JPS6148377A - 2成分用注射器 - Google Patents

2成分用注射器

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JPS6148377A
JPS6148377A JP60117650A JP11765085A JPS6148377A JP S6148377 A JPS6148377 A JP S6148377A JP 60117650 A JP60117650 A JP 60117650A JP 11765085 A JP11765085 A JP 11765085A JP S6148377 A JPS6148377 A JP S6148377A
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piston
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は、注射器に関し、特に2つの成分からなる注射
器にすする。
(褐従来技術とその問題点 ある注射可能な医薬品は、これらが使I:r1可能な状
;αに置かれる時急速に薬効が失われる。これらの医薬
品の蝮い貯蔵期間から保護するため、その多くは2つの
成分に分けて供給さnて使用の際に混合される。2成分
の薬品は、一般に穿刺可能な栓部を有する2つの容器に
分けた形1μで入手される。第1の容器は一般に無菌状
iルの水の如き希釈液を保有し、第2の容Z≦は例えば
親液性形容の活性す見分を保有する。薬品を使用できる
状jさに用意するため、使用者は滅閑状悪の注射器と可
の4退室体を用いて前記水を保有する容器の栓部に穿刺
し。
この水を注射器内に吸引する。次いで前記の針を第1の
容器から取外して第2の容器に挿入する。
水をこの容器内に注入して親液性化した薬品と混合する
。混合された薬品は次に注射のため注射器内に吸引され
る。静脈圧kA’に行なう時は、針を患者に挿入して注
射器のilからプランジャのロンドを僅かに引出すのが
慣例である。もし針が静脈内にあるならば、僅かな量の
血液が注射器内に吸引される。血液の視認は針が静脈中
VCあることを確認することになる。このような手順は
静脈視認検査と呼ばれる。また、静脈または動脈中への
薬品の注入が不安である時は、この静脈視認検査は皮下
注射針が静脈または動脈中にないことの確認のため用い
ることができる。
上記の別個の容器の使用は、薬品容器の内側のみが滅菌
状態で6D、かつ容器の外側および外部環境からの細菌
が混合過程において痰品内に混入されるおそれがあるた
め、滅菌状部に関する諸問題を呈することになる。また
、皮下針の管腔部の円筒状面がその基点面と交差する領
域において、針を穿刺する時ゴム製の容器棟部の小片を
切取る可能性のある鋭い峰部が形成される。ゴムの微粒
子を生じる可能性+ri針の尖端部の異なる形部に従っ
て変化することを注目すべきである。このようなゴムの
砕片は、これらが液状の薬品と共に、1ど者の体内に入
るならば身体の危険のoJ能性をもたらす。更に、2つ
の別個の滅菌状部の容器および滅菌状!さの注射器が通
常必要とされるため、コストが高くなる。
B r own の米国特許第2,30°7,344号
は、液状成分を保持する管の端部を封止するピストン栓
および粉末状の成分を保有する管の端部を封止するフラ
ンジ状の穿刺可能な栓を備えた栓部により成分が分4「
されるガラス管内に薬品の両成分を入れる方法について
教示している。また、栓部と穿刺可能な栓部によυ仕切
られた粉末を保有する区画内には、半径方向外方に突出
してガラス管の内径を拡大する溝が長手方向に位置する
。この溝は。
栓部が前記溝を有する管の部分以内に位置される時液剤
がこの溝を介して栓部の周囲に流れ得るように栓部より
も長くなっている。また、ガラス管組立体を受入れるた
めの開口した近端部と1反対ψl]の点を有するカニユ
ーレを含む壁面を肩する遠gjA部と倉荷する別1固の
胴部が提供される。このカニユーレの一端部はIJII
T1部内に突出し、 1li2Jili部は胴部の遠4
16部から外方へ突出している。
使用においては、前記Brown  の管組立体を前記
胴部内に挿入し、その結果胴部内部のカニ一一しの部分
が穿刺可能な杜都き貫仙して%の内部と外気との間に流
血状態を確保する。次いで、ピストン棟部を内刃へ押込
んで薬品の液状成分を押圧し、栓部r胴部の遠端部に向
けて押圧する。栓部がバイパス部内に置方・れると、液
状成分はバイパスgVJt介して栓部の周囲に流れて粉
末状成分と混合する。静脈視認検査を行なうに(は、管
乞引いてカニー−レとの間の運西状態を終了させ、次い
でカニー−レの外に向いた部分を、の者に挿入すり。
穿刺可能l棟部のフランジは胴部の内径よりも太きいた
め、胴部刀・ら管をこれ以上引出すと穿刺可能な栓部の
外、Mili部とカニーーしとの間の減圧区域を生じて
、血液をカニユーレから胴部内へ一−=たカニユーレが
静脈内に置かれる場合は管組立体の外部へ流動させるの
である。
Geneseの米国特許第4,226,236号は、液
状の希釈剤および固形状の薬品を2つの栓部間に保有さ
れる注射器の胴部内に置き、固形状の薬品を上記の栓部
の置力と疎水性フィルタとの闇に保持させることを教示
するが、このGene s eの特許は散剤が流過する
ことを許容しない。この注射器(は、胴部の側面に外骨
jに突出するバイ・くス都を有する。薬品および希釈剤
に’6b合するためには、使用者は注射器組立体の遠端
部にふ−ける金種および密閉栓部を取外し、次いでゼ1
の栓部に取付けられたプランジャ・ロッドを内方へ押込
む。第1の栓部の運動(は、中間栓部がバイパス部の領
賊にくる甘で希釈剤および中間栓部を前7iに押圧し1
次いでこの希釈剤はバイパス部ケ介して中間栓部の周囲
および固形薬品上へ強制的に送られる。希釈剤が疎水性
