JPH0222950Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0222950Y2
JPH0222950Y2 JP1985108674U JP10867485U JPH0222950Y2 JP H0222950 Y2 JPH0222950 Y2 JP H0222950Y2 JP 1985108674 U JP1985108674 U JP 1985108674U JP 10867485 U JP10867485 U JP 10867485U JP H0222950 Y2 JPH0222950 Y2 JP H0222950Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
lamp
uneven
male connector
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985108674U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6217083U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985108674U priority Critical patent/JPH0222950Y2/ja
Publication of JPS6217083U publication Critical patent/JPS6217083U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0222950Y2 publication Critical patent/JPH0222950Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connecting Device With Holders (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、照明器具に関するものである。
〔背景技術〕
従来、配線ブロツクの雌形接続体の差し込み孔
にランプホルダの雄形接続体の差し込み突起を差
し込んで両者を結合し、雌形接続体の差し込み孔
に臨むように設けた雌形接続体接片と雄形接続体
の差し込み突起の外側面に設けた雄形接続体接片
とを電気的に接続した照明器具があつた。
このような照明器具において、並設した複数の
接片を接続するものは、雌形接続体の差し込み孔
および雄形接続体の差し込み突起が接片の配置の
都合上、かなり大きくなり、差し込み孔への差し
込み突起の差し込み時に差し込み方向が定まら
ず、差し込みが容易でなかつた。
また、差し込み孔と差し込み突起との隙間によ
つて両者の間にがたつきがあり、このため、接片
が位置ずれして接触が不安定になるという問題が
あつた。
さらに、差し込み孔の内側面と差し込み突起の
外側面とを平坦面で対面させる構成であるので、
複数の接片間の絶縁距離を十分にとることができ
なかつた。
〔考案の目的〕
この考案は、差し込み操作が容易で、かつ接片
の接触状態を安定させることができ、しかも接片
間の絶縁距離を十分にとることができる照明器具
を提供することを目的とする。
〔考案の開示〕
この考案の照明器具は、外側面に差し込み方向
に延びる凹凸条131が設けられた差し込み突起
26a,26bと、この差し込み突起26a,2
6bの凹凸条131の複数の凹部および複数の凸
部のいずれか一方にそれぞれ配置した複数の雄形
接続体接片105とをもつた雄形接続体18Aを
有するランプホルダ26と、 内側面に前記凹凸条131と係合する凸凹条1
40が設けられ前記差し込み突起26a,26b
が差し込まれる差し込み孔27a,27bと、こ
の差し込み孔27a,27bの凸凹条140の複
数の凸部および複数の凹部のいずれか一方に配置
して前記複数の雄形接続体接片105とをそれぞ
れ対面接触する複数の雌形接続体接片18a,1
8bとをもつた雌形接続体3Aを有する配線ブロ
ツクとを備えたものである。
このように、差し込み突起の外側面に差し込み
方向に延びる凹凸条を形成するとともに、差し込
