JPH0420655Y2 - - Google Patents

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JPH0420655Y2
JPH0420655Y2 JP1673986U JP1673986U JPH0420655Y2 JP H0420655 Y2 JPH0420655 Y2 JP H0420655Y2 JP 1673986 U JP1673986 U JP 1673986U JP 1673986 U JP1673986 U JP 1673986U JP H0420655 Y2 JPH0420655 Y2 JP H0420655Y2
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radiator
condenser
bracket
vehicle body
cooler
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車等の車両にクーラー装置を装
着する場合におけるクーラーコンデンサーの取付
構造の改良に関する。
(従来の技術) 近年、自動車等へのクーラー装置の装着率が大
幅に急増しているが、そのクーラーコンデンサー
は、通常、冷却用フアンや走行時の風圧でエンジ
ン冷却水の放熱器であるラジエーターに導かれる
空気を利用して熱交換させるべくラジエーターの
前方に接近して設置される。そして、このコンデ
ンサーの取付構造として、従来、例えば実開昭57
−191613号公報に開示されているように、ラジエ
ーターを支持するラジエーターサポートアツパレ
ール部にクーラーコンデンサーをブラケツトを介
してボルト止めするようにしたものがよく知られ
ている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、一般には、ラジエーターはその上端
部および下端部の車幅方向両端寄りを車体パネル
のラジエーターサポート部材に一対のアツパブラ
ケツトおよびロアーブラケツトを介して固定する
ことにより4箇所でもつて支持されている。それ
故、上記従来構造のように、さらにクーラーコン
デンサーを車体に組み付ける場合には、コンデン
サー両側端部の上下両端寄りの合計4箇所を上記
ラジエーターサポート部材にそれぞれブラケツト
を介して止めて、これら合計8個のブラケツトで
もつてラジエーターおよびコンデンサーを各々
別々に独立して支持するようになる。
このことから、クーラーコンデンサーの車体へ
の組付けに際し、該コンデンサーをラジエーター
とは別にラジエーターサポート部材に組み付けな
ければならず、同様の組付け作業を2回に亘つて
繰り返す必要があつてその組付性が煩雑になると
いう問題があつた。
また、上述の如くラジエーター組付用とは別に
4個のコンデンサー組付用ブラケツトを必要とす
ることから、その分だけ車体重量の増大化および
コストアツプ化を招くという不具合も生ずる。こ
れらの問題は、クーラー装置の装着率の増大によ
つてほとんどの自動車にクーラーが取り付けられ
る現状を考慮すると、早期に改善することが好ま
しい。
本考案はかかる諸点に鑑みてなされたものであ
り、その目的するところは、クーラーコンデンサ
ーの車体への組付け部品とラジエーターの車体へ
の組付け部品との共用化を図るようになすことに
より、コンデンサーの車体への組付けをラジエー
ターの車体への組付けと同時に行い得るようにし
て、その組付性の大幅な向上を図るとともに、組
付けに必要なブラケツト等部品を半減せしめて、
車体重量の軽減化およびコストダウン化を図るこ
とにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本考案の解決手段
は、クーラーコンデンサーを車体パネルに該パネ
ルをラジエーターとで前後には挟むように取り付
けることとし、その場合、コンデンサー上側部に
ついては上記ラジエーターの上側部を上記車体パ
ネルに連結するアツパブラケツトに取り付ける。
一方、コンデンサー下側部にあつては車体下部を
構成する剛性支持部材に設けたロアーブラケツト
に上記ラジエーターの下側部と共締めする構成と
する。
(作用) 上記の構成により、本考案では、クーラーコン
デンサーは車体パネルに対し、コンデンサーの上
側部がラジエーターの上側部を上記車体パネルに
連結するアツパブラケツトに連結され、かつ下側
部が車体下部を構成する剛性支持部材のロアーブ
ラケツトに上記ラジエーターの下側部と共締めさ
れるように取り付けられることから、ラジエータ
ーの車体パネルへの組付けが共通のブラケツトで
もつてコンデンサーの車体パネルへの組付けと同
時に行われ、これによりコンデンサーの組付性が
大幅に向上されることとなる。
また、上記両ブラケツトの共用化によりその部
品点数が半減することから、その減少分の重量だ
け車体重量が軽減されるとともにコストダウン化