のフィルタと接触する時空気または水分が流入すること
はできず更に希釈剤が疎水性フィルタと接触した後注射
器内に空気が残ろうとも注射器内に捕捉されて漏洩し得
ないように見える。
Geneseの特許は2この時注射器を揺動させて2つ
の成分?混合畑せることを教示している。この注射器を
使用するには、摺動自在に取付けられた中空の穿刺部材
を後方へ移動きせて疎水性フィルタを破り、注射器胴部
の内側jと中梁の穿刺部材の内fllllとの間に流仙
状聾を生じる。摺動可能な穿刺部材の遠端部は、皮下注
射針組立体の取付けを可能にする形状を呈する。皮下注
射組立体を取付けると、残留する空気および混合状態の
薬品を注射器から押出すことができる。Geneseの
注射器(は、患者に対して薬品を供給するため注射器の
構成要素を破ることを必要とし、従って患者の体内に注
射するおそれがある異物を生じる可能性を有する点にお
いて相違点分有する。更に、Geneseの特許は静脈
視認検査については何等の教示も行なわず、Ge1es
eの注射器は約12の個々の区画を有して裡雑である。
Geneseにより教示された注射器は、前記区画内の
液剤が疎水性フィルタを封止して空気の流出を阻止しか
つ栓部のノくイノくス部への運動を阻止するため、栓部
とフィルり間の薬品成分が液状でない一混合にのみ有効
であるように思われる。
薬品が注射器から放出し得る前に穿刺されなければなら
ない栓部またはフィルタ要素を注射器内に設けることは
、この穿刺操作が以後患者体内に注射され得る有害であ
り得る粒子せたけ細片を生じるおそれがあるため望まし
くない。しかし、GeneSeの教示による注射器の」
混合には、もしフィルタが除去されるならば、液剤はノ
くイ/くス部から直接注射器の先端部に人出するよう強
1till LようとするILII向を有し弼る。従っ
て、2つの薬品成分の完全な混合を行ないながら注射器
の胴部を介する流失分を最小限度に抑える形容を有する
2つの成分の薬品の注射器を捉供することが望ましい。
現在係属中の1986年9月28日出願の本願と同じ譲
受人の米国特許出願第536,927号もまた2つの成
分の薬品の注射器について記載している。
2つの成分の薬品の貯蔵、混合および管理のための装置
および方法については、前掲の如〈従来技術により取扱
われてきた。しかし、−力もしくは両方の成分が液状で
ある2つの成分の薬品の貯蔵、混合および管理のための
簡単明瞭で、信頼性が高く製造が容易な注射器組立体に
対する需要が依然として存在する。注射器組立体1−1
、注射器内部の栓部もしくは他の障害物を破断し、ある
いは薬品1反分の注射器組立体に対して外部にある滅菌
状弗でない障害物を介して移転させることなく混合およ
び管理の過程to]′能にすることにより汚染のoT能
性を最小限度に抑えることが望ましい。注射器は、混合
の間薬品の流失を最小限度に抑えて薬品成分の完全な混
合を促進するように構成されろことが望筐しい。また、
注射器組立体は静脈視認検査を容易に行なうことができ
ることが望ましい。
[c)発明の構成 本発明の二成分注射器は、薬液を保持するための室を有
する胴部を含む。この胴部の遠端部は5@記室と連通す
る貫通通路を有する。バイパス栓部が胴部の内部と液密
に係合するように封止自在に配置されている。この栓部
は七〇遠端部に離れたリブ部と、このリブの近い側の凹
部と、この凹部と前記室間に流通状態を生じるため前記
リブに元通手段とを有する。薬液が栓部の近端部と前記
凹部との間で栓部の周囲を流れることを許容するバイパ
ス’At5が設けられている。ピストン@置ハ前記胴部
の内側とtj、密に1系合するようにケd・助自在に配
置てれ、プランジャ・ロッドを係合してその動作を容易
にすることができる。このピストン装置は、その遠端部
への運動と同時に薬液を前記室から通路を通るよう運動
させることができ、またこのピストン装置は前記遠端部
から遠去るよう運動すると同時に前記d路金経てi′l
J記室内への薬液の吸引を容易にすることができる。
本発明の別の実施悪様によれば、二成分の薬品の注射器
は#威を保持するための室?有する長い略々円藺状の胴
部を含む。先端部はこの胴部の遠端部から延在し、前記
室と・亜通するi4硲金屑する。この先端部はまた皮下
注射針ケ受入れるための装置をも有する。耐重装置が前
記通路を封止するため先端部に対して取外し自在に結合
されている。バイパス栓部は胴部の内側と液密に係合す
るよう摺動自在に配置されている。この栓部は、胴部と
接触する離れたリブ部と、この遠いリブの近い側におけ
る四部と、この凹部と前記室間の流1出状聾金可能にす
るための遠いリブにおける溝とを有する。この溝は、こ
れを流過する液体が胴部の゛ 長手方向軸心に対しであ
る角度が付されるように胴部の長手方向軸心に対しであ
る角度で配置されている。栓部なまた、胴部と接触する
凹部の近い側における少なくとも1つの近いリブを有す
る。
また、バイパスとして作用してバイパス区域を画成する
高くなった周部も設けられている。このバイパス区域は
、胴部の長手方向軸心に沿って栓部の長さよりも短くな
っている。このバイパスは、棟部の近y1■;部がバイ
パス区域に配置される時、抜本が栓部の近端部と前記凹
部との間で栓部の周囲に流れさせるため充分に長く高く
なっている。また、前記胴部の内側には液密に係合する
ように摺動自在1′?:配置されその動作を容易にする
ようプランジャ・ロッドと係合するためのピストンが設
けられている。このピストンは5遠端部に向って運動す
ると同時に薬液を前記室から6路を1瓜って流動させる
ことができ、またこのピストンは更にこれが遠シ11ル
部から遠去るように・■動すると同時に前記1山路金・
1産て前記室内に薬液を吸引すること企容易にすること
ができる。薬品の第1の(夜状成分が前記栓部とピスト
ン間の室内に保有される。この栓部は、バイパス部の近
