JP3331664B2 - 端末機器判別方法、端末機器制御方法、端末機器の制御装置 - Google Patents

端末機器判別方法、端末機器制御方法、端末機器の制御装置

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JP3331664B2
JP3331664B2 JP06204893A JP6204893A JP3331664B2 JP 3331664 B2 JP3331664 B2 JP 3331664B2 JP 06204893 A JP06204893 A JP 06204893A JP 6204893 A JP6204893 A JP 6204893A JP 3331664 B2 JP3331664 B2 JP 3331664B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、住宅設備機器等の端
末機器の集中制御・管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は例えば特開平1−28445号
公報に示された従来の空調機の制御装置である。図にお
いて、空調機1に設けられたホームオートメーション
(HA)端子を介して図11のような運転制御信号が空
調機1に送信されてくる。この信号は通常(社)日本電
機工業会(JEMA)で定められたJEM1436(以
下JEM−Aと称す)規格に基づく一定時間(T1 )長
のパルス信号によるON/OFF信号10の他に温度設
定信号等の情報信号11を含んでおり、細かい運転制御
を可能にしている。
【0003】また、図12は(社)日本電機工業会で定
められた、無極性2線式シリアルHA端子(以下JEM
−Sと称す)の規格に基づくHAシステムの主要構成を
示す回路図、図13は同規格に基づくインターフェース
ユニット(IFU)と端末機器との間で送受信されるシ
リアル信号であり、従来のON/OFF信号のみと異な
り、シリアル伝送文パルス信号により温度設定等の細か
い運転制御を可能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の端末機器の制御
装置は上記のように構成されており、上記特開平1−2
8445号の場合、JEM−Aの規格の端末機器にパル
ス信号を解読処理する特別な回路を付加することにより
細かい運転制御ができるものの、JEM−Sの規格に則
っていないため、JEM−Sの規格の端末機器は制御す
ることができないという問題点があった。また、JEM
−S規格の端末機器又はJEM−A規格の端末機器はそ
れぞれでシステムを構成するものであり、両者が混在す
る集中制御・管理システムにおいては、中央装置で識別
ができないとJEM−A規格の端末に温度設定指令等を
送信したりして、適切な制御ができないばかりでなく、
誤作動を引き起こす要因にもなり、単純に組み合わせる
ことができなかった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、中央装置から制御可能範囲の異
なる端末機器の識別が素早く行えると共に各々の端末機
器に適合した制御が行える端末機器の判別方法及び制御
方法並びに制御装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る端末機器
判別方法は、インターフェースユニットから所定時間長
さのパルス信号によってON/OFF切替えの運転制御
信号を送信すると、この運転制御信号に基づいてON/
OFF切替えをすると共に信号値レベルの切替った運転
モニター信号を前記インターフェースユニットに送信す
る端末機器と、インターフェースユニットからシリアル
伝送文パルス信号によって運転制御信号を送信すると、
この運転制御信号に基づいて運転制御をすると共に応答
信号を前記インターフェースユニットに送信する端末機
器とを判別する端末機器判別方法において、前記所定時
間以内に、インターフェースユニットから制御対象とな
る端末機器にシリアル伝送文パルス信号にて識別信号を
送信し、該端末機器が該シリアル伝送文パルス信号を解
読応答可能であれば、該端末機器から前記インターフェ
ースユニットにシリアル伝送文パルス信号にて応答信号
を送信し、前記所定時間内に前記端末機器から送信され
る前記応答信号の有無により、前記インターフェースユ
ニットは該端末機器がシリアル伝送文パルス信号による
制御が可能であるか否かを判別するものである。
【0007】また、端末機器から前記シリアル伝送文パ
ルス信号として送信される応答信号は、該シリアル伝送
文に該端末機器の種類情報を含むものである。
【0008】また、この発明に係る端末機器制御方法
は、インターフェースユニットから所定時間長さのパル
ス信号によってON/OFF切替えの運転制御信号を送
信すると、この運転制御信号に基づいてON/OFF切
替えをすると共に信号値レベルの切替った運転モニター
信号を前記インターフェースユニットに送信する端末機
器と、インターフェースユニットからシリアル伝送文パ
