JPS6320018Y2 - - Google Patents

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JPS6320018Y2
JPS6320018Y2 JP1983068734U JP6873483U JPS6320018Y2 JP S6320018 Y2 JPS6320018 Y2 JP S6320018Y2 JP 1983068734 U JP1983068734 U JP 1983068734U JP 6873483 U JP6873483 U JP 6873483U JP S6320018 Y2 JPS6320018 Y2 JP S6320018Y2
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conductive plate
hole
case
starter
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はけい光ランプを用いた照明器具用配
線ブロツクに関する。
従来、この種照明器具においては、スタータソ
ケツト、スイツチなどの配線部品を安定器ととも
に照明器具のケースに組込み、このケースの下面
を覆つて反射板を取り付けたものが用いられてい
る。そして、そのケース内に組込まれたスタータ
ソケツト、スイツチなどの配線部品は、例えば実
開昭56−153022号公報に示されているようにユニ
ツト化されているものがある。すなわち、配線ブ
ロツクとして絶縁材製の第1の基板の一面側に各
配線部品を一体的に設けるとともに、その基板の
他面に夫々の配線部品内に臨み接触片あるいはス
イツチ接点として作用する導電部および回路部を
一連に形成した導電板を配設し、さらにこの導電
板を不所望の充電部が露呈しないように覆い、か
つ第1の基板とで導電板を保持する第2の基板と
で構成されるものである。
しかしながら、かかる構成のものにおいては、
スイツチ接点等が配設された上記第1の基板は、
スイツチ接点の開閉時に発生するアークでの炭化
による絶縁低下を防ぐための耐アーク性、接点部
の接触抵抗による発熱によつて発火や軟化するこ
とを防ぐための難燃性や耐熱性を要求されるた
め、これらの性能にすぐれたユリア樹脂やメラニ
ン樹脂などの熱硬化性樹脂を使う必要があつた
が、これら熱硬化性樹脂は、比重が大きく、また
もろいため肉厚を厚くしなければならないので、
重量が重くなり、また成形加工に時間がかかるた
め、コストが高価になるという欠点があつた。特
に部品を複合した配線ブロツクの配合、第1の基
板寸法がどうしても大きくなつてしまい、コスト
が大幅に高くなつてしまうという欠点があつた。
この考案は、上記点に鑑みてなされたもので、
絶縁材料製のケースにスイツチ台を支持するとと
もに、スイツチ台の所定位置に配されるスイツチ
固定接点を一連に形成した導電板を備えることに
よつて、上記従来の欠点を除去し、コストの安い
配線ブロツクを提供することを目的とする。
以下、この発明の一実施例を環形けい光ランプ
を使用した照明器具に適用したものについて図面
を引用して説明する。
図において、200は第1のケース140と第
2のケース1(便宜上、以後反射板と称す)とで
構成されるケース本体であり、反射板1は皿状し
たAAS樹脂などの耐候性の良い熱可塑性樹脂で
形成され、底部2とこの底部2から一体に立ち上
がつて上端外周部に外方に張り出すように形成さ
れたフランジ3を有する。4はこの反射板1のフ
ランジ3に2個所設けられた円錐状のケース位置
決め凸起、5はフランジ3に互いにほぼ対向する
ように設けられ上面と内方に開口する二対の四角
形の安定器位置決め孔、6はフランジ3に、1個
が上記安定器位置決め孔5の一方の間に位置し、
残りの2個を互いに等配に設けられたランプホル
ダ位置決め凹部で、内部にランプホルダ位置決め
凸起7およびケース取付穴8をそれぞれ1個ずつ
設けている。9はこのケース取付穴8の下部に形
