JPH08247525A - 分散配置型空気調和機 - Google Patents

分散配置型空気調和機

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JPH08247525A
JPH08247525A JP7049755A JP4975595A JPH08247525A JP H08247525 A JPH08247525 A JP H08247525A JP 7049755 A JP7049755 A JP 7049755A JP 4975595 A JP4975595 A JP 4975595A JP H08247525 A JPH08247525 A JP H08247525A
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征彦 岩田
Kenji Kawagishi
賢至 川岸
Kazuyuki Mitsushima
和行 満嶋
Yasunori Shida
安規 志田
Hidekazu Totsuka
英和 戸塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑な処理を必要とせずに室内機のアドレス
を的確に自動設定でき、また単純なハードウエアで実現
できる安価な分散配置型空気調和機の自動アドレス設定
装置を提供する。 【構成】 室外機に、電源投入時に各室内機に仮アドレ
ス設定開始信号を与える仮アドレス設定指令手段と、前
記各室内機からの送信データの論理和を受信し仮アドレ
スを示すビットをカウントする仮アドレスカウント手段
と、このカウント結果と室内機接続台数設定値とを比較
して仮アドレスの重複を検出する仮アドレス重複検出手
段と、仮アドレス重複検出を得なかったとき仮アドレス
を処理して正式アドレスを決定する正式アドレス決定手
段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、分散配置型空気調和
機における自動アドレス設定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置としては、例えば図
8に示すように、室外機10に各室内機11・12・1
3が信号線により接続された空気調和機でスイッチなど
のアドレス設定手段を持たせずにアドレスを自動的に設
定する装置がある。
【0003】こうした構成の装置では、室外機10に
は、室内機にアドレス設定開始信号を送信し、また、ア
ドレス設定要求信号を要求した室内機にアドレス設定信
号を送信する室外機送信部20が設けられている。ま
た、室内機11・12・13には、アドレスが設定され
ていないときアドレス設定開始信号の受信により信号を
出力する室内機受信部41・42・43、室内機受信部
41・42・43からの受信信号により任意のデータを
含むアドレス設定要求信号の送信を開始する室内機送信
部21・22・23と、自己の室内機の室内機送信手段
から送信するアドレス設定要求信号の優先順位と他の室
内機から送信されたアドレス設定要求信号の優先順位と
を比較し、自己の室内機の室内機送信手段から送信する
アドレス設定要求信号の優先順位が他の室内機から送信
されたアドレス設定要求信号の優先順位より低い場合に
競合負けを出力する通信監視部31・32・33がそれ
ぞれ設けられている。
【0004】まず、室外機10がアドレス設定開始信号
を室外機送信部より送信すると、アドレス設定されてい
ない室内機11・12・13の室内機受信部41・42
・43はアドレス設定開始信号を受信し信号を室内機送
信部21・22・23に出力する。この信号により各室
内機の室内機送信部21・22・23が任意のデータを
含むアドレス設定要求信号を送信する。すると、各室内
機の通信監視装置31・32・33は、それぞれ自己の
送信するアドレス設定要求信号と他の室内機が送信する
アドレス設定要求信号を比較し、自己のアドレス設定要
求信号の優先順位が低い場合には競合負けを検出し競合
負け信号を出力する。
【0005】いま、室内機11が送信するアドレス設定
要求信号優先順位が一番高いとすると、室内機12・1
3の通信監視部32・33は、競合負けを検出し、競合
負け信号をそれぞれの室内機送信部22・23及び室内
機受信部42・43に出力する。このとき、室内機12
・13の室内機送信部22・23は、それぞれの競合負
け信号により送信を中断し、室内機11のみアドレス設
定要求信号の送信を完了する。
【0006】室外機10は、室外機送信部20よりアド
レス設定信号を送信する。このアドレス設定信号を、各
室内機は、室内機受信部41・42・43で受信し、ア
ドレス設定要求信号送信時の競合負け信号の入力がない
室内機受信部41のみがアドレス設定信号にもとづき自
己アドレスを設定する。
【0007】次に、アドレス設定されておらずアドレス
設定要求信号の送信を中断した室内機12・13の室内
