.3乃至0
.5モル、2,3.6− )ソーO−メチル−D−グル
コース 0.2乃至0,4モルおよび2.4−ジ−O−
メチル−D−グルコース0.9乃至1.2モルのモル比
を示す。
010  緩和スミス分解で得られた水不溶性の高分子
画分全メチル化後、酸加水分解すると、大量の2.4.
6−ト1ノー0−メチル−D−グルコースと少量の2.
3,4.6−テトラ−O−メチル−D−グルコースを生
成する。
マ几、オーレオバシランにエンド型β−1,3グルカナ
ーゼを作用させると、その生成物には、主にラミナリピ
オース、少量のグルコースおよび更に少量の26−O−
β−グルコシルラミナリビオースを含有する。これらの
事実は、β−1,6M合のかなりの部分がβ−1,3M
合テ繰シ返している主鎖中にβ−1,3M合と隣接した
形で組み込まれていることを示すものである。
以上の事実から、本発明のオーレオバシランは、従来か
ら知られているβ−D−グルカンとは全く異なり、β−
1,3結合を繰り返している主鎖中に一定の割合でβ−
1,6結合を有していること、および主鎖?形成するグ
ルコース残基がら一定の割合でそのグルコース残基の0
6位から短かい側鎖を分岐しており、更に、その側鎖に
はβ−1,6結合以外にかなりの量のβ−1,4結合を
有しているβ−D−グルカンである。上述の結果?総合
的に判断すると、オーレオパフランの構造式は、繰り返
し単位が、 式1 および式■ (但し、式中、Qleはβ−結合したD−グルコビラノ
ース残基?示し、x、 y、 x’およびY′は、X+
YまたはX’ + Y’が11乃至15になる1以上の
整数を示し、mおよびnは、その比が1=3乃至5を示
す。) テ表すレルβ−D−グルカン(オーレオパフランA)で
あるか、または、 式l および式■ (但し、式中、Glcはβ−結合したD−グルコビラノ
ース残基?示し、x、 y、 x’およびY′は、X+
YまたはX’ + Y’が3乃至5になる1以上の整数
を示し、mおよびnは、その比が1=3乃至5全示す。
) で表されるβ−D−グルカン(オーレオパフランB)で
あることが判明した。
本発明のオーレオパフランを製造する方法としては、例
えば、オーレオバ/ディウム プルランス(Aureo
basidium pullulans) I FO4
464、II”O4875、I FO6353、I F
 O6401、IF’06725、オーレオバシディウ
ム マンソーニ(Aureobasidium man
soni ) I Fo 9233 など?、炭素源、
窒素源、無機塩などの適当な栄養源金含有する固体培地
、または液体培地に植菌して静置または通気攪拌などの
培養方法で培養し、培養物中にオーレオパフランを産生
せしめ、これを分離し採取すればよい。
また、培養物中に、オーレオパフランとともにプルラン
を生成蓄積せしめ、両者2分離し採取することもきわめ
て有利に実施できる。
培地の栄養源としては、本発明のオーレオパフラン金産
生じ得るものであればよく、炭素源としてハ、グリセロ
ール、キシロース、グルコース、ンルビトール、フラク
トース、マルトース、イソマルトース、マルチトール、
シュクロース、ラクトース、セロビオース、マルトトリ
オース、マルトテトラオース、DE  10乃至70の
澱扮部分分解物、廃糖蜜などが適している。オーレオパ
フランとともにプルラン?産生さぜる場合には、これら
糖類全豹3乃至20 w/ v%″含有せしめグこ液体
培地を用いて好気的条件で培養するのが好適である。
窒素源としては、硝酸塩、アンモニウム塩、LXなどの
合成化合物やポリペプトン、酵母エキス、麦芽エキス、
コーンステイープリカー、脱脂大豆抽出物、ペプタイド
、アミノ酸などの天然有機物などが適宜利用できる。!
、た、無機塩としては、リン酸塩、カリウム塩、硫酸塩
、マグネシウム塩、必要に応じて鉄塩、マンガン塩、カ
ルシウム塩などが適宜選択できる。
培養時のpH1温度は、該微生物が生育しオー−オバシ
ランケ産生しうる条件であればよく、通常、pH2,0
乃至9.0、温度 15乃至35℃が選ばれる。
また、培養期間は、オーレオバシランの産生量が最大に
なる期間が選ばれ、通常、液体培地で通気攪拌する場合
1乃至10日間である。
培養物力λらオーレオバシランを分離採取する方法とし
ては、例えば、前記液体培養物e濾過または遠心分離な
どの方法で微生物菌体を分離し、この菌体から採取する
。この際、プルランを採取する場合には、菌体を分離し
たr液または上清から常法に従って採取すればよい。
菌体からオーレオバシランを採取する方法は、菌体また
はその破砕物から得られる細胞壁に、例えば、熱水、希
酸、希アルカリなどの溶出剤、望まし7〈は、pH7゜
0全越えるアルカリ性水溶液、とりわけ0.01乃至4
.ONの水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化マ
グネシウム、水酸化カルシウムなどの希アルカリ性水溶
液と接触せしめ、オー レオハシラン全溶出し、オーレ
オバシラン溶lを採取する。
本溶液を、必要により濃縮、中和などした後、常法に従
って、活性炭、イオン交換樹脂などにより脱色、脱塩精
製し、濃縮、乾燥してオーレオバシランの白色粉末金得
る。
また、オー−オバシラン水溶液を、メタノール、エタノ
ール、インプロパツール、アセトンなどの有機沈澱剤で
処理したり、クロマトグラフィーにかけたりして分画精
製し、超遠心的および電気泳動的に均一な高純度オーレ
オバシラン画分金採取することは容易に実施でき、更に
、これを乾燥し、粉末化することも容易である。
この際の乾燥方法としては、通風乾燥、熱風乾燥、噴霧
乾燥、ドラム乾燥、凍結乾燥などの方法が適宜選択でき
る。
このようにして得られたオーレオバシランから、ポリオ
ール型オーレオバシラン全製造するには、オーレオバフ
ラフ1重量部(以下、本明細書では重量部金部と略称す
る。)に約0.01乃至約0.5Mの過沃素酸若しくは
その水溶性塩、例えば、メタ過沃素酸ナトリウム、メタ
過沃素酸カリウムを含む水溶液約50乃至500部に溶
解、または懸濁させ、通常pH3乃至8の範囲で反応さ
