JPH0537561Y2 - - Google Patents

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JPH0537561Y2
JPH0537561Y2 JP4865087U JP4865087U JPH0537561Y2 JP H0537561 Y2 JPH0537561 Y2 JP H0537561Y2 JP 4865087 U JP4865087 U JP 4865087U JP 4865087 U JP4865087 U JP 4865087U JP H0537561 Y2 JPH0537561 Y2 JP H0537561Y2
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transmission
line
transmission line
terminal connected
masking
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、データ伝送システムに関し、更に詳
しくは、共通の伝送ラインを利用して平衡伝送と
不平衡伝送とを行うことができるデータ伝送シス
テムに関する。
従来技術 従来、電子メータコントローラや、エンジンコ
ントローラ、CRTコントローラ等では、高度の
データ処理を要するため、各々が高度の処理機能
を持つたユニツトとして構成され、一般にエレク
トロニツク・コントロール・ユニツト(以下、
ECU)と呼ばれている。
一方、自動車の電装品の制御システムとして、
1つのマスターステーシヨン(以下、MS)から
制御データを各リモートステーシヨン(以下、
RS)に伝送し、各RSがその近傍の電装品のドラ
イブを行うシステムが知られている。このような
ECUや電装品の制御システムのデータ伝送には、
その通信内容や目的に応じて平衡伝送系と不平衡
伝送系とが使い分けられている。
従来の自動車には、平衡伝送系と不平衡伝送系
の2方式のデータ伝送システムが別個独立に設け
られていた。
従来技術の問題点 上記従来の自動車のシステムでは、平衡伝送系
と不平衡伝送系とが別個独立であつたため、2通
りの伝送ラインを設置しなければならない問題点
があつた。
考案の目的 本発明の目的とするところは、平衡伝送系と不
平衡伝送系のデータ伝送を共通の伝送ライン上で
行うことができるデータ伝送システムを提供する
ことにある。
考案の構成 本考案のデータ伝送システムは、(a)第1伝送ラ
インと、第2伝送ラインと、基準ラインとを有す
る伝送ライン、(b)前記第1伝送ラインに接続され
る第1の伝送端子と、前記第2伝送ラインに接続
される第2の伝送端子と、前記第1及び/又は第
2伝送ラインに乗せられる起動信号を検出してか
ら所定期間は通信機能をマスクする通信マスク手
段と、前記基準ラインに接続される基準端子とを
有する平衡伝送局、(c)前記第1伝送ラインに接続
される受信端子と、前記第2伝送ラインに接続さ
れる送信端子と、前記第1及び/又は第2伝送ラ
インに乗せられる起動信号を検出してから所定期
間以外は通信機能をマスクする通信マスク手段
と、前記基準ラインに接続される基準端子とを有
する不平衡伝送リモート局、および(d)前記第1伝
送ラインに接続される受信端子と、前記第2伝送
ラインに接続される受信端子と、前記第1及び/
又は第2伝送ラインに起動信号を送出する起動信
号送出手段と、その起動信号を送出してから所定
期間以外は通信機能をマスクする通信マスク手段
と、前記基準ラインに接続される基準端子とを有
する不平衡伝送マスタ局を具備してなることを構
成上の特徴とするものである。
実施例 以下、図に示す実施例に基づいて本考案を更に
詳しく説明する。ここに第1図は本考案の一実施
例のデータ伝送システムの要部構成ブロツク図、
第2図は第1図に示すシステムの作動を説明する
タイムチヤートである。なお、図に示す実施例に
より本考案が限定されるものではない。
第1図に示すデータ伝送システム50は、自動
車搭載用のシステムであつて、電子メータコント
ロール用、エンジンコントロール用、CRTコン
トロール用、サスペンシヨンコントロール用等の
各ECUと、左側ランプ類制御用、右側ランプ類
制御用、ワイパモータ制御用、オイルレベル検出
用等の各RSと、総合コントロール用のMSとを共
通の伝送ラインで接続してなつている。
伝送ラインは、第1伝送ライン1と、第2伝送
ライン2と、基準ライン3とからなつており、自
動車の内部に敷設されている。
ECUは多数あるが、第1図にはECU10,1
0′のみ表し、他は省略している。
ECU10は、平衡伝送方式による通信機能を
有しており、平衡伝送レシーバ14、平衡伝送ト