ルス信号によって運転制御信号を送信すると、この運転
制御信号に基づいて運転制御をすると共に応答信号を前
記インターフェースユニットに送信する端末機器とを判
別する端末機器判別方法において、前記所定時間以内
に、インターフェースユニットから制御対象となる端末
機器にシリアル伝送文パルス信号にて識別信号を送信
し、該端末機器が該シリアル伝送文パルス信号を解読応
答可能であれば、該端末機器から前記イ ンターフェース
ユニットにシリアル伝送文パルス信号にて応答信号を送
信し、前記所定時間内に前記端末機器から送信される前
記応答信号の有無により、前記インターフェースユニッ
トは該端末機器がシリアル伝送文パルス信号による制御
が可能であるか否かを判別し、応答信号のあった端末機
器についてはシリアル伝送文パルス信号によって運転制
御信号を送信し、応答信号のなかった端末機器について
は前記所定時間長のパルス信号によってON/OFF切
替えの運転制御を行うものである。
【0009】また、この発明に係る端末機器の制御装置
は、所定時間長さのパルス信号によってON/OFF切
替えの運転制御信号が送信されると、この運転制御信号
に基づいてON/OFF切替えをすると共に信号値レベ
ルの切替った運転モニター信号を返信する端末機器及び
シリアル伝送文パルス信号によって運転制御信号が送信
されると、この運転制御信号に基づいて運転制御をする
と共に応答信号を返信する端末機器と通信可能なインタ
ーフェースユニットを備えた端末機器の制御装置におい
て、前記インターフェースユニットは、端末機器へ前記
所定時間以内のシリアル伝送文パルス信号にて識別信号
を送信する送信手段と、この識別信号に対して解読応答
可能な端末機器から送信されるシリアル伝送文パルス信
号による応答信号を受信する受信手段と、前記識別信号
に対する応答信号の有無により該端末機器がシリアル伝
送文パルス信号による制御が可能であるか否かを判別す
る判別手段とを有するものである。
【0010】また、前記インターフェースユニットは、
前記判別手段の判別結果に基づいて、シリアル伝送文パ
ルス信号による制御が不能である端末機器に対しては所
定時間長さのパルス信号によるON/OFF切替えの運
転制御を行い、シリアル伝送文パルス信号による制御が
可能である端末機器に対してはシリアル伝送文パルス信
号による運転制御を行うものである。
【0011】また、前記シリアル伝送文パルス信号によ
る制御が可能である端末機器を前記インターフェースユ
ニットと無極性2線式配線により信号接続すると共に前
記シ リアル伝送文パルス信号による制御が不能である端
末機器を前記インターフェースユニットとHA端子を介
して信号接続可能にするアダプターを備えたものであ
る。
【0012】また、前記アダプターは、電源分離を行う
電源分離手段のうち、前記インターフェースユニットか
らの制御側電源分離手段を2重系で制御可能にするよう
前記無極性2線式配線をバイパスするバイパス路を備え
たものである。
【0013】また、前記インターフェースユニットは、
前記シリアル伝送文パルス信号による制御が可能である
端末機器、及び前記シリアル伝送文パルス信号による制
御が不能である端末機器の何れかと信号接続を可能にす
ると共に、パルス信号線を有するパルス発振形メーター
機器との信号接続を可能にする端子を備えたものであ
る。
【0014】また、前記インターフェースユニットは、
前記シリアル伝送文パルス信号による制御が可能である
端末機器、及び前記シリアル伝送文パルス信号による制
御が不能である端末機器と無極性配線を介して信号接続
されるものである。
【0015】また、前記インターフェースユニットは、
複数のパルス信号線を有するパルス発振形メーター機器
との信号接続を可能にする予備入力端子を備えたもので
ある。
【0016】
【作用】この発明における端末機器判別方法は、所定
間長のパルス信号を運転制御信号として受信可能な端末
機器に、前記所定時間より短いパルスのシリアル伝送文
による識別信号をIFUから送信し、この端末機器がこ
の識別信号に反応せず、信号値レベルが変わらないこと
を利用して、IFUは該端末機器がシリアル伝送文パル
ス信号を解読不能であることを判別し、シリアル伝送文
パルス信号を解読応答可能な端末機器が前記識別信号に
対して前記所定時間以内にシリアル伝送文による所定の
応答信号を返送することにより、該端末機器かシリアル
伝送文パルス信号を解読可能であることを判別する。
【0017】また、シリアル伝送文に含まれた種類情報
によりシリアル伝送文パルス信号の解読応答可能な端末
機器における種別が行われ、端末機器の種類に応じた制
御範囲を識別する。
【0018】更に、この発明における端末機器制御方法
は、IFUが、シリアル伝送文パルス信号を解読可能な
端末機器と不能な端末機器との判別結果に基づいて、シ
リアル伝送文パルス信号を解読可能な端末機器に対して
は、シリアル伝送文パルス信号による運転制御信号及び
運転モニター信号の送受信を行い、解読応答不能な端末
機器に対しては、端末機器のON/OFFに関する所定
