JPS62151429A - 多孔質フイルムまたはシ−トの製法 - Google Patents

多孔質フイルムまたはシ−トの製法

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JPS62151429A
JPS62151429A JP60291996A JP29199685A JPS62151429A JP S62151429 A JPS62151429 A JP S62151429A JP 60291996 A JP60291996 A JP 60291996A JP 29199685 A JP29199685 A JP 29199685A JP S62151429 A JPS62151429 A JP S62151429A
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Toshio Koutsuka
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    • C08L2205/02Polymer mixtures characterised by other features containing two or more polymers of the same C08L -group

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多孔質フィルムまたはシート(以下両者をまと
めてフィルムと総、称する)の製法に関するものである
。更に詳しくは、柔軟性に富み、引裂強度が強く、かつ
通気性、透湿性に富み、衣料用品、衛生用品、医療用品
、を過材吟の分野に利用できる多孔質フィルムの製法に
関するものである。
〔従来技術〕
ポリエチレン等のポリオレフィン樹脂に充填剤を配合し
溶融成形して得たフィルムを延伸処理し多孔備フィルム
を製造することは従来より行われている。しかし単にポ
リオレフィン樹脂に充填弁1を配合したものを使用する
と延伸性が悪いため低倍率の延伸が出来ず、他方高倍率
延伸すると引裂強度が低下し、また柔軟性に劣る等の問
題点を有していた。そこで、これ等問題点を克服すべく
種々の試みがなされている。それ等の多くはポリオレフ
ィン樹脂と充填剤の他に液状の化合物を添加する方法で
ある。例えば、特開昭57−47334では液状ポリブ
タジェンや液状ポリブテンを、特開昭57−20352
0では液状のポリヒドロキシ飽和炭化水素を、特開昭5
8−149925では液状ポリイソプレンゴムを、特開
昭59−140235ではエポキシ化植物油を夫々添加
している。しかしこれ等の方法で得られた多孔質フィル
ムは溶剤や薬品に接した時に液状の添加剤が溶出して問
題となる。またこれ等の出願ではポリオレフィンとして
一番柔軟性のあるポリオレフィンでも密度が0910〜
0.940f/α3の直鎖低密度ポリエチレンを使用し
ているため未だ柔軟性において充分でなく更に柔軟性の
あるフィルムが求められている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ポリオレフィン樹脂をベースとした多孔質フィルムの製
造法の以上のような現状に鑑み、引裂強度およびその他
物性の縦横バランスが優れたフィルムを得るだめの低倍
率延伸が可能々多孔質フィルムの製法及び柔軟性、通気
性、透湿性、耐溶剤性、耐薬品性の優れたフィルムを得
る方法につき鋭意研究した結果本発明を完成したもので
おる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は密度が0.910 ? /crs”以上、0.
940未満の直鎖低密度ポリエチレン(以下rLLDP
EJという)30〜90重量部、密度が0.860f/
α2以上、0.910未満のエチレン−α−オレフィン
共重合体(以下[α−オレフィン共重合体」という)1
0〜70重景部、壁量び充填剤20〜500重量部よシ
なる組成物を溶融成形して得たフィルムを、50℃以上
110℃以下の温度で延伸処理することを特徴とするフ
ィルムの製法である。
本発明で用いるLLDPgはエチレンとプロピレン、ブ