端部に隣接してバイパス区域の外側に配置されている。
薬品の第2の成分は、前記栓部と胴部の遠端部との間で
実質的に前記室内に存在する。
本発明の別の特質は、実゛t1的に円筒状の胴部を有す
る注射器において使用されるバイパス栓部である。この
バイパス栓部は、alの端部と石2の端部と、その全長
にわたる長手方向軸心を有する1Ilo1部の内部と摺
動自在に液密の保合状「ルとなるようにピストン状の胴
部を含む。前記胴部の@1の端部における環状のリブと
、嘉2の端部における環状リブとは、その闇に配置され
た環状の凹部を有する。この凹部ば、前記リブの外径よ
りも小さな外径を有する。嬉1の端部におけるリブけ、
その全長にわたる流通状トさを許容する複数のζ7ii
を宮んでいる。これらの荷ハ、全部の長手方向軸心に対
しである角度で配置される。
$:発明の1京理によれば、多くの利へおよび目的が達
成される。嘉1に、本発明は、成分の一方捷だは両方が
液状の2つの成分の薬品を貯蔵し、混合し、g埋を行な
うための簡単明瞭で、信頼性にg台、製造が容易な注射
器組立体を提供するものである。本発明は、注射器内部
の棟部その他の障害物を鼓断することなく、あるいは薬
品成分を注射器組立体に対して外側にある滅菌状態でな
い障害物を通って薬品成分を移転させることもなく混合
および管理操作を行なうことを可能にすることにより汚
染のoT能性を最小限度に抑えるものである。以下にお
いて更に詳細に示されるように、本発明は、2つの薬品
成分の混合操作中渦巻き作用を促進する構造を2成分の
薬品用注射器に提供するものである。本発明は、更に、
混合が完了して全ての気体が注射器から排出される前に
薬品が注射器の先’JIAr部を1瓜って排出される可
能性を最小限度に抑えるものである。
(d)実 施 列 一1図乃至(6図においては、2成分の薬品用注射器2
0は、薬液?保持するための室を(Jiffえた長い略
々円筒状の胴部21を含む。先2ii+’:部24は胴
部の遠端部25から突出し、前記胴部を貫通して室22
と速切する通路26を有する。本発明の記述の目的にお
いては、用語「遠端部」とセ注射器を保持する人員から
最も遠い端部を意味し、用語「近ス111都」とは注射
器の保持者に対して最も近いQiW部金意味する。先端
部24ば、以下に述べるように皮下注射針を受入れるも
のであることが望ましい。しかし、この先端部は池の4
液移転装置と係合するよう用いることも可能である。望
ましくは弾性に富んだ先端キャップ29が先端部24に
対し取外し自在に結合され、通路26を気密状態に封止
する。前記先端キャップの着脱を容易にするため先端キ
ャップ・フランジ30°が設けられている。注射器の取
扱いおよび設定を容易にするため胴部の近端部17+:
はフランジ27も設けられている。
弾性に富んだバイパス栓部61は胴部内部に液密状聾で
摺動自在に配置されている。このバイパス栓部の外径・
は、注射器1115]部に装着された時栓部が充分に圧
縮されて注射器胴部と栓部間に充分な圧力を生じてこの
境界面を封止するが胴部内部で作用力下において摺動自
在の状態を維持するように、胴部の内径よりも大きくな
っている。
■ましいバイパス栓部61は、遠端部51と、近端部5
2と、長手方向の軸心56を有するピストン状の胴部5
0を有する。この遠端部に配置された環状のリブ部54
は、胴部21の内径よりも大@な外径?有する。環状の
凹部55が遠端部のリブ54に隣接している。近端部に
配置された近いリブ56.57もまた、胴部の内径より
も犬きl外径?有する。前記環状凹部な、その断面が前
記各リブの外径よりも小さくかつ注射器胴部の内径より
も小さな外径を有する円形であることが望ましい。環状
四部55は前記栓部の周囲に連続的な溝を形成すること
が望ましい。前記遠端部のリブば、前記凹部と胴部によ
り画成される容積部と胴部の内部との間の流血を許容す
る溝58を有する。この溝は、長手方向軸心56に関し
て角度Aで1頃がF位置に配置されることが望ましい。
本発明をこれに限定するものではないが、角度Aは約3
0°乃至80の範囲内であることが望ましく、より好ま
しくは30°の角度であることが最も望ましい。個々の
溝が長手方向軸心に対して異なる角度である棟部を包含
することもまた本発明の化1用内にある。溝58の角度
の状態は、これを流過す       ′る薬液を長手
方向軸心に関しである角度で胴部の内壁面に向けて指向
させる。以下において史に詳細に説明するように、角度
を付した溝58は本発明のIF要な特徴である。
注射器胴部21はまた、半陛力向外方に延在してl+i
j1部に沿ってバイパス区域Z金1面戎する胴部の高く
なった周部により画成されることが望ましいバイパス部
64を含んでいる。このバイパス部は。
第6図に最もよく示されるように、前記バイパス区域を
通って測定した時の注射器111aI部の内径を有効に
変更させるものである。また、このバイパス区域は、胴
部の長手方向軸上・に沿って見れば胴部の長手方向軸心
に沿ったバイパス栓部61の長さよりも短くなっている
。以下において示すようして、このバイパス部は、前記
棟部の近端部がこのバイパス区戦内に直かれる時、棟部
の近鼎、i部と前記凹部間でバイパス栓部の周囲に薬液
の流れを生じるように充分に長くかつ高くなっている。
バイパス部は胴部の長手方向・軸心と軸力口に略々整合
状I専に延在することが望ましいが、胴部の長手方向軸
心に対しである角度をなす関係に配置することもできる
弾性に富んだピストン66は、胴部内で液密の保合状、
蝉で摺動自在VC配置されている。ピストン66は固い
プランジャ・ロッド37と係合している。望ましい実施
態様においては、この棟部は。
編2図に示される如く組立てられる時、プランジャ・ロ
ッド上の外ねじ40と螺合し得る内ねじ69を有する。
このフ゛ランジャ・ロッドは11同部の近端部の外1則
