JPH05112455A - 大腸癌抑制物質 - Google Patents

大腸癌抑制物質

Info

Publication number
JPH05112455A
JPH05112455A JP3170306A JP17030691A JPH05112455A JP H05112455 A JPH05112455 A JP H05112455A JP 3170306 A JP3170306 A JP 3170306A JP 17030691 A JP17030691 A JP 17030691A JP H05112455 A JPH05112455 A JP H05112455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
soluble polysaccharide
weight
aqueous solution
colorectal cancer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3170306A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2787252B2 (ja
Inventor
Seiichiro Aoe
誠一郎 青江
Hiroshi Oda
泰士 小田
Teiichi Toshima
禎一 戸嶋
Maki Tanaka
真樹 田中
Kiyoshi Tatsumi
清 巽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BOOSOO YUSHI KK
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
BOOSOO YUSHI KK
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BOOSOO YUSHI KK, Snow Brand Milk Products Co Ltd filed Critical BOOSOO YUSHI KK
Priority to JP3170306A priority Critical patent/JP2787252B2/ja
Publication of JPH05112455A publication Critical patent/JPH05112455A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2787252B2 publication Critical patent/JP2787252B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大腸癌の発症を抑制する物質の提供。 【構成】 穀類由来の水溶性多糖類、特にアラビノキシ
ランを有効成分とする大腸癌抑制物質。 【効果】 この物質をタブレット形態、ドリンク剤形態
としてあるいはそのまま飲食品に混合して投与すると大
腸癌の発症を防止する効果を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水溶性多糖類を有効成
分とする大腸癌抑制物質に関する。
【0002】
【従来技術】セルロース、ヘミセルロース、ペクチン
質、リグニン、キチン、粘質物(ガラクトマンナン、グ
ルコマンナンなど)、海藻多糖類、化学修飾多糖類(化
工澱粉、カルボキシメチルセルロース)等は、食物繊維
(ダイエタリー・ファイバー)と称せられ、近年、それ
の摂取が種々の成人病の予防に有効であることから注目
されてきている。すなわち、これらの食物繊維を摂取す
ると、腸の蠕動運動を高め、食物の腸内通過時間を短
縮して、有害物質の吸収を阻害する。腸内容量及び糞
便量を増大する、コレステロール、胆汁酸、重金属を
吸着して排泄する、腸内菌のバランスを有用菌優位と
して腸内環境を改善する等の生理上の効果があると報告
されている。
【0003】また、近年になってわが国において大腸癌
の発生頻度が高まってきている。この原因として、西欧
食の典型である高脂肪食が胆汁酸分泌の過剰、腸内細菌
叢の変動等をもたらす結果、大腸癌が悪性化しやすい環
境になるためと考えられる。米国ケロッグ社の「オール
ブラン」という製品の広告にはすでに大腸癌を抑制する
効果が記載されている。この効果は主原料である小麦フ
スマが、便秘の改善・有害物質の吸着等の作用を有する
ため、大腸に有害物質が接触するのを抑制することによ
りこれらの効果が期待されるものと考えられている。し
かし、Jacob,L.R.は大腸癌を起こす化学物質
を投与した動物に前述の小麦フスマを食餌とともに摂取
させると、大腸癌の発生を促進したと報告している(C
ancer Research,43,4057,19
83)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、このよ
うな食物繊維の特性に注目し、食物繊維により大腸癌の
予防を検討した。すなわち、本発明は、食物繊維の生理
活性作用を用い、新規な大腸癌抑制物質の提供を目的と
するものである。
