JPS633053Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS633053Y2
JPS633053Y2 JP6874583U JP6874583U JPS633053Y2 JP S633053 Y2 JPS633053 Y2 JP S633053Y2 JP 6874583 U JP6874583 U JP 6874583U JP 6874583 U JP6874583 U JP 6874583U JP S633053 Y2 JPS633053 Y2 JP S633053Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
switch
conductive plate
reflector
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6874583U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59173931U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6874583U priority Critical patent/JPS59173931U/ja
Publication of JPS59173931U publication Critical patent/JPS59173931U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS633053Y2 publication Critical patent/JPS633053Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はけい光ランプを用いた照明器具に関
する。
従来、この種照明器具においては、スタータソ
ケツト、スイツチなどの配線部品を安定器ととも
に照明器具のケースに組込み、このケースの下面
を覆つて反射板を取り付けたものが用いられてい
る。そして、そのケース内に組込まれたスタータ
ソケツト、スイツチなどの配線部品は、例えば実
開昭56−153022号公報に示されているようにユニ
ツト化されているものがある。すなわち、絶縁材
製の第1の基板の一面側に各配線部品を一体的に
設けるとともに、その基板の他面に夫々の配線部
品内に臨み接触片あるいはスイツチ接点として作
用する導電部および回路部を一連に形成した導電
板を配設し、さらにこの導電板を不所望の充電部
が露呈しないように覆い、かつ第1の基板とで導
電板を保持する第2の基板とで構成されるもので
ある。
しかしながら、かかる構成のものにおいては、
組立作業性が悪い構造であつた。組立工程順に説
明すると第一に、安定器にケース凹部を内側にし
て載せケース背面からネジ及びリベツトにて固着
する。第二に安定器を固着したケースを反転す
る。第三に、スタータソケツト、スイツチ等のユ
ニツト化した配線部品をケース切起し部に取り付
けたりユニツト端子と安定器端子を半田付する等
配線部品を組込む。第四に反射板凹を内側に配線
部品を覆うようにケースに位置決めする。第五に
ランプホルダーのL字形に曲げた支持腕に有る取
付穴と反射板のケース取付穴に合せ、ネジ締め
し、ランプホルダー、反射板、ケースを固着さ
す。
このように組立方向が異なるため、組立作業性
が悪く又自動組立を行う際も非常に障害になると
いう欠点があつた。
この考案は上記点に鑑みてなされたもので、一
方のケースを基準にして同一方向からの組立を可
能にした組立性の良い照明器具を提供することを
目的とする。
以下、この考案の一実施例を環形けい光ランプ
を使用した照明器具に適用したものについて図面
を引用して説明する。
図において、200は第1のケース140と第
2のケース(便宜上、以後反射板と称す、とで構
成されるケース本体であり、反射板1は皿状した
AAS樹脂などの耐候性のよい熱可塑性樹脂で形
成され、底部2とこの底部2から一体に立ち上が
つて上端外周部に外方に張り出すように形成され
たフランジ3を有する。4はこの反射板1のフラ
ンジ3に2個所設けられた円錐状のケース位置決
め凸起、5はフランジ3に互いにほぼ対向するよ
うに設けられ上面と内方に開口する二対の四角形
