JPH026167B2 - - Google Patents

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JPH026167B2
JPH026167B2 JP62293672A JP29367287A JPH026167B2 JP H026167 B2 JPH026167 B2 JP H026167B2 JP 62293672 A JP62293672 A JP 62293672A JP 29367287 A JP29367287 A JP 29367287A JP H026167 B2 JPH026167 B2 JP H026167B2
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JP
Japan
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ballast
conductive plate
reflector
switch
case
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JP62293672A
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English (en)
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Inventor
Tomio Kusakari
Hiroyoshi Hagiwara
Juji Ooshita
Katsuhiko Hara
Hidemitsu Nagashima
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH026167B2 publication Critical patent/JPH026167B2/ja
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、けい光ランプを用いた照明器具に
関する。
従来、この種照明器具においては、スタータソ
ケツト、スイツチなどの配線部品を安定器ととも
に照明器具のケースに組込み、このケースの下面
を覆つて反射板を取り付けたものが用いられてい
る。そして、そのケース内に組込まれたスタータ
ソケツト、スイツチなどの配線部品は、たとえ
ば、実開昭56−153022号公報に示されているよう
にユニツト化されているものがある。
すなわち、絶縁材製の第1の基板の一面側に各
配線部品を一体的に設けるとともに、その基板の
他面にそれぞれの配線部品内に臨み接触片あるい
はスイツチ接点として作用する導電部および回路
部を一連に形成した導電板を配設し、さらにこの
導電板を不所望の充電部が露呈しないように覆
い、かつ第1の基板とで導伝板を保持する絶縁材
製の第2の基板とで構成されるものである。
しかしながら、かかる構成のものにおいては、
配線部品は、ユニツト化された一部品として反射
板およびケースから独立しているため配線部品と
しての組立て工程が必要なこと、またスイツチ部
を有していることから、少なくとも基板の一方は
スイツチが発生する火花などに耐える材料、たと
えば熱硬化性樹脂などで形成する必要があり、材
料コストが高いなどの欠点があつた。
そこで、反射板を比較的コストの安い熱可塑性
樹脂などで形成し、導電板保持基板の機能を持た
せ、熱硬化性樹脂を極力減らし、コスト低減を図
ることも考えられるが、導電板を反射板に固定し
たもの同士の直接的な電気接続と困難で、とくに
自動組立ては不可能であつた。
この発明は上記点に鑑みてなされたもので、熱
可塑性樹脂製の反射板の内面に、導電板の安定器
端子と接続される回路部に向かう側を下り勾配と
した傾斜部を有した安定器位置決め用リブを設
け、ケースには安定器位置決め用リブによつて位
置決めされた安定器を取り付けるための安定器取
付け孔を設け、反射板底面に載置固定されたスイ
ツチ台上に導電板を載置し、これを固定部材で反
射板とで狭持固定し、次いで安定器を、端子が導
電板の回路部に向いた状態で安定器位置決め用リ
ブの傾斜部上より供給し、安定器端子と回路部と
を直接的に接続し、この後、ケースを反射板に合
体させるとともに、安定器取付け孔に挿通した安
定器取付けねじを安定器の取付け穴に螺合するこ
とにより、安定器を反射板より離間してケース内