【0005】本発明者らは、大腸癌を起こす化学物質を
投与した動物に上記食物繊維に含まれる水溶性多糖類を
食餌とともに摂取させる実験を検討した結果、水溶性多
糖類は大腸癌の発生を抑制する作用があることを見出
し、本発明をなすに至った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の特徴は、上記
水溶性多糖類を有効成分とする大腸癌抑制物質にある。
このような大腸癌抑制物質を食品素材として摂取するこ
とにより、大腸癌の発症を予防するものである。
【0007】本発明で有効成分として用いる水溶性多糖
類は、穀類、特にその糠、麸あるいは外皮を必要に応じ
て、n−ヘキサンのような有機溶媒で脱脂処理した後、
水酸化カルシウム等のアルカリ溶液を加えて抽出するこ
とにより得ることができる。この抽出液を、遠心分離、
限外濾過膜による濃縮・脱塩等の精製処理を行った後、
噴霧乾燥あるいは凍結乾燥することにより、アラビノキ
シランを主成分とする水溶性多糖類が得られる。このよ
うにして得られる水溶性多糖類は、無味であって、水溶
性であるため、タブレット形態、ドリンク剤形態として
摂取することができ、また、そのまま食物に混合して摂
取してもよい。なお、この水溶性多糖類は、アラビノー
スとキシロースが結合した形態の多糖である。
【0008】さらに本発明における水溶性多糖類につい
て詳細に説明すると本発明では穀類として米、小麦、大
麦、ハトムギ、カラス麦、ライ麦等が用いられる。これ
らの穀類は全体を用いてもよいし、糠、麸あるいは外皮
等を用いることもできる。しかし、本発明における水溶
性多糖類は、穀類の糠部、麸部あるいは外皮部に多く存
在するので、この部分を用いることが望ましい。
【0009】水溶性多糖類の調製は、これらの穀類ある
いその糠、麸、外皮等をできれば脱脂する。脱脂すると
その後の処理のさい油脂が混入せず、不純物の除去を容
易に行なうことができる。脱脂の手段としては従来知ら
れている種々の手段を用いることができるが、上記した
ようにn−ヘキサン等の有機溶媒で脱脂処理することが
効率上望ましい。
【0010】次に、このようにして脱脂した穀類をアミ
ラーゼで処理して澱粉質を除去する。アミラーゼとして
は熱安定性アミラーゼを熱湯と共に用いると澱粉質が糊
化され澱粉質の分離が容易となる。このアミラーゼの作
用条件としては穀類10kgに対し、アミラーゼ50〜
200gを加え、70〜100℃で0.5〜2時間作用
させることが好ましい。このようにして澱粉を加水分解
乃至糊化した溶液からこれらの澱粉質を遠心分離等の手
段で除去し、脱澱粉残渣を回収する。
【0011】この残渣は、本発明の有効成分である水溶
性多糖類が含有されているので、これを抽出するために
pH10以上のアルカリ水溶液、もしくはpH3以下の
酸水溶液、例えば水酸化カルシウムの水溶液をこの残渣
に加えて50〜70℃に加温し、数時間撹拌して抽出を
行なう。アルカリ水溶液としては水酸化カルシウム、水
酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム等が用いられ、酸水溶
液としては酢酸、塩酸等が用いられる。これらは残渣1
0kgに0.1〜2kgを水溶性の形で加えることが望
ましい。このようにすると、水溶性多糖類とともにヘミ
セルロースA画分及び蛋白質等も抽出される。
【0012】この抽出液をpH7前後に調整して、ヘミ
セルロースA画分及び蛋白質を沈澱させて除去する。p
Hの調整は、塩酸、酢酸、クエン酸等の酸あるいは水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリで行なう。
この沈澱を除去して得られる分離液を分子量10万以
上、好ましくは30万前後にカットする。分子量のカッ
トは、限外濾過等通常行なわれている分子量のカット方
法によって行なわれる。
【0013】得られる水溶性多糖類含有溶液は中性で無
色乃至淡褐色を呈している。これは、このままであって
もあるいは乾燥して粉末状としてもよい。乾燥手段とし
ては、通常のどのような乾燥手段も用いることができる
が通常は噴霧乾燥あるいは凍結乾燥が行なわれる。
【0014】次に、このようにして得られた脱脂米糠、
小麦麸、大麦糠およびハトムギ糠由来の水溶性多糖類の
成分組成を表1に示す。
【表1】
【0015】そして、これらの水溶性多糖類は、次の性
質を示す。 a.重量平均分子量(ゲル濾過法):約10万以上、好
適には約30万 b.糖組成:キシロース25〜45重量%、アラビノー
ス20〜35重量%、グルコース1〜10重量%、ウロ
ン酸1〜7重量%、ガラクトース0.5〜3重量%、マ
ンノース(微量) c.赤外吸収スペクトル(KBr法):800〜90
0、1620〜1670、2800〜3000(c
-1)に吸収帯を有する d.呈色反応:アニリン・フタル酸反応 + アンモニア硝酸銀反応 + ニンヒドリン反応 + 塩化第2鉄反応 ± e.塩基性、酸性、中性の区別:中性 f.性質:白色乃至淡褐色、(乾燥粉末)無味、無臭
【0016】本発明のこのようにして得られた水溶性多
糖類含有水溶液は、水溶液の状態であるいは噴霧乾燥等
