JP2581646Y2 - 壁付き照明器具 - Google Patents

壁付き照明器具

Info

Publication number
JP2581646Y2
JP2581646Y2 JP213693U JP213693U JP2581646Y2 JP 2581646 Y2 JP2581646 Y2 JP 2581646Y2 JP 213693 U JP213693 U JP 213693U JP 213693 U JP213693 U JP 213693U JP 2581646 Y2 JP2581646 Y2 JP 2581646Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shade
mounting plate
wall
hook
elastic body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP213693U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0660918U (ja
Inventor
紘嗣 松田
昌嗣 大塚
聖児 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP213693U priority Critical patent/JP2581646Y2/ja
Publication of JPH0660918U publication Critical patent/JPH0660918U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2581646Y2 publication Critical patent/JP2581646Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、壁付き照明器具に関
し、詳しくは取付板に対するセードの取付け構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種壁付き照明器具1′は、
例えば図6に示すように、壁側に固定される照明器具の
取付板3′と、取付板3′に前方Aから装着されて照明
ランプ6を覆うセード4′とを備えたものにおいて、セ
ード4′の上下両側にネジ孔30を形成すると共に、取
付板3′の上下両側にネジ孔31を備えた枠体32を夫
々設けたものがある。そして、セード4′を取付板3′
に取付けるにあたっては、最初に、取付板3′の上下の
枠体32によってセード4′の上下両側を仮固定し、次
に、セード4′のネジ孔30と取付板3′の枠体32の
ネジ孔31とを夫々位置合わせして、上下から2本のツ
マミネジ33を締め付けることによって、セード4′を
取付板3′に本固定するものであった。図6中、5は電
源端子台、9は電源孔、10は取付板用取付け孔、10
aは端子台用取付け孔である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
に、セード4′の仮固定と本固定とを必要とする構造で
は、セード4′の取付け(又は取外し)作業に手間がか
かり、施工時間が大幅に長くなる。また、セード4′の
上下両側にはタップ加工等によってネジ孔30を夫々形
成する必要があり、しかもセード4′のネジ孔30は取
付板3′の枠体32のネジ孔31との間で位置寸法の精
度が要求されることとなり、セード4′の孔加工がきわ
めて面倒であるばかりか、セード4′にネジ孔30を設
ける必要があるために、例えば細い木枠から成るセード
では、ネジ孔30を設けることができないなどの理由で
取付板3′に対して取付け不能となる。そのうえ、セー
ド4′の外面にツマミネジ33が露出することによって
外観のデザイン性が損なわれたり、或いは施工時にツマ
ミネジ33が紛失して取付け不能になるという問題もあ
る。
【0004】本考案は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、セードを取付板に
対して容易に且つ確実に着脱させることができると共
に、細い木枠のような微細なセードの取付けも可能とな
り、さらに外観のデザイン向上等を図ることができるよ
うにした壁付き照明器具を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案は、壁2側に固定される照明器具の取付板3
と、取付板3に前方Aから装着されて照明ランプ6を覆
うセード4とを備え、セード4の上下両側に引掛部7,
8が夫々設けられ、取付板3の上部には、セード4の上
側の引掛部7の下面7aに弾接して該上側の引掛部7を
上方に向けてバネ付勢する弾性体11と、弾性体11の
先端11dに設けられて上側の引掛部7の前面7bに係
止する爪部13とが設けられ、取付板3の下部には、く
の字状の折曲部12が設けられ、上記くの字状の折曲部
12と壁2側との間でセード4の下側の引掛部8を挟持
して成るものである。
【0006】
【作用】本考案によれば、セード4の上側の引掛部7を
取付板3の上部に設けた弾性体11に上方から被せ、且
つ弾性体11の爪部13を上側の引掛部7の前面7bに
係止させ、この状態で、弾性体11を下方に撓ませなが
らセード4を押し下げて、セード4の下側の引掛部8を
取付板3の下部に設けたくの字状の折曲部12と壁2側
との間に下方から差し込む。これにより、セード4の上
側の引掛部7が弾性体11と爪部13とで引っ掛け固定
され、且つセード4の下側の引掛部8が上記折曲部12
と壁2側との間で挟持固定されるので、従来のようなセ
ードの仮固定とツマミネジによる本固定とが夫々不要と
なり、セード4を取付板3に容易且つ確実に取付けるこ
とができる。しかも、従来のようなネジ孔及びツマミネ
ジが不要になることで、例えば細い木枠から成る微細な
セードであっても上側の引掛部7と下側の引掛部8とを
設けることができるものであれば取付板3に着脱可能と
なる。さらに、セード4の外面にツマミネジが露出する
こともなくなり、外観のデザイン性も良くなる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。本実施例に用いられる壁付き照明器具1は、図
1に示すように、壁2に取付けられる取付板3と、上記
取付板3の前方Aから装着されるセード4と、取付板3
とセード4との間に収納される電源端子台5等を備えて
いる。
【0008】まず、セード4は、電源端子台5に装着さ
れる照明ランプ6を前方Aから覆う前面部4aと、照明
ランプ6を上下左右から覆う周壁部4bとを備え、上記
周壁部4bの上部先端には下方に向けて垂下した上側の
引掛部7が設けられ、また、周壁部4bの下部先端には
上方に向けて突出した下側の引掛部8が設けられてい
る。
【0009】一方、取付板3は、図2に示すように、そ
の中央側に電源孔9、取付板用取付け孔10、端子台用