面に固定するようにし、コスト低減を図りつつ始
動組立てを容易にし、しかも反射板が安定器のね
つにより変形や変色したりするのを防止した照明
器具を得ることのできる照明器具の製造方法を提
供することを目的とする。
以下、この発明の一実施例を環状けい光ランプ
を使用した照明器具に適用したものについて図面
を引用して説明する。
図において、200は第1のケース140と第
2のケース1(便宜上、反射板と称す)とで構成
されるケース体であり、反射板1は皿状した
AAS樹脂などの耐候性の良い熱可塑性樹脂で形
成され、底部2とこの底部2から一体に立ち上が
つて上端外周部に張り出すように形成されたフラ
ンジ3を有する。4はこの反射板1のフランジ3
に2箇所設けられた円錐状のケース位置決め凸
起、5はフランジ3に互いにほぼ対向するように
設けられ上面と内方に開口する二対の四角形の安
定器位置決め孔、6はフランジ3に、1個が上記
安定器位置決め孔5の一方の間に位置し、残りの
2個を互いに等配に設けれたランプホルダー位置
決め凹部で、内部にランプホルダー位置決め凸起
7およびケース取付け穴8をそれぞれ1個づつ設
けている。9はこのケース取付け穴8の下部に形
成された反射板位置決め凸起で、とくに図示しな
い照明器具組立て装置に対し反射板1を位置決め
するのに用いられる。10は反射板1のフランジ
3を切り欠いて形成された一対のリード線導出溝
で、上記ランプホルダー位置決め凹部6の1個を
はさみ互いに対向するように設けられている。1
1は反射板1のほぼ中央に設けられた後述するス
イツチ95の駆動棒87を挿通するスイツチ孔で
ある。12はこのスイツチ孔11の周辺に設けら
れた一対のL字形したスイツチ台兼導電板位置決
め凸起、13は一対のL字形したスイツチ台位置
決め凸起で、上記スイツチ孔11をはさみ、かつ
上記スイツチ台兼導電板位置決め凸起12と対向
する位置に設けられている。14は反射板1の底
部2の端部近くに、上記スイツチ台兼導伝板位置
決め凸起12と対向するように設けられた一対の
L字形した導電板位置決め凸起、15は上記反射
板底部2に設けられ、後述する導電板50の所定
箇所を載置するための複数個の凸条、16はこの
凸条15に設けられた複数の導電板係止凸起であ
る。17は反射板底部2に複数個設けられた導電
板位置決めボス、18は上記底部2においてリー
ド線導出溝10の近傍に4個所づつ対向して設け
られた導電板係止壁、19は上記底部2に上記リ
ード線導出溝10間を2分する中心線上に設けら
れた3個の固定部材取付けボス、20は上記底部
2の端部の固定部材取付けボス19の近くに設け
られた豆球受け、21はこの豆球受け20をはさ
んで対向する位置に設けられた一対のスタータ受
け、22は上記安定器位置決め孔5に対応して反
射板底部2に形成された2対の安定器位置決めリ
ブで、反射底部2に向つて傾斜する傾斜部190
を形成している。23は上記安定器位置決め孔5
の方向に複数個穿設された長孔状の放熱孔、30
はランプホルダーで、弾性材料よりなり、一端部
をL字形に曲げて支持腕31を形成し、この支持
腕31には取付け穴32と位置決め穴33に設け
られ、他端部には湾曲したランプ支持部34が設
けられている。このランプホルダー30は、支持
腕31を上記ランプホルダー位置決め凹部6内に
嵌合させるとともに、位置決め穴33をランプホ
ルダー位置決め凸起7に嵌合させることにより反
射板1に載置される。40は角形のスイツチ台
で、耐熱性などに優れたユリア樹脂などの熱硬化
性樹脂により形成されている。41はこのスイツ
チ台40のほぼ中央に設けられた中空の円筒部、
42はこの円筒部41の外周に設けられた接触片
支持凸起、43は上記円筒部41から放射状に設
けられたスイツチ段部、44は後述する導電板連
結部62を収容する導電板連結部収容溝、また4
5は導電板位置決め凸起、46は導電板係止突
起、47は半田逃げ穴であり、これらはそれぞれ
導電板50に対応してスイツチ台40の上面に形
成されている。そしてこのスイツチ台40は、上
記反射板1の中央部に載置され、スイツチ台兼導
電板位置決め凸起12およびスイツチ台位置決め
凸起13により位置決めされる。この状態で円筒
部41はスイツチ穴11と連通する。50は導電
板で、略T字状をなし黄銅などの弾性を有する導
電性薄板を打ち抜いて照明器具の点灯回路を構成
する。そしてこの導電板50は点灯回路を構成す
る複数の回路部51と、この回路部51と一体に