機送信部22・23がアドレス設定要求信号を送信し、
それぞれアドレス設定要求信号の優先順位により上記一
連の動作を全室内機にアドレスが設定されアドレス設定
要求信号を送信しなくなるまで繰り返す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アドレス設定システムでは、優先順位により競合負けの
検出処理、競合信号による室内機送信部の制御が必要
で、CPUに搭載するソフトウエアが複雑になる。ま
た、競合負け検出可能な通信プロトコルを実現するには
少なくとも常に伝送路線上の信号を検出でき、かつ、優
先順位の高いアドレス設定信号が伝送線路上に残るハー
ドウエアが必要となるため、製品として高価になる。こ
のため、従来のアドレス設定と同じ機能でありながら単
純で安価なシステムが望まれているという課題がある。
【0009】この発明は、従来の技術についての課題を
解決するものであり、複雑な処理を必要とせず、また単
純なハードウエアで実現できる安価な分散配置型空気調
和機の自動アドレス設定装置を提供することを目的とす
る。
【0010】第1の発明は、複雑な処理を必要とせずに
室内機のアドレスを的確に自動設定でき、また単純なハ
ードウエアで実現できる安価な分散配置型空気調和機の
自動アドレス設定装置を提供することを目的とする。
【0011】第2の発明は、複雑な処理を必要とせずに
室内機のアドレスを一層的確に自動設定でき、また単純
なハードウエアで実現できる安価な分散配置型空気調和
機の自動アドレス設定装置を提供することを目的とす
る。
【0012】第3の発明は、複雑な処理を必要とせずに
室内機のアドレスを一層的確に自動設定でき、また単純
なハードウエアで実現できるとともに、室外機において
設定済の室内機アドレス・室内機情報を確実に記憶し室
外機と室内機の接続関係が変化しない限りその後のアド
レス設定を不要とする分散配置型空気調和機の自動アド
レス設定装置を提供することを目的とする。
【0013】第4の発明は、複雑な処理を必要とせずに
室内機のアドレスを一層的確に自動設定でき、また単純
なハードウエアで実現できるとともに、ランダムな仮ア
ドレスの設定を適切かつ簡単に行うことができる分散配
置型空気調和機の自動アドレス設定装置を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明においては、
それぞれ所定区画における空気調和を行う複数台の室内
機と、これら室内機に対応して設けられた共通の室外機
と、この室外機と前記各室内機との間で信号の授受を行
うための通信手段とを備え、前記室外機には、電源投入
時に前記各室内機に仮アドレス設定開始信号を与える仮
アドレス設定指令手段と、前記各室内機からの送信デー
タの論理和を受信し仮アドレスを示すビットをカウント
する仮アドレスカウント手段と、前記室外機に接続され
ている前記室内機の台数を認識させる室内機接続台数設
定手段と、前記仮アドレスカウント手段によるカウント
結果と前記室内機接続台数設定手段による室内機接続台
数設定値とを比較して仮アドレスの重複を検出する仮ア
ドレス重複検出手段と、仮アドレス重複検出を得なかっ
たとき仮アドレスを処理して正式アドレスを決定する正
式アドレス決定手段と、前記正式アドレスを前記各室内
機に設定させる正式アドレス設定手段とを設けるととも
に、前記室内機には、前記仮アドレス設定開始信号の受
信により各個別に仮アドレスを設定する仮アドレス設定
手段と、前記仮アドレスに対応した仮アドレスデータを
作成する仮アドレスデータ生成手段と、前記各室内機か
ら前記室外機に仮アドレスデータを送信するための仮ア
ドレスデータ送信手段と、正式アドレスの設定後に前記
室外機にアドレス設定完了信号を送信する完了信号送信
手段とを設け、前記室外機から前記各室内機への制御指
令の送信に応じて前記室内機から前記室外機に制御指令
を送信するように構成される。
【0015】第2の発明においては、1台の室外機に複
数台の室内機が信号線により接続され、前記室外機と各
前記室内機の動作を制御する制御指令に基づいて、各前
記室内機における冷暖房等の空気調和を行なうマルチタ
イプの分散配置型空気調和機のアドレス設定装置であっ
て、室外機と各室内機間の信号の授受を、信号線を流れ
る電流の有無により行ない各室内機が同時に送信する際
に室外機は各室内機送信データの論理和を受信する通信
手段と、室外機のCPUには、電源投入時に各室内機に
仮アドレス設定信号を与える仮アドレス設定指令手段
と、各室内機が同時に送信した仮アドレスデータの論理
和を受信し仮アドレスを示すビットをカウントする仮ア
ドレスカウント手段と、接続される室内機の台数を設定
するスイッチ等により接続されている室内機の台数を識
別する室内機接続台数設定手段と、仮アドレスカウント
手段によるカウント結果と室内機接続台数設定手段によ
る室内機接続台数設定値を比較して仮アドレスの重複を
