JPS62196893A - 流体吹付装置を有する薄膜剥離装置 - Google Patents

流体吹付装置を有する薄膜剥離装置

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JPS62196893A JP61038879A JP3887986A JPS62196893A JP S62196893 A JPS62196893 A JP S62196893A JP 61038879 A JP61038879 A JP 61038879A JP 3887986 A JP3887986 A JP 3887986A JP S62196893 A JPS62196893 A JP S62196893A
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  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 [産業上の利用分野コ 本発明は、薄膜の剥離技術に関するものであり、特に、
基板の表面を保護するために張り付けられた保護膜を流
体の吹き付けで剥離する剥離技術に適用して有効な技術
に関するものである。
[従来の技術] コンピュータ等の電子機器で使用されるプリント配線板
は、銅等の所定パターンの配線が絶縁性基板の片面(又
は両面)に形成されたものである。
この種のプリント配線板は1次の製造工程により製造す
ることができる。まず、絶縁性基板の導電層上に、感光
性樹脂(フォトレジスト)1?J1とそれを保護する透
光性樹脂フィルム(保護膜)とからなる積層体を熱圧着
ラミネートする。この後、配線パターンフィルムを重ね
、この配線パターンフィルム及び前記透光性樹脂フィル
ムを通して、感光性樹脂層を所定時間露光する。そして
、透光性樹脂フィルムを剥離した後、露光された感光性
樹脂層を現像してエツチングマスクパターンを形成する
。この後、前記導電層の不必要部分をエツチングにより
除去し、さらに残存する感光性樹脂層を除去し、所定の
配線パターンを有するプリント配線板を形成する。
[発明が解決しようとする問題点] 前述のプリント配線板の製造工程においては。
感光性樹脂層を露光した後現像するに際して、透光性樹
脂フィルムを剥離する工程が必要とされている。この透
光性樹脂フィルムの剥離は、人手作業に頼っており、該
フィルムが薄いので、剥離応力の偏り等による感光性樹
脂層の損傷、破壊が生じないようにするため、指先の器
用さ及び非常な熟練を要する。
このため、透光性樹脂フィルムの剥離時間が増大するの
で、プリント配線板の製造工程における作業時間が長く
なるという問題があった。
そこで、前記透光性樹脂フィルムの剥離工程を機械で自
動的に行う自動薄膜剥離装置が開発されている。
この自動薄膜剥離装置は、薄膜浮上装置と流体吹付装置
とを有しており、それらで透光性樹脂フィルムを自動的
に剥離できるようにしたものである。すなわち、薄膜浮
上装置は、基板に張り付けられている積層体の端部を突
起抑圧部材で押圧し。
積層体のうち透光性樹脂フィルムの一部を厚」ニさせる
ように構成されている。流体吹付′!A置は、浮上させ
た透光性樹脂フィルムの端部に流体を吹き付け、透光性
樹脂フィルムを瞬時かつ正確に剥離するように構成され
ている。
流体吹付装置は、流体の吹き付は時に、透光性樹脂フィ
ルムの端部を浮上させた浮上位置に流体噴射ノズルの先
端部をできる限り近接させ、透光性樹脂フィルムの剥離
効果を高めるように構成されている。この流体噴射ノズ
ルの先端部は、薄い基板1厘い基板等、種々の厚さの基
板でも浮上位置に近接できるように、略中間の厚さの基
板を使用したときの浮上位置に対向するように設定され
ている。また、流体吹付装置は、流体を吹き付けない時
、つまり、剥離前後の基板搬送時は、前記流体噴射ノズ
ルの先端部を浮上位置より離隔させ。
流体噴射ノズルの先端部が感光性樹脂層を損傷しないよ
うに構成されている。
しかしながら、実際に薄い基板や厚い基板を使用した時
に、流体噴射方向と浮上位置とにずれを生じるので、確
実にしかも効率良く透光性樹脂フィルムを剥離できない
という問題があった。
また、特に厚い基板を使用した時に、流体噴射ノズルの
先端部が基板の端部と接触し、流体噴射ノズル又は基板
を損傷するという問題があった。
なお、本発明で解決しようとする前記ならびにその他の
問題点と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面に
よって明らかになるであろう。
(2)発明の構成 [問題点を解決するための手段] 本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
基板に張り付けられた薄膜を流体の吹き付けで刺着する
流体吹付装置を有する薄膜剥離装置であっ”(、前記基