せる。この操作は、通常、緩やかな条件、例えば、暗所
で室温以下の温度、望ましくは15℃以下で1乃至5日
間行ない酸化反応を終了させればよい。このようにして
得られる主として側鎖部分が酸化されたポリアルデヒド
型オーレオバシランは、反応性に富んでおり、例えば、
共有結合による固定化酵素の担体などとして有利に利用
できる。
更に、還元するには、酸化反応液にエチレングリコール
を添加するか、または透析処理するかなどの方法により
、過剰の過沃素酸全消費、または除去した後、これに還
元剤を加えて還元させる。
また、必要ならば、酸化反応液からポリアルデヒド型オ
ーレオバシランを分離採取した後に還元してもよい。
還元する方法は、オーレオバシランの酸化物が還元でき
ればよく、例えば、ニッケル触媒による水素還元、水素
化硼素ナトリウムによる還元などが適宜選択できる。こ
のようにして還元した反応液は、常法に従って、ニッケ
ル触媒を除去するか、または水素化硼素ナトリウム金有
機酸全添加するなどして分解させた後、有機沈澱剤で水
溶液からの沈澱を繰り返す力・、また、必要ならば、活
性炭、イオン交換樹脂などで脱色、脱塩して精製し、濃
縮して、ポリオール型オーレオバシランのシラツブ製品
金、更に、乾燥、粉末化してポリオール型オーレオバシ
ランの粉末製品を採取することも容易である。このポリ
オール型オーレオバシランは、オー−1/オバシランの
主鎖に含まれるβ−1,3結合しているグルコース残基
には変化なく、側鎖のグルコース残基および主鎖に含ま
れるβ−1,6結合しているグルコース残基が開環して
ポリオール型となったものである。
このようにして得られるオーレオバシランまたはポリオ
ール型オーレオバシランは、化学工業、食品工業、医薬
品工業など各種用途に自由に利用できる。化学工業用途
としては、オーレオバシランが水可溶性の多糖であるこ
とから、これを含有せしめ定組成物、成形物、例えば、
顆粒、錠剤、シートなどが単独で、または他の材料と併
用して自由に製造できる。また、ポリオール型オーレオ
バシランは、水易溶性であることから、例えば、糊剤、
粘質剤、・乳化剤、糸、フィルム、被覆膜などの製造原
料として好適である。
食品工業用途としては、オーレオバシランおよびポリオ
ール型オーレオバシランは、共に、無味、無毒で、不消
化乃至難消化性の食物繊維であり、コレステロール低下
作用、重金属排泄促進作用など含有していることから健
康増進食品などの配合剤として有利に利用できる。
また、医薬品用途としても自由に利用できるが、とりわ
け、細胞性免疫賦活による顕著な抗腫瘍作用が見いださ
れたことより、抗腫瘍剤として好適である。
従って、オーレオバシラン、若しくはポリオール型オー
レオバシランは、単独で、捷たは、これらのいずれ力・
に1種若しくは2種以上の薬剤、補助剤などを含有せし
めることにより、例えば、注射薬、内服薬、外用薬など
として、オーレオバシラン、またはポリオール型オーレ
オバシラン感受性の悪性腫瘍、例えば、乳癌、肺癌、膀
胱癌、子宮癌、大腸癌、胃癌、白抑病、リンパ腫、皮膚
癌などの治療に有利に用いることができる。
この治療に際して、他の抗腫瘍剤、例えば、シクロフォ
スフアミド、塩酸ニムスチンなどのアルキル化剤、メン
トレキサート、フルオロウラシル、テガフールなどの代
謝拮抗剤、プレオマイシン、マイトマイシンC、アクチ
ノマイシンCなどの抗生物質、硫酸ビンクリスチン、硫
酸ビンブラスチンなどのアルカロイド、グレドニゾン、
メチルテストステロン、結合型エストロゲンなどのホル
モン剤、インターフェロン、リンホトキシン、ツモアネ
クロシス ファクター、IL−2などのリンホカインな
どの一種または二種以上と併用して、その治療効果を更
に高めることも有利に実施できる。
次に、実施例を使って、オーレオバシランおよびポリオ
ール型オーレオバシランの抗腫瘍作用、毒性、用法およ
び用量について説明する。
実験1゜ 4週令のICR−JCL雌マウマウス全各群10匹、S
arcoma 180腹水ガン約6 X 10”e右鼠
跳部に移植した。移植後1日目から、実施例1の方法で
得たオーレオバシラン、または実施例3の方法で得たポ
リオール型オーレオバシランを、マウスKg当り、それ
ぞれ1岬、5■、10■?含む生理食塩水として、1日
1回、0.エコずつ、連日10日間、腹腔内に注射した
。対照は、オーレオバシラン、または、ポリオール型オ
ーレオバシラン無含有の生理食塩水を、同様に投与した
。移植後、35日目に解剖してl1112瘍をとり出し
、重量を測定し、オーレオバシラン、またはポリオール
型オーレオバシラン投与群の腫瘍重量?、対照群のそれ
と比較して、腫瘍増殖抑制率(%)?求めた。
但し、Aは対照群の10匹の平均腫瘍重量金示し、Bは
、t−レオバシラン、またはポリオール型オーレオバシ
ラン投与群のそれぞれの10匹ずつの平均腫瘍重量を示
す。
結果は、第1表に示す。
第1表の結果から明らかなように、本発明のオーレオパ
フランおよびポリオール型オーレオパフランは、悪性腫
瘍の増殖抑制にきわめて効果的である。
本実験は、他の温血動物、例えば、ヒト、ウシ、ウマ、
イヌ、ネコ、ウサギ、ラットなどの哺乳類、ニワトリ、
ハトなどの鳥類などにおいても、その効果を同様に発現
するものと認められている実験である。
実験Z 体重約252のBDF1雄マウス金各群】0匹とし、2
W角に切断したルイス(Lewis )肺癌を、背部皮
下に移植した。移植後8日目から実施例1の方法・で得
られたオーレオパフラン、または実施例3の方法で得ら
れたポリオール型オーレオパフランを、マウスg当り、
それ、ぞれ0.02〜.0,1■、1■を含む生理食塩
水として、1日2回、0.1コずつ、連日10日間、静
脈注射した。対照は、オーレオパフラン、まtはポリオ
ール型オーレオバシラン無含有の生理食塩水を、同様に
投与した。移植後、n日目に解剖して腫瘍金とり出し、
′M量を測定して、実験1と同様に腫瘍増殖抑制率(%
)を求めた。
結果は、第2表に示す。
第2表の結果から明らかなように、本発明のオーレオバ
シランおよびポリオール型オーレオパフランは、治療が
きわめて困難とされている肺ガンなどの悪性腫瘍に対し