成された反射板位置決め凸起で、特に図示しない
照明器具組立装置に対し反射板1を位置決めする
のに用いられる。10は反射板1のフランジ3を
切り欠いて形成された一対のリード線導出溝で、
上記ランプホルダ位置決め凹部6の1個をはさみ
互いに対向するように設けられている。11は反
射板1のほぼ中央に設けられた後述するスイツチ
95の駆動棒87を挿通するスイツチ孔である。
12はこのスイツチ孔11の周辺に設けられた一
対のL字形したスイツチ台兼導電板位置決め凸
起、13は一対のL字形したスイツチ台位置決め
凸起で、上記スイツチ孔11をはさみ、かつ上記
スイツチ台兼導電板位置決め凸起12と対向する
位置に設けられている。14は反射板1の底部2
の端部近くに上記スイツチ台兼導電板位置決め凸
起12と対向するように設けられた一対のL字形
した導電板位置決め凸起、15は上記反射板底部
2に設けられ、後述する導電板50の所定箇所に
載置するための複数個の凸条、16はこの凸条1
5に設けられた複数の導電板係止凸起である。1
7は反射板底部2に複数個設けられた導電板位置
決めボス、18は上記底部2においてリード線導
出溝10の近傍に4個所ずつ対向して設けられた
導電板係止壁、19は上記底面2に、上記リード
線導出溝10間を2分する中心線上に設けられた
3個の固定部材取付ボス、20は上記底面2の端
部の固定部材取付ボス19の近くに設けられた豆
球受け、21はこの豆球受け20をはさんで対向
する位置に設けられた一対のスタータ受け、22
は上記安定器位置決め孔5に対応して反射板底部
2に形成された2対の安定器位置決めリブ、23
は上記安定器位置決め孔5の方向に複数個穿設さ
れた長孔状の放熱孔、30は3本のランプホルダ
ーで、弾性材料より成り、一端部をL字形に曲げ
て支持腕31を形成し、この支持腕31には取付
穴32と位置決め穴33が設けられ、他端部には
わん曲したランプ支持部34が設けられている。
このランプホルダー30は、支持腕31を上記ラ
ンプホルダ位置決め凹部6内に嵌合させると共
に、位置決め穴33をランプホルダ位置決め凸起
7に嵌合させることにより反射板1に載置され
る。
40は角形のスイツチ台で、耐熱性等に優れた
ユリア樹脂等の熱硬化性樹脂により形成されてい
る。41はこのスイツチ台40のほぼ中央部に設
けられた中空円筒部、42はこの円筒部41の外
周に設けられた接触片支持凸起、43は上記円筒
部4から放射状に設けられたスイツチ段部、44
は後述する導電板連結部62を収容する導電板連
結部収容溝、また45は導電板位置決め凸起、4
6は導電板係止凸起、47ははんだ逃げ穴であ
り、これらは夫々導電板50に対応してスイツチ
台40の上面に形成されている。そしてこのスイ
ツチ台40は、上記反射板1の中央部に載置さ
れ、スイツチ台兼導電板位置決め凸起12及びス
イツチ台位置決め凸起13により位置決めされ
る。この状態で円筒部41はスイツチ穴11と連
通する。
50は導電板で、略T字状をなし黄銅等の弾性
を有する導電性薄板を打ち抜いて照明器具の点灯
回路を構成する。そしてこの導電板50は点灯回
路を構成する複数の回路部51と、この回路部5
1と一体に形成された接触部66とから成つてい
る。さらにこの接触部66は一体的にほぼ同一円
周上に複数個のスイツチ固定接点52およびこの
固定接点52とほぼ同一円周上に立ち上り形成さ
れたスイツチ共通接点53を設けるとともに、立
上り形成された一対の電源接続ピン54と、この
電源接続ピン54を介してスイツチ固定接点52
と反対側に設けられた豆球用中心接触片55と、
この豆球用中心接触片55の側方において立ち上
がり形成された豆球用受金片56と、この豆球用
中心接触片55を中心として対称な位置において
立上り形成された一対のスタータ用中心接触片5
7と、このスタータ用中心接触片57の側方にお
いて立上り形成された一対のスタータ用受金片5
8とを設けている。59は4個所ずつ対になつた
圧着部で、導電板50の両端部においてそれぞれ
