JPS644575Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS644575Y2
JPS644575Y2 JP4728885U JP4728885U JPS644575Y2 JP S644575 Y2 JPS644575 Y2 JP S644575Y2 JP 4728885 U JP4728885 U JP 4728885U JP 4728885 U JP4728885 U JP 4728885U JP S644575 Y2 JPS644575 Y2 JP S644575Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
hook
assembly
assembly hole
radiator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4728885U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61161110U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4728885U priority Critical patent/JPS644575Y2/ja
Publication of JPS61161110U publication Critical patent/JPS61161110U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS644575Y2 publication Critical patent/JPS644575Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、組立ラインにおいてコンデンサを車
体に仮着すべく突設されたフツクの構造に関す
る。
従来の技術 従来、車載用冷房装置のコンデンサは、第7,
8図に示した構造にて車体に取り付けられてい
る。すなわち車体前部に横設されたラジエータエ
アサポート1には、ラジエータ2が装着されてお
り、該ラジエータ2の側部に位置するラジエータ
コアサポートサイドパネル3には組付孔4が形成
されている。一方コンデンサ5の両側面には、
各々ボルト挿通孔6が形成された上部ブラケツト
7,7と下部ブラケツト8,8とが取り付けられ
ており、一方の上部ブラケツト7にはフツク9が
形成されている。かかる構造において、組立ライ
ンで前記コンデンサ5を車体に取り付けるに際し
ては、前記組付孔4にフツク9を係止させてコン
デンサ5の一側部を仮着し、しかる後に前記ボル
ト挿通孔6及びラジエータコアサポートサイドパ
ネル3に形成されたボルト挿通孔10にボルト1
1を遊挿し、ナツト12を螺合させてコンデンサ
5をラジエータ2の前面に固定するのである。
考案が解決しようとする問題点 前記構造において、ラインでの車両組立て作業
が完了すると、第9図に示したようにコンデンサ
5は、その後面に位置するラジエータ2とその前
面に位置するバンパー13との間に介在した状態
となる。したがつて冷房装置の保守,修理等,必
要に応じてコンデンサ5を取り外すに際しては、
前記ボルト11を螺脱した後、同図矢印Aで示し
たように、コンデンサを上方に引き上げることが
最も効率的な作業となる。しかるにライン作業終
了後にあつても、前記フツク9は第8図に示した
ように組付孔4に係合した状態に放置されている
ことから、前述の引き上げ作業はフツク9によつ
て阻止される。このためフツク9を組付孔4より
遊離させるべく、コンデンサ5を前方移動できる
ように、バンパー13を取り外さなければなら
ず、迅速なコンデンサ取外し作業が行ない得るも
のではなかつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、このような従来の実情に鑑みてなさ
れたものであり、車体部材に組付孔を形成する一
方、コンデンサに前記組付孔に対応してフツクを
形成し、組立ラインでのコンデンサ固定作業時
に、フツクを組付孔に係止してコンデンサを仮着
し、しかる後に該コンデンサを車体部材に固定す
る構造において、前記フツクの基端に所定の強制
力によつて断切する易切離部を設けてある。
作 用 前記構成において、組立ラインでのコンデンサ
固定作業時には、フツクを組付孔に係止すること
により、コンデンサは仮着され、コンデンサ固定
作業容易に行うことができる。そして冷房装置の
保守,修理等コンデンサを取り外すに際しては、
組付孔に係合しているフツクに所定の強制力を加
えると該フツクは、その基端に形成されている易
切離部より断切される。したがつて作業者は、フ
ツクによつて阻止されることなく、コンデンサを
上方に持ち上げることが可能となり、その前面に
バンパー、その他の部材が近接配置されていて
も、最も効率的な作業により、迅速にコンデンサ
を取り外し得るのである。
実施例 以下本考案の一実施例について、図面に従つて
説明する。すなわち第7図をもつて既設したよう
に、車体前部に横設されたラジエータコアサポー
ト1には、ラジエータ2が装着されており、該ラ
ジエータ2の側部に位置するラジエータコアサポ
ートサイドパネル3には、組付孔4が形成されて
いる。一方コンデンサ5の両側面には、各々ボル
ト挿通孔6が形成された上部ブラケツト7,7と
下部ブラケツト8,8とが取り付けられており、
一方の上部ブラケツト7には、第1図に示したよ
うにフツク9が突設されている。該フツク9基端
部には、対向する上下縁部を半楕円形状に切欠し
て成形された易切離部たる切欠部14,14が形
成されている。
以上の構成に係る本実施例において、組立ライ
ンにてコンデンサ5を車体に取り付けるに際して
は、作業者はまず前記組付孔4にフツク9を係止
させる。するとコンデンサ5の一端部が仮着,位
置決めされ、これによつて作業者は、上部ブラケ
ツト7,7及び下部ブラケツト8,8のボルト挿
通孔6と、ラジエータコアサポートサイドパネル
3のボルト挿通孔10とを容易に合致させること
ができる。そして各ボルト挿通孔6,10にボル
ト11を遊挿し、ナツト12を螺着させることに
より、組立ラインでのコンデンサ組付作業が完了
した時点で作業者は、手指あるいは工具等により
フツク9を挾持し、該フツク9に左右方向の強制
力を数回加える。するとフツク9はこの強制力に
よつて第2図に示したように切欠部14,14を
結ぶ仮想線、すなわち基端より断切し、切除され
る。したがつて後工程において、バンパー13等
他の組付部品が装着され、車両が完成すると、コ
ンデンサ5は、ボルト11及びナツト12によつ
てのみ固持されている状態となる。よつて冷房装
置の保守,修理等必要に応じてコンデンサ5を取
り外すに際しては、ボルト11及びナツト12を
螺脱させれば、バンパー13等を取り外すことな
く第9図矢印Aで示したように、コンデンサを上
方に引き上げることにより取り外しを行なうこと
