JPS61226898A

JPS61226898A - テレメ−タ方式

Info

Publication number: JPS61226898A
Application number: JP6820385A
Authority: JP
Inventors: 昇藤田
Original assignee: Japan Radio Co Ltd
Current assignee: Japan Radio Co Ltd
Priority date: 1985-03-30
Filing date: 1985-03-30
Publication date: 1986-10-08
Anticipated expiration: 2009-01-12
Also published as: JPH063638B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野〕本発明Ｇ工通信回線を通して、遠隔計測するテレメータ
方式に関する。

（従来技術〕従来のこの種のテレメータ方式は呼び出し方式及び端末
起動方式があり、前者の呼び出し方式は、各観測局がそ
れぞれ割り当てられた個別信号あるいは群信号を有し、
監視局がデータを必要とする場合は、そのつど手動また
は自動方式で各観測局の個々の呼び出し信号あるいは群
単位の呼び出し信号を送出し、該観測局は自局が選択さ
れたときのみ前記監視局に向けて、データを伝送するよ
うにしている。また後者の呼出し方式では、各観測局に
はタイムアツプ時間がそれぞれ独立かつ不規則なタイマ
を設け９通常はタイマだけに電源を供給して待ち受け状
態にしておき、タイムアツプしたときに全体に電源を供
給して送信を開始し、送信終了後は待ち受け状態に戻る
方式である。

（発明が解決しようとする問題点）前記呼び出し方式では観測局は常に受信機あるいは受信
回路に電源を供給していなげればならず不経済であった
。また端末起動方式では観測局に受信機や受信回路が不
要で、消費電力も少な（できるが、確立的に送信競合が
起きるという不具合があった。とくに観測局数が多いと
きや単位時間当たシの送信回数が多いとき、あるいは１
回当りの送信時間が長いときは送信競合確立が大きくな
るため、使用条件が非常に限定されるという欠点があっ
た。

（問題点を解決するための手段）本発明はこれら従来両方式の欠点を解決するもので、１
つの監視局と少なくとも２つ以上の観測局が無線または
有線回線で接続されているテレメータ系において、各観
測局にタイムアツプ時間が指定可能なタイマ（プログラ
マブルタイマ）を設け０通常はタイマだけに電源を供給
して待ち受け状態にしておき、タイムアツプしたときに
全体に電源を供給して送信を開始し。

送信終了後に一定時間だけ電源を供給したままにし、一
方監視局は、当該観測局からのデータを受信後、前記一
定時間以内に当該観測局に対して制御信号を送信し、当
該タイマに次回送信時刻を指定することを特徴とし、そ
の目的は観測局の消費電力を低減し、かつ送信競合が起
きないようにすることにある。以下１図面によシ説明す
る。

（実施例）第１図は本発明の一実施例のブロック図を示し、１は監
視局、２は有線又は無線による通信回線、３は複数の観
測局である。これらの監視局ｌは通信回線２を通して複
数の観測局３０，３□・・・・・・３ｎを制御監視しデ
ータを収集するものであり、第２図は観測局３のブロッ
ク図を示す。２は監視局１との通信回線、４はプログラ
マブルタイマ、５は電源、６はスイッチ回路、７は制御
回路、８はセンナ、９は送信機、１０は切替回路、１１
は受信機である。

（動　作）これを動作するには、まず観測局３１のプログラマブル
タイマー４がタイムアツプすると、制御線ｌｌを介して
、スイッチ回路６が接になシ、電源５からの電力を全回
路に供給する。電力が供給されると、制御回路７が動作
し、センサ８からのデータなＡ’ｚｉｆｌ＆を介して取
り込んで符号変換などの必要な処理をし、送信機９．切
替回路１０゜通信回線２を通してデータを監視局１へ送
信する。送信が終了すると受信状態となり、監視局１か
らの指令を待ち受ける。監視局ｌはデータ受信後、ただ
ちに通信回線２を通して当該観測局に対して次回の送信
時刻データを送出する。