板に張り付けられた薄膜の端部を浮上させる薄膜浮上装
置を設け、該薄膜浮上装置で浮上させた薄膜の端部に流
体を吹き付ける流体噴射ノズルと、該流体噴射ノズルの
流体噴射方向を前記薄膜の端部の浮上位置に対向させる
流体噴射ノズルガイド部材とを有する流体吹付装置を設
けたことを特徴としたものである。
[作用] 本発明は、前記流体噴射ノズルの流体噴射方向を基板の
厚さに応じて浮上位置に対向させ、しかも流体噴射ノズ
ルの先端部と浮上位置とをできる限り近接させることが
できるので、確実かつ効率良く薄膜を剥離することがで
きる。
また、流体噴射ノズルの先端部と浮上位置とを基板の厚
さに応じて対向させることができるので。
流体噴射ノズルの先端部と基板との接触によるそれら損
傷をなくすことができる。
[実施例] 以下1本発明をプリント配線用基板の保護膜剥離装置に
適用した一実施例について図面を用いて説明する。
なお、実施例の全図において、同一機能を有するものは
同一符号を付け、そのくり返しの説明は省略する。
第1図は、本発明の一実施例のプリント配線用基板の保
′rIII膜剥離装置の概略構成を示す模写側面図、第
2図は、第1図の要部拡大模写側面図である。
本実施例の保護膜剥離装置におけるプリント配線用基板
の搬送機構は、第1図及び第2図に示すように、主とし
て、プリント配線用基板lを搬送する搬送用駆動ローラ
2で構成されている。
この搬送機構における搬送経路A−Aには、突起抑圧袋
[(薄膜浮上装置)3.流体吹付装置4゜剥離角度設定
板(剥離補助板)5及び薄膜搬出機構(薄膜搬送装置り
6が設けられている。
前記プリント配線用基板lは、第2図で示すように、絶
縁性基板IAの両面(又は片面)に銅等の導電11Bが
形成されたものである。このプリント配線用基板lの導
電JlflB上には、感光性樹脂層ICと透光性樹脂フ
ィルム(保護膜)IDとからなる積層体が熱圧着ラミネ
ートされている。感光性樹脂層lCは所定の配線パター
ンフィルムが重ねられ露光された後の状態にある。プリ
ント配線用基板lは、第1図に示す矢印A方向に搬送用
駆動ローラ2で搬送されるように構成されている。
前記突起抑圧機構3は、第3図(構成図)、第4図(拡
散分解図)及び第5図(部分断面図)に示すように構成
されている。
この突起抑圧機構3は、プリント配線用基板1の両面側
に、夫々複数個の突起抑圧部材3Aが搬送方向と交差す
る方向(プリント配線用基板1の幅方向)に設けられて
いる。突起抑圧部材3Aは第5図で示すように針状で構
成されており、その先端部で感光性樹脂層ICと透光性
樹脂フィルムIDとの積層体の端部を押圧するように構
成されている。突起押圧部材3Aは、前記積層体の端部
を押圧したときに、導電層IBと感光性樹脂層ICとの
界面に食込まないようにし、がっ透光性樹脂フィルムI
Dが感光性樹脂層tCから浮上するように1例えば60
[度]程度の先端角度で構成する。対向する位置に設け
られた夫々の突起抑圧部材3Aは、ホルダ3Bを介して
夫々別々の突起抑圧部材支持回転軸3Cに支持されてい
る。ホルダ3Bは、符号を付けていないが、突起抑圧部
材支持回転軸3Cの貫通穴をそれに沿って摺動できるよ
うに取り付けられている。
突起抑圧部材3Aとホルダ3Bとの間及びホルダ3Bと
突起抑圧部材支持回転軸3Cとの間には。
夫々、同−又は異なる弾力性の弾性部材3D及び3Eが
設けられている。弾性部材3D及び3Eは、矢印B方向
、すなわち、プリント配線用基板lに近接する方向に作
用するように取り付けられている。したがって、突起抑
圧部材3Aの先端部の位には、矢印B方向の所定の圧力
により、突起抑圧部材支持回転軸3Cに対して変化でき
るように構成されている。
突起抑圧部材支持回転軸3Cの一端(又は両端)部は、
第3図及び第4図に示すように、ガイド部材3Fのガイ
ド用長穴3fを通して移動アーム部材3Gの一端部と回
転自在に連結されている。ガイド部材3Fは1図示して
いないが、装置本体にビス等の取付手段で固着されてい
る。ガイド用長穴3fは、プリント配線用基板lに近接
又はそれから離隔させる方向(矢印C方向)に、突起抑
圧部材支持回転軸3Cすなわち突起抑圧部材3Aをガイ
ドするように構成されている。
夫々の移動アーム部材3Gの他端部は1回転軸3hを中
心に矢印り方向に回転自在に取り付けられた回転アーム
部材3Hの回転軸3hを中心として対向する端部に回転
自在に取り付けられている。
回転アーム部材3 Hは、夫々の移動アーム部材3Gを
異なる矢印C方向に移動させるように構成されている。
前記突起抑圧部材支持回転軸3Cをガイドするガイド部
材3F、移動アーム部材3G及び回転アーム部材3Hは
、両面兼用駆動源のシャフト3Jの矢印E方向の動作で
プリント配線用基板1の両面側に設けられた大′、・力
突起抑圧部材3Aを互いに近接させ又は離隔さIろ突起
