JPS636951Y2 - - Google Patents

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JPS636951Y2
JPS636951Y2 JP5639380U JP5639380U JPS636951Y2 JP S636951 Y2 JPS636951 Y2 JP S636951Y2 JP 5639380 U JP5639380 U JP 5639380U JP 5639380 U JP5639380 U JP 5639380U JP S636951 Y2 JPS636951 Y2 JP S636951Y2
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JP5639380U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、複数個の空気調和機(以下、空調
機と云う)などの端末機を集中制御する際に信号
伝送線あるいは中央処理装置に異常があり、制御
不能となる事故に対しても、端末機個々の運転を
確保するように制御する端末機の集中制御装置に
関する。
従来、複数個の空調機などの端末機を集中制御
するシステムとして、第1図に示すものがある。
この第1図における1は中央処理装置(以下、
CPUと云う)である。また、2は端末機である。
端末機2は信号伝送線3によつてCPU1と複数
個の端末機2との信号の送受を行うようになつて
いる。そして、各端末機2は電力線4に接続され
ている。電力線4には開閉器5を介して電源6が
接続されている。
端末機2の内部回路のブロツク図は第2図に示
されている。この第2図において、信号伝送線3
に送受信回路7が接続されている。送受信回路7
は制御回路8に接続されている。制御回路8はア
ドレス設定回路9、センサ回路10、設定回路1
1、時間設定回路12、クロツク回路13が接続
されている。さらに制御回路8は負荷14に接続
されている。また、直流電源回路15は制御回路
8へ接続され端末機2の各部に電力を供給するよ
うになつている。
次に、従来のシステムの動作について説明す
る。第1図の開閉器5を閉じて、電力線4に電源
6からの電圧を印加すると、CPU1および各端
末機2に電力が供給される。これにより、CPU
1は信号伝送線3へ各端末機2を区別するための
アドレスを制御信号に付けて、それぞれの端末機
2ごとに順次運転信号の送出を行う。
一方、各端末機2は時間設定回路12の設定に
よつて決まる一定の時間までの計時を開始する。
また、信号伝送線3を介して信号が送受信回路7
へ入力され、制御回路8へ伝達されると、この信
号を制御回路8で解読してアドレス設定回路9か
らの入力信号のアドレス値とを比較し、一致すれ
ば、制御信号の指示通りに負荷14へ通電し、運
転を行う。
次に、受信完了の信号などとアドレス値を信号
伝送線3を介してCPU1へ返送する。これと同
時に、受信完了を記憶し、前述の計時を停止す
る。上記のような動作により、順次端末機2が運
転を開始する。
しかし、信号伝送線3の断路などの故障、
CPU1の動作不良などにより、制御信号の伝達
ができない場合、端末機2のそれぞれは運転でき
なくなる。そして、空調などの用途でも、利用者
には不快感を与えてしまう。
これを解消するために、前述の一定時間内で一
度も受信できなかつたときには、計時完了と同時
に、それぞれの端末機を独自で運転させていた。
しかし、この時間がそれぞれの端末機で異なつて
いないと、コンプレツサなどの起動電流の大きい
負荷では、同時に運転、起動すると、電力線4の
容量オーバなどの問題があるため、それぞれの端
末機2の設置工事の際に時間設定を行つていた。
また、同時に、集中管理に必要なアドレス値の設
定も、他の端末機と重複しないように行われてい
た。
従来はこのように設置工事時に、調整する手間
が多く、工費の増加を招くと云う欠点があつた。
また、設定のミスを誘発させ、起動電流のピーク
値の増大などがあるため、設置後も時間設定値を
目標確認できるような構造にする必要があり、コ
ストアツプすると云う欠点があつた。
この考案は、上記従来の欠点を除去するために
なされたもので、従来から目視確認できる構造と
してあるアドレス設定値を時間設定値と読み替え
る機能を付加することにより、安価で信頼性の高
い端末機の集中制御装置を提供することを目的と
する。
以下、この考案の端末機の集中制御装置の実施
例について図面に基づき説明する。第3図はその
一実施例における端末機の内部構成を示すブロツ
ク図である。この第3図において、第2図と同一
部分には同一符号を付して述べることにする。こ
の第3図を第2図と比較しても明らかなように、
第3図では第2図における時間設定回路13が省
略されている。
すなわち、第3図において、信号伝送線3に送
受信回路7が接続されており、送受信回路7は制
御回路8は接続されており、送受信回路7は制御
回路8と信号の送受信を行い、信号伝送線3を介
して第1図で示したCPU1と交信を行うように
なつている。
制御回路8はスイツチなどで構成されるアドレ
ス設定回路9、温度センサなどを含むセンサ回路
10、設定回路11、クロツク回路13からそれ
ぞれ信号を入力するようになつている。設定回路
11は端末機2独自で運転する際の温度設定など
の用途の設定を行うものであり、クロツク回路1
3は送受信などのタイミングのためのクロツク信
号を送出するためのものである。
さらに、制御回路8は負荷14に出力するよう
になつている。なお、電源6は直流電源回路15
を介して端末機2の内部全体に電力を供給するよ
うになつている。
上記のように構成された端末機2が第1図の場
合と同様にして、CPU1に接続されているのは
云うまでもない。
次に、以上のように構成されたこの考案の端末
機の集中制御装置の動作について、第4図のフロ