した乾燥粉末の状態でそのまま経口的に投与されるかあ
るいは米飯、麺、ジュース等の飲食品に添加混合して摂
取することができる。また、水溶液をドリンク剤形態に
したり、乾燥粉末を顆粒剤、タブレット剤、カプセル剤
等として経口的に投与してもよい。投与量は、性別、年
令、症状等によって異なるが、通常成分1日当り1〜2
0g(原料穀類当り30〜600g)を1日1〜数回に
分けて投与するとよい。本発明の有効成分の水溶性多糖
類は、元来食料となる穀類中の成分であるので毒性はな
い。
【0017】次に、実施例を示し、本発明を具体的に説
明する。
【実施例1】水溶性多糖類の調製 原料脱脂米糠10kgに、約90℃の熱水50lと熱安
定性アミラーゼ(商品名Termamyl 120L、
ノボ・インダストリ・ジャパン製)100gを加え、ホ
モミキサーにて撹拌した。糊化して水溶液中に遊離した
澱粉を5000rpmの遠心力を利用したデカンターに
て脱澱粉し残渣を回収した。次に、この残渣5kgに2
%水酸化カルシウム溶液25lを加え、60℃の加温タ
ンク内で2時間撹拌抽出した。抽出液をpH7に調整し
た後、ヘミセルロースA画分および蛋白質の沈澱を抽出
残渣とともに5000rpmの遠心力を利用したデカン
ターおよび7200rpmのクラリファイアーにて固液
分離した。この分離液を分子量10万カットの限外濾過
膜(NTU−35100,日東電工(株)製)にて濃縮
・脱塩し、噴霧乾燥して無味、無臭の灰白色粉末350
gを得た。得られた粉末を分析したところ前記表1の米
糠由来に示される組成を有し、さらに上記した理化学的
性質を示した。
【0018】
【実施例2】水溶性多糖類の大腸癌抑制作用 次に、実施例1で得られた米糠由来の多糖類の大腸癌抑
制作用を調べるために、下記により動物実験を行った。 〔動物実験〕4週令のフィッシャー344系雄ラット
(日本クレア(株))を標準飼料で6日間予備飼育した
後、1群25匹ずつ2群に分け、表2に示したごとくの
実験飼料を給与して6カ月間飼育した。なお、飼料は自
由に摂取させた。発癌物質(1,2−ジメチルヒドラジ
ン)は試験開始後1週目より20週目まで計20回、2
0mg/kg体重となるようにラットの腹腔内に投与し
た。大腸癌の有無は、ラットを解剖して大腸を摘出して
数を調べた。動物実験に用いた飼料の成分組成を表2
に、大腸癌の発生頻度ならびに数を表3にそれぞれ示
す。
【0019】
【表2】 動物実験に用いた飼料の成分組成(%) ─────────────────────────────── 成分 対照群 試験群(本発明) ─────────────────────────────── カゼイン 20 19.6 DL- メチオニン 0.3 0.3 牛脂 9 9 コーン油 1 1 塩類混合(AIN配合) 3.5 3.5 ビタミン混合(AIN配合) 1 1 塩化コリン 0.2 0.2 セルロース 4 0 米糠多糖類 (実施例1) 0 4 α−コーンスターチ 50 50 ショ糖 11 11.4 ─────────────────────────────
【0020】
【表3】 米糠多糖類を摂取したラットの大腸癌抑制効果 ────────────────────────── 食餌群 腫瘍の 頻度 1匹当りの大腸腫瘍数 発生数 % (平均値±標準偏差) ────────────────────────── 対照群 22 83 1.7±1.2 試験群 16 64 1.1±1.1 * ────────────────────────── * 有意差あり (p<0.05) 表3に示す通り、米糠由来の多糖類を摂取することによ
り、腫瘍の発生頻度ならびに腫瘍の数が減少し、従っ
て、大腸癌の発生が顕著に抑制されることが期待され
る。
【0021】
【実施例3】 (1) 実施例1で製造した米糠の水溶性多糖類の噴霧
乾燥粉末10gに含水結晶ブドウ糖90gを混合し、タ
ブレット状に成型してタブレット錠とした。 (2) 実施例1で製造した米糠の水溶性多糖類の噴霧
乾燥粉末10gに乳糖80g、CMC10gに少量の水
を加えて顆粒状に成型して顆粒剤とした。この顆粒剤1
0gを1日に数回米飯にかけて飲食に供した。 (3) 実施例1で製造した米糠の水溶性多糖類の噴霧
乾燥粉末10g、ミカン1/5濃縮果汁25g、砂糖5
0g、クエン酸、フレーバを水1lに溶解してジュース
を作製した。
【0022】
【発明の効果】本発明は、従来の食物繊維なかの水溶性
多糖類が大腸癌を抑制するという知見に基づいてなされ
たもので、本発明の水溶性多糖類を有効成分とする大腸
癌抑制物質を用いて食品を調製し、これを飲食すると大
腸癌の発症を予防することができる。従って、健康食品
あるいは機能性食品の素材として有用である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年7月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸嶋 禎一 埼玉県所沢市美原町5丁目2357番地2 ハ イツ長谷川203 (72)発明者 田中 真樹 埼玉県狭山市大字東三ツ木270番地 (72)発明者 巽 清 埼玉県入間市大字野田982番地2