時間長のパルス幅の運転制御信号の送信及びスタティッ
クな運転モニター信号の受信を行う。
【0019】また、この発明における端末機器の制御装
置は、IFUの送信手段からシリアル伝送文パルス信号
による制御ができない端末機器が運転制御信号として受
信可能な所定時間長のパルス信号より短く且つシリアル
伝送文パルス信号による制御が可能である端末機器が解
読応答可能なシリアル伝送文による識別信号を送信し、
この識別信号に対して前記所定時間以内にシリアル伝送
文による所定の応答信号を受信手段にて受信するか、前
記識別信号に反応せず運転モニター信号の信号値レベル
が変わらないかによって判別手段が端末機器を判別す
る。
【0020】また、上記判別結果に基づいて、IFUは
シリアル伝送文パルス信号による制御が可能である端末
機器に対しては、該端末機器が解読応答可能なシリアル
伝送文パルス信号による運転制御信号及び運転モニター
信号の送受信を行い、シリアル伝送文パルス信号による
制御ができない端末機器に対しては、該端末機器が解読
可能な所定時間長のパルス幅のON/OFFに関する運
転制御信号の送信及びスタティックな運転モニター信号
の受信を行う。
【0021】また、アダプターによりシリアル伝送文パ
ルス信号による制御ができない端末機器とはHA端子を
介して信号接続を可能にし、シリアル伝送文パルス信号
による制御が可能である端末機器とは無極性2線式配線
により信号接続されるIFUの端子を介して信号接続を
可能にし、同一のシステムで双方の端末機器が制御・管
理できる。
【0022】また、手元リモコン等、他の制御手段によ
ってシリアル伝送文パルス信号による制御ができない
末機器の運転制御が行われた場合でも、バイパス路を介
して行われるIFUからの指示によって信号値レベルが
補正される。
【0023】また、IFUは、シリアル伝送文パルス信
号による制御が可能である端末機器やシリアル伝送文パ
ルス信号による制御が不能である端末機器が信号接続さ
れる端子にパルス信号線を有するパルス発振形メーター
機器を信号接続した場合でも、パルス発振方メーター機
器からのパルス信号を読み取る。
【0014】また、IFUは、シリアル伝送文パルス信
号による制御が可能である端末機器やシリアル伝送文パ
ルス信号による制御が不能である端末機器が信号接続さ
れる端子が無極性配線を介して信号接続されるものであ
るため、この端子にパルス発振方メーター機器を無極性
で信号接続可能にする。
【0023】また、予備入力端子により端末機器と端子
数が異なる複数のパルス信号線を有し制御情報の授受を
行わないパルス発振形メーター機器のIFUへの信号接
続を可能にし、同一システムにて管理が行える。
【0024】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の一実施例を図について説明する。図1
はこの発明の一実施例を示す端末機器の制御装置のシス
テム構成図であり、1a、1b、1cは例えば複数の異
なる部屋にそれぞれ設けられた空調機等の端末機器で、
1a、1bは内部の回路構成及び端子1fの構造が
(社)日本電機工業会(JEMA)によるHA(ホーム
オートメーション)の規格で2線無極性シリアルHA端
子の規格(以下JEM−Sと称す)に準じたものであ
り、1cは内部の回路構成及び端子1f’ の構造が同
JEMAによるHAの規格JEM1436(以下JEM
−Aと称す)に準じたものである。3a、3b、3cは
前記端末機器1a、1b、1cと中央装置4との間に各
々介在させたインターフェースユニット(以下IFUと
称す)、2a、2b、2cは上記各端末機器1a、1
b、1cの端子1f又は1f’ と前記IFU3a、3
b、3cとの間に介在し、それぞれの間の信号接続を可
能にするアダプターである。
【0025】図2は図1における空調機1cとこれに信
号接続されるアダプター2c及びインターフェースユニ
ット3cとの間の主要回路構成を示す回路図であり、空
調機1cの内部の回路構成及び端子1f’ の構造及び
アダプター2c、インターフェース3cの回路構成は上
述の通りJEM−Aの規格に準じ動作可能なものとなっ
ている。
【0026】図4は上記図1のシステムにおけるIFU
と端末機器との間のタイミングチャートであり、aはJ
EM−Aの規格に基づくIFUから端末方向への運転制
御信号を表わし、bはこの発明の特徴であるIFUから
端末機器方向への識別信号を表わし、cはJEM−Aの
規格に基づく端末方向からIFUへの運転モニター信号
を表わし、dはこの発明の特徴である端末方向からIF
Uへの応答信号を表わしている。図においてa、cの信
号は単純なパルス信号で構成されたON/OFF信号又
はモニター信号であり、b、dの信号は例えば図に附記
されたような制御コード等を含むシリアル伝送文パルス
信号となっている。
【0027】次に、上記のように構成されたシステムの
動作を図3のブロック図、図5のフローチャート、図6
のIFUと中央装置及び端末との間の通信シーケンスを
表わす図を参考に説明する。中央装置4から例えば空調
機1aの室内設定温度調整を行う場合、中央装置4は接