が図られることとなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の実施例に係るクーラーコンデ
ンサー取付状態を、第2図はその分解状態をそれ
ぞれ示し、1,1は自動車の車体下部を構成する
前後方向に延びる剛性支持部材としてのフロント
サイドフレーム、2は該両フロントサイドフレー
ム1,1に橋絡連結された矩形枠状のシユラウド
であつて、該シユラウド2の後方(図では右側)
には車載エンジンの冷却水を放熱するためのラジ
エーター3が、シユラウド2の前方(図で左側)
には冷却用フアン(図示せず)および走行時の風
圧によつて上記ラジエーター3に導かれる空気を
冷媒と熱交換されるクーラーコンデンサー4がそ
れぞれ配置されている。
また、上記ラジエーター3のアツパタンク6前
面には車幅方向両端寄りに一対のアツパブラケツ
ト10,10が溶接により固定されている。該各
アツパブラケツト10は、第3図に拡大詳示する
ように、僅かに前下がりに傾斜する上面部16の
前後端(両端)に下方に延びる折曲片部12,1
3を有してなり、該後端の折曲片部12は前端の
折曲片部13よりも長く設定されていて、その短
寸側(後端)の折曲片部12が上記ラジエーター
3のアツパタンク6前面に固定されている一方、
長寸法(前端)の折曲片部13下端内面にはナツ
ト14が予め穿設したコンデンサー取付用孔部1
3aにネジ孔14aが対応するように固着されて
いる。また、上記各アツパブラケツト10の内面
にはマウントラバー15が短寸側折曲片部12下
端から長寸側折曲片部13の孔部13a近傍に亘
つて貼着され、かつ上面部16の略中央部にはラ
ジエーター取付用孔部16aが上記マウントラバ
ー15を上下方向に貫通する孔部15aに対応す
るように穿設されている。
一方、上記シユラウド2の上辺つまりシユラウ
ドアツパパネル11には上記両アツパブラケツト
10,10における上面部16の孔部16a,1
6aに対応するように一対の孔部11a,11a
が穿設され、シユラウドアツパパネル11の下面
には該各孔部11aにネジ孔24aが対応するよ
うにナツト24が固着されている。そして、上記
ラジエーター3をシユラウドの後方に対応して配
置し、そのシユラウドアツパパネル11に両アツ
パブラケツト10,10を上方から係合させた状
態で孔部16a,15a,11aにボルト34を
挿通してナツト24のネジ孔24aに螺合させる
ことにより、ラジエーター3の上側部がシユラウ
ドアツパパネル11に連結されている。
さらに、上記クーラーコンデンサー4の上端面
にはアツパプレート20が固設され、該アツパプ
レート20の後端の車幅方向両端寄りには上方に
延びる一対の取付片部21,21が上記ラジエー
ター3に固設されている両アツパブラケツト1
0,10に対応せしめて穿設され、該各取付片部
21には上記各アツパブラケツト10の長寸側折
曲片部13の孔部13aに対応する孔部21aが
穿設されている。そして、クーラーコンデンサー
4を上記シユラウド2の前方に対応して配置させ
た状態でアツパプレート20と各アツパブラケツ
ト10の長寸側折曲片部13との各々の孔部21
a,13aにボルト35を前方より挿通してナツ
ト14に螺合させることにより、クーラーコンデ
ンサー4の上側部が両アツパブラケツト10,1
0を介して上記シユラウドアツパパネル11に取
り付けられている。
また、上記ラジエーター3におけるコア5の車
幅方向両側端面を覆うサイドメンバ17,17の
下端寄り前端には、第4図に拡大詳示するよう
に、外側方に延びる取付片部18,18が穿設さ
れ該各取付片部18の後面にはナツト19が取付
片部18後面に取付片部18に穿設した孔部18
aにネジ孔19aが対応するように固着されてい
る。また、上記クーラーコンデンサー4の車幅方
向両側端面にはそれぞれサイドメンバ22,22
が固設され、該各サイドメンバ22下端寄り後端
には外側方に延びる取付片部23が上記ラジエー
ター4の各サイドメンバ17の取付片部18に対
応するように突設され、該各取付片部23にはラ
ジエーター4側孔部18ちに対応するように孔部
23aが穿設されている。
さらに、上記両フロントサイドフレーム1,1
の上面の所定位置にはロアーブラケツト25,2
5が設けられている。該ロアーブラケツト25
は、第1図および第4図に示すように、上記各フ
ロントサイドフレーム1の上面に穿設した孔部1
aに嵌挿されかつ該孔部1aに対応するフレーム
裏面に固着したナツト26に螺合する雄ネジ部材
27を備えてなり、該雄ネジ部材27には2枚の
プレート28,28と該両プレート28,28間
に配置されるマウントラバー29とが串挿状に取
り付けられ、雄ネジ部材27の上端部にはコの字
状に折曲げ形成された取付金具30がその折曲部
31,31を上方に向けて水平面部32に穿設し
た孔部32aにて嵌挿され、該取付金具30は雄
ネジ部材27に対しナツト33の締付けにより固
定されている。また、上記取付金具30の両折曲
片部31,31には孔部31a,31aが上記ラ
ジエーター3およびクーラーコンデンサー4にお