押圧装置i!!3のリンク機構を構成している。シャフ
ト3Jは、回転ア−ム部材3Hの一端部に連結アーム部
材3Iを介して接続されている。リンク機構を構成する
夫々の部材は、鉄、アルミニウム合金、硬質樹脂等の比
較的外力に対して変形しずらい材料で構成する4駆動源
としては、空圧シリンダ、油圧シリンダ。
電磁ソレノイド等を使用する。また、シャフト3Jは1
回転アーム部材3Hの一端部に限定されず。
一方の移動アーム部材3Gの一端部に連結アーム部材3
Iを介して連結させてもよい。
このようなリンク機構を用いて突起抑圧部材3Aと両面
兼用駆動源とを連結することにより、プリント配線用基
板1の両面側に設けられた夫々の突起抑圧部材3Aのプ
リント配線用基板1の表面に接触させ又は離隔させる動
作(矢印C方向の動作)を行うことができる。すなわち
、リンク機構は、プリント配線用基板1の両面側に、突
起抑圧部材3Aを駆動する駆動源を別々に設けることな
く1両面兼用駆動源で両面側の突起抑圧部材3Aを駆動
することができる。
また、リンク機構を構成するガイド部材3F、移動アー
ム部材3G及び回転アーム部材3 Hが略剛体であり、
夫々の動作範囲がガイド用長六3fや回転軸3hで規定
されているので、プリント配線用基板1の両面側の夫々
の突起抑圧部材3Aの動作量及び動作時間を夫々間等に
しかも正確に制御することができる。
また、リンク機構は、ラックアンドピニオン機構や歯車
機構で構成される連結機構に比べて、部°高点数が少な
く1個々の部材が単純(簡単)な形状なので、突起抑圧
部材3Aと両面兼用駆動源とを連結する連結機構の構成
を簡単にすることができる。
前記移動アーム部材3Gを介在させた夫々の前記突起抑
圧部材支持回転軸3Cの一端(又は両端)部には、夫々
の一端部が固着された突起抑圧部材回転アーム部材3K
が設けられている。夫々の突起抑圧部材回転アーム部材
3にの他端部には、長大3kが設けられており、両者の
長穴3kには、両面兼用駆動源のシャフト3Lと接続す
る連結アーム部材3Mの軸部3mが通されている。すな
わち、突起抑圧部材回転アーム部材3には、連結アーム
部材3Mを介して両面兼用駆動源のシャフト3Lと連結
されている。両面兼用駆動源としては、前述のリンク機
構と同様のものを使用すればよい。
前記突起抑圧部材回転アーム部材3K及び連結アーム部
材3Mは、シャフト3Lの矢印F方向の動作により、突
起抑圧部材回転アーム部材3Kを矢印G方向に回転させ
るとともに突起抑圧部材支持回転軸3Cを矢印H方向に
回転させ、猜層体の端部を抑圧する突起押圧装置3の突
起押圧部材抑圧機構を構成するようになっている。
このように構成される突起抑圧部材抑圧機構は、前述の
突起抑圧部材3Aを近接させ又は離隔させるリンク機構
と同様に、プリント配線用基板1の両面側の夫々の突起
抑圧部材3Aを両面用兼用駆動源で動作させることがで
きるとともに、その動作量、動作時間を正確に制御する
ことができる。
また、突起抑圧部材抑圧機構は、突起抑圧部材3Aと駆
動源とを連結する連結V&構の構成を簡単にすることが
できる。
このように突起抑圧袋@3は、主に、突起抑圧部材3A
と、突起押圧部材3Aをプリント配線用基板1に近接さ
せ又は離隔させるリンク機構と、積層体の端部を突起押
圧部材3Aで押圧させる突起抑圧部材抑圧機構とで構成
されている。
なお、本実施例では、リンク機構又は突起抑圧部材抑圧
機構と両面兼用駆動源を突起抑圧部材支持回転軸3Cの
一端側に設けているが1本発明は、その両端側に夫々設
けてもよい。
次に、突起抑圧機構3の動作について、第1図乃至第5
図と第6図及び第7図(プリント配線用基板の要部断面
図)とを用いて簡単に説明する。
まず、図示していない薄膜端部検出装置で検出する。こ
の薄膜端部検出装置は、電気的にプリント配線用基板1
上に設けられている薄膜の端部を検出するタッチセンサ
又は光学的に検出するフォトセンサを用いる。
この薄膜端部検出装置でこのプリント配線用基板1に設
けられている積層体(薄膜)の端部が検出されると、第
1図及び第2図に示すビンチローラ2Aを抑圧手段(図
示していない)で抑圧してプリント配線用基板1に押し
付け、それと搬送用駆動ローラ2とでプリント配線用基
板lの搬送を一時停止させる。このとき、プリント配線
用基板lの位置がずれないように、ピンチローラ2Aと
対向する搬送用駆動ローラ2の外周面にゴム等の摩擦係
数の大きな材料を設け、プリント配線用基板1の搬送を
確実に停止させてプリント配線用基板1を固定する。
次に、リンク機構に連結された両面兼用駆動源のシャフ
ト3Jを矢印E方向(図中、上方向)に動作させる。こ
の動作で回転アーム部材3H1移動アーム部材3G、ガ
イド部材3Fで構成されるリンク機構が動作し、突起抑
圧部材支持回転軸3Cが矢印C方向に移動する。この突
起抑圧部材支持回転軸3Cの移動により、第6図に示す
