JPS62180371A - 薄膜浮上用突起押圧装置 - Google Patents

薄膜浮上用突起押圧装置

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JPS62180371A
JPS62180371A JP61023178A JP2317886A JPS62180371A JP S62180371 A JPS62180371 A JP S62180371A JP 61023178 A JP61023178 A JP 61023178A JP 2317886 A JP2317886 A JP 2317886A JP S62180371 A JPS62180371 A JP S62180371A
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thin film
protrusion
pressing device
wiring board
printed wiring
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JP61023178A
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Shigeo Sumi
住 成夫
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    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26FPERFORATING; PUNCHING; CUTTING-OUT; STAMPING-OUT; SEVERING BY MEANS OTHER THAN CUTTING
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C63/00Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
    • B29C63/0004Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C63/0013Removing old coatings
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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    • Y10T156/1137Using air blast directly against work during delaminating
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、薄膜の剥離技術に関するものであり、特に、
基板の表面を保護するために張り付けられた保護膜の剥
離技術に適用して有効な技術に関するものである。
[従来の技vR] コンピュータ等の電子機器で使用されるプリント配線板
は、銅等の所定パターンの配線が絶縁性基板の片面又は
両面に形成されたものである。
この種のプリント配線板は、次の製造工程によりfXJ
造することができる。まず、絶縁性基板上に設けられた
導電層上に、感光性樹脂(フォトレジスト)層とそれを
保護する透光性樹脂フィルlb(保護膜)とからなる積
層体を熱圧着ラミネートする。
この後、配線パターンフィルムを重ね、この配線パター
ンフィルム及び前記透光性樹脂フィルムを通して、感光
性樹脂層を所定時間露光する。そして、透光性樹脂フィ
ルムを剥離した後、露光された感光性樹脂層を現像して
エツチングマスクパターンを形成する。この後、前記R
,導電層不必要部分をエツチングにより除去し、さらに
残存する感光性樹脂層を除去し、所定の配線パターンを
有するプリント配線板を形成する。
[発明が解決しようとする問題点] 前述のプリント配線板の製造工程においては、感光性樹
脂層を露光した後現像するに際して、透光性樹脂フィル
11を剥離する工程が必要とされている。この透光性樹
脂フィルムの剥離は1人手作業に頼っており、該フィル
ムが薄いので、剥離応力の偏り等による1員傷、破壊が
生じないようにするため、指先の器用さ及び非常な熟練
を要する。
このため、透光性樹脂フィルムの剥離時間が増大するの
で、プリント配線板の製造工程における作業時間が長く
なるという問題があった。
そこで、前記薄膜剥離工程を機械で自動的に行う自動薄
膜剥離装置が開発されている。
この自動薄膜剥離装置は、基板に張り付けられている薄
膜の端部をローラー、ブラック、針等でン7かせ、その
浮いた部分を引き起して剥離し、その剥離した薄膜を外
部に自動的に排出するようにしたものである。
しかしながら、従来の自動薄膜剥離装置では、前記薄膜
の端部が基板の端部から不均一な距離に貼り付けられて
いる場合が多いため、薄膜の端部にローラー、ブラッシ
、針等で力を加えて薄膜の端部の所定均一幅だけを浮か
せることが困難であるという問題があった。
また、薄い基板は反りや曲りがあるため、前記基板上の
薄膜を浮かせる手段の位置合せに不都合を生ずるという
問題があった。