けるサイドメンバ17,22の各々の取付片部1
8,23の孔部18a,23aに対応するように
穿設されている。
そして、上記クーラーコンデンサー4とラジエ
ーター3とをシユラウドアツパパネル11を前後
に挟むように配置した状態で、ラジエーター3お
よびクーラーコンデンサー4の各サイドメンバ1
7,22の孔部18a,23aとロアーブラケツ
ト25の取付金具30の各孔部31aとにボルト
36を前方より挿通してナツト19に螺合させる
ことにより、ラジエーター3およびクーラーコン
デンサー4の下側部が前後方向に共締めされてい
る。
したがつて、上記実施例では、クーラーコンデ
ンサー4の上側部は、上端面のアツパプレート2
0および2個のアツパブラケツト10,10を介
してラジエーター3と共にシユラウドアツパパネ
ル11に懸吊支持されている一方、両側端面下側
部はサイドメンバ22,22および2個のロアブ
ラケツト25,25を介してラジエーター3の両
側端面下側部のサイドメンバ1,17と共締めさ
れていることから、コンデンサー4とラジエータ
ー3とのシユラウドアツパパネル11に対する組
付けを共通のブラケツト10,25でもつて同時
に行うことができ、組付性を大幅に向上させるこ
とができる。
また、上記両ブラケツト10,25の共用化に
よりその部品点数が半減するので、その分、車体
重量の軽減化およびコストダウン化を図ることが
できる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、ラジエ
ーターの上側部を車体パネルに連結するアツパブ
ラケツトにクーラーコンデンサーの上側部を取り
付ける一方、コンデンサー下側部はロアーブラケ
ツトにラジエーター下側部と共締めするようにし
たので、共通のブラケツトでもつてクーラーコン
デンサーをラジエーターと共に上部車体パネルに
対し組み付けることができ、その組付性の大幅に
向上を図ることができるとともに、ブラケツトの
共用化による部品点数の半減化により車体重量の
軽減化およびコストダウン化とを図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る車両のクーラー
コンデンサーの取付構造を一部破断して示す側面
図、第2図は同分解斜視図、第3図はクーラーコ
ンデンサーの上部取付部分を示す分解斜視図、第
4図はクーラーコンデンサーの下部取付部分を示
す分解斜視図である。 1……フロントサイドフレーム、2……シユラ
ウド、3……ラジエーター、4……クーラーコン
デンサー、10……アツパブラケツト、11……
シユラウドアツパパネル、25……ロアーブラケ
ツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体パネルに該パネルをラジエーターとで前後
    に挟むように取り付けられるクーラーコンデンサ
    ーの取付構造であつて、コンデンサー上側部は上
    記ラジエーターの上側部を上記車体パネルに連結
    するアツパブラケツトに取り付けられ、かつコン
    デンサー下側部は車体下部を構成する剛性支持部
    材に設けたロアーブラケツトに上記ラジエーター
    の下側部と共締めされていることを特徴とする車
    両のクーラーコンデンサー取付構造。
JP1673986U 1986-02-07 1986-02-07 Expired JPH0420655Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1673986U JPH0420655Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

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JP1673986U JPH0420655Y2 (ja) 1986-02-07 1986-02-07

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Publication Number Publication Date
JPS62128914U JPS62128914U (ja) 1987-08-15
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Families Citing this family (2)

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JP2566452Y2 (ja) * 1992-01-08 1998-03-25 株式会社ゼクセル 車用空調用コンデンサの支持装置
KR20030090151A (ko) * 2002-05-21 2003-11-28 현대자동차주식회사 자동차의 라디에이터

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