の安定器位置決め孔、6はフランジ3に1個が上
記安定器位置決め孔5の一方の間に位置し、残り
の2個を互いに等配に設けられたランプホルダ位
置決め凹部で、内部にランプホルダ位置決め凸起
7およびケース取付穴8をそれぞれ1個ずつ設け
ている。9はこのケース取付穴8の下部に形成さ
れた反射板位置決め凸起で、特に図示しない照明
器具組立装置に対し反射板1を位置決めするのに
用いられる。10は反射板1のフランジ3を切り
欠いて形成された一対のリード線導出溝で、上記
ランプホルダ位置決め凹部6の1個をはさみ互い
に対向するように設けられている。11は反射板
1のほぼ中央に設けられた後述するスイツチ95
の駆動棒87を挿通するスイツチ孔である。12
はこのスイツチ孔11の周辺に設けられた一対の
L字形したスイツチ台兼導電板位置決め凸起、1
3は一対のL字形したスイツチ台位置決め凸起
で、上記スイツチ孔11をはさみ、かつ上記スイ
ツチ台兼導電板位置決め凸起12と対向する位置
に設けられている。14は反射板1の底部2の端
部近くに、上記スイツチ台兼導電板位置決め凸起
12と対向するように設けられた一対のL字形し
た導電板位置決め凸起、15は上記反射板底部2
に設けられ、後述する導電板50の所定箇所を載
置するための複数個の凸条、16はこの凸条15
に設けられた複数の導電板係止凸起である。17
は反射板底部2に複数個設けられた導電板位置決
めボス、18は上記底部2においてリード線導出
溝10の近傍に4個所ずつ対向して設けられた導
電板係止壁、19は上記底面2に上記リード線導
出溝10間を2分する中心線上に設けられた3個
の固定部材取付ボス、20は上記底面2の端部の
固定部材取付ボス19の近くに設けられた豆球受
け、21はこの豆球受け20をはさんで対向する
位置に設けられた一対のスタータ受け、22は上
記安定器位置決め孔5に対応して反射板底部2に
形成された2対の安定器位置決めリブ、23は上
記安定器位置決め孔5の方向に複数個穿設された
長孔状の放熱孔、30は3本のランプホルダー
で、弾性材料より成り、一端部をL字形に曲げて
支持腕31を形成し、この支持腕31には取付穴
32と位置決め穴33が設けられ、他端部には、
わん曲したランプ支持部34が設けられている。
このランプホルダー30は、支持腕31を上記ラ
ンプホルダ位置決め凹部6内に嵌合させると共
に、位置決め穴33をランプホルダ位置決め凸起
7に嵌合させることにより反射板1に載置され
る。
40は角形のスイツチ台で、耐熱性等に優れた
ユリア樹脂等の熱硬化性樹脂により形成されてい
る。41はこのスイツチ台40のほぼ中央部に設
けられた中空の円筒部、42はこの円筒部41の
外周に設けられた接触片支持凸起、43は上記円
筒部41から放射状に設けられたスイツチ段部、
44は後述する導電板連結部62を収容する導電
板連結部収容溝、また45は導電板位置決め凸
起、46は導電板係止凸起、47ははんだ逃げ穴
であり、これらは夫々導電板50に対応してスイ
ツチ台40の上面に形成されている。そしてこの
スイツチ台40は、上記反射板1の中央部に載置
され、スイツチ台兼導電板位置決め凸起12及び
スイツチ台位置決め凸起13により位置決めされ
る。この状態で円筒部41はスイツチ穴11と連
通する。
50は導電板で、略T字状をなし黄銅等の弾性
を有する導電性薄板を打ち抜いて照明器具の点灯
回路を構成する。そしてこの導電板50は点灯回
路を構成する複数の回路部51と、この回路部5
1と一体に形成された接触部66とから成つてい
る。さらにこの接触部66は一体的にほぼ同一円
周上に複数個のスイツチ固定接点52およびこの
固定接点52とほぼ同一円周上に立上り形成され
たスイツチ共通接点53を設けるとともに、立上
り形成された一対の電源接続ピン54と、この電
源接続ピン54を介してスイツチ固定接点52と
反対側に設けられた豆球用中心接触片55と、こ
の豆球用中心接触片55の側方において立ち上が
り形成された豆球用受金片56と、この豆球用中
心接触片55を中心として対称な位置において立
上り形成された一対のスタータ用中心接触片57
と、このスタータ用中心接触片57の側方におい
て立上り形成された一対のスタータ用受金片58
とを設けている。59は4個所ずつ対になつた圧
着部で、導電板50の両端部においてそれぞれ対