に接近可能であり、ピストンをr洞部に沿って運動させ
て薬液全通′@を介して前記室に蝉して出入りさせるた
め設けられている。ディスク114伏のプランジャ・ロ
ッドの7ランジ42が、1乍111力会ノ川えてプラン
ジャ・ロッドを庄材」器のd間部に対して(1動させる
だめの1更利な構造として設けられている。プランジャ
・ロッドにおけるピストンのフランジ41は、ピストン
全損傷することなくプランジャ・ロッドからピストン範
囲う方向に作用力を伝達する大きな血戦を提供するため
設けられている。このプランジャ・ロッドば、庄ジ]器
が組立てられる時組込むことができ、あるいけまた使用
の際ピストンに縁部される別個の接触しない要素として
設けること<)できる。当業者v?−汀、ピストンとプ
ランジャ・ロッドラ接合するため種々の構造が用いられ
ること、および上記の(→゛4造がこのような多くのo
T能性のり1]示であることが明らかであろう。また、
一体型のプランジャ・ロッド/ピストン組立体を包含す
ることも本粕明の範囲内にある。
本発明の望ましい実施四改は、使用の際に混合される薬
品の2つの成分を保有する。この墾ましい実施岬瑳は薬
品の混合用注射器に照して記述されるが、その特注の故
に使用の時まで別個に保存されなければならない非婆品
成分、夕IJえばエポギシ系接着剤の分離した化学的成
分を混合するための注射器を含めることも本発明の・1
tα囲内にめる。
薬液の嘱1の成分44は、バイパス棟部61とピストン
36との間で室22の近端部内に保持されている。この
バイパス棟部は、バイパス部の近端部に隣接するバイパ
ス区域の外側に位置されることに注目されたい。薬品の
42の成分45は、バイパス棟部61と胴部の遠端部と
の間の遠端部の室32内に保持されている。この窮ンの
薬品既分は液体、液体CTT容粉米粉末たは固体、もし
くはその4且合ぜの杉態でよい。本望ましい実施態様に
おいては、粉末である妻2の成分について記述する。
前記胴部がクリえは医薬品級のシリコン潤滑剤により充
分に潤滑されている時、もしぐは注射される液体が潤滑
剤として作用する時、弾性に富んだピストンを胴部に沿
って運動させるためには最小限度の力を要することに注
目すべきである。しっ)し、ピストンが短い時間でも1
つの位置に止まる時、このピストンと庄3(1器1洞部
間に及ぼされる圧力は(夜イ本またrri+i2’l滑
削ケピストンと胴部出]のう゛工界面から押出そうとす
る。その結果、注射船胴gに沿って移動するピストン全
始1(のするため必要な作用力の大きさは非常に増大す
る。このよう2S:増大した力は対抗力と呼ばれる。多
くの注射器においては、この対抗力は非常に大きくなる
ため、もし使用者が最初にプランジャ・ロッドを引張る
ならば、プランジャ・ロッドはピストンから外れること
になろう。本発明においては、ピストン・フランジ41
はピストンに対して使用者がピストンから遠去る方向に
プランジャ・ロッドが加え得るよりも更に大きな1乍国
力をピストンへの方向に与えることk ”T 能にして
、対抗力に打克つてピストンを運動させることを容易に
する。本発明における如くピストンと棟部がi[動させ
られる揚台には対抗力に・犯する問題は複雑となること
が判る。
薬品の@1の成分と禰2の成分の混合操作な、rA’S
 7図乃至第9図に最もよく示されるようt(、先端キ
ャップを取外して、先端部が史に詳細に47図に示され
るり口〈上方向を向くようVC庄イ(」器金持つことに
より行なわれる。使用者な、胴部21’5片手に持ちな
からす内部の遠☆j、i部に向かうブラ向にプランジャ
・ロッド67をしっか、りと押す。一旦ピストンおよび
バイパス栓孔の対抗力に打克てば、ピストン66は注射
器胴乱の遠、端部に向って移動して禰1の成分44に対
し圧力企及ぼし、これが更にバイパス栓にB31に対し
て圧力を及ぼすことになる。ピストン、薬品の第1の成
分およびバイパス俺部Vユ、禰/図に最もよく示される
ようにバイパス栓孔の近端部がバイパス区域内に位置す
るまで胴部に沿って運動し続ける。この時、ピストン6
6により薬品のゼ1の成分に対して及ぼされた圧力が牧
則?バイパス栓部の近端部周囲のバイパス部とバイパス
栓部間のバイパス路65ケ経て凹部領域内へ圧送され、
次いで第7図および幅9図に最もよく示でれるように、
458を経て薬品の外2の成分を保有する領域内へ圧送
される。栓部および胴部の長手方向軸心に対する角度を
有する前記溝の配列によって5講内で圧力下にある液剤
を前記長手力向紬心に対しである角1変で胴部の内ml
に対して指向させ、ここで液剤は前記室の内面の周囲に
流れようとしてその内部に昌を作用を生じる。この渦巻
作用は、第9図において最もよく示されるように、薬品
の2つの成分の混合全容易にする。また、角度を付して
設けら汎fc、苛(仁、バイパス部からの液剤をして注
射器り内部のd路26から遠去るように指向させて混合
の過程および全ての気体が前記室から追出される前に液
剤がa路を経て追出される可能性を最小限度に抑える。
もし液剤が混合過程において1mm円内送られるならば
、室内の気体が追出される時に/IL*lJが注射器か
ら排出され、したがって患者icメJL注躬きれゐべき
薬品の損失を生じる結果となることに注目すべきである
。また、a路による液剤の損失は、薬品の2つの成分の
比率における望ましからざる変(ヒ?生じることになる
。従来技術の注射器は、混合が完了する前に液ぐIJが
漏洩することを防止する隔壁を設けていたが、これらの
隔壁は後に披る必要がろり、したがって患者に注入され
る可能性のある有害な粒子または砕片を生じる危険性が
ある。
注射器胴部の遠端部に対してバイパス栓部を更に運動さ
せかつ前記溝を介して注射器胴乱の遠端部へ液剤を流入
させることにより、内部に保有された気体を移動でせて
これを1m路26r経て胴部刀1ら排出させ続けること