検出する仮アドレス重複検出手段と、仮アドレス重複検
出を得なかったとき、仮アドレスを処理して正式アドレ
スを決定する正式アドレス決定手段と、正式アドレスを
各室内機に設定させる正式アドレス設定手段と、各室内
機のCPUには、仮アドレス設定指令信号受信により各
個別に仮アドレスを設定する仮アドレス設定手段と、仮
アドレスに対応したビットを立てた仮アドレスデータを
作成する仮アドレスデータ生成手段と、全室内機が同時
に室外機に対して仮アドレスを送信する仮アドレスデー
タ送信手段と、室外機から各室内機に一斉に制御指令を
送信したのち、全室内機が同時にあるいは正式アドレス
により決まる順番で室内機から室外機に制御指令を送信
し、以後この一連の制御指令の送信を繰り返す通信プロ
トコル手段を持つように構成される。
【0016】第3の発明においては、上記構成に加え、
室内機には不揮発性メモリが設けられ自己の正式アドレ
スを記憶する室内機正式アドレス記憶手段と、室外機に
は不揮発性メモリが設けられ各室内機の情報を記憶する
室内機情報記憶手段と、電源投入時に、自己の不揮発メ
モリに記憶されている各室内機の正式アドレスと各室内
機で不揮発記憶している正式アドレスにより各前記室内
機と通信を行ない、各室内機の情報を認識する室内機情
報認識手段と、自己の不揮発性メモリに記憶している室
内機情報と電源投入後に通信により認識した室内機情報
を比較する室内機情報比較手段を備えたものである。
【0017】第4の発明においては、上記の構成におい
て、各室内機の仮アドレス決定手段としてリセット後の
揮発性メモリ内の電位信号を利用するよう構成したもの
である。
【0018】
【作用】第1の発明では、上記構成により、電源投入時
に室外機から送信される仮アドレス設定信号により各室
内機は仮アドレスを設定し、室外機は各室内機から送信
される仮アドレスを示すビットをカウントした結果と、
あらかじめ室外機に設定された接続室内機台数設定値と
を比較することにより仮アドレスの重複を検出する。室
外機は、重複がある場合には室内機に対し再度仮アドレ
スを設定するよう室内機に指示し、重複がない場合には
仮アドレスに基づいて正式アドレスを設定する。上記ア
ドレス設定処理は、室外機から各室内機への制御指令の
送信に応じて各室内機から室外機へ制御指令が送信され
ることによって行われる。
【0019】第2の発明では、上記構成により、電源投
入時に室外機から送信される仮アドレス設定開始信号に
より各室内機は仮アドレスを設定し、室外機は各室内機
から送信される仮アドレスを示すビットをカウントした
結果と、あらかじめ室外機に設定された接続室内機台数
設定値とを比較することにより仮アドレスの重複を検出
する。室外機は、重複がある場合には室内機に対し再度
仮アドレスを設定するよう室内機に指示し、重複がない
場合には仮アドレスに基づいて正式アドレスを設定す
る。上記アドレス設定処理は、室外機から全室内機へ制
御指令送信後、全室内機から同時にあるいは各室内機か
ら正式アドレス順に室外機へ制御指令を送信するという
一連の動作の繰り返しの通信で行なわれる。
【0020】第3の発明では、上記の構成により、さら
に、電源投入後の室外機と室内機の接続関係が電源遮断
前の接続関係と同じであるか判断し、判断結果により接
続関係が異なっている場合にのみ仮アドレス設定信号を
送信するため、一度アドレス設定を行なえば室外機と室
内機の接続関係が変化しない限り電源投入時のアドレス
設定を省略することができ、電源投入から短時間で運転
が可能となる。
【0021】第4の発明では、上記の構成において室内
機が仮アドレスを設定する際に、リセット後の揮発性メ
モリ内の電位信号が不定である性質を利用してランダム
な仮アドレスを設定し、乱数を発生させる等の特別なプ
ログラムを必要とせずに室内機のアドレスを設定するこ
とができる。
【0022】
【実施例】
実施例1.以下、第1ないし第3の発明の実施例を図面
に基づいて説明する。まず、室外機と各室内機間の通信
回路の動作について説明する。図5は、本発明の分散配
置型空気調和機の室外機、室内機を信号線で接続した状
態を示す回路図である。この図は1台の室外機に対し3
台の室内機を接続した例であり、10は室外機、11〜
13は室内機で、室外機10と各室内機11〜13は信
号線100で接続されている。各機器には、送信用フォ
トカプラ80・81・82・83、受信用フォトカプラ
90・91・92・93が設けられ各送信用フォトカプ
ラと受信用フォトカプラが直列に接続され各通信端末を
形成している。室外機10には電源部が設置され、これ
と直列に通信端末が構成され信号線100に接続され
る。信号線の接続は各室内機11・12・13の通信端
末が並列になるよう施され、室外機10と各室内機11
・12・13間で電流ループ回路が形成される。
【0023】この通信回路では室外機10が各室内機1
1・12・13に送信する際には受信端末となる各室内