ても、顕著な増殖抑制効果が見られる。
実験3゜ 4週令マウス金用いて、実施例1の方法で得られたオー
レオバシランおよび実施例3の方法で得られたポリオー
ル型オーレオパフランを、常法に従って、経口、腹腔内
、ま食は静脈の投与経路で急性毒性テストヲ行なりた。
その結果、両β−グルカンともに、きわめて低毒性の物
質であって、投与可能な最大投与量においても、死亡例
は認められなかりた。
従って、正確な値とけ言えないが、両β−グルカンとも
そのLD5o値は、 経口投与の場合      201以上/に9腹腔内投
与の場合     57以上7に9静脈投与の場合  
   1.57以上/に9であった。
以上の実験からも明らかなように、本発明のオーレオバ
シランおよびポリオール型オーレオパフランは、その有
効用量からも極めて安全であり、悪性腫瘍の治療に有利
に用いることができる。その投与方法としては、悪性腫
瘍を治療しうる方法であればよく、例えば、皮下、筋肉
内、腹腔内、静脈などへの注射、経口投与、廃剤として
投与、外用剤として塗布、点滴などの投与が適宜選択で
きる。
本発明のオーレオバシラン、またはポリオール型オーレ
オパフランの成人1日当りの用量は、投与方法によって
も変るが、通常、0.1■乃至5002であり、例えば
、経口の場合10■乃至500?、注射の場合0.1η
乃至100 S’程度が用いられる。
以下、本発明の実施例金述べる。
実施例 1.オーレオバシラン オーレオバシデイウム プルランス IFo 4464
を澱粉部分分解物(D、E、40)  10%、K2H
PO40,2チ、ベプト70.2%、NaC1O,2%
、MgSO4・7H200,04%、Fe50.−7H
200,001%からなる培地 201に無菌的に植菌
し、27℃で5日間通気攪拌培養を行なった。菌体はプ
レコートフィルターにてr別した。
r液は、常法に従って精製、濃縮、粉末化してプルラン
粉末約1.4Ky’に採取した。
一方、r別された湿菌体は乾物として約200yであっ
た。本菌体金、温水で洗浄し几。この洗浄菌体を菌体破
砕機(商品名 1)ino Mill )で破砕後、遠
心分離して細胞壁を採取し、これをアセトンで脱脂し得
られ之細胞壁に0.5N水酸化ナトリウム4t’z加え
、窒素気流中で25℃で4時間ゆっくり攪拌を続け、次
いで遠心分離し、この上清全水道水で透析し、更に濃縮
乾燥して約81の粗オーレオバシ2ン全採取した。この
1fiO,01Mリン酸塩緩衝液(pH7,8) 、2
00 rdに溶解し、DEAE−セルロースカラムにか
け、その非吸着画分を透析し、濃縮、凍結乾燥、粉末化
して白色のオーレオバシランA粉末約400■を得た。
水晶をセファロースCL−6Bi用いるゲル濾過法によ
って分子量を求めたところ、10o、ooo乃至200
.000であつ友。ま几、水晶を窒素気流下でIN水酸
化ナトリウムで1.0%水溶液を調整し、比旋光度全測
定したところ、〔α〕o+1 であった。
更に、水晶の赤外線吸収スペクトル金、KBr錠剤法で
測定したところ、図面の結果?得た。
一方、DEAE−セルロース吸着画分は、0.I N水
酸化すトリウム水溶液で溶離し、前記の非吸着両分の場
合と同様に精製し、粉末化して白色のオーレオバシラン
B粉末約500■金得た。
水晶の分子量、比旋光度、赤外線吸収スペクトルtオー
レオバシランAの場合と同様に求めたところ、分子量は
350 、000乃至450 、000であり、比旋光
度は、〔α〕 −1であった。また、赤外線吸り 収スペクトルは、図面の結果とほぼ同一のパターン?示
した。
このようにして得られた各種オーレオバシランは、化学
工業、食品工業、゛医薬品工業など各種用途に有利に利
用できる。
実施例2 シュクロース 8W/v%、酵母エキス Q、2w/v
係、コーンステイープリカー 0.3w/v%、NH4
No 3 0−1 w/ V %、K 2 HP O4
0、1w/ v %、Mg SO4・7H200,05
w/ v%、KCtO,05w/v%、MnSO4・4
H200,0001w/v% および水からなる液体培
地 2Ot 金120℃で20分間滅菌した後、冷却し
、始発pH17,0として、オーレオバシデイウム プ
ルランス I Fo 6353 k植菌し、30℃で4
日間通気攪拌培養した。この培養液力)ら実施例1と同
様に処理して、r液からプルラン粉末約0.7Kgk採
取し、菌体から粗オーレオバシ乏ン約72全採取した。
この粗オーレオパシラン11i0.0IN水酸化ナトリ
ウム水溶液500m1に溶解し、常法に従って、活性炭
で脱色し、H型、OH型イオン交換樹脂で脱塩して精製
し、更に濃縮、凍結乾燥し粉末化して白色の高純度オー
レオバシラン粉末約800〜を得た。水晶は、オーレオ
バシランAおよびBi金含有ており、その比旋光度は〔
α〕 0 であった。
水晶は、実施例1と同様に各種用途に有利に利用できる
実施例3. ポリオール型オー1/オバシラン実施例】
の方法で得/むオーレオバシランAま/ζはオーレオバ
シランBの10yi、メタ過沃素酸ナトリウム(Nar
o4) 6.6) f含む水溶Hsoo dに懸濁し、
10℃で7日間、暗室にて攪拌しつつ酸化反応させた。
この反応液金水に対して透析し、透析内液に水素化硼素
ナトIJウム(NaB’H4) 1,5 ?を加え、室
温で2日間還元反応を行なわせた後、酢酸を加えてpH
6,0とし、過剰の水素化硼素ナトリウム全分解し、更
に水に対して透析しり5゜この透析内液に対して、3倍
容のメタノール全顎え、遠心分離して沈澱物?採取し、
この沈澱物を水に溶解し、再沈澱させた後、水に溶解し
、凍結乾燥、粉末化して白色のポリオール型オーレオバ
シランA粉末またはポリオール型オーレオバシランB粉
末の約7.52金得た。
水晶は、原料のオーレオバシランよりも水に対する溶解
性に優れており、化学工業、食品工業、医薬品工業など
の各種用途に有利に利用できる。
実施例4. フィルム 実施例3の方法で得たポリオール型オーレオノ(シラン
Aの乾物に対して、グリセリンk 10w/wチ含有す
るポリオール型オーレオバシランAのl Q w/ v
%水溶液を調製し、これをガラス板上に流延して70℃