向するように回路部51に形成されている。60
は4箇所ずつ対になつた係止片で、それぞれ圧着
部59の内側に形成され、それぞれの係止片60
は切り溝61により個々に分離されている。62
は片側が幅狭の三角形状した複数の連結部で、各
回路部51を連結している。63は上記反射板1
の導電板位置決め突起14およびスイツチ台40
の導電板位置決めボス45に対応する位置決め
孔、64は一対の爪を切り曲げ形成してなる係止
爪で、導電板係止突起16,46に係止される。
65は回路部51に設けられたはんだ孔であ
る。
70は一対のランプソケツトで、それぞれ4本
のリード線71を導出している。
このリード線71はそれぞれ対応する導電板5
0の圧着部59に圧着接続されている。72は一
対の雑音防止コンデンサで、それぞれ対応する圧
着部59でリード線71と共に圧着接続されてい
る。95はスイツチであり、このスイツチ95は
りん青銅等の弾性を有する導電性薄板から形成さ
れた略円形の接触片80を有しており、さらにこ
の接触片80は中央に形成された挿通孔81と、
この挿通孔81の外周を下方に切り曲げ形成した
一対のスイツチ可動接点82と、挿通孔81の外
周において上方に切り曲げ形成された送り爪83
とを有する。この送り爪83の先端には摺動部9
6を形成している。そして上記接触片80は、上
記スイツチ台40の円筒部41に回動自在に嵌合
され、スイツチ可動接点82が導電板50の固定
接点52上に配置される。さらに84はナイロン
等の絶縁材料から成る円形の回転子、85はこの
回転子84の下方に形成された送り段、86は回
転子84の中心部に形成された角孔である。87
は鋼板等の金属材料から成る駆動棒、88は駆動
棒87の上端に形成された一対の摺動腕、89は
この摺動腕88の間に形成された切り欠き、90
は駆動棒87の下端に形成された引ひも接続部、
91は駆動棒87の中央部に形成されたひねり
部、92はひねり部91の下方に形成された係止
凸部である。93はコイルばねである。そして、
上記回転子84、駆動棒87、コイルばね93
は、互いに組み立てられ、スイツチ駆動装置94
を形成している。すなわち、回転子84の角穴8
6が駆動棒87に摺動自在に嵌合され、係止凸部
92により駆動棒87に係止され、コイルばね9
3は摺動腕88と回転子84の間で圧縮かつ係止
されている。このスイツチ駆動装置94は駆動棒
87がスイツチ台40の円筒部41に摺動自在に
嵌合され、引ひも接続部90は、反射板1の下方
に突出し、回転子84は円筒部41に嵌合載置さ
れる。
100はナイロン等の絶縁材料から成る固定部
材で、上記導電板50のほぼ全体を覆う形状を呈
している。101はこの固定部材100に一体形
成された中空円筒状のスイツチ収納部、102は
このスイツチ収納部101の上方に突出形成され
たケース取付ボス、103は上記スイツチ収納部
101の内側に対向して形成された一対の摺動
溝、104はスイツチ収納部101の内側上面に
設けられた凸起、105はスイツチ収納部101
の側部に設けられた一対のピン穴、106はこの
ピン穴105の両側に対向して突出形成された一
対のプラグ係止爪、107は取付穴、108は円
筒状の豆球ソケツト部で、上記固定部材100に
上記スイツチ収納部101に対向して一体的に突
出形成されている。109はこの豆球ソケツト部
108の内周にほぼ1ピツチ形成された豆球用ね
じ山、110は円筒状した2個のスタータソケツ
ト部で、豆球ソケツト部108の両側に離間して
上記固定部材100より一体的に突出形成されて
いる。111はこのスタータソケツト部110の
内周にほぼ1ピツチ形成されたスタータ用ねじ
山、112はスタータソケツト部110の外側に
沿つて立設された2個の当接凸起、113は上記
スイツチ収納部101の近傍に対向して形成され
た安定器位置決め凸起、114は各スタータソケ
ツト部110の外方に形成された雑音防止コンデ
ンサを収容するための切欠き、115は上記連結
部収容溝44及び凸条15の間に対応して固定部
材100の裏面に突出形成された複数個の絶縁
壁、116は後述する安定器130の端子134
間を絶縁する安定器絶縁壁で、スイツチ収納部1
01の両側方に突出形成されている。117は固
定部材100の裏面に多数突出形成された複数の
導電板押えボス、118は豆球受け収納部で、豆