テン−1、ヘキセン−1,4−メチルペンテン−1等の
α−オレフィンを一般的にはチグラー触媒を用い低温低
圧下イオン重合して得られる共重合体であり、主として
フィルム用として広く用いられている。このLLDPE
の密度は0.9109713以上、0.940未満の範
囲にある必要がある。0.910 t 7cm”以下で
は得られたフィルムの引張強度、耐熱性等が劣ったもの
になる。これが0.940以上であると延伸性が悪くな
りまたフィルムの柔軟性が損われる。
LLDEPのメルトフローレート(MFR)については
特に限定されないが、好ましくは0.05〜50 f/
10分のもの、更に好ましくは0.5〜10 f/10
分のものを用いる。これが0.03 f/10分以下の
LLDPEを用いると充填剤の混線が困難に、50 r
/10分以上のものを用いるとフィルム成形が困難にな
る場合がある。
本発明で用いるα−オレフィン共重合体は密度が0.8
60?/153以上、o、c+1o末端のエチレン−α
−オレフィン共重合体である。具体的ガα−オレフィン
としては、プロピレン、フテンー1、α−メチルペンテ
ン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、デセン−1、ド
デセン−1などの例を挙げることができる。エチレン−
α−オレフィン共重合体中のα−オレフィン含有量は2
〜40モルチ好ましくは5〜20モルチでちる。このα
−オレフィン共重合体の密度が0.860 ?/σ3未
満のものを使用するとフィルムの強度が弱くなり密度が
0.91097 cm3以上のものを使用すると延伸性
が悪くなる。
このよりなα−オレフィン共重合体にはエチレン−プロ
ピレンゴムやタフマー(商品名二三井石油化学■製)な
どが市販されているが、これ等を使用するとフィルムの
強度や耐溶剤性、耐熱性が劣ったものになる場合があり
用途によっては問題を生ずる。そこで本発明に使用する
α−オレフィン共重合体は沸騰n−ヘキサン不溶分(以
下ICs不溶分」という)が10重1に%以上、好まし
くは30重量膚以上であシ、融点が100℃以上である
共重合体(以下[ULDPEJという)が好ましい。C
6不溶分が10重−ft%以下あるいは融点が100℃
以下のULDPEを使用すると強度や耐熱性に劣ったフ
ィルムが得られる場合がある0 なおC6不溶分および融点の測定方法はつぎの通υであ
る0 (Cs不溶分の測定法〕 熱プレスを用いて、厚さ200μmのシートを成形し、
20mmX3t)+mのシートを3枚切を9、そのシー
トについて、2重管式ソックスレー抽出器を用いて、沸
騰n−ヘキサンで5時間抽出を行なう。C6不溶物を取
り出し、真空乾燥(7時間、真空下、50℃)の彷、次
式によりC6不溶分を算出する。
〔融点の測定法〕
熱プレス成形したルさ100μmのフィルムから約5■
の試料を秤量し、それを示差走査熱せ測定装置にセット
し、170℃に昇温して、その温度で15分間保持した
後、降温速度2,5℃/分で0℃まで冷却する。次に、
この状態から昇温速度10℃/分で170℃まで昇温し
て測定を行なう。0℃から170℃に昇温する間11わ
れたピークの内、最大ピークのm点位会の温度をもって
融点とする。
以下に、本発明におい用いるULDPEの製造方法につ
いて説明する。
まず、使用する彫媒系は、マグネシウムおよびチタンを
含有する固体触媒成分に有機アルミニウム化合物を組合
わせたものである。固体触媒成分としては、例えば、金
属マグネシウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウ
ム、酸化マグネシウム、塩化マグネシウムなど、または
ケイ素、アルミニウム、カルシウムから選ばれる金属と
マグネシウム原子とを含有する複塩、複酸化物、炭酸塩
、塩化物あるいは水酸化物など、さらにこれらの無機質
固体化合物を含酸素化合物、含硫黄化合物、芳香族炭化
水素、/・ロゲン含有物ηなどで処理し、または反応さ
せたものなどのマグネシウムを含む無機質固体化合物に
チタン化合物を公知の方法によって担持させたものなど
がある。
上記の含酸素化合物としては、例えば、水、アルコール