の熱風で乾燥し、透明で強靭なフィルムを得之。
水晶は、透明で光沢があり、強靭である。ま友、酸素透
過度においても、ガスバリヤ−性の大きいことにより、
酸化されやすい物品を被覆、または密封することが容易
であり、それら物品の貯蔵期間、有効期間全大幅に延長
することができる。
実施例5.繊  維 実施例3の方法で得たポリオール型オーレオノくフラン
Bの2Q w/ v%を含む防糸原g2so℃にして、
直径0.3門、長さ1間の円筒状ノズルより、圧力’f
r 3 Kq/c肩かけて室温の空気中にストランド金
押し出し、水分全蒸散乾燥させつつ巻取機にて巻き取っ
た。
得られた繊維の太さは、約20ミクロンで、強靭であっ
友。この繊維は、撚ることも、編むことも、織ることも
できる。しかも、親水性であって、無毒であり、皮膚へ
の刺激がないという特徴を有しているので、例えば、脱
脂綿、生理綿、ガーゼ、手術糸などとして、ま友悪性腫
瘍治療用として、例えば、体内へ埋め込み成形物などと
して有利に利用できる。また、他の横維と混防すれば、
その吸湿性、非帯電性、染色性を生かして、肌着、その
他衣料としても使用することができる。
実施例6.被 覆 膜 実施例2の方法で得九粗オーレオバシランの0.5w/
v %水溶液ヲ35℃とし、これに産卵後、10時間以
内の新鮮卵i30秒間浸漬し、次いで、30℃の温風で
1時間乾燥して、卵表面上に被覆膜全形成させた。この
被覆膜を形成さぜた卯ケ、室温(15〜25℃)で保存
しで、その町食期間士対照の無処理卵と比較した。その
結果、被覆膜全形成させた卵の保存期間は、約5〜lO
f¥iにも延長された。
実施例7. カ ッ プ 実施例1の方法で得たオーレオバシランA粉末金、攪拌
しつつ水を噴霧して含水率を約30w/wチとし、これ
全押し出し成形機にかけてストランドを調製し、これを
裁断して直径25胴、長さ4鰭のペレット’に製造した
。このペレット金射出成形機に供給し、樹脂温度120
℃にてカップ成形用金型内に射出注入して成形した。強
靭、かつ半透明な力・ノブが得られた。
実施例8 肥 料 杭 配合肥料(N = 14チ、P2O5=8%、K20=
12チ)70部、実施例1の方法で得た粗オーレオバシ
ラン10部、硫酸カルシウム15部、水5部とを充分混
合した後、押出機(L/D=20、圧縮比=18、ダイ
スの口径= 30 tea )で、80℃に加熱して肥
料杭を製造した。
水晶は、肥料用容器が不要で取扱い容易であり、全層施
肥に適した強度を有し、さらに配合割合を変えることに
より、肥料成分の溶出速度を調節できるものである。
実施例9. カプセル 実施例3の方法で得たポリオール型オーレオバシランA
5W/V%およびゼラチン10w/v%に含有する水溶
液を60℃に加温し、脱気した後、カプセル用金属棒金
浸漬し、直ちに引き上げて40℃の温風で徐々に乾燥し
た。弾性が強く、透明で光沢のある高品質の硬質カプセ
ルが得られた。このカブセ、ルは、経口薬、座薬などの
容器として好都合である。
実施例10.接 着 剤 ジメチルスルホキシド30部、水25部、実施例2の方
法で得た高純度オーレオ77272部、プルラン8部及
びジベンジリデンキシリット2部の混合物を温[90℃
にて1時間攪拌し、溶解せしめt後、これ全直径14電
、高さ50叫の円筒状の繰り上げ、繰り下げ可能な機構
を備えた口紅式容器に注入して、室温で放冷し、固形状
接着剤全製造]−た。本接着剤をクラフト紙に塗りつけ
たところ、薄く均一に塗布することができ、初期接着力
も充分でありた。
実施例11.麺  類 米粉70部、馬鈴薯澱粉20部、小麦粉10部、実施例
1の方法で得たオーレオバクランA2部、10チ食塩水
約40部をよく混合した後、これを蒸し上げ、更によく
練り上げ、次いで、麺帯生地?調製して一夜放置した。
これを細断して麺線にし、沸騰水中で3分間ゆでて調理
si′ff:得た。この麺は、こしの強い麺であった。
実施例12.珍  味 トリ肉のミンチ30部を砂糖2部、醤油2部、みりん6
部と共にフライパンで煎りつけて調製したそぼろに、実
施例1の方法で得たオーレオバシランB粉末3部全顎え
て、よく混合した後、約150〜170℃で約50 K
g/adに加熱、加圧して結合成形し、約1crnの厚
さのシート状成形物を得た。これを適当な大きさに細断
することにより、珍味とした。ビールのつまみや、子供
のおやつなどに好適である。
実施例13.  魚肉練製品 解凍し之スケソウすり身4,000部に対し、マルトー
ス80部、グルタミン酸ナトリウム80部、馬鈴薯澱粉
200部、氷水300部、トリポIJ IJン酸ナナト
リウム12部食塩120部および、予め実施例3の方法
で得たポリオール型オーレオバシランA 10部とソル
ビトール1部とを溶解しておいた水溶液100部ヲ捕潰
し、約1202ずつ全定形1−で板付し友。
これらを、30分間で内部の品温か約80℃になるよう
に蒸し上げた。続いて、室温で放冷した後、4℃で24
時間放置し7て製品とした。
これらの製品は、いずれも足が強く、肌面が細やかで、
艶やかな光沢を有しており、食感も良好であった。
実施例14.  揚げ物用衣 薄力粉100部に実施例2の方法で得た高純度オーレオ
バシラン1部を加え、これに水300部?加えて攪拌混
合して衣を得た。この衣でエビ、サツマイモなどの種を
包んで揚げたところ、衣の口当りはよく、ま几種へのつ
きもよかった。
実施例15.  アイスクリーム 40 w/ wチクリーム70部、全脂加糖練乳200
部、全乳460部、脱脂粉乳20部、砂糖5部、マルト
−75部及び実施例2の方法で得た高純度オーレオ37
271,0%水溶液4部金加熱して混合し、70℃で3
0分間加熱殺菌した後、ホモゲナイザー全通して3〜4
℃に急冷し、−夜熟成の後、フリーザーに入れた。
なめらかな口当りのよいアイスクリームが得られた。
実施例16.  レモンゼリー 寒天3部と実施例3の方法で得られたポリオール型オー
レオバシランB5部を水200部、砂糖50部を加えて
溶解し、続いて65℃まで冷却した。
これにレモン香料および着香料の少量を加え友炭酸水り
50部全混合して型に入れ、冷却して艶やかなレモンゼ
