JP2007217366A - 尿酸値降下用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】尿酸値の降下に用いられる組成物の提供。
【解決手段】わさび抽出物を有効成分として含んでなる、尿酸値降下用組成物が提供される。
【選択図】なし

Description

発明の分野
本発明は、わさび抽出物を有効成分として含んでなる、尿酸値降下用組成物に関する。
尿酸は、ヒトにおいては核酸、プリン体の最終代謝産物として存在する。尿酸の排泄能の低下や産生の過剰等の要因により、血中の尿酸値が7mg/dl以上になると、高尿酸血症と定義される。高尿酸血症発症者は増加しており、日本国内に500〜600万人程度いると言われている。
高尿酸血症状態が慢性化すると、痛風関節炎、尿路結石、痛風腎等の病状を発症する危険性が高まる。また、近年の疫学研究により、高尿酸血症は、心・脳血管障害の独立した危険因子であることが示唆されてきており、メタボリックシンドロームのバイオマーカーとしての重要性が指摘されてきている。以上のことから、血中尿酸値を適正にコントロールすることは、これら疾患を予防する観点から重要となり、高尿酸血症を改善する医薬品や食品が強く望まれている。
高尿酸血症の要因として、尿酸産生の過剰、尿酸排泄能の低下があげられるが、痛風の症例における尿酸クリアランス試験の結果によると、85%が尿酸排泄能の低下を示すとの報告から(高尿酸血症と痛風(2):31-40 1994)、高尿酸血症のうち排泄低下型の高尿酸血症の占める割合が高いと考えられる。
これまでに、尿酸値低下用薬剤として、尿酸産生抑制剤のアロプリノールや尿酸排泄促進剤のベンズブロマロン等が提供されている。しかし、これらの薬剤は、効果がある半面、肝障害等の副作用を伴うことが多い。また、高尿酸血症を改善する食品素材も報告されているが、これらは全て、キサンチンオキシダーゼ阻害による尿酸産生抑制の機序によるものであり(特開2002−145875号公報(特許文献1)、特開2003−174857号公報(特許文献2)、特開2003−252776号公報(特許文献3)等)、排泄低下型の高尿酸血症を改善する食品素材については開示されていない。
ところで、わさび(学名:Wasabia japonica)は、アブラナ科に属する多年草であり、古来より人々に食されてきた。主に、香辛料や漬物として利用されてきたが、これらの用途において役割を担っているのが、辛味成分であるイソチオシアネート類である。わさびの機能性については、この辛味成分を中心として、発がん抑制活性、II相酵素誘導活性等が報告されている(J. Biol. Chem (2002) 277 (5):3456-3463(非特許文献1))。しかし、尿酸値降下作用、尿中尿酸排泄促進作用、排尿促進作用、および尿アルカリ化作用については開示されていない。
また、わさびに含まれるイソチオシアネート類が有害物質の排泄を促進することが報告されている(特開2005−112788号公報(特許文献4))。しかし、該公開公報において開示されたイソチオシアネート類の機能は、ダイオキシンの肝臓蓄積量を低下させることおよび糞中排泄量を増加させることであり、尿中への排泄量の増加については開示されていない。また、イソチオシアネート類による排尿促進作用、尿アルカリ化作用、尿酸をはじめとする生体内老廃物の排泄の促進についても開示されていない。
特開2002−145875号公報 特開2003−174857号公報 特開2003−252776号公報 特開2005−112788号公報 J. Biol. Chem(2002) 277 (5):3456-3463
発明の概要
本発明者は、高尿酸モデルラットを用いた実験により、わさび抽出物が尿中尿酸排泄促進作用、排尿促進作用および尿pH上昇作用を有することで、尿酸をはじめとする生体内老廃物の排泄を促進し、尿酸値降下作用等を奏することを見出した(実施例2)。本発明はこれらの知見に基づくものである。
本発明は、高尿酸血症などの尿酸値の降下が治療に有効である疾患の治療、予防、または改善に用いられる組成物を提供することを目的とする。
本発明によれば、わさび抽出物を有効成分として含んでなる、尿酸値の降下が治療に有効である疾患、尿中への生体内老廃物排泄の促進が治療に有効である疾患、排尿促進が治療に有効である疾患、または尿アルカリ化が治療に有効である疾患の治療、予防、または改善に用いられる組成物が提供される。