ように。
プリント配線用基板1の両面側の夫々の突起抑圧部材3
Aの先端部が積層体端部の導電層IBの表面に接触する
。この接触は、弾性部材3D(又は31E)がエネルギ
を有するように適度な押圧力で行われる。
次に、突起抑圧部材3Aが導電層IBに接触した状態に
おいて、突起抑圧部材抑圧機構に連結された両面兼用駆
動源のシャフト3Lを矢印F方向(図中、左方向)に動
作させる。この動作で突起抑圧部材回転アーム部材3に
、連結アーム部材3Mで構成される突起抑圧部材抑圧機
構が動作し、突起抑圧部材支持回転軸3Cを矢印H方向
に回転させる。この突起抑圧部材支持回転軸3cの回転
により、第7図に示すように、プリント配線用基板1の
両面側の夫々の突起抑圧部材3Aの先端部が積層体端部
を押圧する。
このように、プリント配線用基板lの感光性樹脂J!f
lc及び透光性樹脂フィルム10からなる積層体の端部
を、突起抑圧袋w3の突起抑圧部材3Aで押圧すること
により、感光性樹脂MICから透光性樹脂フィルムID
の一部を浮上させ、それらの界面に隙間を生じさせるこ
とができる。この隙間は、感光性樹脂層ICが透光性樹
脂フィルムIDよりも軟材質で構成されており、突起抑
圧部材3Aの抑圧に対して感光性樹脂層1cは塑性変形
するが、透光性樹脂フィルムIDは塑性変形する前に感
光性樹脂層1cとの接着力が低下するために生じる。
また、前記透光性樹脂フィルムIDの端部の浮上は、針
状の簡単な構成の突起押圧部材3Aで行うことができる
また、突起押圧部材3Aをプリント配線用基板lの搬送
経路に設けたので、前記透光性樹脂フィルムIDの端部
の浮上を自動的に行うことができる。
なお、浮上した透光性樹脂フィルム10は、熱を加えて
圧着しない限り、感光性樹脂M1cと再度接着されるこ
とはない。
また、本実施例では、プリント配線用基板1に対し積層
体が歪んで熱圧着ラミネートされることを考慮して、プ
リント配線用基板1の搬送方向と交差する方向(幅方向
)に複数の突起押圧部材3Aを設けであるが、本発明は
これに限定されない。
すなわち、感光性樹脂層ICと透光性樹脂フィルAID
との一端部が押圧され、後者が必らず浮上できるならば
、プリント配線用基板1の両面側に夫々1つの突起抑圧
部材3Aを設けて突起抑圧装置3を構成してもよい。
また、本実施例では、プリント配線用基板1の搬送方向
と交差する方向(幅方向)に突起抑圧部材3Aを設けで
あるが、本発明は、プリント配線用基板1の搬送方向と
同一方向であって、積層体の端部又は隅角部近傍に突起
抑圧部材3Aを設けることもできる。この場合には、流
体吹付装置4の流体噴射ノズル4Aを突起押圧部材3A
の近傍に設ける。
また1本実施例では、突起抑圧装置3の突起抑圧部材抑
圧機構をリンク機構で構成したが1本発明は、積層体の
端部のプリント配線用基板1の表面に突起抑圧部材3A
ti−接触した状態で、搬送用駆動ローラ2(又はピン
チローラ2A)を回転させてプリント配線用基板lを微
小に搬送し、積層体の端部を抑圧する突起抑圧部材抑圧
機構で構成してもよい。すなわち1本発明は、搬送機構
で突起抑圧部材抑圧機構を構成してもよい。
また、本発明は、ホルダ3Bを取り付ける貫通穴の加工
精度を高め、しかも簡単に加工できるように、軸心と交
差する方向の突起抑圧部材支持回転軸3Cの断面形状を
方形状で構成してもよい。
前記流体吹付表E?4は、第1図、第2図、第8図(要
部斜視図)及び第9図(部分断面図)に示すように構成
されている。すなわち、流体吹付装置4は、流体噴射ノ
ズル4Aの先端部から圧力を加えた流体1例えば、空気
、不活性ガス等の気体、水等の液体を吹出(噴射)シ、
透光性樹脂フィルムlDを剥離するように構成されてい
る。流体噴射ノズル4Aから噴射された流体は、プリン
ト配線用基板1の感光性樹脂層ICから透光性樹脂フィ
ルム10の一部が浮上(剥離)した間者の隙間部分に直
接吹き付けられるように構成されている。換言すれば、
流体は、突起押圧部材3Aの押圧で透光性樹脂フィルム
IDが浮上した浮上位置(剥離位置)に直接吹き伺けら
れるように構成されている。
この:48体噴射ノズル4Aは、突起抑圧部材3Aの配
置数に対応して設けられている。
流体噴射ノズル4Aは、第8図及び第9図に示すように
、ノズル支持回転軸4Bに固定ナツト4Cで固着されて
いる。流体噴射ノズル4Aとノズル支持回転軸4Bとの
嵌合部は、オネジとメネジとで構成されており、ノズル
支持回転軸4Bに対して、流体噴射ノズル4Aの位置を
矢印a方向に微動できるように構成されている。流体噴
射ノズル4Aは、ノズル支持回転軸4Bの回転により、
矢印J方向にその設定角度が可変できるように構成され
ている。
流体噴射ノズル4Aの近傍のノズル支持回転軸4Bには
、流体噴射ノズル4Aの流体噴射方向を前記浮上位置に
対向させる流体噴射ノズルガイド部材4Dが設けられて
