JP2002263186A - バイパス型プレフィルドシリンジ用ガスケット - Google Patents

バイパス型プレフィルドシリンジ用ガスケット

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JP2002263186A
JP2002263186A JP2001066620A JP2001066620A JP2002263186A JP 2002263186 A JP2002263186 A JP 2002263186A JP 2001066620 A JP2001066620 A JP 2001066620A JP 2001066620 A JP2001066620 A JP 2001066620A JP 2002263186 A JP2002263186 A JP 2002263186A
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Japan
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gasket
circumferential rib
bypass
circumferential
annular recess
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JP2001066620A
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Nobuyoshi Tanaka
伸佳 田中
Masahiko Kato
正彦 加藤
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Chemical Industries Ltd
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    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M5/315Pistons; Piston-rods; Guiding, blocking or restricting the movement of the rod or piston; Appliances on the rod for facilitating dosing ; Dosing mechanisms
    • A61M5/31596Pistons; Piston-rods; Guiding, blocking or restricting the movement of the rod or piston; Appliances on the rod for facilitating dosing ; Dosing mechanisms comprising means for injection of two or more media, e.g. by mixing
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61M5/31511Piston or piston-rod constructions, e.g. connection of piston with piston-rod

Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬剤と薬液を、夫々、あらかじめ収容する前
室と後室を連通させるバイパスを筒状容器に形成したバ
イパス型プレフィルドシリンジにおいて、バイパスを介
した筒状容器の前室と後室の連通時に薬液の水鉄砲現象
を防止することにより、粉末薬剤を薬液に十分に溶解又
は分散させ得るガスケットを提供する。 【解決手段】 ガスケットは、第1円周方向リブ、第2
円周方向リブ及び第3円周方向リブを少なくとも含む複
数の円周方向リブと、第1円周方向リブと第2円周方向
リブの間の第1環状凹部及び第2円周方向リブと第3円
周方向リブの間の第2環状凹部を少なくとも含む複数の
環状凹部と、第1円周方向リブと第1環状凹部を貫通す
る第1軸方向溝と、第1環状凹部と第2環状凹部を連通
させるように、第2円周方向リブにおいて第1軸方向溝
から偏倚する円周方向位置に形成した第2軸方向溝とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2成分、例えば、