本発明によれば、わさび抽出物を有効成分として含んでなる、腎機能の改善に用いられる組成物が提供される。
本発明において有効成分として用いられるわさび抽出物は、長年食品として用いられてきたわさびから抽出されるものであることから、本発明による組成物は長期間にわたって服用しても副作用が少なく、安全性が高い点において有利である。また、本発明において有効成分として用いられるわさび抽出物は、熱に安定であることから、加熱処理により製造される食品へ適用できる点で有利である。
発明の具体的な説明
有効成分
本発明において有効成分として用いられるわさび抽出物は、わさび(Wasabia japonica)または西洋わさび(Armoracia rusticana)から調製することができるが、好ましくはわさびである。
使用される部位としては、茎、葉、根のいずれの部位であってもよいが、好ましくは茎または葉である。
本発明において有効成分として用いられるわさび抽出物は、公知の方法に従って抽出し、調製することができる。
わさび抽出物は、わさびをそのまま抽出操作に供することができるが、乾燥工程を経てから抽出操作に供することもできる。乾燥方法としては、凍結乾燥、熱風乾燥など公知の方法を用いることができる。例えば凍結乾燥したわさびを粉砕した後、抽出操作に供することにより、調製することができる。例えば、(1)溶媒中にわさびを冷浸、温浸等によって浸漬する方法;(2)加温し攪拌しながら抽出を行い、濾過して抽出液を得る方法;または(3)パーコレーション法等も、前記抽出操作において適用することができる。
これら抽出操作によって得られた粗抽出物は、必要に応じて、ろ過または遠心分離に付すことによって固形物を除去することができる。得られた液は、エタノール沈殿を行い固形物を除去してもよい。エタノール沈殿とは、核酸、多糖、タンパク質などをエタノール中で塩コロイド化し沈殿させる操作である。固形物の除去方法としては、遠心分離、ろ過など公知の方法を用いることができる。以上により得られた液は、これをそのままわさび抽出物として用いてもよいが、そこに含まれる溶媒を留去して一部を濃縮または乾燥させた後、用いてもよい。また、濃縮または乾燥後に得られた抽出物は、さらに非溶解性溶媒を用いて洗浄して精製してもよく、またこれをさらに適当な溶剤に溶解もしくは懸濁させてもよい。さらに本発明においては、得られたわさび抽出物(液体)を、減圧乾燥、凍結乾燥等の慣用の手段によって、乾燥物として使用してもよい。
前記抽出において使用可能な溶媒としては、例えば、水、熱水、メタノール、エタノール、プロパノールおよびブタノール等の炭素数1〜4の低級アルコール;酢酸エチルエステル等の低級アルキルエステル;エチレングリコール、ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリンなどのグリコール類;エチルエーテル、アセトン、酢酸等の極性溶媒;ベンゼンやヘキサン等の炭化水素;エチルエーテルや石油エーテルなどのエーテル類等の非極性溶媒の公知の有機溶媒が挙げられるが、好ましくは水性溶媒、さらに好ましくは水または熱水である。これら溶媒は、2種以上を組み合わせてもよい。
わさび抽出物の調製おいては、辛み成分を除去する工程をさらに含んでいてもよい。
本発明の好ましい態様によれば、粉砕した凍結乾燥わさびの茎または葉を20倍容の水により抽出し、遠心分離により得た上清を約2.3倍容のエタノールにより、エタノール沈殿操作を実施する。これを濾過した後、濾液を減圧濃縮することにより、わさび抽出物を得ることができる。
後記実施例によれば、尿酸値降下作用等の本発明の所定の効果を奏する成分は、わさび抽出物に含まれる成分であって、水溶性であり、熱安定性であり、非揮発性成分であり、エタノール沈殿物に含まれない成分であると考えられる。