当該観測局は切替回路１０．受信機１１を通して制御回
路７に入力し、符合変換などの必要な処理をして、プロ
グラマブルタイマ４に次回送信時刻を設定すると、スイ
ッチ回路６が断となりプロゲラ文プルタイマ４を除いて
電力の供給を止め、待受状態となる。

以下同様に観測局３２．観測局３３というように順次、
観測局が動作していき、全観測局の動作が一巡すると、
また観測局３１から動作を繰シ返丁。

監視局１から各観測局に対して指定する次回送信時刻は
、各観測局間の送信競合が起きないように時間差を設け
る。なおシステムの立ち上がシ時は、監視局がそれぞれ
の観測局の送信時刻を管理することができないので９次
に示すような初期操作をする必要がある。

まずシステムを設置したときは最初に監視局を動作させ
０次１ｃ１番目の観測局に電源を投入したときに、観測
局から監視局に向けてデータを送信する。監視局は当該
観測局に対して次に送信する時刻を指定する。続いて２
番目、３番目と観測局に電源を投入するごとに同様の動
作を繰シ返す。当然指定する時刻は送信競合が起きない
ようにそれぞれの観測局に対して異なる時刻とする。

このような動作をするので、その効果としては。

送信競合によるデータ次側することなしに観測局の消費
電力を低減でき、かつ監視局がデータ収集間隔を自由に
管理できるという呼び出し方式と端末起動方式の利点を
合わせ持つテレメータシステムを構築できる。

（発明の効果）以上説明したように９本発明は各種テレメータシステム
に応用可能で、とくに観測局の消費電力を極めて少なく
することができるので、今まで実現が困難であった１次
電池を電源とする無線回線使用テレメータシステムを容
易に構築することができる。以下に具体的数値を用いて
消費電力の低減量を説明する。

従来の無線回線を使用した呼び出し方式テレメータシス
テムは、観測局の受信機を常時動作させておき、受信機
のスケルチ出力で電源を制御し受信機以外の回路に電力
を供給する方式であるので、待受時の消費電力を受信機
の消費電力以下にすることができない。一般に受信機は
超短波帯用が使用され、受信機の消費電流は１０ｍＡ程
度（ＤＣＩ２Ｖ時）以上であり、これを大幅に低減する
ことは非常に困難である。

本発明の方式によれば待受時はプログラマブルタイマだ
けが動作していればよく、現在の技術でプログラマブル
タイマの消費電力を１００μＡ（５〜１２Ｖ時）以下に
することも容易である。

本発明の方式あるいは従来の呼び出し方式のいずれの方
式のテレメータシステムも、各観測局の送信時間は呼び
出し間隔に比較して非常に少ないのが一般的である。例
として呼び出し間隔を１時間、送信時間を２秒とし、送
信時の消費電流をＩＡとすれば１両方式の年間消費電力
量はつぎの値になる。

（１）　　本発明の方式％式％（２）従来の呼び出し方式（１０ｍＡ＋ＩＡＸ２秒÷３６００）Ｘ２４時間×３６
５日＝約９２５ＡＨ本発明の方式の消費電力量は、従来
の呼び出し方式の消費電力量の約１６分の１に低減し。

市販の１次電池でも１年以上の動作が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は第１
図の観測局のブロック図である。１・・・監視局、２・・・通信回線、３・・・観測局、
４・・・プログラマブルタイマ、５・・・電源、６・・
・スイッチ回路、７・・・制御回路、８・・・センサ、
９・・・送信機、１０・・・切替回路、１１・・・受信
機。

Claims

【特許請求の範囲】

１つの監視局と複数の観測局が通信を行なうテレメータ
系において、複数の各観測局にタイマを設け、通常は該
タイマにのみ電源を供給して待ち受け状態とし、タイム
アップしたとき全体に電源を供給し、監視局が、複数の
観測局からのデータを１観測局ごとに受信後、ただちに
当該観測局に対して制御信号を送信し、次の送信時刻を
指定することを特徴とするテレメータ方式。