になる。プランジャ・ロッドに対する圧力は、ピストン
66がバイパス栓孔61に隣接しかつ液状成分の全1辻
が十分に4同部の遠端部とバイパス栓部間の遠い室部6
2円に達するまで1鉢続して与えられろ。この時、薬品
の2つの成分が混合され、あるいは胴乱に対して揺動力
をカロえることにより混合することができ、薬品は注射
される用意ができる。望ましい本笑施1μ様において・
ぼ、薬品の第1の成分および第2の成分の混合された時
の合計−4改は、バイパス栓孔の近端部がバイパス区戦
円にある時バイパス栓孔と個部の遠端部間で遠い室部6
2内で画成される容積と略々前しくなる。薬品成分の会
計量は、第1の成分が液体であり編2の成分が粉末であ
る時、第2の粉末成分の1ヒ学的特性に従って鳴1の液
状成分の1本、:;”jと等しいかあるいはこれよりも
太きくなることに注目すべきである。
次に第11図においては、患者Pの静脈に対する薬品の
注射は、注射器11!i1部の先端部に滅沼状■の皮下
注射針組立体IL]Oを定置し、鋭利なカニユーレ1(
11を患者の皮膚Sを経て静脈V内に挿入することを要
する。カニユーレが静脈内に適正に挿入されたことを確
認するために、プランジャ・ロッドを引出して血l夜B
を静1派から吸引する室内の減圧域を生じる方向にピス
トン66を移動させる。この室内における血液の存圧な
、カニユーレが静脈内に・適正に定置された硯党的な証
拠となる。
カニ、−レが適正に静脈内に定置さ几7ζかどうつ・を
゛量定するための上記の手順は、前に述べたように静脈
伏認険査と呼称されている。
望ましい実施態嗟のjJP脈視認倹査ば、混合きれた時
の薬品の成分の体積が、バイパス栓孔の近ノ;晶部がバ
イパス区域内にある時にバイパス陰部の近端部と胴部の
遠端部間で遠い室部62内に画成される容積と略々等し
いためにけうことかできる。
このような容量的な1墨係により、バイパス栓−〇プラ
ンジャ・ロッド37により制fi’lllさ几るピスト
ン66と直接的に接触した最終的な正確な泣苦央めがL
iT化となる。最も1F要なこと・な、プランジャ・ロ
ッドを引出して静脈視認検査と行なう時、ピストン66
のみを運動させバイパス栓部61は渾動させる必要がな
いことである。ピストンのみがaりのさぜられるため、
プランジャ・ロッドの運動に要する力は比較的小さく、
プランジャ・ロッドがピストンから外れる可能1生に少
ない。
静脈視認検査はまた、静脈または動脈内への薬品の庄も
(」が望ましくない時にも行なわれる。このような場合
には、注射器組立体に結合された皮下注射針の鋭利なカ
ニユーレ?患者の圧動部位に穿刺させ、プランジャ・ロ
ッドを注射器の遠端部71≧ら遠去るように引いてピス
トン66をその力量にa励させて室内に減圧域を形成す
る。この室内に血液が存在しないことに、カニユーレが
適正に静脈または動脈内に定置されていないことの視覚
的な証左となる。
カニー−レが患者に適正に定置されているものと判定さ
れると、薬品を通常の方法でプランジャ・ロッド全欄都
の遠端部に向って押圧することにより注射することがで
きる。プランジ→・・ロッド67の・■動がピストン3
6を月間部にraって4甲出し、これが更にピストン6
6とバイパス棟部61間にある数音11をバイパスし各
を経て遠い室部に対して丁lF込む。この時、ピストン
66はバイパス栓部61と接触状I川となり、が1記プ
ランジヤ・ロッドのe11動が前記ピストンとバイパス
栓部を胴部に沿って押圧し、これにより薬品と通路26
およびカニユーレ1(11を経て患者に対して強制的に
供給する。
次に巣12図乃至酊14図を参照すると5本発明の他の
実施例の注射器66は、薬1夜r保持する室61、貫通
する通路69f!c有する胴部の遠端部における先端部
68.半匝方同内71に延在して胴部に沿ってバイパス
区域を画成する胴部の高くなった周部により示されるバ
イパス部62を有する注射器胴部30°と、この胴部の
内側]で液密の係合状6で摺動自在に配置されたバイパ
ス栓部131とを含んでいる。注射器66にまた、ピス
トン68およびプランジャ・ロッドロ9を有する。
バイパス袴部は、近端部152と、離れた位置のリブ1
54と、凹部155と、この凹部と室との間て流仙状四
を許容するため離れた位置のリブにおけろ碑158を有
する。溝158は、この溝を流過する1′仮剤(図示せ
ず)が胴部の長手方向軸心に対して略々平行な関係で咽
部の内表面に沿って指向されるように、胴部の艮手力同
軸心に対して略々平11な位置1刀係に4己隨されてい
る。バイパス区域は、1lio1部の畏手力同軸心にお
いて、咽部の長手力IO]’:伯心におけるバイパス栓
部161の全長よりも5〈なっている。バイパス1全巳
に、バイパス1全部の近端部がバイパス区域内にある時
液剤がバイパス洛65を介して近端部152と遠い凹部
155間でバイパス袴部の周囲に流れ得るように、バイ
パス栓部全偏向させるに充分な大きさおよび高きとなっ
ている。また、櫂該の荷を遠く離れたリブの周囲に設け
ることも本発明の1鉋囲内にある。
第15図乃至鳴17図によれば、本発明の別の変史夕1
」の圧動器d口は、薬C夜を医有する室82とバイパス
6区(図示せず)を有する注射器胴部81を客んでいる
。先端部86は胴部の遠端部から延長して、室82と連
曲する貢細路d4を才む。管腔部87が室?32と鑞通
状四になるように、′説い遠端部86と管腔部87を有
する針8bつ:エポキシ系接着剤その他適当な手段によ
りd路84内に固定されている。弾性に富んだ針の覆い
8ソな、開口端部90と閉鎖端部91とその内)h部を
イ1する。この針覆いは、先端部8乙に着脱可能に取付
けられる。針環い89は、先端部に対して夜着される時
望寸しくは針の鋭い遠端部86が針イー’)いの閉鎖V
IAi部ソ1内に埋設され、その、清果百腔部d7およ
び従って細路84が気ぞ状1ルに封止されるような寸法
となっている。覆いを取外すと針85が露出し、室82
