JPS5840301A - 抗腫瘍活性を有するβ−1,3−グルカン - Google Patents
抗腫瘍活性を有するβ−1,3−グルカンInfo
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- JPS5840301A JPS5840301A JP13903981A JP13903981A JPS5840301A JP S5840301 A JPS5840301 A JP S5840301A JP 13903981 A JP13903981 A JP 13903981A JP 13903981 A JP13903981 A JP 13903981A JP S5840301 A JPS5840301 A JP S5840301A
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- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3−グルカンに関し、その目的とするところは医薬とし
て有用な新規β−1,3−グルカンを提供することにあ
る。
て有用な新規β−1,3−グルカンを提供することにあ
る。
本発明のβ−1.3−グルカンは下記繰返し単位
(式中一ほ1tたは4であり、nはOまたは1である、
ただし■が1のと舎nは0であり、■が4のときnは!
である、Gluはグルコビラノース残基を表わす)から
なる高分子多糖体であり、盤菌綱( tlisoo■y
e@sφ1)のくるちゃわんたけ属( P**uslo
plsotania )に属する微生物の子取すること
がで舎る。
ただし■が1のと舎nは0であり、■が4のときnは!
である、Gluはグルコビラノース残基を表わす)から
なる高分子多糖体であり、盤菌綱( tlisoo■y
e@sφ1)のくるちゃわんたけ属( P**uslo
plsotania )に属する微生物の子取すること
がで舎る。
本発明の上記/− 1 、 3−グルカンは、同種移植
腫瘍系に対して強力な抗腫瘍活性を示すだけでなく、公
知の7− 1 、 3−グルカンては有効性が報告され
ていない同種移植腫瘍系に対しても著しく強い抗腫瘍活
性を示し、更に比較的免疫感受性の低いザルコーマ−1
8 0 −C3H/Il・系朧瘍1ζ対しても極めて
強い抗腫瘍活性を示す。
腫瘍系に対して強力な抗腫瘍活性を示すだけでなく、公
知の7− 1 、 3−グルカンては有効性が報告され
ていない同種移植腫瘍系に対しても著しく強い抗腫瘍活
性を示し、更に比較的免疫感受性の低いザルコーマ−1
8 0 −C3H/Il・系朧瘍1ζ対しても極めて
強い抗腫瘍活性を示す。
従来より、抗腫瘍活性を有する/−1.3−グルカンに
ついてはm−(の研究がなされておリ、その中でグルカ
ンの構−造が報告されているものは以下のとおりである
。
ついてはm−(の研究がなされておリ、その中でグルカ
ンの構−造が報告されているものは以下のとおりである
。
(1)シゾフィラン:スエヒロタケの生産するβ−1,
3−グルカン(日本農芸化学会誌第44巻、第337頁
〜第342頁197o年:同第45巻、第162頁〜第
168頁1971年) (2)キクラゲ属の生産するβ−1,3−グルカン(特
開昭54−63012号) (3)レンチナン:イイタケの生産するβ−1,3−グ
ルカン(「癌と免疫増強」千原呉部着#R談社発行、1
851頁、1980年:ネイチ1−第2221!111
6871〜%68811969年:カーボハイドレt<
・リサーチ1447巻、第99頁〜第104頁、197
6年) 上記公知のβ−1,3−グルカンも本発明のβ−1,3
−グルカンも何れもβ−1,3−結合を主鎖とし、グル
コビラノース1個の長さのβ−1,6−結合分枝を有す
る高分子グルカンであるが、上記各構造式から明らかな
ように本発明のβ−1,3−グルカンは公知のβ−1゜
3−グルカンと較べ主鎖のβ−1,3−結合数に対する
β−1,6−結合分校数の比率がそれぞれ異なっており