いる。流体噴射ノズルガイド部材4Dは、流体噴射方向
と浮上位置よりも搬送方向側のプリント配線用基板lの
表面とがなす角度が鋭角になるように、流体噴射ノズル
4Aの角度を設定するように構成されている。
この流体噴射ノズルガイド部材4Dは、流体噴射イズル
4Aと同様に、固定ナツト4Eでノズル支持回転軸4B
に固着されている。流体噴射ノズルガイド部材4Dとノ
ズル支持回転軸4Bとの嵌合部は、流体噴射ノズル4A
の場合と同様に、オネジとメネジとで構成されており、
ノズル支持回転軸4Bに対して、流体噴射ノズルガイド
部材4Dの位置を矢印す方向に微動できるように構成さ
れている。
前記流体噴射ノズル4Aの流体噴出側の先端部は、流体
吹き付は時に、流体噴射ノズルガイド部材4Dで突起抑
圧部13Aの近接した位置すなわち浮上位置に設定され
るように構成されている。
つまり、このように設定される流体噴射ノズル4Aは、
突起抑圧部材3Aで透光性樹脂フィルムIDの端部を浮
上させると略同時又はその後、透光性樹脂フィルムID
の浮上位置に即座に流体を吹き付けることができる。さ
らに、このように設定される流体噴射ノズル4Aは、流
体噴射ノズルガイド部材4Dによりプリント配線用基板
lの厚さに応じて、浮上位置にできる限り近接させ、流
体圧を高くすることができるので、透光性樹脂フィルム
IDを確実に剥離しかつその剥離効果を高めることがで
きる。
また、流体噴射ノズル4Aは、前述のように、流体吹き
付は時にできる限り浮上位置に近接させることができる
とともに、ノズル支持回転軸4Bの矢印j方向の回転に
より、流体吹き付は前後にプリント配線用基vi1が接
触しない位置に流体噴射ノズル4Aを退避できるように
構成されている。
この流体噴射ノズル4Aの退避は、透光性樹脂フィルム
IDの剥離後のプリント配線用基板lの搬送時に、流体
噴射ノズル4Aとの接触による感光性樹脂WlICの損
傷、流体噴射ノズル4Δの損傷等を防1!ユするように
なっている。
また、流体噴射ノズルガイド部材4Dは、プリン1〜配
線川基灰1を両面側から挟持するように構成さ九でいる
ので、浮上位置に歪みのあるプリント配線用基板lを嬌
正し、流体噴射ノズル4Aの流体噴射方向を浮上位置に
正確に対向させることができる。
なお1図示していないが、前記ノズル支持回転軸4Bの
回転すなわち流体噴射ノズル4Aの矢印J方向の回転は
、突起押圧装置3の突起押圧部材抑圧擾溝と同様な機構
で行えばよい。また、この流体噴射ノズル4Aの回転の
制御は、図示していない電気的又は光学的検出装置で検
出し、その検出信号で行う。また、流体噴射ノズル4A
の回転の制御は、前記突起抑圧部材3Aの動作と連動さ
せて行ってもよい。
前記流体吹付機構4で剥離された搬送方向の先端側の透
光性樹脂フィルムit(は、第2図及び第1O図(要部
斜視図)で示すように、剥離角度設定板(7j1離補助
板)5に流体圧で付着し、その剥離位置及び剥離方向の
剥離角度θが設定される。透光性樹脂フィルム1dは、
第2図及び第10図において一点鎖線で示している。剥
離角度θは、プリント配線用基板lに張り付けられてい
る透光性樹脂フィルムIDとその状態から引き起された
透光性樹脂フィルムldとがなす角度であり、略直角に
なるように構成されている。
剥離角度設定板5の剥離側の先端(剥離位置)は、感光
性樹脂層lCに損傷、破壊を生じないように。
プリント配線用基板lに張り付けられた透光性樹脂フィ
ルムIDにこすれない程度の間隔を置いて設けられてい
る。そして、剥離角度設定板5は、その先端が、流体吹
き付は時には、透光性樹脂フィルムlDに密着するよう
に、移動可能に構成され、流体の吹抜けによる剥離効果
の低下を防止する。また、剥離角度設定板5の先端は、
曲率半径の小さい円孤状になっている。例えば1曲率半
径が311g以下に構成されている。
また、剥離角度設定板5は、その先端部を薄膜搬出機構
6よりもプリント配線用基板1側に近接させ、プリント
配線用基板lの搬送経路幅又は流体吹付幅の略全域の長
さで剥離方向に所定の長さを有するように構成されてい
る。すなわち、第10図に矢印にで流体の流出方向を示
すように、剥離角度設定板5は、その裏側への流体の吹
抜けをできる限り防止して剥離効果を高め、がっ剥離さ
れた透光性樹脂フィルム1dの剥離角度設定板5への付
着性を高めることができる。
剥離角度設定板5は、図示していないが、ノズル4Aか
らの流体吹付方向の所定位置の装置本体に取り付けられ
ている。
このように構成される剥離角度設定板5は、剥離位置を
安定させるとともに、透光性樹脂フィルムIDに一様な
剥離力を加えることができる。したがって、剥離角度設
定板5は、透光性樹脂フィルムIDの剥離時における剥
離位置の変動防止。
剥離応力の偏りを防止し、感光性樹脂層ICを損傷、破
壊しないようにすることができる。