機の送信用フォトカプラ81・82・83はオンになる
ことが条件になる。この状態で、室外機のCPU50か
らの送信信号がHIであれば室外機の送信用フォトカプ
ラ80がオンし、室外機10の電源から送信用フォトカ
プラ80、受信用フォトカプラ90、各室内機の送信用
フォトカプラ81・82・83、各室内機の受信用フォ
トカプラ91・92・93と電流ループ回路が閉じ電流
信号が流れる。すると、各室内機の受信用フォトカプラ
91・92・93がオンし、各室内機のCPU51・5
2・53にはHIが入力される。逆に、室外機のCPU
50からの送信信号がLOWであれば室外機の送信用フ
ォトカプラ80がオフし、先の電流ループ回路が閉じず
に電流信号が流れないため各室内機の受信用フォトカプ
ラ91・92・93はオフとなり各室内機のCPU51
・52・53にはLOWが入力される。以上のように、
室外機10から各室内機11・12・13への送信が行
なわれる。
【0024】次に、室内機11から室外機10へ送信す
る場合は受信端末となる室外機の送信用フォトカプラ8
0がオンになることが条件になる。この状態で、室内機
11のCPU51からの送信信号がHIであれば、室内
外機11の送信用フォトカプラ81がオンし、室外機1
0の電源から送信用フォトカプラ80、受信用フォトカ
プラ90、室内機11の送信用フォトカプラ81、受信
用フォトカプラ91と電流ループ回路が閉じ電流信号が
流れる。すると、室外機の受信用フォトカプラ90がオ
ンし室外機のCPU50にはHIが入力される。逆に、
室内機11のCPU51からの送信信号がLOWであれ
ば、室内機11の送信用フォトカプラ81がオフし、先
の電流ループ回路が閉じずに電流信号が流れないため室
外機の受信用フォトカプラ90オフとなり、室外機のC
PU50にはLOWが入力される。以上のように室内機
11から室外機10への送信が行なわれる。
【0025】また、室内機11・12が同時に室外機1
0へ送信する場合、室内機11のCPU51と室内機1
2のCPU52からの送信信号のうちどちらか一方がH
Iになれば室外機10の電源、送信用フォトカプラ8
0、受信用フォトカプラ90、室内機11の送信用フォ
トカプラ81あるいは室内機12の送信用フォトカプラ
82、室内機11の受信用フォトカプラ91あるいは室
内機12の受信用フォトカプラ92と電流ループ回路が
閉じ電流信号が流れ室外機の受信用フォトカプラ90が
オンとなり室外機のCPU50にはHIが入力される。
このように、各室内機11・12・13から室外機10
への送信が同時に行われた場合、室外機は各室内機の送
信データの論理和を受信することになる。
【0026】図1は、室外機のアドレス設定処理を示す
フローチャートである。このフローチャートは室外機の
動作を制御するCPUの主な動作を示している。まず、
ステップ1において、電源の供給が開始されCPUリセ
ットが行なわれる。ついで、ステップ2で、不揮発記憶
があるか否かの判断を行なう。不揮発記憶がある場合
は、ステップ3に進み、接続されている全室内機に室内
機情報の要求を行ない各室内機の室内機情報を受信す
る。次に、ステップ4で各室内機から送られた室内機情
報と室外機の不揮発性メモリに記憶していた室内機情報
を比較する。ここで、比較結果が同じならアドレス設定
処理を完了する。
【0027】ステップ2の判断処理で不揮発性メモリが
ない場合とステップ4の判断処理で室内機情報が不揮発
記憶内容と異なる場合にはステップ5に進み、接続され
た全室内機に仮アドレス設定信号を送信する。ステップ
6では、仮アドレス設定信号送信後の所定時間後に受信
されたデータを各室内機が送信した仮アドレスデータと
して認識する。次に、ステップ7で仮アドレスデータの
カウントを行なう。
【0028】仮アドレスデータの送受信について図3を
基に説明する。室外機から各室内機に仮アドレス設定開
始信号が送信されると、各室内機は仮アドレスを設定す
る。いま、室内機11・12・13が設定した仮アドレ
スをそれぞれ2、7、4とし、また仮アドレスを8ビッ
トデータで送信すると仮定すると、仮アドレスデータは
図3に示すように仮アドレスが2であればビット2のみ
レベルHIのデータが、仮アドレスが7であればビット
7のみレベルHIのデータがというように仮アドレスに
対応するビットのみHIとなる仮アドレスデータを作成
し、室内機が同時に室外機に送信する。室外機が受信す
るデータは各室内機が同時に送信した場合、各室内機が
それぞれ送信したデータの論理和となるため、上述の例
では室外機が受信するデータはビット2、4、7のみレ
ベルHIとなる。室外機の仮アドレスのカウントは仮ア
ドレスデータのレベルHIのビット数をカウントして行
なわれ、上述の例の場合ビット2、4、7がレベルHI
なので仮アドレスのカウント値は3となる。
【0029】仮アドレスをカウントするとステップ8に
進み、あらかじめ室外機に設けられたスイッチ等の接続