粉末薬剤と薬液を、夫々、あらかじめ収容する前室と後
室を連通させるバイパスを筒状容器に形成したバイパス
型プレフィルドシリンジに関し、更に詳しくは、バイパ
ス型プレフィルドシリンジの筒状容器の内部空間を前室
と後室に分割するガスケットに関する。
【0002】
【従来の技術】図6と図7は、夫々、従来のバイパス型
プレフィルドシリンジの細長い中空状の筒状容器1の前
室6と後室7の間の封止状態と連通状態を示し、注射針
10と、注射針10を保護するように注射針10を覆う
キャップ11とを備えるフロントアセンブリ15が筒状
容器1の前端部の外周に装着されている。図6におい
て、従来のバイパス型プレフィルドシリンジは、筒状容
器1の前端部に装入された第1封止部材3と、プランジ
ャロッド2の先端に止着されて筒状容器1の後端部に位
置する第2封止部材4と、筒状容器1内で第1封止部材
3と第2封止部材4の間に摺動自在に挿入されて、筒状
容器1の内部空間を前室6と後室7に分割するガスケッ
ト5とを備える。粉末薬剤Pと薬液Lが、ガスケット5
をはさんで、夫々、前室6と後室7にあらかじめ収容さ
れている。
【0003】バイパス1aは、筒状容器1の前室6の周
壁を半径方向で外方に膨出させることによって形成され
る。一方、フィンガーグリップ12が筒状容器1の後端
部の外周に嵌着されている。
【0004】プランジャロッド2を図6の状態から図7
の状態まで矢印aの方向に前方に押圧することにより、
ガスケット5が、薬液Lを介して第2封止部材4により
前進させられて、バイパス1aの前端部と後端部の間に
配置される。この時、前室6と後室7を直結する隙間
が、ガスケット5とバイパス1aの間に形成され、前室
6と後室7がバイパス1aによって連通させられるか
ら、薬液Lが、矢印bで示す流路に沿って、後室7から
バイパス1aを介して前室6内の粉末薬剤Pに注入され
る。その後、筒状容器1を振って粉末薬剤Pを薬液Lに
十分に溶解又は分散させることにより、注射液が生成さ
れる。
【0005】この従来のバイパス型プレフィルドシリン
ジでは、パイパス1aを介した前室6と後室7の連通時
に、注射針10が筒状容器1に装着された状態で薬液L
が前室6内に圧送される。この時、上記したように、ガ
スケット5がバイパス1aの前端部と後端部の間に配置
されて、前室6と後室7を直結する隙間が、ガスケット
5とバイパス1aの間に形成される。よって、使用者が
プランジャロッド2を図6の状態から図7の状態まで強
く押圧した場合には、薬液Lが、バイパス1aから勢い
よく飛びだす水鉄砲現象で、第1封止部材3に衝突し
て、更に注射針10から漏出する問題がある。
【0006】又、図8は、米国特許第4,599,08
2号明細書に開示されたバイパス型プレフィルドシリン
ジの筒状容器1の前室6と後室7の間の封止状態を示
す。この公知のバイパス型プレフィルドシリンジでは、
ガスケット20が用いられている。図9に示すように、
ガスケット20は、前端面20aと後端面20bを有す
ると共に、リブ24、26と27を備える。又、環状凹
部25がリブ24と26の間に設けられると共に、ガス
ケット20の軸方向に対して傾斜する複数の溝28が、
前端面20aに開口するようにリブ24に形成されてい
る。バイパス1aを介した前室6と後室7の連通時に、
薬液Lと粉末薬剤Pの攪拌混合性を改善するために、薬
液Lが溝28からガスケット20の軸方向に対して斜め
に粉末薬剤Pに注入される。
【0007】しかしながら、この公知のバイパス型プレ
フィルドシリンジは、注射針10を筒状容器1の前端部
に装着した図6と図7に示す構造ではなくて、図8に示
すように筒状容器1の先端34に先端キャップ35を装
着した構造を有する。そこで、薬液Lと粉末薬剤Pの混
合操作は、先端キャップ35を筒状容器1の先端34か
ら取外して筒状容器1の先端34を上に向けた状態でプ
ランジャロッドを押圧することにより行うことが上記米
国特許明細書の第8欄、第3行乃至第9行に記載されて
いる。従って、この公知のバイパス型プレフィルドシリ
ンジのガスケット20は、単に薬液Lと粉末薬剤Pの攪
拌混合性を改善するためのものであって、水鉄砲現象に
よる薬液Lの注射針からの漏出を防止するためのもので
はない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
上記問題点に鑑みて、バイパスを介した筒状容器の前室
と後室の連通時に薬液の水鉄砲現象を防止することによ
り、粉末薬剤を薬液に十分に溶解又は分散させ得るバイ