続機器の外部制御端子種類及び端末機種確認指示をすべ
くIFU3aにイニシャル識別信号を送信する。IFU
3aはこれを受け、端末機器1aに対し、図4bに示す
ようなシリアル伝送文パルス信号による識別信号を送信
手段より送信する。この識別信号には制御コード、機種
応答要求情報コード等の情報が盛り込まれていると共に
そのパルス幅がJEM−Aの規格によって定められた運
転制御信号のパルス時間長200〜300msより短い
時間長である例えば123,2msとなっている。
【0028】空調機の端末1aはこのシリアル信号を受
信し、自身はシリアル信号を解読処理する能力を有する
JEM−Sの規格に準じているから、このシリアル信号
の情報内容を理解し、応答信号としてJEM−S規格に
基づくACK(acknowledge)及び所定のシ
リアル伝送文パルス信号による応答信号を一定時間内に
送信する。また、回線トラブル等により正常なシリアル
信号が受信できなかった場合にはNAK(negati
ve acknowledge)を返し、IFU3aは
これを受けて再び同様の信号を送信する。
【0029】IFU3aは受信手段にて端末機器1aか
らの応答信号を受信すると、判別手段にて一定時間以内
に所定シリアル伝送文パルス信号による応答信号があっ
たか否かによって該端末機器1aがJEM−S規格に基
づく機器であることを判別し、その情報を中央装置4に
送信する。中央装置4はこの情報に基づきJEM−Sで
あることを確認すると、端末機器1aはシリアル信号に
よる室内温度設定調整が可能であるので、設定温度変更
を指示する。IFU3aはこれを受けて端末機器1aに
JEM−S規格に基づく運転制御信号を送信し、端末機
器1aはこれを受信して設定温度を変更する。
【0030】一方、中央装置4から例えば空調機1cの
室内設定温度調整を行おうとする場合、上記と同様、中
央装置4は端末機器の外部制御端子種類及び端末機種確
認指示をすべくIFU3cにイニシャル識別信号を送信
する。IFU3cはこれを受け、端末機器1cに対し、
図4bに示すようなシリアル信号による識別信号を送信
する。この識別信号は上述のものと同様、制御コード、
機種応答要求情報コード等の情報が盛り込まれていると
共にそのパルス幅がJEM−Aの規格によって定められ
た運転制御信号のパルス時間長200〜300msより
短い時間長である例えば123,2msとなっている。
【0031】端末機器1cはこの識別信号を受信する
が、自身はJEM−Aの規格に準じており、この識別信
号のパルス幅が200ms未満であるため、該識別信号
が規格に準じた正常な信号でないと判断し、エラー処理
すると共に運転モニター信号の出力レベル値を変更しな
いまま無応答の状態を保つか、所定時間後にNAK又は
JEM−S規格の端末機器ではない旨のコード情報を返
す。JEM−Aの規格によれば、運転モニター信号の応
答開始時間は決められていて、且つJEM−Sの規格の
端末機器が返す応答信号のタイミングより後になるか
ら、IFU3cの判別手段は端末機器1cがJEM−S
ではないこと、即ちJEM−A規格に基づく端末である
ことを判断し、その情報を中央装置4に送信し、中央装
置4はJEM−Aであることを確認すると、端末1cは
室内温度設定調整が不可能であるので、以後JEM−A
の規格で制御できる範囲内で制御を行う。
【0032】その制御内容は、JEM−AではON/O
FF制御のみなので、例えば中央装置からの指示がON
又はOFFに関するものであれば、JEM−A規格に準
じたON/OFF切替えの運転制御信号を端末機器1c
に送信すればよいし、室内温度設定に関するものであれ
ば、その指示は受け付けられない旨の表示を中央装置に
出力する等してもよい。また、例えば中央装置4からの
デマンド制御要求に対して等、冷房中の室内設定温度上
昇指示や暖房中の室内設定温度下降指示であれば、OF
F信号を伝送して一時的に空調機を停止させることも可
能である。
【0033】また、本発明における図2の回路により実
験したところによれば、本システムの全体立ち上げ初期
時に、例えば中央装置4からのイニシャル識別信号に基
づきIFU3cがJEM−A規格の端末機器1cに対し
て上述の識別信号を今正に送信しようとしたときに、例
えば該端末機器1aの手元リモコン等、他の運転操作器
によって運転指示されると、端末機器1cからの運転モ
ニター信号の出力値レベルはHiとなり、アダプター2
c内の電源分離手段であるホトカプラー2hののLED
は点灯保持され、IFU3cとアダプター2cとの間の
信号線はふさがったままの状態となるため、以後の通信
ができなくなるという問題が発生した。
【0034】図7は上記問題点を克服した回路構成図で
あり、3jはIFU3cに追加された出力線、2jはア
ダプター2c内においてホトカプラー2hをバイパスす
る他のホトカプラーであり、これら出力線3jとホトカ
プラー2jを信号接続してIFU3cとアダプター2c
との制御側の信号線をバイパスするバイパス路jを形成
している。
【0035】上記バイパス路jにより、上述のような事