台数設定部にて設定された室内機接続台数設定値との比
較処理を行なう。ここで、比較処理の結果仮アドレスの
カウント結果と室内機接続台数設定値が異なると仮アド
レスに重複があると判断しステップ5に戻り仮アドレス
設定をやり直す。仮アドレスのカウント結果と室内機接
続台数設定値が一致すると、各室内機にて重複しない仮
アドレスを設定したと判断し、次のステップに進む。ス
テップ10では仮アドレスの小さい順に1から正式アド
レスを各室内機に割り振り、これらを不揮発記憶する。
図3の例では、室内機11の正式アドレスは1、室内機
12の正式アドレスは3、室内機13の正式アドレスは
2と振り分けられる。そして、ステップ11で正式アド
レスを各室内機に対し送信する。
【0030】ステップ12では、正式アドレス送信後一
定時間の間、室内機から送られるアドレス設定完了信号
の受信を待つ。アドレス設定完了信号を受信しない場合
は正式アドレスの送信をやり直し再度アドレス設定完了
信号の受信を待ち、アドレス設定完了信号を受信した場
合はアドレス設定終了となる。
【0031】図2は、室内機のアドレス設定処理を示す
フローチャートである。このフローチャートは室内機の
動作を制御するCPUの主な動作を示している。
【0032】まず、ステップ21において、電源の供給
が開始されCPUリセットが行なわれる。ついで、ステ
ップ22で、室外機から室内機情報要求があるか、仮ア
ドレス設定信号の受信があるか、正式アドレス受信があ
るかの判断を行う。室内機情報要求がある場合、ステッ
プ23へ進み正式アドレスが不揮発記憶されているか否
かの判断を行う。正式アドレスが不揮発記憶されていな
い場合は、ステップ22に戻り、正式アドレスが不揮発
記憶されている場合はステップ24に進み、ステップ2
4で正式アドレスにより決まる時間後に室内機情報を送
信してステップ22に戻る。仮アドレス設定開始信号受
信がある場合にはステップ25、ステップ26、ステッ
プ27へ進み仮アドレスの設定、仮アドレスデータ作
成、仮アドレスデータ送信を行いステップ22に戻る。
ステップ25では、乱数などにより仮アドレスを設定
し、ステップ26では、仮アドレスを8ビットデータで
送信すると仮定した場合、図3で示したように例えば仮
アドレスが2であればビット2のみレベルHIのデータ
が仮アドレスが7であればビット7のみレベルHIのデ
ータがというように仮アドレスに対応するビットのみH
Iとなる仮アドレスデータを作成する。ステップ27で
は、例えば室外機が全室内機に対し仮アドレス設定開始
信号送信時のスタートビットから計時し、ある所定の時
間経過後にステップ26で作成した仮アドレスデータを
送信する。正式アドレス受信がある場合にはステップ2
8へ進む。ステップ28で、室外機から受信した正式ア
ドレスを不揮発記憶し、つづくステップ29で室外機に
アドレス設定完了信号を送信してアドレス設定を完了す
る。
【0033】図4は、図1・図2に示したフローチャー
トを用いて室内機の自動アドレス設定を行う際のタイム
チャートの一例である。このタイムチャートは、1台の
室外機に3台の室内機が接続され室外機は不揮発記憶し
ておらず室内機は不揮発記憶している場合の例である。
【0034】まず、電源投入により室外機および全室内
機のCPUがリセットされる。つぎに、室外機は不揮発
記憶していないため室内機情報の要求を全室内機に対し
送信する。各室内機は各々不揮発記憶している正式アド
レスにより決まる時間後に室内機情報を室外機に送信す
る。すると、室外機は送られてきた室内機情報と自己の
不揮発記憶内容と比較を行うが、室内機情報と自己の不
揮発記憶内容が異なるため全室内機に対し仮アドレス設
定開始信号を送信する。
【0035】この仮アドレス設定開始信号により、各室
内機は仮アドレスを設定すると共に仮アドレスデータを
作成し室外機に対して同時に仮アドレスデータを送信す
る。室外機はこれらの仮アドレスデータ受信により仮ア
ドレスのカウントを行い、室内機接続台数設定値と比較
する。この場合、室内機11・12・13の仮アドレス
はそれぞれ2、7、4であり室内機接続台数設定値と仮
アドレスカウント値は一致する。つぎに、室外機は、仮
アドレスを基に正式アドレスの決定、不揮発記憶を行
い、室内機11・12・13の正式アドレスはそれぞれ
1、3、2となる。室外機で正式アドレスを決定すると
全室内機に正式アドレスの送信を行う。
【0036】各室内機は、正式アドレスの受信によりそ
れぞれ正式アドレスを不揮発記憶し室外機にアドレス設
定完了信号を送信し、アドレス設定を完了する。室外機
は、各室内機からのアドレス設定完了信号受信を確認後
アドレス設定を完了する。
【0037】実施例2.つぎに、第4の発明の実施例に
ついて説明する。図6は各室内機に搭載するCPUにシ
ングルチップマイクロコンピューターを使用した一例を
示している。シングルチップマイクロコンピューター