形成された接触部66とからなつている。さらに
この接触部66は一体的にほぼ同一円周上に複数
個のスイツチ固定接点52およびこの固定接点5
2とほぼ同一円周上に立上がり形成されたスイツ
チ共通接点53を設けるとともに、立上がり形成
された一対の電源接続ピン54と、この電源接続
ピン54を介してスイツチ固定接点52と反対側
に設けられた豆球用中心接触片55と、この豆球
用中心接触片55の側方において立上がり形成さ
れた豆球用受金片56と、この豆球用中心接触片
55を中心として対称な位置において立上がり形
成された一対のスタータ用中心接触片57と、こ
のスタータ用中心接触片57の側方において立ち
上がり形成された一対のスタータ用受金片58と
を設けている。59は4個所づつ対になつた圧着
部で、導電板50の両端部においてそれぞれ対向
するように回路部51に形成されている。60は
4箇所づつ対になつた係止片で、それぞれ圧着部
59の内側に形成されそれぞれの係止片60は切
り溝61により個々に分離されている。62は片
側が幅狭の三角形状した複数の連結部で、各回路
部51を連結している。63は上記反射板1の導
電板位置決め突起14およびスイツチ台40の導
電板位置決めボス45に対応する位置決め孔、6
4は一対の爪を切り曲げ形成してなる係止爪で、
導電板係止突起16,46に係止される。65は
回路部51に設けられた半田孔である。70は一
対にランプソケツトで、それぞれ4本のリード線
71を導出している。このリード線71はそれぞ
れ対応する導電板50の圧着部59に圧着接続さ
れている。72は一対の雑音防止コンデンサで、
それぞれ対応する圧着部59でリード線71とと
もに圧着接続されている。95はスイツチであ
り、このスイツチ95はりん青銅などの弾性を有
する導電性薄板から形成された略円形の接触片8
0を有しており、さらにこの接触片80は中央に
形成された挿入受部孔81と、この挿入受部孔8
1の外周を下方に切り曲げ形成した一対のスイツ
チ可動接点82と、挿入受部孔81の外周におい
て上方に切り曲げ形成された送り爪88とを有す
る。この送り爪83の先端には摺動部96を形成
している。そして上記接触片80は、上記スイツ
チ台40の円筒部41に回動自在に嵌合され、ス
イツチ可動接点82が導電板50の固定接点52
上に配置される。さらに84はナイロンなどの絶
縁材料からなる円形の回転子、85はこの回転子
84の下方に形成された送り段、86は回転子8
4の中心部に形成された各孔である。87は鋼板
などの金属材料からなる駆動棒、88は駆動棒8
7の上端に形成された一対の摺動腕、89はこの
摺動腕88の間に形成された切り欠き、90は駆
動棒87の下端に形成された引ひも接続部、91
は駆動棒87の中央部に形成されたひねり部、9
2はひねり部91の下方に形成された係止凸部で
ある。93はコイルばねである。そして上記回転
子84、駆動棒87コイルばね93は、互いに組
み立てられ、スイツチ駆動装置94を形成してい
る。すなわち、回転子84の角穴86が駆動棒8
7に摺動自在に嵌合され、係止凸部92により駆
動棒87に係止され、コイルばね93は摺動腕8
8と回転子84の間で圧縮かつ係止されている。
このスイツチ駆動装置94は駆動棒87がスイツ
チ台40の円筒部41に摺動自在に嵌合され、引
ひも接続部90は反射板1の下方に突出し、回転
子84は円筒部41に嵌合載置される。100は
ナイロンなどの絶縁材料からなる固定部材で、上
記導電板50のほぼ全体を覆う形状を呈してい
る。101はこの固定部材100に一体形成され
た中空円筒状のスイツチ収納部、102はこのス
イツチ収納部101の上方に突出形成されたケー
ス取付け用ボス、103は上記スイツチ収納部1
01の内側に対向して形成された一対の摺動溝、
104はスイツチ収納部101の内側上面に設け
られた凸起、105はスイツチ収納部101の側
部に設けられた一対のピン穴、106はこのピン
穴105の両側に対向して突出形成された一対の
プラグ係止爪、107は取付け穴、108は円筒
状の豆球ソケツト部で、上記固定部材100に上
記スイツチ収納部101に対向して一体的に突出
形成されている。109はこの豆球ソケツト部1
08の内周にほぼ1ピツチ形成された豆球用ねじ
山、110は円筒状した2個のスタータソケツト
で、豆球ソケツト部108の両側に離間して上記
固定部材100より一体的に突出形成されてい
る。111はこのスタータソケツト部110の内