、フェノール、ケトン、アルデヒド、カルボン酸、エス
テル、ポリシロキサン、酸アミドなどの有機含酸素化合
物、および金属アルコキシド、金属のオキシ總化物など
の無機含酸素化合物などがある。含硫黄化合物としては
、チオール、チオエーテルなどの有様含硫黄化合物、お
よび二酸化硫黄、三酸化硫黄、硫酸などの無機硫黄化合
物などがある0芳香族炭化水素としては、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、アントラセン、フェナンスレンなど
の各種の単環および多環の芳香族炭化水素化合物がある
。ノ・ロゲン含有物質としては、塩素、塩化水素、金J
f4地化物、有機ノ・ロゲン化物々どの化合物を例示す
ることができる。
チタン化合物としては、チタンのノ・ロゲン化物、アル
コキシハロゲン化物、アルコキシド、ノ・ロゲン化酸化
物などがある。チタン化合物としては、4価のチタン化
合物と3価のチタン化合物が好適でsb、4@Tiのチ
タン化合物としては、具体的には一般式Ti (OR)
□X4−nで示されるものが好ましい。ここでRは炭素
数1〜20のアルキル基、アリール基またはアラルキル
基を示し、Xはハロゲン原子を示し、nはO≦n≦4で
ある。例えば、四塩化チタン、四臭化チタン、四ヨウ化
チタン、モノメトキシトリクロロチタン、ジメトキシジ
クロロチタン、トリメトキシモノクロロチタン、テトラ
メトキシチタン、モノエトキシトリクロロチタン、ジェ
トキシジクロロチタン、トリエトキシモノクロロチタン
、テトラエトキシチタン、モノイソプロポキシトリクロ
ロチタン、ジインプロポキシジクロロチタン、トリイソ
プロポキシモノクロロチタン、テトライソプロポキシチ
タン、モノブトキシトリクロロチタン、ジブトキシジク
ロロチタン、モノペントキシトリクロロチタン、モノフ
ェノキジトリクロロチタン、ジフェノキシジクロロチタ
ン、トリフエノキシモノクロロチタン、テトラフェノキ
シチタンなどの例を挙げることができる。
3価のチタン化合物としては、四塩化チタン、四臭化チ
タンなどの匹ハロゲン化チタンを水素、アルミニウム、
チタンあるいは周期律表第1族かも第■族の金属の有機
金属化合物により還元して得られる三ハロゲン化チタン
などがある。また、一般式T i (OR) mX4−
m(Rは炭素数1〜20のアルキル基、アリール基また
はアラルキル基、Xはハロゲン原子、およびmは0(m
(4)で示される4価のハロゲン化アルコキシチタンを
、周期律巻組1族から第■族の金属の有機金属化合物に
より還元して得られる3価のチタン化合物が挙げられる
これらのチタン化合物のうち、4価のチタン化合物が特
に好ましい。
他の触媒系の例としては、固体触媒成分として、いわゆ
るグリニヤール試薬などの有機マグネシウム化合物とチ
タン化合物との反応生成物を用い、これに有機アルミニ
ウム化合物を組合わせた触媒系を例示することができる
。有機マグネシウム化合物としては、たとえば、一般式
RMgX。
R,Mg、RMg(OR)々どの有機マグネシウム化合
物(Rは炭素数1〜20の有機残基、Xは)・ロゲン原
子)およびこれらのエーテル錯合体、またこれらの有機
マグネシウム化合物をさらに他の有機金属化合物、例え
ば、有機ナトリウム、有機リチウム、有機カリウム、有
機ホウ素、有機カルシウム、有機亜鉛などの各種の化合
物を加えて変性したものを用いることができる。
また他の触媒系の例としては、固体触媒成分として、5
i02、Al2O3などの無機酸化物と前記の少なくと
もマグネシウムおよびチタンを含有する固体触媒成分を
接触させて得られる固体物質を用い、これに有機アルミ
ニウム化合物を組合わせたものを例示することができる
。無機酸化物としては、5i02. Al2O3の他に
Chi%B2O5%5n02などを挙げることができ、
またこれらの酸化物の複醪化物もなんら支障なく使用で
きる。
上記の固体触媒成分と組合わせるべき有機アルミニウム
化合物の具体的な例としては、一般式R3A1、R2A
IX、RAIX!、R1AlOR%RAI (OR)X
 オヨびR3AlzXsノ有機アルミニウム化合物(R
は炭素数1〜2oのアルキル基、アリール基またはアラ