は、中央処理装置110、不揮発性メモリ120、揮発
性メモリ130、入出力装置140から構成されてい
る。中央処理装置は演算と制御を行う。不揮発性メモリ
はリセットされても書き込まれているデータは保持され
プログラムなどを記憶している。揮発性メモリはリセッ
トされると書き込まれていたデータが消え不定の電位値
を持つ性質がある。入出力装置は外部とのデータのやり
とりを行っている。このリセット後の揮発性メモリ内の
電位信号が不定になるという性質を利用し、仮アドレス
を設定するときに揮発性メモリ内の任意の番地にある電
位信号を読み込み、読み込んだ電位信号を処理して仮ア
ドレスを設定する。
【0038】実施例3.図7は、室外機と室内機間の信
号の授受を信号線を流れる電流の有無により行い複数の
室内機が同時に送信した場合室外機は各室内機送信デー
タの論理和を受信することができる通信手段の実施例を
示す。
【0039】図7において室外機10と室内機11・1
2・13が信号線100で接続されており、室外機には
通信用の電源と、送信用フォトカプラ80と、受信用フ
ォトカプラ90、CPU50が設けられ、室内機11・
12・13には送信用フォトカプラ81・82・83
と、受信用フォトカプラ91・92・93、CPU51
・52・53がそれぞれ設けられている。室外機、各室
内機の送信用フォトカプラ及び受信用フォトカプラは信
号線間に並列接続にて構成されている。室外機10から
室内機11・12・13へ送信する場合には、受信端末
となる室内機の送信用フォトカプラ81・82・83が
オフであることが条件となる。この状態で、室外機のC
PU50の送信信号がLOWであると送信用フォトカプ
ラ80がオフとなり電源からの電流信号が室外機、室内
機の受信用フォトカプラ90・91・92・93を通し
て流れるため全受信用フォトカプラはオンとなる。した
がって、各CPU50・51・52・53にはLOWが
入力される。逆に、室外機のCPU50の送信信号がH
Iであると送信用フォトカプラ80がオンとなり電源か
らの電流信号は全て室外機の送信用フォトカプラ80を
通して流れるため全受信用フォトカプラはオフとなる。
したがって、各CPU50・51・52・53にはHI
が入力される。次に、室内機11が室外機10と他の室
内機12・13へ送信する場合には、受信端末となる室
外機10と室内機12・13の送信用フォトカプラ80
・82・83がオフであることが条件となる。この状態
で、室内機11のCPU51の送信信号がLOWである
と送信用フォトカプラ81がオフとなり電源からの電流
信号が室外機、室内機の受信用フォトカプラ90・91
・92・93を通して流れるため全受信用フォトカプラ
はオンとなる。したがって、各CPU50・51・52
・53にはLOWが入力される。逆に、室内機11のC
PU51の送信信号がHIであると送信用フォトカプラ
81がオンとなり電源からの電流信号は全て室内機11
の送信用フォトカプラ81を通して流れるため全受信用
フォトカプラはオフとなる。したがって、各CPU50
・51・52・53にはHIが入力される。同様にして
室内機12から室外機50、室内機11・13への送
信、室内機13から室外機50、室内機11・12への
送信が行われる。また、複数台の室内機が同時に送信し
た場合の動作を、室内機11・12が同時に送信した例
について説明する。この場合には受信端末となる室外機
50と室内機13の送信用フォトカプラ80・83がオ
フであることが条件となる。まず、室内機11・12の
CPU51・52の送信信号がいずれもLOWであるな
ら送信用フォトカプラ81・82がオフであるので室外
機の電源からの電流信号は室外機および室内機の受信用
フォトカプラ90・91・92・93を通して流れるた
め、全受信用フォトカプラはオフとなり各CPU50・
51・52・53にはLOWが入力される。室内機11
・12の送信信号のどちらか一方がHIであると、例え
ば室内機11の送信信号がHIで室内機12の送信信号
がLOWであるとき、室内機11の送信用フォトカプラ
81がオン、室内機12の送信用フォトカプラ82がオ
フとなる。すると室外機の電源からの電流信号は室内機
11の送信用フォトカプラ81を通して流れるため全受
信用フォトカプラはオフとなり各CPU50・51・5
2・53にはHIが入力される。したがって複数の室内
機が同時に送信した場合には、各室内機CPUの送信信
号が全てLOWであれば室外機のCPUにはLOWが入
力され、各室内機CPUの送信信号の内一つでもHIで
あれば室外機のCPUにはHIが入力される。したがっ
て、複数の室内機が同時に送信した場合室外機は各室内
機送信データの論理和を受信することになる。
【0040】このように構成された分散配置型空気調和
機の自動アドレス設定装置を用いた場合、電源投入時
に、室外機は各室内機から送信される仮アドレスのカウ
ント結果と接続台数設定部にて設定された設定値の比較
