JP2566452Y2 - 車用空調用コンデンサの支持装置 - Google Patents

車用空調用コンデンサの支持装置

Info

Publication number
JP2566452Y2
JP2566452Y2 JP1992003872U JP387292U JP2566452Y2 JP 2566452 Y2 JP2566452 Y2 JP 2566452Y2 JP 1992003872 U JP1992003872 U JP 1992003872U JP 387292 U JP387292 U JP 387292U JP 2566452 Y2 JP2566452 Y2 JP 2566452Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conditioning condenser
air conditioning
plate
side member
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992003872U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0556517U (ja
Inventor
淳子 根本
久男 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Bosch Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bosch Corp filed Critical Bosch Corp
Priority to JP1992003872U priority Critical patent/JP2566452Y2/ja
Publication of JPH0556517U publication Critical patent/JPH0556517U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2566452Y2 publication Critical patent/JP2566452Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シャーシフレームのサ
イドメンバに空調用コンデンサを仮止めするためのつめ
部材を備えた車用空調用コンデンサの支持装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、シャーシフレームのサイドメン
バに支持ブラケットを介して空調用コンデンサを支持す
る車用空調用コンデンサの支持装置は知られている(例
えば、特開昭2−270626号)。この種のもので
は、空調用コンデンサの重量は重く(例えば15kg程
度)、これをシャーシフレームのサイドメンバに取付け
るに際しては、2人がかりで作業しなければならず、そ
の作業はきわめて困難であるという問題がある。
【0003】これを解消するために、従来では、支持ブ
ラケットに仮止めピンを溶接又はピン立てすると共に、
サイドメンバに仮止めピン挿入用のピン孔を設け、この
ピン孔に仮止めピンを挿入することにより、空調用コン
デンサを仮止めするようにしたものが提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
仮止め作業では、溶接、孔あけ作業など余分な工数が増
えるので、かえって作業が面倒になるという問題があ
る。
【0005】そこで、本考案の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、空調用コンデンサをきわ
めて簡単に仮止めできるようにした車用空調用コンデン
サの支持装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、シャーシフレームのサイドメンバに支持
ブラケットを介して空調用コンデンサを支持する車用空
調用コンデンサの支持装置において、前記支持ブラケッ
トを空調用コンデンサのサイドプレートに固定される固
定プレートと、この固定プレートのほぼ中央に設けられ
ほぼ水平に延びる水平プレートと、この水平プレートの
上面と固定プレートの上部とを固定する補強用リブと、
前記水平プレートに設けられサイドメンバの端縁に引っ
掛けられるつめ部材とで構成し、このつめ部材と固定プ
レートとの間にサイドメンバを挟むようにして空調用コ
ンデンサを仮止めし、この空調用コンデンサを仮止めし
た後には固定プレートとサイドメンバとを止め具により
固定するとともに、水平プレートとサイドメンバとを止
め具により固定することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本考案によれば、シャーシフレームのサイドメ
ンバに空調用コンデンサを支持するに際し、まず仮止め
用のつめ部材を有する支持ブラケットを、空調用コンデ
ンサに固定して、この支持ブラケットのつめ部材を、サ
イドメンバに引掛けてコンデンサを仮止めし、その後、
サイドメンバに支持ブラケットをボルト止めする。これ
によれば、空調用コンデンサの取付けはきわめて容易に
なる。
【0008】
【実施例】以下、本考案による車両空調用コンデンサの
支持装置の一実施例を図面を参照して説明する。
【0009】図2において、符号1はキャブオーバ型車
両を示しており、その車両1はシャーシフレーム3を備
えている。このシャーシフレーム3は、図1に示すよう
に、サイドメンバ5を有し、このサイドメンバ5は両側
に配置され、両者の間はクロスメンバ(図示せず)によ
り連結され、これによってシャーシフレーム3はほぼ矩
形状に枠組みされている。
【0010】サイドメンバ5の前端部5aには、支持ブ
ラケット7を介して空調用コンデンサ9が片持ち支持さ
れている。この空調用コンデンサ9には、図示は省略し
たが、送風用のフアンモータなどが取付けられており、
その重量は、例えば15kg程度になっている。即ち、
空調用コンデンサ9は、冷媒管で接続されて冷凍サイク
ルを構成するものであり、そのうちのエバポレータ(図
示せず)は車両1の運転席に設けられている。
【0011】しかして、この実施例によれば、上述のよ
うに、空調用コンデンサ9にはそれを固定する支持ブラ
ケット7が固定されている。この支持ブラケット7は、
空調用コンデンサ9のサイドプレート9aに固定される
固定プレート7aと、この固定プレート7aのほぼ中央
固定されてほぼ水平に延びる水平プレート7bと、製
造時における水平プレート7bの水平度を維持するため
に、水平プレート7bの上面と固定プレート7aの上部
との間に設けられ、これらを補強的にも強固に連結する
三角形状の補強用リブ7cとからなり、この水平プレー
ト7bには、上記サイドメンバ5の端縁5bに引掛ける
ためのつめ部材11が一体的に形成されている。
【0012】このつめ部材11と上記固定プレート7a
との間の寸法Lは、サイドメンバ5の幅寸法Wよりも大
きく形成され、このつめ部材11を機能させるに際して
は、丁度、つめ部材11と固定プレート7aとの間にサ
イドメンバ5を挟むようにして、空調用コンデンサ9を
サイドメンバ5に仮止めする。
【0013】この構成によれば、支持ブラケット7につ
め部材11が形成されているので、このつめ部材11を
サイドメンバ5に単に引掛けることにより、きわめて簡
単に仮止めすることができる。これを仮止めした後に
は、固定プレート7aとサイドメンバ5とをボルト13
により固定すると共に、水平プレート7bとサイドメン
バ5とをボルト15により固定する。17,19はナッ
トである。
【0014】これによれば、従来2人がかりで行なって
いた作業を1人で行なうことができるようになる。ま
た、仮止めするために従来行なっていたような、支持ブ
ラケットに仮止めピンを溶接したり、サイドメンバにピ
ン孔を孔あけしたりする作業が不要になるので、仮止め
作業が容易になる、などの効果が得られる。
【0015】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
によれば、シャーシフレームのサイドメンバに支持ブラ
ケットを介して空調用コンデンサを支持する装置におい
て、支持ブラケットに空調用コンデンサを仮止めするつ
め部材を設けたので、このつめ部材を、サイドメンバに
単に引掛けるだけで、コンデンサを仮止めすることがで
き、その後、サイドメンバに支持ブラケットをボルト止
めすればよいので、空調用コンデンサの取付け作業がき
わめて簡単になる。また、支持ブラケットを構成する水
平プレートの上面と固定プレートの上部との間に補強用
リブが設けられるので、製造時における水平プレートの
水平度を維持できると共に、支持ブラケット全体の強度
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による空調用コンデンサの支持装置の一
実施例を示す斜視図である。
【図2】同じく、車両を示す正面図である。
【符号の説明】 1 車両 3 シャーシフレーム 5 サイドメンバ 7 支持ブラケット7a 固定プレート7b 水平プレート 7c 補強用リブ 9 空調用コンデンサ 11 つめ部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシフレームのサイドメンバに支持
    ブラケットを介して空調用コンデンサを支持する車用空
    調用コンデンサの支持装置において、前記支持ブラケッ
    トを空調用コンデンサのサイドプレートに固定される固
    定プレートと、この固定プレートのほぼ中央に設けられ
    ほぼ水平に延びる水平プレートと、この水平プレートの
    上面と固定プレートの上部とを固定する補強用リブと、
    前記水平プレートに設けられサイドメンバの端縁に引っ
    掛けられるつめ部材とで構成し、このつめ部材と固定プ
    レートとの間にサイドメンバを挟むようにして空調用コ
    ンデンサを仮止めし、この空調用コンデンサを仮止めし
    た後には固定プレートとサイドメンバとを止め具により
    固定するとともに、水平プレートとサイドメンバとを止
    め具により固定することを特徴とする車用空調用コンデ
    ンサの支持装置。
JP1992003872U 1992-01-08 1992-01-08 車用空調用コンデンサの支持装置 Expired - Lifetime JP2566452Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992003872U JP2566452Y2 (ja) 1992-01-08 1992-01-08 車用空調用コンデンサの支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992003872U JP2566452Y2 (ja) 1992-01-08 1992-01-08 車用空調用コンデンサの支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0556517U JPH0556517U (ja) 1993-07-27
JP2566452Y2 true JP2566452Y2 (ja) 1998-03-25

