JPH0224646Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0224646Y2 JPH0224646Y2 JP2743684U JP2743684U JPH0224646Y2 JP H0224646 Y2 JPH0224646 Y2 JP H0224646Y2 JP 2743684 U JP2743684 U JP 2743684U JP 2743684 U JP2743684 U JP 2743684U JP H0224646 Y2 JPH0224646 Y2 JP H0224646Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- hinge
- protrusion
- screw
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Hinges (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車の後部側面等に位置するウ
インド取付用仮留め装置に関するものである。
インド取付用仮留め装置に関するものである。
従来、この種のウインドの組立は、ウインドの
ヒンジ具の取付孔に挿入したビスを車体の取付面
に螺入して仮留めし、ウインド全体の取付位置を
調節した後、前記ビスをさらに螺入固定して取付
けるものであつた。しかしビスによる仮留めは、
重量のあるウインドを動かないように保持しなけ
ればビスを取付面に螺合できないため、作業員一
人で仮留め作業が困難な上、時間的にもロスが多
く重労働であるばかりでなく、保持が不安定であ
ると車体取付周辺を打ち損傷する虞れがあつた。
またこの種の取付け装置として開示された実開昭
56−42413号公報のものは、ヒンジとスクリユー
グロメツトとを一体化したもので、このスクリユ
ーグロメツトを利用して仮留めできるが、本来ス
クリユーグロメツトの機能を満足させるには弾性
を重視する必要があり、一方ヒンジは剛性を重視
する必要があるため両者を両立させることは困難
である。またこの構造ではガラスアツシイ精度と
車体精度を高めないと取付けできないものであ
り、従来の取付構造を利用できない等の欠点があ
る。
ヒンジ具の取付孔に挿入したビスを車体の取付面
に螺入して仮留めし、ウインド全体の取付位置を
調節した後、前記ビスをさらに螺入固定して取付
けるものであつた。しかしビスによる仮留めは、
重量のあるウインドを動かないように保持しなけ
ればビスを取付面に螺合できないため、作業員一
人で仮留め作業が困難な上、時間的にもロスが多
く重労働であるばかりでなく、保持が不安定であ
ると車体取付周辺を打ち損傷する虞れがあつた。
またこの種の取付け装置として開示された実開昭
56−42413号公報のものは、ヒンジとスクリユー
グロメツトとを一体化したもので、このスクリユ
ーグロメツトを利用して仮留めできるが、本来ス
クリユーグロメツトの機能を満足させるには弾性
を重視する必要があり、一方ヒンジは剛性を重視
する必要があるため両者を両立させることは困難
である。またこの構造ではガラスアツシイ精度と
車体精度を高めないと取付けできないものであ
り、従来の取付構造を利用できない等の欠点があ
る。
そこで、この考案は、上記従来の欠点に鑑みな
されたものであつて、車体側に取付けたスクリユ
ーグロメツトに突起を設け、ウインドのヒンジ側
に前記突起に係止可能な掛止孔を穿設することに
よつて、作業員一人で迅速、かつ確実に仮留めで
きる仮留め装置を得ることを目的としたものであ
る。
されたものであつて、車体側に取付けたスクリユ
ーグロメツトに突起を設け、ウインドのヒンジ側
に前記突起に係止可能な掛止孔を穿設することに
よつて、作業員一人で迅速、かつ確実に仮留めで
きる仮留め装置を得ることを目的としたものであ
る。
この考案の構成を図面に示す実施例について以
下詳細に説明する。
下詳細に説明する。
１は車体で、その取付位置に予じめ樹脂製のス
クリユーグロメツト２を取付ける。スクリユーグ
ロメツト２はビス取付孔３を穿設し仮留め用の突
起４を突設する。５は車輌後部側面に位置するク
オータウインドで、一側にヒンジ６を接着剤によ
つて固定すると共に、ヒンジ６には取付孔７を仮
留め用の掛止孔８を形成する。
クリユーグロメツト２を取付ける。スクリユーグ
ロメツト２はビス取付孔３を穿設し仮留め用の突
起４を突設する。５は車輌後部側面に位置するク
オータウインドで、一側にヒンジ６を接着剤によ
つて固定すると共に、ヒンジ６には取付孔７を仮
留め用の掛止孔８を形成する。
なお、９はビス、１０はクオータウインドの他
側に取付けたフアスナー、１１は外装カバーであ
る。
側に取付けたフアスナー、１１は外装カバーであ
る。
このように構成されているので、クオータウイ
ンド５を車体１に組付けるには、ヒンジ６の掛止
孔８をスクリユーグロメツト２の突起４に係止す
る。これによつてクオータウインド５は車体１の
窓枠の所定の位置に保持され、作業員がウインド
から手を離しても外れることがない。またこの保
持状態によつてヒンジ６の取付孔７はスクリユー
グロメツト２のビス取付孔３と合致した位置に保
持されるので、両取付孔７，３にビス９を螺入し
てヒンジ６とスクリユーグロメツト２とを固定
し、クオータウインド５の車体１への組付けを完
了する。
ンド５を車体１に組付けるには、ヒンジ６の掛止
孔８をスクリユーグロメツト２の突起４に係止す
る。これによつてクオータウインド５は車体１の
窓枠の所定の位置に保持され、作業員がウインド
から手を離しても外れることがない。またこの保
持状態によつてヒンジ６の取付孔７はスクリユー
グロメツト２のビス取付孔３と合致した位置に保
持されるので、両取付孔７，３にビス９を螺入し
てヒンジ６とスクリユーグロメツト２とを固定
し、クオータウインド５の車体１への組付けを完
了する。
なお、上記実施例に代えて第３図の如く２個の
スクリユーグロメツトを連結したようにビス取付
孔２２を間隔をおいて２個穿設し、両取付孔２
２，２２間に仮留め用の突起２３を突設し、これ
に対応するヒンジ２４も２個の取付孔２５，２５
間に仮留め用の掛止孔２６を設けるようにしても
良い。またスクリユーグロメツト３１の仮留め用
の突起３２は第４図の如く先端を上方に向つてＬ
字形に折曲げても良い。この場合には突起３２の
足が短かく構成でき、引掛けをさらに確実にでき