により仮アドレスの重複を検出でき、各室内機に重複の
ない正式アドレスを設定するという簡単な処理で自動ア
ドレスを実現できる。しかも、電流信号を用いるため通
信回路が安価になる。
【0041】また、室外機の不揮発メモリに室内機の正
式アドレス、室内機情報を記憶する手段を持たせ電源投
入後に通信により認識した室内機情報を比較することに
より、一度自動アドレス設定処理を行った後は、室外機
と室内機の接続関係が変化するまで自動アドレス設定処
理を省略することができ電源投入から運転までの時間を
短縮することができる。
【0042】その上、リセット後の揮発性メモリ内の電
位信号が不定という性質を利用しランダムな仮アドレス
を設定できるので、乱数を発生させる等の特別なプログ
ラムを省くことができる。
【0043】
【発明の効果】第1の発明によれば、複雑な処理を必要
とせずに室内機のアドレスを的確に自動設定でき、また
単純なハードウエアで実現できる安価な分散配置型空気
調和機の自動アドレス設定装置を提供することができ
る。
【0044】第2の発明によれば、複雑な処理を必要と
せずに室内機のアドレスを一層的確に自動設定でき、ま
た単純なハードウエアで実現できる安価な分散配置型空
気調和機の自動アドレス設定装置を提供することができ
る。
【0045】第3の発明によれば、複雑な処理を必要と
せずに室内機のアドレスを一層的確に自動設定でき、ま
た単純なハードウエアで実現できるとともに、室外機に
おいて設定済の室内機アドレス・室内機情報を確実に記
憶し室外機と室内機の接続関係が変化しない限りその後
のアドレス設定を不要とする分散配置型空気調和機の自
動アドレス設定装置を提供することができる。
【0046】第4の発明によれば、複雑な処理を必要と
せずに室内機のアドレスを一層的確に自動設定でき、ま
た単純なハードウエアで実現できるとともに、ランダム
な仮アドレスの設定を適切かつ簡単に行うことができる
分散配置型空気調和機の自動アドレス設定装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を用いた室外機の動作を制御するC
PUの主な動作を示すフローチャート図である。
【図2】 この発明を用いた室内機の動作を制御するC
PUの主な動作を示すフローチャート図である。
【図3】 この発明において複数台の室内機が送信する
仮アドレスデータとこのとき室外機が受信するデータ図
である。
【図4】 この発明による自動アドレス設定を行う際の
タイムチャートの一例を示す図である。
【図5】 この発明の分散配置型空気調和機の接続関係
を示す回路図である。
【図6】 シングルチップマイクロコンピュータの構成
図である。
【図7】 この発明の自動アドレス設定装置を示す構成
図である。
【図8】 従来の自動アドレス設定装置を示す構成図で
ある。
【符号の説明】
10 室外機、11 室内機、12 室内機、13 室
内機、20 室外機送信部、21 室内機送信部、22
室内機送信部、23 室内機送信部、31通信監視
部、32 通信監視部、33 通信監視部、41 室内
機受信部、42室内機受信部、43 室内機受信部、5
0 室外機CPU、51 室内機CPU、52 室内機
CPU、53 室内機CPU、60 接続台数設定部、
70不揮発性メモリ、71 不揮発性メモリ、72 不
揮発性メモリ、73 不揮発性メモリ、80 送信用フ
ォトカプラ、81 送信用フォトカプラ、82 送信用
フォトカプラ、83 送信用フォトカプラ、90 受信
用フォトカプラ、91受信用フォトカプラ、92 受信
用フォトカプラ、93 受信用フォトカプラ、100
信号線、110 中央処理装置、120 不揮発性メモ
リ、130揮発性メモリ、140 入出力装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志田 安規 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株式 会社静岡製作所内 (72)発明者 戸塚 英和 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株式 会社静岡製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ所定区画における空気調和を行
    う複数台の室内機と、これら室内機に対応して設けられ
    た共通の室外機と、この室外機と前記各室内機との間で
    信号の授受を行うための通信手段とを備え、前記室外機
    には、電源投入時に前記各室内機に仮アドレス設定開始
    信号を与える仮アドレス設定指令手段と、前記各室内機
    からの送信データの論理和を受信し仮アドレスを示すビ
    ットをカウントする仮アドレスカウント手段と、前記室
    外機に接続されている前記室内機の台数を認識させる室
    内機接続台数設定手段と、前記仮アドレスカウント手段