IJ−Th得た。水晶は、食物繊維ポリオール型オーレ
オバシラン金含有した健康増進食品である。
実施例17.  ヨーグルト 脱脂粉乳175部、砂糖80部、マルトース50部、実
施例1の方法で得たオーレオバシランA 30部金水1
.200部に加熱溶解し、ホモゲナイザーにかけた後、
約85℃で30分間加熱i〜で殺菌し、次いで、40℃
に冷却した。これに市販されているヨーグルトの乳酸菌
で調製したスターター30部を植菌1〜.37℃で8時
間培養してゲル状のヨーグルト金得た。
このヨーグルトは、なめらかで光沢もあり、口当りもよ
かった。水晶は、オーレオバシラン金含有し、コレステ
ロール低下作用を有する健康食品である。
実施例181錠  剤 実施例3のポリオール型オーレオバシランAの20 w
/v %水溶液100部に、マルトース140部、ビタ
ミンA・パルミテート20部全顎え、充分に攪拌混合し
た後、ガラス板上に流延し、風乾した。
次いで、この乾燥物を粉末とした後、常法に従って打錠
機で錠剤’kff造し友。打錠剤11中には、ビタミン
A・パルミテート10万IUt含有しており、30℃で
3ケ月放置した後も、はとんど減少は認められなかった
。また、水晶は経口用抗腫瘍剤として、例えば、胃癌、
十二指腸癌、直腸癌などの悪性腫瘍の治療剤としても、
有利に利用できる。
実施例199錠  剤 アスピリン50部に実施例1の方法で得たオーレオバフ
ランB14部、コーンスター−y−4部e充分に混合し
た後、常法に従って打錠機により錠剤を製造し之。
水晶は吸湿性がなく、物理的強度も充分であり、しかも
水中での崩壊はきわめて良好であった。
実施例20.注 射 薬 実施例1の方法で得念オーレオバシランA’t−0,2
w/v%水溶液とし、次いで、活性炭にて脱色し、H型
、OH型イオン交換樹脂で脱塩精製し、減圧濃縮し、更
に、メンブランフィルタ−にて無菌的にr過した。得ら
れたr液を、1バイアル当りオーレオバシランAが20
0■になるように、滅菌した2〇−容ガラス容器に充填
し、凍結乾燥し、密栓して注射用製剤とした。水晶は生
理食塩水などでオーレオバシランAk溶解、または懸濁
して、皮下、または筋肉内などに注射し、例えば、乳癌
、肺癌、肝癌、白血病などの悪性腫瘍の治療に有利に用
いられる。
実施例21.注 射 薬 実施例3の方法で得たポリオール型オーレオバシランB
e約2W/vqb水溶液とし、次いで、実施例20と同
様に活性炭、イオン交換樹脂にて脱色、脱塩精製し、濃
縮し、メンブランフィルタ−にて無菌的にr過した。得
られたr成金、ポリオール型オーレオバシランf32 
W/ V%の等張溶液とし、20コ容アンプルとンに充
填し、滅菌して注射用製剤とした。
水晶は、腹腔内、静脈などに注射し、例えば、乳癌、膀
胱癌、子宮癌、大腸癌、胃癌などの悪性腫瘍の治療に有
利に用いられる。
実施例22.軟  膏 実施例2の方法で得た高純度オーレオバシラン粉末を、
少量の流動パラフィン全顎えて研和した後、ワセリン?
加え10■/2の軟膏薬とした。
水晶は、例えば、皮膚癌、乳癌、リンパ腫などの悪性腫
瘍の治療に有利に用いられる。
(発明の効果) 上記したことから明らかなように、本発明のβ−D−1
’ルカン(オーレオバシラン)およびこれから誘導され
るポリオール型オーレオバシランは、無味、無毒の不消
化乃至難消化性の食物繊維であり、コレステロール低下
作用、重金属排泄作用などを有していることから、健康
増進食品の配合剤として好適であり、また、強い抗腫瘍
作用を有していることから、各種悪性腫瘍の治療剤など
として、更に、錠剤、フィルム、シートなど各種成形物
、組成物の製造にも有利に利用できる。
オーレオバシランの大量製造方法としては、オーレオバ
シディウム属に属する微生物の培養物から分離採取すれ
ばよく、とりわけ、オーレオバシランとプルランと金共
に産生させ、これらを分離し採取する方法は、工業的製
造方法としてきわめて有利に実施できる方法である。
【図面の簡単な説明】
図面は、オーレオバシランの赤外線吸収スペクトルを示
す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)理化学的性質が、 a 元素分析 C≒44.1% H≒6.18% N<0.1% 灰分<0.01% b 分子量(ゲル濾過法) 100,000乃至500,000 c 融点 約230℃で分解 d 比旋光度 〔α〕^2^5_D±4° (l=1、c=1.0% 1N−NaOH) e 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)図面に示す f 溶解性 0.5N−NaOH、ジメチルスルホキシドに易溶水に
    可溶 メタノール、エタノール、アセトン、クロロホルムに不
    溶 g 呈色反応 アントロン−硫酸反応 陽性 フェノール−硫酸反応 陽性 カルバゾール反応 陰性 ニンヒドリン反応 陰性 ヨード反応 陰性 h 塩基性、酸性、中性の区別 凍結乾燥品の0.1%水溶液は中性乃至微酸性 i 物性 粉末品は白色 を示すβ−D−グルカン(オーレオバシラン)。 (2)β−D−グルカンが、メチル化分析法により、2
    ,3,4,6−テトラ−O−メチル−D−グルコース1
    .0モルに対して、2,4,6−トリ−O−メチル−D
    −グルコース11乃至15モル、2,3,4−トリ−O
    −メチル−D−グルコース0.8乃至1.2モル、2,
    3,6−トリ−O−メチル−D−グルコース0.6乃至
    1.0モルおよび2,4−ジ−O−メチル−D−グルコ
    ース0.8乃至1.2モルのモル比を示すβ−D−グル
    カン(オーレオバシランA)であるか、または、2,3
    ,4,6−テトラ−O−メチル−D−グルコース1.0
    モルに対して、2,4,6−トリ−O−メチル−D−グ
    ルコース3乃至5モル、2,3,4−トリ−O−メチル
    −D−グルコース0.3乃至0.5モル、2,3,6−
    トリ−O−メチル−D−グルコース0.2乃至0.4モ
    ルおよび2,4−ジ−O−メチル−D−グルコース0.