すなわち、わさびを水性溶媒で抽出することにより得られる抽出物に本発明の所定の効果が認められることから(実施例1〜3)、本発明の効果を発揮する成分は水溶性成分であるといえる。また、熱水で抽出した場合であっても水で抽出した抽出物と同等の効果を奏することから(実施例3)、本発明の効果を発揮する成分は熱に安定な成分であるといえる。更に、減圧濃縮して得られる抽出物に本発明の所定の効果が認められることから(実施例1〜3)、本発明の効果を発揮する成分は非揮発性成分であるといえる。更にまた、エタノール沈殿の後、沈殿物を除去して得られる抽出物に本発明の所定の効果が認められることから(実施例1〜3)、本発明の効果を発揮する成分はエタノール沈殿物(例えば、核酸、多糖、タンパク質など)には含まれない成分であるといえる。
用途
血中尿酸値の上昇の主な原因としては、尿酸の産生過剰と、尿酸排泄能の低下が挙げられる。尿酸排泄能の低下が原因である場合は、尿酸の排泄を促進させることにより血中尿酸値を降下させることができる。尿酸の排泄の促進は、尿中への生体内老廃物、特に尿酸の排泄を促進させることにより、尿量を増加させることにより、あるいは尿をアルカリ化することにより達成することができる。
本発明において有効成分として用いられるわさび抽出物は、血中尿酸値を降下させた(実施例2)。また、本発明において有効成分として用いられるわさび抽出物は尿中尿酸排泄量および尿量を増加させ、尿pH値を上昇させた(実施例2)。
以下の理論に拘束される訳ではないが、実施例2において、本発明によるわさび抽出物が血中尿酸値を降下させたのは、尿中尿酸排泄量が増加し、尿酸が排泄されたためと考えられる。また、尿量が増加し、尿酸が排泄されたためと考えられる。さらに、尿pH値が上昇し、尿がアルカリ化されたことにより尿酸が尿に溶けやすくなり、尿酸が排泄されたためと考えられる。
従って、本発明によるわさび抽出物は、尿酸値の降下が治療に有効である疾患、尿中への生体内老廃物排泄の促進が治療に有効である疾患、排尿促進が治療に有効である疾患または尿アルカリ化が治療に有効である疾患の治療、予防および改善に用いることができる。
本願明細書において「尿酸値の降下」とは、正常な血清尿酸値を超える値となった尿酸値を下げること、好ましくは、正常な値にまで下げることを意味する。尿酸値が降下したか否かは、血清中の尿酸値を測定することにより確認することができる。
本発明において、「尿酸値の降下が治療に有効である疾患」としては、高尿酸血症、痛風、尿路結石、腎不全、痛風腎等が挙げられる。
本願明細書において「尿中への生体内老廃物排泄の促進」とは、尿中への生体内老廃物の排泄量が増加することを意味する。尿中への生体内老廃物の排泄が促進されたか否かは、尿中の生体内老廃物(例えば、尿酸)排泄量を測定することにより確認することができる。
本発明において、「生体内老廃物」としては、尿酸、クレアチニン、尿素、キサンチン、BUN(尿素体窒素:Blood Urea Nitrogen)、総蛋白・アルブミン、アンモニア、インドキシル硫酸、Na、K、Ca、Pが挙げられる。これらの物質は、尿中への生体内老廃物排泄の促進または排尿促進作用により、体外への排泄が促進される。
本発明において、「尿中への生体内老廃物排泄の促進が治療に有効である疾患」としては、高尿酸血症、痛風、尿路結石、痛風腎、腎不全等が挙げられる。
本発明において、「尿中への生体内老廃物排泄の促進が治療に有効である疾患」としては、生体内老廃物が尿酸である場合には、高尿酸血症、痛風、尿路結石、痛風腎等が挙げられる。
本発明において、「尿中への生体内老廃物排泄の促進が治療に有効である疾患」としては、生体内老廃物がクレアチニンである場合には、腎不全等が挙げられる。
本願明細書において「排尿促進」とは、尿量が増加することを意味する。排尿が促進されたか否かは、尿量を測定することにより確認することができる。
本発明において、「排尿促進が治療に有効である疾患」としては、高尿酸血症、痛風、尿路結石、痛風腎、腎不全、前立腺肥大、浮腫等が挙げられる。
本願明細書において「尿アルカリ化」とは、酸性に傾いた尿のpH値をアルカリ化することを意味する。高尿酸血症を患っている場合は、尿が酸性に傾くため腎臓や末梢血管で尿酸が析出しやすくなっている場合がある。そのため、尿をアルカリ化させることにより尿酸が溶けやすくなり、尿酸の排泄が促進される。尿がアルカリ化されたか否かは、尿のpH値を測定することにより確認することができる。
本発明において、「尿アルカリ化が治療に有効である疾患」としては、高尿酸血症、痛風、尿路結石、腎不全、痛風腎等が挙げられる。