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水溶性多糖類を有効成分とする大腸癌抑
    制物質
  2. 【請求項2】 水溶性多糖類がアラビノキシランである
    請求項1記載の大腸癌抑制物質
  3. 【請求項3】 水溶性多糖類が穀類の糠、麸あるいは外
    皮にアミラーゼを作用させ澱粉を分解して除去し、その
    残渣に無害な2価金属化合物水溶液を作用させて抽出を
    行い、抽出液からヘミセルロースA画分及び蛋白質を除
    き、これらのものが除去された画分から得られる分子量
    10万以上のものである請求項1または2のいずれかに
    記載の大腸癌抑制物質
  4. 【請求項4】 水溶性多糖類が米糠由来のものである請
    求項1〜3のいずれかに記載の大腸癌抑制物質
  5. 【請求項5】 水溶性多糖類が次の理化学的性質を示す
    ものである請求項1〜4のいずれかに記載の大腸癌抑制
    物質 a.重量平均分子量(ゲル濾過法):約10万以上(ゲ
    ル濾過法) b.糖組成:キシロース25〜45重量%、アラビノー
    ス20〜35重量%、グルコース1〜10重量%、ウロ
    ン酸1〜7重量%、ガラクトース0.5〜3重量%、マ
    ンノース(微量) c.赤外吸収スペクトル(KBr法):800〜90
    0、1620〜1670、2800〜3000(c
    -1)に吸収帯を有する d.呈色反応:アニリン・フタル酸反応 + アンモニア硝酸銀反応 + ニンヒドリン反応 + 塩化第2鉄反応 ± e.塩基性、酸性、中性の区別:中性 f.乾燥粉末としての外観等:白色乃至淡褐色、無味、
    無臭
JP3170306A 1991-06-17 1991-06-17 大腸癌抑制剤 Expired - Lifetime JP2787252B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3170306A JP2787252B2 (ja) 1991-06-17 1991-06-17 大腸癌抑制剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3170306A JP2787252B2 (ja) 1991-06-17 1991-06-17 大腸癌抑制剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05112455A true JPH05112455A (ja) 1993-05-07
JP2787252B2 JP2787252B2 (ja) 1998-08-13