    9乃至1.2モルのモル比を示すβ−D−グルカン(オ
    ーレオバシランB)であることを特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項記載のβ−D−グルカン(オーレオバシ
    ラン)。 (3)β−D−グルカンが、繰り返し単位として、式
    I ▲数式、化学式、表等があります▼ および式II ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中、Glcはβ−結合したD−グルコピラノ
    ース残基を示し、X、Y、X′およびY′は、X+Yま
    たはX′+Y′が11乃至15になる1以上の整数を示
    し、mおよびnは、その比が1:3乃至5を示す。) で表されるβ−D−グルカン(オーレオバシランA)で
    あるか、または、 式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ および式II ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中、Glcはβ結合したD−グルコピラノー
    ス残基を示し、X、Y、X′およびY′は、X+Yまた
    はX′+Y′が3乃至5になる1以上の整数を示し、m
    およびnは、その比が1:3乃至5を示す。) で表されるβ−D−グルカン(オーレオバシランB)で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項または
    第(2)項記載のβ−D−グルカン。 (4)オーレオバシディウム属に属する微生物を培養し
    、その培養物から、 理化学的性質が、 a 元素分析 C≒44.1% H≒6.18% N<0.1% 灰分<0.01% b 分子量(ゲル濾過法) 100,000乃至500,000 c 融点 約230℃で分解 d 比旋光度 〔α〕^2^5_D±4° (l=1、c=1.0% 1N−NaOH) e 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)図面に示す f 溶解性 0.5N−NaOH、ジメチルスルホキシドに易溶水に
    可溶 メタノール、エタノール、アセトン、クロロホルムに不
    溶 g 呈色反応 アントロン−硫酸反応 陽性 フェノール−硫酸反応 陽性 カルバゾール反応 陰性 ニンヒドリン反応 陰性 ヨード反応 陰性 h 塩基性、酸性、中性の区別 凍結乾燥品の0.1%水溶液は中性乃至微酸性 i 物性 粉末品は白色 を示すβ−D−グルカンを採取することを特徴とするβ
    −D−グルカン(オーレオバシラン)の製造方法。 (5)β−D−グルカンが、メチル化分析法により、2
    ,3,4,6−テトラ−O−メチル−D−グルコース1
    .0モルに対して、2,4,6−トリ−O−メチル−D
    −グルコース11乃至15モル、2,3,4−トリ−O
    −メチル−D−グルコース0.8乃至1.2モル、2,
    3,6−トリ−O−メチル−D−グルコース0.6乃至
    1.0モルおよび2,4−ジ−O−メチル−D−グルコ
    ース0.8乃至1.2モルのモル比を示すβ−D−グル
    カン(オーレオバシランA)であるか、または、2,3
    ,4,6−テトラ−O−メチル−D−グルコース1.0
    モルに対して、2,4,6−トリ−O−メチル−D−グ
    ルコース3乃至5モル、2,3,4−トリ−O−メチル
    −D−グルコース0.3乃至0.5モル、2,3,6−
    トリ−O−メチル−D−グルコース0.2乃至0.4モ
    ルおよび2,4−ジ−Oメチル−D−グルコース0.9
    乃至1.2モルのモル比を示すβ−D−グルカン(オー
    レオバシランB)であることを特徴とする特許請求の範
    囲第(4)項記載の製造方法。 (6)β−D−グルカンが、繰り返し単位として、式
    I ▲数式、化学式、表等があります▼ および式II ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中、Glcはβ−結合したD−グルコピラノ
    ース残基を示し、X、Y、X′およびY′は、X+Yま
    たはX′+Y′が11乃至15になる1以上の整数を示
    し、mおよびnは、その比が1:3乃至5を示す。) で表されるβ−D−グルカン(オーレオバシランA)で
    あるか、または、 式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ および式II ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中、Glcはβ結合したD−グルコピラノー
    ス残基を示し、X、Y、X′およびY′は、X+Yまた
    はX′+Y′が3乃至5になる1以上の整数を示し、m
    およびnは、その比が1:3乃至5を示す。) で表されるβ−D−グルカン(オーレオバシランB)で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(4)項または
    第(5)項記載の製造方法。 (7)β−D−グルカン(オーレオバシラン)を微生物
    菌体または該菌体細胞壁からアルカリ性水溶液で溶出採
    取することを特許請求の範囲第(4)項、第(5)項ま
    たは第(6)項記載の製造方法。 (8)β−D−グルカン(オーレオバシラン)とともに
    プルランを採取することを特徴とする特許請求の範囲第
    (4)項、第(5)項または第(6)項記載の製造方法
    。 (9)理化学的性質が、 a 元素分析 C≒44.1% H≒6.18% N<0.1% 灰分<0.01% b 分子量(ゲル濾過法) 100,000乃至500,000 c 融点 約230℃で分解 d 比旋光度 〔α〕^2^5_D±4° (l=1、c=1.0% 1N−NaOH) e 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)図面に示す f 溶解性 0.5N−NaOH、ジメチルスルホキシドに易溶水に
    可溶 メタノール、エタノール、アセトン、クロロホルムに不
    溶 g 呈色反応 アントロン−硫酸反応 陽性 フェノール−硫酸反応 陽性 カルバゾール反応 陰性 ニンヒドリン反応 陰性 ヨード反応 陰性 h 塩基性、酸性、中性の区別 凍結乾燥品の0.1%水溶液は中性乃至微酸性 i 物性 粉末品は白色 を示すβ−D−グルカン(オーレオバシラン)、または
    該β−D−グルカン(オーレオバシラン)を過沃素酸若
    しくはその水溶性塩で酸化処理し、次いで、還元処理し
    て得られるポリオール型β−D−グルカン(ポリオール
    型オーレオバシラン)を含有せしめたことを特徴とする
    組成物。 (10)β−D−グルカンが、メチル化分析法により、
    2,3,4,6−テトラ−O−メチル−D−グルコース
    1.0モルに対して、2,4,6−トリ−O−メチル−
    D−グルコース11乃至15モル、2,3,4−トリ−
    O−メチル−D−グルコース0.8乃至1.2モル、2
    ,3,6−トリ−O−メチル−D−グルコース0.6乃
    至1.0モルおよび2,4−ジ−O−メチル−D−グル
    コース0.8乃至1.2モルのモル比を示すβ−D−グ
    ルカン(オーレオバシランA)であるか、または、2,
    3,4,6−テトラ−O−メチル−D−グルコース1.
