JPS6131563Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6131563Y2 JPS6131563Y2 JP2013381U JP2013381U JPS6131563Y2 JP S6131563 Y2 JPS6131563 Y2 JP S6131563Y2 JP 2013381 U JP2013381 U JP 2013381U JP 2013381 U JP2013381 U JP 2013381U JP S6131563 Y2 JPS6131563 Y2 JP S6131563Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve member
- seat
- pipe
- oil hole
- inner cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 6
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 5
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主としてオートバイその他の自動２輪
車におけるフロントフオークに適用される油圧緩
衝器に関する。
車におけるフロントフオークに適用される油圧緩
衝器に関する。
従来この種緩衝器として、摺動自在に嵌合して
上方にのびる内筒を有する外筒内にシートパイプ
を植設すると共にこれに内外の油室を互に連通す
る側面の油孔を備える式のものは知られるが、こ
の場合減衰力を適宜に加減し得るようにすること
が好ましい。
上方にのびる内筒を有する外筒内にシートパイプ
を植設すると共にこれに内外の油室を互に連通す
る側面の油孔を備える式のものは知られるが、こ
の場合減衰力を適宜に加減し得るようにすること
が好ましい。
本考案はかゝる要求に適合する緩衝器を得るこ
とをその目的としたもので、上方にのびる内筒１
を摺動自在に嵌合する外筒２内に、シートパイプ
３を植設し、該シートパイプ３のヘツドが内筒１
内を摺接すると共に、該シートパイプ３の側面
に、内外の油室４，５を互に連通する油孔６を設
けたものにおいて、前記シートパイプ３内に、前
記油孔６の開度を加減する截頭円錐状の中空ピス
トン型のバルブ部材７と、該バルブ部材７内に嵌
挿されるばね８を介して該バルブ部材７を支承す
る受座部材９とを設け、該受座部材９を下方にの
びるアジヤストロツド１０により上下に調整自在
に横成したことを特徴とする。
とをその目的としたもので、上方にのびる内筒１
を摺動自在に嵌合する外筒２内に、シートパイプ
３を植設し、該シートパイプ３のヘツドが内筒１
内を摺接すると共に、該シートパイプ３の側面
に、内外の油室４，５を互に連通する油孔６を設
けたものにおいて、前記シートパイプ３内に、前
記油孔６の開度を加減する截頭円錐状の中空ピス
トン型のバルブ部材７と、該バルブ部材７内に嵌
挿されるばね８を介して該バルブ部材７を支承す
る受座部材９とを設け、該受座部材９を下方にの
びるアジヤストロツド１０により上下に調整自在
に横成したことを特徴とする。
図面で１１は該パイプ３に形成される円周上の
少くとも３個の突起から成る全体として環状の突
條を示し、該突條１１は該バルブ部材７にその上
側から作用するバランス用のばね１２をその上側
から支承するばね受座に構成されるようにした。
尚該バルブ部材７は図示のように上方に向つて漸
次上径の截頭円錐状の中空ピストン形状をなすと
共に該アジヤストロツド１０は該外筒２の底部の
上下方向の螺孔１３に螺挿されて上下に進退自在
の螺部から成り、該受座部材９の下面に当接され
る型式とする。
少くとも３個の突起から成る全体として環状の突
條を示し、該突條１１は該バルブ部材７にその上
側から作用するバランス用のばね１２をその上側
から支承するばね受座に構成されるようにした。
尚該バルブ部材７は図示のように上方に向つて漸
次上径の截頭円錐状の中空ピストン形状をなすと
共に該アジヤストロツド１０は該外筒２の底部の
上下方向の螺孔１３に螺挿されて上下に進退自在
の螺部から成り、該受座部材９の下面に当接され
る型式とする。
その作動を説明するに、該アジヤストロツド１
０を適宜回動すればバルブ部材７はその位置を上
下に調節され、例えば第２図の右側に実線示の下
方位置から仝図の左側に実線或は点線示の上方位
置に加減自在であり、かくてその上側の油孔６は
比較的大きく開く状態、従つて流路抵抗が比較的
小さい状態と、比較的小さく開く状態従つて流路
抵抗が比較的大きな状態とに自在に得られ、これ
を換言すれば減衰力が比較的小さい状態と、比較
的大きい状態とに自在に得ることが出来、更に比
較的大きい状態で衝撃が更に増大したときは該部
材７は油に押されてその下側のばね８に抗して下
動して減衰力を一旦減少する側に作用し、かくて
減衰力の極度の増大が防止される。
０を適宜回動すればバルブ部材７はその位置を上
下に調節され、例えば第２図の右側に実線示の下
方位置から仝図の左側に実線或は点線示の上方位
置に加減自在であり、かくてその上側の油孔６は
比較的大きく開く状態、従つて流路抵抗が比較的
小さい状態と、比較的小さく開く状態従つて流路
抵抗が比較的大きな状態とに自在に得られ、これ
を換言すれば減衰力が比較的小さい状態と、比較
的大きい状態とに自在に得ることが出来、更に比
較的大きい状態で衝撃が更に増大したときは該部
材７は油に押されてその下側のばね８に抗して下
動して減衰力を一旦減少する側に作用し、かくて
減衰力の極度の増大が防止される。
このように本考案によるときは、シートパイプ
３内には、その側面に開口する油孔６の開度を加
減する截頭円錐状の中空ピストン型のバルブ部材
７と該バルブ部材７内に嵌挿されるばね８を介し
て該バルブ部材７を支承する受座部材９とを設
け、該受座部材９を下方にのびるアジヤストロツ
ド１０により上下に調整自在に横成したものであ
るからアジヤストロツド１０によりバルブ部材７
を適宜に上下に調整することによりバルブ部材７
の大径胴部がパイプ３の油孔６の開度を任意に調
整して減衰力を自在に加減することができ、而も
バルブ部材７は截頭円錐状に形成されているため
油孔６の出口側油圧が大きくなるとバルブ部材７
の截頭円錐部にパイプ３の外側油室５の高い圧力
が加わり、バルブ部材７を下側に押し下げて、バ
ルブ部材７はパイプ３の油孔６の出口側圧力にも
応動でき、その調整が円滑となる等の効果を有す
る。
３内には、その側面に開口する油孔６の開度を加
減する截頭円錐状の中空ピストン型のバルブ部材
７と該バルブ部材７内に嵌挿されるばね８を介し
て該バルブ部材７を支承する受座部材９とを設
け、該受座部材９を下方にのびるアジヤストロツ
ド１０により上下に調整自在に横成したものであ
るからアジヤストロツド１０によりバルブ部材７
を適宜に上下に調整することによりバルブ部材７
の大径胴部がパイプ３の油孔６の開度を任意に調
整して減衰力を自在に加減することができ、而も
バルブ部材７は截頭円錐状に形成されているため
油孔６の出口側油圧が大きくなるとバルブ部材７
の截頭円錐部にパイプ３の外側油室５の高い圧力
が加わり、バルブ部材７を下側に押し下げて、バ
ルブ部材７はパイプ３の油孔６の出口側圧力にも
応動でき、その調整が円滑となる等の効果を有す
る。
第１図は本案緩衝器の１例の截断側面図、第２
図はその作動を説明する一部の拡大した断面図で
ある。 １……内筒、２……外筒、３……シートパイ
プ、４，５……油室、６……油孔、７……バルブ
部材、８……ばね、９……受座部材、１０……ア
ジヤストロツド。
図はその作動を説明する一部の拡大した断面図で
ある。 １……内筒、２……外筒、３……シートパイ
プ、４，５……油室、６……油孔、７……バルブ
部材、８……ばね、９……受座部材、１０……ア
ジヤストロツド。
Claims (1)
- 上方にのびる内筒１を摺動自在に嵌合する外筒
２内に、シートパイプ３を植設し、該シートパイ
プ３のヘツドが内筒１内を摺接すると共に、該シ
ートパイプ３の側面に、内外の油室４，５を互に
連通する油孔６を設けたものにおいて、前記シー
トパイプ３内に、前記油孔６の開度を加減する截
頭円錐状の中空ピストン型のバルブ部材７と、該
バルブ部材７内に嵌挿されるばね８を介して該バ
ルブ部材７を支承する受座部材９とを設け、該受
座部材９を下方にのびるアジヤストロツド１０に
より上下に調整自在に横成したことを特徴とする
油圧緩衝器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013381U JPS6131563Y2 (ja) | 1981-02-17 | 1981-02-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013381U JPS6131563Y2 (ja) | 1981-02-17 | 1981-02-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57134437U JPS57134437U (ja) | 1982-08-21 |
| JPS6131563Y2 true JPS6131563Y2 (ja) | 1986-09-13 |
Family
ID=29818054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2013381U Expired JPS6131563Y2 (ja) | 1981-02-17 | 1981-02-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6131563Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-17 JP JP2013381U patent/JPS6131563Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57134437U (ja) | 1982-08-21 |
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