Family

ID=15902530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3170306A Expired - Lifetime JP2787252B2 (ja) 1991-06-17 1991-06-17 大腸癌抑制剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2787252B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002072123A1 (fr) * 2001-03-02 2002-09-19 Beppu, Kunihide Compositions prophylactiques ou therapeutiques pour des maladies tumorales ou liees au papillomavirus
JP2002338475A (ja) * 2001-05-14 2002-11-27 Nippon Shokuhin Kako Co Ltd 抗腫瘍組成物
WO2004063369A1 (ja) 2003-01-10 2004-07-29 Kagawa University 新しい触媒機能を有するl-ラムノースイソメラーゼの遺伝子配列およびその用途
JP2006117575A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Soken Kk がん細胞休眠剤
WO2006082707A1 (ja) * 2005-02-04 2006-08-10 Daiwa Pharmaceutical Co., Ltd. 免疫力増強物質
JP2007195446A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Fuji Oil Co Ltd 米糠由来の水溶性多糖類からなる食品機能剤
JP2007222126A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Chikuno Shokuhin Kogyo Kk 脱タンパク脱脂米糠を使用した餡
WO2010020639A1 (en) * 2008-08-18 2010-02-25 Bioactor Bvba Arabinoxylans for modulating the barrier function of the intestinal surface
EP2364710A1 (en) 2002-05-22 2011-09-14 Fushimi Pharmaceutical Company, Limited Therapeutic use of D-allose
US8034586B2 (en) 2006-06-30 2011-10-11 Fugeia Nv Method for making soluble arabinoxylans as co-product of fermentation of whole-grain cereals
CN102977218A (zh) * 2012-10-13 2013-03-20 内蒙古清谷新禾有机食品集团有限责任公司 一种从荞麦麸皮提取多糖的方法
US8623402B2 (en) 2001-08-20 2014-01-07 Cargill, Incorporated Non-starch-polysaccharides
US8927038B2 (en) 2008-03-25 2015-01-06 Cargill, Incorporated (Arabino)xylan oligosaccharide preparation
US9061046B2 (en) 2007-09-28 2015-06-23 Cargill, Incorporated Arabinoxylo-oligosaccharides useful against gastrointestinal infections
ES2956393A1 (es) * 2022-05-12 2023-12-20 Univ Granada Extractos de polisacaridos de cereal, metodo para obtenerlos, composicion farmaceutica que lo contiene y su uso como agente antitumoral y/o antifibrotico

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7486753B2 (ja) 2020-03-23 2024-05-20 国立大学法人 香川大学 D-アロースを有効成分として含む、腎細胞癌を治療又は予防するための組成物、及びそれを用いた癌を治療又は予防する方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5628202A (en) * 1979-08-13 1981-03-19 Daicel Chem Ind Ltd Polysaccharide rbs substance, its preparation, and antitumor agent containing it as effective component
JPS5634702A (en) * 1979-08-29 1981-04-07 Meito Sangyo Kk Beta-1,3-glucan, its preparation and use
JPS62201901A (ja) * 1986-03-03 1987-09-05 Hayashibara Biochem Lab Inc β−D−グルカンとその製造方法及び用途
JPS63165325A (ja) * 1986-12-27 1988-07-08 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 整腸剤

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5628202A (en) * 1979-08-13 1981-03-19 Daicel Chem Ind Ltd Polysaccharide rbs substance, its preparation, and antitumor agent containing it as effective component
JPS5634702A (en) * 1979-08-29 1981-04-07 Meito Sangyo Kk Beta-1,3-glucan, its preparation and use
JPS62201901A (ja) * 1986-03-03 1987-09-05 Hayashibara Biochem Lab Inc β−D−グルカンとその製造方法及び用途
JPS63165325A (ja) * 1986-12-27 1988-07-08 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 整腸剤