態が発生し信号線がふさがってしまっても、出力線3j
からJEM−A規格に対応した運転制御信号を送信し、
一旦運転解除をして端末機器の運転モニター信号をLo
とし信号線を開放して後、識別信号を送信し、前述のよ
うな判別、制御を行う。これによりJEM−Aの端末機
器の場合でもJEM−A規格に基づいた確実な制御が可
能になる。
【0036】上記のような構成及び方法によって共通の
中央装置からJEM−S、JEM−Aそれぞれの規格の
端末機器に対して、各々の規格に適合した範囲内におけ
る適確な制御が可能になる。尚、上記実施例では空調機
の場合を例にとって説明したが、空調機以外の端末機
器、例えば温水器等のその他HA機器についても適用で
きることはいうまでもなく、更にHAシステム以外のシ
ステムや、それらを組み合わせたシステムにおいても同
様な構成、方法によって適用できる。
【0037】実施例2. 図8は例えば上記実施例1の空調機の端末1aのような
JEM−Sの規格に準じた端末を親機とし、他のJEM
−S規格の端末を子機として接続した場合の主要回路構
成を示す回路図である。図において1gはJEM−Sの
規格に準じると共に自身にIFU的な制御手段を内蔵し
た例えば空調機であるところの端末機器、1hは端末機
器1gの制御側・被制御側即ち親機側・子機側の切り替
えを行う切替手段となるジャンパー線、1i、1jはJ
EM−Sの規格に準じた例えば換気扇等の端末機器、5
はこれら端末機器1g、1i、1j間を信号接続する端
末機器相互間アダプターであり、各端末機器との接続端
子はIFUと信号接続する場合に用いるJEM−S規格
のシリアルHA端子を共用している。尚、端末機器内の
回路構成において、ジャンパー線1h以外の回路構成は
JEM−Sに準じている。
【0038】次に動作について説明する。通常、端末は
実施例1のようにシステムの子機側となることが主で、
そのような場合、ジャンパー線を短絡しておけば、通常
のJEM−SのシリアルHA端子やJEM−AのHA端
子となり、運転制御、運転モニター用として機能する。
また、例えば空調機を親機側にして換気扇や熱交換換気
装置等を子機として接続し空調機の運転に連動させて運
転したい場合や空調機側から換気扇や熱交換換気装置等
を制御したい場合には、図7のようにアダプターを介し
て各端末機器間を回路接続し、端末機器1gのジャンパ
ー線1hをカットすれば空調機1gを親機、換気扇等の
端末機器1i、1jを子機として空調機側から運転制御
することができる。
【0039】実施例3. 図9は例えば図1におけるIFUの端末機器側の端子に
予備入力端子を設け、端子数を3端子とした場合の主要
回路構成を示す回路図であり、図9aはJEM−A又は
JEM−Sの規格の端末と信号接続した場合の主要回路
構成を示す回路図、図9bは例えばパルス発振形の水道
メーターやガスメーター等において一般的に使用されて
いる3線式パルスメーターと信号接続した場合の主要回
路構成を示す回路図、図9cは2線式パルスメーターと
信号接続した場合の主要回路構成を示す回路図である。
各図において3iは予備入力端子である。
【0040】図9aにおいて、端末側のアダプター2と
IFU3とはアダプター2のIFU側端子2g、2hと
IFU3のアダプター側端子3g、3hとが信号接続さ
れており、予備入力端子3iは接続されていない。端子
3g、3iに通じるIFU3内の回路構成は上記実施例
1の場合と同じなのでこのシステムは実施例1と同様に
動作する。
【0041】図9bにおいて、例えば中央装置から制御
されることなく情報を提供するのみのパルス発振形のガ
スメーターや水道メーター等の3線式パルスメーター6
のIFU側端子部の端子6g、6h、6iとIFU3の
3線式パルスメーター側端子部の端子3g、3h及び予
備入力端子3iとがそれぞれ信号接続されている。上記
の構成により3線式パルスメーターの情報が中央装置
(図1の中央装置4に相当)に送られ、中央装置にて各
室のガス、水道等の使用量や代金の管理が一括して可能
となる。
【0042】図9cにおいて、例えば電力計等の2線式
パルスメーター7のIFU側端子部の端子7g、7hが
IFU3の2線式パルスメーター側端子部の端子3g、
3hと信号接続されている。予備入力端子3iは接続さ
れていない。この場合も3線式パルスメーターの場合と
同様、2線式パルスメーターの情報が中央装置に送ら
れ、中央装置にて各室の電力計等の使用量や代金の管理
が一括して可能となる。
【0043】このようにIFUの端末側端子部に予備入
力端子を設け、端子数の異なる3線式のパルス発振形メ
ーターとの信号接続を可能としたので、IFUは共通
で、HA端子や2線式、3線式パルスメーターを接続で
き、JEMA規格に基づくHA機器だけでなく幅広い端
末機器の接続が可能となり、これらを中央装置で一元的
に制御・管理することが可能となる。尚、上記実施例で
は予備入力端子が1つだったが、複数あってもよい。
【0044】上記各実施例におけるJEM−S、JEM
−Aの規格に準じた各端末機器は、通常のHAシステム
