JPS633051Y2 - - Google Patents

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JPS633051Y2
JPS633051Y2 JP6874783U JP6874783U JPS633051Y2 JP S633051 Y2 JPS633051 Y2 JP S633051Y2 JP 6874783 U JP6874783 U JP 6874783U JP 6874783 U JP6874783 U JP 6874783U JP S633051 Y2 JPS633051 Y2 JP S633051Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はけい光ランプを用いた照明器具に関
する。
従来、この種照明器具においては、スタータソ
ケツト、スイツチなどの配線部品を安定器ととも
に照明器具のケースに組込み、このケースの下面
を覆つて反射板を取り付けたものが用いられてい
る。そして、そのケース内に組込まれたスタータ
ソケツト、スイツチなどの配線部品は、例えば実
開昭56−153022号公報に示されているようにユニ
ツト化されているものがある。すなわち、絶縁材
製の第1の基板の一面側に各配線部品を一体的に
設けるとともに、その基板の他面に夫々の配線部
品内に臨み接触片あるいはスイツチ接点として作
用する導電部および回路部を一連に形成した導電
板を配設し、さらにこの導電板を不所望の充電部
が露呈しないように覆い、かつ第1の基板とで導
電板を保持する第2の基板とで構成されるもので
ある。
しかしながら、かかる構成のものにおいては、
スタータソケツト、スイツチ等の配線部品を導電
板で一連に形成した配線ブロツクはケース凹部と
反射板凹部によつてできた空間に内蔵される。そ
の固定方法について一つには実開昭55−123129号
に見る様にケースに切り起し部を作り、配線ブロ
ツクの合されている2つの基板の各部に突起部が
形成されており、その突起部にケース切り起し部
を引かけることにより、ケースに配線ブロツクを
固定しているが固定方法が複雑なため、組立に手
間がかかる欠点があり、二つには実開昭53−
122274号に見る様に配線ブロツクに反射板とケー
スを合せた時の空間の内寸法に合つた突起部を作
り、組立で配線ブロツクと安定器端子とを半田付
し次に反射板とケースを合せた時、配線ブロツク
の突起が反射板とケースに狭持され固定される構
造となつている。しかしネジ等によりケースや反
射板に固定されていないため、スイツチ作動等の
際配線ブロツクに力がかかつた時反射板やケース
が変形し、その際配線ブロツクは、反射板、ケー
スより浮いた形となり、不安定となる欠点があ
る。
この考案は上記点に鑑みてなされたもので、ス
イツチ操作時においても反射板やケースが変形す
るのを防止でき、かつ組立性の良い照明器具を提
供することを目的とする。
以下、この考案の一実施例を環形けい光ランプ
を使用した照明器具に適用したものについて図面
を引用して説明する。
図において、200は第1のケース140と第
2のケース1(便宜上、以後反射板と称す)とで
構成されるケース本体であり、反射板1は皿状し
たAAS樹脂などの耐候性の良い熱可塑性樹脂で
形成され、底部2とこの底部2から一体に立ち上
がつて上端外周部に外方に張り出すように形成さ
れたフランジ3を有する。4はこの反射板1のフ
ランジ3に2個所設けられた円錐状のケース位置
決め凸起、5はフランジ3に互いにほぼ対向する
ように設けられ上面と内方に開口する二対の四角
形の安定器位置決め孔、6はフランジ3に1個が
上記安定器位置決め孔5の一方の間に位置し、残
りの2個を互いに等配に設けられたランプホルダ
位置決め凹部で、内部にランプホルダ位置決め凸
起7およびケース取付穴8をそれぞれ1個ずつ設
けている。9はこのケース取付穴8の下部に形成
された反射板位置決め凸起で、特に図示しない照
明器具組立装置に対し反射板1を位置決めするの
に用いられる。10は反射板1のフランジ3を切
り欠いて形成された一対のリード線導出溝で、上
記ランプホルダ位置決め凹部6の1個をはさみ互
いに対向するように設けられている。11は反射
板1のほぼ中央に設けられた後述するスイツチ9
5の駆動棒87を挿通するスイツチ孔である。1
2はこのスイツチ孔11の周辺に設けられた一対
のL字形したスイツチ台兼導電板位置決め凸起、
13は一対のL字形したスイツチ台位置決め凸起