パス型プレフィルドシリンジ用ガスケットを提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、薬剤と薬液を、夫々、あらかじめ収容する前室と後
室を連通させるバイパスを筒状容器に形成したバイパス
型プレフィルドシリンジにおいて、筒状容器の内部空間
を前室と後室に分割する本発明のガスケットは、前室側
から、夫々、1番目、2番目及び3番目に位置する第1
円周方向リブ、第2円周方向リブ及び第3円周方向リブ
を少なくとも含む複数の円周方向リブと、円周方向リブ
の隣合う2個の間に形成され、第1円周方向リブと第2
円周方向リブの間の第1環状凹部及び第2円周方向リブ
と第3円周方向リブの間の第2環状凹部を少なくとも含
む複数の環状凹部と、第1円周方向リブと第1環状凹部
を貫通する第1軸方向溝と、第1環状凹部と第2環状凹
部を連通させるように、第2円周方向リブにおいて第1
軸方向溝から偏倚する円周方向位置に形成した第2軸方
向溝とを備え、更に、バイパスを介した前室と後室の連
通時に、ガスケットの前端部がバイパスの前端側の筒状
容器を閉塞した状態で、薬液を前室に送出する屈曲流出
路を、順に第2環状凹部と、第2軸方向溝と、第1環状
凹部と、第1軸方向溝とにより形成している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面を参照して説明する。図1乃至図5は、本発明の一実
施形態にかかるバイパス型プレフィルドシリンジ用ガス
ケット50を示す。このバイパス型プレフィルドシリン
ジでは、粉末薬剤Pと薬液Lが、ガスケット50をはさ
んで、夫々、筒状容器1の前室6と後室7にあらかじめ
収容される一方、バイパス1aを介した前室6と後室7
の連通時にガスケット50の前端を一時停止させる位置
を表示する標識線1bが、図1に示すようにバイパス1
aの前方に引かれている。バイパス型プレフィルドシリ
ンジの他の構造は、第1封止部材3と第2封止部材4を
備えると共に、注射針10を筒状容器1の前端部に装着
した図6及び図7に示す従来のバイパス型プレフィルド
シリンジと同様であるので、その説明を省略する。図1
と図2は、夫々、筒状容器1の前室6と後室7の間の封
止状態と連通状態を示す。
【0011】図1と図2に示すように、ガスケット50
は、互いに隣接するように配置した前方側ガスケット5
1と後方側ガスケット52から成る。しかしながら、ガ
スケット50を2個の部品で構成せずに、1個の前方側
ガスケット51だけで構成してもよい。この場合、バイ
パス1aの寸法を前方側ガスケット51に合わせて短く
設定する必要がある。ガスケット50は合成ゴム等のエ
ラストマーによって形成されている。
【0012】図3(A)、図3(B)と図3(C)は、
夫々、前方側ガスケット51の左側面図、正面図と右側
面図であり、図4(A)、図4(B)と図4(C)は、
夫々、図3(B)のIVA−IVA線、IVB−IVB線とIVC
−IVC線における断面図である。前方側ガスケット51
は、4個の突起72を各々に設けた前端面51aと後端
面51bを有すると共に、前端面51aから後端面51
bに向けて順に円周方向リブ54、55、56、57と
58を備える。前方側ガスケット51は、更に、円周方
向リブ54と55の間の環状凹部59と、円周方向リブ
55と56の間の環状凹部60と、円周方向リブ56と
57の間の環状凹部61と、円周方向リブ57と58の
間の環状凹部62とを有する。
【0013】又、軸方向リブ63、64と65が、夫
々、環状凹部60、61と62の円周方向の4個の位置
に設けられて、前室6と後室7の連通時に環状凹部6
0、61と62を流れる薬液Lをせき止めることによ
り、薬液Lを全周に回ることを防いで前方に送出する。
更に、円周方向リブ54と環状凹部59を貫通して前端
面51aに開口する2個の半円状の軸方向溝70が、夫
々、円周方向リブ54の円周方向の両端に形成されてい
る。一方、4個の軸方向溝71が、夫々、円周方向リブ
55において軸方向溝70から偏倚する円周方向位置に
形成されて、環状凹部59と60を連通させる。図3
(A)と図4(A)から明らかなように、軸方向溝70
の流路断面積は軸方向溝71の流路断面積より大きく設
定されている。
【0014】前端側円周方向リブ54と55の外径D1
は、管状容器1の内径と同等もしくはより大きく、且
つ、後端側円周方向リブ56、57と58の外径D2よ