なお、本発明で解決しようとする前記ならびにその他の
問題点と新規な特徴は1本明細書の記述及び添付図面に
よって明らかになるであろう。
(2)発明の構成 [問題点を解決するための手段] 本願において開示される発明のうち1代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、基板に張り付けられている薄膜を剥離して排
出する薄膜剥離装置に使用するであって。
突起抑圧部材を常時基板側に抑圧するスプリングを介し
て薄膜浮上用突起押圧装置支持部材に摺動可能で着脱自
在に取り付けたことを特徴としたものである。
また、前記突起抑圧部材を常時基板側に抑圧するスプリ
ングを介して突起抑圧部材支持ホルダに摺動可能で着脱
自在に取り付け、この突起抑圧部材支持ホルダを常時基
板側に押圧するスプリングを介して薄膜浮上用突起押圧
装置支持部材に摺動可能で着脱自在に取り付けたことを
特徴としたものである。
[作用] 本発明は、基板の両面側に設けられているは、基板上に
張り付けられている薄膜を剥離する動作時には、薄膜浮
上用突起押圧装置支持部材が上下動して基板の表面に押
圧される。そして、その状態で前記薄膜浮上用突起押圧
装置支持部材を回転させて、基板上に張り付けられてい
る薄膜を浮上させる。この時、前記薄膜浮上用突起押圧
装置の突起押圧部材の先端又は及び突起抑圧部材支持ホ
ルダは、常時基板側にスプリングで抑圧されているので
、薄膜浮上用突起押圧装置支持部材を回転させても、突
起抑圧部材の先端を基板表面に抑圧した状態で水平方向
に移動させることができる。
また、前記突起抑圧部材支持ホルダは、基板にに設けら
れている位置合せ等に用いられている穴(1m+a〜3
 mm)よりもその径が大きく構成されているので、突
起抑圧部材の先端が前記明に突き刺さってしまわないす
ることができる。
以下1本発明の薄膜浮上用突起押圧装置一実施例につい
て図面を用いて説明する。
なお、実施例の全回において、同一機能を在するものし
同一符号を付け、そのくり返しの説明は省略する。
〔実施例I〕
第1図は、本発明の一実施例の薄膜浮上用突起押圧装置
の構成を示す断面図である。
本実施例1の薄膜浮上用突起押圧装置は、第1図に示す
ように、一端にネジ2OAが設けられ。
他端に環状突起部材20Bが設けられた円筒からなる突
起抑圧部材支持ホルダ20t!−備えている。
この突起抑圧部材支持ホルダ20の外周面に沿って第1
スプリング21を挿入し、この状態のまま薄膜浮上用突
起押圧装置支持部材(回転軸)3Cに設けられている貫
通孔Blに、前記突起抑圧部材支持ホルダ20のネジ2
OA側から挿入して突起抑圧部材支持ホルダ位置調整ナ
ツト22を前記ネジ2OAに螺合して突起抑圧部材支持
ホルダ20を薄膜浮上用突起押圧装置支持部材(回転軸
)3Cに摺動自在に取り付け、固定用ナツト23で固定
している。
前記第1スプリング21は、突起抑圧部材支持ホルダ2
0をプリント配線基板側に押圧するためのものである。
前記突起抑圧部材支持ホルダ20の先端は、アール(R
)を付けである。このアールを付けることにより、突起
抑圧部材支持ホルダ20の先端が基板に接触した場合に
その摺動性をよくすることができるので、感光性樹脂層
を損傷することを防止することができる。また、その先
端の近傍に他の装置1例えば、流体吹付装置等のセット
が容易にできる。
前記突起抑圧部材支持ホルダ位置調整ナツト22は、こ
れと前記第1スプリング21で薄膜浮上用突起押圧装置
支持部材(回転軸)3Cに突起抑圧部材支持ホルダ20
を摺動自在に支持すると共に、突起抑圧部材支持ホルダ
20の下端部と突起押圧部材支持ホルダ20の環状突起
部材20Bとの距1i11Lを調整する役目をしている
前記固定用ナツト23は、突起抑圧部材支持ホルダ位置
調整ナツト22がゆるまないようするためのものであり
、薄膜浮上用突起押圧装置支持部材(回転軸)3Gと突
起抑圧部材支持ホルダ20の先端との間の距離りを常に
一定に保持するためのものである。
そして、前記突起抑圧部材支持ホルダ20の中に突起抑
圧部材24を摺動自在に挿入し、突起抑圧部材24の細
くした頭部24Aに第2スプリング25を嵌め込み、突
起抑圧部材支持ホルダ20に移動可能にネジ込まれてい
るハト目状メジ部材26の孔に前記細くした頭部24A
を挿入し、その頭部24Aの上部にナツト部材27で着
脱自在に固定している。
前記第2スプリング25は、突起抑圧部材24を基板側
に常時押圧するためのものである。
前記突起抑圧部材24は、その先端が突起抑圧部材支持
ホルダ20の環状突起部材20Bより少し突出するよう
に前記ナツト部材27によって調整可能に装着されてい
る。また、その先端は所定の角度になっている。例えば
、約60度に構成する。
前記ハト目状ネジ部材26は、前記突起抑圧部材24の
突出量を調整するためのものである。
前記ナツト部材27は、前記突起抑圧部材24の突出量
を調整すると共に、突起抑圧部材24を抑圧する第2ス
プリングの強度を調整するためのものである。
次に、本実施例■のプリント配線用基板の薄膜浮上用突
起押圧装置の動作を第1図を用いて説明する。
両面側に設けられている薄膜浮上用突起押圧装置の突起