ルキル基、Xはハロゲン原子を示し、Rは同一でもまた
異なったものでもよい)で示される化合物が好ましく、
トリエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム
、トリヘキシルアルミニウム、トリオクチルアルミニウ
ム、ジエチルアルミニウムクロリド、ジエチルアルミニ
ウムエトキシド、エチルアルミニウムセスキクロリド、
およびこれらの混合物などが挙げられる。
有機アルミニウム化合物の使用号は特に制限されないが
、通常、チタン化合物に対して01から1000モル倍
使用することができる。
共重合反応は通常のチーグラー型触媒によるオレフィン
の重合反応と同様にして行なわれる。す力わち反応はす
べて実負的に酸素、水などを絶った状態で、気相または
不活性溶媒の存在下、または七ツマー自体を溶媒として
行なう。
エチレンとα−オレフィンとの共重合の条件は、温度は
20〜300℃、好ましくは40〜200℃であり、圧
力は正常ないし70 K4/cry;’ −G 、好ま
しくは2に9/cnP・Gないし60 Kg/e−・G
である。分子量は共1合理度、触媒のモル比などの条件
を変えることによってもある程度調節できるが、重合系
中に水素を添加することにより効果的に行なうことがで
きる。もちろん、水素濃度や重合温度などの重合条件が
異なった2段階ないしそれ以上の多段階の重合反応も支
障な〈実施できる。
本発明において使用するLLDPEとα−オレフィン共
重合体の比率は重量比で30〜90チ対70〜10チで
ある。LLDPEが30重量%以下では強度や耐熱性が
低いフィルムとなりエチレン共重合体が10%以下では
延伸性が悪く低延伸温度では延伸むらを生ずる。
また、α−オレフィン共重合体のメルトフローレート(
MFR)については特に限定されないが、好ましくは0
.05〜50 f710分のもの、更に好ましくは03
〜102/10分のものを用いる。これがo、osy7
1o分以下のLLDPEやα−オレフィン共重合体を使
用する充填剤の混線が困難になり、50 f/10分以
上のものを使用するとフィルム成形が困難になる場合が
ある。
本発明で用いる充填剤は無機糸のものと有機系のものが
ある。無機系の充填剤としては炭酸カルシウム(以下「
炭カル」という)、タルク、シリカ、クレー、カオリン
、アルミナ、水酸化アルミニウム、マグネシア、水酸化
マグネシウム、硫酸カルシウム、亜硫酸カルシウム、硫
酸バリウム、珪酸アルミニウム、珪酸カルシウム、珪酸
ナトリウム、珪酸カリウム、炭酸マグネシウム、酸化カ
ルシウム、酸化チタン、マイカ、ガラスフレーク、ゼオ
ライト、珪藻土、パーライト、バーミキュライト、シラ
スバルーン、ガラスマイクロスフェア−、フライアッシ
ュ、ガラスピーズ等が挙げられる。
有機充填剤としては木粉、パルプ粉やフェノール樹脂そ
の他の合成樹脂の粉末等が挙げられる。
これ等充填剤のうち好ましいものは炭カル、メルク、シ
リカ、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグ
ネシウム等でを、る0−!たこれ等充填剤は2種以上組
合せて用いても良い。
充填剤の平均粒径としては20μ以下好ましくは10μ
以下、更に好ましくは5μ以下である。粒径が大きいと
延伸切れを起こしやすくまた得られたフィルムの孔径が
大きくなり多孔質膜としての機能が劣ったものとなる。
合成樹脂へ充填剤を配合する時は分散性を良くするため
に充填剤の表面を処理、する事がしばしば行われるが、
本方法にも好ましい結果を与える場合がある。表面処理
剤としては、脂肪酸、およびその金属塩あるいは酸アシ
ド、樹脂酸、チタネート系カップリング剤、シラン系カ
ップリン剤、アルミネート系カップリング剤、ワックス
、オイル、等があげられる。
本発明において、充填剤の配合比はLLDPEとα−オ
レフィン共重合体の合計100重量部に対し20〜50
ON量部にする必璧がある。これが500重量部以上で
は、フィルム形成不良となり、充填剤が20重量部以下
では通り性、透湿性が不充分なフィルムとなる0辿気性
、透湿性の虚で一一般に充填剤量の多い方が好ましい。