み孔の内側面に差し込み突起の外側面の凹凸条と
係合する凸凹条を形成したため、差し込み突起の
凹凸条と差し込み孔の凸凹条とが差し込み時に相
互に係合して差し込み突起を差し込み孔に差し込
む際のガイドとなり、差し込み突起を差し込み孔
に滑らかに差し込むことができる。しかも両者の
がたつきを少くできる。
また、差し込み突起の凹凸条の凹部および凸部
のいずれか一方に雄形接続体接片を配置し、差し
込み突起の凸凹条の凸部および凹部のいずれか一
方に前記雄形接続体接片と対面接触するように雌
形接続体接片を配置したため、凹凸条および凸凹
条によつて雄形接続体接片および雌形接続体接片
が位置規制され、差し込み突起と差し込み孔との
隙間によつて両者ががたつくことがあつても雄形
接続体接片と雌形接続体接片とが位置ずれするこ
とがなく、両者を確実に接触させることができ
る。
また、凹凸条または凸凹条の凸部が両接片に対
する絶縁壁となり、並設した複数接片間の絶縁距
離を十分にとることができる。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第9図に基
づいて説明する。この照明器具は、第1図A,
B,Cに示すように、外側面に差し込み方向に延
びる凹凸条131が設けられた差し込み突起26
a,26bと、この差し込み突起26a,26b
の凹凸条131の複数の凹部および複数の凸部の
いずれか一方にそれぞれ配置した複数の雄形接続
体接片105とをもつた雄形接続体18Aを有す
るランプホルダ26と、 内側面に前記凹凸条131と係合する凸凹条1
40が設けられ前記差し込み突起26a,26b
が差し込まれる差し込み孔27a,27bと、こ
の差し込み孔27a,27bの凸凹条140の複
数の凸部および複数の凹部のいずれか一方に配置
して前記複数の雄形接続体接片105とそれぞれ
対面接触する複数の雌形接続体接片18a,18
bとをもつた雌形接続体3Aを有する配線ブロツ
クを構成した複合ソケツト3とを備える構成にし
ている。
このように、差し込み突起26a,26bの外
側面に差し込み方向に延びる凹凸条131を形成
するとともに、差し込み孔27a,27bの内側
面に差し込み突起26a,26bの外側面の凹凸
条131と係合する凸凹条140を形成したた
め、差し込み突起26a,26bの凹凸条131
と差し込み孔27a,27bの凸凹条140とが
差し込み時に相互に係合して差し込み突起26
a,26bを差し込み孔27a,27bに差し込
む際のガイドとなり、差し込み突起26a,26
bを差し込み孔27a,27bに滑らかに差し込
むことができる。しかも両者のがたつきを少くで
きる。
また、差し込み突起26a,26bの凹凸条1
31の凹部に雄形接続体接片105を配置し、差
し込み孔27a,27bの凸凹条140の凸部に
前記雄形接続体接片105と対面接触するように
雌形接続体接片18a,18bを配置したため、
凹凸条131および凸凹条140によつて雄形接
続体接片105および雌形接続体接片18a,1
8bが位置規制され、差し込み突起26a,26
bと差し込み孔27a,27bとの隙間によつて
がたつくことがあつても雄形接続体接片105と
雌形接続体接片18a,18bとが位置ずれする
ことがなく、両者を確実に接触させることができ
る。この結果、雄形接続体接片105および雌形
接続体接片18a,18bは片持ち構造でもよく
なり、構造が簡単になり、コストダウンを達成で
きる。
また、凹凸条131または凸凹条140の凸部
が両接片に対する絶縁壁となり、並設した複数接
片間の絶縁距離を十分にとることができる。この
結果、小形化しても、高電圧の使用に十分耐える
ことができる。
以下、吊下式環形2灯照明器具の全体を第1図
ないし第9図に基づいて説明する。この吊り下げ
式環形2灯照明器具は、2灯点灯、1灯(高W
側)点灯、豆球点灯、およびオフの動作をするも
ので、その構成を大別すると天井に吊り下げられ
るコード1、器具本体2、複合ソケツト3、安定
器4,5で構成されている。器具本体2は周側壁
2′を垂下した円板形をなし、下側を下カバー2
aで閉成し、上面にコードカバー2bを有する。