球用ねじ山109の下方に形成され、119はス
タータ受け収納部で、スタータ用ねじ山109の
下方に形成されている。121は固定部材取付ね
じである。
130はベース外板136とカバー外板137
より成る外板131に覆われた安定器で、一対の
端子134とこの端子134を絶縁する端子絶縁
部138を備えると共に、上記ベース外板136
には底面切り欠き132と側面切り欠き133を
形成している。そして、この安定器130は上記
ベース外板136の一端が上記固定部材100の
安定器位置決め凸起113に位置決めされ、かつ
他端が反射板1の安定器位置決め孔5に係合され
ると共に、上記端子絶縁部138の端部が上記固
定部材100の安定器絶縁壁116に位置決めさ
れ、さらに上記カバー外板137の端部が上記反
射板1の安定器位置決めリブ22に位置決めされ
るように形成されている。
140は鋼板製の第1のケースで、外周に形成
されたフランジ141とこのフランジ141から
立上つた円筒部142から成る深皿状を呈してい
る。
上記フランジ141には取付孔143および位
置決め孔144が所定数設けられている。145
は円筒部142の側面外周に設けられたふくらみ
で、第1のケース140を反射板1に重ねたとき
にケース同士1,140がはまりあつてはずれな
くなるのを防止する。また上記第1のケース14
0は中央部近傍に角形プラグ挿入孔146および
固定部材取付穴147を設けるとともに、安定器
取付孔148、豆球孔149、この豆球穴149
の両側に設けられたスタータ孔150、放熱孔1
51およびコードハンガ係合孔152を夫々設け
ている。160は固定部材取付ねじ、161は安
定器取付ねじ、162はケース取付ねじである。
そして、その豆球孔149は固定部材100の
豆球ソケツト部108上に、またスタータ孔15
0はスタータソケツト部110上に配置され、さ
らにプラグ挿入孔146は、ピン穴105上に
夫々配置されている。
170はプラグで、内部に一対の接触片(図示
せず)を有する。171はプラグの両側部に切り
欠き形成された係合部、172はプラグ170の
後端に形成されたストツパー、173はプラグ1
70より導出されたリード線、174はリード線
173の先端に接続されたさしこみプラグであ
る。
プラグ170は上記第1のケース140のプラ
グ挿入孔146から挿入され、係合部171が固
定部材100のプラグ係止爪106に係合し、接
触片が導電板50の電源接続ピン54に接続さ
れ、ストツパー172がプラグ挿入孔146の周
縁にほぼ当接する。
180は豆球で、第1のケース140の豆球孔
149を介し、固定部材100の豆球ソケツト部
108に挿入され、口金181が豆球ねじ山10
9に螺合し導電板50の豆球用受金片56に接触
すると共に、中心接点182が豆球用中心接触片
55に接触するようになつている。183はグロ
ースタータで、第1のケース140のスタータ孔
150を介し、固定部材100のスタータソケツ
ト部110に挿入され、口金184がスタータね
じ山111に螺合しスタータ用受金片58に接触
すると共に、中心接点185がスタータ用中心接
触片57に接触するものである。186はけい光
ランプで、上記ランプホルダー30のランプ支持
部34に支持されると共にランプソケツト70に
接続される。187は引ひもで、上記スイツチ駆
動棒87の引ひも接続部90に接続される。
次に上記実施例の組立方法について説明する。
スイツチ台40を、その円筒部41が反射板1
のスイツチ穴11と連通するように、反射板1に
形成されたスイツチ台兼導電板位置決め凸起12
およびスイツチ台位置決め凸起13により支持す
る。次いで導電板50をスイツチ台兼導電板位置
決め凸起12及び導電板位置決め凸起14に外周
が案内されるようにしてスイツチ台40と反射板
1の凸条15の上に載置するとともに、係止爪6
4および係止片60により反射板1とスイツチ台
40に仮固定する。この状態において、回路部5
1は凸条15及びスイツチ台40に載置され、固
定接点52と共通接点53は円筒部41の外周に
おいて、スイツチ段部43の間に設置され、電源
接続ピン54は対応する凸条15上に配設され、
豆球用中心接触片55は、豆球受け20上に配設
され、豆球用受金片56は豆球受け20の側方に
