JPS6130840A - サイクリツク遠方監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は複数の被監視局の状態を監視する遠方監視シス
テムにおいて監視局から送出される１回の制御信号によ
って複数の全被監視局から順次かつ周期的に監視信号會
送出避せることを可能にする被監視局用のサイクリック
遠方監視装置に関するものである。

（従来の技術） 従来複数の被監視局を監視する遠方監視システムにおい
ては被監視局から監視局へ監視信号を送出させるために
、監視局から１局づつ被監視局の選択呼出を行う方式が
とられていた。

この種の破監視局の監視装置は第５図゛に示す様に監視
局からの選択呼出用の制御信号７を受信回路４において
デコードし自局が選択されたか否かを識別する。自局が
選択された場合のみ受信回路４はゲート信号８を発生さ
せこれＫよシ送出回路５から監視信号ｌｏ１に：監視局
へ伝送させる。上記従来技術による監視装置を第４図に
示す監視システムへ適用するとその制御信号７と監視信
号１ｏの関係は第６図のタイムチャートの様に々る。

（発明が解決しようとする問題点） 従って上記選択呼出方式の監視システムにおける監視局
の監視装置は常に個々の被監視局を選択呼出制御をする
ために複雑高価な機能會有した回路が必要であり、被監
視局の監視装置もデコード機能を有した複雑高価な受信
回路４が必要である。

また１選択呼出しを受けた被監視局の発信する監視信号
が他の被監視局へ混入して恰も呼び出し信号であるよう
に作用して誤動作を惹起することを防止するために監視
局からの制御信号を伝送する伝送路と被監視局からの監
視信号を伝送する伝送路とは別個独立に設けなければな
らない。

このため従来の監視システムは複雑で高価なものになる
という欠点があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、上記従来技術の問題点を解決するために、監
視局からの被監視局に対する選択呼出全廃し、全被監視
局に対し同時に１回の呼出し用の制御信号を送り、これ
を受けた被監視局は予め定められた時間順序に従って、
時間的に重ならぬよう時分割的に監視信号を監視局へ送
シ、全被監視局の送信が一巡したあとは同じ動作を循環
的に繰り返すようにした監視装置を提供しようとするも
のである。

この目的全達成するために、不発明の監視装置は次のよ
うな構成を有する。

即ち、監視局が複数の被監視局を監視する監視システム
の被監視局に設置される監視装置であって、監視局から
送出される呼出用の制御信号を受信しトリガー信号を発
生する受信回路と該受信回路からのトリガー信号を受け
て該トリガー信号入力時から予め設定された時間を経過
した時点で所定の時間幅のゲート信号全発生する第１の
時計回路と、前記受信回路からのトリガー信号によって
リセットされ前記第１の時計回路からのゲート信号を受
け該ゲート信号の開始時点から予め設定された時間を経
過した時点で所定の時間幅のゲート信号を発生し以後前
記予め設定された時間間隔を置いて前記所定の時間幅の
ゲート信号の発生を繰勺返す第２の時計回路と、前記第
１の時計回路からの信号と前記第２の時計回路からの信
号とを受け前記受信回路からのトリガー信号によって前
記第１の時計回路からの入力信号音出力するように切り
替ゎシ前記第１の時計回路からのゲート信号が終了する
と前記第２の時計回路からの入力信号を出力するように
切り替わるゲート信号切替スイッチと、該ゲート信号切
替スイッチからのゲート信号のタイミングに従って監視
人力信号を監視信号として監視局へ送出する送出回路と
からなるサイクリック遠方監視装置である。

（作　用） 上記構成を有するサイクリック遠方監視装置は次のよう
に動作する。監視局は総ての被監視局に対して監視信号
の発信を指令する信号全同時に送る。仁の信号Ｖｉ総て
の被監視局に対して同じ信号であり、各被監視局の監視
装置の時計回路を起動させるためだけの信号であるので
単純な形の信号である。この信号を制御信号と呼ぶ。＠
被監視局で受信きれた制御信号は受信回路で処理され一
定時間（ｔｏとする）後にトリガー信号として出力さる
。このトリガー信号は、第１の時計回路、第２の時計回
路およびゲート信号切替スイッチに加えられる。第１の
時計回路はトリガー信号が入力されるとそのトリガー信
号から一定時間（１にとする）後に／ｙｒ定の時間幅（
Ｔ６とする〕を有するゲート信号（これを第１のゲート
信号とする）を発生する。