下カバー2aと器具本体2とは外周のつば6,7
で突き合わされビス8により一体に連結されて内
部に複合ソケツト3等の部品収納空間を形成する
とともに多数の放熱穴2c(第3図)を形成し、
同時にビス8により2灯一体型ランプ支持ばね1
0を取付けている。傘形をなすコードカバー2b
は器具本体2の中央上面に取付られ、コードアジ
ヤスタ11を通してコード1の下端部がコードカ
バー2b内に挿入され、適当に弛ませて器具本体
2に設けた支持具12に通し先端にコネクタ1a
を設けている。複合ソケツト3(たとえば第3,
4図)は外形が帯板状をなし、器具本体2の下面
の略中央に取付られ、その両側に安定器4,5が
ビス4′,5′により取付られる。複合ソケツト3
は上面に一対のフツク13,14を突出し、その
フツク13,14を器具本体2のコードカバー2
bの内側に形成した取付孔15に引掛られるとと
もに、ねじ16および切起し爪17で確実に器具
本体2に取付られる。この複合ソケツト3は平面
的にみて、第2図のように長手方向の一端からラ
ンプソケツト18、ねじ込み式グローランプソケ
ツト19、スワン式グローランプソケツト20、
プルスイツチ21、豆球ソケツト22、およびヒ
ユーズホルダ23が略一直線上に並設されてい
る。ランプソケツト18はランプピン挿入孔2
4,25を下端に設けたランプホルダ26の上端
の雄形接続体18Aの差し込み突起26a,26
bが複合ソケツト3の雌形接続体3Aの差し込み
孔27a,27bに差し込まれている。また各ソ
ケツト19,20,22にグローランプ28,2
9および豆球30が装着され、ランプ支持ばね1
0およびランプホルダ26の支持片26c,26
dに環形ランプ31,32が装着される。そし
て、複合ソケツト3は前記ソケツト19等を一体
に形成するボデイ33(第5図)内に電路板34
(第6図)を配設し、この電路板34は所定の電
気配線をなすようにパターン形成されており、こ
れにより前記各ランプ28等と電気的に接続さ
れ、またリード線35により安定器4,5と接続
され、かつ電路板34に形成したコネクタピン7
3によりコード1のコネクタ1aに接続される。
複合ソケツト3は熱可塑性樹脂たとえばポリプ
ロピレンで形成されたボデイ33と銅、黄銅等の
導電板でパターン形成された電路板34を有し、
ボデイ33はベース36とカバー37からなる。
ベース36にグローランプ28,29や豆球30
の装着口28a,29a,30aを形成し、カバ
ー37にヒユーズホルダ23、プルスイツチ21
の装着部21a、コードコネクタ1aの収納部1
bを形成している。またベース36の外周に多数
の取付枠38を立設し、その内側にガイドテーパ
39を形成し、一方カバー37の外周に係止突起
40を水平方向に突設して、係止突起40を取付
枠38のガイドテーパ39にガイドして引掛るこ
とにより両者を連結し、同時に電路板34を挟持
する。またグローランプ28,29および豆球ラ
ンプ30の着脱の際に加わる力を受ける部分の強
度を確保するため、ベース36の各ソケツト1
9,22の中心部のランプ受け19′,22′およ
びソケツト20の中心部にかしめ突起41を突設
し、カバー37に貫通孔42を形成して連結によ
りカバー37の上面に突出した突起41の上端を
かしめ固定している。一方電路板34は電路板3
4をベース36に固定するためとくに負荷がかか
る部分を考慮して所定の位置に多数の矩形孔43
を形成し、ベース36に矩形孔43に対応してピ
ン44を一体形成し、電路板34をベース36に
押付けて矩形孔43をピン44に圧入固定する。
複合ソケツト3の器具本体2へ取付るフツク1
3,14は安定係止のためコードカバー2bの最
大径に近い間隔で設けられるが、器具本体2の下
面に当接するストツパ48は複合ソケツト3に強
度がかかるソケツト18,20,22の近傍に設
けられる。
複合ソケツト3の組立について簡単に説明する
と、ベース36のボス21bの上端にビス16を
ねじ込むためのナツト21cを載せ、スイツチ台
21eをベース36に載置してナツト21cを押
さえる。つぎにベース36上に電路板34を押さ
え込み、スイツチ台21eの軸孔89にスイツチ
ブロツク21gの軸88の下端を電路板34を介