対向するように回路部51に形成されている。6
0は4箇所ずつ対になつた係止片で、それぞれ圧
着部59の内側に形成されそれぞれの係止片60
は切り溝61により個々に分離されている。62
は片側が幅狭の三角形状した複数の連結部で、各
回路部51を連結している。63は上記反射板1
の導電板位置決め突起14およびスイツチ台40
の導電板位置決めボス45に対応する位置決め
孔、64は一対の爪を切り曲げ形成してなる係止
爪で、導電板係止突起16,46に係止される。
65は回路部51に設けられたはんだ孔である。
70は一対のランプソケツトで、それぞれ4本
のリード線71を導出している。このリード線7
1はそれぞれ対応する導電板50の圧着部59に
圧着接続されている。72は一対の雑音防止コン
デンサで、それぞれ対応する圧着部59でリード
線71と共に圧着接続されている。95はスイツ
チであり、このスイツチ95はりん青銅等の弾性
を有する導電性薄板から形成された略円形の接触
片80を有しており、さらにこの接触片80は中
央に形成された挿通孔81と、この挿通孔81の
外周を下方に切り曲げ形成した一対のスイツチ可
動接点82と、挿通孔81の外周において上方に
切り曲げ形成された送り爪83とを有する。この
送り爪83の先端には摺動部96を形成してい
る。そして上記接触片80は上記スイツチ台40
の円筒部41に回動自在に嵌合され、スイツチ可
動接点82が導電板50の固定接点52上に配置
される。さらに84はナイロン等の絶縁材料から
なる円形の回転子、85はこの回転子84の下方
に形成された送り段、86は回転子84の中心部
に形成された角孔である。87は鋼板等の金属材
料からなる駆動棒、88は駆動棒87の上端に形
成された一対の摺動腕、89はこの摺動腕88の
間に形成された切り欠き、90は駆動棒87の下
端に形成された引ひも接続部、91は駆動棒87
の中央部に形成されたひねり部、92はひねり部
91の下方に形成された係止凸部である。93は
コイルばねである。そして上記回転子84、駆動
棒87、コイルばね93は、互いに組み立てられ
スイツチ駆動装置94を形成している。すなわ
ち、回転子94の角孔86が駆動棒87に摺動自
在に嵌合され、係止凸部92により駆動棒87に
係止され、コイルばね93は摺動腕88と回転子
84の間で圧縮かつ係止されている。このスイツ
チ駆動装置94は駆動棒87がスイツチ台40の
円筒部41に摺動自在に嵌合され、引ひも接続部
90は反射板1の下方に突出し、回転子84は円
筒部41に嵌合載置される。
100はナイロン等の絶縁材料からなる固定部
材で、上記導電板50のほぼ全体を覆う形状を呈
している。101はこの固定部材100に一体形
成された中空円筒状のスイツチ収納部、102は
このスイツチ収納部101の上方に突出形成され
たケース取付用ボス、103は上記スイツチ収納
部101の内側に対向して形成された一対の摺動
溝、104はスイツチ収納部101の内側上面に
設けられた凸起、105はスイツチ収納部101
の側部に設けられた一対のピン穴、106はこの
ピン穴105の両側に対向して突出形成された一
対のプラグ係止爪107は取付穴、108は円筒
状の豆球ソケツト部で、上記固定部材100に上
記スイツチ収納部101に対向して一体的に突出
形成されている。109はこの豆球ソケツト部1
08の内周にほぼ1ピツチ形成された豆球用ねじ
山、110は円筒状した2個のスタータソケツト
部で、豆球ソケツト部108の両側に離間して上
記固定部材100より一体的に突出形成されてい
る。111はこのスタータソケツト部110の内
周にほぼ1ピツチ形成されたスタータ用ねじ山、
112はスタータソケツト部110の外側に沿つ
て立設された2個の当接凸起、113は上記スイ
ツチ収納部101の近傍に対向して形成された安
定器位置決め凸起、114は各スタータソケツト
部110の外方に形成された雑音防止コンデンサ
を収容するための切欠き、115は上記連結部収
容溝44及び凸条15の間に対応して固定部材1
00の裏面に突出形成された複数個の絶縁壁、1
16は後述する安定器130の端子134間を絶
縁する安定器絶縁壁で、スイツチ収納部101の
両側方に突出形成されている。117は固定部材
100の裏面に多数突出形成された複数の導電板
押えボス、118は豆球受け収納部で、豆球用ね
じ山109の下方に形成され、119はスタータ
受け収納部で、スタータ用ねじ山109の下方に
形成されている。121は固定部材取付ねじであ
る。130はベース外板136とカバー外板15
7よりなる外板131に覆われた安定器で、一対
の端子134とこの端子134を絶縁する端子絶
縁部138を備えるとともに、上記ベース外板1
36には底面切り欠き132と側面切り欠き13
3を形成している。そして、この安定器130は
上記ベース外板136の一端が上記固定部材10
0の安定器位置決め凸起113に位置決めされ、
かつ他端が反射板1の安定器位置決め孔5に係合
されるとともに、上記端子絶縁部138の端部が
上記固定部材100の安定器絶縁壁116に位置
決めされ、さらに上記カバー外板137の端部が
上記反射板1の安定器位置決めリブ22に位置決
めされるように形成されている。
140は鋼板製の第1のケースで、外周に形成
されたフランジ141と、このフランジ141か
ら立上つた円筒部142からなる深皿状を呈して
いる。上記フランジ141には取付孔143およ
び位置決め孔144が所定数設けられている。1
45は円筒部142の側面外周に設けられたふく
らみで、第1のケース140の在庫時等には通常
第1のケース140を複数個互いに重ね合わせて
おくが、このときに第1のケース同士140,1
40がはまりあつてはずれなくなるのを防止す
る。また上記第1のケース140は中央部近傍に
角形プラグ挿入孔146および固定部材取付孔1
47を設けるとともに、安定器取付孔148、豆
球孔149、この豆球孔149の両側に設けられ
たスタータ孔150、放熱孔151およびコード
ハンガ係合孔152を夫々設けている。160は
固定部材取付ねじ、161は安定器取付ねじ、1
62はケース取付ねじである。
そして、その豆球孔149は固定部材100の
豆球スケツト部108上に、またスタータ孔15
0はスタータソケツト部110上に配置され、さ
らにプラグ挿入孔146は、ピン穴105上に
夫々配置されている。
170はプラグで、内部に一対の接触片(図示
せず)を有する。171はプラグ170の両側部
に切り欠き形成された係合部、172はプラグ1
70の後端に形成されたストツパー、173はプ
ラグ170より導出されたリード線、174はリ
ード線173の先端に接続されたさしこみプラグ
である。プラグ170は、上記第1のケース14
0のプラグ挿入孔146から挿入され、係合部1
71が固定部材100のプラグ係止爪106に係
合し、接触片が導電板50の電源接続ピン54に
接続されストツパー172がプラグ挿入孔146
の周縁にほぼ当接する。180は豆球で、第1の
ケース140の豆球孔149を介し、固定部材1
00の豆球ソケツト部108に挿入され、口金1
81が豆球ねじ山109に螺合し、導電板50の
豆球用受金片56に接触するとともに、中心接点
182が豆球用中心接触片55に接触するように
なつている。183はグロースタータで、第1の
ケース140のスタータ孔150を介し、固定部
材100のスタータソケツト部110に挿入さ
れ、口金184がスタータねじ山111に螺合
し、スタータ用受金片58に接触するとともに、
中心接点185がスタータ用中心接触片57に接
触するものである。186はけい光ランプで、上
記ランプホルダー30のランプ支持部34に支持
されるとともに、ランプソケツト70に接続され
る。187は引ひもで、上記スイツチ95の駆動
棒87の引ひも接続部90に接続される。
次に上記実施例の組立方法について説明する。
スイツチ台40を、その円筒部41が反射板1
のスイツチ穴11と連通するように、反射板1に
形成されたスイツチ台兼導電板位置決め凸起12
およびスイツチ台位置決め凸起13により支持す
る。次いで導電板50をスイツチ台兼導電板位置
決め凸起12及び導電板位置決め凸起14に外周
が案内されるようにしてスイツチ台40と反射板
1の凸条15の上に載置するとともに、係止爪6
4および係止片60により反射板1とスイツチ台
40に仮固定する。この状態において、回路部5
1は凸条15及びスイツチ台40に載置され、固
定接点52と共通接点53は円筒部41の外周に
おいて、スイツチ段部43の間に設置され、電源
接続ピン54は対応する凸条15上に配設され、
豆球用中心接触片55は豆球受け20上に配設さ
れ、豆球用受金片56は豆球受け20の側方に配
設され、スタータ用中心接触片57はスタータ受
け21上に配設され、スタータ用受金片58は、
スタータ受け21の側方に夫々配設される。また
圧着部59はリード線導出溝10に近接して配設
され、係止片60が導電板係止壁18に係止され
る。また連結部62は、凸条15間及び導電板切
断溝44上に配置され、位置決め穴63が導電板
位置決めボス17及び導電板位置決めボス45に
嵌合し、係止爪64が対応する導電板係止凸起1
6及び導電板係止凸起46に係止し、はんだ穴6
5がはんだ逃げ穴47上に載置される。さらにラ
ンプソケツト70はリード線71により導出溝1
0より反射板1の外方へ導出される。
この後、導電板50の連結部62を切断工具
(図示せず)により幅狭部分を切断するとともに、
その幅狭部分を下方に折り曲げ、スイツチ台40
の導電板切断溝44内と反射板1の凸条15間に
収納する。この場合回路部51に設けられた係止
爪64がスイツチ台40の導電板係止凸起46と
反射板1の導電板係止凸起16に係止され、かつ
係止片60が導電板係止壁18に係止されてお
り、各回路部51はスイツチ台40と反射板1に
固定されたままである。次に、スイツチ95の駆
動棒87に回転子84を嵌着させるとともに、そ
の駆動棒87の摺動腕88と回転子84との間に
コイルばね91を配したスイツチ駆動装置94を
別途用意しておき、これの引ひも接続部90側
を、接触片80を嵌挿し、かつ接触片支持凸起4
2及びスイツチ共通接点53上に載置したスイツ
チ台40の円筒部41内に挿入し、接触片80と
回転子84を当接させる。この後、固定部材10
0を上記スイツチ駆動装置94をスイツチ収納部
101内に収納するように導電板50上に載置
し、固定部材取付ねじ121を取付孔107を介
して反射板1の固定部材取付用ボス19に螺合す
ることにより反射板1に固着する。この状態にお
いてスイツチ収納部101においては、駆動棒8
7の摺動腕88は摺動溝103に摺動自在に収納
され、コイルばね91はさらに圧縮されてスイツ
チ収納部101に収納され、同時に回転子84と
接触片80も夫々スイツチ収納部101に収納さ
れる。また、凸起104は、駆動棒87の切り欠
き89に嵌合され、ピン穴105は一対の電源接
続ピン54を挿通されている。一方これとは別に
電源接続ピン54はピン穴105より突出され、
豆球ソケツト部108は、豆球用中心接触片55
上に配設され、豆球受け収納部118内に豆球用
受金片56の先端部が収納される。さらにスター
タソケツト部110はスタータ用中心接触片57
上に配設され、スタータ受け収納部119内にス
タータ用受金片58の先端部が収納される。さら
にまた切欠き114内には雑音防止コンデンサ7
2が収納される。また絶縁壁115は、導電板5
0の各回路部51の間に介在し、切断され折り曲
げられた連結部62の浮き上りを防ぐとともに回
路部51の間を絶縁するように介されており、さ
らに導電板押えボス117は複数個所において回
路部51を押えている。
この状態において反射板1の外面に突出した駆
動棒87の引ひも接続部90を引張ると、コイル
ばね91が圧縮されて摺動腕88が絶縁蓋100
の摺動溝103を摺動するとともにひねり部81
によつて回転子84が所定の角度回転し、送り段
85に係合した送り爪83によつて接触片80が
回転し、スイツチ可動接点82がスイツチ台40
のスイツチ段部43を乗りこえて次の固定接点5
2に移ることにより回路がきり換わるようになつ
ている。なお、接触片80は弾性を有するため駆
動棒87を引張らないときでもスイツチ可動接点
82は所定の圧力でスイツチ固定接点52に接触
しスイツチ可動接点82の圧力よりも強いコイル
ばね91の圧力により接触片80は常に所定の圧
力で共通接点53に接触するとともに接触片80
は接触片支持凸起42によつて過度の傾きを防止
されている。
また、駆動棒87の引張りを解除すると、駆動
棒87はコイルばね93の反発によりもとの位置
にもどるが、接触片80はスイツチ可動接点82
がスイツチ段部43に係止されてもどらず、回転
子84は送り段85が接触片80の摺動部96を
のりこえ駆動棒87のひねり部91の摺動によつ
てもとの位置にもどる。
続いて安定器130を、ベース外板136の一
端部が固定部材100の安定器位置決め凸起11
3に案内されかつ位置決めされ、ベース外板13
6の他端部が反射板1の安定器位置決め穴5に案
内され、かつ位置決めされ、さらに端子絶縁部1
38の端部が固定部材100の安定器絶縁壁11
6に案内され、かつ位置決めされ、カバー外13
7の端部が反射板1の安定器位置決めリブ22に
案内され、かつ位置決め載置された状態で反射板
1上に載置する。このとき一対の端子134は、
回路部51のはんだ穴65上にそれぞれ載置され
る。そして一対の端子134はそれぞれ回路部5
1のはんだ穴65部分で回路部51にはんだ付け
接続する。なお、はんだ付け装置及びはんだ(い
ずれも図示せず)は、外板131の底面切り欠
き、132及び側面切り欠き133より挿入され
る。なおまた反射板1の安定器位置決めリブ22
は、はんだ付け後安定器130がほぼ水平になる
よう高さを設定されている。また、安定器130
の端子134間は、絶縁蓋100の安定器絶縁壁
116が介在するため、完全に絶縁される。
第1のケース140を反射板1のケース位置決
め凸起4に案内かつ位置決めされて固定部材10
0をおおうように反射板1に載置する。この状態
においては取付穴143は、反射板1のケース取
付穴8とランプホルダ30の取付穴32と連通し
ケース取付ねじ162によつてランプホルダ30
の支持腕31を挾持しつつ反射板1に固定されて
いる。このとき安定器130の背面と第1のケー
ス40の円筒部142の底面とは数ミリメートル
離間している。
この後固定部材取付ねじ160を第1のケース
140の背面から固定部材取付穴147を介して
ケース取付用ボス113に螺合させ固定部材10
0は第1のケース140に固着する。この状態に
おいては、固定部材100のケース取付用ボス1
13の上端及び一対の当接凸起112が円筒部1
42の底面にほぼ当接され、固定部材100は反
射板1に固定されているだけではなく、第1のケ
ース140と反射板で確実に挾持される。次いで
安定器取付ねじ161を、ケース140の背面か
ら安定器取付穴148を介して取付穴135に螺
合し、締付けることにより安定器130は円筒部
142の底面に引つ張り上げられてケース140
に固着される。従つて安定器130の外板131
は反射板1の位置決め穴5、固定部材100の安
定器位置決め凸起113、固定部材100の安定
器絶縁壁116及び反射板1の安定器位置決めリ
ブ22から離間し、安定器130の端子134を
はんだ付けした導電板50のはんだ孔65部分を
スイツチ台40から離間させるようになる。
この後、プラグ170をケース140のプラグ
挿入孔146から挿入することにより、係合部1
71が固定部材100のプラグ係止爪106に係
合され、接触片が導電板50の電源接続ピン54
に接続され、ストツパー172がプラグ挿入孔1
46の周縁にほぼ当接される。最後に豆球180
とグロースタータ183を豆球ソケツト部108
およびグロースタータソケツト部110に夫々装
着すれば組立は完了する。このようにして組み立
てられた照明器具はチエーン等で天井から吊り下
げて使用される。
以上のように構成された照明器具においてはス
イツチ台40、反射板1、固定部材100、導電
板50などを主要部品とする配線ブロツクが構成
され、反射板1が配線ブロツクのケースとなつて
いる。そして反射板1はスイツチ部分以外の絶縁
機能を有し、成形加工の容易で安価で外観が美し
い熱可塑性樹脂を使用し、これよりも耐熱性、耐
アーク性、難熱性などの性能を要求されるスイツ
チ部分の絶縁を行うスイツチ台40と分離したた
め、すべての部分にスイツチ台40と同じ性能を
要求して、一本化した場合に比べて材料の特性を
生かしつつ、コストを安くできる。そして上記実
施例のようにスイツチ台をユリア樹脂などの耐ア
ーク性などにすぐれた熱硬化性樹脂で形成するこ
とにより、スイツチの絶縁材として必要な性能が
十分確保できる。
この考案は以上のように構成したため、コスト
が安い配線ブロツクを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第19図はいずれもこの発明の一
実施例である照明器具を示し、第1図は正面図、
第2図はけい光ランプをはずした状態を示す斜視
図、第3図は第1のケースをはずした状態を示す
平面図、第4図ないし第6図はいずれも組立方法
を説明するための分解斜視図、第7図はスイツチ
を示す分解斜視図、第8図は固定部材を示す底面
図、第9図はプラグを示す斜視図、第10図aは
安定器を導電板にはんだ付けした状態を示す概略
断面図、第10図bは安定器を第1のケースに取
り付けた状態を示す概略断面図、第11図はスタ
ータソケツト部分を示す断面図、第12図は豆球
ソケツト部分を示す断面図、第13図はプラグ接
続部分を示す断面図、第14図はスイツチ部分を
示す断面図、第15図は導電板の連結部を拡大し
て示す斜視図、第16図は導電板の係止爪の係止
状態を示す断面図、第17図は導電板の係止片の
係止状態を示す断面図、第18図は導電板の連結
部切断状態を示す断面図、第19図はランプホル
ダーの取付部分を示す断面図、第20図はグロー
スタータ及び豆球を示す正面図である。 図中、1は第2のケース、40はスイツチ台、
50は導電板、51は回路部、52はスイツチ固
定接点である。なお、同図中同一符号は同一また
は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱可塑性樹脂製のケース、このケースに支持さ
    れた熱硬化性樹脂製のスイツチ台、上記ケースに
    支持され、上記スイツチ台の所定箇所に位置決め
    されるスイツチ固定接点を一連に形成した導電板
    を備えたことを特徴とする配線ブロツク。
JP6873483U 1983-05-09 1983-05-09 配線ブロック Granted JPS59173915U (ja)

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JP6873483U JPS59173915U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 配線ブロック

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57196387A (en) * 1981-05-26 1982-12-02 Nippon Kentetsu Co Ltd Scanning system of electronic blackboard system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57196387A (en) * 1981-05-26 1982-12-02 Nippon Kentetsu Co Ltd Scanning system of electronic blackboard system

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