JPS60485Y2 - 自動車用艤装部品構造 - Google Patents
自動車用艤装部品構造Info
- Publication number
- JPS60485Y2 JPS60485Y2 JP8478378U JP8478378U JPS60485Y2 JP S60485 Y2 JPS60485 Y2 JP S60485Y2 JP 8478378 U JP8478378 U JP 8478378U JP 8478378 U JP8478378 U JP 8478378U JP S60485 Y2 JPS60485 Y2 JP S60485Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting board
- fastened
- mounting
- members
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動車用議装部品の改良に関するものである
。
。
従来、二つ部材ａ′とｂ′とからなる自動車の蟻装部品
Ａ′おいては、第１図に示すように部材ａ′を自動車の
取付基板１の表面からビス２により固定し、部材ｂ′を
取付基板１の裏面からビス３により固定していた。
Ａ′おいては、第１図に示すように部材ａ′を自動車の
取付基板１の表面からビス２により固定し、部材ｂ′を
取付基板１の裏面からビス３により固定していた。
しかしながら、この従来の取付方法ては、取付は確実に
行うことができるのではあるが、表面からの見栄えを悪
くし、かつ部材ｂ′を裏面からビス止めしているため、
その部材の着脱作業時にドライバーやスパナ等の工具を
挿入して作業を行う空間が少なく、又盲作業となりやす
く、該作業が煩わしく、かつ困難性をきたしていた。
行うことができるのではあるが、表面からの見栄えを悪
くし、かつ部材ｂ′を裏面からビス止めしているため、
その部材の着脱作業時にドライバーやスパナ等の工具を
挿入して作業を行う空間が少なく、又盲作業となりやす
く、該作業が煩わしく、かつ困難性をきたしていた。
又、部材ａ′の装着性及び表面からの見栄えを良くする
ために第２図に示すように、該部材ａ′を弾性を有する
樹脂等により形成し、該部材ａ′の先端に設けたフック
４を前記取付基板１に係止するようにしたものが存した
が、装着性及び表面からの見栄えめ点については解消す
ることはできても、該装着は取付けのみを目的としてい
るために、取外し時においてはドライバー等で大きな力
を加えてこじり取らなければならずそのため、取付基板
１や部材等に損傷を与える虞れがある欠点があり、又被
締結部材５の厚さが一定でない場所への取付ける場合に
おいては□該部材ａ′がガタついたり、浮き上ったり、
又は取付けが不能であるという問題があり、かつ、一方
の部材ｂ′の取付基板１の裏面への取付け、取外しの作
業時の煩わしさが解消されていなかった。
ために第２図に示すように、該部材ａ′を弾性を有する
樹脂等により形成し、該部材ａ′の先端に設けたフック
４を前記取付基板１に係止するようにしたものが存した
が、装着性及び表面からの見栄えめ点については解消す
ることはできても、該装着は取付けのみを目的としてい
るために、取外し時においてはドライバー等で大きな力
を加えてこじり取らなければならずそのため、取付基板
１や部材等に損傷を与える虞れがある欠点があり、又被
締結部材５の厚さが一定でない場所への取付ける場合に
おいては□該部材ａ′がガタついたり、浮き上ったり、
又は取付けが不能であるという問題があり、かつ、一方
の部材ｂ′の取付基板１の裏面への取付け、取外しの作
業時の煩わしさが解消されていなかった。
そこで本考案゛は、前記従来技術の問題点を解消するた
めになされたものであって、インストルメントパッド等
の被締結部材の肉厚が一定しない部位においても確実に
取付けることができ、しかも着脱時における作業性を向
上させ、かつ表面上の外観の見栄えも損わないようにし
た蟻装部品を提供することを目的とするものである。
めになされたものであって、インストルメントパッド等
の被締結部材の肉厚が一定しない部位においても確実に
取付けることができ、しかも着脱時における作業性を向
上させ、かつ表面上の外観の見栄えも損わないようにし
た蟻装部品を提供することを目的とするものである。
以下、本考案を図示せる実施例に随って説明する。
Ａは自動車に取付けられる蟻装部品であって車体の被締
結部材１１の表面側に位置する部材ａと、被締結部材１
１の裏面側、すなわち取付基板１２に位置する部材すと
から構成されている。
結部材１１の表面側に位置する部材ａと、被締結部材１
１の裏面側、すなわち取付基板１２に位置する部材すと
から構成されている。
部材ａは上端外周縁にフランジ１３を有し、下部外周面
には雄ねじ１４を刻設した筒体からなり部材すは上方内
周面に前記雄ねじ１４と螺合する雌ねじ１５を刻設し、
かつ上部外周の仮想直線上に位置する一対のアーム１６
，１６がその先端が当該部材すの上端部の座面１７より
も上方に位置するように突設した筒体からなっている。
には雄ねじ１４を刻設した筒体からなり部材すは上方内
周面に前記雄ねじ１４と螺合する雌ねじ１５を刻設し、
かつ上部外周の仮想直線上に位置する一対のアーム１６
，１６がその先端が当該部材すの上端部の座面１７より
も上方に位置するように突設した筒体からなっている。
アーム１６，１６の先端には該部材すを被締結部材１１
に仮止めするためのフック１８，１８を設け、取付基板
１２に穿設した嵌合孔１９に係止されるようなされてい
る。
に仮止めするためのフック１８，１８を設け、取付基板
１２に穿設した嵌合孔１９に係止されるようなされてい
る。
アーム１６の先端と座面１７との間隔１１は取付基板１
２の肉厚１２と被締結部材１１に穿設した調節孔２０の
深さｈとの合計の寸法よりも小さくなされている。
２の肉厚１２と被締結部材１１に穿設した調節孔２０の
深さｈとの合計の寸法よりも小さくなされている。
尚、前記部材ａ、 ｂ共に樹脂により形成したが、部材
