JPS61170735A - ポリ(フルオロアルキルα−クロロアクリラ−ト)ないしそのコポリマの製造法 - Google Patents

ポリ(フルオロアルキルα−クロロアクリラ−ト)ないしそのコポリマの製造法

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JPS61170735A
JPS61170735A JP1094185A JP1094185A JPS61170735A JP S61170735 A JPS61170735 A JP S61170735A JP 1094185 A JP1094185 A JP 1094185A JP 1094185 A JP1094185 A JP 1094185A JP S61170735 A JPS61170735 A JP S61170735A
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 るものである。
さらに詳しくは、高感度、高解像度のポジ歴然の製造法
に関するものである。
〔従来技術〕
従来、IC,LSI等の製造のための微細パターンの形
成方法としては、紫外線に感光するフォトレジストを利
用する方法が広く実用化されている。しかし最近LSI
等の高密度化、高集積化の要請から、電子線、X線、イ
オンビーム等、光より波長の短い放射線を用いる技術が
開発され、これに伴なって、9度、高解像度の感放射線
レジストが要望されている。
従来、ポジ型感放射線レジストとしては、メタクリラー
ト系ポリマが多く用いられているが、一般に感度が高け
ればガラス転位点が低く、耐熱性に劣るという欠点を有
していた。
一方、島崎ら(特公昭57−969号公報)によって提
案されたポリ(フルオロアルキルα−クロロアク−ラー
ド)およびそのコポリマは極めて高感度で、かつガラス
転移点が高く、感放射線レジストとして有用な物質であ
る。
従来ビニル系モノマのラジカル重合としては。
溶媒を用いない塊状重合、モノマおよび生成ポリマを溶
解する溶媒を用いる溶液重合、モノマを溶解し、ポリマ
は溶解しない溶媒を用いる沈澱重合等が知られている。
本発明者は感放射線レジストとして用い得る。
ポリ(フルオロアルキルα−クロロアクリラート)およ
びそのコポリマを上記各種のラジカル重合で製造すべく
検討した所、以下の結果が判明した。
通常感放射線レジストは微細なパターンを描</ために
用いられるので、製造工程において0.2μ又は0.4
μのメンブランフィルタ−での濾過が不可欠である。ポ
リ(フルオロアルキルα−クロロアクリラート)または
そのコポリマの製造を塊状重合または溶液重合で行なっ
た場合には、溶媒に不溶のゲルが多量に生成し、メンブ
ランフィルタ−での濾過がきわめて困難となる。
また塊状重合および溶液重合においては、生成するポリ
マは流動性のない固体または半固体となり反応装置から
の取り出しが、困難となる。もちろん、収率の低い状態
であると流動性は得られるが経済性に劣るプロセスとな
る。
さらに溶液重合においては9重合時間が極めて長いとい
う欠点を有している。
次に沈澱重合について述べる。通常沈澱重合はかくはん
下に行われるが、ポリ(フルオロアルキルα−クロロア
クリラート)およびそのコポリマの製造においては9重
合をかくはん下に行なうと収率1分子量共に低下し、し
かも再現性が失われることが判明した。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、かかる従来技術の諸欠点に鑑み創案されたも
ので、その目的は上記ポリ(フルオロアルキルα−クロ
ロアクリラート)およびそのコポリマを収率良く、かつ
再現性良く製造する方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本発明は、フルオロアルキルα−クロロアクリ
ラート系モノマの1種又は2種以上を。
該モノマは溶解するが、生成ポリマは溶解しない溶媒中
でラジカル静置重合することを特徴とするポリ(フルオ
ロアルキルα−クロロアクリラート)の製造法およびフ
ルオロアルキルα−クロロアクリラート系モノマの1種
又は2種以上と他のビニル系モノマの1種又は2種以上
とを上記モノマは溶解するが、生成ポリマは溶解しない
溶媒中でラジカル静置重合することを特徴とするポリ(
フルオロアルキルα−クロロアクリラート)コポリマの
製造法である。
すなわち本発明は、モノマは溶解し、生成ポリマは溶解
しない溶媒中、ラジカル重合により、ポリ(フルオロア
ルキルa−クロロアクリラート)及びそのコポリマを静