    0モルに対して、2,4,6−トリ−O−メチル−D−
    グルコース3乃至5モル、2,3,4−トリ−O−メチ
    ル−D−グルコース0.3乃至0.5モル、2,3,6
    −トリ−O−メチル−D−グルコース0.2乃至0.4
    モルおよび2,4−ジ−O−メチル−D−グルコース0
    .9乃至1.2モルのモル比を示すβ−D−グルカン(
    オーレオバシランB)であることを特徴とする特許請求
    の範囲第(9)項記載の組成物。 (11)β−D−グルカンが、繰り返し単位として、式
    I ▲数式、化学式、表等があります▼ および式II ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中、Glcはβ−結合したD−グルコピラノ
    ース残基を示し、X、Y、X′およびY′は、X+Yま
    たはX′+Y′が11乃至15になる1以上の整数を示
    し、mおよびnは、その比が1:3乃至5を示す。) で表されるβ−D−グルカン(オーレオバシランA)で
    あるか、または、 式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ および式II ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中、Glcはβ結合したD−グルコピラノー
    ス残基を示し、X、Y、X′およびY′は、X+Yまた
    はX′+Y′が3乃至5になる1以上の整数を示し、m
    およびnは、その比が1:3乃至5を示す。) で表されるβ−D−グルカン(オーレオバシランB)で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(9)項または
    第(10)項記載の組成物。 (12)組成物が成形物であることを特徴とする特許請
    求の範囲第(9)項、第(10)項または第(11)項
    の組成物。 (13)組成物が、飲食物であることを特徴とする特許
    請求の範囲第(9)項、第(10)項、第(11)項ま
    たは第(12)項の組成物。 (14)組成物が、抗腫瘍剤であることを特徴とする特
    許請求の範囲第(9)項、第(10)項、第(11)項
    または第(12)項記載の組成物。
JP61044189A 1986-03-03 1986-03-03 β−D−グルカンとその製造方法及び用途 Expired - Fee Related JPH0692441B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61044189A JPH0692441B2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03 β−D−グルカンとその製造方法及び用途
CA000530487A CA1335579C (en) 1986-03-03 1987-02-24 Beta-d-glucan, and its production and uses
US07/019,186 US4965347A (en) 1986-03-03 1987-02-25 Beta-D-glucan, and its production and uses
EP87301847A EP0236124B1 (en) 1986-03-03 1987-03-03 Beta-d-glucan, and its production and uses

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61044189A JPH0692441B2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03 β−D−グルカンとその製造方法及び用途

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62201901A true JPS62201901A (ja) 1987-09-05
JPH0692441B2 JPH0692441B2 (ja) 1994-11-16

Family

ID=12684622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61044189A Expired - Fee Related JPH0692441B2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03 β−D−グルカンとその製造方法及び用途

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4965347A (ja)
EP (1) EP0236124B1 (ja)
JP (1) JPH0692441B2 (ja)
CA (1) CA1335579C (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05112455A (ja) * 1991-06-17 1993-05-07 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 大腸癌抑制物質
JP2002204687A (ja) * 2000-11-09 2002-07-23 Onaka Yasushi β−1.3−1.6グルカン(アウレオバシジウム培養液)の医療、保健、福祉、食品および各種産業分野での応用
JP2005133069A (ja) * 2003-10-09 2005-05-26 Ichimasa Kamaboko Co Ltd きのこ由来のβ−グルカン多糖類の取得方法ときのこ由来のβ−グルカン多糖類
JP2006028307A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Asahi Denka Kogyo Kk βグルカン
JP2007267718A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Daiso Co Ltd 精製β−D−グルカンの製造方法
US7442541B2 (en) 2002-06-25 2008-10-28 Adeka Corporation β-glucan-containing fat and oil composition and novel microorganism capable of producing β-glucan

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5260214A (en) * 1988-07-19 1993-11-09 Takara Shuzo Co. Aureobasidium pullulans which produces antibiotic R106
US5057493A (en) * 1988-07-19 1991-10-15 Takara Shuzo Co., Ltd. Novel antibiotics r106
US5135920A (en) * 1988-11-16 1992-08-04 Takeda Chemical Industries, Ltd. Angiostatic agents
JP2859684B2 (ja) * 1990-04-10 1999-02-17 協和醗酵工業株式会社 新規生理活性物質hs―142―1およびその製造法
AU1455292A (en) * 1991-02-01 1992-09-07 Bioglucans, L.P. Soluble glucans
EP0640348A1 (en) * 1993-07-26 1995-03-01 Akzo Nobel N.V. Oil-based and water-based adjuvant mixture
AUPN398295A0 (en) * 1995-07-05 1995-07-27 Carlton And United Breweries Limited Chemical compounds and processes for their production
US5786343A (en) * 1997-03-05 1998-07-28 Immudyne, Inc. Phagocytosis activator compositions and their use
US6485945B1 (en) * 1999-02-17 2002-11-26 Nurture, Inc. Polysaccharide compositions and uses thereof
US6323338B1 (en) 1999-02-17 2001-11-27 Nurture, Inc. Method for concentrating β-glucan
JP4561098B2 (ja) * 2001-06-01 2010-10-13 味の素株式会社 糖尿病用薬剤
KR100659816B1 (ko) * 2002-04-26 2006-12-19 미츠이 마이닝 & 스멜팅 콤파니 리미티드 비수 전해액 이차전지용 음극 및 그 제조방법 그리고 비수전해액 이차전지
KR100501730B1 (ko) * 2002-06-21 2005-07-18 주식회사 바이오알앤즈 오레오바시디움 속 신균주 brd-109(기탁번호:kctc10182bp) 및 본 균주가 생산하는 베타-글루칸 생산방법
US20050271613A1 (en) * 2004-03-29 2005-12-08 Toshio Suzuki Beta-1, 3-1, 6-D-glucan and its use
US20060088639A1 (en) * 2004-10-25 2006-04-27 Lewis Karen M Food additive, baked food composition and method for lowering blood cholesterol
WO2006121803A1 (en) 2005-05-05 2006-11-16 Sensient Flavors Inc. Production of beta-glucans and mannans