取付け孔10a等が設けられると共に、取付板3の上端
部には上記セード4の上側の引掛部7に対応して弾性体
11が設けられている。上記弾性体11は、例えば板バ
ネ11aから成る。この板バネ11aは、セード受け金
具として機能するものであって、図3に示すように、そ
の中央部が取付板3の上端部に固定され、且つその両側
の先端11dが取付板3の上端部から夫々浮き上がった
構造を有しており、板バネ11aの先端11d側が上記
セード4の上側の引掛部7の下面7aに弾接して該上側
の引掛部7を上方に向けてバネ付勢するようになってい
る。また、板バネ11aの先端11dには、上方に突出
する爪部13が夫々立設されている。これらの爪部13
は、図1に示すように、上側の引掛部7の下面7aに取
付板3の先端11dが弾接した状態で上側の引掛部7の
前面7bに係止するものであり、上側の引掛部7が板バ
ネ11aから外れて前方Aに移動するのが阻止されてい
る。
【0010】一方、取付板3の下部には、セード4の下
側の引掛部8に対応して折曲部12が設けられている。
この折曲部12は、下方に向けてくの字状に折り曲げ形
成され、セード4の下側の引掛部8は上記折曲部12と
壁2との間で挟持されるものであって、このくの字状の
折曲部12によって下側の引掛部8の上方への移動と前
方Aへの移動が夫々阻止されている。
【0011】上記壁付き照明器具1を壁2に取付けるに
あたっては、まず、電源端子台5を取付板3と共に壁2
に固定し、その後、セード4の上側の引掛部7を取付板
3の上部に設けた板バネ11aに載せて、板バネ11a
の先端11dをセード4の上側の引掛部7の下面7aに
弾接させ、且つ板バネ11aに設けた爪部13を上側の
引掛部7の前面7bに係止させる。この状態で、板バネ
11aを下方に撓ませながらセード4全体を押し下げ
て、セード4の下側の引掛部8を取付板3の下部に設け
た折曲部12と壁2との間に下方から差し込む。これに
より、セード4の上側の引掛部7が板バネ11aと爪部
13とで引っ掛け固定され、且つセード4の下側の引掛
部8が上記くの字状の折曲部12と壁側との間で挟持固
定される。従って、セード4の上側の引掛部7は、取付
板3の板バネ11aによって上方にバネ付勢された状態
で爪部13によって上側の引掛部7が板バネ11aの前
方Aへ移動するのが阻止され、且つ、セード4の下側の
引掛部8は、折曲部12によって壁2に押し当てられる
ので、従来のようなツマミネジを用いずにセード4を取
付板3に容易且つ確実に取付けることができる。同様
に、セード4の取外しも簡単に行うことができる。
【0012】その結果、従来のようなセードの仮固定と
ツマミネジによるセードの本固定とを行うことなく、セ
ード4の安定した取付けが可能となり、しかも施工時に
ツマミネジ等の部品の紛失のおそれがなく、セード4の
取付け施工時間の大幅な短縮を図ることができる。ま
た、仮りに細い木枠から成る微細なセードであっても上
側の引掛部7と下側の引掛部8とを設けることができる
ものであれば取付板3に着脱可能となる。さらに、従来
のようなツマミネジがセード4の外面に露出することが
ないので、デザイン性が良好になる。そのうえ、セード
4の孔あけ加工とツマミネジによる締結とが不要である
から、低コスト化を図ることができる。
【0013】なお、上記実施例では、弾性体11を板バ
ネ11aにて構成したけれども、板バネ11aに代え
て、例えば図4(a)(b)に示すように、セード受け
金具20と取付板3との間にコイルスプリングバネ11
bで巻かれたスライドピン21を設け、コイルスプリン
グバネ11bによってセード受け金具20を上方へバネ
付勢させるものであってもよく、或いは図5(a)
(b)に示すように、セード受け金具20と取付板3と
をゴムブッシング11cのようなバネ性のあるもので連
結してよい。
【0014】
【考案の効果】本考案は上述のように、壁側に固定され
る照明器具の取付板と、取付板に前方から装着されて照
明ランプを覆うセードとを備え、セードの上下両側に引
掛部が夫々設けられ、取付板の上部には、セードの上側
の引掛部の下面に弾接して該上側の引掛部を上方に向け
てバネ付勢する弾性体と、弾性体の先端に設けられて上
側の引掛部の前面に係止する爪部とが設けられ、取付板
の下部には、くの字状の折曲部が設けられ、上記くの字
状の折曲部と壁側との間でセードの下側の引掛部を挟持
して成るものであるから、上記弾性体、爪部及びくの字
状の折曲部とによってセードを取付板に引っ掛け固定で
きるようになり、従来のようなセードの仮固定とツマミ
ネジによるセードの本固定とを行うことなく、セードを
取付板に対して容易且つ確実に取付け(又は取外し)が
できると共に、セードの安定した取付けが可能であり、
しかもツマミネジ等の部品の紛失のおそれがなく、セー
ドの取付け施工時間の大幅な短縮を図ることができる。
また、細い木枠から成る微細なセードであっても上側の
引掛部と下側の引掛部とを設けることができるものであ
れば取付板に着脱可能となり、さらに弾性体と爪部と折
曲部とから成る取付機能を外部から見えないようにする
ことができると共に、従来のようなツマミネジによるデ
ザイン性の低下を防いで商品価値を高めることができ
る。そのうえ、セードの孔あけ加工とツマミネジによる
締結作業とが不要であるから、生産コストが低減すると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に用いられる壁付き照明器具
の断面図である。
【図2】同上の壁付き照明器具の分解斜視図である。
【図3】同上の取付板の斜視図である。
【図4】本考案の他の実施例を示し、(a)は弾性体と
してコイルスプリングを使用した場合の斜視図、(b)
はその断面図である。
【図5】本考案のさらに他の実施例を示し、(a)は弾
性体としてゴムブッシングを使用した場合の斜視図、
(b)はその断面図である。
【図6】従来の壁付き照明器具の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 壁付き照明器具 2 壁 3 取付板 4 セード 6 照明ランプ 7 上側の引掛部 7a 下面 8 下側の引掛部 11 弾性体 12 折曲部 13 爪部 A 前方
フロントページの続き (72)考案者 大塚 昌嗣 愛知県丹羽郡大口町中小口4丁目12番地 の1 名成電機株式会社内 (72)考案者 飯田 聖児 大阪市東成区南中道町1丁目58番地 日 本電気装備株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−64808(JP,U) 実開 昭61−103808(JP,U) 実開 昭64−48808(JP,U) 実開 平1−100312(JP,U) 実開 平5−62913(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21V 17/00 330

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁側に固定される照明器具の取付板と、
    取付板に前方から装着されて照明ランプを覆うセードと
    を備え、セードの上下両側に引掛部が夫々設けられ、取
    付板の上部には、セードの上側の引掛部の下面に弾接し
    て該上側の引掛部を上方に向けてバネ付勢する弾性体
    と、弾性体の先端に設けられて上側の引掛部の前面に係
    止する爪部とが設けられ、取付板の下部には、くの字状
    の折曲部が設けられ、上記くの字状の折曲部と壁側との
    間でセードの下側の引掛部を挟持して成ることを特徴と
    する壁付き照明器具。
JP213693U 1993-01-29 1993-01-29 壁付き照明器具 Expired - Lifetime JP2581646Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP213693U JP2581646Y2 (ja) 1993-01-29 1993-01-29 壁付き照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP213693U JP2581646Y2 (ja) 1993-01-29 1993-01-29 壁付き照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0660918U JPH0660918U (ja) 1994-08-23
JP2581646Y2 true JP2581646Y2 (ja) 1998-09-24

Family

ID=11520926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP213693U Expired - Lifetime JP2581646Y2 (ja) 1993-01-29 1993-01-29 壁付き照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2581646Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4488869B2 (ja) * 2004-11-15 2010-06-23 三菱電機株式会社 照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0660918U (ja) 1994-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2581646Y2 (ja) 壁付き照明器具
US6547415B1 (en) Clip-type object attachment systems
JP3358652B2 (ja) 蛍光管ホルダーの取付構造
JP2569193Y2 (ja) 照明器具
JP3332671B2 (ja) 器具取付具及びこれを用いる照明器具
JPH0446325Y2 (ja)
JP2004214223A (ja) 筐体の壁掛け構造
KR200308647Y1 (ko) 조명등 커버의 구조
JPS5852816Y2 (ja) 小型電気器具の取付装置
JP2590411Y2 (ja) 照明器具の取付け具
JPS6226703A (ja) 照明器具
KR200312366Y1 (ko) 전구소켓의 고정구조
JPH0410720Y2 (ja)
JPH06225429A (ja) 壁板用取付押え金具の設置構造
JPS5826838Y2 (ja) 車両用灯具取付け装置
JPS6310580Y2 (ja)
JP3179026B2 (ja) 照明器具
JP2548272Y2 (ja) 照明器具の反射板の取付構造
JPS5832170Y2 (ja) 照明器具
JPH0629907Y2 (ja) 蛍光灯用ソケット取付装置
KR200376373Y1 (ko) 설치가 용이한 전등용 소켓
JPS6282603A (ja) ランプ支持装置
JPH0112300Y2 (ja)
KR940004959Y1 (ko) 전원 코드 고정장치
JP2629046B2 (ja) 埋め込み形照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980623

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070710

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080710

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080710

Year of fee payment: 10