置重合により製造するもので、静置沈澱重合を同一反応
装置で行なうことにより分子量、収率の再現性が極めて
良いうえ、塊状重合、溶液重合の場合のように溶媒に不
溶のゲルが生成することが無く、溶液重合に比べ重合時
間は175〜1/20  となすことができる。
本発明に用いる重合溶媒としては、モノiを溶解し、生
成ポリマを溶解しないものであれば、いかなるものでも
良い。通常はメタノール、エタノール、イアプロパツー
ル、n−プロパツール、n−ブタノール、イソブタノー
ル、t−ブタノール等の低級アルコール、石油エーテル
、石油ベンジン、n−ペンタン、n−へキサン、n−へ
ブタン。
シクロヘキサン等の炭化水素、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、エチルベンゼン等の芳香族炭化水素、ジクロロ
メタン、クロロホルム、ジクロロエ:py、  トvク
ロロエタン、トリクロロエチレン。
等のハロゲン化炭化水素が挙げられる。
重合に用いる溶媒の量は通常モノマに対し1〜20倍量
、好ましくは2〜10倍量が用いられる。
溶媒の量は少ないと重合時間が短くなるが9重合熱の発
生が著しくなり制御が困難となる。逆に溶媒が多いと1
重合時間は長くなるが9重合の制御がし易くなる。
本発明の方法は静置重合であるため重合熱を除く方法に
注意する必要がある。すなわち通常の反応容器を用いて
スケールアップした場合は1体積当りの表面積は小さく
なるため1重合中に中心部分の温度が異常に上昇する。
従って重合物あたり一定以上の伝熱面積を有する反応装
置を用いることが望ましい。重合物当りの伝熱面積は通
常0.1am/1以上、望ましくは0.2 ca/−以
上が好ましい。反応器の材貿としてはステンレス、チタ
ン。
グラスライニング、ガラス等が用いられるが、水で測定
した場合の総括伝熱係数は50以上、好ましくは50以
上である。
’i: ″′’4n ”k ’) Ti: O@* i
”i 1116 k W5 OKEII’=   i置
の形は特に制限されないが、パイプ型、直方形型、内部
に放熱用蛇管を有する型、内部に放熱板を有する型1等
が考えられる。あるいは大型の反応装置に少量の反応物
を入れ、伝熱面積を確保することも可能である。
静置重合であるため反応容器内でのある程度の温度の不
均一は避けられないが、温度のバラツキは15℃以下、
好ましくは10℃以下におさえることが好ましい。
重合温度は用いる開始剤、溶媒の種類により当然異なる
が通常は30〜90℃、好ましくは40〜70℃が用い
られる。
反応時間も当然のことながら他の反応条件、すなわち重
合温度、開始剤の種類及び量、溶媒の種類及び量、用い
るモノマの種類及び量により異なるが通常は2〜30時
間、好ましくは5−20時間である。また重合時間は重
合の収率が90〜97%になるよう設定することが好ま
しい。
重合に用いるラジカル開始剤としては9通常のラジカル
重合に用いられるものであれば特に制限はないが、過酸
化ジアセチル、過酸化ジプロピオニル、過酸化ジブチリ
ル、過酸化ジベンゾイル、“等の過酸化ジアシル類、2
.2’−アゾビス(プロピ小 −L  II  n+%
    /)’V  −−F  ・−+J  −/  
−ノ −−1+1−%2.2′−アゾビス(バレロニト
リル)、2.2’−アゾレス(3−メチルブチロニトリ
ル)、2.2’−アゾビス(2−メチルプロピオニトリ
ル)、2.2’−アゾビス(メチル−2−メチル−プロ
ピオナート)。
1.1′−アゾビス(1−フェニルエタン)、アゾビス
ジフェニルメタン等のアゾビス類が好ましい。
本発明により製造されるポジ型感放射線レジストとして
は。
(1)下記一般式で示されるモノマのホモポリマー  
           C1 0H2−C−GOOR,(工) (R1は一個以上の水素原子をフッ素原子で置換したア
ルキル基)。
(2)  上記一般式(I)のアクリラート系モノiの
群より選ばれた二種以上のモノマよりなるコポリマ。
(3)  上記一般式(1)のアクリラート系モノマと
他のビニル系モノマよりなるコポリマに大別される。
L rl /ls /fVIJJ Jシ祖I d&4&
tu4nks−’−*S −t + +  、、  −
(I)においてアルキル基(R)が2位以上の位置に1
個以上のフッ素原子を有するアルキル基であるものが用
いられる。好ましくは炭素数2〜10個のフルオロアル
キル基である。例えば2.2.2−トリフルオロエチル
、1.−)!Jフルオロメチルエチル、ヘキサフルオロ
プロピル、3,3.3−トリフルオロプロピル、2,2
,3,3.3−ペンタフルオロプロピル、2,2,3.
3−テトラフルオロプロピル、212、3.3.4.4
.4−へブタフルオロブチル、 2.2.5.4゜4.
4−へキサフルオロブチル、 2.2.3.4.4.4
−へキサフルオロ−1−メチルブチル、1−トリフルオ
ロメチル−1−メチルエチル、2.2.t!、3−ペン
タフルオロ−1,1−ジメチルブチル、2,2,3゜3
、4.4.4−へブタフルオロ−1,1−ジメチルブチ
ル等であるがこれらに限られるものではない。
上記(2)のポジ型感放射線レジストとしては、(1)
に述べたモノff−(I)の共重合体であり1組成等に
特に制限はない。
上記(3)のポジ型感放射線レジストとしては、(1)
に述べたポリiと他のビニル系モノマの1種又は2種以
上とのコポリマ、あるいは上記(2)に述べたポリマと
他のビニル系モノマの1種又は2種以上とのコポリマで
ある。
他のビニルモノマとしては。
R1 cH,、、、c−Ar        (II)ばスチ
レン、α−メチルスチレン、ビニルナフタレン、ビニル
ピリジン、ビニルトルエン、ビニルカルバゾールおよび
その芳香頂上にハロゲン、メトキシ、炭素数4以下のア
ルキル等の置換基を有する誘導体等。
Rs ■ CH2−C−0−R4(’In ) (Rs  はメチル基又は水素原子eR4はアルキル1
1−、7 ’) −に7sLIi 75 +#+’jl
s ) 1CT−aワ8 t’t、 /るビニルエーテ
ル系モノマ、例えば、メチルビニルエーテル、エチルビ
ニルエーテル、nmブチルビニルエーテル等。
(R5はメチル基又は水素原子、R6はアルキル基、ア
リール基又はアラルキル基)にて表わされるビニルケト
ン系モノマ、例えばメチルビニルケトン、メチルイソプ
ロピルケトン等。
CH−C−CN        (y)  (Rア は
水素原子、メチル基、ハロゲン原子。
ハロゲン化メチル)にて表わされるシアノアクリラート
系モノマ、例えばアクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、2−クロロアクリロニトリル等。
CH■C−C0NH2(VI ) (R8は水素原子、メチル基、ハロゲン原子。
ハロゲン化メチル基、カルボキシル基)にて表わされる
アクリルアミド系モノマ、例えばアクリルアミド、メタ
クリルアミド、2−クロロアクリルアミド等。
CH胃Ce++ C0OH(■) ! (R,は水素原子、メチル基、ハロゲン原子。
ハロゲン化メチル基、カルボキシル基、シアノ基。
カルボキシメチル基にて表わされるアクリル酸系モノマ
、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、2−クロロメタ
クリル酸、2−シアノアクリル酸。
イタコン酸等。
■ CH、、C−GOOR,、(■) (R,。は水素原子、メチル基、ハロゲン原子。
ハロゲン化メチル基、カルボキシル基、シアノ基。
カルボキシメチル基、R1,はアルキル基、アリール基
、アラルキル基) にて表わされるアクリル酸エステル系モノマ、例えば、
メチルアクリラート、エチルアクリラート。
イソプロピルアクリラート、n−プロピルアクリラート
、イソブチルアクリラート、n−ブチルアクリラート、
ベンジルアクリラート、フェニルアクリラート、メチル
−α−クロロアクリラート。
エチルα−クロロアクリラート、イソプロピルα−クロ
O’#’!7ラー)、n−7’ロピルα−クロロアクリ
ラート、イソブチルα−クロロアクリラート、n−ブチ
ルα−クロロアクリラート、ベンジルα−クロロアク’
)5−ト、フェニルα−クロロアクリラート、メチルメ
タクリラート、エチルメタクリラート、イソプロビルメ
タク’)5−)、n−プロピルメタクリラート、インブ
チルメタクリラート、n−ブチルメタクリラート、ベン
ジルメタクリラート、フェニルメタクリラート、2−シ
アノアクリラートおよびそのベンゼン環上にハロゲン、
メトキシ、炭素数4以下のアルキル等の置換基を有する
誘導体等。
CH2−CCOS R1s      (■)(R12
は水素原子、メチル基、ハロゲン原子。
ハロゲン化メチル基、カルボキシル基、シアノ基。
カルボキシメチル基、R13はアルキル基、アリール基
又はアラルキル基)にて表わされるチオアクリラート系
モノマ、例えばメチルチオメタクリラート、エチルチオ
メタクリラート等。
(R14は水素原子、メチル基、ハロゲン原子。
ハロゲン化メチル基、シアノ基、R15はアルキル基、
アリール基又はアラルキル基)にて表わされるビニルア
セタート系モノマ、例えば、ビニルアセタート、ビニル
プロピオナート等が考えられるが、これに限られるもの
ではない。
なお、上記説明様# R4” 69 R119’1M 
 およびHのアルキル基とは炭素数1〜8のものをいい
s アリール基とはベンゼン環又はナフタリン環を有するも
のをいい、アラルキル基とはベンジル又はフェニルエチ
ルヲイウ。
以上の内R,,R,、R5,R,、R8,R,、R,。
t R12tR14が水素原子以外の基をもつもの、す
なわち。
重合後4級炭素になるものが好ましい。また水素   
J原子以外の基の中でハロゲン原子を持つものが特に好
ましい。
コモノマ中に占めるこれらビニル系モノマの割合は5Q
wt%以下にすることが好ましい。
コポリマにすることにより一般的に基板に対する接着性
が向上し、芳香族系コモノマを共重合することにより一
般的にドライエツチング劇性を改善することができる。
以上(1) (2) f3)で示されるポジ型感放射線
レジストの分子量としては、メチルエチルケトン中25
℃で測定された極限粘度が、0.3〜3゜0のもの、好
ましくは0.5〜2.0のものが用いられる。分子量が
高い方が、一般に感度は高くなり有利であるが。
あまり高いと、レジスト溶液としての溶液粘度が高くな
り、濾過が困難になる。またパターン形成時に、基板へ
の塗膜が困難になり、現像時の膨潤が起りパターンに悪
影響を及ぼす。
重合反応の後は、沈澱したポリマ粉末を戸数。
洗浄、乾燥するか、溶媒にいったん溶解した後。
非溶媒中で再沈澱し、P取、洗浄、乾燥する。
次に本発明のポジ型感放射線レジストの感度を測定する
方法を述べる。
まず、ポリマをメチルセロソルブアセタート。
シクロヘキサノン、n−ブチルアセタート等の適当な溶
媒に溶解した後、0.2〜0.4μのメンブランフィル
タ−にて濾過しレジスト溶液を調製する。
このレジスト溶液を基板上にスピンナーを用いてスピン
コードし0.4〜1.0μの均一なレジスト膜を形成す
る。次に溶媒を除き、かつ基板との密着性を向上させる
ためプリベーク処理を行なう。本発明のポジ型感放射線
レジストの場合は160℃〜210℃で15分−1時間
プリベークすることが好ましい。
電子線露光装置を用い、基板上の一定面積を一定の電流
量で、露光時間を等比級数的に変えながら10〜20カ
所露光する。各露光部分について面積、電流量、露光時
間より、単位面積当りの電気量(μc/α−)を計算す
る。
次に基板を適当な現像液中に、一定温度で一定時間浸漬
し、このあと非溶媒中に浸してリンスする。乾燥後、基
板をポストベークする。ポストベーク温度は一般にポリ
マのガラス転移温度より低い温度で行なうことが好まし
い。
基板上の露光部分及び未露光部分の膜厚を表面粗さ計等
で測定する。横軸に電気量(露光量)。
縦軸に露光部分の膜厚をプロットし感度曲線を作成する
。この感度曲線が横軸と交わる時を感度とする。
露光前の膜厚も測定しておき、現像後の未露光部分の膜
厚と比較して減少分を膜減りとする。
一般にポジ型感放射線レジストにおいては、露光部分の
ポリマは主鎖切断を起し分子量が低下している。これを
現像すると露光部分のポリマは未露光部分のポリマより
速い速度で溶解し、従ってレジストパターンが形成され
る。このように現像時には未露光部分の膜厚は必ず、現
像前に比べて減少する。
ポジ型感放射線レジストの感度は、現像液の種類、温度
、現像時間、レジスト膜厚によって変化しこれらを記載
しないと感度のみのデータは意味がない。すなわち、長
い現像時間、高い現像温度を用いると感度は見かけ上高
くなるが、膜減りも大きくなる。
〔実施例〕
次に実施例にて本発明を詳述する。
実施例1 2、2.2−トリフルオロエチルα−クロロアクジラ−
)200g、アゾビスインブチロニトリル6.9g、t
−ブタノール800−を2ノ三ツ口フラスコに仕込み、
かくはんして溶解させた。フラスコ内を窒素で置換した
後、50℃の湯浴内で6゜5時間静置した。
得られる寒天状かたまりを、アセトン3ノに溶解する。
ポリマ溶液をメタノール4ノ、水21の混合物中に注ぎ
、ポリマを再沈する。析出するポリマを戸数し、メタノ
ール−水2:1で洗浄後真空乾燥器内で乾燥した。
ポリマ粉末186gが得られた。メチルエチルケトン中
、25℃での極限粘度は1.00であった。
同様の重合を5回行なった場合の収量及び極限粘 1度
は次の通りであった。190g・1.01,188g、
1.02,192g、0.99,189g、0.98゜
191g、1.OO。
ポリマ粉末6.2gを取りメチルセロソルブアセタート
94gに溶解しレジスト溶液を調製した。
レジスト溶液をクロムブランクス上に1.000回転で
スビンコー)L、200℃で60分間フリベークした。
レジスト膜厚は5560Aであった。
電子線露光装置を用い、加速電圧20 k V、電流量
1  wAで0.45 x O,6mmの面積を順次露
光時間を変えて走査露光した。
基板をメチルイソブチルケトン−イソプロパノール8:
2の現像液中、25℃、かくはん下に5分間浸漬し9次
いでインプロパツールに30秒間浸漬した。
未露光部公訴よび露光部分のレジスト膜厚を順次測定し
、感度曲線を作成した。感度は4.7μC15+、未露
光部分の膜減りは100Aであった。
゛比較例1 実施例1と同様の重合をかくはん下に行なった。
5回重合を行なった場合の収量及び極限粘度は次の通り
であった。
138g、0.77,146 g、0.59,151g
0.83,155g、0.79,160g、0.86゜
実施例2 2、2.2− ) IJフルオロエチルα−クロロアク
リラユト160g、フェニルα−クロロアクリラー)4
0g、アゾビスイソブチロニトリル3.28g。
n−ヘキサン1600g/を57三ツ口フラスコに仕込
みかくはんして溶解させた。フラスコ内を窒素で置換し
た後、50℃の湯浴内で8時間静置した。
イソプロパツール1ノを加え攪拌した後、粉末ポリマを
戸数し、イソプロパツールで洗浄した。
ポリマをインプロパツール4ノ中に加え、30分間放置
した後、濾過した。得られた白色粉末を真空乾燥器内で
乾燥すると、189gのポリマ粉末が得られた。メチル
エチルケトン中25℃での極限粘度は1・21であった
同様の重合を5回行なった場合の収量及び極限粘度は次
の通りであった。
188g、1.18,182g、、1.19,190g
1.22,191 g−1,21,180g、1.21
゜ポリマ粉末8.0gを取りメチルセロソルブアセター
ト92gに溶解しレジスト溶液を調製した。
レジスト溶液をクロムブランクス上に2900回転でス
ピンコードし、200°Cで30分間プリベークした。
レジスト膜厚は5640Aであった。
電子線露光装置を用い、加速電圧20kv、電流量1 
?lAで、 D、 45 x 0.6 mmの面積を順
次露光時間を変えて走査露光した。
基板をメチルイソブチルケトン−イソプロパノール7:
3の現像液中、25℃で攪拌下5分間浸漬し1次いでイ
ンプロパツールに60秒間浸漬した。
未露光部分および露光部分のレジスト膜厚を順次測定し
、感度曲線を作成した。感度は6.8μC/−2未露光
部分の膜減りは270Aであった。
比較例2 実施例2と同様の重合を攪拌下に行なった。5回重合を
行なった場合の収量及び極限粘度は次の通りであった。
140g、0.67.143g、0.84,150g0
.79,160g、  1.03,1 50g、0.7
9゜実施例3 下記の構造式で示される14種類のモノマ(工〜XIV
)を用い、これらを表−1に示す条件でそれぞれ静置重
合を行なった。得られたポリマおよびコポリマをそれぞ
れ実施例1および実施例2に準じて粉末化、レジスト膜
形成を行ない、膜厚。
膜減り、感度およびドライエツチング耐性を測定し、結
果を表−1に示した。
CH。
X[[CH、C−CN CH。
XIII  CHw  C−C0OH なお表−1において9重合の湯浴温度:50℃。
現像温度=25℃を用いた。又表−1において。
AIBN、BPO,(y)およびドライエツチング耐性
とは次のものをいう。
AIBN:アゾビスイソブチロニトリルBPO:過酸化
ベンゾイル 〔で〕:極限粘度 ドライエツチング耐性:テトラフルオロメタン−酸素6
0:40のエツチングガスを用いI Torr200W
でエツチングした場合のエツチング速度’ft ホI)
 (2,2,2−) リフルオロエチルα−クロロアク
リラート)の場合を1.00として示す。
〔発明の効果〕
本発明は上述のごとく構成したので、高純度のポリ(フ
ルオロアルキルα−クロロアクリラート)およびそのコ
ポリマを収率良く、安定に、しかも経済的に得ることが
できるという利点を有する。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フルオロアルキルα−クロロアクリラート系モノ
    マの1種又は2種以上を、該モノマは溶解するが、生成
    ポリマは溶解しない溶媒中でラジカル静置重合すること
    を特徴とするポリ(フルオロアルキルα−クロロアクリ
    ラート)の製造法。
  2. (2)フルオロアルキルα−クロロアクリラートが、2
    ,2,2−トリフルオロエチルα−クロロアクリラート
    である特許請求第(1)項記載のポリ(フルオロアルキ
    ルα−クロロアクリラート)の製造法。
  3. (3)フルオロアルキルα−クロロアクリラート系モノ
    マの1種又は2種以上と他のビニル系モノマの1種又は
    2種以上とを、上記モノマは溶解するが、生成ポリマは
    溶解しない溶媒中でラジカル静置重合することを特徴と
    するポリ(フルオロアルキルα−クロロアクリラート)
    コポリマの製造法。
  4. (4)他のビニル系モノマが、メタクリル酸、ベンジル
    メタクリラート又はそのベンゼン環上に置換基を有する
    誘導体、ベンジルα−クロロアクリラート又はそのベン
    ゼン環上に置換基を有する誘導体、フェニルメタクリラ
    ート又はそのベンゼン環上に置換基を有する誘導体、フ
    ェニルα−クロロアクリラート又はそのベンゼン環上に
    置換基を有する誘導体、スチレン又はそのベンゼン環上
    に置換基を有する誘導体、α−メチルスチレン又はその
    ベンゼン環上に置換基を有する誘導体あるいはメタクリ
    ロニトリルの群から選ばれた少なくとも1種である特許
    請求の範囲第(3)項記載のポリ(フルオロアルキルα
    −クロロアクリラート)の製造法。
  5. (5)フルオロアルキルα−クロロアクリラートが2,
    2,2−トリフルオロエチルα−クロロアクリラートで
    ある特許請求の範囲第(4)項記載のポリ(フルオロア
    ルキルα−クロロアクリラート)コポリマの製造法。
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