なお、剥離角度設定板5の剥離角度θは、透光性樹脂フ
ィルムlDの材質、流体吹付機構4の流体圧等の条件変
化により、鈍角或はそれと直角との範囲で可変できるよ
うに構成してもよい。また。
剥離角度設定板5は、異なる厚さのプリント配線用基板
1.異なる厚さの感光性樹脂層icや透光性樹脂フィル
ムIDに対応できるように、その位置を移動できるよう
に構成してもよい。この移動は1例えば、空圧シリンダ
、油圧シリンダ等で行うことができる。
また、前記剥離角度設定板5は、剥離された透光性樹脂
フィルム1dが付着する位置に、剥離薄膜検出用の貫通
孔5Bが設けられている。この貫通孔5Bは、光センサ
5Cからの検出光が通過するように構成されており、剥
離角度設定板S上に透光性樹脂フィルム1dが確実に剥
離されて存在しているか否かを検出するように構成され
ている。
この検出により透光性樹脂フィルム1dの存在が確認さ
れないプリント配線用基板1(薄膜剥離不良基板)は、
検出後に搬送経路から排出される。
流体吹付機構4で剥離角度設定板5に付着した透光性樹
脂フィルム1dは、第1図、第2図及び第11図(拡散
分解斜視図)で示すように、薄膜搬出装置!(薄膜搬送
装置)6で剥離しながら搬出される。
薄膜搬出装置6は、主に、プリント配線用基板1の両面
側に夫々設けられた上部搬送ベルト機構と下部搬送ベル
ト機構とで構成されている。
上部搬送ベルト機構は、第1I図で詳細に示すように、
固定搬送ベルト6A、6C,6D、6E。
6Fと可動搬送ベルト6Bとで構成されている。
固定搬送ベルト6Aは、従動軸Iに支持されたローラ6
Aa、駆動軸Hに支持されたローラ6Ab及びローラ6
Aaと6Abとに巻き回されたベルト6aで構成されて
いる。
可動搬送ベルト6Bは、従動軸■に支持されたローラ6
B a、駆動軸■に支持されたローラ6Bb及びローラ
6Baと6Bbとに巻き回されたベルト6bで構成され
ている。この可動搬送ベルト6Bは、駆動軸■を中心に
第2図に示すように。
矢印り方向に回転するように構成されている。すなわち
、可動搬送ベルト6Bは、剥離された透光性樹脂フィル
ム1dを剥離角度設定板5に付着させ易くするとともに
、この透光性樹脂フィルムldを固定搬送ベルト6Aと
で挟持して搬送できるように構成されている。また、固
定搬送ベルト6A及び可動搬送ベルト6Bとの挟持は、
第1O図に示す剥離角度設定板5に設けられた切込部5
Aを通して行われる。この切込部5Aは、剥離角度設定
板5で剥離位置及び剥離角度が設定された透光性樹脂フ
ィルム1dに固定搬送ベルト6Aと可動搬送ベルト6B
とが達し、両者でそれを挟持できるように構成されてい
る。すなわち、切込部5Aは、固定搬送ベルト6Aと可
動搬送ベルト6Bとで透光性樹脂フィルムldを確実に
挟持できるように構成されている。
固定電送ベルト6Cは、駆動軸Hに支持されたローラ6
Ca、従動軸■に支持されたローラ6Cb及びローラ6
Caと6Cbとに巻き回されたベルト6Cで構成さハて
いる。
固定搬送ベルト6Dは、従動軸■に支持されたローラ6
Da、従動軸■に支持されたローラ6Db、従動軸■に
支持されたローラ6Dc、従動軸■に支持されたローラ
6Dd、従動軸■に支持されたローラ6 D p、及び
ローラ6Da〜6Daに巻き回されたベルト6dで構成
されている。
固定搬送ベルト6Cと6Dは、前記固定搬送ベルト6A
及び可動搬送ベルト6Bで搬送された透光性樹脂フィル
ム1dをさらに排出方向に搬送するように構成されてい
る。固定搬送ベルト6Dのローラ6Deは、第12図(
要部断面図)で示すように、固定搬送ベルト6C及び6
Dがら固定搬送ベルト6E及び6Fに透光性樹脂フィル
ムldを搬送するときに、その搬送方向が大きな角度で
変化するために設けられている。すなわち、ローラ6D
eは、搬送方向が変化するときに、ベルト6C及び6d
の透光性樹脂フィルム1dに接触する側の曲率半径を略
同等にすることができる。したがって、搬送時に透光性
樹脂フィルムldにシワが生じることを防止し、ジャム
等のトラブルを防止することができる。
また、第13図(部分断面図)に示すように、透光性樹
脂フィルム1dの一方の面に接触し、その搬送方向と交
差する透光性樹脂フィルlx 1 dの幅方向に所定の
間隔で設けられた複数の固定搬送ベルl−6C(又は6
D)の間には、透光性樹脂フィルム1dの他方の面に接
触する固定搬送ベルト6D(又は6C)が設けられてい
る。換言すれば、固定搬送ベルト6Cと6Dは、夫々の
ベルト6C及び6dの表面(透光性樹脂フィルム1dと
の接触面)が一致しているか、或はそれよりも相手側に
食込むように、透光性樹脂フィルム1dの幅方向に千鳥
状に配置されている。
このように、固定搬送ベルト6Cと6Dとを千鳥状に配
置することにより、搬送される透光性樹脂フィルム1d
にその幅方向の張力を与えることができるので、固定搬