配設され、スタータ用中心接触片57はスタータ
受け21上に配設され、スタータ用受金片58
は、スタータ受け21の側方に夫々配設される。
また圧着部59はリード線導出溝10に近接して
配設され、係止片60が、導電板係止壁18に係
止される。また連結部62は、凸条15間及び導
電板切断溝44上に配置され、位置決め穴63が
導電板位置決めボス17及び導電板位置決めボス
45に嵌合し、係止爪64が対応する導電板係止
凸起16及び導電板係止凸起46に係止し、はん
だ穴65がはんだ逃げ穴47上に載置される。さ
らにランプソケツト70はリード線71により導
出溝10より反射板1の外方へ導出される。
この後、導電板50の連結部62を切断工具
(図示せず)により幅狭部分を切断すると共に、
その幅狭部分を下方に折り曲げスイツチ台40の
導電板切断溝44内と反射板1の凸条15間に収
納する。この場合回路部51に設けられた係止爪
64がスイツチ台40の導電板係止凸起46と反
射板1の導電板係止凸起16に係止され、かつ係
止片60が導電板係止壁18に係止されており、
各回路部51はスイツチ台40と反射板1に固定
されたままである。次に、スイツチ95の駆動棒
87に回転子84を嵌着させるとともに、その駆
動棒87の摺動腕88と回転子84との間にコイ
ルばね91を配したスイツチ駆動装置94を別途
用意しておき、これの引きひも接続部90側を、
接触片80を嵌挿し、かつ接触片支持凸起42及
びスイツチ共通接点53上に載置したスイツチ台
40を円筒部41内に挿入し、接触片80と回転
子84を当接させる。この後、固定部材100を
上記スイツチ駆動装置94をスイツチ収納部10
1内に収納するように導電板50上に載置し、固
定部材取付ねじ121を取付穴107を介して反
射板1の固定部材取付用ボス19に螺合すること
により反射板1に固着する。この状態において、
スイツチ収納部101においては駆動棒50の摺
動腕88は、摺動溝103に摺動自在に収納さ
れ、コイルばね91はさらに圧縮されてスイツチ
収納部101に収納され、同時に回転子84と接
触片80も夫々スイツチ収納部101に収納され
る。また、凸起104は、駆動棒50の切り欠き
89に嵌合され、ピン穴105は一対の電源接続
ピン54を挿通されている。一方これとは別に電
源接続ピン54はピン穴105より突出され、豆
球ソケツト部108は、豆球用中心接触片55上
に配設され、豆球受け収納部118内に豆球用受
金片56の先端部が収納される。さらにスタータ
ソケツト部110はスタータ用中心接触片57上
に配設され、スタータ受け収納部119内にスタ
ータ用受金片58の先端部が収納される。さらに
また切欠き114内には雑音防止コンデンサ72
が収納される。また絶縁壁115は、導電板50
の各導電帯51の間に介在し、切断され折り曲げ
られた連結部62の浮き上りを防ぐとともに導電
帯51の間を絶縁するように介されており、さら
に導電板押えボス117は複数個所において導電
帯51を押えている。
この状態において、反射板1の外面に突出した
駆動棒87の引ひも接続部90を引張ると、コイ
ルばね91が圧縮されて摺動腕88が固定部材1
00の摺動溝103を摺動すると共にひねり部8
1によつて回転子84が所定の角度回転し、送り
段85に係合した送り爪83によつて接触片80
が回転し、スイツチ可動接点82がスイツチ台4
0のスイツチ段部43を乗りこえて次の固定接点
52に移ることにより回路がきり換わるように成
つている。なお接触片80は弾性を有するため駆
動棒87を引張らないときでもスイツチ可動接点
82は所定の圧力でスイツチ固定接点52に接触
し、スイツチ可動接点82の圧力よりも強いコイ
ルばね91の圧力により接触片80は常に所定の
圧力で共通接点53に接触すると共に接触片80
は接触片支持凸起42によつて温度の傾きを防止
されている。また、駆動棒87の引張りを解除す
ると、駆動棒87はコイルばね93の反発により
もとの位置にもどるが、接触片80はスイツチ可
動接点82がスイツチ段部43に係止されてもど
らず、回転子84は送り段85が接触片80の摺
動部96をのりこえ駆動棒87のひねり部91の
摺動によつてもとの位置にもどる。
続いて安定器130を、ベース外板136の一
端部が固定部材100の安定器位置決め凸起11
3に案内されかつ位置決めされ、ベース外板13
