JPS61244369A - 吸水性粘着組成物 - Google Patents

吸水性粘着組成物

Info

Publication number
JPS61244369A
JPS61244369A JP60085530A JP8553085A JPS61244369A JP S61244369 A JPS61244369 A JP S61244369A JP 60085530 A JP60085530 A JP 60085530A JP 8553085 A JP8553085 A JP 8553085A JP S61244369 A JPS61244369 A JP S61244369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
ether
adhesive composition
cellulose
glycol diglycidyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60085530A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0566150B2 (ja
Inventor
増田 信男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP60085530A priority Critical patent/JPS61244369A/ja
Publication of JPS61244369A publication Critical patent/JPS61244369A/ja
Publication of JPH0566150B2 publication Critical patent/JPH0566150B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、粘膜用貼付剤、rル軟膏剤、バッグ剤等の基
剤として用いられる吸水性粘着組成物に関し、更に詳述
すると、粘膜に対する接着性に優れ、特に粘膜適用製剤
の基剤として好適に使用される吸水性粘着組成物に関す
る。
従来の技術及びその問題 従来、粘膜用貼付剤、グル軟膏剤、バッグ剤等の製造に
おいては、カルがキシメチルセルロースナトリウム等の
セルロース誘導体、アルギン酸ナトリウム、ゼラチン等
の天然由来高分子類、ポリアクリル酸ナトリウム、カル
ゲキシピニルポリマー等の水溶性高分子物質などを巣独
使用するか又は併用し、これと多価アルコール及び水と
を練合して粘性手液状のいわゆる含水グルを得、これを
種々製剤の基本基剤とし、更に所望によシ賦形剤、薬効
成分等を加えた後、必要な加工を施して製品とすること
が行なわれている。例えば、製剤剤型がグル状のままで
あるグル軟膏剤の場合、更に増粘乃至グル補強のため、
カルデキシビニルポリマーt−用いた含水グルに対して
アミン類等のアルカリ中和剤を添加することが行なわれ
ている。また、バッグ剤においては、基剤がだれたシ基
剤を展延し次布に裏じみが生じるのを防止するため、例
えばポリアクリル酸ナトリウムやゼラチンなどのアニオ
ン性ポリマーを配合した含水グルに対してアルミニウム
イオン等の多価金属塩、ジアルデヒドでんぷん等のアル
デヒド類といった架橋化剤を添加し、これによって分子
架橋を生じさせたシ、或いは含水グルにカオリン等の増
量賦形剤を配合することが行なわれている。更に、粘膜
貼付剤の場合は、上記含水グルやこれに薬効成分を添加
したものを板上に展延し乾燥した後、剥離してシート状
に形成し九シ、可溶性或いは不溶性の支持体上に展延し
て乾燥することによシ、口腔内等の粘膜に粘膜から分泌
される体液の作用で粘着する粘膜貼付剤を製造すること
が行なわれている。
しかしながら、このように種々製剤の基本基剤として用
いられている従来の含水グルは、粘弾性、チキントロピ
ー性、凝集性、保水性、保形性等の点で問題を有し、ま
た製剤化した場合に液分離、ゾル化、液状化、だれ、裏
じみ等の現象を生じ易いものであった。従って、これら
の点を改良するために種々の提案がなされているが、こ
れらの提案もそれぞれ欠点を有している。例えば、含水
系の貼付剤、いわゆるツク、プ剤には基材の基本物質と
してゼラチンを用いたゼラチン系とゼラチンを用いない
非ゼラチン系のものがある。しかし、ゼラチンは熱可遡
性を有し、ゾル・グル変換を起こす次め、ゼラチン系ノ
’?yグ剤においては■気温の高い夏期などにはバッグ
剤が軟化してだれを生じ、だれが著しい場合にはべとべ
とになっタフ、貼付後皮膚から剥す場合、皮膚狭面に膏
体が残って貼付部位を不潔にしたシ、tた使用するにあ
たってノ辛ツブ剤宍面のカバーフィルムを剥すことが困
難となる、■気温の低い冬季などは逆にバッグ剤が硬化
して粘着力が減少するため、皮膚面への密着性が大幅に
低下するといった品質上の欠点が生じ易い。ま九、その
製造工程中に発酵等によってゼラチンが変性し易く、工
程管理が煩雑になるという問題がある。これに対し、上
記問題点を解消する目的でゼラチンを金属塩やアルデヒ
ド類等で部分架橋しπシ、ポリアクリル酸ナトリウム等
の親水性高分子物質を添加することも提案されておシ、
例えば金属塩による架橋としてはゼラチンにミョウバン
管加える方法(特開昭49−35523号公報)やポリ
アクリル酸アルカリ金属塩を加える方法(特開昭50−
140624 、同51−26217 。
同52−38016号公報)などが知られている。
しかしながら、前者のゼラチンにミ、ウパンを加える方
法はノ々ッグ剤が硬調に仕上り、従って得られた・臂ツ
ブ剤の皮膚に対する粘着性が乏しく、また高温時のだれ
を解消できない等、不満足な点が多い。一方、後者のゼ
ラチンにポリアクリル酸ナトリウ・ムを加える方法もや
はシ高温時のだれ全解消できず、更に得られたバッグ剤
がべとついて皮膚狭面を汚すことがある等、満足すべき
ものではなかつ次。
また、非ゼラチン系ノや、プ剤としては、ポリアクリル
酸ナトリウム、カルがキシメチルセルロースナトリウム
等の親水性高分子物質、カオリン等の粉体、水及び多価
アルコールなどを機械的にブレンドし次後、布等に展延
して製造したものが知られている。しかし、これらはや
はり膏体からの液分のしみ出し、右側への裏じみ、使用
時の皮膚へのべとつき、膏体の硬化、膏体を被覆するカ
バーフィルム側への膏体移行、皮膚への膏体残留、粘着
力不足等が生じ易いという問題を有する。これに対し、
上記問題点を解消する目的で例えばポリアクリル酸ナト
リウム等のポリアクリル酸又はその塩をエポキシ基を有
する化合物で架橋することによシ耐熱性を向上させる方
法が知られている(特開昭56−154421号公報)
が、上記欠点を充分解消するには至っていない。′tた
、ここで使用されるポリアクリル酸ナトリウムは、架橋
化して不溶化し、紙おむつ等の尿吸水剤として汎用され
ておシ、バッグ剤においてもその保水能力の優れている
ところから汎用される成分であるが、高粘性で曳糸性が
あシ、製品がべとつくという欠点がある。
更に、上述した含水グルを基本基剤とし次ダル軟膏は、
グルの硬さ、保形性、皮膚に塗布する際の展延性に問題
があると共に、べとついタシ、液化或いはゾル化して手
に乗シにくくなることがあシ、また粘膜貼付剤は保形性
、吸水性、接着性等が劣り、貼付直後は良好な接着性、
保形性を有するものの、徐々に溶けだして剤壓のくずれ
、消失をきたすという問題がある。このため、従来より
、保形性、保水性、吸水性等に優れ、粘膜用貼付剤、グ
ル軟膏剤、ノ母ツブ剤等の基材として好適に用いられる
材料が要望されていた。
発明の概要 本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、多糖類をエ
ポキシ化合物で架橋した架橋構造す膚することによシ、
保形性、保水性、吸水性、とシわけ粘膜に対する接着性
等に優れ、粘膜用貼付剤、グル軟膏剤、バッグ剤等の基
剤として好適に使用し得る吸水性粘着組成物上提供する
ことを目的とする。
即ち、従来上述したようにポリアクリル酸塩等の水溶性
高分子物質を金属塩やアルデヒド類で架橋することは知
られていたが、この場合は製品がべとつく等といった欠
点を生じさせるものであった。これに対し、本発明者は
、水溶性高分子物質として粘着感、べとつき感が少なく
、充分な保水力を有するカルがキシメチルセルロース等
の多I!類を使用し、これら多糖類の有する離水、しみ
出し等の欠点を解消し、かつその特性を十分保持した吸
水性粘着組成物につき鋭意検討を行なった結果、カルが
キシメチルセルロース等の多糖類を単に組成物中にブレ
ンドするのではなく、凝集性、保形性、保水性等を向上
するため架橋剤で架橋し、多糖類を三次元網状化するこ
と、しかもこの場合架橋剤として金属塩やアルデヒド類
管用いるのではなく、エポキシ化合物を用いることによ
シ、カル〆キシメチルセルロース等の多糖類が本来有す
る親水性の性質が損なわれず或いはよシ親水化し、上述
したような保形性、保水性、吸水性、粘膜に対する接着
性等に優れ、かつべとつきの生じ難い吸水性粘着組成物
が得られることを知見し、本発明をなすに至ったもので
ある。
従って、本発明によれば、このように親水性物質である
多糖類をエポキシ化合物で架橋化することによって得ら
れる架橋物金主体としていることにより、優れた親水性
乃至は吸水性を有し、かつ保形性の良好な含水グルとす
ることができ、とシわけ@液、体液等を良く吸水、保持
し得、局所適合部位に良く接着するので、ノ臂ツブ剤の
ほかに口腔内、鼻腔内、直腸内等の体液分泌の多い粘膜
適用に適し、このような吸水性、保水性の機能が必要な
粘膜用貼付剤の基剤として有効に使用される。
なお、工Iキシ化合物管ゼラチン、ポリアクリル酸塩の
架橋化剤として用いることは従来知られている(lf#
開昭53−6421号公報)。しかしながら、多糖類t
エポキシ化合物で架橋して三次元網目状構造とすること
、これによシ保形性、保氷見である。    ・ 以下、本発明につき更に詳しく説明する。
発明の構成 本発明に係る吸水性粘着組成物は、多糖類をエポキシ化
合物で架橋し次架橋構造含有するものである。
この場合、多糖類の種類に制限はないが、特にメチルセ
ルロース、エチルセルロース、メチルエチルセルロース
、とドロキシエチルセルロース。
ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシエチルセル
ロース、カルボキシエチルセルロース、カルがキシメチ
ルエチルセルロース、カルボキシメチルスターチ、でん
ぷん及びそれら塩類等のセルロース誘導体、アルギン酸
及びその塩類並びにイスパグーラハスク(別名サイリウ
ム)等のプランタゴ種皮°類から選ばれる1種又は2種
以上を好適に使用し得る。
また、エポキシ化合物の種類も制限されないが、モノ、
ジ、トリ又はポリエポキシ化合物を好適に用いることが
でき、例えばエチレンオキサイド。
アリルグリシジルエーテル、2−エチルへキシルクリシ
ジルエーテル、メチルグリシジルエーテル。
フェニルグリシジルエーテル等のモノエポキシ化他、エ
チレングリコールジグリシジルエーテル。
ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル。
プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチ
レングリコールジグリシジルエーテル。
ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル。
グリセリンノブリシジルエーテル等のソエポキシ化合物
、グリセリントリグリシジルエーテル、トリグリシジル
イソシアヌレート等のトリエポキシ化合物、グリセロー
ルポリグリシジルエーテル。
トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル。
ペンタエリスリトールプリグリシジルエーテル。
ソルビトールポリグリシジルエーテル等のポリエポキシ
化合物から選ばれる1種又は2種以上上使用し得る。
本発明の吸水性粘着組成物は、上述した多糖類tエポキ
シ化合物で架橋した架橋構造を有するものであるが、こ
の場合多糖類全体が架橋構造をなしている必要はなく、
上述の軟膏、パップ剤、粘膜貼付剤等、個別の剛製につ
いて吸水性、保水性、保形性等で所望される物性9機能
な発揮するに必要な部分的架橋化であってもよい・従っ
て)これらエポキシ化合物は、工4キシ化合物及び多糖
類の相互の種w4(官能基数と分子量)にもよるが、多
糖類の使用量に対して概略0.1〜150重量%−通常
10〜100重量−の範囲で加えられる。
なお、本発明吸水性粘着組成物には、必要に応じ種々の
他の成分を配合することができる。例えハエタノール等
の1価低級アルコール、プ四ピレングリコール、ポリエ
チレングリコール、グリセリン、ソルビトール等の多価
アルコール、それらの脂肪酸エステル、カオリン、ベン
トナイト、モンモリpナイト、酸化亜鉛、*化チタン、
無水ケイ酸等の無機粉体、サリチル酸メチル、サリチル
酸グリコール、インドメタシン、t−メントール。
” y カ油a −12’7 油、dt−カンフル、ノ
ニル酸ワニリルアミド、ニコチン酸ベータブトキシエチ
ル、ビタミンE、ジフェンヒドラミン、マレイン酸りロ
ルフェニ7 ミン、クロタミトン、レゾルシン、チモー
ル、フルフェナム酸とその誘導体、メフェナム酸とその
誘導体、ジクロツェナ、り塩。
グリチルリチン、グリチルレチン酸、イブプロフェン、
ピロキシカム、塩酸チアラミド、7エンプフエン、唐辛
子エキス、カブサイシン、大黄エキス、グレドエゾロン
、メチルプレドニゾロン、ヒドロコルチゾン、デキサメ
タシン、リドカイン。
スルフイソキサゾール、アラントイン、硫酸ブレ、オマ
イシン、トルナ7タート、りpラムフェニコール等、用
途目的に合った薬効成分や、柔軟性、粘着性、保型性等
の1liil整剤としてグアガム、キサンタンガム、ア
ラビアガム、ポリビニルアルコール。
ポリビニルピロリドン、ポリブテン、ラテックス。
酢酸ビニルエマルシ、ン、アクリル樹脂エマルシ冒ン等
の高分子物質や、有効成分の安定配合剤、経皮吸、収促
進剤としてラノリン、流動パラフィン。
植物油、高級アルコール、高級脂肪酸及びその誘導体、
活性剤等が必要に応じ適宜配合される。
本発明吸水性粘着組成物を製造する万−法に特に制限は
ないが、パップ剤等の製造工程の一部として多糖類及び
エポキシ化合物を配合し、その製造工程中でこれを反応
させて多糖類を架橋するような方法を採用することが好
ましい。例えば、多糖類を多価アルコール中に分散又は
溶解し、この中に直接エポキシ化合物を加えるが、又は
予めエポキシ化合物を水等の溶媒に溶解した溶液を加え
、攪拌して架橋反応させ、グル状物を得る。この場合、
架橋反応は40〜70℃、通常50〜60℃において行
なうことが好ましい。なお、この時多糖類側かエポキシ
化合物側に脂肪族アミン又は芳香族アミン又はアンモニ
ウム塩等の触媒を分散又は溶解しておくことができる。
その後、40℃乃至室温に冷却し、薬効成分或いは診断
試薬等の目的に応じた必要生理活性薬剤等を加えて練合
する。
更に、上記グル状物に対し、rル軟膏、ノ母、プ剤等そ
の剤形に応じて要求される形状を保つためそれぞれ汎用
される結合剤、不活性粉体、増量剤、乳化剤、油性剤、
水溶性高分子物質等の所望の成分を加え、種々の剤形に
応じた本発明吸水性粘着組成物を得ることができる。そ
の後、更にパップ剤においては布への展延加工、粘膜貼
付剤や粘膜挿入剤においては展延加工、加熱加工、真空
乾燥加工等を施すものである。
発明の詳細 な説明したように1本発明の吸水性粘着組成物は、保形
性、保水性、吸水性に優れ、特に粘液をよく吸収して保
持するため、粘膜に対する接着性に優れたものである。
従って、本発明組成物は、粘膜貼付剤、粘膜挿入剤、r
ル軟責剤、パップ剤等の基剤として好適に用いられ、特
に粘膜適用製剤の基剤として良好に使用することができ
る。
以下、実験例、実施例及び比較例を示し、本発明を具体
的に説明する。
〔実験例〕
下記第1表に示す組成のム1〜屋3の含水グルを下記方
法によシそれぞれ調製し、その物性を調べた。結果を第
1弐に示す。
第1宍 カル−キシメチルセルロースナトリウム5部をグリセリ
ン15部に分散溶解し、攪拌しつつ、別にグリセリンフ
グリシノルエーテル1部を温精製水10部に溶解した水
溶液を添加混合する。約60〜80℃に加温して攪拌を
続けながら、これに約70℃に加温した残余の精製水を
加え、本発明の含水グル(ム1)を得る。
一方、ニブキシ化合物を含まないA2を41と同様の方
法でグル状物として得る。
ム2は、吸水膨潤物であるが、板上に厚さ約3儒で展延
したものは保形力が弱く、経時的に流動しダレを生じた
。また加圧によって容易に形くずれすると共、に水のし
み出しが多いものであった。
これに対し、本発明のA1は保形力もあシ、形くずれ、
ダレを生じず、また水のしみ出しもごく少量でしかなく
、保水力も優れた性質が付与されていた。皮膚上にのば
しても均一にスムースに塗布でき、べとつきの少ないも
のであった。更に、得られ7’jA1及びA2のrルそ
れぞれ1001に対して水100−を追加し、攪拌混合
後その流動性を観察したところS明らかにA1は放置し
ても離水がなく、また非流動性のままで保形性をもちつ
つ吸水保持力は充分具わっていることが認められた。こ
れに対し、42はかなシ流動性があシ、放置で自然離水
が認められた。
更に、従来公知の代表例としてポリアクリル酸ナトリウ
ムとエポキシ化合物とを用い九43の含水グルを常法に
より試作したところ、保水性、保形性は本発明A1と同
様すぐれているが、皮膚上展延時のべとつきが認められ
た。
〔実施例1.比較例1〕 下記成分を用いて実施例1のグル軟膏を調製した。
カルがキシメチルセルロースナトリウム(1チ水溶液 
 2 %の粘度1500cpa、エーテル化度1.4.
平均重合度的800) カルボキシメチルセルロースナトリウム(lLlb水溶
液  3の粘度2300cps、エーテル化度0.8.
平均重合度的1000) グリセリンジグリシジルエーテル          
3塩化ベンゼトニウム               
0.05濃グリセリン               
   10グロビレングリコール          
    15ポリンルペート80          
       1合計              1
00  %濃グリセリン及びプロピレングリコールの混
合液に両カルがキシメチルセルロースを分散シ、60〜
70℃に加温する。次にこの分散液に、別にグリセリン
ジグリシジルエーテル及び塩化ベンゼトニウムを60〜
70℃に加温し次精製水10チに溶解しておいた溶液を
加え、攪拌して架橋反応させる。次いで、室温に冷却し
た後、ポリソルベート80t−加えて攪拌を続け、更に
残余の精製水を加えて実施例1のグル軟膏を得た。
また、対照品として汎用されている比較例1のグル軟膏
を常法によシ調製した。
カルボキシビニルポリマー     1.75%ジイン
グロノぐノールアミン     0.2エタノール  
          15プ胃ピレングリコール   
    35EDTA               
 0.1合計             100   
%多糖類(カルがキシメチルセルロースナトリウム)t
エポキシ化合物で架橋した架橋構造を有する実施例1の
グル軟膏は、比較例1のグル軟膏と比較してグルの硬さ
の具合、保形性、皮膚に塗布する際の展延性、手への乗
り易さく軟膏が液化乃至ゾル化し、塗シにくかっfc 
、!l)、手から落ち易くなることがない度合)、べと
つき性等の点において優れたものであっ次。
〔実施例2〜6.比較例2〜4〕 下記第2表に示す成分を用い、下記方法により実施例2
〜6、比較例2〜4のパップ剤をそれぞれ調教した。
に薬物組成 サリチル酸グリコール      l 重
量部サリチル酸メチル        11グリチルレ
チン酸        0.51t−メントール   
       II酢酸トコフェロール       
0.51マレイン酸クロルフエニラミン   0.5 
 1トウガラシエキス         0.51製造
方法 ■を■に分散して60〜70℃に加温し、これに予め1
0チ分の■に■を溶解して70℃に調整した溶液を加え
て攪拌し、架橋反応させる。これに、■、■を加えて攪
拌しながら冷却した後、残シの■全量を加えて30〜4
0℃に冷却し、更に■を加えて練合し、膏体を得る。次
いで、この膏体を布織布に展延すると共に、膏体表面を
ポリエチレンフィルムで被覆し、一定の大きさに裁断し
てバッグ剤とした。
次に、上記実施例及び比較例のバッグ剤の製造時及びア
ルミ箔製の袋に封入して50℃で1ケ月間保存した後に
おける第3表に示す性質につきそれぞれ評価した。結果
を第3表に示す。なお、評価基準は下記の通りである。
評価基準 練合性、布への展延性、初期のタック、フィルム剥離性
について O:良好 Δ:やや難がある X:難がある フィルムへの残留性、皮膚への粘着性、皮膚への残留性
、膏体のだれ、しみ出し・裏じみ、膏体の硬化について O:無し Δ:やや有シ X:有り 第3表の結果よシ、多糖類をエポキシ化合物で架橋した
場合は、架橋しない場合に比べて高温保存後においても
保形性、保水性に著しく優れた膏体を得られることが認
められた。
なお、上記実施例と同様の成分を用い、更に架橋反応の
触媒として塩化ベンゼトニウム又はジフェンヒドラミン
0.1%t−■又は■に添加して同様にパップ剤を製造
したところ、架橋化が更に円滑に進み、′練合時間を短
縮することができ次。しかも、このようにして得られた
バッグ剤は、実施例2〜60ツヤ、プ剤と同様の優れ次
性質を有するものであった。
〔実施例7〕 ポリイソブチレン45IIを70〜80℃に加熱する。
次に、これをカルボキシメチルセルロース   ゛ナト
リウム30.9及びイスパグーラハスク5Iをグリセリ
ン5gで湿したものを練シ加えた後、更に70℃に加温
した精製水9!iにエチレングリコールジグリシジルエ
ーテル61を溶解した溶液を加えて練合する。これを徐
々に冷しながら40〜50℃でポリプロピレンフィルム
上に展延し、次いで50℃で30分間熱風下においてニ
ーソングした後、放冷する。これを適宜大きさに切断し
、実施例7の粘膜貼付剤を得た。
〔実施例8〕 アラビアゴム359、ゼラチン51及びカル?キシメチ
ルセルロース15.Fを70〜80℃に加温した?ジイ
ソブチレン40IIに加えて練合した後、グリセロール
ポリグリシジルエーテル3IIを加えて更に練合する。
これを40〜50℃に冷却後、局所麻酔薬塩酸ジプカイ
ンIJFを加えて更に練合し、次いでポリエチレンフィ
ルム上に薄く展延してエージングした後、適宜大きさに
切断して実施例8の粘膜貼付剤を得次。
上記実施例7,8の粘膜貼付剤は、口腔内等の体腔内の
粘膜に適用する場合、体腔内の粘液の作用によって粘膜
に直ちに付着し、しかもなめらかで異物感がなく、柔軟
で屈曲に沿ってうまく適合するものであった。また、自
然に剥れたシ、反シ落ち次シ、離反することがなく、か
つ長期間貼付後もその原形を保っていた。更に、封入さ
れた薬物は徐々に放出されて薬効を発揮するものであっ
た。
これに対し、比較のためエポキシ化合物で架橋しない以
外は前記と同様にして粘膜貼付剤を展進し九ところ、こ
の貼付剤は例えば口腔内では1時間以内に唾液で膨潤し
、形くずれを生じた少、部分的に欠落しタシ、自然に剥
落しタシ、べとついて唾液で流れ落ちるものでありた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、多糖類をエポキシ化合物で架橋した架橋構造を有す
    ることを特徴とする吸水性粘着組成物。 2、多糖類が、メチルセルロース、エチルセルロース、
    メチルエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース
    、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセ
    ルロース、カルボキシエチルセルロース、カルボキシメ
    チルエチルセルロース、カルボキシメチルスターチ、で
    んぷん及びそれらの塩類、アルギン酸及びその塩類並び
    にプランタゴ種皮類から選ばれる1種又は2種以上であ
    る特許請求の範囲第1項記載の吸水性粘着組成物。 3、エポキシ化合物が、モノ、ジ、トリ又はポリエポキ
    シ化合物である特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    吸水性粘着組成物。 4、エポキシ化合物が、エチレンオキサイド、アリルグ
    リシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジルエー
    テル、メチルグリシジルエーテル、フェニルグリシジル
    エーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、
    ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピ
    レングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレン
    グリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコ
    ールジグリシジルエーテル、グリセリンジグリシジルエ
    ーテル、グリセリントリグリシジルエーテル、トリグリ
    シジルイソシアヌレート、グリセロールポリグリシジル
    エーテル、トリメチロールプロパンポリグリシジルエー
    テル、ペンタエリスリトールポリグリシジルエーテル及
    びソルビトールポリグリシジルエーテルから選ばれる1
    種又は2種以上である特許請求の範囲第3項記載の吸水
    性粘着組成物。
JP60085530A 1985-04-23 1985-04-23 吸水性粘着組成物 Granted JPS61244369A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60085530A JPS61244369A (ja) 1985-04-23 1985-04-23 吸水性粘着組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60085530A JPS61244369A (ja) 1985-04-23 1985-04-23 吸水性粘着組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61244369A true JPS61244369A (ja) 1986-10-30
JPH0566150B2 JPH0566150B2 (ja) 1993-09-21

Family

ID=13861440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60085530A Granted JPS61244369A (ja) 1985-04-23 1985-04-23 吸水性粘着組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61244369A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62240612A (ja) * 1986-03-31 1987-10-21 Hisamitsu Pharmaceut Co Inc 経皮適用製剤