Family

ID=11569283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992003872U Expired - Lifetime JP2566452Y2 (ja) 1992-01-08 1992-01-08 車用空調用コンデンサの支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2566452Y2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6047288A (ja) * 1983-08-26 1985-03-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd テ−プレコ−ダのアドレス表示回路
JPS6116739A (ja) * 1984-07-03 1986-01-24 松下電器産業株式会社 家畜分娩検知方法
JPS644575Y2 (ja) * 1985-03-29 1989-02-06
JPH0420655Y2 (ja) * 1986-02-07 1992-05-12
JPH01134508U (ja) * 1988-03-09 1989-09-13
JP2588698Y2 (ja) * 1991-03-26 1999-01-13 日産ディーゼル工業株式会社 自動車の搭載部品の仮保持構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0556517U (ja) 1993-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6604884B1 (en) Joint structure for extruded members
JP2907502B2 (ja) 車両の前部車体の組立方法
JP3690783B2 (ja) バス
JP2566452Y2 (ja) 車用空調用コンデンサの支持装置
US6247319B1 (en) Structure and method for installation of overhead-type air conditioning unit for vehicle
JP2797788B2 (ja) 鉄道車両
JP2001161495A (ja) 壁面取付け型連結椅子
JP3031087B2 (ja) トランクルームのバッテリ取付部構造
JPH06329051A (ja) 自動車の車体構造
JPH04101723U (ja) 車両の前部車体構造
US11814106B2 (en) Canopy for lightweight vehicle
JP3322856B2 (ja) 自動車用ボデーの補強構造体
US12030435B2 (en) Canopy for lightweight vehicle
JP3525503B2 (ja) 車両用熱交換器の支持構造
JPH0726181Y2 (ja) 車両用空気調和装置
JP3954812B2 (ja) ステアリング組付け構造
JPH0136647Y2 (ja)
JP2542991B2 (ja) 車輌固定用補助具
JP2527773Y2 (ja) トラックキャブのバックパネル制振構造
JP3435891B2 (ja) 自動車用空調機ユニットの取付構造
JP2564811Y2 (ja) 自動車のダッシュパネルの構造
JPH0742824Y2 (ja) バスの冷房装置搭載構造
JP2557768Y2 (ja) ルーフシェルフの取付構造
JP2003011653A (ja) 車両の空調用コンデンサの取付装置
JPH09112193A (ja) トンネル内装板の取付構造