、本発明番こより初めて明らかkされた新規β−1,3
−グルカンである。
3−グルカン(日本農芸化学会誌第44巻、第337頁
〜第342頁197o年:同第45巻、第162頁〜第
168頁1971年) (2)キクラゲ属の生産するβ−1,3−グルカン(特
開昭54−63012号) (3)レンチナン:イイタケの生産するβ−1,3−グ
ルカン(「癌と免疫増強」千原呉部着#R談社発行、1
851頁、1980年:ネイチ1−第2221!111
6871〜%68811969年:カーボハイドレt<
・リサーチ1447巻、第99頁〜第104頁、197
6年) 上記公知のβ−1,3−グルカンも本発明のβ−1,3
−グルカンも何れもβ−1,3−結合を主鎖とし、グル
コビラノース1個の長さのβ−1,6−結合分枝を有す
る高分子グルカンであるが、上記各構造式から明らかな
ように本発明のβ−1,3−グルカンは公知のβ−1゜
3−グルカンと較べ主鎖のβ−1,3−結合数に対する
β−1,6−結合分校数の比率がそれぞれ異なっており
、本発明番こより初めて明らかkされた新規β−1,3
−グルカンである。
tた本発明のβ−1,3−グルカンは動物実験による抗
IIIgs活性において、開脚移植腫瘍系に対しては勿
論、上記公知のβ−1,3−グルカンでは有効性の報告
さ植でいない同系移#a粋瘍系に対しても著しく強い活
性を示し、更に比較的免疫感受性の低いザルコー? −
180−C3H/H・系腫瘍番こ対しても極めて強い抗
腫瘍活性を示すものであり、癌の免疫療法剤としての有
効性は公知のβ−1,3−グルカンと較べ極めて高いこ
とが期待される。
IIIgs活性において、開脚移植腫瘍系に対しては勿
論、上記公知のβ−1,3−グルカンでは有効性の報告
さ植でいない同系移#a粋瘍系に対しても著しく強い活
性を示し、更に比較的免疫感受性の低いザルコー? −
180−C3H/H・系腫瘍番こ対しても極めて強い抗
腫瘍活性を示すものであり、癌の免疫療法剤としての有
効性は公知のβ−1,3−グルカンと較べ極めて高いこ
とが期待される。
次iこ本発明のβ−1,3−グルカンの構造および性質
に関し、て説明する。
に関し、て説明する。
(1)構造
式(I)に示したとおりであり、本構造は以下番こ示す
実験により確認されたものである。
実験により確認されたものである。
(、)本多糖体をバシデイオマイセテQM806(la
s1diomya*t@Q M 13 Q (3、)の
産生ずるエキソ−β−1,3−グルカネースと作用させ
、その分解産物をペーパークロマトグラフィーで同定し
たところグルコースとゲンチオビオースが得られた。こ
の分解産物をパイ?ゲル−p−2,400メツシユでゲ
ル濾過し、グルコースとゲンチオビオースに分画し、そ
の七N比を測定したところほぼ1:1または1:0.8
であった。
s1diomya*t@Q M 13 Q (3、)の
産生ずるエキソ−β−1,3−グルカネースと作用させ
、その分解産物をペーパークロマトグラフィーで同定し
たところグルコースとゲンチオビオースが得られた。こ
の分解産物をパイ?ゲル−p−2,400メツシユでゲ
ル濾過し、グルコースとゲンチオビオースに分画し、そ
の七N比を測定したところほぼ1:1または1:0.8
であった。
(b)本多糖体をメチル化し、メチル誘導体を加水分解
したのち、ペーパークルマドグラフィー詔よびガスクロ
マトグラフィーで分析した結果、2,3,4.6−チト
ラーO−メチルー°D−グルコース、2,4.6−)ジ
−0−メチル−p−グルコースおよび2゜4−ジー0−
メチル−D−グルコースが検出され、それぞれのモル比
がほぼ1:1:1または0.8 : 1 : 0.8の
割合で生成し九(a)本多糖体を0.05Mの過沃素酸
!完全に酸化すると構成糖当り0.344モルのギ酸が
生成し、0.667モルの過沃素酸が消費された。
したのち、ペーパークルマドグラフィー詔よびガスクロ
マトグラフィーで分析した結果、2,3,4.6−チト
ラーO−メチルー°D−グルコース、2,4.6−)ジ
−0−メチル−p−グルコースおよび2゜4−ジー0−