送ベル1〜66と6Dとで均一な挟持力でしかも確実に
透光性樹脂フィルム1dを挟持し搬送することができる
また、固定搬送ベルト6C及び6Dで挟持される透光性
樹脂フィルt% 1 dは、夫々のベルト6c及び6d
の表面及び側面側を包み込むような形状で搬送されるの
で、ローラ5Ca、6Cbとベルト6c、又はローラ6
Da〜6Deとベルト6dとのローラの軸方向のズレを
防止することができる6したがって、搬送時に透光性樹
脂フィルム1dに加わる挟持力を均一にし、それにシワ
が発生することを防止できるので、ジャム等のトラブル
を防止することができる。特に、本実施例の装置は、後
述する上部透光性樹脂フィルム排出収納容器7Aを設け
ており、上部搬送ベルト機構の搬送経路が下部搬送ベル
j−機構のそれよりも長いので、固定搬送ベルト6C及
び6Dのように構成することは有効である。
固定搬送ベルト6Eは、従動軸■に支持されたローラ6
Ea、従動軸■に支持されたローラ6Eb及びローラ6
Eaと6Ebとに巻き回されたベルト6cで構成されて
いる。
固定搬送ベル1〜6Fは、従動軸Xに支持されたローラ
6Fa、従動軸■に支持されたローラ6Fb及びローラ
6Faと6Fbとに巻き回されたベルト6fで構成され
ている。
固定搬送ベルト6Eと6Fは、第1図及び第2図に示す
ように、前記固定搬送ベルト6C及び6Dで搬送された
透光性樹脂フィルム1dを装置本体から矢印M方向に排
出するように構成されている。装置本体から排出された
透光性樹脂フィルム1dは、第1図に示す上部透光性樹
脂フィルム排出収納容器7Aに収納される。この上部透
光性樹脂フィルム排出収納容器7Aは、装置本体の上部
に着脱自在に取り付けられている。
前記下部搬送ベルト機構は、第2図に示すように、固定
搬送ベルh 6 Gと可動搬送ベルl−68とで構成さ
れている。
固定搬送ベルト6Gは、夫々側々の従動軸(図示してい
ない)に支持されたローラ6Ga、6GC1従動軸(図
示していない)に支持されたローラ6Gb及びローラ6
G、lI〜6Gcに巻き回されたベルト6gで構成され
ている。
可動搬送ベルト61−1は、夫々側々の従動軸(図示し
ていない)に支持されたローラ6)(a、6HC1従動
軸(図示していない)に支持されたローラ6 Hb及び
ローラ61−1 a〜6 Hcに巻き回されたベルト6
hで構成されている。
固定搬送ベルト6Gと可動搬送ベルト6日は、前記上部
搬送ベルト機構と同様に、剥離角度設定板5で刺部位置
及び剥離角度が設定されたもう一方の透光性樹脂フィル
ム1dを剥離しながら搬送するとともに、矢印○方向に
装置本体から透光性樹脂フィルム1dを排出するように
構成されている。装置本体から排出された透光性樹脂フ
ィルム1dは、第1図に示す下部透光性樹脂フィルム排
出収納容器7Bに収納される。この下部透光性樹脂フィ
ルム排出収納容器7Bは、装置本体に着脱自在に取り付
けられている。また、前記上部透光性樹脂フィルム排出
収納容器7Aは下部透光性樹脂フィルム排出収納容器7
Bの上部に設けられており、装置本体は、占有面積を縮
小しコンパクト化できるように構成されている。
また、前記固定搬送ベルト6E、6F、6G及び可動搬
送ベルト6Hの排出側の夫々の搬送経路の近傍には、第
2図及び第11図に示すように、排出される透光性樹脂
フィルム1dにその排出方向(矢印N方向)に流体を吹
き付ける流体噴出機構8が設けられている。このとき、
排出される透光性樹脂フィルム1dと流体吹付方向とが
なす角度は、流体の噴出で透光性樹脂フィルム1dを確
実に排出方向に誘導できるように、鋭角01(0≦01
≦90)に設定されている。流体噴出機構8は。
固定搬送ベルト6E間、6F間、6G間及び可動搬送ベ
ルト68間に流体が噴出する噴出口が設けられたパイプ
で構成されている。流体としては、圧力を加えた空気、
不活性ガス等の気体、水等の液体を使用する。なお1図
示されていないが、流体噴出袋@8に近接した位置には
、透光性樹脂フィルム1dの帯電を低減する除電装置が
設けられている。
このように固定搬送ベルト6E、6F、6G及び可動搬
送ベルト6Hの夫々の排出側に流体噴出機構8を設ける
ことにより、排出される透光性樹脂フィルム1dが再度
固定搬送ベルト6E、6F、6G又は可動搬送ベルト6
Hに巻き込まれることを防止するとともに、流体で矢印
M又はO方向に透光性樹脂フィルム1dを誘導すること
ができるので、透光性樹脂フィルム1dを効率良く上部
又は下部透光性樹脂フィルム排出収納容器7A又は7B
に排出することができる。
また、固定搬送ベルト6E間、6F間、6G間及び可動
搬送ベルト6H間の夫々の排出側の搬送経路の近傍には
1巻込防止用部材9が設けられており、透光性樹脂フィ
ルム1dが固定搬送ベル1−6E、6F、6G又は可動
搬送ベルト6Hに巻き込まれることを防止している。