ランスミツタ15およびラインスイツチ16,1
7を有してなる。また、2つの入力が「ロー,ロ
ー」となると、起動信号検出出力を発生する起動
信号検出回路18を有している。また、第1の伝
送端子11で前記第1伝送ライン1に接続され、
第2の伝送端子12で前記第2伝送ライン2に接
続され、基準端子13で前記基準ライン3に接続
されている。ECU10′も同様の構成である。
RSも多数あるが、第1図には1つのRS20だ
けを表し、他は省略している。
RS20は、不平衡伝送方式の通信機能を有す
るもので、ラインレシーバ24、ラインドライバ
25およびラインスイツチ26を有している。ま
た、2つの入力が「ロー,ロー」となつてから所
定期間のみ前記ラインスイツチ26をオンとする
起動信号検出回路27を有している。また、受信
端子21で前記第1伝送ライン1に接続され、送
信端子22で前記第2伝送ライン2に接続され、
基準端子23で前記基準ライン3に接続されてい
る。
MSは、複数設けられてもよいが、通常は1個
であり、第1図にMS30として示されている。
MS30は、不平衡伝送の通信機能を有してお
り、ラインドライバ34、ラインレシーバ35お
よびラインスイツチ36を有している。また、起
動信号を送出するためのラインドライバ37とラ
インスイツチ38とを有している。また、送信端
子31で前記第1伝送ライン1に接続され、受信
端子32で前記第2伝送ラインに接続され、基準
端子33で前記基準ライン3に接続されている。
次に、第2図を参照しつつ、上記データ伝送シ
ステム50の作動を説明する。
まず、初期状態では、ECU10,10′の平衡
伝送レシーバ14,14′が伝送ライン1,2に
接続され、平衡伝送トランスミツタ15,15′
は伝送ライン1,2から切り離されている。つま
り、ECU10,10′は受信状態になつている。
起動信号検出回路18,18′は伝送ライン1,
2に接続されており、伝送ライン上の信号を監視
している。
RS20は、伝送ライン1,2から切り離され
ており、マスク状態にある。ただし、起動信号検
出回路27は伝送ライン1,2に接続されてお
り、伝送ライン上の信号を監視している。
MS30では、ラインドライバ34、ラインレ
シーバ35は伝送ライン1,2から切り離されて
おり、マスク状態にある。また、起動信号送出用
のラインドライバ41も伝送ライン1,2から切
り離されている。
従つて、この初期状態では、伝送ラインは平衡
伝送モードにあり、送信をおこないたいECUが
その平衡伝送トランスミツタを伝送ライン1,2
に接続することによつてECU相互が平衡伝送方
式でデータ伝送を行うことができる状態にある。
第2図の部分はこれを表している。
さて、MS30がRS20とデータ伝送を行いた
いときは、ラインスイツチ36,38をオンの状
態にして、ラインドライバ34、ラインレシーバ
35および起動信号送出用ラインドライバ37を
伝送ライン1,2に接続する。
起動信号送出用ラインドライバ37は常に「ロ
ー」を出力するので、第2伝送ライン2は「ロ
ー」となる。ここで、MS30がラインドライバ
34から「ロー」を送出すると、第1伝送ライン
1も「ロー」となる。第2図に示すはこの状態
を表している。
MS30は、一定時間後にラインスイツチ38
をオフにし、起動信号送出用ラインドライバ37
を伝送ライン2から切り離す。
ECU10,10′の起動信号検出回路18,1
8′は、2つの入力信号が「ロー,ロー」となる
ので、起動信号検出出力を発生する。
この起動信号検出出力を受け取ると、ECU1
0,10′はラインスイツチ16,17,16′,
17′をオフすることによつて伝送ライン1,2
から離れ、マスク状態に入る。ECUが送信中に
起動信号検出出力を受け取ると、送信を中断して
このマスク状態に入る。そして、後述するように
所定時間経過後に復帰する。
RS20の起動信号検出回路27は、2つの入
力信号が所定時間「ロー,ロー」となるので、ラ
インスイツチ26をオンとし、ラインレシーバ2
4及びラインドライバ25を第1伝送ライン1及
び第2伝送ライン2に接続する。
そこで、伝送ラインは不平衡伝送モードとな
り、MS30とRS20とが不平衡方式のデータ伝
送を行えるようになる。第2図に示すはこの状
態を表している。
不平衡伝送モードとなつてから所定時間経過す
ると、起動信号検出回路27はラインスイツチ2
6をオフにして、RS20を伝送ライン1,2か
ら切り離し、マスク状態に戻す。
また、MS30は、ラインスイツチ36をオフ
にして、マスク状態に戻る。
一方、ECU10,10′も、所定時間経過後に
ラインスイツチ16,16′をオンにして伝送ラ
イン1,2に復帰するので、再び平衡伝送モード
となる。第2図のはこの状態を表している。