で、上記スイツチ孔11をはさみ、かつ上記スイ
ツチ台兼導電板位置決め凸起12と対向する位置
に設けられている。14は反射板1の底部2の端
部近くに上記スイツチ台兼導電板位置決め凸起1
2と対向するように設けられた一対のL字形した
導電板位置決め凸起、15は上記反射板底部2に
設けられ、後述する導電板50の所定箇所を載置
するための複数個の凸条、16はこの凸条15に
設けられた複数の導電板係止凸起である。17は
反射板底部2に複数個設けられた導電板位置決め
ボス、18は上記底部2においてリード線導出溝
10の近傍に4個所ずつ対向して設けられた導電
板係止壁、19は上記底面2に上記リード線導出
溝10間を2分する中心線上に設けられた3個の
固定部材取付ボス、20は上記底面2の端部の固
定部材取付ボス19の近くに設けられた豆球受
け、21はこの豆球受け20をはさんで対向する
位置に設けられた一対のスタータ受け、22は上
記安定器位置決め孔5に対応して反射板底部2に
形成された2対の安定器位置決めリブ、23は上
記安定器位置決め孔5の方向に複数個穿設された
長孔状の放熱孔、30は3本のランプホルダー
で、弾性材料より成り、一端部をL字形に曲げて
支持腕31を形成し、この支持腕31には取付穴
32と位置決め穴33が設けられ、他端部にはわ
ん曲したランプ支持部34が設けられている。こ
のランプホルダー30は、支持腕31を上記ラン
プホルダ位置決め凹部6内に嵌合させると共に、
位置決め穴33をランプホルダ位置決め凸起7に
嵌合されることにより反射板1に載置される。
40は角形のスイツチ台で、耐熱性等に優れた
ユリア樹脂等の熱硬化性樹脂により形成されてい
る。41はこのスイツチ台40のほぼ中央部に設
けられた中空の円筒部、42はこの円筒部41の
外周に設けられた接触片支持凸起、43は上記円
筒部41から放射状に設けられたスイツチ段部、
44は後述する導電板連結部62を収容する導電
板連結部収容溝、また45は導電板位置決め凸
起、46は導電板係止凸起、47ははんだ逃げ穴
であり、これらは夫々導電板50に対応してスイ
ツチ台40の上面に形成されている。そしてこの
スイツチ台40は、上記反射板1の中央部に載置
され、スイツチ台兼導電板位置決め凸起12及び
スイツチ台位置決め凸起13により位置決めされ
る。この状態で円筒部41はスイツチ穴11と連
通する。
50は導電板で、略T字状をなし黄銅等の弾性
を有する導電性薄板を打ち抜いて照明器具の点灯
回路を構成する。そしてこの導電板50は点灯回
路を構成する複数の回路部51と、この回路部5
1と一体に形成された接触部66とから成つてい
る。さらにこの接触部66は一体的にほぼ同一円
周上に複数個のスイツチ固定接点52およびこの
固定接点52とほぼ同一円周上に立上り形成され
たスイツチ共通接点53を設けるとともに、立上
り形成された一対の電源接続ピン54と、この電
源接続ピン54を介してスイツチ固定接点52と
反対側に設けられた豆球用中心接触片55と、こ
の豆球用中心接触片55の側方において立ち上が
り形成された豆球用受金片56と、この豆球用中
心接触片55を中心として対称な位置において立
上り形成された一対のスタータ用中心接触片57
と、このスタータ用中心接触片57の側方におい
て立上り形成された一対のスタータ用受金片58
とを設けている。59は4個所ずつ対になつた圧
着部で、導電板50の両端部においてそれぞれ対
向するように回路部51に形成されている。60
は4個所ずつ対になつた係止片で、それぞれ圧着
部59の内側に形成されそれぞれの係止片60は
切り溝61により個々に分離されている。62は
片側が幅狭の三角形状した複数の連結部で、各回
路部51を連結している。63は上記反射板1の
導電板位置決め突起14およびスイツチ台40の
導電板位置決めボス45に対応する位置決め孔、
64は一対の爪を切り曲げ形成してなる係止爪
で、導電板係止突起16,46に係止される。6
5は回路部51に設けられたはんだ孔である。
70は一対のランプソケツトで、それぞれ4本
のリード線71を導出している。このリード線7
1はそれぞれ対応する導電板50の圧着部59に
圧着接続されている。72は一対の雑音防止コン
デンサで、それぞれ対応する圧着部59でリード
線71と共に圧着接続されている。95はスイツ
チであり、このスイツチ95はりん青銅等の弾性
を有する導電性薄板から形成された略円形の接触
片80を有しており、さらにこの接触片80は中
央に形成された挿通孔81と、この挿通孔81の
外周を下方に切り曲げ形成した一対のスイツチ可
動接点82と、挿通孔81の外周において上方に
切り曲げ形成された送り爪83とを有する。この
送り爪83の先端には摺動部96を形成してい
る。そして上記接触片80は上記スイツチ台40
の円筒部41に回動自在に嵌合され、スイツチ可
動接点82が導電板50の固定接点52上に配置
される。さらに84はナイロン等の絶縁材料から
成る円形の回転子、85はこの回転子84の下方
に形成された送り段、86は回転子84の中心部
に形成された角孔である。87は鋼板等の金属材
料から成る駆動棒、88は駆動棒87の上端に形
成された一対の摺動腕、89はこの摺動腕88の
間に形成された切り欠き、90は駆動棒87の下
端に形成された引ひも接続部、91は駆動棒87
の中央部に形成されたひねり部、92はひねり部
91の下方に形成された係止凸部である。93は
コイルばねである。そして上記回転子84、駆動
棒87、コイルばね93は、互いに組み立てられ
スイツチ駆動装置94を形成している。すなわち
回転子84の角穴86が駆動棒87に摺動自在に
嵌合され、係止凸部92により駆動棒87に係止
され、コイルばね93は摺動腕88と回転子84
の間で圧縮かつ係止されている。このスイツチ駆
動装置94は駆動棒87がスイツチ台40の円筒
部41に摺動自在に嵌合され、引ひも接続部90
は反射板1の下方に突出し、回転子84は円筒部
41に嵌合載置される。
100はナイロン等の絶縁材料から成る固定部
材で、上記導電板50のほぼ全体を覆う形状を呈
している。101はこの固定部材100に一体形
成された中空円筒状のスイツチ収納部、102は
このスイツチ収納部101の中心軸上の上方に突
出形成されたケース取付用ボス、103は上記ス
イツチ収納部101の内側に対向して形成された
一対の摺動溝、104はスイツチ収納部101の
内側上面に設けられた凸起、105はスイツチ収
納部101の側部に設けられた一対のピン穴、1
06はこのピン穴105の両側に対向して突出形
成された一対のプラグ係止爪、107は取付穴、
108は円筒状の豆球ソケツト部で、上記固定部
材100に上記スイツチ収納部101に対向して
一体的に突出形成されている。109はこの豆球
ソケツト部108の内周にほぼ1ピツチ形成され
た豆球用ねじ山、110は円筒状した2個のスタ
ータソケツト部で、豆球ソケツト部108の両側
に離間して上記固定部材100より一体的に突出
形成されている。111はこのスタータソケツト
部110の内周にほぼ1ピツチ形成されたスター
タ用ねじ山、112はスタータソケツト部110
の外側に沿つて立設された2個の当接凸起、11
3は上記スイツチ収納部101の近傍に対向して
形成された安定器位置決め凸起、114は各スタ
ータソケツト部110の外方に形成された雑音防
止コンデンサを収容するための切り欠き、115
は上記連結部収容溝44及び凸条15の間に対応
して固定部材100の裏面に突出形成された複数
個の絶縁壁、116は後述する安定器130の端
子134間を絶縁する安定器絶縁壁で、スイツチ
収納部101の両側方に突出形成されている。1
17は固定部材100の裏面に多数突出形成され
た複数の導電板押えボス、118は豆球受け収納
部で、豆球用ねじ山109の下方に形成され、1
19はスタータ受け収納部で、スタータ用ねじ山
109の下方に形成されている。121は固定部
材取付ねじである。130はベース外板136と
カバー外板137より成る外板131に覆われた
安定器で、一対の端子134とこの端子134を
絶縁する端子絶縁部138を備えると共に、上記
ベース外板136には底面切り欠き132と側面
切り欠き133を形成している。そして、この安
定器130は上記ベース外板136の一端が上記
固定部材100の安定器位置決め凸起113に位
置決めされ、かつ他端が反射板1の安定器位置決
め孔5に係合されると共に、上記端子絶縁部13
8の端部が上記固定部材100の安定器絶縁壁1
16に位置決めされ、さらに上記カバー外板13
7の端部が上記反射板1の安定器位置決めリブ2
2に位置決めされるように形成されている。
140は鋼板製の第1のケースで、外周に形成
されたフランジ141とこのフランジ141から
立上つた円筒部142から成る深皿状を呈してい
る。上記フランジ141には取付孔143および
位置決め孔144が所定数設けられている。14
5は円筒部142の側面外周に設けられたふくら
みで、第1のケース140を反射板1に重ねたと
きにケース同士1,140がはまりあつてはずれ
なくなるのを防止する。また上記第1のケース1
40は中央部近傍に角形プラグ挿入孔146およ
び固定部材取付孔147を設けるとともに、安定
器取付孔148、豆球孔149、この豆球穴14
9の両側に設けられたスタータ孔150、放熱孔
151およびコードハンガ係合孔152を夫々設
けている。160は固定部材取付ねじ、161は
安定器取付ねじ、162はケース取付ねじであ
る。
そして、その豆球孔149は固定部材100の
豆球ソケツト部108上に、またスタータ孔15
0はスタータソケツト部110上に配置され、さ
らにプラグ挿入孔146は、ピン穴105上に
夫々配置されている。170はプラグで、内部に
一対の接触片(図示せず)を有する。171はプ
ラグ170の両側部に切り欠き形成された係合
部、172はプラグ170の後端に形成されたス
トツパー、173はプラグ170より導出された
リード線、174はリード線173の先端に接続
されたさしこみプラグである。プラグ170は上
記第1のケース140のプラグ挿入孔146から
挿入され、係合部171が固定部材100のプラ
グ係止爪106に係合し、接触片が導電板50の
電源接続ピン54に接続され、ストツパー172
がプラグ挿入孔146の周縁にほぼ当接する。1
80は豆球で、第1のケース140の豆球孔14
9を介し、固定部材100の豆球ソケツト部10
8に挿入され、口金181が豆球ねじ山109に
螺合し、導電板50の豆球用受金片56に接触す
ると共に、中心接点182が豆球用中心接触片5
5に接触するようになつている。183はグロー
スタータで、第1のケース140のスターク孔1
50を介し固定部材100のスタータソケツト部
110に挿入され、口金184がスタータねじ山
111に螺合しスタータ用受金片58に接触する
と共に中心接点185がスタータ用中心接触片5
7に接触するものである。186はけい光ランプ
で、上記ランプホルダー30のランプ支持部34
に支持されると共に、ランプソケツト70に接続
される。187は引ひもで、上記スイツチ95の
駆動棒87の引ひも接続部90に接続される。
次に上記実施例の組立方法について説明する。
スイツチ台40を、その円筒部41が反射板1の
スイツチ穴11と連通するように、反射板1に形
成されたスイツチ台兼導電板位置決め凸起12お
よびスイツチ台位置決め凸起13により支持す
る。次いで導電板50をスイツチ台兼導電板位置
決め凸起12及び導電板位置決め凸起14に外周
が案内されるようにしてスイツチ台40と反射板
1の凸条15の上に載置するとともに、係止爪6
4および係止片60により反射板1とスイツチ台
40に仮固定する。この状態において、回路部5
1は凸条15及びスイツチ台40に載置され、固
定接点52と共通接点53は円筒部41の外周に
おいて、スイツチ段部43の間に設置され、電源
接続ピン54は対応する凸条15上に配設され、
豆球用中心接触片55は、豆球受け20上に配設
され、豆球用受金片56は豆球受け20の側方に
配設され、スタータ用中心接触片57はスタータ
受け21上に配設され、スタータ用受金片58
は、スター受け21の側方に夫々配設される。ま
た圧着部59はリード線導出溝10に近接して配
設され、係止片60が導電板係止壁18に係止さ
れる。また連結部62は凸条15間及び導電板切
断溝44上に配置され、位置決め穴63が導電板
位置決めボス17及び導電板位置決めボス45に
嵌合し、係止爪64が対応する導電板係止凸起1
6及び導電板係止凸起46に係止し、はんだ穴6
5がはんだ逃げ穴47上に載置される。さらにラ
ンプソケツト70はリード線71により導出溝1
0より反射板1の外方へ導出される。
この後、導電板50の連結部62を切断工具
(図示せず)により幅狭部分を切断すると共に、
その幅狭部分を下本に折り曲げ、スイツチ台40
の導電板切断溝44内と反射板1の凸条15間に
収納する。この場合、回路部51に設けられた係
止爪64がスイツチ台40の導電板係止凸起46
と反射板1の導電板係止凸起16に係止され、か
つ係止片60が導電板係止壁18に係止されてお
り、各回路部51はスイツチ台40と反射板1に
固定されたままである。次に、スイツチ95の駆
動棒87に回転子84を嵌着させるとともに、そ
の駆動棒87の摺動腕88と回転子84との間に
コイルばね91を配したスイツチ駆動装置94を
別途用意しておき、これの引ひも接続部90側
を、接触片80を嵌挿し、かつ接触片支持凸起4
2及びスイツチ共通接点53上に載置したスイツ
チ台40の円筒部41内に挿入し、接触片80と
回転子84を当接させる。この後、固定部材10
0を上記スイツチ駆動装置94をスイツチ収納部
101に収納するように導電板50上に載置し、
固定部材取付ねじ121を取付穴107を介して
反射板1の固定部材取付用ボス19に螺合するこ
とにより反射板1に固着する。この状態におい
て、スイツチ収納部101においては駆動棒87
の摺動腕88は、摺動溝103に摺動自在に収納
され、コイルばね91はさらに圧縮されてスイツ
チ収納部101に収納され、同時に回転子84と
接触片80も夫々スイツチ収納部101に収納さ
れる。また凸起104は駆動棒87の切り欠き8
9に嵌合され、ピン穴105は一対の電源接続ピ
ン54を挿通されている。一方これとは別に電源
接続ピン54はピン穴105より突出され、豆球
ソケツト部108は、豆球用中心接触片55上に
配設され、豆球受け収納部118内に豆球用受金
片56の先端部が収納される。さらにスタータソ
ケツト部110はスタータ用中心接触片57上に
配設され、スタータ受け収納部119内にスター
タ用受金片58の先端部が収納される。さらにま
た切欠き114内には雑音防止コンデンサ72が
収納される。また絶縁壁115は、導電板50の
各導電帯51の間に介在し、切断され折り曲げら
れた連結部62の浮き上りを防ぐとともに導電帯
51の間を絶縁するように介されており、さらに
導電板押えボス117は複数個所において導電帯
51を押えている。
この状態において、反射板1の外面に突出した
駆動棒84の引ひも接続部90を引張るとコイル
ばね91が圧縮されて摺動腕88が絶縁蓋100
の摺動溝103を摺動すると共にひねり部81に
よつて回転子84が所定の角度回転し、送り段8
5に係合した送り爪83によつて接触片80が回
転し、スイツチ可動接点82がスイツチ台40の
スイツチ段部43を乗りこれて次の固定接点52
に移ることにより回路がきり換わるように成つて
いる。なお、接触片80は弾性を有するため駆動
棒87を引張らないときでもスイツチ可動接点8
2は所定の圧力でスイツチ固定接点52に接触
し、スイツチ可動接点82の圧力よりも強いコイ
ルばね91の圧力により接触片80は常に所定の
圧力で共通接点53に接触すると共に接触片80
は接触片支持凸起42によつて過度の傾きを防止
されている。また駆動棒87の引張りを解除する
と、駆動棒87はコイルばね93の反発によりも
との位置にもどるが、接触片80はスイツチ可動
接点82がスイツチ段部43に係止されてもどら
ず、回転子84は送り段85が接触片80の摺動
部96をのりこえ駆動棒87のひねり部91の摺
動によつてもとの位置にもどる。
続いて安定器130と、ベース外板136の一
端部が固定部材100の安定器位置決め凸起11
3に案内され、かつ位置決めされ、ベース外板1
36の他端部が反射板1の安定器位置決め穴51
に案内され、かつ位置決めされ、さらに端子絶縁
部138の端部が固定部材100の安定器絶縁壁
116に案内され、かつ位置決めされ、カバー外
板137の端部が反射板1の安定器位置決めリブ
22に案内され、かつ位置決め載置された状態で
反射板1上に載置する。このとき一対の端子13
4は、導電帯51のはんだ穴65上にそれぞれ載
置される。そして一対の端子134はそれぞれ導
電帯51のはんだ穴65部分で導電帯51にはん
だ付け接続する。なお、はんだ付け装置及びはん
だ(いずれも図示せず)は、外板131の底面切
り欠き132及び側面切り欠き133より挿入さ
れる。なお、また反射板1の安定器位置決めリブ
22は、はんだ付け後安定器130がほぼ水平に
なるよう高さを設定されている。また、安定器1
30の端子134間は、絶縁蓋100の安定器絶
縁壁116が介在するため、完全に絶縁される。
次に第1のケース140を反射板1のケース位置
決め凸起4に案内かつ位置決めされて固定部材1
00をおおうように反射板1に載置する。この状
態においては、取付穴143は反射板1のケース
取付穴8とランプホルダ30の取付穴32と連通
し、ケース取付ねじ162によつてランプホルダ
30の支持腕31を挟持しつつ反射板1に固定さ
れている。このとき安定器130の背面と第1の
ケース140の円筒部142の底面とは数ミリメ
ートル離間している。
この後、固定部材取付ねじ160を第1のケー
ス140の背面から固定部材取付穴147を介し
てケース取付用ボス113に螺合させ固定部材1
00は第1のケース140に固着する。
この状態においては、固定部材100のケース
取付用ボス113の上端及び一対の当接凸起11
2が円筒部142の底面にほぼ当接され、固定部
材100は反射板1に固定されているだけではな
く第1のケース140と反射板で確実に挟持され
る。次いで安定器取付ねじ161をケース140
の背面から安定器取付穴148を介して取付穴1
35に螺合し、締付けることにより安定器130
は円筒部142の底面に引つ張り上げられてケー
ス140に固着される。従つて安定器130の外
板131は、反射板1の位置決め穴5、固定部材
100の安定器位置決め凸起113、固定部材1
00の安定器絶縁壁116及び反射板1の安定器
位置決めリブ22から離間し、安定器130の端
子134をはんだ付けした導電板50のはんだ孔
65部分をスイツチ台40から離間させるように
なる。
この後、プラグ170をケース140のプラグ
挿入穴146から挿入することにより、係合部1
71が固定部材100のプラグ係止爪106に係
合され、接触片が導電板50の電源接続ピン54
に接続され、ストツパー172がプラグ挿入穴1
46の周縁にほぼ当接される。最後に豆球180
とグロースターク183を豆球ソケツト部108
およびグロースタータソケツト部110に夫々装
着すれば組立は完了する。このようにして組み立
てられた照明器具はチエーン等で天井から吊り下
げて使用される。
以上のようにこの考案によれば、固定部材のス
イツチ収納部の中心軸上にケース取付用のボスを
形成したので、このケース取付用のボスを介して
ケースとの固定が図れるため、これによりスイツ
チの操作時に引張力が作用しても、その引張力は
第1のケースと第2のケースに分散され、反射板
やケースの変形は防止できる。また反射板を中心
とする上からの組立を順次行つていけば組立でき
固定部材とケースの固定も容易に出来る効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第19図はいずれもこの考案の一
実施例である照明器具を示し、第1図は正面図、
第2図はけい光ランプをはずした状態を示す斜視
図、第3図は第1のケースをはずした状態を示す
平面図、第4図ないし第6図にいずれも組立方法
を説明するための分解斜視図、第7図はスイツチ
を示す分解斜視図、第8図は固定部材を示す底面
図、第9図はプラグを示す斜視図、第10図aは
安定器を導電板にはんだ付けした状態を示す概略
断面図、第10図bは安定器を第1のケースに取
り付けた状態を示す概略断面図、第11図はスタ
ータソケツト部分を示す断面図、第12図は豆球
ソケツト部分を示す断面図、第13図はプラグ接
続部分を示す断面図、第14図はスイツチ部分を
示す断面図、第15図は導電板の連結部を拡大し
て示す斜視図、第16図は導電板の係止爪の係止
状態を示す断面図、第17図は導電板の係止片の
係止状態を示す断面図、第18図は導電板の連結
部切断状態を示す断面図、第19図はランプホル
ダーの取付部分を示す断面図、第20図はグロー
スタータ及び豆球を示す正面図である。 図中、1は第2のケース、50は導電板、52
はスイツチ固定接点、55は豆球中心接触片、6
6は接触部、100は固定部材、101はスイツ
チ収納部、102はケース取付用ボス、108は
豆球ソケツト部、110はスタータソケツト部、
140は第1のケース、200はケース本体。な
お各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1のケースと第2のケースとでケース本体を
    形成するとともに、このケース本体内にスイツチ
    収納部を一体に形成した固定部材を配し、この固
    定部材によつて導電板を第1のケースまたは第2
    のケースに固定したものにおいて、上記スイツチ
    収納部の中心軸上に上記導電板を固定しない側の
    ケースに臨むケース取付用ボスを形成し、このケ
    ース取付用ボスを介して上記導電板を有さないケ
    ースと固定部材とを固定したことを特徴とする照
    明器具。
JP6874783U 1983-05-09 1983-05-09 照明器具 Granted JPS59173919U (ja)

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JPS59173919U JPS59173919U (ja) 1984-11-20
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