ると共に、外装カバー１１との空間を狭く形成す
ることができる。
スクリユーグロメツトを連結したようにビス取付
孔２２を間隔をおいて２個穿設し、両取付孔２
２，２２間に仮留め用の突起２３を突設し、これ
に対応するヒンジ２４も２個の取付孔２５，２５
間に仮留め用の掛止孔２６を設けるようにしても
良い。またスクリユーグロメツト３１の仮留め用
の突起３２は第４図の如く先端を上方に向つてＬ
字形に折曲げても良い。この場合には突起３２の
足が短かく構成でき、引掛けをさらに確実にでき
ると共に、外装カバー１１との空間を狭く形成す
ることができる。
以上、詳述したように、この考案は、スクリユ
ーグロメツトに突設した突起にクオータウインド
のヒンジを引掛け仮留めするものであるから、重
いクオータウインドであつても作業員一人で容易
に、かつ迅速に仮留め作業を行なうことができる
と共に、仮留めの際クオータウインドが車体に接
触して塗装剥離、引傷等の損傷を生ずる虞れがな
いものである。さらにこの係止による仮留めによ
つてクオータウインドは確実に保持されているの
で、手を離しても外れることなくビスによる本組
立作業を熟練者でなくとも容易に行なうことがで
きる等、組立工程の減少と共に生産性を向上しう
る優れた効果を生ずるものである。
ーグロメツトに突設した突起にクオータウインド
のヒンジを引掛け仮留めするものであるから、重
いクオータウインドであつても作業員一人で容易
に、かつ迅速に仮留め作業を行なうことができる
と共に、仮留めの際クオータウインドが車体に接
触して塗装剥離、引傷等の損傷を生ずる虞れがな
いものである。さらにこの係止による仮留めによ
つてクオータウインドは確実に保持されているの
で、手を離しても外れることなくビスによる本組
立作業を熟練者でなくとも容易に行なうことがで
きる等、組立工程の減少と共に生産性を向上しう
る優れた効果を生ずるものである。
第１図はこの考案の分解斜視図、第２図は組立
時の横断平面図、第３図は他の実施例の分解斜視
図、第４図はさらに別の実施例のスクリユーグロ
メツト部分の斜視図を示す。 １……車体、２……スクリユーグロメツト、３
……ビス取付孔、４……突起、５……クオータウ
インド、６……ヒンジ、７……取付孔、８……掛
止孔。
時の横断平面図、第３図は他の実施例の分解斜視
図、第４図はさらに別の実施例のスクリユーグロ
メツト部分の斜視図を示す。 １……車体、２……スクリユーグロメツト、３
……ビス取付孔、４……突起、５……クオータウ
インド、６……ヒンジ、７……取付孔、８……掛
止孔。
Claims (1)
- 車体窓部に取付けるウインドの側縁に設けたヒ
ンジ部を上記窓部側縁に設けたスクリユーグロメ
ツトに螺着結合するものにおいて、上記スクリユ
ーグロメツトには突起を、上記ヒンジ部には係止
孔をそれぞれ設け、該突起を該係止孔に係止する
ようにしたウインドの仮留め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2743684U JPS60139615U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | ウインドの仮留め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2743684U JPS60139615U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | ウインドの仮留め装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60139615U JPS60139615U (ja) | 1985-09-14 |
| JPH0224646Y2 true JPH0224646Y2 (ja) | 1990-07-06 |
Family
ID=30524388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2743684U Granted JPS60139615U (ja) | 1984-02-29 | 1984-02-29 | ウインドの仮留め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60139615U (ja) |
-
1984
- 1984-02-29 JP JP2743684U patent/JPS60139615U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60139615U (ja) | 1985-09-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4908908A (en) | Back door hinge mounting structure | |
| JPH0224646Y2 (ja) | ||
| JPS6113374Y2 (ja) | ||
| JPS6017411Y2 (ja) | ピラトリムの取付構造 | |
| JPH0139250Y2 (ja) | ||
| JPH0221290Y2 (ja) | ||
| JPH0413238Y2 (ja) | ||
| JPH0125080Y2 (ja) | ||
| JPH042096Y2 (ja) | ||
| JPH0114495Y2 (ja) | ||
| JPH0327198Y2 (ja) | ||
| JPH0520613Y2 (ja) | ||
| JPS6329656Y2 (ja) | ||
| JPH0538241Y2 (ja) | ||
| JPH0139666Y2 (ja) | ||
| JPH0211228Y2 (ja) | ||
| JPS6034537Y2 (ja) | 自動車のガ−ドバ−取付構造 | |
| JPH0521476Y2 (ja) | ||
| JPH0354788Y2 (ja) | ||
| JPS6134170Y2 (ja) | ||
| JPH0435274Y2 (ja) | ||
| JP2506675Y2 (ja) | ユ―ティリティレ―ル用エンドカバ― | |
| JPH0576899U (ja) | ピラートリムの取付構造 | |
| JPH0736816Y2 (ja) | 車両のモール取付具 | |
| JPS6139623Y2 (ja) |