しかし充填剤量を増大させるにつれ一般的にはフィルム
の強度が低下する傾向にある。従って用いるポリマーと
しては高充填が可能でフィルム強度の低下が少いものが
好ましいがこの点LLDPEおよびα−オレフィン共重
合体は他のポリマーに比べその特性のすぐれたポリマー
でsb、本発明の方法に好適に使用される所以である。
本発明ではこの2成分に加えて本発明の目的を損わない
限り他のP′ff3塑性樹脂(ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリスチレン、ナイロン等酸化防止剤あるいは
熱安定剤(ヒンダードフェノール系、ホスファイト系、
ヒドロキノン糸、チオエーテル糸@り、耐候剤(ベンゾ
フェノン系、トリアゾール糸、サリシレニト系、ヒンダ
ードアミン系、Ni@体系等)、染料あるいは顔料、難
燃剤、帯電防止剤、消削、離型剤、可塑剤あるいは脱臭
側等を添加することが出来る。以上の深加物は数a糾合
せて用いても良い。
本発明においてフィルムを溶融成形する際、組成物を予
め溶融混練しておくことが好ましい。その方法は種々あ
るが、一つの例ハオープンロール、バンバリーミキサ−
1或は加圧ニーダ−で溶融混練するものである。しかし
これらは一般にバッチ操作であシ生産性に劣るので押出
様を用いる方法が好ましい。押出機としてはフル7ラク
トスクリユーの押出機を用いてもよいが、混練が不充分
となる場合があるので、ニーディング機構を有する押出
機や多軸押出機を用いることが好ましい。
本発明では、このように溶融混練したペレットを用い次
に溶融成形してフィルムを製造する。これは熱可塑性樹
脂のフィルム成形に通常用いられている方法で行う。す
なわち円形ダイを使用したインフレーション成形法、あ
るいはTダイを使用しfcTダイ成形注形法り適宜選択
する。
次に、このようにして得たフィルム(シート)を延伸処
理して目的の多孔質フィルムを製造する。延伸方法は一
般的に大きく分けて一軸延伸法と二軸延伸法があるが、
本発明ではいずれの方法も可能である。−軸延伸法は通
常ロール延伸法等が用いられる。このような延伸法を用
いる時はフィルムのネッキング現象を出来るだけ抑える
事が好ましく、そのためにロール間隔を可及的に近接さ
せたり、ピンチロールや静tfiによりフィルムの中方
向の収縮を抑える等の対策をとる場合がある。
二軸延伸法には大別して一段式と二段式があるがいずれ
の方式も用いることができる。延伸の方式もテンタ一式
やチューブラ一式等種々あるが、本発明においては特に
限定されず用いることが出来る。
延伸は50℃以上110℃以下、好ましぐけ60℃以上
105℃以下の温度で行う。延伸温度が50℃以下では
延伸むらが生じて良好なフィルムが得られない。またこ
れが110℃以上では延伸は良好に行えるが、得られた
フィルムの多孔性が劣ったものになる。一般にポリエチ
レン等の合成樹脂の延伸温度はその融点の近辺で行われ
あまり低温で延伸すると延伸むらが生ずる。このために
前記のように液状の化合物を添加して延伸性を向上させ
ているのが現状であるが、この方法では上記のように低
温でも延伸が可能であり好ましい多孔質フィルムが得ら
れる点に大きな特徴がある。
延伸倍率についてはフィルムに対して要求される扱械的
物性値と通気性、透湿性のバランスによシ適宜決定され
る。
高い通気性を要求される用途に対しては5〜6倍程度の
高延伸倍率で行うことが好ましい。しかしこの場合フイ
ルムの引裂強度がそこなわれる場合があり、特に−軸延
伸で行うと縦裂しやすいフィルムが得られる場合がある
。従って一般的には2〜3倍程度の低倍率で行うことが
好ましいが、通常の方法では延伸むらを生ずるのに対し
、本発明では2〜3倍程度の低倍率でも延伸出来るので
特性の非常に優れたフィルムを得ることができる。
得られたフィルムはそのまま使用することが出来るが、
アニーリングして後収縮を抑えることもおこなわれるア
ニーリングの温度は延伸温度とULDPgの融点の間が
好ましい。
〔作用および効果〕
本発明は充填剤配合組成物を成膜、延伸処理して多孔質
フィルムを得るものであるが、この際ポリマーとしてL
LDPEど特殊々α−オレフィン共重合体を用いるとこ