抑圧部材24は、プリント配線用基板上に張り付けられ
ている薄膜を剥離する動作時には、薄膜浮上用突起押圧
装置支持部材(回転軸)3Cが上下動してプリント配線
用基板の表面の薄膜及び感光膜の前に抑圧される。そし
て、その状態で前記薄膜浮上用突起押圧装置支持部材(
回転軸)3Cを回転させて、プリント配線用基板上に張
り付けられている薄膜を確実に浮上させる。この時。
前記薄膜浮上用突起押圧装置の突起抑圧部材24の先端
及び又は突起抑圧部材支持ホルダ20は、常時プリント
配線用基板側に第1スプリング21で押圧されているの
で、薄膜浮上用突起押圧装置支持部材(回転!l1l)
3Gを回転させても、その回転及びプリント配線用基板
の厚さに関係なく突起抑圧部材24の先端をプリント配
線用基板表面に抑圧した状態で水平方向に移動させるこ
とができる。
また、前記突起抑圧部材支持ホルダ20は、プリント配
線用基板に設けられている位置合せ等に用いられている
穴(1mm〜3mm)よりもその径が大きく構成されて
いるので、突起抑圧部材の先端が前記穴に突き刺さって
しまわないようにすることができる。すなわち、突起抑
圧部材24の前記六等の落ち込みのストッパーの役目を
している。
〔実施例■〕
第2図は、本発明の実施例■の薄膜浮上用突起押圧装置
の構成を示す断面図。
第3図は、前記薄膜浮上用突起押圧装置を薄膜ン%l用
突起押圧装置支持支材に取り付けた状態を示す外観図で
ある。
本実施例■の薄膜浮上用突起押圧装置は、第1図に示す
前記実施例Iの薄膜浮上用突起押圧装置を取り付けた部
分、すなわち、薄膜浮上用突起押圧装置支持部材(回転
軸)3Cと突起抑圧部材支持ホルダ20との間に、第2
図及び第3図に示すように、ハト目状摺動滑部材28及
び29を介在させて突起抑圧部材支持ホルダ20の摺動
性をよくしたものである。
また、前記突起抑圧部材支持ホルダ20の側部の所定位
置に適当な穴30を設け、この穴30に係合する突起抑
圧部材支持ホルダ回転防止部材31を薄膜浮上用突起押
圧装置支持部材(回転軸3C)に設けている。この突起
抑圧部材支持ホルダ回転防止部材31は、前記突起抑圧
部材支持ホルダ位置調整ナツト部材22を取り外したと
きに、薄膜浮上用突起押圧装置が落ちないようにする役
目もしている。
また、前記穴30の大きさは、前記突起抑圧部材支持ホ
ルダ回転防止部材31が嵌り込んでも突起抑圧部材支持
ホルダ20が上下に摺動可能な程度の大きさで、突起抑
圧部材支持ホルダ20が回転しない程度のものである。
また、突起抑圧部材支持ホルダ回転防止部材31は、こ
れがゆるまないようにロックナツト32で固定されてい
る。
第4図は、本発明の薄膜浮上用突起押圧装置をプリント
配線用基板の探護膜剥離装置に適用した一例の概略構成
を示す模写側面図、 第5図は、第4図の要部拡大模写側面図である。
本実施例の保護膜の剥離装置におけるプリント配線用基
板の搬送機構は、第4図及び第5図に示すように、主と
して、プリント配線用基板1を搬送する搬送用駆動ロー
ラ2で構成されている。
この搬送機構における搬送経路A−Aには、突起抑圧機
構3、流体吹付機構4、剥離角度設定板5及び薄膜搬出
機構6が設けられている。
前記プリント配線用基板lは、第5図で示すように、絶
縁性基板IAの両面(又は片面)に銅等の導電層IBが
形成されたものである。このプリント配線用基板1の導
Wi層IB上には、感光性樹脂に!JICと透光性樹脂
フィルム(保護膜)LDとからなる積層体が熱圧着ラミ
ネートされている。感光性樹脂層lCは所定の配線パタ
ーンフィルムが重ねられ露光された後の状態にある。プ
リント配線用基板lは、第4図に示す矢印六方向に搬送
用駆動ローラ2で搬送されるように構成されている。
前記突起抑圧機構3は、第6図(構成図)、第7図(拡
散分解図)に示すように、プリント配線用基板1の両面
側に、夫々複数個の薄膜浮上用突起押圧袋!!3Aが搬
送方向と交差する方向(プリント配線用基板1の幅方向
)に設けられている。
薄膜浮上用突起押圧装置支持部材(回転軸)3Cの一端
(又は両端)部は、第6図及び第7図に示すように、ガ
イド部材3Fのガイド用長穴3fを通して移動アーム部
材3Gの一端部と回転自在に連結されている。ガイド部
材3Fは、図示していないが、薄膜剥離装置本体にビス
等の取付手段で固着されている。ガイド用長穴3fは、
プリント配線用基板lに近接又はそれから離隔させる方
向(矢印C方向)に、薄膜浮上用突起押圧装置支持部材
(回転軸3Cすなわち突起抑圧部材3Aをガイドするよ
うに構成されている。
夫々の移動アーム部材3Gの他端部は1回転軸3hを中
心に矢印り方向に回転自在に取り付けられた回転アーム
部材3Hの回転軸3hを中心として対向する端部に回転
自在に取り付けられている。
回転アーム部材3日は、夫々の移動アーム部材3Gを異
なる矢印C方向に移動させるように構成されている。
前記薄膜浮上用突起押圧装置支持部材(回転軸)3Cを
ガイドするガイド部材3F、移動アーム部材3G及び回
転アーム部材3Hは、両面兼用駆動源のシャフト3Jの
矢印E方向の動作でプリント配線用基板1の両面側に設
けられた夫々の薄膜浮上用突起抑圧袋ff!3Aを互い
に近接させ又は離隔させる突起抑圧機構3のリンク機構