本発明において治療、予防、または改善できる「高尿酸血症」としては、産生過剰型の高尿酸血症、排泄低下型の高尿酸血症、および混合型(産生過剰型と排泄低下型が併存する型)の高尿酸血症が挙げられるが、好ましくは排泄低下型または混合型の高尿酸血症である。尿酸の排泄能の低下は、例えば糸球体濾過、再吸収、分泌といった腎機能の低下によるものが挙げられる。
本発明において有効成分として用いられるわさび抽出物は、尿中尿酸排泄量を増加させた(実施例2)。従って、本発明によれば、わさび抽出物を有効成分として含んでなる、腎機能の改善に用いられる組成物が提供される。腎不全時は、BUN、クレアチニン、尿酸の血中レベルが上昇し、総蛋白・アルブミンレベルが減少する(内科学書 中山書店)。本願明細書において「腎機能の改善」とは、尿路結石、腎炎等の改善による尿酸、その他の生体内老廃物の排泄能が改善されることを意味し、尿中への尿酸、その他の生体内老廃物の排泄量を測定することにより確認することができる。
本発明によれば、わさび抽出物を有効成分として含んでなる、尿酸値降下剤、尿中生体内老廃物排泄促進剤、排尿促進剤および尿アルカリ化剤が提供される。
本発明によれば、尿酸値の降下が治療に有効である疾患、尿中への生体内老廃物排泄の促進が治療に有効である疾患、排尿促進が治療に有効である疾患または尿アルカリ化が治療に有効である疾患の治療、予防、または改善に用いられる組成物の製造のための、わさび抽出物の使用が提供される。
本発明によれば、尿酸値降下剤、尿中生体内老廃物排泄促進剤、排尿促進剤または尿アルカリ化剤の製造のための、わさび抽出物の使用が提供される。
本発明によれば、治療上の有効量のわさび抽出物を、ヒトを含む哺乳類に投与する工程を含んでなる、尿酸値の降下が治療に有効である疾患、尿中への生体内老廃物排泄の促進が治療に有効である疾患、排尿促進が治療に有効である疾患または尿アルカリ化が治療に有効である疾患の治療、予防および改善方法が提供される。
本発明によれば、治療または改善上の有効量のわさび抽出物を、ヒトを含む哺乳類に摂取させる工程を含んでなる、尿酸値を降下させる方法、尿中への生体内老廃物排泄を促進させる方法、排尿を促進させる方法または尿をアルカリ化させる方法が提供される。
医薬組成物および食品
本発明による組成物を医薬として用いる場合には、わさび抽出物を有効成分として用い、薬学的に許容されうる担体、賦形剤、結合剤、希釈剤などと混合することにより製造できる。
本発明による組成物は、経口または非経口的に投与することができるが、好ましくは経口投与である。経口剤としては、顆粒剤、散剤、錠剤(糖衣錠を含む)、丸剤、カプセル剤、シロップ剤、乳剤、懸濁剤が挙げられる。非経口剤としては、注射剤(例えば、皮下注射剤、静脈内注射剤、筋肉内注射剤、腹腔内注射剤)、点滴剤、坐剤(例えば、直腸坐剤、膣坐剤)が挙げられる。これらの製剤は、当分野で通常行われている手法により、薬学的に許容される担体(例えば、賦形剤、添加剤)とともに製剤化することができる。薬学的に許容される賦形剤や添加剤としては、担体、結合剤、香料、緩衝剤、増粘剤、着色剤、安定剤、乳化剤、分散剤、懸濁化剤、防腐剤等が挙げられる。薬学的に許容される担体としては、例えば、炭酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、砂糖、ラクトース、ペクチン、デキストリン、澱粉、ゼラチン、トラガント、メチルセルロース、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、低融点ワックス、カカオバター等が挙げられる。
製剤は、例えば下記のようにして製造できる。
経口剤は、有効成分として、例えば賦形剤(例えば、乳糖、白糖、デンプン、マンニトール)、崩壊剤(例えば、炭酸カルシウム、カルボキシメチルセルロースカルシウム)、結合剤(例えば、α化デンプン、アラビアゴム、カルボキシメチルセルロース、ポリビニールピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース)または滑沢剤(例えば、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ポリエチレングリコール6000)を添加して圧縮成形し、次いで必要により、味のマスキング、腸溶性あるいは持続性の目的のため自体公知の方法でコーティングすることにより製造することができる。コーティング剤としては、例えばエチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ポリオキシエチレングリコール、セルロースアセテートフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートおよびオイドラギット(ローム社製、ドイツ、メタアクリル酸・アクリル酸共重合物)などを用いることができる。