ろに特徴を有する。これにより得られる効果は以下のよ
うに要約される。
1)LLDPEは成る程度柔軟性を有する合成樹脂であ
るが多孔質フィルム用には未だ剛性が窩い。これにα−
オレフ“イー、−#、重合体を配合する事により強度を
あまり以下させることなく柔軟性を大巾に向上すること
ができる。
i+)LLDPE、α−オレフィン共重合体とも充填剤
の受容能力が高く充填剤を500重量部迄高充填しても
柔軟性、伸びが保持される。従ってこれを延伸したフィ
ルムは孔の数が多く、通気性、透湿性に優れたものにな
る。
1ii)  α−オレフィン共重合体を用いることによ
り液状物置を使う事なく、低温度でかつ低倍率で延伸す
ることができ、多孔質フィルムと iv)  本発明の方法を実施するには安価な原料を用
いかつ既存の装置をその1ま使用することができ、生産
性も高いので経済的に有利な多孔質フィルムを得ること
ができる。
以上のように種々の特徴を有する本性で得られたフィル
ムは衣料用品(ゴルフウェアー、スキーウェアー、レイ
ンコート、帽子@)、衛生用品(紙おむつ、生涯用品等
)、医療用品(濾過器、ばんそうこう等)、工業用r過
材(水処理用、空気清浄用、各稲セパレーター等)等広
い用途を有している。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により更に詳しく説明する。なお
この実施例に使用したフィルム物性の担11定方法を以
下に示す0 フィルム物性測定法 破断点強反:ASTM  D882 〃 伸び:    〃 引張弾性率:    〃 引裂強度:JIS  P  8116 透 浸 度:直径85mのガラス製カップに純水50m
3を入れ試験用フィルムをのせて周りを完全にシールし
温度23℃、相対湿度50チに調製した部屋に10日間
静置し重メ゛減を測定し透湿度とする。なお、結果は1
日当り1−当りの透過度で示す。
実施例 1゜ LLDPEとして、日本石油化学■製すニレツクス(商
品名) AF2320 (MFR=1.0 f/10分
、密度=0.922 f 7cm3.記号A)Soit
−i部、α−オレフィン共重合体としてエチレンとブテ
ン−1よりなり密gll−=0.901S’ 7cm”
 、 M F R= 1.2、融点=121℃、C6不
浴分=82重量%のULDPE (日本石油化学■製、
記号B)、50重弁部、および充填剤として炭カル15
0重り部を2軸押出機を用いて混練押出しペレットを得
た。このペレツトを用いインフレーション成形機で下記
の条件で厚み60〜85μmのフィルムを成形した。
ダイス径:100++a+ 成形温度:190℃ ブローアツプ比=1.7 フロストライン高さ:250m 次に、このフィルムを、ピンチ機構を有する近接ロール
延伸機を用い一軸延伸して多孔質フィルムを得た。この
時の延伸温度、延伸倍率、延伸後のフィルム厚みを表1
に示す。このフィルムの延伸方向について測定した物性
値を表1に示す。なおフィルム外観は延伸むらの発生の
有無で評価した。
実施例 2〜6 ポリマーA、Bおよび充填剤(炭カル)の配合比および
延伸条件を〉1のように変えた以外は実施例1と同じ方
法で多孔質フィルムを得た。その物性値を表1に示す。
実施例 7゜ α−オレフィン共重合体としてエチレンとプロピレンよ
りなシ、密度=0.8975’/cfn3. MFR=
2.55’/10分、融点=121℃、C6不溶分=6
8重量%のULDPE(日本石油化学■製、記号C)を
用い、配合比および延伸条件を表1のように変えた以外
は実施例1と同じ方法で多孔質フィルムを得た。その物
性を表1に示す。
実施例 8゜ α−オレフィン共重合体としてエチレンとプロピレンよ
シなる密度=0.88、MFR=1.1f710分、(
融点は不明確であシ、C6不治分はほとんど10TLi
%以下)のタフマーPO480(三井石油化学■製、記
号D)を用い、配合比および延伸条件を表1のように変
えた以外は実施例1と同じ方法で多孔質フィルムを得た
。その物性値を表1に示す。
比較例 1゜ α−オレフィン共重合体を用いずに、表2に示した配合
比および延伸条件とした以外は実施例1と同じ方法でフ
ィルムを成形し延伸処理を行ったが、延伸むらが発生し
