JPS6333570Y2 - - Google Patents

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JPS6333570Y2
JPS6333570Y2 JP9905180U JP9905180U JPS6333570Y2 JP S6333570 Y2 JPS6333570 Y2 JP S6333570Y2 JP 9905180 U JP9905180 U JP 9905180U JP 9905180 U JP9905180 U JP 9905180U JP S6333570 Y2 JPS6333570 Y2 JP S6333570Y2
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JP
Japan
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board
opening
open
groove
open groove
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JP9905180U
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JPS5722371U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は額縁に額骨の裏面開放溝を利用して
取り付ける紐掛け用の吊具に関する。
(従来技術) 額縁に吊具を取り付ける手段としては種々ある
が、額骨の裏面開放溝を利用するものとしては、
実開昭52−36697号公報において、裏面開放溝を
アリ溝に形成し、吊具をアリ溝にスライド可能に
嵌まるアリと、アリに螺着するネジ付きのヒート
ンから構成したものが提示されている。
しかしこの従来の吊具は、アリ溝に嵌めるとき
はアリ溝の裏面開放口から差し入れることができ
なく、額縁を解体して額骨の端から挿入する必要
があつて、吊具の取付け取外し作業が非常に面倒
であつた。
またこの吊具はヒートンをアリ溝のネジ孔に深
く螺じ込み先端でアリ溝の底面を押し付ける力に
よつてアリを固定するものであるが、ネジの締め
付け完了時におけるヒートンのリングの向きが必
ずしも紐掛けに適した角度とは限らなく、またネ
ジの螺合部分に額縁の荷重が直接及ぶので、特に
リングの向きが不適であると、額縁の荷重等によ
る紐の引張り力でネジが緩み吊具の固定が不安定
となるという欠点があつた。
(考案の目的) この考案は上記の欠点を解決したもので、額骨
の裏面開放溝にその開放口から着脱でき、しかも
額縁の荷重等による紐の引つ張りがネジの緩み作
用に及ばない吊具を提供することを目的としたも
のである。
(実施例) 図面はこの考案の一実施例を示したものであ
る。
まず額骨1について説明すると、額骨1にはそ
れを枠組みするための連結具の挿入用として裏面
開放溝2を有し、その開放溝2の開放口3の両側
に相対向して突縁片4,4が設けられ、開放口3
が巾狭くなつている。
次に吊具Pは、吊具本体5とそれに螺着する雄
ネジ6とからなつている。吊具本体5はL字形鉄
板をプレス成形したもので、基板7に摘み兼用の
紐掛止片8を突設した形態となつている。基板7
は開放溝2の長手方向に長く形成し、且つ横巾W
を開放溝2の内法巾よりも小さく開放口3巾より
も大きく形成してある。
紐掛止片8は、L字形に屈折した形状であつ
て、基板7から突出し、付根部9が基板7より起
立しているが、両側に開放溝2の開口突縁片4,
4に掛かる係合縁10a,10bができるよう
に、切れ目11を設けて付根部9を基板7の巾中
間部に位置させてある。そして基板7の巾中間位
置に雄ネジ6を螺入するネジ孔12を設け、紐掛
止片8に紐掛孔13を設けてある。
上記の吊具Pを額縁Gに取り付けるときは、一
般に引戸の取付け操作に用いられるような所謂け
んどん方式を用いる。すなわちまず、雄ネジ6を
外した状態で又は緩めた状態で、紐掛止片8を摘
みながら基板7を額骨1の裏面開放溝2に紐掛止
片8とは反対側の係合縁10aから差し込む。そ
して深く入れながら他側の係合縁10bを落し込
み、次で紐掛止片8を引きながら基板7を水平に
起こすことによつてその両係合縁10a,10b
を開放溝2の開口両突縁片4,4に掛け、この状
態で雄ネジ6を螺着し締め付け、その先端を開放
溝2の底面に押し付けることによつて係合縁10
a,10bを突縁片4,4に圧接させる。これに
よつて吊具Pの取り付けが完了するが、取り外す
ときは雄ネジ6を緩めて丁度逆の操作をすればよ
い。
(考案の効果) この考案の額縁用吊具は以上説明した如くであ
るから次のような諸効果を顕著に発揮する。
1 額骨の裏面開放溝に掛かる基板と紐掛止片と
は一体であり、雄ネジは基板を締め付ける作用
のみを果たすものであるから、額縁の荷重等に
よる紐の引つ張り力が雄ネジを緩める作用とし
て働くことは決してなく、吊具を額縁に安定し
て固定させることができる。
2 基板を開放溝にその開放口からけんどん方式
で差し込むものであるため、吊具の取付けおよ
び取外しに際して、額縁を解体する必要はな
く、その取付け取外し操作が容易であるため額
縁の使用上非常に好都合である。
3 紐掛止片を開放溝から額内側へ横向きに突出
し得るようにL字形に屈折形状に形成してある
ため、吊具の取付け取外し時にそれを摘みとし
て使用しやすく、この点でも吊具の取り扱いが
容易である。
4 紐掛止片は裏面開放溝の長手方向に巾を有す
るので、裏面開放溝の巾との関係で紐掛止片の
巾に制約を受けなく、またけんどん方式ができ
ることとの関係でもその制約を受けないので、
紐掛止片を曲がらないように巾広く丈夫にでき
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は吊
具の斜視図、第2図は同平面図、第3図は吊具の
取付け状態を示す平面図、第4図は第3図A−A
線矢視の拡大断面図、第5図は吊具の使用状態を
示す額縁の背面図である。 P……吊具、1……額骨、2……裏面開放溝、
3……開放溝の開放口、4……突縁片、5……吊
具本体、6……雄ネジ、7……基板、8……紐掛
止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 額骨の裏面開放溝に掛け止める吊具本体と、吊
    具本体に螺着してそれを裏面開放溝の開放口両突
    縁片に締め付け得る雄ネジとからなり、吊具本体
    は、裏面開放溝の開放口両突縁片に掛かる基板
    と、それと一体の摘み兼用の紐掛止片とからな
    り、基板を裏面開放溝の長手方向へ長くその巾を
    裏面開放溝の開放口の巾よりもやや広く形成し、
    紐掛止片を基板の長手方向に巾を有する板状に形
    成するとともに、付根部で起立し基板の巾方向に
    転倒するL字形の屈折形状に形成し、その付根部
    および雄ネジ螺着位置を基板の巾中央部位置に設
    けることにより、基板を裏面開放溝へ開放口から
    両突縁片と係合するように掛け止め、差し込める
    ようにした額縁用吊具。
JP9905180U 1980-07-14 1980-07-14 Expired JPS6333570Y2 (ja)

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JP9905180U JPS6333570Y2 (ja) 1980-07-14 1980-07-14

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JP9905180U JPS6333570Y2 (ja) 1980-07-14 1980-07-14

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JPS5722371U JPS5722371U (ja) 1982-02-05
JPS6333570Y2 true JPS6333570Y2 (ja) 1988-09-07

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ID=29460736

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JP9905180U Expired JPS6333570Y2 (ja) 1980-07-14 1980-07-14

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59178169U (ja) * 1983-05-17 1984-11-28 オリジン工業株式会社 額縁の吊金具
JPH0227830Y2 (ja) * 1985-09-06 1990-07-26
JPH0633895Y2 (ja) * 1990-11-08 1994-09-07 オリジン工業株式会社 額縁の吊り金具

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Publication number Publication date
JPS5722371U (ja) 1982-02-05

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