を構成している。シャフト3Jは、回転アーム部材3H
の一端部に連結アーム部材3Iを介して接続されている
リンク機構を構成する夫々の部材は、鉄、アルミニウム
合金、硬質便脂等の比較的外力に対して変形しずらい材
料で構成する。駆動源としては、空圧シリンダ、油圧シ
リンダ、電磁ソレノイド等を使用する。また、シャフト
3Jは1回転アーム部材3Hの一端部に限定されず、一
方の移動アーム部材3Gの一端部に連結アーム部材3I
を介して連結させてもよい。
このようなリンクJa構を用いて薄膜厚上用突起押圧装
置!t3Aと両面兼用駆動源とを連結することにより、
プリント配線用基板lの両面側に設けられた夫々の薄膜
厚上用突起抑圧袋vi3Δのプリント配線用基Fi1の
表面に接触させ又は離隔させる動作(矢印C方向の動作
)を行うことができろ。
すなわち、リンクi構は、プリント配、線用具に両面側
に、薄膜浮上用突起押圧装置3Δを駆動する駆動源を別
々に設けるこくなく、両面兼用駆動源で両面側の薄膜厚
」二用突起押圧装置3Aを駆動することができる。
また、リンク機構を構成するガイド部材3F、移動アー
ム部材3G及び回転アーム部材31−1が略剛体であり
、夫々の動作範囲がガイド用長穴3fや回転軸3hで規
定されているので、プリン1〜配線用基板lの両面側の
夫々の薄膜浮上用突起押圧装置3Aの動作量及び動作時
間を夫々同等にしかも正確に制御することができる。
また、リンク機構は、ラックアンドピニオン機構や歯車
機構で構成される連結機構に比べて、部品点数が少なく
1個々の部材が単純(簡単)な形状なので、薄膜浮上用
突起押圧装置3AとrgA動源とを連結する連結機構の
構成を簡単にすることができる。
前記移動アーム部材3Gを介在させた夫々の前記薄膜浮
上用突起押圧装置支持部材(回転軸)3Cの一端(又は
両端)部には、夫々の一端部が固着された突起抑圧部材
回転アーム部材3Kが設けられている。夫々の突起抑圧
部材回転アーム部材3にの他端部には、長穴3kが設け
られており5両者の長穴3kには1両面兼用駆動源のシ
ャフト3Lと接続する連結アーム部材3Mの軸部3mが
通されている。すなわち、突起抑圧部材回転アーム部材
3には、連結アーム部材3Mを介して両面兼用駆動源の
シャフト3Lと連結されている。両面兼用駆動源として
は、前述のリンク機構と同様のものを使用すればよい。
前記突起抑圧部材回転アーム部材3K及び連結アーム部
材3Mは、シャフト3Lの矢印F方向の動作により、突
起抑圧部材回転アーム部材3Kを矢印G方向に回転させ
るとともに薄膜浮上用突起押圧装置支持部材(回転軸)
3Cを矢印1+方向に回転させ、積層体の端部を押圧す
る突起抑圧機構3の突起押圧部材押圧機構を構成するよ
うになっている。
このように構成される突起抑圧部材抑圧機構は。
前述の薄膜浮上用突起抑圧袋e3Aを近接させ又は離隔
させるリンク機構と同様に、プリント配線用基板1の両
面側の夫々の薄膜浮上用突起押圧装置3Aを両面兼用駆
動源で動作させることができるとともに、その動作量、
動作時間を正確に制御することができる。
また、突起抑圧部材抑圧機構は、薄膜浮上用突起抑圧袋
!!3Aと両面兼用駆動源とを連結する連結機構の構成
を簡単にすることができる。
このように突起抑圧機構3は、主に、薄膜’tY上用突
起押圧装置3Aと、この薄膜浮上用突起押圧装置3Aを
プリント配、VA用基板lに近接させ又は離隔させるリ
ンク機構と、積層体の端部を薄膜浮上用突起抑圧袋a3
Aで抑圧させる突起抑圧部材抑圧機構とで構成されてい
る。
次に、突起抑圧機構3の動作について、第4図乃至第9
図(プリント配線用基板の要部断面図)とを用いて簡単
に説明する。
まず、図示していない薄膜端部検出装置で検出する。こ
の薄膜端部検出装置は、例えば、電気的に基板l上に設
けられている薄膜の端部を検出するタッチセンサあるい
は光学的に検出するフォトセンサを用いる。
この薄膜端部検出装置でこのプリント配線用基板1に設
けられている薄膜の端部が検出されると、第4図及び第
5図に示すピンチローラ2Aを抑圧手段(図示していな
い)で抑圧してプリン1へ配線用基板1に押し付け、そ
れと搬送用駆動ローラとでプリント配線用基板lの搬送
を一時停正させる。
この時、プリント配線基板1の位置がずれないように、
ピンチローラ2Δと対向する搬送用駆動ローラ2の外周
面にゴム等の摩擦係数の大きな材料を設け、プリント配
線用基板1の搬送を確実に停止させてプリント配線用基
板lを固定する。
次に、リンク機構に連結された両面兼用駆動源のシャフ
ト3Jを矢印E方向(図中、上方向)に動作させる。こ
の動作で回転アーム部材3!]、移動アーム部材3G、
ガイド部材3Fで構成されるリンク機構が動作し、薄I
vA浮上用突起押圧装置支持部材(回転軸)3Cが矢印
C方向に移動する。この薄膜浮上用突起押圧装置支持部
材(回転軸)3Cの移動により、第8図に示すように、
プリン1〜配線用基板lの両面側の夫々の薄膜浮上用突
起押圧装置3Aの先端部が積層体端部の導電層IBの表
面に接触する。この接触は、弾性部材3D(又は3E)
がエネルギを有するように適度な押圧力で行われる。
次に、薄膜浮上用突起押圧装置3Δが導電層IBに接触