良いフィルムが得られなかった。
比較例 2 比較fI+1と同じ組成で表2の延伸条件とした以外は
実施例1と同じ方法で延伸フィルムを得た。その物性値
を表2に示す。
比較例 3゜ 実施例1と同じ組成で表2の延伸条件で延伸フィルムを
得た。その物性値を表2に示す。
手続補正書 昭和61年2月6日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 昭和60年特許願第291996号 2発明の名称 多孔質フィルムまたはシートの製法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称 日本石油化学株式会社 4、代理人 氏名 弁理士 (7175)  斉 藤 武 彦   
、′5補正により増加する発明の数   な し6補正
の対象 明細書の特許請求の範囲および発明の詳細な説明の欄7
、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙のとおり補正する。
(2)明細書(以下同じ)6頁3行のro、03gJを
ro、05gJと補正する。
(3)6頁9行の「α−メチル」を「4−メチル」と補
正する。
(4118員9行の「アシド」を「アミド」と補正する
(5119頁1行の「形成不良」を「成形不良」と補正
する。
(6119頁12行の「ナイロン等」を「ナイロン等)
、」と補正する。
(7120頁9行の「フルフラクト」を「フルフライト
」と補正する。
(8121頁10行の「中方向」を「巾方向」と補正す
る。
(9124頁12行の「多孔質フィルムと」の後に「し
てすぐれた特性を有するフィルムが得られる。」と挿入
する。
(II 26頁4行の「調製」を「調節」と補正する。
(1031頁表2中の比較例1の最下段の空欄の中に「
×」を特徴する 特許請求の範囲 (1)密度が0.910g/ct/以上0.940g/
am?未満の直鎖低密度ポリエチレン30〜90重量部
、密度が0.860g/cd以上、0.910g/ci
+f未満のエチレン−α−オレフィン共重合体10〜7
0重量部、および充填剤20〜500重量部よりなる組
成物を溶融成形して得たフィルムまたはシートを、50
℃以上110℃以下の温度で延伸処理することを特徴と
する多孔質フィルムまたはシートの製法。
(2)溶融成形して得られたフィルムまたはシートを6
0℃以上105℃以下の温度で延伸処理することを特徴
とする特許請求の範囲第1項に記載の多孔質フィルムま
たはシートの製法。
(3)  エチレン−α−オレフィン、1合体の沸騰n
−ヘキサン不溶分が10重量%以上であり、融点が10
0℃以上であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
または第2項に記載の多孔質フィルムまたはシートの製
法。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)密度が0.910g/cm^3以上0.040未
    満の直鎖低密度ポリエチレン30〜90重量部、密度が
    0.860g/cm^3以上、0.910未満のエチレ
    ン−α−オレフィン共重合体10〜70重量部、および
    充填剤20〜500重量部よりなる組成物を溶融成形し
    て得たフィルムまたはシートを、50℃以上110℃以
    下の温度で延伸処理することを特徴とする多孔質フィル
    ムまたはシートの製法。
  2. (2)溶融成形して得られたフィルムまたはシートを6
    0℃以上105℃以下の温度で延伸処理することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の多孔質フィルムま
    たはシートの製法。
  3. (3)エチレン−α−オレフィン共重合体の沸騰n−ヘ
    キサン不溶分が10重量%以上であり、融点が100℃
    以上であることを特徴とする特許請求範囲第1項または
    第2項に記載の多孔質フィルムまたはシートの製法。
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