り小さく設定することで、管状容器1とガスケット50
の封止状態を確保しながらガスケット50の前進操作を
滑らかにできるようにしている。又、環状凹部59と6
0の外径も、環状凹部61と62の外径より小さく設定
されている。
【0015】図5は後方側ガスケット52を示す。後方
側ガスケット52は、前方側封止部材51と同様に4個
の突起88を各々に設けた前端面52aと後端面52b
を有すると共に、前端面52aから後端面52bに向け
て順に円周方向リブ81、82と83を備える。後方側
ガスケット52は、更に、円周方向リブ81と82の間
の環状凹部84と、円周方向リブ82と83の間の環状
凹部85とを有する。又、前方側ガスケット51と同様
に、軸方向リブ86と87が、夫々、環状凹部84と8
5の円周方向の4個の位置に設けられて、前室6と後室
7の連通時に環状凹部84と85を流れる薬液Lをせき
止めて、薬液Lが全周に回ることを防いでいる。
【0016】バイパス1aを介した前室6と後室7の連
通時に、前方側ガスケット51の前端面51aが図1の
標識線1bに到達するまで、ガスケット50がプランジ
ャロッドにより前進させられる。この時、図2に示すよ
うに、後方側ガスケット52の後端部とバイパス1aの
後端部の間には隙間が形成される一方、前方側ガスケッ
ト51の前端部がバイパス1aの前端部より前方に位置
して、バイパス1aの前端側の筒状容器1は前方側ガス
ケット51の前端部によって閉塞される。
【0017】そこで、図2の矢印bで示すようにバイパ
ス1aとガスケット50の間の隙間内に圧送された薬液
Lは、まず、後方側ガスケット52の環状凹部84及び
85と前方側ガスケット51の環状凹部60〜62に導
入されるが、後方側ガスケット52の軸方向リブ86及
び87と前方側ガスケット51の軸方向リブ63〜65
によってせき止められて、前方に送出される。次に、薬
液Lは、矢印cで示すように、環状凹部60から軸方向
溝71と環状凹部59を介して軸方向溝70に進むU字
状流出路に沿って、粉末薬剤Pに注入される。薬液Lの
この流出路は、U字状に限定されるものではなく、例え
ば、V字状、S字状等の任意の屈曲形状を取り得る。
【0018】なお、上記実施形態では、ガスケット50
は、注射針を筒状容器1の前端部に装着した構造のバイ
パス型プレフィルドシリンジに適用されているが、この
構造のバイパス型プレフィルドシリンジに限定されるも
のではない。例えば、ガスケット50を筒状容器1の先
端に先端キャップを装着した図8に示す構造等の他の各
種の構造のバイパス型プレフィルドシリンジに適用し得
る。
【0019】更に、上記実施形態では、粉末薬剤Pと薬
液Lが、夫々、前室6と後室7にあらかじめ収容されて
いるが、前室6と後室7に収容される2成分の内、少な
くとも後室7に収容される成分が液状であればよく、両
成分とも液状であってもよい。なお、いずれか一方の成
分のみが液状である場合、他方の成分は粉末や凍結乾燥
により得られた固形剤など、簡単に溶解、分散可能な剤
形が望ましい。上記の剤形には徐放性製剤も含まれる。
【0020】対象とする徐放性製剤としては、例えば、
マイクロスフェアなどが挙げられる。マイクロスフェア
には、マイクロカプセル、マイクロパーティクルなども
包含する。具体的には、特開昭60−100516号公
報、特開昭62−201816号公報、特開平02−1
24814号公報、特開平04−321622号公報、
特開平05−112468号公報、特開平05−194
200号公報、特開平06−293636号公報、特開
平06−145046号公報、特開平06−19206
8号公報、特開平08−169818号公報、特開平0
9−132524号公報、特開平09−221417号
公報、特開平09−221418号公報などに記載され
ているマイクロスフェアまたはマイクロカプセルなどが
用いられる。
【0021】本発明の2室型プレフィルドシリンジで投
薬できる上記両成分からなる注射薬、即ち、生理活性物
質としては、例えば、生理活性ペプチド、抗腫瘍剤、抗
生物質、解熱・鎮痛・消炎剤、鎮咳去痰剤、鎮静剤、筋
弛緩剤、抗てんかん剤、抗潰瘍剤、抗うつ剤、抗アレル
ギー剤、強心剤、不整脈治療剤、血管拡張剤、降圧利尿
剤、糖尿病治療剤、抗脂血症剤、抗凝血剤、止血剤、抗
結核剤、ホルモン剤、麻薬拮抗剤、骨吸収抑制剤、骨形
成促進剤、血管新生抑制剤などを具体的に挙げることが
できるが、これらに限定されないことは言うまでもな
い。