JPH03151330A (ja) * 1989-11-07 1991-06-27 Shin Etsu Chem Co Ltd 外用ゲル基剤
JPH06507793A (ja) * 1991-03-21 1994-09-08 スミス アンド ネフュー ピーエルシー 創傷用ドレッシング
CN109796946A (zh) * 2017-11-17 2019-05-24 中石化石油工程技术服务有限公司 一种钻井液用改性车前籽壳增粘剂及其制备方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50100142A (ja) * 1973-12-24 1975-08-08
JPS565138A (en) * 1979-06-27 1981-01-20 Sanyo Chem Ind Ltd Water absorbing agent
JPS5825160A (ja) * 1981-08-06 1983-02-15 太陽化学株式会社 新規な吸収剤
JPS5831919A (ja) * 1981-08-19 1983-02-24 住友化学工業株式会社 ポツト苗用育苗土とポツト苗の育苗方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50100142A (ja) * 1973-12-24 1975-08-08
JPS565138A (en) * 1979-06-27 1981-01-20 Sanyo Chem Ind Ltd Water absorbing agent
JPS5825160A (ja) * 1981-08-06 1983-02-15 太陽化学株式会社 新規な吸収剤
JPS5831919A (ja) * 1981-08-19 1983-02-24 住友化学工業株式会社 ポツト苗用育苗土とポツト苗の育苗方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62240612A (ja) * 1986-03-31 1987-10-21 Hisamitsu Pharmaceut Co Inc 経皮適用製剤
JPH0780757B2 (ja) * 1986-03-31 1995-08-30 久光製薬株式会社 経皮適用製剤
JPH03151330A (ja) * 1989-11-07 1991-06-27 Shin Etsu Chem Co Ltd 外用ゲル基剤
JPH06507793A (ja) * 1991-03-21 1994-09-08 スミス アンド ネフュー ピーエルシー 創傷用ドレッシング
CN109796946A (zh) * 2017-11-17 2019-05-24 中石化石油工程技术服务有限公司 一种钻井液用改性车前籽壳增粘剂及其制备方法
CN109796946B (zh) * 2017-11-17 2021-10-22 中石化石油工程技术服务有限公司 一种钻井液用改性车前籽壳增粘剂及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0566150B2 (ja) 1993-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0522685B2 (ja)
WO2002032431A1 (fr) Compositions pour preparations externes
KR20020011964A (ko) 박지 형태의 첩부제
JPH03275619A (ja) 外用剤組成物
JP4625157B2 (ja) インドメタシン貼付剤
JP3132837B2 (ja) 医療用粘着剤
JPS61244369A (ja) 吸水性粘着組成物
JPH0336805B2 (ja)
WO2005105060A1 (ja) 貼付剤
JPS6340766B2 (ja)
JPS6034924B2 (ja) パップ剤及びその製造法
JP3144895B2 (ja) 医療用粘着テープもしくはシート
JPH0749050B2 (ja) 含水ゲル組成物
JPS5840530B2 (ja) 巴布剤組成物
JPH05148145A (ja) エストラジオール経皮吸収貼付剤
JP3193161B2 (ja) 経皮吸収性製剤
JPS62230715A (ja) 新規貼付製剤
JPH0336806B2 (ja)
JPS60260513A (ja) パツプ剤
JPH0333688B2 (ja)
JPS63203613A (ja) 親水性経皮投与製剤
JP3382032B2 (ja) インドメタシン貼付剤
JPS6393717A (ja) 口腔粘膜用粘着剤もしくは接着剤
JP3090713B2 (ja) 医療用粘着剤
JPS60260512A (ja) パツプ剤

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees