JPS6113706Y2 - - Google Patents

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JPS6113706Y2
JPS6113706Y2 JP4777381U JP4777381U JPS6113706Y2 JP S6113706 Y2 JPS6113706 Y2 JP S6113706Y2 JP 4777381 U JP4777381 U JP 4777381U JP 4777381 U JP4777381 U JP 4777381U JP S6113706 Y2 JPS6113706 Y2 JP S6113706Y2
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JP
Japan
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fan
refrigerant pipe
fan shroud
refrigerant
heat exchanger
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JP4777381U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用熱交換器に於けるフアンモータ
の取付構造に関する。
周知の様に、冷房装置を有する車両では、エン
ジンの前方またはラジエータ前方に、冷凍サイク
ルのコンデンサが設けられ、これを車速やフアン
に依つて得られる風で、高圧高温の冷媒を凝縮点
まで冷却し、高圧の液体に環元する。そしてその
冷却を効率化するため、上記コンデンサをエンジ
ン前方に於いて、出来るだけ拡幅することが好ま
しい。一方、エンジンのシリンダに設けたウオー
タジヤケツトに、エンジン冷却用の冷却水を通流
させるため、エンジン前方に格子状のラジエータ
が設置され、これも外気を取り込んで冷却する必
要があるため、上記コンデンサの横に並設される
様になし、これらコンデンサとラジエータが互い
に前後方向に重ならない様にしたものがある。
ところで、上記の様なコンデンサは一般に横長
の長方形をなし、このコンデンサを冷却するため
のフアンモータを有するフアンシユラウドは略正
方形であるため、このフアンシユラウドはコンデ
ンサの一部と重なり、このフアンシユラウドをコ
ンデンサに固定するには、コンデンサの補強板に
取り付けたプラケツトを介してフアンシユラウド
を支持する必要がある。尚、上記コンデンサのフ
アンシユラウドと重ならない部位は、車速に依り
通風冷却される。
第1図乃至第3図は実公昭50−4296号の考案に
基づく従来のフアンモータのコンデンサに対する
取付構造を示し、1は左右端に於いて折り返し連
続する冷媒管で、これの折り返し部分はそれぞれ
断面がコの字状をなす補強板2に支持されるとと
もに、両端部の継手3,4はコンプレツサや受液
器側通路に接続される様になつている。また、並
行する冷媒管1間には放熱フイン5が一体に取り
付けられている。6は補強板2に突設されたL字
状の取付アングルで、車体側の4箇所にボルト等
で固定される様になつている。
一方、7は取付板8を介してフアンモータ9を
中心部に取り付けたフアンシユラウドで、例え
ば、合成樹脂の一体成形品からなる。上記フアン
モータ9のモータ軸にはフアン10が固定されて
いる。また、上記フアンシユラウド7の左右側面
には取付部材としての短いブラケツト11および
長いブラケツト12がそれぞれ一体に取り付けら
れ、これらの端部は第4図に示す様に上記補強板
2に固定されている。即ち、補強板2は冷媒管1
の上記折り返し部分を挾んでおり、その一部の取
付孔に挿し込んだボルト13およびナツト14に
依り、第4図に示す様に、上記各ブラケツト1
1,12端を保持している。かくして、フアンシ
ユラウド7に取り付けられたフアンモータ9およ
びフアン10はコンデンサに対し一体に組み付け
られる。
しかしながら、かかる従来のコンデンサに対す
るフアンシユラウドの取付構造にあつては、特
に、長いブラケツト12が冷媒管1および放熱フ
イン5の背面に、これらを塞ぐ様に臨んで取り付
けられるため、冷媒管1や放熱フイン5の間を通
る空気の流通抵抗が大となつて、熱交換効率が減
退するばかりか、上記ブラケツト12,補強板
2,冷媒管1を直接ボルト13等で共締めする結
果、この部分で冷媒管が電蝕するという問題があ
つた。
本考案はかかる従来の問題点を改善するもので
あり、フアンシユラウドに突設した取付部材の少
くとも熱交換器用冷媒管に臨むものを、絶縁物を
介して上記冷媒管にボルトなどで共締めしたこと
に依り、冷媒管と放熱フインとの間の空気の流通
抵抗を著しく低減し、更に、冷媒管の電蝕を効果
的に防止する様にした車両用熱交換器に於けるフ
アンシユラウドの取付構造を提供するものであ
る。
以下に、本考案の実施例を第5図乃至第7図に
ついて説明する。尚、第1図乃至第4図に示すも
のと同様の構成部分には同一符号を付し、その重
複する説明を省略する。ここではフアンシユラウ
ンド7の左右側面に設けられる取付部在としての
ブラケツト11aはいずれも短かく、これらのう
ち左側の2個は、従来と同じく補強板2に対し、
ボルト15に依り固定され、右側の2個は第7図
に示す様に冷媒管1に固定される。即ち、16は
上記右側の2個のブラケツト11bに臨む冷媒管
1の前後面に当接された一対の絶縁部材で、これ
らの冷媒管1と当接する面には係合溝17が設け
られるとともに、上下端が円弧状に屈曲する板金
カバー18が、これらの前後外側面に被せられて
いる。また、これら絶縁部材16および板金カバ
ー18の各中心部には、大小の取付孔16a,1
8aが設けられ、取付孔18a周辺の2つの板金
カバー18間には、取付孔16aを貫通する様
に、スリーブ19が介在されている。そして、板
金カバー18の前面外側にはワツシヤ20が、他
の板金カバー18の後外側面には上記ブラケツト
11aがそれぞれ当接され、ボルト21およびナ
ツト22に依り第5図および第6図に示す様に、
冷媒管1に共締めされている。この場合に、上記
絶縁部材16として柔かいゴムなどを使えば、締
め付けに依る冷媒管1への固定をガタなく行え、
スリーブ19はその締め付け力が過大となつて、
冷媒管を変形するのを防止できる、また、フアン
10やフアンモータ9を取り付けたフアンシユラ
ウド7が重い場合には、共締めする冷媒管1の数
を増やして対処することが可能である。尚、上記
の構造はラジエータに対してフアンモータを取り
付ける場合にも応用できる。
この様に、上記実施例に於いては、フアンシユ
ラウド7の取付用ブラケツト11aを冷媒管1部
に取り付けることで、そのブラケツト11bの形
状を小形化でき、従つて、冷媒管1および放熱フ
イン5間を通過する風量を増加し、これらの冷却
効果を高められる。また、冷媒管1がブラケツト
11bなど電気回路の一部分を構成する金属部分
と、絶縁部材16を介して直接接触しない様にし
たことに依り、冷媒管1の電蝕を防止し、これの
長寿命化を図れる。かくして、熱交換器であるコ
ンデンサに対し、これよりも小さいフアンシユラ
ウド7を取り付ける場合に、上記実施構造を適用
することは実用上極めて有益である。
以上述べた様に、本考案に依れば、フアンシユ
ラウドに突設した取付部材の少くとも冷媒管に臨
むものを、絶縁部材を介してその冷媒管に固定し
たことに依り、従来の様なフアンシユラウドから
熱交換器としてのコンデンサ端部の補強板までの
長いブラケツトが不要となり、冷却用空気の通流
抵抗となる部分を大きく低減できるとともに、絶
縁部材に依る冷媒管の電蝕を有効に防止できると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車両用冷房装置に於けるコンデ
ンサの正面図、第2図は同じく平面図、第3図は
同じく右側面図、第4図は第1図のA−A線に於
ける拡大断面図、第5図は本考案の熱交換器たる
コンデンサに対するフアンモータの取付構造を示
す正面図、第6図は同じく平面図、第7図は第5
図のB−B線に於ける拡大断面図である。 1……冷媒管、9……フアンモータ、10……
フアン、11a……取付部材、16……絶縁部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フアンモータをフアンシユラウドに取り付け、
    該フアンシユラウドに突設した取付部材のうち少
    くとも熱交換器の冷媒管に臨むものを、絶縁部材
    を介して上記冷媒管に取り付けたこを特徴とする
    車両用熱交換器に於けるフアンシユラウドの取付
    構造。
JP4777381U 1981-04-02 1981-04-02 Expired JPS6113706Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4777381U JPS6113706Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4777381U JPS6113706Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02

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Publication Number Publication Date
JPS57160921U JPS57160921U (ja) 1982-10-08
JPS6113706Y2 true JPS6113706Y2 (ja) 1986-04-28

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JP4777381U Expired JPS6113706Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02

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JP6615443B2 (ja) * 2014-09-12 2019-12-04 サンデンホールディングス株式会社 車両用廃熱回収装置

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JPS57160921U (ja) 1982-10-08

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