してかしめ固定する。カバー37を電路板34上
に被せてこれらを押さえる。なお、電路板34の
ソケツト19,22の中央接片51a,22aを
形成する部分はベース36に設置する段階では垂
直に折曲されているため、カバー37で固定後水
平姿勢に折曲する。
複合ソケツト3をさらに詳細に説明すると、ス
ワン型グローランプソケツト20のグローランプ
ピン(図示せず)に接触する接触子片50が第6
図のように電路板34に一体形成されるが、接触
子片50の長手方向を各ソケツト19等が一直線
上に並ぶ複合ソケツト3の長手方向に対して同一
水平面内で直角に配置されている。また電路板3
4上でねじ込み式グローランプソケツト19の口
金接触片51の近傍に雑音防止コンデンサ52の
ピン52aを接続する接続端子53が形成され、
これに対応してカバー37にピン差し込み孔54
を形成している。複合ソケツト3のヒユーズホル
ダ23は、複合ソケツト3の長手方向の一端部に
配置されて器具本体2の取付位置ではコードカバ
ー2bの外側となるように設けられ、しかもヒユ
ーズ58の長手方向が複合ソケツト3の長手方向
に直角となるように配置されて複合ソケツト3の
長さの短縮を図り、またヒユーズホルダ23の高
さはストツパ48と同じ高さを有し、この高さは
ヒユーズ58を挿入するのに十分でしかもヒユー
ズ接触片となるヒユーズ端子59を有する電路板
34と器具本体2との絶縁確保のため設定され、
ヒユーズホルダ23の上端面に係止突部60を形
成し、器具本体2に形成したヒユーズ孔61(第
3図)に係止突部60を嵌合している。ヒユーズ
ホルダ23の開口62を閉成するキヤツプ63は
下面にヒユーズ支持部64を突設しヒユーズ端部
位置決め片64aを形成するとともに両側部より
ヒユーズ保持フツク65を垂下して、フツク65
でヒユーズ58のガラス部を着脱自在に抱持す
る。キヤツプ63にヒユーズ58を保持させて器
具本体2の上面側からホルダ23内に挿入し、押
し込むとヒユーズ58の両端の端子58aに電路
板34の接続端子59が抱持し、開口62が閉成
さたこととなる。なお、67はヒユーズキヤツプ
63のストツパである。またヒユーズ58の交換
は器具本体2の上面からキヤツプ63を外すこと
により簡単にできる。このとき、複合ソケツト3
に力が加わるので複合ソケツト3の取付を兼ねて
ヒユーズホルダ23の側部に取付片70を突設
し、その先端に孔71を形成して器具本体2の切
起し爪17を孔71に挿通し、その先端をひねつ
て孔71の下面に係止することにより固定してい
る。また電路板34においてヒユーズ58の接続
端子59の間にヒユーズ58に交差するようにパ
ターン線72を配置しているが、これは電路板3
4上のパターン線相互の交差をさけるとともにパ
ターン線の引き回しにより複合ソケツト3の大型
化およびその絶縁手段による構造の複雑化を避け
るためである。すなわち、ヒユーズ58は電源す
なわち電路板34上ではコード1のコネクタ1a
に接続されるコネクタピン73と、プルスイツチ
21と昇圧型安定器5の一次側とともに直列接続
されるものであるが、第7図にも示すようにこれ
らおよび豆球ソケツト22の配置関係からコネク
タピン73に接続されるパターン線72はヒユー
ズ58に交差する配線が他の配線方式よりももつ
とも効果的になるのである。また電路板34のコ
ネクタピン73からランプソケツト18の雌形接
続体接片18a,18bへの配線は、コネクタピ
ン73が複合ソケツト3の中央に位置しランプソ
ケツト18の雌形接続体接片18a,18bが複
合ソケツト3の端部に位置しかつその間にグロー
ランプソケツト19,20が位置する関係から、
雌形接続体接片18a,18bへの共通線のパタ
ーン線74は2本に分岐してスワン型グローラン
プソケツト20の接触子片50を囲むように配線
して、立体交差をさけることにより絶縁等の構成
を簡単にし、かつ複合ソケツト3を大型化しない
ようにしている。
複合ソケツト3のプルスイツチ21は、ベース
36に電路板34が装着される前にベース36の
ボス21bの上端にナツト21cを載せてボス2
1bの上端の突起77でナツト21cの回転止め