ａにおいては樹脂に替えて金属等の材料により形成して
も同様の機能を果すことができる。
ａにおいては樹脂に替えて金属等の材料により形成して
も同様の機能を果すことができる。
次に本考案の犠装部品の取付方法について説明すると、
先ず、部材すのアーム１６のフック１８を取付基板１２
の嵌合孔１９に係合させ該部材すを仮止めする。
先ず、部材すのアーム１６のフック１８を取付基板１２
の嵌合孔１９に係合させ該部材すを仮止めする。
次に、部材ａを被締結部材１１の表面側から該部材１１
に穿設した取付孔２１に挿通し雄ねじ１４を部材すの雌
ねじ１５に螺合させ、部材すの座面１７が取付基板１２
の下面に当接するまで締結し、該座面１７と部材ａのフ
ランジ１３とで取付基板１２及び被締結部材１１を挾着
するようにして装着する。
に穿設した取付孔２１に挿通し雄ねじ１４を部材すの雌
ねじ１５に螺合させ、部材すの座面１７が取付基板１２
の下面に当接するまで締結し、該座面１７と部材ａのフ
ランジ１３とで取付基板１２及び被締結部材１１を挾着
するようにして装着する。
本考案は以上述べたように、自動車に取付ける二つの部
材からなる蟻装部品を螺合することにより装着するよう
になし、かつ、部材すを該部材すに設けたアームにより
仮止するようになしたので、被締結部材の肉厚の変動に
左右されることなく、常に良好な装着状態を得ることが
できる。
材からなる蟻装部品を螺合することにより装着するよう
になし、かつ、部材すを該部材すに設けたアームにより
仮止するようになしたので、被締結部材の肉厚の変動に
左右されることなく、常に良好な装着状態を得ることが
できる。
又、本考案によれば、ビスを使用することがないので、
インストルメントパネルのように深い部位に位置してい
る部分に取付ける場合においても、狭い空間での着脱作
業が１人で容易に装着することができ、かつ外観上の美
観を損うことがない 又、部材すの着脱に際しても該部材を樹脂で形威しであ
るので、アームを指等により挾着して該アームの間隔を
狭めることにより簡単に着脱することができる。
インストルメントパネルのように深い部位に位置してい
る部分に取付ける場合においても、狭い空間での着脱作
業が１人で容易に装着することができ、かつ外観上の美
観を損うことがない 又、部材すの着脱に際しても該部材を樹脂で形威しであ
るので、アームを指等により挾着して該アームの間隔を
狭めることにより簡単に着脱することができる。
さらに、取外しに際しても部材ａ、 ｂとの螺合を緩め
て行き二つの部材を離すことができるので、ドライバー
等の工具を必要としないので該部材や被締結部材を損傷
することがない。
て行き二つの部材を離すことができるので、ドライバー
等の工具を必要としないので該部材や被締結部材を損傷
することがない。
又二つの部材を切離しても部材すはアームのフックによ
り取付基板１２に係合するので脱落することがない等の
効果を有する。
り取付基板１２に係合するので脱落することがない等の
効果を有する。
第１図、第２図は従来の蟻装部品の被締結部材への装着
状態を示す側断面図、第３図は本考案の蟻装部品の被締
結部材への装着状態を示す側断面図、第４図は本考案の
部材すの係合状態を示す側断面図、第５図は本考案の蟻
装部品の分解斜視図である。 Ａは蟻装部品、ａ、 ｂは部材、１１は被締結部材、１
２は取付基板、１３はフランジ、１４は雄ねじ、１５は
雌ねじ、１６はアーム、１７は座面、１８はフック、１
９は嵌合孔、２０は調節孔、２１は取付孔。
状態を示す側断面図、第３図は本考案の蟻装部品の被締
結部材への装着状態を示す側断面図、第４図は本考案の
部材すの係合状態を示す側断面図、第５図は本考案の蟻
装部品の分解斜視図である。 Ａは蟻装部品、ａ、 ｂは部材、１１は被締結部材、１
２は取付基板、１３はフランジ、１４は雄ねじ、１５は
雌ねじ、１６はアーム、１７は座面、１８はフック、１
９は嵌合孔、２０は調節孔、２１は取付孔。
Claims (1)
- 上端にフランジを重味下部に雄ねじを刻設した筒体と、
上部に前記雄ねじと螺合する雌ねじを刻設し、かつ上部
両側に上方に延びる先端に取付基板に係合するフックを
有するアームを設けた筒体とからなる自動車用犠装部品
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8478378U JPS60485Y2 (ja) | 1978-06-22 | 1978-06-22 | 自動車用艤装部品構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8478378U JPS60485Y2 (ja) | 1978-06-22 | 1978-06-22 | 自動車用艤装部品構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS552708U JPS552708U (ja) | 1980-01-09 |
| JPS60485Y2 true JPS60485Y2 (ja) | 1985-01-09 |
Family
ID=29007795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8478378U Expired JPS60485Y2 (ja) | 1978-06-22 | 1978-06-22 | 自動車用艤装部品構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60485Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-22 JP JP8478378U patent/JPS60485Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS552708U (ja) | 1980-01-09 |
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