に組み入れても何ら遜色なく動作可能である。
【0045】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、インタ
ーフェースユニットから所定時間長さのパルス信号によ
ってON/OFF切替えの運転制御信号を送信すると、
この運転制御信号に基づいてON/OFF切替えをする
と共に信号値レベルの切替った運転モニター信号を前記
インターフェースユニットに送信する端末機器と、イン
ターフェースユニットからシリアル伝送文パルス信号に
よって運転制御信号を送信すると、この運転制御信号に
基づいて運転制御をすると共に応答信号を前記インター
フェースユニットに送信する端末機器とを判別する端末
機器判別方法において、前記所定時間以内に、インター
フェースユニットから制御対象となる端末機器にシリア
ル伝送文パルス信号にて識別信号を送信し、該端末機器
が該シリアル伝送文パルス信号を解読応答可能であれ
ば、該端末機器から前記インターフェースユニットにシ
リアル伝送文パルス信号にて応答信号を送信し、前記所
定時間内に前記端末機器から送信される前記応答信号の
有無により、前記インターフェースユニットは該端末機
器がシリアル伝送文パルス信号による制御が可能である
か否かを判別するので、制御範囲の異なる端末機器をす
ばやく且つ的確に判別できるという効果が得られる。
【0046】また、端末機器からシリアル伝送文パルス
信号として送信される応答信号に、該シリアル伝送文に
該端末機器の種類情報を含ませたので、特定の端末機器
の判別が行えるという効果が得られる。
【0047】また、インターフェースユニットから所定
時間長さのパルス信号によってON/OFF切替えの運
転制御信号を送信すると、この運転制御信号に基づいて
ON/OFF切替えをすると共に信号値レベルの切替っ
た運転モニター信号を前記インターフェースユニットに
送信する端末機器と、インターフェースユニットからシ
リアル伝送文パルス信号によって運転制御信号を送信す
ると、この運転制御信号に基づいて運転制御をすると共
に応答信号を前記インターフェースユニットに送信する
端末機器とを判別する端末機器判別方法において、前記
所定時間以内に、インターフェースユニットから制御対
象となる端末機器にシリアル伝送文パル ス信号にて識別
信号を送信し、該端末機器が該シリアル伝送文パルス信
号を解読応答可能であれば、該端末機器から前記インタ
ーフェースユニットにシリアル伝送文パルス信号にて応
答信号を送信し、前記所定時間内に前記端末機器から送
信される前記応答信号の有無により、前記インターフェ
ースユニットは該端末機器がシリアル伝送文パルス信号
による制御が可能であるか否かを判別し、応答信号のあ
った端末機器についてはシリアル伝送文パルス信号によ
って運転制御信号を送信し、応答信号のなかった端末機
器については前記所定時間長のパルス信号によってON
/OFF切替えの運転制御を行うので、各端末機器毎の
規格に適合した的確な制御が行えるという効果が得られ
る。
【0048】また、所定時間長さのパルス信号によって
ON/OFF切替えの運転制御信号が送信されると、こ
の運転制御信号に基づいてON/OFF切替えをすると
共に信号値レベルの切替った運転モニター信号を返信す
る端末機器及びシリアル伝送文パルス信号によって運転
制御信号が送信されると、この運転制御信号に基づいて
運転制御をすると共に応答信号を返信する端末機器と通
信可能なインターフェースユニットを備えた端末機器の
制御装置において、前記インターフェースユニットは、
端末機器へ前記所定時間以内のシリアル伝送文パルス信
号にて識別信号を送信する送信手段と、この識別信号に
対して解読応答可能な端末機器から送信されるシリアル
伝送文パルス信号による応答信号を受信する受信手段
と、前記識別信号に対する応答信号の有無により該端末
機器がシリアル伝送文パルス信号による制御が可能であ
るか否かを判別する判別手段とを有するので、端末機器
の性能を損なうことなく制御範囲の異なる端末機器をす
ばやく且つ的確に判別できるという効果が得られる。
【0049】また、前記インターフェースユニットは、
前記判別手段の判別結果に基づいて、シリアル伝送文パ
ルス信号による制御が不能である端末機器に対しては所
定時間長さのパルス信号によるON/OFF切替えの運
転制御を行い、シリアル伝送文パルス信号による制御が
可能である端末機器に対してはシリアル伝送文パルス信
号による運転制御を行うので、各端末機器毎の規格に適
合した的確な制御が行えるという効果が得られる。
【0050】また、前記シリアル伝送文パルス信号によ
る制御が可能である端末機器を前記インターフェースユ
ニットと無極性2線式配線により信号接続すると共に前
記シリアル伝送文パルス信号による制御が不能である端
末機器を前記インターフェースユニットとHA端子を介
して信号接続可能にするアダプターを備えたので、シリ
アル伝送文パルス信号による制御が不能である端末機器
とはHA端子を介して信号接続でき、端末機器に特別な
外部端子を付加する必要がなくなるという効果が得られ