とし、ユリア樹脂等の熱硬化性樹脂で形成された
スイツチ台21eをベース36上に配置する。な
お、ベース36側はスイツチ台21eの厚さ分他
の部分より段落ちしている。このとき、ベース3
6の位置決め突起79にガイド孔80が嵌合する
とともにボス81がボス21bに嵌合してナツト
21cを保持する。またスイツチ台21eの軸か
しめ部をベース36の孔21jに嵌合する。この
状態で前記電路板34がベース36およびスイツ
チ台21e上のガイドリブ36a,21i間に配
置され前記したように固定される。またスイツチ
ブロツク21gの垂直アーム83をアーム用孔8
4に挿入し、回動アーム85の直角に折曲された
アーム端86を支点孔87に係合し、軸88を電
路板34およびスイツチ台21eの軸かしめ部の
軸孔89に通して軸88の下端をかしめる。これ
でスイツチブロツク21gは片持ち状態に支持さ
れたこととなり、カバー37をベース36に固定
することによりカバー37で電路板34を挟持す
るとともにスイツチ台21eも挟持されることと
なる。そして複合ソケツト3を取付るとき前記ビ
ス16がナツト21cに締めつけられて固定され
るとともにプルスイツチ3の近傍にナツト21c
を設けることによりスイツチ操作時に加わる負荷
を受けて複合ソケツト3が変形しないようにして
いる。なお、スイツチ台21eはコネクタピン7
3の支持部90を有し、コネクタピン73の付根
部は支持部90に立位姿勢に保持されることとな
る。このプルスイツチ21において、複数の固定
接点91は電路板34に形成されるが、この固定
接点91を支持するとともに可動接点板92の逆
転を防止するテーパ支持部93はスイツチ台21
eに一体形成されて耐摩耗性を確保している。ま
たカバー37に形成されたスイツチケース21a
はストツパ48等と同じ高さを有して上端が開口
したままとなり、複合ソケツト3を器具本体2に
取付ることにより器具本体2で閉成して器具本体
2に蓋を兼用させている。スイツチブロツク21
gは軸88の上端にばね受け94を固着し、軸8
8の中間に可動接点板92および回転板95を回
動自在に設け、回転板95の可動接点側92に爪
板96を取付、さらに回転板95とばね受け94
との間にねじりコイルばね96を介在してその両
端をばね受け94および回転板95に係止して回
転板95を一方向に付勢するとともに回転板95
を軸方向にも付勢して可動接点板92を固定接点
91に弾性している。回動アーム85はコ字形を
なしてアーム端86が支持孔87に係合するとと
もに中間部97が回転板95の引掛凹部98に引
つ掛かり、先端に輪部を曲成して垂直アーム83
の上端輪部と連結し、垂直アーム83の下端に引
きひもが吊り下げられる。この垂直アーム83を
垂直方向に引くと回動アーム85がアーム端86
を支点に回動し、回動アーム85が横コ字姿勢か
ら縦コ字姿勢になるため回転板95が回動し、ス
イツチ動作となる。そして回転板95の回動時ス
イツチ台21eに形成したガイド体21fが回転
板95のぶれ防止ガイドとなる。
ランプソケツト18に対する差し込み孔27
a,27bは、複合ソケツト3のヒユーズホルダ
23と反対側の端部に設けられ、内側面に差し込
み突起26a,26bの外側面の凹凸条131に
係合する凸凹条140を形成してあり、雌形接続
体接片18a,18bは、差し込み孔27a,2
7bの内側面の凸部から露出し、凸部に沿うよう
に折曲げられており、片持ち状態となつている。
特に複合ソケツト3の長手方向の端部に設けるこ
とにより環形ランプに装着するランプソケツトの
ホルダ23の寸法を短くして小形化を図る。また
一対の差し込み孔27a,27bは長手方向に並
べられて高W側の差し込み孔27aを外側に配置
するとともに接続される環形ランプ31,32の
口金が器具本体2に対して同一側にくるように
し、しかもその並び方向が正確には複合ソケツト
3の長手方向に対してある角度振れた位置に傾く
ことにより、その延長線上に器具本体2の重心が
位置しかつプルスイツチ21の垂直アーム83が
位置する構成としている。また一対の接続孔27
a,27bは強度確保のため間にブリツジ102
を設け、かつそのブリツジ102の内側にブリツ
ジ102を利用してスワン型グローランプソケツ
ト20の接触子片50に引き回すための電路板3
4のパターン線103をはわせて電路板34のパ
ターン構成を簡単にしている。
ランプソケツト18は第4,8,9図のように
構成されている。
これらの図をもとに、前記ランプホルダ26を
さらに詳細に説明すると、これはワツト数の異な
るランプホルダを一体にしたもので、外形は上端
部より二又形状に第1および第2の腕25,26
が延出し、上端部の上方に腕25,26の並び方
向と同方向に一対の差し込み突起26a,26b
が突出している。第2の腕26は低W用で差し込
み突起26bの略垂直下方に垂下し下端部で一方
向に傾斜してその下面にランプピン孔26Aを形
成している。第1の腕25は高W用で第2の腕2
6の傾斜方向の上側で同方向に傾斜して差し込み
突起26aより下部側方に延出し下端にランプピ
ン孔25Aを形成し、かつ各腕25,26の下端
にランプ支持片26c,26dを形成している。
この構成により、第2の腕26の上方に差し込み
突起26a,26bを有するとともに、差し込み
突起26a,26bを器具本体2に取付られた複
合ソケツト3の差し込み孔27a,27bに挿着
したとき、第2図のように第1の腕25は器具本
体2の側方に伸びだし、第2の腕26は器具本体
2の下方に位置することとなる。
差し込み突起26a,26bは側面に上端側が
先細となるテーパ部を有し、その上端に係止突起
107を突設して、差し込み突起26a,26b
の側面形状に対応して凹凸形成された複合ソケツ
ト3の差し込み孔27a,27bへの挿入を容易
にしている。また上記テーパ部にそれぞれ雄形接
続体接片105がその傾斜に沿うように配設され
て電路板34の差し込み孔27a,27bに位置
する雌形接続体接片18a,18bの形状を単に
曲げ加工(片持ち)のみで達成するとともに電気
接触しやすくしている。そしてランプホルダ26
の取付のため差し込み突起26a,26bの並び
方向の両端に外向きのフツク108を形成し、ま
たランプホルダ26の中間部の両側に係止突条1
09を形成している。このランプホルダ26は、
差し込み突起26a,26bを差し込み孔27
a,27bに挿入することによりフツク108を
差し込み孔27a,27bに係止し、複合ソケツ
ト3の器具本体2へ取付状態で係止突起107が
器具本体2に形成された係止孔106に嵌合して
ランプホルダ26を位置決めし、このとき差し込
み突起26a,26bの上面が器具本体2の下面
にストツパとして当接する。さらに下カバー2a
を器具本体2に取付けることによりその切欠き1
10で係止突条109に係止して器具本体2と下
カバー2aとによりランプホルダ26を挟持固定
する。なお、差し込み突起26a,26bの挿入
方向が複合ソケツト3の電路板34の水平面に対
して直角となることはいうまでもない。このよう
な構成により、ランプ支持ばね10による内方へ
の力に対して強度および接続が安定し、ホルダ2
6等の寸法安定性が良好となり、また複数灯の時
端子方向が揃うことにより接触が安定し、後述す
る電路片またはリード線がホルダ26の同一面に
4本並べられるため構造が容易になり、製造容易
で安価にできる。
ランプホルダ26は、ボデイ120と一対の蓋
121と複数の電路片122とで構成されてい
る。ボデイ120および蓋121はポリプロピレ
ン等の熱可塑性樹脂で形成され、ボデイ120は
横断面H形をなし、その両側凹部123,124
に電路片ガイド条125と圧入用ボス126とを
形成し、上端部には前記差し込み突起26a,2
6bを一体形成し、その側部に凹凸条131を形
成するとともに凹凸条131の凹部の端部にかし
め突起132を突設し、一方下端部はランプソケ
ツト孔25A,26Aを形成しその内側に収納凹
部137を形成するとともにランプ支持片26
c,26dを形成している。なお、このランプ支
持片26c,26dは材質により弾性を有するの
でランプ31,32の挿着に支障はない。蓋12
1は両側凹部123,124の内側に嵌合するも
ので外面に前記係止突条109を形成し、内面に
圧入用ボス126に対向して圧入突起127を形
成し、電路片ガイド条125に対向して押さえ突
条128を形成し、さらに電路片122のプレス
加工時の分離部130を絶縁するための絶縁板1
29を形成している。電路片122は導電板で形
成され、ボデイ120の両側凹部123,124
にそれぞれ各ワツト数に応じて2個ずつ配設され
る。各電路片122はプレス加工により一対が分
離部130で一体に連結されて形成され、下端部
はランプ接片となるランプピン受け133が設け
られ、上端部は前記雄形接続体接片105が形成
されるが、これは前記差し込み突起26a,26
bの傾斜面に沿うように折曲されることにより一
体形成される。ランプピン受け133は板状体を
折曲げて円筒状にするとともに一端に取付片13
4を延出したもので、電路片122の下端部をラ
ンプピン受け130の半径に相当する長さだけ段
曲げし、その先端に前記取付片134を抱持する
とともに電路片122の幅方向を折曲する状態に
かしめ固定している。このような構成により、両
側凹部123,124に配設される同ワツトの電
路片122a,122bについては雄形接続体接
片105の折曲方向がことなる点を除き左右対象
となるため左右の電路片の部品の共用ができるこ
ととなる。組立はボデイ120の両側凹部12
3,124のランプピン受け133に対応して形
成した凹部137にランプピン受け133を納め
るとともに電路片122を両側凹部123,12
4のガイド条125に支持させ雄形接続体接片1
05を凹凸条131の凹部へ納めるとともにその
先端をかしめ突起132でかしめて固定する。こ
の状態で蓋109を両側凹部123,124に嵌
め、圧入用ボス126に突起129を圧入させれ
ばよい。これにより、ランプピン受け133はラ
ンプソケツト孔25A,26Aの内側に位置し、
電路片122は押さえ突条128に押さえられ、
また分離部130は絶縁板129で絶縁分離され
る。なお、この絶縁板129はボデイ120側に
設けられてもよい。
〔考案の効果〕
この考案の照明器具は、差し込み突起の外側面
に差し込み方向に延びる凹凸条を形成するととも
に、差し込み孔の内側面に差し込み突起の外側面
の凹凸条と係合する凸凹条を形成したため、差し
込み突起の凹凸条と差し込み孔の凸凹条とが差し
込み時に相互に係合して差し込み突起を差し込み
孔に差し込む際のガイドとなり、差し込み突起を
差し込み孔に滑らかに差し込むことができる。し
かも両者のがたつきを少くできる。
また、差し込み突起の凹凸条の凹部および凸部
のいずれか一方に雄形接続体接片を配置し、差し
込み突起の凸凹条の凸部および凹部のいずれか一
方に前記雄形接続体接片と対面接触するように雌
形接続体接片を配置したため、凹凸条および凸凹
条によつて雄形接続体接片および雌形接続体接片
が位置規制され、差し込み突起と差し込み孔との
隙間によつて両者ががたつくことがあつても雄形
接続体接片と雌形接続体接片とが位置ずれするこ
とがなく、両者を確実に接触させることができ
る。
また、凹凸条または凸凹条の凸部が両接片に対
する絶縁壁となり、並設した複数接片間の絶縁距
離を十分にとることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aはこの考案の一実施例における雄形接
続体の平面図、第1図Bは同じく正面図、第1図
Cは雌形接続体の平面図、第2図は差し込み接続
器を使用した照明器具の断面図、第3図は器具本
体と内部部品の関係を示す分解斜視図、第4図は
内部部品の分解斜視図、第5図は複合ソケツトの
斜視図、第6図はその分解斜視図、第7図は複合
ソケツトを上面から見た平面図、第8図はランプ
ソケツトの平面図、第9図はその分解斜視図であ
る。 3……配線ブロツクを構成する複合ソケツト、
3A……雌形接続体、18A……雄形接続体、2
6……ランプホルダ、26a,26b……差し込
み突起、27a,27b……差し込み孔、18
a,18b……雌形接続体接片、105……雄形
接続体接片、131……凹凸条、140……凸凹
条。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外側面に差し込み方向に延びる凹凸条が設けら
    れた差し込み突起と、この差し込み突起の凹凸条