【0022】生理活性物質としては、生理活性ペプチド
が好ましく、例えば、分子量が約300〜約40,00
0、好ましくは分子量約400〜約30,000、さら
に好ましくは分子量が約500〜約20,000の生理
活性ペプチドなどが用いられる。このような生理活性ペ
プチドとしては、例えば、pKa4.0以上の弱酸
(例、炭酸、重炭酸、ホウ酸、炭素数が1〜3の低級ア
ルカンモノカルボン酸等)と塩を形成しうる塩基性基を
有していることが好ましい。また、塩基性基以外に遊離
の、あるいは塩を形成した酸性基を有するものであって
よい。該生理活性ペプチドの活性として代表的なものと
しては、ホルモン作用が挙げられる。また、該生理活性
ペプチドは天然物、合成物、半合成物、遺伝子工学の産
物のいずれでもよいし、さらにこれらの類縁体および/
または誘導体でもよい。これらの生理活性ペプチドの作
用機作は、作動性あるいは拮抗性のいずれでもよい。該
生理活性ペプチドとしては、黄体形成ホルモン放出ホル
モン(LH−RHまたはゴナドトロピン放出ホルモン、
Gn−RHと称されることもある。)、インスリン、ソ
マトスタチン、ソマトスタチン誘導体(例、サンドスタ
チン;USP4,087,390, 4,093,574, 4,100,117および4,25
3,998)、成長ホルモン(GH;特開平7−10187
7号、特開平10−265404号)、成長ホルモン放
出ホルモン(GH−RH)、プロラクチン、エリスロポ
イエチン(EPO)、副腎皮質ホルモン(ACTH)、
ACTH誘導体(例、エビラチド)、メラノサイト刺激
ホルモン(MSH)、甲状腺ホルモン放出ホルモン((p
yr)Glu-His-ProNH2;TRH),その塩および誘導体
(特開昭50−121273号公報、特開昭52−11
6465号公報)、甲状腺刺激ホルモン(TSH)、黄
体形成ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FS
H)、バソプレシン、バソプレシン誘導体(例、デスモ
プレシン)、オキシトシン、カルシトニン、グルカゴ
ン、ガストリン、セクレチン、パンクレオザイミン、コ
レシストキニン、アンジオテンシン、ヒト胎盤ラクトー
ゲン、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCG)、エンケフ
ァリン、エンケファリン誘導体(例、USP4,277,394、EP
-31567-A)、エンドルフィン、キョウトルフィン、イン
ターフェロン(例、インターフェロン−α,β,γ)、
インターロイキン(例、インターロイキン1〜12各
種)、タフトシン、サイモポイエチン、サイモシン、サ
イモチムリン、胸腺液性因子(THF)、血中胸腺因子
(FTS)およびその誘導体(USP4,229,438)、腫瘍壊
死因子(TNF)、コロニー誘導因子(例、CSF,G
CSF,GMCSF,MCSF)、モチリン、デイノル
フィン、ボンベシン、ニューロテンシン、セルレイン、
ブラジキニン、心房性ナトリウム排泄増加因子、神経成
長因子(NGF)、細胞増殖因子(例、EGF,TGF
−β,PDGF,酸性FGF,塩基性FGF)、神経栄
養因子(例、NT−3,NT−4,CNTF,GDN
F,BDNF)、エンドセリン拮抗作用を有するペプチ
ド類およびその類縁体(誘導体)(EP-436189-A,EP-45
7195-A,EP-496452-A,特開平3−94692号公報,
特開平3−130299号公報)、インスリンンレセプ
ター,インスリン様成長因子(IGF)−1レセプタ
ー,IGF−2レセプター,トランスフェリンレセプタ
ー,エピダーマル成長因子,ローデンンシティリポプロ
テイン(LDL)レセプター,マクロファージスカベン
ジャーレセプター,GLUT−4トランスポーター,成
長ホルモンレセプター,レプチンレセプターの内在化を
阻害する活性を有するMHC−I(major histocompati
bility class I antigen complex)のα1ドメイン由来
のペプチド(プロシーディングス・オブ・ザ・ナショナ
ル・アカデミー・オブ・サイエンスズ・オブ・ユーエス
エー(Proceedings of the National Academy of Scien
ces of theUnited States of America)、第91巻、90
86-9090頁(1994年);同第94巻、11692-11697頁(19
97年))およびその類縁体(誘導体)、さらにはこれら
のフラグメントまたはフラグメントの誘導体などが挙げ
られる。
【0023】生理活性ペプチドが塩である場合、薬理学
的に享受しうる塩などが挙げられる。例えば、該生理活
性ペプチドが分子内にアミノ基等の塩基性基を有する場
合、該塩基性基と無機酸(例、塩酸、硫酸、硝酸、ホウ
酸等)、有機酸(例、炭酸、重炭酸、コハク酸、酢酸、
プロピオン酸、トリフルオロ酢酸等)等との塩などが挙
げられる。また、生理活性ペプチドが分子内にカルボキ
シル基等の酸性基を有する場合、無機塩基(例、ナトリ
ウム、カリウム等のアルカリ金属、カルシウム、マグネ
シウム等のアルカリ土類金属など)や有機塩基(例、ト
リエチルアミン等の有機アミン類、アルギニン等の塩基
性アミノ酸類等)等との塩など挙げられる。また、生理
活性ペプチドは金属錯体化合物(例、銅錯体、亜鉛錯体
等)を形成していてもよい。用いられる生理活性ペプチ
ドの好ましい具体例としては、例えば、前立腺癌、前立
腺肥大症、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮線維腫、思春期
早発症、乳癌等のLH−RHあるいはこれにより誘導さ
れるホルモンに依存性の疾患および避妊に対して有効な
LH−RH類縁体およびその塩、成長ホルモンおよびこ
れにより誘導されるホルモン依存性の疾患や消化性潰瘍
等の消化器系の疾患等に対して有効なソマトスタチン誘
導体およびその塩などが挙げられる。上記LH−RH類
縁体またはその塩の具体例は、例えば、トリートメント
ウイズ GnRH アナログス:コントラバーシス
アンド パースペクティブ(Treatment with GnRH anal
ogs: Controversies and perspectives)[パルテノン
パブリッシング グループ(株)(The Parthenon Publ
ishing Group Ltd.) 発行 1996年]、特表平3−50
3165号公報、特開平3−101695号、同7−9
7334号および同8−259460号公報などに記載
されているペプチド類が挙げられる。
【0024】LH−RH拮抗作用を有する生理活性ペプ
チド(LH−RHアンタゴニスト)の具体例としては、
例えば、一般式〔Ia〕 X−D2Nal−D4ClPhe−D3Pal−Ser−A−B−Leu−C−Pro−
DAlaNH 〔式中、XはN(4H−furoyl)GlyまたはNAc
を、AはNMeTyr、Tyr、Aph(Atz)、NMeAph
(Atz)から選ばれる残基を、BはDLys(Nic)、D
Cit、DLys(AzaglyNic)、DLys(AzaglyFur)、Dh
Arg(Et)、DAph(Atz)、DhCi から選ばれる
残基を、CはLys(Nisp)、Arg、hArg(Et )を
それぞれ示す〕で表される生理活性ペプチドまたはその
塩が挙げられる。LH−RH拮抗作用を有する生理活性
ペプチド(LH−RHアンタゴニスト)としてより具体
的には、NAcD2Nal-D4ClPhe-D3Pal-Ser-NMeTyr-DLys(Ni
c)-Leu-Lys(Nisp)-Pro-DAlaNH2、N(4H2-furoyl)Gly-D2N
al-D4ClPhe-D3Pal-Ser-NMeTyr-DLys(Nic)-Leu-Lys(Nis
p)-Pro-DAlaNH2、セトロレリクス、ガニレリクス、アン
タレリクス、デチレリクス、アザリン、アンタイド、ラ
モレリクスおよびアバレリクスなどが挙げられる。これ
らのペプチドは、上記文献あるいは公報記載の方法ある
いはこれに準じる方法で製造することができる。LH−
RH作動作用を有する生理活性ペプチド(LH−RHア
ゴニスト)の具体例としては、例えば、一般式〔Ib〕 5-oxo-Pro−His−Trp−Ser−Tyr−Y−Leu−Arg−Pro−Z 〔式中、YはDLeu、DAla、DTrp、DSer(tB
u)、D2Nal、DHis(ImBzl)から選ばれる残基
を、ZはNH-CまたはGly-NHをそれぞれ示
す〕で表される生理活性ペプチドまたはその塩が挙げら
れる。なかでも、YがDLeuで、ZがNH-C
あるペプチドまたはその塩が好適である。これらのペプ
チドは、上記文献あるいは公報記載の方法あるいはこれ
に準じる方法で製造することができる。
【0025】また、ソマトスタチン誘導体またはその塩
の具体例としては、例えば、プロシーディングス オブ
ナショナル アカデミー オブ サイエンス(Proc.
Natl. Acad. Sci.)USA, 93巻, 12513-12518 頁(1996
年)あるいは該文献中に引用された文献中などに記載さ
れている。さらにソマトスタチン類縁体のうちの腫瘍に
選択的に有効なソマトスタチン誘導体の具体例を挙げれ
ば、例えば、
【化1】 など米国特許5,480,870号公報あるいはEP 0
505680号公開公報記載の生理活性ペプチドおよび
その塩が挙げられる。また、サンドスタチン(USP40873
90, 4093574, 4100117, 4253998)なども好適である。
上記の生理活性ペプチドの中でも、5-oxo-Pro−His−T
rp−Ser−Tyr−DLeu−Leu−Arg−Pro−NH-CH(リュ
ープロレリン)またはその塩(特に、酢酸塩)が好適で
ある。上記の生理活性物質として、非ペプチド性の薬物
などが用いられてもよく、該薬物として具体的には、例
えば、特許第2946298号、特開平3−23288
0号、特開平4−364179号に記載の化合物などが
挙げられる。
【0026】
【発明の効果】本発明のバイパス型プレフィルドシリン
ジ用のガスケット50では、バイパス1aを介した前室
6と後室7の連通時に、バイパス1aの前端側の筒状容
器1は前方側ガスケット51の前端部によって閉塞され
ていると共に、薬液Lは、環状凹部60から軸方向溝7
1と環状凹部59を介して軸方向溝70に進むU字状流
出路に沿って、粉末薬剤Pに注入されるから、薬液Lの
水鉄砲現象が確実に防止される。その結果、粉末薬剤P
が薬液Lに十分に溶解又は分散されるので、正常な注射
液を常に生成できる。
【0027】又、本発明のバイパス型プレフィルドシリ
ンジ用のガスケット50では、バイパス1aを介した前
室6と後室7の連通時に、後方側ガスケット52の環状
凹部84及び85と前方側ガスケット51の環状凹部6
0〜62に導入された薬液Lは、夫々の軸方向リブ86
及び87と夫々の軸方向リブ63〜65によってせき止
められて、前方に送出されるから、薬液Lは、後方側ガ
スケット52の環状凹部84及び85と前方側ガスケッ
ト51の環状凹部60〜62に長く滞留するロスを生じ
ることなく、効率的に粉末薬剤Pに注入される。
【0028】更に、本発明のバイパス型プレフィルドシ
リンジ用のガスケット50では、前方側ガスケット51
の前端面51aに開口する軸方向溝70の流路断面積が
円周方向リブ55に形成された軸方向溝71の流路断面
積より大きく設定されているので、バイパス1aを介し
た前室6と後室7の連通時に、U字状流出路内で軸方向
溝70における薬液Lの送出速度が軸方向溝71におけ
る薬液Lの送出速度より低下するから、薬液Lの水鉄砲
現象がより確実に防止される。
【0029】その上、本発明のバイパス型プレフィルド
シリンジ用のガスケット50では、円周方向リブ54と
55の外径D1が、筒状容器1の内径と同等もしくはよ
り大きく、且つ、円周方向リブ56、57と58の外径
D2より小さく設定されているので、バイパス1aを介
した前室6と後室7の連通時に、小径の円周方向リブ5
4と55がバイパス1aの前方へ管状容器1に軽く嵌入
されるから、ガスケット50の前端を標識線1bまで前
進させる操作を滑らかに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態にかかるガスケットを装
入したバイパス型プレフィルドシリンジの前室と後室の
間の封止状態を示す拡大部分概略断面図である。
【図2】 図1のバイパス型プレフィルドシリンジの前
室と後室の間の連通状態を示す拡大部分概略断面図であ
る。
【図3】 (A)、(B)と(C)は、夫々、図1のガ
スケットに用いられる前方側ガスケットの左側面図、正
面図と右側面図である。
【図4】 (A)、(B)と(C)は、夫々、図3
(B)のIVA−IVA線、IVB−IVB線とIVC−IVC線に
おける断面図である。
【図5】 図1のガスケットに用いられる後方側ガスケ
ットの正面図である。
【図6】 従来のバイパス型プレフィルドシリンジの前
室と後室の間の封止状態を示す概略断面図である。
【図7】 図6の従来のバイパス型プレフィルドシリン
ジの前室と後室の間の連通状態を示す概略断面図であ
る。
【図8】 別の従来のバイパス型プレフィルドシリンジ
の前室と後室の間の封止状態を示す部分概略断面図であ
る。
【図9】 図8の従来のバイパス型プレフィルドシリン
ジに用いられるガスケットの正面図である。
【符号の説明】 1 筒状容器 6 前室 7 後室 10 注射針 50 ガスケット 51 前方側ガスケット 52 後方側ガスケット 59 環状凹部 60 環状凹部 70 軸方向溝 71 軸方向溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C066 AA09 BB01 CC01 CC08 DD07 EE06 EE17 HH15 4C076 AA12 AA67 BB11 CC01 CC03 CC04 CC09 CC11 CC13 CC14 CC16 CC27 CC29 CC30 CC32 DD21 FF15 GG47

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬剤と薬液を、夫々、あらかじめ収容す
    る前室と後室を連通させるバイパスを筒状容器に形成し
    たバイパス型プレフィルドシリンジにおいて、筒状容器
    の内部空間を前室と後室に分割するガスケットであっ
    て、 前室側から、夫々、1番目、2番目及び3番目に位置す
    る第1円周方向リブ、第2円周方向リブ及び第3円周方
    向リブを少なくとも含む複数の円周方向リブと、円周方
    向リブの隣合う2個の間に形成され、第1円周方向リブ
    と第2円周方向リブの間の第1環状凹部及び第2円周方
    向リブと第3円周方向リブの間の第2環状凹部を少なく
    とも含む複数の環状凹部と、第1円周方向リブと第1環
    状凹部を貫通する第1軸方向溝と、第1環状凹部と第2
    環状凹部を連通させるように、第2円周方向リブにおい
    て第1軸方向溝から偏倚する円周方向位置に形成した第
    2軸方向溝とを備え、更に、バイパスを介した前室と後
    室の連通時に、ガスケットの前端部がバイパスの前端側
    の筒状容器を閉塞した状態で、薬液を前室に送出する屈
    曲流出路を、順に第2環状凹部と、第2軸方向溝と、第
    1環状凹部と、第1軸方向溝とにより形成したガスケッ
    ト。
  2. 【請求項2】 第1環状凹部以外の環状凹部に設けられ
    た軸方向リブを更に備える請求項1に記載のガスケッ
    ト。
  3. 【請求項3】 第1軸方向溝の流路断面積を第2軸方向
    溝の流路断面積より大きく設定した請求項1に又は2に
    記載のガスケット。
  4. 【請求項4】 第1円周方向リブと第2円周方向リブの
    外径を、筒状容器の内径より大きく、且つ、第1円周方
    向リブと第2円周方向リブ以外の円周方向リブの外径よ
    り小さく設定した請求項1乃至3のいずれかに記載のガ
    スケット。
  5. 【請求項5】 少なくとも薬液の上記屈曲流出路を形成
    した前方側ガスケットと、前方側ガスケットに隣接して
    配置される後方側ガスケットとにより構成した請求項1
    に記載のガスケット。
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