る。
【0051】また、前記アダプターは、電源分離を行う
電源分離手段のうち、前記インターフェースユニットか
らの制御側電源分離手段を2重系で制御可能にするよう
前記無極性2線式配線をバイパスするバイパス路を備え
ので、シリアル伝送文パルス信号による制御が不能で
ある端末機器が外部の運転操作器から操作されてもイン
ターフェースユニットにて端末機器の判別及び制御がで
きるという効果が得られる。
【0023】また、前記インターフェースユニットは、
前記シリアル伝送文パルス信号による制御が可能である
端末機器、及び前記シリアル伝送文パルス信号による制
御が不能である端末機器の何れかと信号接続を可能にす
ると共に、パルス信号線を有するパルス発振形メーター
機器との信号接続を可能にする端子を備えたので、これ
ら端末機器が信号接続される端子にパルス信号線を有す
るパルス発振形メーター機器を信号接続した場合でも、
パルス発振方メーター機器からのパルス信号を読み取る
ことができる。
【0014】また、前記インターフェースユニットは、
前記シリアル伝送文パルス信号による制御が可能である
端末機器、及び前記シリアル伝送文パルス信号による制
御が不能である端末機器と無極性配線を介して信号接続
されるので、これら端末機器が信号接続される端子にパ
ルス発振方メーター機器を無極性で信号接続すること
できる。
【0052】また、IFUは、複数のパルス信号線を有
するパルス発振形メーター機器との信号接続を可能にす
る予備入力端子を備えたので、幅広く端末機器の制御・
管理が行えるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明における端末機器の制御装置を示す
システム構成図である。
【図2】 この発明におけるJEM−A規格の端末機器
とIFUとの間の主要回路構成を示す回路図である。
【図3】 この発明における端末機器とIFUとの間の
ブロック図である。
【図4】 この発明におけるIFUと端末機器との間の
タイミングチャートである。
【図5】 この発明における端末機器の判別・制御動作
を示すフローチャート図である。
【図6】 この発明における端末機器の制御装置のシス
テムのIFUと中央装置及び端末との間の通信シーケン
スを表わす図である。
【図7】 この発明におけるJEM−A規格の端末機器
とIFUとの間の主要回路構成を示す回路図である。
【図8】 この発明の実施例2における主要回路構成を
示す回路図である。
【図9】 この発明の実施例3における主要回路構成を
示す回路図である。
【図10】 従来のHAシステムを示すシステム構成図
である。
【図11】 従来のHAシステムにおける信号の波形図
である。
【図12】 従来のJEM−S規格のHAシステムの主
要回路構成を示す回路図である。
【図13】 従来のJEM−S規格のシリアル伝送文パ
ルス信号の電文構成を示す構成図である。
【符号の説明】
1 端末機器、 1h ジャンパー線、 2 アダプタ
ー、 3 インターフェースユニット、 3i 予備入
力端子、 4 中央装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターフェースユニットから所定時間
    長さのパルス信号によってON/OFF切替えの運転制
    御信号を送信すると、この運転制御信号に基づいてON
    /OFF切替えをすると共に信号値レベルの切替った運
    転モニター信号を前記インターフェースユニットに送信
    する端末機器と、インターフェースユニットからシリア
    ル伝送文パルス信号によって運転制御信号を送信する
    と、この運転制御信号に基づいて運転制御をすると共に
    応答信号を前記インターフェースユニットに送信する端
    末機器とを判別する端末機器判別方法において、 前記所定時間以内に、インターフェースユニットから制
    御対象となる端末機器にシリアル伝送文パルス信号にて
    識別信号を送信し、該端末機器が該シリアル伝送文パル
    ス信号を解読応答可能であれば、該端末機器から前記イ
    ンターフェースユニットにシリアル伝送文パルス信号に
    て応答信号を送信し、 前記所定時間内に前記端末機器から送信される前記応答
    信号の有無により、前記インターフェースユニットは該
    端末機器がシリアル伝送文パルス信号による制御が可能
    であるか否かを判別することを特徴とする端末機器判別
    方法。
  2. 【請求項2】 端末機器から前記シリアル伝送文パルス
    信号として送信される応答信号は、該シリアル伝送文に
    該端末機器の種類情報を含んでいることを特徴とする請
    求項1記載の端末機器判別方法。
  3. 【請求項3】 インターフェースユニットから所定時間
    長さのパルス信号によってON/OFF切替えの運転制
    御信号を送信すると、この運転制御信号に基づいてON
    /OFF切替えをすると共に信号値レベルの切替った運
    転モニター信号を前記インターフェースユニットに送信