また、第2図に示すように、固定搬送ベルト6Aに近接
した位置及び可1!l]搬送ベルト6Hに近接した位置
には、夫々除電装置10とイオン拡散装置11とが設け
られている。除電装置10は、イオンを放出し、剥離や
搬送時に透光性樹脂フィルム1dが;!lF電すること
を低減できるように構成されている。イオン拡散袋fi
llは、除電装置110から放出されたイオンを拡散し
、透光性樹脂フィルム1dの帯電を効率良く低減できる
ように構成されている。イオン拡散装置11は、例えば
、圧力が加えられた空気等の流体でイオンを拡散するよ
うに構成されている。
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく
、その要旨を逸脱しない範囲において、種々変形し得る
ことは勿論である。
例えば1本発明は、突起押圧装置3の突起押圧部材3A
を針形状に代えてクサビ形状、平板形状等で構成しても
よい。
また、本発明は、回転体の円周上に複数の針が設けられ
たブラシで透光性樹脂フィルムIDの端部を引き起す薄
膜浮上機構を有する薄膜剥R”A置の薄膜搬送装置に適
用することができる。
また、本発明は、ローレットで透光性樹脂フィルムID
の端部を押圧し、その部分を浮上させる薄膜浮上装置を
有する薄膜剥離装置の薄膜搬送装置に適用することがで
きる。
また、本発明は、建築用化粧板に張り付けられている保
護膜の剥離装置に適用することができる。
(3)効果 以上説明したように1本発明によれば、以下に述べる効
果を得ることができる。
基板に張り付けられた薄膜を流体の吹き付けで剥離する
流体吹付装置を有する薄膜剥離装置であって、前記基板
に張り付けられた薄膜の端部を浮上させる薄膜浮上装置
を設け、該薄膜浮上装置で浮上させた薄膜の端部に流体
を吹き付ける流体噴射ノズルと、該流体噴射ノズルの流
体噴射方向を前記薄膜の端部の浮上位置に対向させる流
体噴射ノズルガイド部材とを有する流体吹付装置を設け
たことにより、流体噴射ノズルの流体噴射方向を基板の
厚さに応じて浮上位置に対向させ、しがも流体噴射ノズ
ルの先端部と浮上位置とをできる限り近接させることが
できるので、確実かつ効率良く薄膜を剥離することがで
きる。
また、流体噴射ノズルの先端部と浮上位置とを基板の厚
さに応じて対向させることができるので。
流体噴射ノズルの先端部と基板との接触によるそれらの
損傷をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のプリント配線用基板の保
護膜剥離装置の概略構成を示す模写側面図、 第2図は、第1図の要部拡大模写側面図、第3図は、第
1図及び第2図に示す突起抑圧装置の構成図、 第4図は、第3図の拡散分解図、 第5図は、第4図に示す突起抑圧部材の部分断面図。 第6図及び第7図は、第2図に示すプリント配線用基板
の要部断面図。 第8図は、第1図及び第2図に示す流体吹付装置の要部
斜視図、 第9図は、第1図及び第2図に示す流体吹付装置の部分
断面図。 第1O図は、第1図及び第2図に示す剥離角度設定板の
要部斜視図、 第11図は、第1図及び第2図に示す薄膜搬出装置の拡
散分解斜視図。 第12図及び第13図は、第11図に示す薄膜搬出装置
の要部断面図である。 図中、1・・・プリント配線用基板、IA・・・絶縁性
基板、IB・・・導電層、IC・・・感光性樹脂層、I
D・・・透光性樹脂フィルム、2・・・搬送用駆動ロー
ラ、3・・・突起押圧装置、3A・・・突起押圧部材、
4・・・流体吹付装置、4A・・・流体噴射ノズル、4
D・・・流体噴射ノズルガイド部材、5・・・剥離角度
設定板、6・・・薄膜搬出装置(″vi膜搬送搬送装置
6A〜6H・・・搬送ベルトである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板に張り付けられた薄膜を流体の吹き付けで剥
    離する流体吹付装置を有する薄膜剥離装置であって、前
    記基板に張り付けられた薄膜の端部を浮上させる薄膜浮
    上装置を設け、該薄膜浮上装置で浮上させた薄膜の端部
    に流体を吹き付ける流体噴射ノズルと、該流体噴射ノズ
    ルの流体噴射方向を前記薄膜の端部の浮上位置に対向さ
    せる流体噴射ノズルガイド部材とを有する流体吹付装置
    を設けたことを特徴とする流体吹付装置を有する薄膜剥
    離装置。
  2. (2)前記流体噴射ノズルガイド部材は、流体噴射ノズ
    ルの流体噴射方向と前記浮上位置よりも基板搬送方向側
    の基板表面とがなす角度を鋭角に設定することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の流体吹付装置を有す
    る薄膜剥離装置。
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