6の他端部が反射板1の安定器位置決め穴5に案
内され、かつ位置決めされ、さらに、端子絶縁部
138の端部が固定部材100の安定器絶縁壁1
16に案内され、かつ位置決めされ、カバー外板
137の端部が、反射板1の安定器位置決めリブ
22に案内され、かつ位置決め載置された状態で
反射板1上に載置する。このとき一対の端子13
4は、導電帯51のはんだ穴65上にそれぞれ載
置される。そして一対の端子134はそれぞれ導
電帯51のはんだ穴65部分で導電帯51にはん
だ付け接続する。なお、はんだ付け装置及びはん
だ(いずれも図示せず)は、外板131の底面切
り欠き132及び側面切り欠き133より挿入さ
れる。なお、また反射板1の安定器位置決めリブ
22は、はんだ付け後安定器130がほぼ水平に
なるよう高さを設定されている。また安定器13
0の端子134間は、絶縁蓋100の安定器絶縁
壁116が介在するため、完全に絶縁される。次
に第1のケース140を、反射板1のケース位置
決め凸起4に案内かつ位置決めされて固定部材1
00をおおうように反射板1に載置する。この状
態においては取付穴143は、反射板1のケース
取付穴8とランプホルダ30の取付穴32と連通
し、ケース取付ねじ162によつてランプホルダ
30の支持腕31を挾持しつつ反射板1に固定さ
れている。このとき安定器130の背面と第1の
ケース140の円筒部142の底面とは数ミリメ
ートル離間している。
この後、固定部材取付ねじ160を第1のケー
ス140の背面から固定部材取付穴147を介し
てケース取付用ボス113に螺合させ固定部材1
00は第1のケース140に固着する。
この状態においては固定部材100のケース取
付用ボス113の上端及び一対の当接凸起112
が円筒部142の底面にほぼ当接され、固定部材
100は反射板1に固定されているだけではなく
第1のケース140と反射板で確実に挾持され
る。次いで安定器取付ねじ161をケース140
の背面から安定器取付穴148を介して取付穴1
35に螺合し、締付けることにより安定器130
は、円筒部142の底面に引つ張り上げられてケ
ース140に固着される。従つて安定器130の
外板131は、反射板1の位置決め穴5、固定部
材100の安定器位置決め凸起113、固定部材
100の安定器絶縁壁116及び反射板1の安定
器位置決めリブ22から離間し、安定器130の
端子134をはんだ付けした導電板50のはんだ
孔65部分をスイツチ台40から離間させるよう
になる。
この後、プラグ170をケース140のプラグ
挿入穴146から挿入することにより、係合部1
71が固定部材100のプラグ係止爪106に係
合され、接触片が導電板50の電源接続ピン54
に接続され、ストツパー172が、プラグ挿入穴
146の周縁にほぼ当接される。最後に豆球18
0とグロースタータ183を豆球ソケツト部10
8およびグロースタータソケツト部110に夫々
装着すれば組立は完了する。このようにして組み
立てられた照明器具はチエーン等で天井から吊り
下げて使用される。
以上のように構成されたこの考案によれば、反
射板フランジ部3にランプホルダー位置決め凹部
6を有するランプホルダー位置決め凸起7及びケ
ース取付穴8、その穴と作用機能を兼用する反射
板位置決め凸9をもうけたので、反射板を基準に
して、まずランプホルダー30の支持腕31に有
る位置決め用の穴33をランプホルダー位置決め
凸起7に挿入し、ランプホルダーを安定さすとケ
ース取付穴8とランプホルダーの取付穴は一致さ
せ、次に取付板フランジに有するケース位置決め
凸起4をガイドにしてケース凹を内側にして反射
板に載置させ、ケース取付穴143も一致させる
ことにより反射板を基準にしてケース背面より反
射板ランプホルダーをネジ締めにより固着するこ
とができる。安定器130及び固定部材100も
ケース背面よりネジ締め固着でき全てが反射板を
基準にして組立てられるため作業性が大巾に良く
なると共に自動組立の信頼性が高くなる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第19図はいずれもこの考案の一
実施例である照明器具を示し、第1図は正面図、
第2図はけい光ランプをはずした状態を示す斜視
図、第3図は第1のケースをはずした状態を示す