周にほぼ1ピツチ形成されたスタータ用ねじ山、
112はスタータソケツト部110の外側に沿つ
て立設された2個の当接凸起、118は上記スタ
ータ収納部101の近傍に対向して形成された安
定器位置決め凸起、114は各スタータソケツト
部110の外方に形成された雑音防止コンデンサ
を収納するための切り欠き、115は上記連結部
収容溝44および凸条15の間に対応して固定部
材100の裏面に突出形成された複数個の絶縁
壁、116は後述する安定器130の端子134
間を絶縁する安定器絶縁壁で、スイツチ収納部1
01の両側方に突出形成されている。117は固
定部材100の裏面に多数突出形成された複数の
導電板押さえボス、118は豆球受け収納部で、
豆球用ねじ山109の下方に形成され、119は
スイツチ受け収納部で、スイツチ用ねじ山109
の下方に形成されている。121は固定部材取付
けねじである。130はベース外板136とカバ
ー外板137よりなる外板131に覆われた安定
器で、一対の端子134とこの端子134を絶縁
する端子絶縁部138を備えるとともに、上記ベ
ース外板136には底面切り欠き132と側面切
り欠き133を形成している。そして、この安定
器130は上記ベース外板136の一端が上記固
定部材100の安定器位置決め凸起113に位置
決めされ、かつ他端が反射板1の安定器位置決め
孔5に係合されるとともに、上記端子絶縁部13
8の端部が上記固定部100の安定器絶縁壁11
6に位置決めされ、さらに上記カバー外板137
の端部が上記反射板1の安定器位置決めリブ22
に位置決めされるように形成されている。
140は鋼板製の第1のケースで、外周に形成
されたフランジ141とこのフランジ141から
立上がつた円筒部142からなる深皿状を呈して
いる。上記フランジ141には取付け孔143お
よび位置決め孔144が側面外周に設けられたふ
くらみで、第1のケース140を反射板1に重ね
たときにケース同士1,140がはまりあつて外
れなくなるのを防止する。また、上記第1のケー
ス140は中央部近傍に角形プラグ挿入孔146
および固定部材取付け孔147を設けるととも
に、安定器取付け孔148、豆球孔149、この
豆球穴149の両側に設けられたスタータ孔15
0、放熱孔151およびコードハンガ係合孔15
2をそれぞれ設けている。160は固定部材取付
けねじ、161は安定器取付けねじ162はケー
ス取付けねじである。
そして、その豆球孔149は固定部材100の
豆球ソケツト部108上に、またスタータ孔15
0はスタータソケツト部110上に配置され、さ
らにプラグ挿入孔146はピン穴105上にそれ
ぞれ配置されている。170はプラグで、内部に
一対の接触片(図示せず)を有する。
171はプラグ170の両側部に切り欠き形成
された係合部、172はプラグ170の後端に形
成されたストツパー、173はプラグ170より
導出されたリード線、174はリード線173の
先端に接続された差込みプラグである。プラグ1
70は上記第1のケース140のプラグ挿入孔1
46から挿入され、係合部171が固定部材10
0のプラグ係止爪106に係合し、接触片が導電
板50の電源接続ピン54に接続されストツパー
172がプラグ挿入孔146の周縁にほぼ当接す
る。180は豆球で、第1のケース140の豆球
孔149を介し、固定部材100の豆球ソケツト
部108に挿入され、口金181が豆球ねじ山1
09に螺合し、導電板50の豆球用受金片56に
接触するとともに、中心接点182が豆球用中心
接触片55に接触するようになつている。183
はグロースタータで、第1のケース140のスタ
ータ孔150を介し、固定部材100のスタータ
ソケツト部110に挿入され、口金184がスタ
ータねじ山111に螺合しスタータ用受金片58
に接触するとともに、中心接点185がスタータ
用中心接触片57に接触するものである。186
はけい光ランプで、上記ランプホルダー30のラ
ンプ支持部34に支持されるとともにランプソケ
ツト70に接続される。187は引ひもで、上記
スイツチ95の駆動棒87の引ひも接続部90に
接続される。
つぎに上記実施例の組立て方法について説明す
る。
スイツチ台40を、その円筒部14が反射板1
のスイツチ穴11と連通するように、反射板1に
形成されたスイツチ台兼導電板位置決め凸起12
およびスイツチ台位置決め凸起13により支持す
る。ついで導電板50をスイツチ台兼導電板位置