注射剤は、有効成分を分散剤(例えば、ツイーン(Tween)80(アトラスパウダー社製、米国)、HCO 60(日光ケミカルズ製)、ポリエチレングリコール、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸ナトリウムなど)、保存剤(例えば、メチルパラベン、プロピルパラベン、ベンジルアルコール、クロロブタノール、フェノール)、等張化剤(例えば、塩化ナトリウム、グリセリン、ソルビトール、ブドウ糖、転化糖)などと共に水性溶剤(例えば、蒸留水、生理的食塩水、リンゲル液等)あるいは油性溶剤(例えば、オリーブ油、ゴマ油、綿実油、コーン油などの植物油、プロピレングリコール)などに溶解、懸濁あるいは乳化することにより製造することができる。この際、所望により溶解補助剤(例えば、サリチル酸ナトリウム、酢酸ナトリウム)、安定剤(例えば、ヒト血清アルブミン)、無痛化剤(例えば、塩化ベンザルコニウム、塩酸プロカイン)等の添加物を添加してもよい。
製剤化に当たっては、本発明による有効成分以外の1種以上の有効成分を更に配合してもよい。また本発明による有効成分の投与に当たっては、本発明による有効成分以外の1種またはそれ以上の医療上有効な有効成分を組み合わせて投与してもよい。
本発明による組成物は、医薬品への適用のみならず、食品への適用も意図されている。従って、本発明による組成物の食品への適用に当たっては、後述するような食品に関する記述を参照することができる。
本発明による食品は、わさび抽出物を有効量含有した食品である。ここで「有効量含有した」とは、個々の食品において通常喫食される量を摂取した場合に、後述するような範囲で有効成分が摂取されるような含有量をいう。本発明による食品には、わさび抽出物をそのままあるいは上記のような組成物の形態で、食品に配合することができる。より具体的には、本発明による食品は、わさび抽出物をそのまま、食品として調製したもの、各種タンパク質、糖類、脂肪、微量元素、ビタミン類、クエン酸や酢酸等の有機酸塩等を更に配合したもの、液状、半液体状若しくは固体状にしたもの、ペースト状のもの、一般の食品へ添加したものであってもよい。また、わさび抽出物を発酵食品の素材として用いることができる。より具体的には、本発明による食品には、わさび抽出物に酵母、乳酸菌、麹菌などの微生物が発酵するために必要なグルコースなどの糖源や酵母エキスなどの栄養源を添加して発酵させる発酵食品であってもよい。本発明において「食品」は、医薬以外のものであって、哺乳動物が摂取可能なものであればその形態に特に制限はない。
本発明において「食品」とは、健康食品(例えば、特定保健用食品、栄養機能食品、栄養補助食品)、機能性食品、病者用食品を含む意味で用いられる。
上記健康食品はまた、通常の食品の形状であっても、栄養補助食品の形状(例えば、サプリメント)であってもよい。
ここで栄養補助食品の形状とは、錠剤、カプセル(軟カプセル、硬カプセル)、粉末、ゼリーが挙げられる。
また「食品」の形態は特に限定されるものではなく、例えば、飲料の形態であってもよい。
本発明による食品は、尿酸値降下機能、尿中生体内老廃物排泄促進機能、排尿促進機能、尿アルカリ化機能等の機能性を期待する消費者に適した食品、すなわち、特定保健用食品、として提供することができる。ここでいう「特定保健用食品」とは、高尿酸血症・痛風の改善等を目的として食品の製造または販売等を行う場合に、保健上の観点から法上の何らかの制限を受けることがある食品をいう。
本発明によれば、わさび抽出物を有効量含んでなる食品であって、尿酸値降下機能、尿中生体内老廃物排泄促進機能、排尿促進機能、尿アルカリ化機能等の機能が表示された食品が提供される。ここで、これらの各種機能は、食品の本体、容器、包装、説明書、添付文書、または宣伝物のいずれかに表示することができる。
わさび抽出物の添加・配合の対象である日常摂取する食品としては、飯類、麺類、パン類およびパスタ類等炭水化物含有飲食品;クッキーやケーキなどの洋菓子類、饅頭や羊羹等の和菓子類、キャンディー類、ガム類、ヨーグルト、プリン、ゼリーなどの冷菓や氷菓などの各種菓子類;ジュースや清涼飲料水、乳飲料等の各種飲料;卵を用いた加工品、魚介類(イカ、タコ、貝、ウナギなど)や畜肉(レバー等の臓物を含む)の加工品(珍味を含む)などを例示することができるが、これらに特に制限されない。
本発明のより好ましい態様によれば、添加・配合の対象である食品としては、飲料(例えば、茶飲料、乳飲料)やヨーグルトが挙げられる。
ここで茶飲料とは、ツバキ科の常緑樹である茶樹の葉(茶葉)、または茶樹以外の植物の葉もしくは穀類等を煎じて飲むための飲料をいい、発酵茶、半発酵茶および不発酵茶のいずれも包含される。茶飲料の具体例としては、日本茶(例えば、緑茶、麦茶)、紅茶、ハーブ茶(例えば、ジャスミン茶)、中国茶(例えば、中国緑茶、烏龍茶)、ほうじ茶等が挙げられる。
また乳飲料とは、生乳、牛乳等またはこれらを原料として製造した食品を主原料とした飲料をいい、牛乳等そのもの材料とするものの他に、例えば、栄養素強化乳、フレーバー添加乳、加糖分解乳等の加工乳を原料とするものも包含される。
またヨーグルトには、ハードタイプ、ソフトタイプ、ドリンクタイプのいずれのものも包含され、さらにヨーグルトを原料とする加工ヨーグルト製品も包含される。
本発明において提供される飲料(飲料形態の健康食品や機能性食品を含む)の製造に当たっては、通常の飲料の処方設計に用いられている糖類、香料、果汁、食品添加剤などを適宜添加することができる。飲料の製造に当たってはまた、当業界に公知の製造技術を参照することができ、例えば、「改訂新版ソフトドリンクス」(株式会社光琳)を参考とすることができる。
本発明によるわさび抽出物は、人類が食品として長年摂取してきたわさびに含まれるものであることから、毒性も低く、哺乳動物(例えば、ヒト、マウス、ラット、ウサギ、イヌ、ネコ、ウシ、ウマ、ブタ、サル等)に対し安全に用いられる。本発明による有効成分の投与量または摂取量は、受容者、受容者の年齢および体重、症状、投与時間、剤形、投与方法、薬剤の組み合わせ等に依存して決定できる。例えば、食品として摂取する場合には、後述する実施例1で用いた固形分18%のわさび抽出物であれば、実施例2、3の結果からヒトに対しての有効量を体表面換算すると、成人1人1日当たり1〜300g、好ましくは50〜200g程度の摂取量となるよう本発明によるわさび抽出物を食品に配合することができる。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明がこれらの実施例に限定されないことは言うまでもない。
実施例1:わさび抽出物の調製
機能性評価に用いるわさび抽出物の調製を行った。
わさびの茎(長野県安曇野産)を凍結乾燥処理し、粉砕した。該粉砕物100gに対し、1.5Lの水を加え、30分間振とう抽出を行った後、遠心分離操作を行い、上清に対し、2.3倍容量のエタノールを添加・混合し、室温に5分以上放置した。濾過により、沈殿物を取り除いた後、減圧濃縮し、固形分18%のわさび抽出物を得た。これを水抽出わさびエキスとして、以下の実験に使用した。また、該粉砕物100gに対し、1.5Lの沸騰水を加え、30分間攪拌抽出を行った後、遠心分離操作を行い、上清に対し、2.3倍容量のエタノールを添加・混合し、室温に5分以上放置した。濾過により、沈殿物を取り除いた後、減圧濃縮し、固形分18%のわさび抽出物を得た。これを熱水抽出わさびエキスとして、以下の実験に使用した。
なお、実験に使用する際は、水を用いて濃度を調製した。
実施例2:高尿酸モデルラットにおける水抽出わさびエキスの尿酸値降下作用
1.実験条件
7週齢の雄SDラット(日本チャールスリバー社より購入)をコントロール群(n=8、媒体である水投与)、水抽出わさびエキス500mg/kg体重投与群(n=8)、水抽出わさびエキス1000mg/kg体重投与群(n=8)、水抽出わさびエキス2000mg/kg体重投与群(n=8)の4群に群分けした。各群に、それぞれのサンプルを経口投与し、その2時間後、ヒポキサンチン(和光純薬工業社製)を50mg/kg体重経口投与し、直後にオキソン酸(東京化成工業社製)を250mg/kg体重皮下投与した。このようにして高尿酸状態が惹起されたラットを高尿酸モデルラットとする。疾患惹起から4時間後に、尾静脈より採血を行った。また、この4時間の間、代謝ケージにて飼育し、各ラットについて尿を採取した。
2.測定項目
血中尿酸値については、採取した血漿を水で20倍に希釈し、分子量10000カットの遠心フィルター(ウルトラフリーMC、ミリポア社製)を8000回転、30分の遠心分離により通したものを検液として、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により測定した。
尿中尿酸排泄量については、採取した尿を0.15NのKOH水溶液で5倍希釈した後、さらに水で100倍希釈し、血漿と同様に遠心フィルターを通したものを検液として、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により測定した。
HPLCは以下の条件により実施した。
HPLCシステム:Class VP System(島津製作所社製)
カラム:Cadenza CD−C18 150X4.6mm
検出:UV284nm
移動相:20mMリン酸緩衝液:メタノール(99:1) 0.6ml/min
注入量:20μl
カラムオーブン:40℃
1分析は20分とし、0〜9分までは上記移動相の条件で分析を行い、9〜20分までは、カラム洗浄を行った。
尿量については、採取した尿の尿量を測定した。
尿のpH値については、採取した尿についてpHメーターD−51(堀場製作所社製)を用いて測定した。
3.結果
血中尿酸値の測定結果については、図1に示す。水抽出わさびエキス2000mg/kg体重投与により、疾患惹起4時間後の血中尿酸値が有意に低下した。水抽出わさびエキス1000mg/kg体重投与群においても、尿酸値の低下傾向が認められた。
尿中尿酸排泄量の測定結果については、図2に示す。水抽出わさびエキスの投与量依存的に尿中尿酸の排泄量が増加し、2000mg/kg体重投与群においては、本排泄量は有意に増加した。
尿量の測定結果については、図3に示す。水抽出わさびエキスの投与量依存的に尿量が増加し、2000mg/kg体重投与群においては、有意に増加した。
尿pHの測定結果については、図4に示す。水抽出わさびエキスの投与量依存的に尿pHが増加し、1000mg/kg体重および2000mg/kg体重投与群においては、有意に増加した。
以上の結果から、水抽出わさびエキスの投与により、高尿酸モデルラットの血中尿酸値が低下することが示された。また、該血中尿酸値の低下には、尿酸排泄の亢進、すなわち尿中尿酸排泄量の増加、尿量の増加、尿pHの上昇が関与していることが示唆された。
実施例3:高尿酸モデルラットにおける水抽出わさびエキスおよび熱水抽出わさびエキスの尿酸値降下作用
1.実験条件
7週齢の雄SDラットをコントロール群(n=8、媒体である水投与)、水抽出わさびエキス投与群(n=8、水抽出わさびエキス2000mg/kg体重を投与)および熱水抽出わさびエキス投与群(n=8、熱水抽出わさびエキス2000mg/kg体重を投与)の3群に群分けした。その他は、実施例2と同様に実施した。
2.測定項目
実施例2と同様に実施した。
3.結果
血中尿酸値の測定結果については、図5に示す。水抽出わさびエキス投与群および熱水抽出わさびエキス投与群は、いずれも有意に血中尿酸値を低下させた。
尿中尿酸排泄量の測定結果については、図6に示す。水抽出わさびエキス投与群および熱水抽出わさびエキス投与群は、いずれも有意に尿中尿酸排泄量を増加させた。
尿量の測定結果については、図7に示す。水抽出わさびエキス投与群および熱水抽出わさびエキス投与群は、いずれも有意に尿量を増加させた。
尿pHの測定結果については、図8に示す。水抽出わさびエキス投与群および熱水抽出わさびエキス投与群は、いずれも有意に尿pHを増加させた。
以上の結果から、実施例2の水抽出わさびエキス投与群において見出された、高尿酸モデルラットの血中尿酸値降下作用、尿中尿酸排泄促進作用、排尿促進作用および尿pH上昇作用は、熱水抽出わさびエキス投与群においても見出されることが確認され、本エキス中の活性成分は加熱安定なものであることが示唆された。
実施例2における、血中尿酸値を示した図である。図中の*はコントロール群と有意差(p<0.05)があることを意味する。 実施例2における、尿中尿酸排泄量を示した図である。図中の*はコントロール群と有意差(p<0.05)があることを意味する。 実施例2における、尿量を示した図である。図中の*はコントロール群と有意差(p<0.05)があることを意味する。 実施例2における、尿のpH値を示した図である。図中の*はコントロール群と有意差(p<0.05)があることを意味する。 実施例3における、血中尿酸値を示した図である。図中の*はコントロール群と有意差(p<0.05)があることを意味する。 実施例3における、尿中尿酸排泄量を示した図である。図中の*はコントロール群と有意差(p<0.05)があることを意味する。 実施例3における、尿量を示した図である。図中の*はコントロール群と有意差(p<0.05)があることを意味する。 実施例3における、尿のpH値を示した図である。図中の*はコントロール群と有意差(p<0.05)があることを意味する。

Claims (20)

  1. わさび抽出物を有効成分として含んでなる、尿酸値の降下、尿中への生体内老廃物排泄の促進、排尿の促進、または尿のアルカリ化促進に用いられる組成物。
  2. わさび抽出物を有効成分として含んでなる、尿酸値の降下が治療に有効である疾患、尿中への生体内老廃物排泄の促進が治療に有効である疾患、排尿促進が治療に有効である疾患、または尿アルカリ化が治療に有効である疾患の治療、予防、または改善に用いられる組成物。
  3. わさび抽出物が、わさびを水性溶媒で抽出することにより得られる抽出物であることを特徴とする、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 水性溶媒が水または熱水である、請求項3に記載の組成物。
  5. 水性溶媒で抽出した後、核酸、多糖、およびタンパク質を除去することを特徴とする、請求項3または4に記載の組成物。
  6. 水性溶媒で抽出した後、エタノール沈殿を行い、固形物を除去することを特徴とする、請求項3または4に記載の組成物。
  7. 固形物が核酸、多糖、またはタンパク質からなる群から選択される、請求項6に記載の組成物。
  8. 尿酸値の降下が治療に有効である疾患が、高尿酸血症、痛風、尿路結石、腎不全、または痛風腎からなる群から選択される、請求項2〜7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 尿中への生体内老廃物排泄の促進が治療に有効である疾患が、高尿酸血症、痛風、尿路結石、腎不全、または痛風腎からなる群から選択される、請求項2〜7のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 生体内老廃物が含窒素代謝物である、請求項1、2、または9に記載の組成物。
  11. 含窒素代謝物が尿酸、クレアチニン、尿素、またはキサンチンからなる群から選択される、請求項10に記載の組成物。
  12. 排尿促進が治療に有効である疾患が、高尿酸血症、痛風、尿路結石、腎不全、痛風腎、前立腺肥大、または浮腫からなる群から選択される、請求項2〜7のいずれか一項に記載の組成物。
  13. 尿アルカリ化が治療に有効である疾患が、高尿酸血症、痛風、尿路結石、腎不全、または痛風腎からなる群から選択される、請求項2〜7のいずれか一項に記載の組成物。
  14. 高尿酸血症が、排泄低下型または混合型の高尿酸血症である、請求項8、9、12、または13に記載の組成物。
  15. わさび抽出物を有効成分として含んでなる、腎機能の改善に用いられる組成物。
  16. 食品の形態で提供される、請求項1〜15のいずれか一項に記載の組成物。
  17. 食品が飲料の形態である、請求項16に記載の組成物。
  18. 飲料が非アルコール飲料である、請求項17に記載の組成物。
  19. 食品が、健康食品、機能性食品、特定保健用食品、栄養補助食品、疾病リスク低減表示が付された食品、または病者用食品である、請求項16〜18のいずれか一項に記載の組成物。
  20. 医薬の形態で提供される、請求項1〜15のいずれか一項に記載の組成物。
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