メチル−D−グルコースが検出され、それぞれのモル比
がほぼ1:1:1または0.8 : 1 : 0.8の
割合で生成し九(a)本多糖体を0.05Mの過沃素酸
!完全に酸化すると構成糖当り0.344モルのギ酸が
生成し、0.667モルの過沃素酸が消費された。
0)本多糖体の過沃素酸酸化物をスミス分解法に従い水
素化硼素す2ウムで還元後、酸で加水分解すると、グリ
セリンとグルコースがほぼ1:2.1のモル比で生成し
た。
素化硼素す2ウムで還元後、酸で加水分解すると、グリ
セリンとグルコースがほぼ1:2.1のモル比で生成し
た。
←)上記還元物を0.03モルの硫酸で緩和加水、分解
すると、グリセリψの他に水不溶性の石油エーテル、エ
ーテル、アセトン、ベンゼン、エタノール、メタノール
等の有機溶媒に不溶。
すると、グリセリψの他に水不溶性の石油エーテル、エ
ーテル、アセトン、ベンゼン、エタノール、メタノール
等の有機溶媒に不溶。
(1a)呈色反応
モーリッシュ反応、アンスロン反応に陽性、ヨードデン
プン反応、バイアル反応、ニンヒドリン反応、エルソン
ーモ、ルガン反応、カルバゾール−硫酸反応番こ陰性。
プン反応、バイアル反応、ニンヒドリン反応、エルソン
ーモ、ルガン反応、カルバゾール−硫酸反応番こ陰性。
(11)水溶液のpH
中性付近。
(1の外観
白色の粉末。
(13)構成糖
D−グルコースのみ(P、P、C、T、L、C。
G、L、Cおよびグルコースオキシブニスにより確認)
。
。
以上に述べた如く、本発明のβ−1,3−グルカンは式
〔!〕の構造を有し、■)〜(13)項の理化学的性質
を有する新規なβ−1,3−グルカンである。
〔!〕の構造を有し、■)〜(13)項の理化学的性質
を有する新規なβ−1,3−グルカンである。
次に本゛発明の/−1、3−グルカンの抗腫瘍性につき
、マウスを用いた動物実験の実験例により説明する。一
連の動物実験は特記した以外は常法番こより行なった。
、マウスを用いた動物実験の実験例により説明する。一
連の動物実験は特記した以外は常法番こより行なった。
実験例 1
本発明の7−1 、3−グルカンを用い、ザルコーマ−
180−ICR系に対する抗腫瘍活性を検定した。その
結果を第1表に示した。
180−ICR系に対する抗腫瘍活性を検定した。その
結果を第1表に示した。
第 1 表
移植細胞数: 4X10・個/マウス
マウス: ICR系♀
投与:M腔内、腫瘍移植後1日目から隔日に1回×5回
判定:腫瘍阻止率−一(τ−亨)/Tx1o。
C:対照群の平均腫瘍重量
〒:治療群の平均腫瘍重量
実験例 2
実験例1と同様−こして本発明によるβ−1゜3−グル
カンノザルコ−7−180−C3H/Is系、エールリ
ッヒ固形癌−ICR系および誠・thA −BALB1
0系番ど対する抗腫瘍活性を検定した。
カンノザルコ−7−180−C3H/Is系、エールリ
ッヒ固形癌−ICR系および誠・thA −BALB1
0系番ど対する抗腫瘍活性を検定した。
その結果をそれぞれ第2表、第3表および第4表番ζ示
した。
した。
第 2 表
移植細胞数:4X10儂個/マウス
マウス:C$−H/H・♀
投与:腹腔内、腫瘍移植後1日目から隔日に1回×10
回 判定:腫瘍移植後5週日 第 3 表 移植細胞数:4X10・個/マウス マウス: rc*系9 投与:腹腔内、障瘍移植後1日目から隔日に1回×8回 判定:膣瘍移M5J目 第 4 表 移植細胞数:lX10−個/マウス マウス: B AL B / a系9 投与:腫瘍内、腫瘍移植後1ロ目から隔日に1回×10
回 判定:腫瘍移植後5週日 実験例 3 実験例1と同様にして本発明によるβ−1゜3−グルカ
ンのエールリッヒ腹水癌−ICR系に対する抗腫瘍活性
を検定した。その結果を第5表に示した。
回 判定:腫瘍移植後5週日 第 3 表 移植細胞数:4X10・個/マウス マウス: rc*系9 投与:腹腔内、障瘍移植後1日目から隔日に1回×8回 判定:膣瘍移M5J目 第 4 表 移植細胞数:lX10−個/マウス マウス: B AL B / a系9 投与:腫瘍内、腫瘍移植後1ロ目から隔日に1回×10