から通路84およびg腔部87を通って桑液が流れるこ
と全許容する。上記のイ4゛6造ば、別個の皮下生態針
組立体の必要を除くもっである。
注射器胴部は、金属、プラスチックおよびセラミックの
如き広itの川の剛性の材料刀・ら作ることができる。
ガラスなそのL力明住、小さな水蒸気ル?過名および多
くの薬品との適合性の故にT1しい。
天然ゴム、合成ゴムおよび熱可塑性エラストマの如き広
範囲の材料が、ピストン、バイパス棟部および先端キャ
ップに対して好適であるが、天然ゴムおよびブチル・ゴ
ムが望ましい。ピストン、バイパス棟部および先端キャ
ップの材料のは択は、収伯ぜれる薬品との適合注に大き
く依存することニする。プランジャ・ロッドに対しては
プラスチックおよび金属のIZOさ広範囲の材料が好適
であるが、ポリブロビンン、ポリエチレンおよびポリス
チレン等の熱or塑性材料が望ましい。2成分の薬品用
の注射器組立体の全購成要素は使用の際滅菌状態である
ことが望ましい。従って、材料は使用される滅菌プロセ
スとの適合注により選択されるべきである。
(e)効  果 このように、本発明は、簡単明瞭であり、信頼性が高く
、製造の各易な2叔分の薬品の貯蔵、混合および管理の
ための注射器組立体を提供するものであることが判るで
あろう。本発明は、注射器内部の1全部もしくは池の障
害物を1妓断することi〈、また注射器組立体に対して
ゲを部となる障害物を介して婿成分分ヶ移転きせること
もなく、/足台および管理操作全行なうことケ町酔にす
ることによって汚染の0′r能性を最小・限度に仰える
ものである。本発明の望ましい実施傅(条は、注射器胴
乱の長手ブラ向軸心に対しである角度で1也の成分子j
呆イイする室内に薬品の一成分を循回させて2つの94
品成分の混合作用を強化するための渦巻作中を促進し、
かつ混合が完了し全ての気体が生!:1器から排出され
る前に注射器の先〈内部を辿る薬品の排出のo′r能性
を最小限度に抑えるバイパス棟部を提供するものである
。本発明は一17?:、静脈視認検査を行なうことがで
きる2成分の薬品用の注射器組立体を提供するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
弔1図は本艶明の望ましい2成分婆品用庄躬器組立体を
示す側面図、第2図汀哨1図の橢2−2に関する注射器
組立体の断面図、@6図は$:発明の好ましいバイパス
栓部を示す拡大斜視図1第4図は第6図の好ましいバイ
パス棟部を示す拡大側匝図、幅5図は@6図の好ましい
バイパス栓部の拡大乎1図、46図は41図の線6−6
に(7)する注射器組立体の断面図、第7図は先端の蓋
部を取外して内部を部分的に露出して薬品の2つの成分
の混合状聾の概略金示す第2図と類似の注射器組立体の
側面図、ゼd1スは幅7図の線8−8に関する注射器1
且立体の断面図、49図は2つの薬品成分の混合状jざ
の政略を示す44図の注射器組立体の、斜視図、第10
図は内部を部分的に露出して薬品の2つの成分が完全に
混合された時のピストンおよびバイパス棟部の位置を示
す望ましい2成分薬品用の注射器組立体の側面図、第1
1図は皮下庄身1針組f本を取付けて内部を部分的に露
出して静脈視認検査の状ぎの眠略を示す望ましい2Fy
、分薬品用注射器組立体の5IU面図、第12図は半怪
方向内力に突出するバイパスおよび長手方向を同いたバ
イパス棟部の溝と”JIIIえた望ましい2成分薬品哨
庄セ1器の岨g5およびバイパス1全部の別の実施クリ
を示すf)fU 1irJ7、酊16図汀412図の1
l16−13に関する注射器胴部およびバイパス棟部の
断面図、編14図は第12図のa14−14に1列する
注射器胴乱およびバイパス栓部の断面図、ゼ15図な注
射器の先端部に直接取付けらnた皮下注射針のカニユー
レを有する2成分薬品用庄効器徂立1本の別の実施り1
」金示す部分側面図、弔16図は注射器胴部とげ別個の
取外された遮蔽部を示す楊15図の2by、分薬品用注
射器1徂立体の斜視図、(17図は415図の2173
i:分薬品用庄Q」器徂立体ケ示す断面図である。 20・・・2成分薬品1:1注躬器、21・・洞部、2
2・・・室、24・・・先端部、25・・・遠端部、2
6・・通路、27・・・フランジ、29・・・先端キャ
ップ、30・先端キャップ・7ランジ、61・・・バイ
パス棟部、62・・・遠ぐ離れた室部、34.6!:)
・・・バイパス路、66・・・ピストン、67・・・プ
ランジャ・ロッド。 39・・・内ねし、40・・・外ねし、42・・・フラ
ンジ。 44・・銅1の薬品成分、45・・・42の梨品叔分。 50−・・胴部、51 ・・遠端部、52・・・近端部
、56・・・長手方向の軸心、54・・・遠Jτj11
部のリブ、55・・・5・l□之伏の四部、56.57
・・近いリブ、58.59・・・)肯、10口・・・皮
下注射針組立体、IU2・・・カニユーレ。 し く外5名) i〜 一一〜

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の(a)〜(e)の構成要素を備えたことを特
    徴とする2成分混合用注射器: (a)細長い中空の胴部;該胴部は取分を保有するため
    の室を有している。 (b)先端部;該先端部は前記胴部の遠端部から延在し
    ており、また前記室と連通する貫通路を有している。 (c)バイパス栓部;該バイパス栓部は前記胴部の内側
    に流体密状態でかつ摺動自在にして設けられていて、前
    記胴部と接触する遠端部方向のリブと、該リブの近端部
    側に設けられる凹部と、前記リブに設けられる溝とを有
    しており、前記溝は前記凹部と前記室との間を流体連通
    しており、更に前記溝は該溝を流過する流体が前記胴部
    の長手方向軸心に関して角度をなして導かれるように前
    記胴部の長手方向の軸心に関して角度をなして設けられ