した状態において、突起抑圧部材抑圧機構に連結された
両面兼用駆動源のシャフト3Lを矢印F方向(図中、左
方向)に動作させる。この動作で突起抑圧部材回転アー
ム部材3に、連結アーム部材3Mで構成される突起抑圧
部材抑圧機構が動作し、薄膜浮上用突起押圧装置支持部
材(回転軸)3Gを矢印【(方向に回転させる。この薄
膜浮上用突起押圧装置支持部材(回転軸)3Gの回転に
より、第9図に示すように、プリント配線用基板lの両
面側の夫々の薄膜浮上用突起押圧装置3Aの先端部が積
層体端部を押圧する。
このように、プリント配線用基板lの感光性樹脂層lC
及び透光性樹脂フィルムIDからなる積層体の端部を、
突起抑圧機構3の薄膜)l上用突起抑圧袋[1’! 3
 Aで抑圧することにより、感光性樹脂層ICから透光
性樹脂フィルムIDの一部を浮上させ、それらの界面に
隙間を生じさせることができる。この隙間は、感光性樹
脂層ICが透光性樹脂フィルムlDよりも軟材質で構成
されており、薄膜シフ上用突起押圧装置3Aの抑圧に対
して感光性樹脂rfcは塑性変形するが、透光性樹脂フ
ィル、/、、 L Dは互!性変形する市に感光性樹脂
層ICとの接着力が低下するために生じる。
また、前記透光性樹脂フィルAs I Dの端部の1Y
−1−は、針状の浦+Bな構成の薄膜浮上用突起押圧装
置3Δで行うことができる。
また、薄膜浮上用突起叩圧装置3Aをプリント配線用基
板lの搬送経路に設けたので、前記透光性樹脂フィルム
IDの端部の浮上を自動的に行うことができる。
なお、浮上した透光性樹脂フィルムlDは、熱を加えて
圧着しない限り、感光性樹脂層1cと再度接着されるこ
とはない。
また、プリント配線用基板1に対し積層体が歪んで熱圧
着ラミネートされることを考慮して、プリント配線用基
板1の搬送方向と交差する方向(幅方向)に複数の薄膜
浮上用突起押圧装置3Δを設けであるが、これに限定さ
れない。すなわち。
感光性樹脂51Cと透光性樹脂フィルムIDとの一端部
が抑圧され、後者が必らず浮上できるならば、プリント
配線用基板lの両面側に夫々1つの薄膜浮上用突起押圧
装置3Δを設けて突起押圧機構3を構成してもよい。
また、プリント配線用基板lの搬送方向と交差する方向
(幅方向)に複数の薄膜浮上用突起抑圧袋ff13Aを
設けであるが、これに限定されない。すなわち、感光性
樹脂層ICと透光性樹脂フィルムIDとの一端部が押圧
され、後者が必らず浮上できるならば、プリント配線用
基板lの両面側に夫々1つの薄膜浮上用突起押圧装置3
Aを設けて突起抑圧機構3を構成してもよい。
また、プリント配線基板装置板lの搬送方向と交差する
方向(幅方向)に薄Il!!i浮上用突起押圧装置i!
!3Aを設けであるが、プリント配線用基板lの搬送力
向と同一方向であって、MM体の端部に近傍又は隅角部
近傍に薄膜浮上用突起押圧装置3Δを設けることもでき
る。この場合には、流体吹付機構4のノズル4Aを薄膜
浮上用突起抑圧袋ff13Aの近傍に設ける。
また、突起抑圧機構3の突起抑圧部材抑圧機構をリンク
機構で構成したが、積層体の端部のプリント配線用基板
lの表面に薄膜浮上用突起押圧装置aAt&接触した状
態で、搬送用駆動ローラ2(又はピンチローラ2A)を
回転させてプリント配線用基板lを微小に搬送し、積層
体の端部を押圧する突起抑圧部材抑圧機構で構成しても
よい。
また、薄膜浮上用突起押圧装置i!3Δを取り付ける貫
通穴の加工精度を高め、しかも簡単に加工できるように
、軸心と交差する方向の薄膜浮上用突起押圧装置支持部
材(回転軸)3Cの断面形状を方形状で構成してもよい
前記流体吹付機構4は、第4図及び第5図に示すように
、ノズル4Δから圧力を加えた流体1例えば、空気、不
活性ガス等の気体、水等の液体が吹出すように構成され
ている。この流体吹付機構4は、プリント配線用基板1
の感光性樹脂層ICから透光性樹脂フィルムIDが浮−
ヒした両者の隙間部分に流体を直接吹き付けろように構
成されている。そして、流体吹付機構4は、前記隙間部
分に即座に流体を吹き付けられるように、突起抑圧機構
3の近接した位置に構成されている。この流体吹付機構
4のノズル4Aは、契印J方向にその設定角度が可変で
きるように構成されている。すなわち、流体吹付機構4
は、流体吹き付は時にできる限り前記隙間部分にノズル
4Aを近接させ、流体吹き付は後にプリント配線用基板
lが接触とない位置にノズル4Aを退避できるように構
成されている。
このように、薄膜浮上用突起押圧装置3Aの押圧で生じ
た感光性樹脂層lCと透光性樹脂フィルムIDとの隙間
部分に、流体吹付機構4で流体を吹き付けることにより
、感光性樹脂層lCと透光性樹脂フィルムIDとの間に
流体が吹き込まれるので、感光性樹脂層1cから透光性
樹脂フィルムLDをu l−に瞬時かつ確実に剥離する
ことができる。
前記流体吹付機構4で剥離された搬送方向の先端側の透
光性樹脂フィルムldは、第5図及び第10図(要部斜
視図)で示すように、剥離補助板(剥離角度設定板)5
に流体圧で付着し、その剥離位置及び剥離方向の剥離角
度Oが設定されろ。
透光性樹脂フィルムldは、第5図及び第10図におい
て一点鎖線で示している。剥難角度Oは、プリント配線
用基板lに張り付けられている透光性樹脂フィルムID
とその状態から引き起された透光性樹脂フィルム1dと
がなす角度であり、#!を直角になるように構成されて
いる。
剥離補助板5の剥離側の先端(剥離位置)は、感光性樹
脂層lCに損傷、破壊を生じないように、プリント配線
用基板1に張り付けられた透光性樹脂フィルムIDにこ
すれない程度の間隔を置いて設けられている。そして、
しかも、剥離補助板5は、その先端が、流体吹付は時に
は、透光性樹脂フィルムlDに密着するように移動可能
に構成され、流体の吹抜けによる剥離効果の低下を防止
する。また、剥離角度設定板5の先端は、曲率半径の小
さい円孤状になっている。例えば1曲率半径が3■以下
に構成されている。
また、剥離補助板5は、その先端部を薄膜搬出機!6よ
りもプリント配線用基板1側に近接させ、プリント配線
基板1の搬送経路幅又は流体吹付幅の略全域の長さで剥
離方向に所定の長さを有するように構成されている。す
なわち、第1O図に矢印にで流体の流出方向を示すよう
に、剥離補助板5は、その裏側への流体の吹抜けをでき
る限り防止して剥跪効果を高め、かつ剥離さ九た透光性
樹脂フィルム1dの剥離補助板5への付着性を高めるこ
とができる。
剥離補助板5は、図示していないが、ノズル4AAから
の流体吹付方向の所定位置の装置本体に取り付けられて
いる。
このように構成される剥離補助板5は、剥離位置を安定
させるとともに、透光性樹脂フィルムIDに一様な剥離
力を加えることができる。したがって、剥離補助板5は
、透光性樹脂フィルムIDの剥離時における剥離位置の
変動防止、剥離応力の偏りを防止し、感光性樹脂WJI
Cを損傷、破壊しないようにすることができる。
なお、剥離補助板5の剥離角度0は、透光性樹脂フィル
ムIDの材質、流体吹付機構4の流体圧等の条件変化に
より、鈍角或はそれと直角との範囲で可変できるように
構成してもよい。また、剥離補助板5は、異なる厚さの
プリント配線用基板1、異なる厚さの感光性樹脂F!J
ICや透光性樹脂フィルムlDに対応できるように、そ
の位置を移動できるように構成してもよい。この移動は
、例えば、空圧シリンダ、油圧シリンダ等で行うことが
できる。
流体吹付機構4で剥離補助板5に付着した透光性樹脂フ
ィルム1dは、第4図、第5図及び第11図(拡散分解
斜視図)で示すように、薄膜搬出機構(薄膜搬送機構)
6で剥離しながら搬出されろ。
薄膜搬出Ja構6は、主に;プリント配線用基板lの両
面側に夫々設けられた上部搬送ベルトHl 4Mと下部
搬送ベルト機構とで構成されている。
上部搬送ベルト機構は、第11図で詳細に示すように、
固定搬送ベルト6Δ、6C,6D、6E。
6Fと可!!l]搬送ベルト6Bとで構成されている。
固定搬送ベルト6Aは、従動軸Iに支持されたローラ6
 A a、駆動軸■に支持されたローラ6Ab及びロー
ラ6Aaと6Δbとに巻き回されたベルト6aで構成さ
れている。
可動搬送ベルト6Bは、従動軸■に支持されたローラ6
B a、駆動軸■に支持されたローラ6Bb及びローラ
6Baと6Bbとに巻き回されたベルト6bで構成され
ている。この可動搬送ベルト6Bは、駆動軸■を中心に
第5図に示すように。
矢印り方向に回転するように構成されている。すなわち
、可動搬送ベルト6Bは、剥離された透光性樹脂フィル
ム1dを剥離補助板5に付着させ易くするとともに、こ
の透光性樹脂フィルム1dを固定搬送ベルト6Δとで挟
持して搬送できるように構成されている。また、固定搬
送ベルト6A及び可動搬送ベルト6Bとの挟持は、第1
0図に示す剥離補助板5に設けられた切込部5Aを通し
て行われる。この切込部5Aは、剥離補助板5で剥離位
置及び剥離角度が設定された透光性樹脂フィルムldに
固定搬送ベル1−6Aと可動搬送ベルト6Bとが達し1
両者でそれを挟持できるように構成されている。すなわ
ち、切込部5Δは、固定搬送ベルト6Δと可動搬送ベル
ト6Bとで透光性樹脂フィルム1dを確実に挟持できる
ように構成されている。
固定搬送ベル1−6Cは、駆動軸■に支持されたローラ
6 Crr 、従動軸■に支持されたローラ6Cb及び
ローラ6 C,aと6Cbとに巻き回されたベルト6c
で構成されている。
固定搬送ベルト6Dは、従動軸■に支持されたローラ6
Da、従!!IJ !Ill Vlに支持されたローラ
6Db、従動軸■に支持されたローラ6Dc、従動軸■
に支持されたローラ6Dd、従動軸■に支持されたロー
ラ6De及びローラ6Da〜6Deに巻き回されたベル
ト6dで構成されている。
固定搬送ベルト6Cと6Dは、前記固定搬送ベルト6Δ
及び可動搬送ベルト6Bで搬送された透光性樹脂フィル
ムldをさらに排出方向に搬送するように構成されてい
る。固定搬送ベルト6Dのローラ6Deは、第12図(
要部断面図)で示すように、固定搬送ベルト6C及び6
Dから固定搬送ベルト6E及び6Fに透光性樹脂フィル
ムldを搬送するときに、その搬送力向が大きな角度で
変化するために設けられている。すなわち、ローラ6D
eは、搬送方向が変化するときに、ベルト6C及び6d
の透光性樹脂フィルムldに接触する側の曲率半径を略
同等にすることができる。
したがって、vQ送送時透光性樹脂フィルムldにシワ
