JP3179026B2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP3179026B2
JP3179026B2 JP18868496A JP18868496A JP3179026B2 JP 3179026 B2 JP3179026 B2 JP 3179026B2 JP 18868496 A JP18868496 A JP 18868496A JP 18868496 A JP18868496 A JP 18868496A JP 3179026 B2 JP3179026 B2 JP 3179026B2
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hole
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pull
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和秀 吉川
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朝日ナショナル照明株式会社
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プルスイッチを設
けた照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、照明器具が高周波点灯化されてき
たのに伴い、本体の下面に絶縁板を介在して点灯回路基
板とプルスイッチを配置し、前記プルスイッチの引き部
が通る孔を前記本体に形成した照明器具が採用されてい
る。そして、防虫のために前記孔の内面側にプルスイッ
チの引き部が通る小孔が形成されたゴムパッキンやスポ
ンジを貼り付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ゴムパッキン
やスポンジの貼り付け作業を伴うため生産性が悪く、そ
の経年変化により防虫性能が悪化する問題があった。本
発明はこのような解決すべき課題を鑑み、生産性に優れ
経年変化による防虫性能の悪化が殆どないようにするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明を要約すると、本
体の下面に絶縁板を介在して点灯回路基板とプルスイッ
チを配置し、前記プルスイッチの引き部が通る孔を前記
本体に形成した照明器具であって、前記絶縁板に一体に
形成した側壁に前記プルスイッチの引き部が通る孔を前
記本体の孔に略密接対向して形成した照明器具である。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を説明す
るが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示
的な実施形態であり、本発明をその実施形態のみに特有
な事項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術
的範囲は、請求項に示した事項あるいはその事項と実質
的に等価である事項に基づいて定めなければならない。
【0006】図示の実施形態は、金属製の本体1の下面
に合成樹脂製の絶縁板2を介在してトランジスタやLC
R部品からなる高周波点灯回路部品を搭載した点灯回路
基板3とプルスイッチ4を配置し、前記プルスイッチ4
の引き部5が通る孔(図示せず)を前記本体1に形成し
た照明器具であって、前記絶縁板2に一体に形成した側
壁6に前記プルスイッチ4の引き部5が通る孔7を前記
本体1の孔(図示しないが、本体1の下面において絶縁
板2が装着される凹面1aの側壁1bに形成される)に
略密接対向して形成した照明器具である。孔7は側壁6
の一部を円形状の薄膜として柔軟性をもたせた薄膜部8
の中心に形成され、孔7の内径は引き部5を構成する金
属線の直径より最大でも約0.3mm大きい程度であ
る。また、引き部5先端のカール部5aを通すための十
字状のスリット7aを孔7に連通して形成している。ス
リット7aのスリット幅は最大でも約0.3mmであ
る。プルスイッチ4は点灯回路基板3の外周に形成した
切欠部9に配置され、このプルスイッチ4から導出する
電気接続部10は前記切欠部9の縁部に設けたコネクタ
ー11に差し込み接続される。プルスイッチ4は水平方
向に配置され、その引き部5は外向き水平方向に導出さ
れる。引き部5をスリット7aを含む孔7に通すには、
引き部5先端のカール部5aをスリット7aを含む孔7
に押し込めばよい。この状態ではスリット7aを含む孔
7には最大でも約0.3mm幅の隙間しか形成されない
ので、通常考えられる防虫効果が発揮される。
【0007】絶縁板2には豆球ソケット12が兼用され
て形成されるとともに交流電源を受電する電源端子台1
3を一体に形成している。本体1の中央において底面方
向に略長方形状または略楕円形状の凸部14が突出して
形成され、凸部14の中央には孔15が形成されてい
る。絶縁板2の中央に形成された孔16は凸部14の形
状に対応して略長方形状または略楕円形状に形成され、
絶縁板2はその孔16に凸部14が嵌め合わされるよう
に本体1の底面側に装着される。電源端子台13は絶縁
板2において孔16に近接した位置に配置される。そし
て、天井に取付けられた図示されない周知の引掛ローゼ
ットに電気的かつ機械的に接続される図示されない引掛
アダプターを備えている。引掛アダプターの外周にはよ
く知られているように例えば係止溝からなる係止部が形
成され、被取付部材17は前記係止部に係止されて取付
けられる。
【0008】被取付部材17の両側には外向きに変位さ
せることにより前記係止状態を解除できる解除部18を
設けており、解除部18の変位により被取付部材17の
中央の孔19内にバネ付勢されて突出していた図示され
ない被係止部が前記係止部から離れて被取付部材17は
前記引掛アダプターから離れる。これにより照明器具は
取り外しできるものとなる。被取付部材17は前記引掛
アダプターに給電される交流電源を受電する受電部を兼
ねており、前記引掛アダプターの底面に差し込まれて受
電される受電部20が被取付部材17に一体的に設けら
れる。そして、受電部20は給電部21に被取付部材1
7の内部で接続され、給電部21は電源端子台13にお
いて孔16寄りの接続孔に差し込まれて接続される。
【0009】被取付部材17は本体1の凸部14に適宜
手段で固定される。この固定により絶縁板2は被取付部
材17で一応固定されるが、絶縁板2自体も適宜手段で
本体1に固定されるとよい。次に点灯回路基板3は絶縁
板2にサポート具などの適宜手段で固定される。この
際、略U形状の点灯回路基板3の内側に設けたコネクタ
ー22が電源端子台13の二次側端子23に接続され
る。そして、図示しない蛍光ランプを接続するソケット
24は点灯回路基板3のコネクター25に接続固定され
る。次いで、下カバーとなる反射板26が本体1にビス
などの適宜手段で固定されるが、この際、ランプ支持具
27も反射板26とともに本体1に固定される。また、
豆球28は豆球ソケット12に装着される。
【0010】本体1の上面には、先端に孔29aのある
アーム29が取付けられ、引紐30は孔29aの下面か
ら通されてアーム29の上面に案内され、本体1の図示
しない孔の外面に露出する引き部5に結合される。ま
た、本体1を天井に弾性圧接させる複数の板ばね状の弾
性体31が本体1の上面に固定される。なお、他の実施
形態としては、絶縁板2に豆球ソケット12または/お
よび電源端子台13を単独に設けてもよい。
【0011】本実施形態の照明器具では、点灯回路基板
3と本体1の絶縁機能に用いられていた絶縁板2を利用
し、その絶縁板2に一体に形成した側壁6にプルスイッ
チ4の引き部5が通る孔7を本体1の孔に略密接対向し
て形成したことに特徴があり、生産性に優れ、経年変化
による防虫性能の悪化が殆どないようにできる。なお、
引き部5がないプルスイッチにおいてはプルスイッチか
ら引紐30が直接導出されるので、「引き部」とは引紐
も含む概念である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す分解斜視図(実使用状
態とは上下逆に示す)
【図2】同要部分解斜視図
【図3】同側壁の内面図
【符号の説明】
1 本体 2 絶縁板 3 点灯回路基板 4 プルスイッチ 5 引き部 6 側壁 7 孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の下面に絶縁板を介在して点灯回路
    基板とプルスイッチを配置し、前記プルスイッチの引き
    部が通る孔を前記本体に形成した照明器具であって、前
    記絶縁板に一体に形成した側壁に前記プルスイッチの引
    き部が通る孔を前記本体の孔に略密接対向して形成した
    照明器具。
JP18868496A 1996-06-27 1996-06-27 照明器具 Expired - Fee Related JP3179026B2 (ja)

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