回 判定:腫瘍移植後5週日 実験例 3 実験例1と同様にして本発明によるβ−1゜3−グルカ
ンのエールリッヒ腹水癌−ICR系に対する抗腫瘍活性
を検定した。その結果を第5表に示した。
第 5 表
移植細胞数:5X10暴個/マウス
マウス: tcyt系♀
投与:腹腔内、重傷移植後1日日から毎日1回×10回
判定:腫瘍移植後7週日におけるマウス生存区数aよび
平均生存日数で示した。
平均生存日数で示した。
以上の実験例により示した如く、本発明のβ−1,3−
グルカンはザルコーマ−1f3 Q 、 ICR系等の
同種移植朧瘍系に対しては勿論のこと、公知のβ−1,
3−グルカンでは有効性5の報告されていないMoth
^−3ムLB10系の同系移植重傷系に対しても極
めて強い抗腫瘍活性を示し、更に比較的免疫感受性の低
い腫瘍系のザルコーマ−180−0311/Its系に
対しても着しく強い抗腫瘍活性を示すことが判明した。
グルカンはザルコーマ−1f3 Q 、 ICR系等の
同種移植朧瘍系に対しては勿論のこと、公知のβ−1,
3−グルカンでは有効性5の報告されていないMoth
^−3ムLB10系の同系移植重傷系に対しても極
めて強い抗腫瘍活性を示し、更に比較的免疫感受性の低
い腫瘍系のザルコーマ−180−0311/Its系に
対しても着しく強い抗腫瘍活性を示すことが判明した。
なお本発明のβ−1,3−グルカンの急性毒性をマウス
化膿腔内投与して検べたところLD50はtooogv
/Q以上であった。
化膿腔内投与して検べたところLD50はtooogv
/Q以上であった。
本発明のβ−1,3−グルカンは特1i185B−32
797号に記載された方法により作ることができる。即
ちくるちゃわんたけ属に属する微生物の子実体または培
養菌体を水性溶媒で抽出して得だ一抽出液もしくは上記
微生物を培養して得た培養p液から塩析、溶媒沈澱、透
析、限外濾過、イオン交換クロマトグラフィー等の手段
を単独あるいは適宜組み合わせて分離精製することによ
り容易に採取することができる。上記くろちゃわんたけ
属に属する微生物としては例えばくろちゃわんたけ(P
ssudopl*atanianigrslla (P
@rs ) Fuok*1 〕K −1425株(微工
研菌寄第5803号)がある。
797号に記載された方法により作ることができる。即
ちくるちゃわんたけ属に属する微生物の子実体または培
養菌体を水性溶媒で抽出して得だ一抽出液もしくは上記
微生物を培養して得た培養p液から塩析、溶媒沈澱、透
析、限外濾過、イオン交換クロマトグラフィー等の手段
を単独あるいは適宜組み合わせて分離精製することによ
り容易に採取することができる。上記くろちゃわんたけ
属に属する微生物としては例えばくろちゃわんたけ(P
ssudopl*atanianigrslla (P
@rs ) Fuok*1 〕K −1425株(微工
研菌寄第5803号)がある。
くるちゃわんたけに−1426株を培養する際の培地お
よび培養条件としては通常の微生物の培養に用いられる
手段を応用することができる。即ち培地としては上記菌
株の利用可能な炭素源、窒素源、無機塩等を適当量含有
するものであれば良く、培養の初発pHは2〜9が、培
養温度は15〜35℃が適当である。通気攪拌培養を行
なう場合は、通気量は01〜2,0171・分、攪拌速
度は30〜500 rp−の条件が好ましい。
よび培養条件としては通常の微生物の培養に用いられる
手段を応用することができる。即ち培地としては上記菌
株の利用可能な炭素源、窒素源、無機塩等を適当量含有
するものであれば良く、培養の初発pHは2〜9が、培
養温度は15〜35℃が適当である。通気攪拌培養を行
なう場合は、通気量は01〜2,0171・分、攪拌速
度は30〜500 rp−の条件が好ましい。
培養時間は培地条件、培養条件により異なるが、目的と
するβ−1,3−グルカンの生産量が最高に達した時点
で培養を終了させる。のが有利である。
するβ−1,3−グルカンの生産量が最高に達した時点