第２の時計回路はトリガー信号によってリセットされる
。また）ゲート信号切替スイッチはトリガー信号が入力
されると第１の時計回路からの入力信号が出力される状
態になる。

第１の時計回路の出力である第１のゲート信号はゲート
信号切替スイッチと第２の時計回路に７ＩＤ見られる。

第２の時計回路は第１の時計回路からのゲート信号の開
始時点から計時動作を始めおよそゲート信号の時間幅の
複数倍の時間（ｔｓとする）を経過した時点で第１のゲ
ート信号と同じようなゲート信号を発生する（これを第
２のゲート信号とする）。以後、第２の時計回路は時間
ｔ。

の間隔を置いて連続してゲート信号を発生し続け、この
ゲート信号はゲート信号切替スイッチに加えられる。ゲ
ート信号切替スイッチは第１のゲート信号が継続してい
る間ｉｄ第１のゲート信号を出力し、第１のゲート信号
が終了するとその終了時点で第２の時計回路からの信号
を出力するように切り替わる。従ってゲート信号切替ス
イッチの出力には最初の１個目のゲート信号は第１の時
計回路のゲート信号が現われ２個目以後のゲート信号は
第２の時計回路のゲート信号が境われるということにな
る。ゲート信号切替スイッチのゲート信号出力は送出回
路に加えられる。送出回路は入力されてくる監視入力信
号をゲート信号のゲート幅の時間だけ監視信号として監
視局へ送る。以上の動作は各被監視局共通であるがトリ
ガー信号を受けてから第１のゲート信号を発生する迄の
時間ｔｋ’ｉｒ予め異ならせて設定することによシ複数
の被監視局からの監視信号が重複せぬように時分割的に
監視局へ送ることができる。そして、監視局から新たな
制御信号を送る迄は、自動的且つ複数の被監視局に渡っ
て循環的に監視信号が送られ続けることになる。

（実施例） 以下、図面に基づいて不発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の実施例の構成を示すブロック図である
。

本発明の監視装置を適用する監視システムは従来技術に
おけると同様に第４図に示すようなシステムである。

第２図は第１図における各部分の波形及びその時間関係
を示す図である。第２図（ａ）はトリガー信号１７、同
図（ｂ）は第１の時計回路１２の出力ゲート信号１８、
同図（Ｑ）は第２の時計回路１３の出力ゲート信号１９
、同図（ｄ）はゲート信号切替スイッチ１５の動作を示
す図であってレベル２は第２の時計回路１３からのゲー
ト信号１９を出力する状態を示し、レベルｉｈ第１の時
計回路１２からのゲート信号１８を出力する状態である
ことを示す。同図（θ）はゲート信号切替スイッチ１５
の出力信号を示す。

第４図における監視局１からの制御信号１６を受信した
受信回路１１は受信後の経過時間ｔ。

後に呼出用制御信号であることを検出した後トリガー信
号１７を発生し、第１の時計回路１２の計時を開始させ
ると共に第２の時計回路１３をリセットし、更に、ゲー
ト信号切替スイッチ１５′ｔ−第１の時計回路１２の出
力側に復旧させる。第１の時計回路１２では予め定めら
れた時間ｔｋの計時を開始し、時間ｔｋに達するとゲー
ト信号１８を発生し、このゲート信号１８は送出回路１
４から監視信号１０を送出させる。又ゲート信号１８は
第２の時計回路１３に加えられ各被監視局共通の時間ｔ
１の計時を開始させる。

ゲート信号１８による送出回路１４からの監視信号ｌＯ
の送出が終るとゲート信号切替スイッチ１５は再び第２
の時計回路１３の出力側に切替る。一方第２の時計回路
１３において計時される時間がｔ、に達すると第２の時
計回路１３からゲート信号１９が出力され再び送出回路
１４から監視信号１０が送出される。第２の時計回路１
３からのゲート信号１９は受信回路１１が再び呼出用の
制御信号１６を検出してトリガー信号１７を出力するま
で第２の時計回路から繰シ返し送出され、監視信号１ｏ
が送出回路１４から繰り返して送出される。っまシ予め
定められた時間ｔｋｌ各被監視局３の監視装置間におい
て重複することのないように設定すれば第３図のタイム
チャートに示す様に監視局１がらの１回の呼出用制御信
号１６によって複数の被監視局３から繰シ返してサイク
リック監視信号１゜を監視局１へ伝送することができる
。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明の監視装置を適用する監視
システムにおいては、監視局は、被監視局を選択的に呼
び出すのではなく、同一信号で同時に全被監視局に対し
監視信号の送信を指令すると各被監視局から予め定めら
れている順序に従って自動的に順繰りに監視信号が送ら
れてくる。従って、監視局においては、従来技術におけ
るような薔監視局毎に定められている呼び出し符号を組
んだシ選択したすする必要はなく、各被監視局の時計回
路を起動させるだけの単純な信号音只１回送るだけでよ
いので監視局における監視装置の呼び出し機能部分が非
常に単純なものとなる。また被監視局においても呼び出
しの制御信号を受けたならば単純に時計回路が動作する
だけでよく、従来技術におけるように監視局からの制御
信号が自局を呼び出しているものであるかどうかを確め
るためのデコード機能は全く不要になる。従って受信回
路が非常に単純なものになる。

このように、監視局においても被監視局においても装置
が単純になるということは信頼性や整備性の向上更には
装置の製造コストの低減と種々の利点をもたらす。

また、受信回路が単純であるために他の被監視局の送出
する監視信号が受信回路に入ってもこれによっては時計
回路が動作しないようにすることは容易に笑現できるの
で制御信号の伝送と監視信号の伝送は同一伝送路で行う
ことができ、従来のように別個独立の伝送路を設ける必
要がない。このことは伝送路敷設費の軽減或いは伝送チ
ャンネルの周波数割当の効率化に資することになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の構成を示すブロック図、第２
図は第１図における各部分の信号波形とその時間関係を
示す図、第３図は不発明を適用した場合における複数の
被監視局の監視信号相互間の時間関係を示す図、第４図
は監視局が複数の被監視局を監視する監視システムのブ
ロック図、第５図は従来の被監視局における監視装置の
構成を示すブロック図、＠６図は従来技術における制御
信号と監視信号の時間関係を示す図である。 １・・・監視局、　　２・・・伝送路、　　３・・・被
監視局４．１１・・・受信回路、　　５．１４・・・送
出回路、６・・・監視入力端子、　　７．１６・・・制
御信号、８．１８．１９・・・ゲート信号、　　９・・
・監視入力信号、　　１０・・・監視信号、　　１２・
・・第１の時計回路、　　１３・・・第２の時計回路、
　　１５・・・ゲート信号切替スイッチ 第　ノ　図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 監視局が複数の被監視局を監視する監視システムの被監
   視局に設置される監視装置であつて、監視局から送出さ
   れる呼出用の制御信号を受信しトリガー信号を発生する
   受信回路と、該受信回路からのトリガー信号を受けて該
   トリガー信号入力時から予め設定された時間を経過した
   時点で所定の時間幅のゲート信号を発生する第１の時計
   回路と、前記受信回路からのトリガー信号によつてリセ
   ットされ前記第１の時計回路からのゲート信号を受け該
   ゲート信号の開始時点から予め設定された時間を経過し
   た時点で所定の時間幅のゲート信号を発生し以後前記予
   め設定された時間間隔を置いて前記所定の時間幅のゲー
   ト信号の発生を繰り返す第２の時計回路と、前記第１の
   時計回路からの信号と前記第２の時計回路からの信号と
   を受け前記受信回路からのトリガー信号によつて前記第
   １の時計回路からの入力信号を出力するように切り替わ
   り前記第１の時計回路からのゲート信号が終了すると前
   記第２の時計回路からの入力信号を出力するように切り
   替わるゲート信号切替スイッチと、該ゲート信号切替ス
   イッチからのゲート信号のタイミングに従つて監視入力
   信号を監視信号として監視局へ送出する送出回路とから
   なるサイクリック遠方監視装置。