MS30が起動信号を送出したときにECUのい
ずれかが送信状態にあつたなら、その送信は中断
されている。そこで、送信を中断されたECUは、
このとき再送信を行う。
かくして、このデータ伝送システム50によれ
ば、平衡伝送方式のデータ伝送と不平衡伝送方式
のデータ伝送とを共通の伝送ラインで行うことが
出来るようになり、伝送ラインの設置の負担が軽
減される。
なお、第1図に示す構成は単なる例示であり、
ECU10,10′、RS20、MS30における通
信機能のマスクをソフトウエア的に行うことも出
来る。また、ワイヤードオアとすることによつて
ラインスイツチを省略することも可能である。
さらに、起動信号として一定周波数の高周波信
号を用いることも可能である。
考案の効果 本考案によれば、(a)第1伝送ラインと、第2伝
送ラインと、基準ラインとを有する伝送ライン、
(b)前記第1伝送ラインに接続される第1の伝送端
子と、前記第2伝送ラインに接続される第2の伝
送端子と、前記第1及び/又は第2伝送ラインに
乗せられる起動信号を検出してから所定期間は通
信機能をマスクする通信マスク手段と、前記基準
ラインに接続される基準端子とを有する平衡伝送
局、(c)前記第1伝送ラインに接続される受信端子
と、前記第2伝送ラインに接続される送信端子
と、前記第1及び/又は第2伝送ラインに乗せら
れる起動信号を検出してから所定期間以外は通信
機能をマスクする通信マスク手段と、前記基準ラ
インに接続される基準端子とを有する不平衡伝送
リモート局、および、(d)前記第1伝送ラインに接
続される送信端子と、前記第2伝送ラインに接続
される受信端子と、前記第1及び/又は第2伝送
ラインに起動信号を送出する起動信号送出手段
と、その起動信号を送出してから所定期間以外は
通信機能をマスクする通信マスク手段と、前記基
準ラインに接続される基準端子とを有する不平衡
伝送マスタ局を具備してなることを特徴とするデ
ータ伝送システムが提供され、これにより平衡伝
送方式と不平衡伝送方式のデータ伝送を共通のデ
ータ伝送ライン上で行えるようになるから、伝送
ラインの設置の負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のデータ伝送システ
ムの要部構成ブロツク図、第2図は第1図に示す
システムの作動を説明するタイムチヤートであ
る。 符号の説明、1……第1伝送ライン、2……第
2伝送ライン、3……基準ライン、10,10′
……ECU、11……第1の伝送端子、12……
第2の伝送端子、13……基準端子、14……平
衡伝送レシーバ、15……平衡伝送トランスミツ
タ、16,17……ラインスイツチ、18……起
動信号検出回路、20……リモートステーシヨ
ン、21……受信端子、22……送信端子、23
……基準端子、24……ラインレシーバ、25…
…ラインドライバ、26……ラインスイツチ、2
7……起動信号検出回路、30……マスターステ
ーシヨン、31……送信端子、32……受信端
子、33……基準端子、34……ラインドライ
バ、35……ラインレシーバ、37……起動信号
送出用ラインドライバ、36,38……ラインス
イツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 第1伝送ラインと、第2伝送ラインと、基準
    ラインとを有する伝送ライン、 (b) 前記第1伝送ラインに接続される第1の伝送
    端子と、前記第2伝送ラインに接続される第2
    の伝送端子と、前記第1及び/又は第2伝送ラ
    インに乗せられる起動信号を検出してから所定
    期間は通信機能をマスクする通信マスク手段
    と、前記基準ラインに接続される基準端子とを
    有する平衡伝送局、 (c) 前記第1伝送ラインに接続される受信端子
    と、前記第2伝送ラインに接続される送信端子
    と、前記第1及び/又は第2伝送ラインに乗せ
    られる起動信号を検出してから所定期間以外は
    通信機能をマスクする通信マスク手段と、前記
    基準ラインに接続される基準端子とを有する不
    平衡伝送リモート局、 および、 (d) 前記第1伝送ラインに接続される送信端子
    と、前記第2伝送ラインに接続される受信端子
    と、前記第1及び/又は第2伝送ラインに起動
    信号を送出する起動信号送出手段と、その起動
    信号を送出してから所定期間以外は通信機能を
    マスクする通信マスク手段と、前記基準ライン
    に接続される基準端子とを有する不平衡伝送マ
    スク局 を具備してなることを特徴とするデータ伝送シス
    テム。
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