が生じることを防止し、ジャム等の1−ラブルを防止す
ることができる。
また、第13図(部分断面図)に示すように、透光性樹
脂フィルム1dの一力の面に接触し、その搬送方向と交
差する透光性樹脂フィルムldの幅方向に所定の間隔で
設けられた複数の固定搬送ベルト6C(又は6D)の間
には、透光性樹脂フィルムldの他方の面に接触する固
定搬送ベルト6D(又は6G)が設けられている。換二
゛すれば、固定搬送ベルト6Cと6Dは、夫々のベルト
6c及び6dの表面(透光性樹脂フィルムldとの接触
面)が一致しているか、或はそれよりも相手側に食込む
ように、透光性樹脂フィルムldの幅方向に千鳥状に配
置されている。
このように、固定搬送ベルト6Cと6Dとを千鳥状に配
置することにより、搬送される透光性樹脂フィルム1d
にその幅方向の張力を与えることができるので、固定搬
送ベルト6Cと6Dとで均一にしかも確実に透光性樹脂
フィルムldを挟持し搬送することができる。
また、固定搬送ベルト6C及び6Dで挟持される透光性
樹脂フィルムldは、夫々のベルト6c及び6dの表面
及び側面側を包み込むような形状で搬送されるので、ロ
ーラ6Ca、6Cbとベルh6c、又はローラ6 D 
a〜6Daとベルト6dとのローラの軸方向のズレを防
止することができる。したがって、搬送時に透光性ms
フィルム1dに加わる挟持力を均一にし、それにシワが
発生することを防止できるので、ジャム等のトラブルを
防止することができる。特に、本実施例の装置は、後述
する上部透光性樹脂フィルム排出収納容器7Aを設けて
おり、上部搬送ベルトalRの搬送経路が下部搬送ベル
ト機構のそれよりも長いので。
固定搬送ベルト6C及び6Dのように構成することは有
効である。
固定搬送ベルト6Eは、従動軸■に支持されたローラ6
Ea、従動軸■に支持されたローラ6Eb及びローラ6
Eaと6Ebとに巻き回されたベルト6eで構成さ才し
ている。
固定搬送ベルト6Eと6Fは、第4図及び第5図に示す
ように、前記固定搬送ベルト6C及び6Dで搬送された
透光性樹脂フィルム1dを装置本体から矢印M方向に排
出するように構成さオしている。装置本体から排出され
た透光性樹脂フィルムldは、第4図に示す上部透光性
樹脂フィルム排出収納容器7Aに収納される。この上部
透光性樹脂フィルム排出収納容器7Aは、装置本体の上
部に着脱自在に取り付けられている。
前記下部搬送ベルト機構は、第5図に示すように、固定
搬送ベルト6Gと可動搬送ベルト6Hとで構成されてい
る。
固定搬送ベルト6Gは、夫々別々の従動軸(図示してい
ない)に支持されたローラ6Ga、6GC1従動軸(図
示していない)に支持されたローラ6Gb及びローラ6
Ga〜6Gcに巻き回されたベルト6gで構成されてい
る。
可l!1lta送ベルト6Hは、夫々別々の従動軸(図
示していない)に支持されたローラ61−!a、6HC
1従動軸(図示していない)に支持されたローラ6 H
b及びローラ6Ha〜6 Hcに巻き回されたベルト6
hで構成されている。
固定搬送ベルト6Gと可動搬送ベルト6Hは、前記上部
搬送ベルト機構と同様に、剥離角度設定板5で剥離位置
及び剥離角度が設定されたもう一方の透光性樹脂フィル
ム1dを剥離しながら搬送する。とともに、矢印0方向
に装置本体から透光性樹脂フィルムldを排出するよう
に構成されている。装置本体から排出された透光性樹脂
フィルムldは、第4図に示す下部透光性樹脂フィルム
排出収納容器7Bに収納される。この下部透光性樹脂フ
ィルム排出収納容117Bは、装置本体に着脱自在に取
り付けられている。また、前記上部透光性樹脂フィルム
排出収納容117Δは下部透光性樹脂フィルム排出収納
容a7Bの上部に設けられており、装置本体は、占有面
積を縮小しコンパクト化できるように構成されている。
また、前記固定搬送ベルト6E、6F、6G及び可動搬
送ベルト6Hの排出側の夫々の搬送経路の近傍には、第
5図及び第11図に示すように、排出される透光性樹脂
フィルムldにその排出方向(矢印N方向)に流体を吹
き付ける流体噴出機構8が設けられている。このとき、
排出される透光性樹脂フィルル1dと流体吹付方向とが
なす角度は、流体の噴出で透光性樹脂フィルム1dを確
実に排出方向に誘導できるように、鋭角01 (0≦0
1≦90°)に設定されている。
流体噴出機構8は、固定搬送ベルト6E間、6F間、6
G間及び可動搬送ベルト6H間に流体が噴出する噴出口
が設けられたパイプで構成されている。流体としては、
圧力を加えた空気、不活性ガス等の気体、水等の液体を
使用する。なお、図示していなイが、流体噴出機構8に
近接した位置には、除電装置が設けられている。
このように固定搬送ベルト6E、6F、6G及び可動搬
送ベルト6Hの夫々の排出側に流体噴出機構8を設ける
ことにより、排出される透光性樹脂フィルム1dが再度
固定搬送ベルト6E、6F、6G又は可動搬送ベルト6
Hに巻き込まれることを防止するとともに、流体で矢印
M又はO方向に透光性樹脂フィルム1dを誘導すること
ができるので、透光性樹脂フィルムldを効率良く上部
又は下部透光性樹脂フィルム排出収納容器7Δ又は7B
に排出することができる。
また、固定搬送ベルト6E間、6F間、6G間及び可!