    の複数の凹部および複数の凸部のいずれか一方に
    それぞれ配置した複数の雄形接続体接片とをもつ
    た雄形接続体を有するランプホルダと、 内側面に前記凹凸条と係合する凸凹条が設けら
    れ前記差し込み突起が差し込まれる差し込み孔
    と、この差し込み孔の凸凹条の複数の凸部および
    複数の凹部のいずれか一方に配置して前記複数の
    雄形接続体接片とをそれぞれ対面接触する複数の
    雌形接続体接片とをもつた雌形接続体を有する配
    線ブロツクとを備えた照明器具。
JP1985108674U 1985-07-15 1985-07-15 Expired JPH0222950Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985108674U JPH0222950Y2 (ja) 1985-07-15 1985-07-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985108674U JPH0222950Y2 (ja) 1985-07-15 1985-07-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6217083U JPS6217083U (ja) 1987-01-31
JPH0222950Y2 true JPH0222950Y2 (ja) 1990-06-21

Family

ID=30986087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985108674U Expired JPH0222950Y2 (ja) 1985-07-15 1985-07-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0222950Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6412543U (ja) * 1987-07-09 1989-01-23

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54117894U (ja) * 1978-01-31 1979-08-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6217083U (ja) 1987-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4495443A (en) Compact fluorescent lamp combination, and method of making it
FI116706B (fi) Matalaprofiilinen sähköliitin
US4595859A (en) Halogen incandescent lamp and socket combination, particularly for direct assembly into a fixture with bayonet lock
US4360861A (en) Baseless lamp socket
JPH0222950Y2 (ja)
JPS61195503A (ja) 照明器具
JPH021029Y2 (ja)
JPH0327285Y2 (ja)
JPH025450Y2 (ja)
JPH0351850Y2 (ja)
JPH0338731Y2 (ja)
JPH0346414Y2 (ja)
JPH0128580Y2 (ja)
JPH021028Y2 (ja)
JPH0346416Y2 (ja)
JPH041620Y2 (ja)
JPS61195502A (ja) 照明器具
JPH02980Y2 (ja)
JPS634337Y2 (ja)
JPS6331499Y2 (ja)
JPS639942Y2 (ja)
JPS633053Y2 (ja)
JPS633054Y2 (ja)
JPH09223410A (ja) 照明器具
JPS6331498Y2 (ja)