    によるカウント結果と前記室内機接続台数設定手段によ
    る室内機接続台数設定値とを比較して仮アドレスの重複
    を検出する仮アドレス重複検出手段と、仮アドレス重複
    検出を得なかったとき仮アドレスを処理して正式アドレ
    スを決定する正式アドレス決定手段と、前記正式アドレ
    スを前記各室内機に設定させる正式アドレス設定手段と
    を設けるとともに、前記室内機には、前記仮アドレス設
    定開始信号の受信により各個別に仮アドレスを設定する
    仮アドレス設定手段と、前記仮アドレスに対応した仮ア
    ドレスデータを作成する仮アドレスデータ生成手段と、
    前記各室内機から前記室外機に仮アドレスデータを送信
    するための仮アドレスデータ送信手段と、正式アドレス
    の設定後に前記室外機にアドレス設定完了信号を送信す
    る完了信号送信手段とを設け、前記室外機から前記各室
    内機への制御指令の送信に応じて前記室内機から前記室
    外機に制御指令を送信するようにしたことを特徴とする
    分散配置型空気調和機。
  2. 【請求項2】 1台の室外機に複数台の室内機が信号線
    を介して接続され、前記室外機と各前記室内機の動作を
    制御する制御指令に基づいて、各前記室内機における冷
    暖房等の空気調和を行なうマルチタイプの分散配置型空
    気調和機の自動アドレス設定装置(以下、装置という)
    であって、前記室外機と各前記室内機間の信号の授受
    を、信号線を流れる電流の有無により行ない、各前記室
    内機が同時に送信した際に前記室外機は各前記室内機送
    信データの論理和を受信する通信手段と、前記室外機に
    はマイクロコンピュータ(以下、CPUという)が搭載
    され、電源投入時に、各前記室内機に仮アドレス設定開
    始信号を与える仮アドレス設定指令手段と、各前記室内
    機送信データの論理和を受信し仮アドレスを示すビット
    をカウントする仮アドレスカウント手段と、接続される
    室内機の台数を設定するための識別装置により前記室外
    機に接続されている前記室内機の台数を認識させる室内
    機接続台数設定手段と、前記仮アドレスカウント手段に
    よるカウント結果と前記室内機接続台数設定手段による
    室内機接続台数設定値を比較して仮アドレスの重複を検
    出する仮アドレス重複検出手段と、仮アドレス重複検出
    を得なかったとき、仮アドレスを処理して正式アドレス
    を決定する正式アドレス決定手段と、前記正式アドレス
    を各前記室内機に設定させる正式アドレス設定手段と、
    各前記室内機にはCPUが搭載され、前記仮アドレス設
    定開始信号受信により、各個別に仮アドレスを設定する
    仮アドレス設定手段と、前記仮アドレスに対応した仮ア
    ドレスデータを作成する仮アドレスデータ生成手段と、
    各前記室内機が同時に前記室外機に対して仮アドレスデ
    ータを送信する仮アドレスデータ送信手段と、正式アド
    レスの設定後に前記室外機にアドレス設定完了信号を送
    信する完了信号送信手段と、前記室外機から各前記室内
    機へ一斉に制御指令を送信したのちある一定の時間後に
    あるいは前記正式アドレスにより決まる順番で前記室内
    機から前記室外機に制御指令を送信する一連の制御指令
    の送信をくり返す通信プロトコル手段を持ち各前記室内
    機に正式アドレスを設定することを特徴とする分散配置
    型空気調和機。
  3. 【請求項3】 請求項2の装置であって、前記室内機に
    は、不揮発性メモリが設けられ自己の正式アドレスを記
    憶する室内機正式アドレス記憶手段と、前記室外機には
    不揮発性メモリが設けられ各前記室内機の正式アドレ
    ス、機種情報など各前記室内機の情報を記憶する室内機
    情報記憶手段と、電源投入時に、前記室外機が記憶して
    いる各前記室内機の正式アドレスと各前記室内機が記憶
    している正式アドレスにより各前記室内機と通信を行な
    い、各前記室内機の情報を認識する室内機情報認識手段
    と、前記室外機が記憶している室内機情報と電源投入後
    に通信により認識した室内機情報を比較する室内機情報
    比較手段を持ち、比較結果により仮アドレス設定指令信
    号を送信するように構成したことを特徴とする分散配置
    型空気調和機。
  4. 【請求項4】 請求項2の装置であって、前記室内機が
    前記仮アドレスとして、リセット後の揮発性メモリ内の
    電位信号により前記仮アドレス設定手段を持つことを特
    徴とする分散配置型空気調和機。
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