!b搬送ベルト6H11flの夫々の排出側の搬送経路
の近傍には、巻込防止用部材9が設けられており、透光
性樹脂フィルム1dが固定搬送ベルト6E、6F、6G
又は可動搬送ベルト6 Hに巻き込まれることを防止し
ている。
また、第5図に示すように、固定搬送ベルト6Aに近接
した位置及び可動搬送ベルト6Hに近接した位置には、
夫々除電装置10とイオン拡散袋e11とが設けられて
いる。除電袋に10は、イオンを放出し、剥離や搬送時
に透光性樹脂フィルムldが帯電することを低減できる
ように構成されている。イオン拡散装置11は、除電装
置lOから放出されたイオンを拡散し、透光性樹脂フィ
ルムldの帯電を効率良く低減できるように構成されて
いる。イオン拡散袋!!!11は1例えば、圧力が加え
られた空気等の流体でイオンを拡散するように構成され
ている。
以上1本発明を実施例にもとずき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変形し得ることはい
うまでもない。
例えば、前記実施例では、薄膜浮上用突起押圧装置支持
部材(回転軸)を回転するようにしたが、本発明は、こ
れを固定形にしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば、次の効果を奏す
る。
(A)突起抑圧部材を常時プリント配線用基板側に押圧
するスプリングを介して薄膜浮上用突起押圧装置支持部
材に摺動可能で着脱自在に取り付けたことにより、突起
抑圧部材の先端は、常時プリント配線用基板側に第2ス
プリングで抑圧されているので、薄膜浮上用突起押圧装
置支持部材を回転させても、プリント配線用基板の厚さ
及び形状の変化に関係なく突起抑圧部材の先端をプリン
ト配線用基板表面に押圧した状態で水平方向に移動させ
ることができる。
(B)突起抑圧部材を常時プリント配線用基板側に押圧
するスプリングを介して突起抑圧部材支持ホルダに摺動
可能で着脱自在に取り付け、この突起抑圧部材支持ホル
ダを常時プリント配線用基板側に抑圧するスプリングを
介して薄膜浮上用突起押圧装置支持部材に摺動可能で着
脱自在に取り付けたことにより、前記突起抑圧部材支持
ホルダは、プリント配線用基板に設けられている位置合
せ等に用いられている穴(1mm〜3s+■)よりもそ
の径が大きく構成酸されているので、突起抑圧部材の先
端が前記穴に突き刺さってしまわないようにすることが
できる。
(C)前記<A)及び(B)により、前記プリント配線
用基板上に張り付けられている薄膜を、その厚さ、形状
の変化及び端部の位置ずれに関係なく確実に浮上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例■の薄膜浮上用突起押圧装置
の構成を示す断面図、 第2図は、本発明の実施例■の薄膜浮上用突起押圧装置
の構成を示す断面図。 第3図は、第2図の薄膜浮上用突起押圧装置を薄膜浮上
用突起押圧装置支持部材に取り付けた状態を示す外観図
、 第4図は、本発明の薄膜浮上用突起押圧装置をプリント
配線用基板の保、?!!膜剥離装置に適用した一例の概
略構成を示す模写側面図、 第5図は、第4図の要部拡大模写側面図。 第6図は、第4図及び第5図に示す突起抑圧機構の構成
を示す側面図。 第7図は、第6図の拡散分解図、 第8図及び第9図は、第5図に示すプリント配線用基板
の要部断面図、 第10図は、第4図及び第5図に示す剥離角度設定板の
要部斜視図。 第11図は、第5図及び第6図に示す薄膜搬出機構の拡
散分解斜視図、 第12図及び第13図は、第11図に示す薄膜搬出機構
の要部断面図である。 図中、l・・・プリント配線用基板、IA・・・絶縁性
7!板、IB・・・導f!!層、IC・・・感光性樹脂
層、ID・・・透光性樹脂フィルム、2・・・搬送用駆
動ローラ、3・・・突起押圧機構、3A・・・薄膜浮上
用突起押圧装置、4・・・流体吹付機構、5・・・剥離
補助板(剥離角度設定板)、6・・・薄膜搬出機構であ
る。20・・・突起抑圧部材支持ホルダ、24・・・突
起抑圧部材である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板に張り付けられている薄膜を剥離して排出す
    る薄膜剥離装置に使用する薄膜浮上用突起押圧装置であ
    って、突起押圧部材を常時基板側に押圧するスプリング
    を介して薄膜浮上用突起押圧装置支持部材に摺動可能で
    着脱自在に取り付けたことを特徴とする薄膜浮上用突起
    押圧装置。
  2. (2)基板に張り付けられている薄膜を剥離して排出す
    る薄膜剥離装置に使用する薄膜浮上用突起押圧装置であ
    って、突起押圧部材を常時基板側に押圧するスプリング
    を介して支持ホルダに摺動自在に取り付け、該支持ホル
    ダを常時基板側に抑圧するスプリングを介して薄膜浮上
    用突起押圧装置支持部材に摺動可能で着脱自在に取り付
    けたことを特徴とする薄膜浮上用突起押圧装置。
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JPS59154447A (ja) * 1983-02-22 1984-09-03 Hitachi Chem Co Ltd 印刷配線板用基板に貼合されたカバ−フイルム付感光性樹脂フイルムのカバ−フイルム剥離方法

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