が可能となり、最も効率的な作業によりコンデン
サ5を取り外し得るのである。なお本実施例にお
いては、フツク9をライン作業で切除するものと
したが、コンデンサ取外作業時に切除するものと
すれば、ライン作業の負担増を回避し得ることは
勿論である。
第3図は本考案の第2実施例を示すものであ
り、切欠部14,14を結ぶ仮想線上には、該切
欠部14,14とともに易切離部を形成する貫通
孔15,15が形成されており、かかる実施例に
よれば、より容易にフツク9を切除することが可
能となる。
第4図は、本考案の第3実施例を示すものであ
り、フツク9の組付孔4挿入側端部には長尺状に
成形され、摘み片16が延設されている。かかる
実施例によれば、長尺状の摘み片16によつて両
切欠部14,14を結ぶ仮想線上に加わるトルク
を大きくすることができ、手作業にて容易にフツ
ク9を切除し得るものである。
第5図は、本考案の第4実施例を示すものでフ
ツク9の基端には、易切離部たる凹溝17が形成
されている。かかる実施例によれば、フツク9を
切除した際その切断面が凹溝17に沿つて直線状
に形成され、コンデンサ5を取り外す際前記切断
面の凹凸が、組付孔4の縁部に引つ掛る不利を回
避し得る。
第6図は本考案の第5実施例を示すものであ
り、上部ブラケツト7の側部には、あり溝18が
形成されており、フツク9の基端9aは、前記あ
り溝18に嵌合固着されている。かかる実施例に
よれば、引き抜き作業による強制力にてフツク9
を切除することができ、より迅速かつ容易にフツ
ク9を除去し得るものである。
考案の効果 以上説明したように本考案は、組立ラインにお
いてコンデンサを仮着すべく用いられるフツク
を、所定の強制力によりその基端より断切し得る
構造としたことから、コンデンサを車体に装着
後、所定の強制力によつて容易にフツクを断切,
除去することができる。したがつて冷房装置の保
守,修理等、必要に応じてコンデンサを取り外す
に際しては、フツクにより妨げられることなくコ
ンデンサを上方に引き上げることができ、その前
面にバンパー等その他の部材が近接配置されてい
ても最も効率的な作業を可能にするものである。
なお本考案によれば、組立ラインで冷房装置を
装着することなく、ユーザーの要望に応じて冷房
装置を後付けする場合には、フツクを切除してか
らコンデンサ装着作業を行なうことにすれば、バ
ンパー等を取り外すことなく、装着作業を行なう
ことができることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1実施例を示す第7図
−線に相当する断面図、第2図は、本考案の作
用を示す説明図、第3図、第4図、第5図は、本
考案の第2、第3、第4各実施例の第7図−
線に相当する断面図、第6図は本考案の第5実施
例を示す斜視図、第7図は、従来のコンデンサ取
付構造を示す斜視分解図、第8図は、第7図−
線断面図、第9図は、コンデンサ取り外し作業
を示す斜視説明図である。 1……ラジエータコアサポート、2……ラジエ
ータ、5……コンデンサ、9……フツク、14…
…切欠部、15……貫通孔、16……摘み片、1
7……凹溝、18……あり溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体部材に組付孔を形成する一方、コンデンサ
    にフツクを突設し、組立ラインでのコンデンサ固
    定作業時に前記フツクを組付孔に係止してコンデ
    ンサを仮着する構造において、前記フツクの基端
    に、所定の強制力によつて断切する易切離部を設
    けたことを特徴とするコンデンサ仮着用フツク構
    造。
JP4728885U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPS644575Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4728885U JPS644575Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4728885U JPS644575Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61161110U JPS61161110U (ja) 1986-10-06
JPS644575Y2 true JPS644575Y2 (ja) 1989-02-06

Family

ID=30562472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4728885U Expired JPS644575Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS644575Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2566452Y2 (ja) * 1992-01-08 1998-03-25 株式会社ゼクセル 車用空調用コンデンサの支持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61161110U (ja) 1986-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5716154A (en) Attachment device
US4408939A (en) Composite fastener for attaching splash guard
JPS6371472A (ja) 車両の固定壁に装着されるブレーキブースタユニット及びその取付方法
JPS644575Y2 (ja)
JP2600091Y2 (ja) 電気接続箱
JP2896743B2 (ja) 脱着可能クリップ
JP4259702B2 (ja) 車内部品の取付構造
JPH046366Y2 (ja)
JPS6316772Y2 (ja)
JPH0244087Y2 (ja)
JPH05238323A (ja) パーセルシェルフボードホルダの取付構造
JPH0810034Y2 (ja) ラヂエータグリルの取付構造
JPH0724652Y2 (ja) 部品の取付構造
JPH0616681U (ja) 電気機器収納用箱体における窓枠取り付け構造
JPS632649Y2 (ja)
JP2516291Y2 (ja) 取付け具
JPS6325240Y2 (ja)
JP2602603Y2 (ja) パイプ保持具
JPH0738006Y2 (ja) 車両のインストルメントパネル
JPS60485Y2 (ja) 自動車用艤装部品構造
JPH0755154Y2 (ja) 車両用ランプの取付構造
JPS6141967Y2 (ja)
JPS5918929Y2 (ja) トラックのサイドガ−ド取付構造
JPS6120433Y2 (ja)
JPH061472Y2 (ja) インストルメントパネルの取付構造