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002072123A1 (fr) * 2001-03-02 2002-09-19 Beppu, Kunihide Compositions prophylactiques ou therapeutiques pour des maladies tumorales ou liees au papillomavirus
JP2002338475A (ja) * 2001-05-14 2002-11-27 Nippon Shokuhin Kako Co Ltd 抗腫瘍組成物
US8623402B2 (en) 2001-08-20 2014-01-07 Cargill, Incorporated Non-starch-polysaccharides
EP3115052A1 (en) 2002-05-22 2017-01-11 Matsutani Chemical Industry Co., Ltd. D-psicose for use in the treatment of arteriosclerosis
EP3175858A1 (en) 2002-05-22 2017-06-07 Matsutani Chemical Industry Co., Ltd. Therapeutic use of d-allose for the treatment of liver cancer or skin cancer
EP2364710A1 (en) 2002-05-22 2011-09-14 Fushimi Pharmaceutical Company, Limited Therapeutic use of D-allose
WO2004063369A1 (ja) 2003-01-10 2004-07-29 Kagawa University 新しい触媒機能を有するl-ラムノースイソメラーゼの遺伝子配列およびその用途
US7205141B2 (en) 2003-01-10 2007-04-17 National University Corporation Kagawa University Gene sequence of L-rhamnose isomerase having new catalytic function and use thereof
US7501267B2 (en) 2003-01-10 2009-03-10 Rare Sugar Production Technical Research Laboratories, Llc Gene sequence of L-rhamnose isomerase having new catalytic function and use thereof
JP2006117575A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Soken Kk がん細胞休眠剤
WO2006082707A1 (ja) * 2005-02-04 2006-08-10 Daiwa Pharmaceutical Co., Ltd. 免疫力増強物質
WO2006082647A1 (ja) * 2005-02-04 2006-08-10 Daiwa Pharmaceutical Co., Ltd. 免疫力増強物質
JP4725333B2 (ja) * 2006-01-26 2011-07-13 不二製油株式会社 米糠由来の水溶性多糖類からなる食品機能剤
JP2007195446A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Fuji Oil Co Ltd 米糠由来の水溶性多糖類からなる食品機能剤
JP2007222126A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Chikuno Shokuhin Kogyo Kk 脱タンパク脱脂米糠を使用した餡
US8034586B2 (en) 2006-06-30 2011-10-11 Fugeia Nv Method for making soluble arabinoxylans as co-product of fermentation of whole-grain cereals
US9061046B2 (en) 2007-09-28 2015-06-23 Cargill, Incorporated Arabinoxylo-oligosaccharides useful against gastrointestinal infections
US8927038B2 (en) 2008-03-25 2015-01-06 Cargill, Incorporated (Arabino)xylan oligosaccharide preparation
WO2010020639A1 (en) * 2008-08-18 2010-02-25 Bioactor Bvba Arabinoxylans for modulating the barrier function of the intestinal surface
US8465788B2 (en) 2008-08-18 2013-06-18 Bioactor B.V. Arabinoxylans for modulating the barrier function of the intestinal surface
CN102977218A (zh) * 2012-10-13 2013-03-20 内蒙古清谷新禾有机食品集团有限责任公司 一种从荞麦麸皮提取多糖的方法
ES2956393A1 (es) * 2022-05-12 2023-12-20 Univ Granada Extractos de polisacaridos de cereal, metodo para obtenerlos, composicion farmaceutica que lo contiene y su uso como agente antitumoral y/o antifibrotico

Also Published As

Publication number Publication date
JP2787252B2 (ja) 1998-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05112455A (ja) 大腸癌抑制物質
EP0457539B1 (en) Dietary fiber, its process and physiologically active composition containing the same as an active ingredient
JPH0728694B2 (ja) 整腸作用を有する食品組成物
JP2002275076A (ja) 血糖上昇抑制剤および健康食品
JPH0665082A (ja) コレステロール調節剤
JP2639726B2 (ja) 水溶性食物繊維およびその製造法
KR100729478B1 (ko) 펩티드 및 전해질 배설 촉진물질 함유 조성물 및 그것을함유하는 식품
JP3213648B2 (ja) 水溶性多糖の製造方法
JPH0683652B2 (ja) 脂質代謝改善物及びその製造法
JPS626691B2 (ja)
TWI343813B (ja)
JP2007217366A (ja) 尿酸値降下用組成物
JP2002275087A (ja) 抗糖尿病剤および糖尿病予防食品
JP2002272420A (ja) 抗高血圧関連摂取物
JPH0723315B2 (ja) 血糖値上昇抑制物質
JPH03175951A (ja) 不溶性食物繊維および不溶性食物繊維含有食品
JPH0622725A (ja) 腸内代謝改善食品および腸内代謝改善剤
JP2002255832A (ja) ミネラル吸収促進剤ならびに貧血改善剤
JPH04360835A (ja) アルコール性肝障害軽減剤
JPH03209331A (ja) 腸内有害酵素の活性抑制剤
JP3191956B2 (ja) アルコール性脂肪肝抑制剤
JP2900070B2 (ja) 食品用カリウム補給組成物及びその製造方法
JPS63165325A (ja) 整腸剤
JP2006518190A (ja) 血圧降下機能を有するキトサン入り塩の製造方法
JP2632577B2 (ja) 高尿酸血症改善剤及び改善用食品

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090605

Year of fee payment: 11

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090605

Year of fee payment: 11

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090605

Year of fee payment: 11

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090605

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090605

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100605

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110605

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120605

Year of fee payment: 14