EP2098240B1 (en) * 2006-11-02 2013-09-11 Aureo Co., Ltd. Agent for promoting healing of living body
NZ586791A (en) 2007-12-24 2012-12-21 Univ Melbourne Method for modulating expression of (1,3;1,4)-beta-D-glucan synthases in cereal crops like barley encoded by the CslH gene family
ES2556985T3 (es) 2011-01-11 2016-01-21 Capsugel Belgium Nv Nuevas cápsulas duras que comprenden pululano
BR112019021396A2 (pt) 2017-04-14 2020-04-28 Capsugel Belgium Nv processo para fabricação de pululano
CA3059527A1 (en) 2017-04-14 2018-10-18 Capsugel Belgium Nv Pullulan capsules
EP3800206A1 (en) * 2019-10-02 2021-04-07 Clariant Produkte (Deutschland) GmbH Bio-based polysaccharide foil

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57149301A (en) * 1981-03-11 1982-09-14 Daiichi Togyo Kk Novel polysaccharide having coagulating property
JPS5840301A (ja) * 1981-09-03 1983-03-09 Takara Shuzo Co Ltd 抗腫瘍活性を有するβ−1,3−グルカン
JPS5945301A (ja) * 1982-09-09 1984-03-14 Toyo Soda Mfg Co Ltd 多糖類及びその製造法
JPS60255733A (ja) * 1984-05-30 1985-12-17 Nippon Beet Sugar Mfg Co Ltd β−D−グルカン

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3856775A (en) * 1969-07-14 1974-12-24 Ajinomoto Kk {62 -(1{43 3)-glucans
JPS5315114B2 (ja) * 1972-08-07 1978-05-22
JPS5366442A (en) * 1976-11-18 1978-06-13 Takuma Sasaki Antitumors
JPS5461112A (en) * 1977-10-24 1979-05-17 Ono Pharmaceut Co Ltd Oncostatic polysaccharide* its preparation* and oncostatic drugs containing it as an effective component
JPS5634701A (en) * 1979-08-29 1981-04-07 Meito Sangyo Kk Beta-1,3-glucan, its preparation and use
US4454289A (en) * 1981-03-06 1984-06-12 Takara Shuzo Co., Ltd. Polysaccharides having anticarcinogenic activity and method for producing same
JPS6023401A (ja) * 1983-03-09 1985-02-06 Toyo Soda Mfg Co Ltd 多糖類およびその製造法
JPH0757761B2 (ja) * 1984-03-08 1995-06-21 株式会社林原生物化学研究所 β−グルカンとその製造方法及び用途
US4774093A (en) * 1985-06-25 1988-09-27 Fmc Corporation Polysaccharide compositions, preparation and uses

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57149301A (en) * 1981-03-11 1982-09-14 Daiichi Togyo Kk Novel polysaccharide having coagulating property
JPS5840301A (ja) * 1981-09-03 1983-03-09 Takara Shuzo Co Ltd 抗腫瘍活性を有するβ−1,3−グルカン
JPS5945301A (ja) * 1982-09-09 1984-03-14 Toyo Soda Mfg Co Ltd 多糖類及びその製造法
JPS60255733A (ja) * 1984-05-30 1985-12-17 Nippon Beet Sugar Mfg Co Ltd β−D−グルカン

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05112455A (ja) * 1991-06-17 1993-05-07 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 大腸癌抑制物質
JP2002204687A (ja) * 2000-11-09 2002-07-23 Onaka Yasushi β−1.3−1.6グルカン(アウレオバシジウム培養液)の医療、保健、福祉、食品および各種産業分野での応用
US7442541B2 (en) 2002-06-25 2008-10-28 Adeka Corporation β-glucan-containing fat and oil composition and novel microorganism capable of producing β-glucan
JP2005133069A (ja) * 2003-10-09 2005-05-26 Ichimasa Kamaboko Co Ltd きのこ由来のβ−グルカン多糖類の取得方法ときのこ由来のβ−グルカン多糖類
JP2006028307A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Asahi Denka Kogyo Kk βグルカン
JP2007267718A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Daiso Co Ltd 精製β−D−グルカンの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0236124A3 (en) 1988-04-20
US4965347A (en) 1990-10-23
JPH0692441B2 (ja) 1994-11-16
CA1335579C (en) 1995-05-16
EP0236124B1 (en) 1994-06-01
EP0236124A2 (en) 1987-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62201901A (ja) β−D−グルカンとその製造方法及び用途
JPS60188402A (ja) β−グルカンとその製造方法及び用途
JP4194839B2 (ja) ペクチン加水分解産物を製造する方法
JPH0678367B2 (ja) 食物繊維、その製造法及びその食物繊維を含有する生理活性剤
JPH037593A (ja) α―グリコシル ヘスペリジンとその製造方法並びに用途
JPH08500589A (ja) アストラガルス ポリサッカライド免疫調節剤
KR0156539B1 (ko) 4지-o-알파-디이-글루코피라노실 루틴 및 그 제조 방법
JP2004307453A (ja) 血管新生阻害剤及びその利用
KR870001930B1 (ko) 다당체 ron물질의 제조 방법
JPH06256208A (ja) 免疫賦活剤
JP3984402B2 (ja) フコイダン様多糖複合体の製造方法及びそれを主成分とする免疫賦活剤
US20030109490A1 (en) Composite stimulating iNOS enzyme which induce immuno-reactant nitric oxide synthesis and process for preparing the same
JPS63185352A (ja) 腫瘍の予防効果を有する食品
JP4054697B2 (ja) 便秘改善剤
JP2750767B2 (ja) 新規糖アルコール
JPH08301772A (ja) 硫酸多糖類のカルシウム塩を含んで成る抗ウイルス剤
JPS62273921A (ja) 固形製剤
JP2001103927A (ja) 抗腫瘍活性の高いアガリクス茸エキスの製造法
JPS58129001A (ja) 新規免疫活性多糖質およびその製造法
JPS63307825A (ja) 抗腫瘍剤及びその製法
JP3474517B2 (ja) 4G−α−D−グルコピラノシルルチンを含有せしめた抗感受性疾患剤
WO1998008877A1 (fr) Derives de chitosane, procedes permettant de produire ceux-ci et leur utilisation
JPH02203765A (ja) 抗腫瘍機能を有する食品及びその製造法
JP2796634B2 (ja) 新規糖アルコール、その製造方法及びその利用
JP4500008B2 (ja) 新規な二糖類、それを含有する組成物及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees