JPS61290775A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPS61290775A JPS61290775A JP13319285A JP13319285A JPS61290775A JP S61290775 A JPS61290775 A JP S61290775A JP 13319285 A JP13319285 A JP 13319285A JP 13319285 A JP13319285 A JP 13319285A JP S61290775 A JPS61290775 A JP S61290775A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- gate electrode
- high melting
- schottky gate
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 23
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 34
- 229910021332 silicide Inorganic materials 0.000 claims abstract description 11
- FVBUAEGBCNSCDD-UHFFFAOYSA-N silicide(4-) Chemical compound [Si-4] FVBUAEGBCNSCDD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 11
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 22
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 22
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 21
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 17
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 claims description 12
- 229910001218 Gallium arsenide Inorganic materials 0.000 abstract description 30
- 229910008814 WSi2 Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 229910017401 Au—Ge Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 4
- 229910052681 coesite Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 229910052906 cristobalite Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 238000005530 etching Methods 0.000 abstract 2
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 abstract 2
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 abstract 2
- 229910052682 stishovite Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 229910052905 tridymite Inorganic materials 0.000 abstract 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 abstract 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 9
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 229910009052 W5Si3 Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000001020 plasma etching Methods 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 2
- -1 WSi Chemical compound 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 1
- 238000001312 dry etching Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000007772 electrode material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000012299 nitrogen atmosphere Substances 0.000 description 1
- 238000005204 segregation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, or capacitors or resistors with at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/40—Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/43—Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by the materials of which they are formed
- H01L29/47—Schottky barrier electrodes
- H01L29/475—Schottky barrier electrodes on AIII-BV compounds
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、m−v族化合物半導体基板と、この■−■族
化合物半導体基板上に設けられているショットキーゲー
ト電極とをそれぞれ具備する半導体装置に関するもので
あって、GaAs ME S F ETに適用して最
適なものである。
化合物半導体基板上に設けられているショットキーゲー
ト電極とをそれぞれ具備する半導体装置に関するもので
あって、GaAs ME S F ETに適用して最
適なものである。
本発明は、m−v族化合物半導体基板と、このm−v族
化合物半導体基板上に設けられているショットキーゲー
ト電極とをそれぞれ具備する半導体装置において、ショ
ットキーゲート電極を第1の高融点金属膜と高融点金属
ケイ化物膜と第2の高融点金属膜との三層構造にするこ
とにより、ショットキーゲート電極の耐熱性及び基板と
の密着性を向上させかつジョン、トキーゲート電極を低
抵抗化すると共に、ショットキー特性を良好にししかも
逆方向耐圧を高くすることを可能にしたものである。
化合物半導体基板上に設けられているショットキーゲー
ト電極とをそれぞれ具備する半導体装置において、ショ
ットキーゲート電極を第1の高融点金属膜と高融点金属
ケイ化物膜と第2の高融点金属膜との三層構造にするこ
とにより、ショットキーゲート電極の耐熱性及び基板と
の密着性を向上させかつジョン、トキーゲート電極を低
抵抗化すると共に、ショットキー特性を良好にししかも
逆方向耐圧を高くすることを可能にしたものである。
従来、GaAs MESFETのショットキーゲート
電極の材料としては、W、 Mo、 Ta等の高融点金
属またはWSi等の高融点金属ケイ化物すなわちシリサ
イドが用いられている。
電極の材料としては、W、 Mo、 Ta等の高融点金
属またはWSi等の高融点金属ケイ化物すなわちシリサ
イドが用いられている。
しかしながら、ショットキーゲート電極の材料として高
融点金属を用いた場合には、第1にGaAsとの密着性
が良くないため、特に厚くした場合に熱処理時に基板か
らはがれてしまい、第2に熱処理時にGaAs中のGa
が高融点金属膜を通過して金属表面に偏析してしまい、
またその影響でGaAsとの界面に好ましくない化合物
層が形成されてしまうという欠点がある。一方、ショッ
トキーゲート電極の材料として高融点金属のシリサイド
を用いた場合には、第1にMSi、 (M:高融点金
属)の組成Xによってショットキー特性(φl+n値)
が大きく変化してしまい、第2にM S i、膜をスパ
ッタ法等によって形成する際にバッチ間での組成Xの制
御が難しく、第3に熱処理中にM S i X中のSt
がGaAs中に拡散してφ、及びn値のみならず、特に
逆方向耐圧を著しく低下させてしまう、第4に抵抗値が
高い(例えばW S i 2の比抵抗は約500μΩc
m)という欠点がある。
融点金属を用いた場合には、第1にGaAsとの密着性
が良くないため、特に厚くした場合に熱処理時に基板か
らはがれてしまい、第2に熱処理時にGaAs中のGa
が高融点金属膜を通過して金属表面に偏析してしまい、
またその影響でGaAsとの界面に好ましくない化合物
層が形成されてしまうという欠点がある。一方、ショッ
トキーゲート電極の材料として高融点金属のシリサイド
を用いた場合には、第1にMSi、 (M:高融点金
属)の組成Xによってショットキー特性(φl+n値)
が大きく変化してしまい、第2にM S i、膜をスパ
ッタ法等によって形成する際にバッチ間での組成Xの制
御が難しく、第3に熱処理中にM S i X中のSt
がGaAs中に拡散してφ、及びn値のみならず、特に
逆方向耐圧を著しく低下させてしまう、第4に抵抗値が
高い(例えばW S i 2の比抵抗は約500μΩc
m)という欠点がある。
本発明は、従来技術が有する上述のような欠点九−挙に
是正した半導体装置を提供することを目的とする。
是正した半導体装置を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体装置は、m−v族化合物半導体基板
(例えばn形GaAs基板1)と、この■−■族化合物
半導体基板上に設けられているショットキーゲート電極
とをそれぞれ具備する半導体装置(例えばGaAs
MESFET)において、上記ショットキーゲート電極
が、上記m−v族化合物半導体基板上に設けられている
第1の高融点金属膜(例えばW膜2a)と、この第1の
高融点金属・膜上に設けられている高融点金属ケイ化物
膜(例えばW S i z膜3a)と1.この高融点金
属ケイ化物膜上に設けられている第2の高融点金属膜(
例えばW膜4a)とから成っている。
(例えばn形GaAs基板1)と、この■−■族化合物
半導体基板上に設けられているショットキーゲート電極
とをそれぞれ具備する半導体装置(例えばGaAs
MESFET)において、上記ショットキーゲート電極
が、上記m−v族化合物半導体基板上に設けられている
第1の高融点金属膜(例えばW膜2a)と、この第1の
高融点金属・膜上に設けられている高融点金属ケイ化物
膜(例えばW S i z膜3a)と1.この高融点金
属ケイ化物膜上に設けられている第2の高融点金属膜(
例えばW膜4a)とから成っている。
以下本発明に係る半導体装置をGaAs MESFE
Tに適用した実施例につき図面を参照しながら説明する
。
Tに適用した実施例につき図面を参照しながら説明する
。
まず本発明の第1実施例につき説明する。
第1A図に示すように、まず例えばSiが1.2×l
Q l ’l cm 4程度ドープされたn型GaAs
基板l上にスパッタ法により、膜厚t、=500人のW
膜2、膜厚t2=50Q人のW S i !膜3及び膜
厚13=2400人のW膜4を順次形成する。
Q l ’l cm 4程度ドープされたn型GaAs
基板l上にスパッタ法により、膜厚t、=500人のW
膜2、膜厚t2=50Q人のW S i !膜3及び膜
厚13=2400人のW膜4を順次形成する。
次にこれらのW膜4、W S i 2膜3及びW膜2の
所定部分を反応性イオンエツチング(RI E)等のド
ライエツチング法により順次エツチング除去して、第1
B図に示すように、所定形状のW膜4a、WSi2膜3
a及びW膜2aから成る三層構造のショットキーゲート
電極5を形成する。
所定部分を反応性イオンエツチング(RI E)等のド
ライエツチング法により順次エツチング除去して、第1
B図に示すように、所定形状のW膜4a、WSi2膜3
a及びW膜2aから成る三層構造のショットキーゲート
電極5を形成する。
次に第1C図に示すように、CVD法により全面に例え
ば膜厚3000人のSiO□膜6を形成した後、窒素雰
囲気中において例えば800℃で10分間熱処理する。
ば膜厚3000人のSiO□膜6を形成した後、窒素雰
囲気中において例えば800℃で10分間熱処理する。
次に第1D図に示すように、SiO□膜6の所定部分を
エツチング除去してn型GaAs基板1の表面を部分的
に露出させた後、この露出した部分に例えば膜厚200
0人のAu−Ge/Ni膜から成るソース電極7及びド
レイン電極8 (オーミック電極)をショットキーゲー
ト電極5に対してセルファラインに形成して、目的とす
るGaAs MESFETを完成させる。
エツチング除去してn型GaAs基板1の表面を部分的
に露出させた後、この露出した部分に例えば膜厚200
0人のAu−Ge/Ni膜から成るソース電極7及びド
レイン電極8 (オーミック電極)をショットキーゲー
ト電極5に対してセルファラインに形成して、目的とす
るGaAs MESFETを完成させる。
このようにして得られたGaAs M E S F
Eにおけるショットキーゲート電極5とn型GaAs基
板1とから成るショットキー・バリア・ダイオードの1
−V特性を第2図に示す。この第2図からφ。
Eにおけるショットキーゲート電極5とn型GaAs基
板1とから成るショットキー・バリア・ダイオードの1
−V特性を第2図に示す。この第2図からφ。
及びn値を求めた所、φ3は0.71 Vと大きく、ま
たn値も1.11と低い値が得られ、良好なショットキ
ー特性を示すことがわかる。しかもダイオードの逆方向
耐圧は、W S i zでショットキーゲート電極を構
成した場合の2vに比べて約3倍大きい5.7■が得ら
れた。さらにショットキーゲート電極5の抵抗は、40
0mΩ/口と低抵抗になっている(第3図参照)。
たn値も1.11と低い値が得られ、良好なショットキ
ー特性を示すことがわかる。しかもダイオードの逆方向
耐圧は、W S i zでショットキーゲート電極を構
成した場合の2vに比べて約3倍大きい5.7■が得ら
れた。さらにショットキーゲート電極5の抵抗は、40
0mΩ/口と低抵抗になっている(第3図参照)。
このように、上述の第1実施例によれば、ショットキー
ゲート電極5を薄いW膜2 a −、WSiz膜3a及
び厚いW膜4aにより構成しているので、上述のように
ショットキー特性が良好で逆方向耐圧も高くしかも低抵
抗のショットキーゲート電極5を得ることができ、従っ
て特性の良好なGaAsMESFETを提供することが
できる。のみならず、n型GaAs基板1に接して形成
されているW膜2aの膜厚は500人と薄いため、密着
性が良好であり、従って従来のように熱処理時にはがれ
が生ずることがない。
ゲート電極5を薄いW膜2 a −、WSiz膜3a及
び厚いW膜4aにより構成しているので、上述のように
ショットキー特性が良好で逆方向耐圧も高くしかも低抵
抗のショットキーゲート電極5を得ることができ、従っ
て特性の良好なGaAsMESFETを提供することが
できる。のみならず、n型GaAs基板1に接して形成
されているW膜2aの膜厚は500人と薄いため、密着
性が良好であり、従って従来のように熱処理時にはがれ
が生ずることがない。
またこのW膜2aにより、熱処理時にW S i z膜
3a中のSiがn型GaAs基IrFj、1中に拡散す
るのが防止される。またW S i 2膜3aによって
n型GaAs基板1中のGaがW膜2aを通過して電極
表面に偏析するのが防止される。
3a中のSiがn型GaAs基IrFj、1中に拡散す
るのが防止される。またW S i 2膜3aによって
n型GaAs基板1中のGaがW膜2aを通過して電極
表面に偏析するのが防止される。
さらにまた、ショットキー特性は、n型GaAs基板1
と直接接しているW膜2aによって実質的に決定される
ので、ショットキーゲート電極5をMSiXで構成した
場合のよう組成Xによってショットキー特性が変化した
り、スパッタ時にバッチ間での組成Xの制御が難しいと
いう問題が解決される。
と直接接しているW膜2aによって実質的に決定される
ので、ショットキーゲート電極5をMSiXで構成した
場合のよう組成Xによってショットキー特性が変化した
り、スパッタ時にバッチ間での組成Xの制御が難しいと
いう問題が解決される。
のみならず、ショットキーゲート電極5を上述のように
1Ω/口以下の低抵抗とすることができるので、上述の
第1実施例によるGaAs M E S FETは、
ディジタルICのみから成るリニアICへの応用も可能
となる。またショットキーゲート電極5とn型GaAs
基板1とから成るダイオードの逆方向耐圧が上述のよう
に高いので、印加可能なゲート電圧の範囲を従来に比べ
て広くすることができる。さらにまた、ショットキーゲ
ート電極5を三層構造としているので、W膜2 a −
、WSIZ 3a及びW膜4aのそれぞれを適当な形状
に加工することにより、所望の形状のショットキーゲー
ト電極5を得ることが可能である。
1Ω/口以下の低抵抗とすることができるので、上述の
第1実施例によるGaAs M E S FETは、
ディジタルICのみから成るリニアICへの応用も可能
となる。またショットキーゲート電極5とn型GaAs
基板1とから成るダイオードの逆方向耐圧が上述のよう
に高いので、印加可能なゲート電圧の範囲を従来に比べ
て広くすることができる。さらにまた、ショットキーゲ
ート電極5を三層構造としているので、W膜2 a −
、WSIZ 3a及びW膜4aのそれぞれを適当な形状
に加工することにより、所望の形状のショットキーゲー
ト電極5を得ることが可能である。
またショットキーゲート電極5をいずれも高融点である
W膜2a、4a及びW S i 2膜3aで構成してい
るので、耐熱性が良好であり、従って高温プロセスに適
合するものである。
W膜2a、4a及びW S i 2膜3aで構成してい
るので、耐熱性が良好であり、従って高温プロセスに適
合するものである。
次に本発明の第2実施例につき説明する。
この第2実施例においては、第1A図に示すW S i
2膜3の代わりに膜厚500人のW、Si3膜を形成
し、また第1C図に示すSiO□膜6形成後に行う熱処
理を赤外線フラッシュアニール法を用いて850°C1
10秒間の条件で行うことを除いて、第1実施例と同様
の方法によりGaAs MESFETを製造する。
2膜3の代わりに膜厚500人のW、Si3膜を形成
し、また第1C図に示すSiO□膜6形成後に行う熱処
理を赤外線フラッシュアニール法を用いて850°C1
10秒間の条件で行うことを除いて、第1実施例と同様
の方法によりGaAs MESFETを製造する。
このようにして得られたGaAs ME S F E
Tにおけるショットキーゲート電極5とn型GaAs基
板1とから成るショットキー・バリア・ダイオードのI
−V特性を第4図に示す。この第4図からφ。
Tにおけるショットキーゲート電極5とn型GaAs基
板1とから成るショットキー・バリア・ダイオードのI
−V特性を第4図に示す。この第4図からφ。
=0.72V、n=1.12が求められ、良好なショッ
トキー特性を示すことが判明した。またn型GaAs基
板1の面内におけるφ8及びn値のばらつきも小さかっ
た。さらにダイオードの逆方向耐圧は第5図から明らか
なように約5.5vと大きく、またショットキーゲート
電極5の抵抗も400mΩ/口と低抵抗であった。
トキー特性を示すことが判明した。またn型GaAs基
板1の面内におけるφ8及びn値のばらつきも小さかっ
た。さらにダイオードの逆方向耐圧は第5図から明らか
なように約5.5vと大きく、またショットキーゲート
電極5の抵抗も400mΩ/口と低抵抗であった。
このように、上述の第2実施例によれば、ショットキー
ゲート電極5をW膜2 a 、 W3Si1膜及びW膜
4aにより構成しているので、ショットキー特性が良好
でしかも基板面内における特性のばらつきが少ないのみ
ならず、逆方向耐圧も高くかつ低抵抗のショットキーゲ
ート電極5を得ることができ、従って特性の良好なGa
As MESFETを提供することができる。これに
加えて、第1実施例で述べたと同様な種々の利点がある
。
ゲート電極5をW膜2 a 、 W3Si1膜及びW膜
4aにより構成しているので、ショットキー特性が良好
でしかも基板面内における特性のばらつきが少ないのみ
ならず、逆方向耐圧も高くかつ低抵抗のショットキーゲ
ート電極5を得ることができ、従って特性の良好なGa
As MESFETを提供することができる。これに
加えて、第1実施例で述べたと同様な種々の利点がある
。
以上本発明の実施例につき説明したが、本発明は上述の
2つの実施例に限定されるものではなく、本発明の技術
的思想に基づく種々の変形が可能である。例えば、ショ
ットキーゲート電極5を構成するW膜2a、4a及びW
S i Z膜3aまたはW5Si3膜の膜厚は上述の
2つの実施例で用いた数値に限定されるものではなく、
必要に応じて変更可能である。また上述の2つの実施例
におけるW膜2a。
2つの実施例に限定されるものではなく、本発明の技術
的思想に基づく種々の変形が可能である。例えば、ショ
ットキーゲート電極5を構成するW膜2a、4a及びW
S i Z膜3aまたはW5Si3膜の膜厚は上述の
2つの実施例で用いた数値に限定されるものではなく、
必要に応じて変更可能である。また上述の2つの実施例
におけるW膜2a。
4aの代わりにMo等の他の種類の高融点金属膜を用い
てもよく、同様にW S i !膜3a及びW5Si3
膜の代わりにMoシリサイドその他の高融点金属ケイ化
物膜を用いてもよい。
てもよく、同様にW S i !膜3a及びW5Si3
膜の代わりにMoシリサイドその他の高融点金属ケイ化
物膜を用いてもよい。
さらに上述の2つの実施例においては、基板としてn型
GaAs基板1を用いているが、必要に応じて他の種類
のm−v族化合物半導体基板を用いてもよい。また5i
n2膜6の形成後に行う熱処理の方法及び条件は必要に
応じて変更可能である。
GaAs基板1を用いているが、必要に応じて他の種類
のm−v族化合物半導体基板を用いてもよい。また5i
n2膜6の形成後に行う熱処理の方法及び条件は必要に
応じて変更可能である。
本発明に係る半導体装置によれば、ショットキーゲート
電極の耐熱性及び基板との密着性が優れしかもショット
キーゲート電極が低抵抗であると共に、ショットキー特
性が良好でかつ逆方向耐圧も良好である。のみならず、
半導体装置の製造工程において行う熱処理によるゲート
電極材料と基板との反応を効果的に防止することができ
る。従って、特性が良好で高温プロセスにも適合した半
導体装置を提供することができる。
電極の耐熱性及び基板との密着性が優れしかもショット
キーゲート電極が低抵抗であると共に、ショットキー特
性が良好でかつ逆方向耐圧も良好である。のみならず、
半導体装置の製造工程において行う熱処理によるゲート
電極材料と基板との反応を効果的に防止することができ
る。従って、特性が良好で高温プロセスにも適合した半
導体装置を提供することができる。
第1A図〜第1D図は本発明の第1実施例によるGaA
s MESFETの製造方法の一例を工程順に示す断
面図、第2図は第1D図に示すGaAs MESFE
Tにおけるショットキーゲート電極とn型GaAs基板
とから成るショットキー・バリア・ダイオードのI−V
特性を示すグラフ、第3図はショットキーゲート電極を
構成するWの合計膜厚(t++tz)とシート抵抗ρ6
との関係を示すグラフ、第4図は本発明の第2実施例に
ょるGaAsME S F ETにおけるショットキー
ゲート電極とn型GaAs基板とから成るショットキー
・バリア・ダイオードのI−V特性を示すグラフ、第5
図はショットキーゲート電極を構成する第1層のW膜の
膜厚t、とダイオードの逆方向耐圧V、との関係を示す
グラフである。 なお図面に用いた符号において、 1−−−−−−−−−−−−−− n型GaAs基板2
.4・−・−−−−−−−−W膜 3・−・−・−・−・・・・W、S i 2膜5−−−
−−−−−−−−−−一〜〜・・ショットキーゲート電
極7−−−−−−・・・−・−一〜−−・ソース電極8
・・−・・−・・−・・・・ ドレイン電極である。
s MESFETの製造方法の一例を工程順に示す断
面図、第2図は第1D図に示すGaAs MESFE
Tにおけるショットキーゲート電極とn型GaAs基板
とから成るショットキー・バリア・ダイオードのI−V
特性を示すグラフ、第3図はショットキーゲート電極を
構成するWの合計膜厚(t++tz)とシート抵抗ρ6
との関係を示すグラフ、第4図は本発明の第2実施例に
ょるGaAsME S F ETにおけるショットキー
ゲート電極とn型GaAs基板とから成るショットキー
・バリア・ダイオードのI−V特性を示すグラフ、第5
図はショットキーゲート電極を構成する第1層のW膜の
膜厚t、とダイオードの逆方向耐圧V、との関係を示す
グラフである。 なお図面に用いた符号において、 1−−−−−−−−−−−−−− n型GaAs基板2
.4・−・−−−−−−−−W膜 3・−・−・−・−・・・・W、S i 2膜5−−−
−−−−−−−−−−一〜〜・・ショットキーゲート電
極7−−−−−−・・・−・−一〜−−・ソース電極8
・・−・・−・・−・・・・ ドレイン電極である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 III−V族化合物半導体基板と、このIII−V族化合物
半導体基板上に設けられているショットキーゲート電極
とをそれぞれ具備する半導体装置において、 上記ショットキーゲート電極が、上記III−V族化合物
半導体基板上に設けられている第1の高融点金属膜と、
この第1の高融点金属膜上に設けられている高融点金属
ケイ化物膜と、この高融点金属ケイ化物膜上に設けられ
ている第2の高融点金属膜とから成ることを特徴とする
半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13319285A JPS61290775A (ja) | 1985-06-19 | 1985-06-19 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13319285A JPS61290775A (ja) | 1985-06-19 | 1985-06-19 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61290775A true JPS61290775A (ja) | 1986-12-20 |
Family
ID=15098856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13319285A Pending JPS61290775A (ja) | 1985-06-19 | 1985-06-19 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61290775A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4923823A (en) * | 1987-09-30 | 1990-05-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method of fabricating a self aligned semiconductor device |
US5631479A (en) * | 1995-04-26 | 1997-05-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device with laminated refractory metal schottky barrier gate electrode |
WO2013133953A1 (en) * | 2012-03-07 | 2013-09-12 | Cree, Inc. | Schottky contact |
US9202703B2 (en) | 2012-11-05 | 2015-12-01 | Cree, Inc. | Ni-rich Schottky contact |
-
1985
- 1985-06-19 JP JP13319285A patent/JPS61290775A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4923823A (en) * | 1987-09-30 | 1990-05-08 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method of fabricating a self aligned semiconductor device |
US5631479A (en) * | 1995-04-26 | 1997-05-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device with laminated refractory metal schottky barrier gate electrode |
WO2013133953A1 (en) * | 2012-03-07 | 2013-09-12 | Cree, Inc. | Schottky contact |
US9640627B2 (en) | 2012-03-07 | 2017-05-02 | Cree, Inc. | Schottky contact |
US9202703B2 (en) | 2012-11-05 | 2015-12-01 | Cree, Inc. | Ni-rich Schottky contact |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7704841B2 (en) | Transistor structure and method for making same | |
US6200835B1 (en) | Methods of forming conductive polysilicon lines and bottom gated thin film transistors, and conductive polysilicon lines and thin film transistors | |
JPH0794444A (ja) | オーミック電極の形成方法およびオーミック電極形成用積層体 | |
JPH0235462B2 (ja) | ||
JPS61290775A (ja) | 半導体装置 | |
JPH0864801A (ja) | 炭化けい素半導体素子およびその製造方法 | |
JPS6167272A (ja) | 電界効果トランジスタの製造方法 | |
JPS6064430A (ja) | GaAs系化合物半導体装置の製造方法 | |
JP2568854B2 (ja) | 薄膜トランジスタ及びその製造方法 | |
JPS6154263B2 (ja) | ||
JP3483802B2 (ja) | 抵抗素子の製造方法 | |
JPH0283920A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
KR0163741B1 (ko) | 반도체 소자의 오믹접촉전극 형성방법 | |
JPH0226790B2 (ja) | ||
JP3438100B2 (ja) | 半導体集積回路装置の製造方法 | |
JP3220624B2 (ja) | 化合物半導体装置及びその製造方法 | |
JP2889240B2 (ja) | 化合物半導体装置及びその製造方法 | |
JPS60123026A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS59161072A (ja) | 半導体装置 | |
JPH03101231A (ja) | 半導体装置及びその形成方法 | |
JPS62115776A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS61174671A (ja) | シヨツトキ接合型半導体装置及びその製法 | |
JPS5935475A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH028457B2 (ja) | ||
JPS5933825A (ja) | 半導体装置の製造方法 |