平面図、第4図ないし第6図はいずれも組立方法
を説明するための分解斜視図、第7図はスイツチ
を示す分解斜視図、第8図は固定部材を示す底面
図、第9図はプラグを示す斜視図、第10図aは
安定器を導電板にはんだ付けした状態を示す概略
断面図、第10図bは安定器を第1のケースに取
り付けた状態を示す概略断面図、第11図はスタ
ータソケツト部分を示す断面図、第12図は豆球
ソケツト部分を示す断面図、第13図はプラグ接
続部分を示す断面図、第14図はスイツチ部分を
示す断面図、第15図は導電板の連結部を拡大し
て示す斜視図、第16図は導電板の係止爪の係止
状態を示す断面図、第17図は導電板の係止片の
係止状態を示す断面図、第18図は導電板の連結
部切断状態を示す断面図、第19図はランプホル
ダーの取付部分を示す断面図、第20図はグロー
スタータ及び豆球を示す正面図である。 図中、1は第2のケース、50は導電板、10
0は固定部材、130は安定器、140は第1の
ケース、200はケース本体、なお、各図中同一
符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1のケースと第2のケースとで匡状に形成さ
    れたケース本体、このケース本体内に配された導
    電板、この導電板を上記第1のケースまたは第2
    のケースに取着する固定部材、上記導電板に電気
    的に接続されるとともに、導電板を取着しない側
    のケースに固定される安定器を備え、導電板を取
    着したケースを基準にして、固定部材、安定器お
    よび導電板を取着しない側のケースを全て一方向
    から固定可能としたことを特徴とする照明器具。
JP6874583U 1983-05-09 1983-05-09 照明器具 Granted JPS59173931U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6874583U JPS59173931U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6874583U JPS59173931U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59173931U JPS59173931U (ja) 1984-11-20
JPS633053Y2 true JPS633053Y2 (ja) 1988-01-26

Family

ID=30198916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6874583U Granted JPS59173931U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59173931U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59173931U (ja) 1984-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6905225B2 (en) Floodlight and spotlight adapter and enclosure
JPS633053Y2 (ja)
JPS633054Y2 (ja)
JPS633051Y2 (ja)
JPS6320018Y2 (ja)
JPS634337Y2 (ja)
JPS6320019Y2 (ja)
JPH0740445B2 (ja) 照明器具
JPS6325445B2 (ja)
JPS6359201B2 (ja)
JPS6325444B2 (ja)
JP3171719B2 (ja) 複合ソケット
JP2001135130A (ja) ダウンライト
JPH026167B2 (ja)
JPS6121772Y2 (ja)
JPH025450Y2 (ja)
JPH0222950Y2 (ja)
JPS5840490Y2 (ja) 配線器具
JPH0338731Y2 (ja)
JPH041620Y2 (ja)
JPS6119452Y2 (ja)
JPS645832Y2 (ja)
JP2505550Y2 (ja) 小型白熱灯用ソケット
JPH02980Y2 (ja)
JPH0128580Y2 (ja)