で培養を終了させる。のが有利である。
上記の如くして得た培養液から濾過等の手段によって培
養菌糸体と培養F液に分け、培養菌(糸体は水性溶媒で
抽出して抽出液となし、培養p液はそのままで用い、前
述した分離精製手段を施すことにより本発明のβ−1,
3−グルカンが白色の粉末として採取される。
養菌糸体と培養F液に分け、培養菌(糸体は水性溶媒で
抽出して抽出液となし、培養p液はそのままで用い、前
述した分離精製手段を施すことにより本発明のβ−1,
3−グルカンが白色の粉末として採取される。
以下に本発明の実施例を示す。
実施例 1
グルコース2.0%、コーンスチーフリカー0.5哄、
大豆粉o、 i嘴、酵母エキス0.1噂、KH,PO4
0,1%、Mg804・7JO0,05%からなる液体
培地(pH5,6) 100mを500d容のヒダ付三
角フラスコに分注し綿栓を付した後、120℃で20分
間殺菌した。冷却後、これに別にグルコース2.0%、
エビオス0.5%、寒天1.5嘔からなる培地に斜面培
養して奢いたくるちゃわんたけ(Ps@ulopl@a
tan口n1gr@lla (Pars )デuak・
1]に一1426株の菌糸を接種し、・27℃で10日
間振盪培養して種菌とした。別に3゜l容ジャー・ファ
ーメンタ−に前記の組成の液体培地201を分注し、1
20℃で20分間殺菌し、上記種菌を接種して27℃、
12日間、通気量0−51 / t ・m i n s
攪拌220 rpmの条件下で通気攪拌培養を行なった
。培養終了後培養液を濾過し菌糸体130g(乾物)と
培養p液17/を得た。
大豆粉o、 i嘴、酵母エキス0.1噂、KH,PO4
0,1%、Mg804・7JO0,05%からなる液体
培地(pH5,6) 100mを500d容のヒダ付三
角フラスコに分注し綿栓を付した後、120℃で20分
間殺菌した。冷却後、これに別にグルコース2.0%、
エビオス0.5%、寒天1.5嘔からなる培地に斜面培
養して奢いたくるちゃわんたけ(Ps@ulopl@a
tan口n1gr@lla (Pars )デuak・
1]に一1426株の菌糸を接種し、・27℃で10日
間振盪培養して種菌とした。別に3゜l容ジャー・ファ
ーメンタ−に前記の組成の液体培地201を分注し、1
20℃で20分間殺菌し、上記種菌を接種して27℃、
12日間、通気量0−51 / t ・m i n s
攪拌220 rpmの条件下で通気攪拌培養を行なった
。培養終了後培養液を濾過し菌糸体130g(乾物)と
培養p液17/を得た。
実施例 2
実施例1で得た培養菌糸体130’9に水151を加え
、120℃で30分間加熱抽出し、濾過して抽出液と抽
出残渣とに分離し、抽出残渣からの再抽出を、上記と同
様の手段で2回繰返して行ない抽出液431を得た。こ
の抽出液を約1容ま去濃縮し、濃縮液に等量゛の一タノ
ール10 ・ を加えて多糖体を沈澱させて分離し、これに少量の水を
加えて溶解した後透析した。透析内液をDIAI−セフ
ァデックスて処理して非吸着区分を得、この区分をさら
に5p−bファデックスで処理して非吸着区分を得、こ
れを再び透析し凍結乾燥して白色の粉末8.62を得た
。
、120℃で30分間加熱抽出し、濾過して抽出液と抽
出残渣とに分離し、抽出残渣からの再抽出を、上記と同
様の手段で2回繰返して行ない抽出液431を得た。こ
の抽出液を約1容ま去濃縮し、濃縮液に等量゛の一タノ
ール10 ・ を加えて多糖体を沈澱させて分離し、これに少量の水を
加えて溶解した後透析した。透析内液をDIAI−セフ
ァデックスて処理して非吸着区分を得、この区分をさら
に5p−bファデックスで処理して非吸着区分を得、こ
れを再び透析し凍結乾燥して白色の粉末8.62を得た
。
このものは前記(a)〜(f)の実験により、前記式r
lJの繰返し単位を有するβ−1,3−グルカンである
ことが同定された。平均分子量は約100万であった(
ゲル濾過法による)。
lJの繰返し単位を有するβ−1,3−グルカンである
ことが同定された。平均分子量は約100万であった(