    する端末機器と、インターフェースユニットからシリア
    ル伝送文パルス信号によって運転制御信号を送信する
    と、この運転制御信号に基づいて運転制御をすると共に
    応答信号を前記インターフェースユニットに送信する端
    末機器とを判別する端末機器判別方法において、 前記所定時間以内に、インターフェースユニットから制
    御対象となる端末機器にシリアル伝送文パルス信号にて
    識別信号を送信し、該端末機器が該シリアル伝 送文パル
    ス信号を解読応答可能であれば、該端末機器から前記イ
    ンターフェースユニットにシリアル伝送文パルス信号に
    て応答信号を送信し、 前記所定時間内に前記端末機器から送信される前記応答
    信号の有無により、前記インターフェースユニットは該
    端末機器がシリアル伝送文パルス信号による制御が可能
    であるか否かを判別し、 応答信号のあった端末機器についてはシリアル伝送文パ
    ルス信号によって運転制御信号を送信し、応答信号のな
    かった端末機器については前記所定時間長のパルス信号
    によってON/OFF切替えの運転制御を行うことを特
    徴とする端末機器制御方法。
  4. 【請求項4】 所定時間長さのパルス信号によってON
    /OFF切替えの運転制御信号が送信されると、この運
    転制御信号に基づいてON/OFF切替えをすると共に
    信号値レベルの切替った運転モニター信号を返信する端
    末機器及びシリアル伝送文パルス信号によって運転制御
    信号が送信されると、この運転制御信号に基づいて運転
    制御をすると共に応答信号を返信する端末機器と通信可
    能なインターフェースユニットを備えた端末機器の制御
    装置において、 前記インターフェースユニットは、端末機器へ前記所定
    時間以内のシリアル伝送文パルス信号にて識別信号を送
    信する送信手段と、この識別信号に対して解読応答可能
    な端末機器から送信されるシリアル伝送文パルス信号に
    よる応答信号を受信する受信手段と、前記識別信号に対
    する応答信号の有無により該端末機器がシリアル伝送文
    パルス信号による制御が可能であるか否かを判別する判
    別手段とを有することを特徴とする端末機器の制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記インターフェースユニットは、前記
    判別手段の判別結果に基づいて、シリアル伝送文パルス
    信号による制御が不能である端末機器に対しては所定時
    間長さのパルス信号によるON/OFF切替えの運転制
    御を行い、シリアル伝送文パルス信号による制御が可能
    である端末機器に対してはシリアル伝送文パルス信号に
    よる運転制御を行うことを特徴とする請求項4記載の端
    末機器の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記シリアル伝送文パルス信号による制
    御が可能である端末機器、及び前記シリアル伝送文パル
    ス信号による制御が不能である端末機器の何 れであって
    も前記インターフェースユニットと無極性2線式配線に
    より信号接続可能にするアダプターを備えたことを特徴
    とする請求項4記載の端末機器の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記アダプターは、電源分離を行う電源
    分離手段のうち、前記インターフェースユニットからの
    制御側電源分離手段を2重系で制御可能にするよう前記
    無極性2線式配線をバイパスするバイパス路を備えたこ
    とを特徴とする請求項6記載の端末機器の制御装置。
  8. 【請求項8】 前記インターフェースユニットは、前記
    シリアル伝送文パルス信号による制御が可能である端末
    機器、及び前記シリアル伝送文パルス信号による制御が
    不能である端末機器の何れかと信号接続を可能にすると
    共に、パルス信号線を有するパルス発振形メーター機器
    との信号接続を可能にする端子を備えたことを特徴とす
    る請求項4記載の端末機器の制御装置。
  9. 【請求項9】 前記インターフェースユニットは、前記
    シリアル伝送文パルス信号による制御が可能である端末
    機器、及び前記シリアル伝送文パルス信号による制御が
    不能である端末機器と無極性配線を介して信号接続され
    ることを特徴とする請求項8記載の端末機器の制御装
    置。
  10. 【請求項10】 前記インターフェースユニットは、複
    数のパルス信号線を有するパルス発振形メーター機器と
    の信号接続を可能にする予備入力端子を備えていること
    を特徴とする請求項4、8又は9記載の端末機器の制御
    装置。
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