    ている。 (d)拡大された周部;この拡大された周部は前記胴部
    に形成されていてバイパス区域を画成してバイパスの役
    割を果し、前記バイパス区域は前記胴部の長手方向軸心
    に沿う前記バイパス栓部の長さよりも短くなされ、前記
    バイパス区域は、前記バイパス栓部の近端部が該バイパ
    ス区域の中に位置した時に、流体が前記バイパス栓部の
    周囲で該バイパス栓部の近端部と前記凹部との間を流れ
    るに十分なだけ長くかつ拡大されている。 (e)ピストン;該ピストンは前記胴部の内側に該胴部
    と流体密に係合しかつ摺動可能にして設けられていて該
    ピストンを作動するためのプランジャ・ロッドと係合す
    るようになされており、また前記ピストンは前記遠端部
    に向って運動すると前記通路を介して前記室から流体を
    移動することが可能になされており、更に該ピストンは
    前記遠端部から遠ざかる方向に運動すると前記通路を介
    して前記室の中に流体を導くことが可能になされている
  2. (2)前記溝が前記胴部の長手方向軸心に対して約30
    乃至80°の範囲内の角度をなして設けられることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の注射器。
  3. (3)前記凹部が前記バイパス栓部の周囲に連続的な溝
    を形成することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の注射器。
  4. (4)前記凹部と流体連通する複数の溝が設けられるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の注射器。
  5. (5)前記溝が前記遠端部のリブの周囲に沿って相互に
    略々等しい距離を隔てて設けられることを特徴とする特
    許請求の範囲第4項記載の注射器。
  6. (6)前記凹部の近端部において前記胴部と接触する少
    なくとも1つの近端部方向のリブを更に設けることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の注射器。
  7. (7)前記凹部が前記バイパスと流体連通状態にあり、
    前記遠端部のリブが前記バイパス区域の外側に位置する
    時に、前記栓部と前記胴部の前記遠端部との間で前記室
    内に画成される容積が混合された成分の体積と近似する
    ように前記バイパスが配置されることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の注射器。
  8. (8)前記バイパスが前記胴部から外方に張出している
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の注射器。
  9. (9)前記通路を解除自在に封止する封止手段を更に設
    けることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の注射
    器。
  10. (10)前記封止手段が前記先端部により取外し自在に
    保持された先端キャップを有することを特徴とする特許
    請求の範囲第9項記載の注射器。
  11. (11)前記バイパス栓部と前記ピストン間における前
    記室内の第1の成分と、前記バイパス栓部と前記胴部の
    遠端部間における前記室内の第2の成分とを更に設け、
    前記バイパス栓部が前記バイパスの近端部に隣接する前
    記バイパス区域の外側に配置されることを特徴とする特
    許請求の範囲第9項記載の注射器。
  12. (12)前記第2の取分が、液体、粉末、固体またはこ
    れらの組合せからなる薬品のグループから選択された物
    質であることを特徴とする特許請求の範囲第11項記載
    の注射器。
  13. (13)前記バイパス栓部と前記ピストンが、天然ゴム
    、合成ゴムおよび熱可塑性エラストマからなるグループ
    から選択された材料から形成されることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の注射器。
  14. (14)前記ピストンに対して係合しかつ前記胴部の近
    端部から外方へ延在するプランジャ・ロッドを更に設け
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の注射器
  15. (15)次の(a)〜(e)の構成要素を備えたことを
    特徴とする2成分注射器: (a)胴部、該胴部は流体を保有するための室を有して
    いる。 (b)先端部;該先端部は前記胴部に設けられていて前
    記室と連通する通路を有している。 (c)バイパス栓部;該バイパス栓部は前記胴部の内側
    に流体密状態でかつ摺動自在にして設けられていて、遠
    端部方向のリブと、該リブの近端部側に設けられる凹部
    と、前記リブに設けられて前記凹部と前記室との間を流
    体連通する流体連通手段とを有している。 (d)バイパス装置;該バイパス装置は、流体を前記バ
    イパス栓部の周囲で該バイパス栓部の近端部と前記凹部
    との間に流すようになされている。 (e)ピストン装置;該ピストン装置は前記胴部の内側
    に該胴部と流体密に係合しかつ摺動可能にして設けられ
    ていて該ピストン装置を作動するためのプランジャ・ロ
    ッドと係合するようになされており、また前記ピストン
    は前記遠端部に向って運動すると前記通路を介して前記
    室から流体を移動することが可能になされており、更に
    該ピストンは前記遠端部から遠ざかる方向に運動すると