ーチヤートを併用して述べる。第4図は制御回路
8の内部の制御動作の一例を示すものである。動
作の説明に際し、信号伝送線3が断路したときを
想定して説明する。第4図において、ステツプA
でスタートし、電源6の印加と同時に端末機2の
回路動作が開始される。
まず、アドレス設定回路9から設定されたアド
レス値を制御回路8で読み込み(ステツプB)、
CPU1からの発信光の判定用として記憶する。
次に、指令信号の受信の有無をステツプCで判定
するが、信号伝送線3が断線しているので、送受
信回路7は受信せず、第4図のステツプDに移行
し、時間計時に入る。
次に、ステツプEに移行して、この計時の結果
を判定し、一定時間Tcが経過したか否かを判定
する。一定時間Tc以内では、スタート地点に帰
り、前述の処理を繰り返すが、受信がないから一
定時間を経過すると、次の処理に入り、ステツプ
Fに移行する。このステツプFにおいて、前述と
同じ指令信号受信の有無を判定しながら、アドレ
ス値を運転開始までの時間設定値と読み変えて減
算処理(ステツプG)を行い、0か、否かを判定
する(ステツプH)。
減算処理では、コンプレツサなどの負荷の電流
値が起動してから安定(定常)するまでの時間間
隔程度のステツプTSにより、アドレス値の減算
を行う。たとえば、アドレス値が5で、このステ
ツプを1秒/ステツプとした場合、5秒後にはア
ドレス値は減算され、0となる。
このようにして、0となると、ステツプIに移
行して、運転信号設定の処理に入る。この処理は
第3図の設定回路11より取り込んだ設定値ある
いは制御回路8内部で独自にもつ設定値により、
負荷14の運転状態を決定する信号を組み立て
る。この信号を受けた運転処理(ステツプJ)
で、負荷14へ運転信号を送出し、運転を開始す
る。以上が指令命令の受信が出来なかつた場合の
処理である。
上述のスタートから運転開始までの時間を数式
ではTTc+N・Tsで表わされ、Nはアドレス
値を示す。
なお、指令信号が受信できた場合はステツプK
において、指令データ運転信号処理で、前述と同
等の運転状態を決定する信号を指令信号より組み
立て、前述のステツプJの運転処理へと続く。
また、前述の実施例では、アドレス値減算処理
によつて、N・Tsの時間を得たが、0からの加
算処理を行ない、アドレス値と比較する処理方法
を用いても、上記と同様の目的が達成できる。
以上のように、この考案の端末機の集中制御装
置によれば、アドレス値を運転開始までの時間設
定値を読み直すようにしているため、CPUか信
号伝送線が不良であつても、個々の端末機を順次
起動することが安価に、しかも確実にできる効果
がある。また、設置工事の際、集中管理に必要な
アドレス値の設定だけで済むので、省力化が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の端末機を集中制御するシステム
のブロツク図、第2図は第1図のシステムにおけ
る端末機の詳細な構成を示すブロツク図、第3図
はこの考案の端末機の集中制御装置の一実施例に
おける端末機の内部の構成を示すブロツク図、第
4図は第3図中の制御回路の内部の制御動作の一
例を示す図である。 1……中央処理装置、2……端末機、3……信
号伝送線、4……電力線、5……開閉器、6……
電源、7……送受信回路、8……制御回路、9…
…アドレス設定回路、10……センサ回路、11
……設定回路、13……クロツク回路、14……
負荷、15……直流電源回路。なお、図中同一符
号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 1個の中央処理装置と分散配置される複数個
    の端末機とを信号伝送線を介して接続して集中
    管理制御を行う端末の集中制御装置において、
    上記端末機は信号の受信先と発信元を区別する
    アドレス値の設定を行うアドレス設定回路、電
    源印加後上記中央処理装置からの指令信号を定
    められた時間内で1回以上受信完了の有無を判
    定する機能を有しかつ未受信の判定を行つたと
    きだけ上記アドレス値を運転開始までの時定設
    定値と読み直して一定の時間ステツプで時間計
    時する手段を備えてなる端末機の集中制御装
    置。 (2) 端末機は空気調和機であることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の端末機の
    集中制御装置。
JP5639380U 1980-04-24 1980-04-24 Expired JPS636951Y2 (ja)

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JP5639380U JPS636951Y2 (ja) 1980-04-24 1980-04-24

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JP5639380U JPS636951Y2 (ja) 1980-04-24 1980-04-24

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JPS56157880U JPS56157880U (ja) 1981-11-25
JPS636951Y2 true JPS636951Y2 (ja) 1988-02-27

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ID=29650967

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JP2571447B2 (ja) * 1989-12-27 1997-01-16 日本建鐵株式会社 制御システム

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