ゲル濾過法による)。
実施例 3
実施例1で得た培−戸液171を実施例2の菌糸体抽出
液と同様に処理して白色の粉末13,2このものは前記
(a)〜「)の実験により、前記式(1)の繰返し単位
を有するβ−1,3−グルカンであることが同定された
。平均分子量は約100万であった(ゲル濾過法による
)。
液と同様に処理して白色の粉末13,2このものは前記
(a)〜「)の実験により、前記式(1)の繰返し単位
を有するβ−1,3−グルカンであることが同定された
。平均分子量は約100万であった(ゲル濾過法による
)。
本物質の赤外吸収スペクトルはgJ1図に示したとお−
りである。
りである。
第1図は実施例3の本発明による物質東赤外吸収スペク
トルである。 特許出願人 寅洒造株式会゛社 第1頁の続き 0発 明 者 大林晃 大津市瀬田3丁目4番1号責酒 造株式会社中央研究所内 0発 明 者 田辺脩 大津市瀬田3丁目4番1号賓酒 造株式会社中央研究所内 0発 明 者 佐々木琢磨 ゛ 東京都目黒区東が丘2丁目5番28号国立癌セン
ター東が丘RG 宿舎401 (自発)手続補正書 昭和56年10月昏1日 特許庁長 官島 1)春樹殿 1、事件の表示 昭和56年特許願第139039号2
、発明の名称 抗腫瘍活性を有するβ−1,3−グルカン3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 \kkk ′1f&\名称 賓酒造株式会社 4、代理人 明 細 書 6、補正の内容 明細書の浄書(内容に変更なし) 7、添付書類目録 明細書(浄書したもの) l禰 (自発)手続補正書 特許庁長官島 1)春樹殿 1、事件の表示 昭和56年特許願第139039号
2、発明の名称 抗M活性を有するβ−1,3−グルカン3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 一\!&h^ 4、代理人 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)昭和56年10月2日付手続補正書による訂正明
細書第1O頁末行、 [判定:1III蛎阻止率(憧=(τ−7)7石X10
0Jを[判定二緒瘍移植後4週日 −− 腫ha!I4止咽−=τ−? )/CXI OOJとi
ll正する。 以
トルである。 特許出願人 寅洒造株式会゛社 第1頁の続き 0発 明 者 大林晃 大津市瀬田3丁目4番1号責酒 造株式会社中央研究所内 0発 明 者 田辺脩 大津市瀬田3丁目4番1号賓酒 造株式会社中央研究所内 0発 明 者 佐々木琢磨 ゛ 東京都目黒区東が丘2丁目5番28号国立癌セン
ター東が丘RG 宿舎401 (自発)手続補正書 昭和56年10月昏1日 特許庁長 官島 1)春樹殿 1、事件の表示 昭和56年特許願第139039号2
、発明の名称 抗腫瘍活性を有するβ−1,3−グルカン3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 \kkk ′1f&\名称 賓酒造株式会社 4、代理人 明 細 書 6、補正の内容 明細書の浄書(内容に変更なし) 7、添付書類目録 明細書(浄書したもの) l禰 (自発)手続補正書 特許庁長官島 1)春樹殿 1、事件の表示 昭和56年特許願第139039号
2、発明の名称 抗M活性を有するβ−1,3−グルカン3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 一\!&h^ 4、代理人 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)昭和56年10月2日付手続補正書による訂正明
細書第1O頁末行、 [判定:1III蛎阻止率(憧=(τ−7)7石X10
0Jを[判定二緒瘍移植後4週日 −− 腫ha!I4止咽−=τ−? )/CXI OOJとi
ll正する。 以
Claims (1)
- である、ただし−が1のときnはOであり、Iが4のと
きnは1である、01uはグルコビラノース残基を表わ