    前記通路を介して前記室の中に成体を導くことが可能に
    なされている。
  16. (16)前記流体連通手段は、これを流過する流体が前
    記胴部の長手方向に対してある角度で指向されるように
    配置されることを特徴とする特許請求の範囲第15項記
    載の注射器。
  17. (17)前記流体連通手段が溝であることを特徴とする
    特許請求の範囲第15項記載の注射器。
  18. (18)次の(a)〜(h)の構成要素を備えたことを
    特徴とする2成分医薬用注射器: (a)細長いほぼ円筒状の胴部;該胴部は流体を保有す
    るための室を有している。 (b)先端部;該先端部は前記胴部の遠端部から延在し
    ており、また前記室と連通する貫通路および皮下注射針
    を受容するための手段を有している。 (c)着脱可能な封止手段;該封止手段は前記先端部に
    設けられて前記通路を封止するようになされている。 (d)バイパス栓部;該バイパス栓部は前記胴部の内側
    に流体密状態でかつ摺動自在にして設けられていて、前
    記胴部と接触する遠端部方向のリブと、該リブの近端部
    側に設けられる凹部と、前記リブに設けられる溝と、前
    記凹部の近端部側に設けられ前記胴部と接触する少くと
    も1つの近端部方向のリブとを有しており、前記溝は前
    記凹部と前記室との間を流体連通しており、更に前記溝
    は該溝を流過する流体が前記胴部の長手方向軸心に関し
    て角度をなして導かれるように前記胴部の長手方向の軸
    心に関して角度をなして設けられている。 (e)拡大された周部;この拡大された周部は前記胴部
    に形成されていてバイパス区域を画成してバイパスの役
    割を果し、前記バイパス区域は前記胴部の長手方向軸心
    に沿う前記バイパス栓部の長さよりも短くなされ、前記
    バイパス区域は、前記バイパス栓部の近端部が該バイパ
    ス区域の中に位置した時に、液体が前記バイパス栓部の
    周囲で該バイパス栓部の近端部と前記凹部との間を流れ
    るに十分なだけ長くかつ拡大されている。 (f)ピストン;該ピストンは前記胴部の内側に該胴部
    と流体密に係合しかつ摺動可能にして設けられていて該
    ピストンを作動するためのプランジャ・ロッドと係合す
    るようになされており、また前記ピストンは前記遠端部
    に向って運動すると前記通路を介して前記室から流体を
    移動することが可能になされており、更に該ピストンは
    前記遠端部から遠ざかる方向に運動すると前記通路を介
    して前記室の中に流体を導くことが可能になされている
    。 (g)第1の液体医薬成分;この第1の液体医薬成分は
    前記室の中の前記バイパス栓部と前記バイパス区域の近
    端部に隣接して前記バイパス区域の外側に位置する前記
    ピストンとの間に収容される。 (h)第2の医薬成分;この第2の医薬成分は前記室の
    中の前記バイパス栓部と前記胴部の遠端部との間に収容
    される。
  19. (19)前記溝が前記胴部の長手方向軸心に対して約3
    0°乃至80°の範囲内の角度で配向されることを特徴
    とする特許請求の範囲第18項記載の注射器。
  20. (20)前記凹部が前記バイパス栓部の周囲に連続的な
    溝を形成することを特徴とする特許請求の範囲第18項
    記載の注射器。
  21. (21)前記凹部と流通状態にある複数の溝が設けられ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第20項記載の注射
    器。
  22. (22)前記溝が前記の遠端部方向のリブの周囲に沿っ
    て相互に略々等しい距離を隔てて設けられることを特徴
    とする特許請求の範囲第21項記載の注射器。
  23. (23)前記凹部が前記バイパスと流通状態にありかつ
    前記遠端部方向のリブが前記バイパス区域の外側に位置
    する時に、前記バイパス栓部と前記胴部の前記遠端部と
    の間で前記室内に画成される容積部が混合された医薬成
    分の体積と近似するように、前記バイパスが配置される
    ことを特徴とする特許請求の範囲第18項記載の注射器
  24. (24)前記第2の医薬成分が、液体、粉体、固体から
    なる医薬の群から選択されることを特徴とする特許請求
    の範囲第18項記載の注射器。
  25. (25)第1の端部と第2の端部と貫通する長手方向軸
    心とを有し、注射器の胴部の内方で流体密状態に摺動可
    能なピストン状胴部を備えて成り、略々円筒状の胴部を
    備えた注射器に使用されるバイパス栓部であって、前記
    胴部は前記第1の端部に設けられる環状のリブと、前記
    第2の端部に設けられる環状のリブと、前記両リブの間
    に設けられ前記両リブの各々の直径よりも小さな直径を
    有する環状の凹部とを有しており、前記第1の端部に設
    けられる前記リブは流体の流過を許容するための複数の
    溝を有しており、該溝は前記長手方向軸心に対して所定
    の角度で配置されることを特徴とするバイパス栓部。
  26. (26)前記胴部の前記第2の端部に設けられるリブに
    隣接する第2のリブを更に設け、該第2のリブは前記凹
    部の直径よりも大きな外径を有することを特徴とする特
    許請求の範囲第25項記載のバイパス栓部。
  27. (27)前記溝が前記胴部の長手方向軸心に対して約3
    0°乃至80°の範囲内の角度で配向されることを特徴
    とする特許請求の範囲第25項記載の栓部。
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