す)からなるβ−1,3−グルカン。
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---|---|---|---|
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FR8203720A FR2501232A1 (fr) | 1981-03-06 | 1982-03-05 | Polysaccharides doues d'activite anti-carcinogene et leur procede de production |
CH1376/82A CH660026A5 (de) | 1981-03-06 | 1982-03-05 | Polysaccharide mit antikarzinogener wirkung sowie, verfahren zu deren herstellung. |
KR8200949A KR870001814B1 (ko) | 1981-03-06 | 1982-03-05 | 고분자 β-1, 3-글루칸의 제조방법 |
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ES510184A ES510184A0 (es) | 1981-03-06 | 1982-03-05 | "un procedimiento para preparar un b-1,3-glucano de alto peso molecular". |
DE19823208057 DE3208057A1 (de) | 1981-03-06 | 1982-03-05 | Ss-1,3-glucan mit hohem molekulargewicht und verfahren zu seiner herstellung |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61118320A (ja) * | 1984-09-19 | 1986-06-05 | カ−ル・オロヴ・ペ−テル・ラルム | 大食細胞活性化組成物およびその製造方法 |
JPS62201901A (ja) * | 1986-03-03 | 1987-09-05 | Hayashibara Biochem Lab Inc | β−D−グルカンとその製造方法及び用途 |
JPS63307825A (ja) * | 1987-06-08 | 1988-12-15 | Nippon Beet Sugar Mfg Co Ltd | 抗腫瘍剤及びその製法 |
-
1981
- 1981-09-03 JP JP13903981A patent/JPS5840301A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61118320A (ja) * | 1984-09-19 | 1986-06-05 | カ−ル・オロヴ・ペ−テル・ラルム | 大食細胞活性化組成物およびその製造方法 |
JPS62201901A (ja) * | 1986-03-03 | 1987-09-05 | Hayashibara Biochem Lab Inc | β−D−グルカンとその製造方法及び用途 |
JPH0692441B2 (ja) * | 1986-03-03 | 1994-11-16 | 株式会社林原生物化学研究所 | β−D−グルカンとその製造方法及び用途 |
JPS63307825A (ja) * | 1987-06-08 | 1988-12-15 | Nippon Beet Sugar Mfg Co Ltd | 抗腫瘍剤及びその製法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6337801B2 (ja) | 1988-07-27 |
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