決め突起12および導電板位置決め凸起14に外
周が案内されるようにしてスイツチ台40と反射
板1の凸条15の上に載置するとともに、係止爪
64および係止片60により反射板1とスイツチ
台40に仮り固定する。この状態において、回路
部51は凸条15およびスイツチ台40に載置さ
れ、固定接点52と共通接点53は円筒部41の
外周において、スイツチ段部43の間に設置さ
れ、電源接続ピン54は対応する凸条15上に配
設され、豆球用中心接触片55は豆球受け20上
に配設され、スタータ用中心接触片57はスター
タ受け21上に配設され、スタータ用受金片58
はスタータ受け21の側方にそれぞれ配設され
る。また圧着部59はリード線導出溝10に近接
して配設され、係止片60が導電板係止壁18に
係止される。また連結部62は凸条15間および
導電板切断溝44上に配置され、位置決め穴63
が導電板位置決めボス17および導電板位置決め
ボス45に嵌合し、係止爪64が対応する導電板
係止凸起16および導電板係止凸起46に係止
し、半田穴65が半田逃げ穴47上に載置され
る。さらにランプソケツト70はリード線71に
より導出溝10より反射板1の外方へ導出され
る。
この後、導電板50の連結部62を切断工具
(図示せず)により幅狭部分を切断するとともに、
その幅狭部分を下方に折り曲げ、スイツチ台40
の導電板切断溝44内と反射板1の凸条15間に
収納する。この場合回路部51に設けられた係止
爪64がスイツチ台40の導電板係止凸起46と
反射板1の導電板係止凸起16に係止され、かつ
係止片60が導電板係止壁18に係止されてお
り、各回路部51はスイツチ台40と反射板1に
固定されたままである。つぎに、スイツチ95の
駆動棒87に回転子84を嵌着させるとともに、
その駆動棒87の摺動腕88と回転子84との間
にコイルばね91を配したスイツチ駆動装置94
を別途用意しておき、これの引ひも接続部90側
を、接触片80を嵌挿し、かつ接触片支持凸起4
2およびスイツチ共通接点53上に載置したスイ
ツチ台40の円筒部41内に挿入し、接触片80
と回転子84を当接させる。この後、固定部材1
00を上記スイツチ駆動装置94をスイツチ収納
部101内に収納するように導電板50上に載置
し、固定部取付けねじ121を取付け穴107を
介して反射板1の固定部取付け用ボス19に螺合
することにより反射板1に固着する。この状態に
おいて、スイツチ収納部101においては、駆動
棒50お摺動腕88は、摺動溝103に摺動自在
に収納され、コイルばね91はさらに圧縮されて
スイツチ収納部101に収納され、同時に回転子
84と接触片80もそれぞれスイツチ収納部10
1に収納される。また、凸起104は駆動棒50
の切り欠き89に嵌合され、ピン穴105は一対
の電源接触ピン54を挿通されている。一方これ
とは別に電源接続ピン54はピン穴105より突
出され、豆球ソケツト部108は豆球用中心接触
片55上に配設され、豆球受け収納部118内に
豆球用金片58の先端部が収納される。さらにス
タータソケツト部110はスタータ用中心接触片
57上に配設され、、スタータ受け収納部119
内にスタータ用受金片58の先端部が収納され
る。さらにまた、切り欠き114内には雑音防止
コンデンサ72が収納される。また絶縁壁115
は、導電板50の各回路部51の間に介在し、切
断され折り曲げられた連結部62の浮き上がりを
防ぐとともに回路部51の間を絶縁するように介
されており、さらに導電板押さえボス117は複
数個所において回路部51を押さえている。
この状態において、反射板1の外面に突出した
駆動棒87の引ひも接続部90を引つ張るとコイ
ルばね91が圧縮されて摺動腕88が絶縁蓋10
0の摺動溝103を摺動するとともにひねり部8
1によつて回転子84が所定の角度回転し送り段
85に係合した送り爪83によつて接触片80が
回転し、スイツチ可動接点82がスイツチ台40
のスイツチ段部43を乗り越えてつぎの固定接点
に移ることにより回路が切り換わるようになつて
いる。なお、接触片80は弾性を有するため、駆
動棒87を引つ張らないときでもスイツチ可動接
点82は所定の圧力でスイツチ固定接点52に接
触しスイツチ可動接点82の圧力よりも強いコイ
ルばね91の圧力により接触片80は常に所定の
圧力で共通接点53に接触するとともに接触片8
0は接触片支持凸起42によつて過度の傾きを防
止されている。
また、駆動棒87の引つ張りを解除すると、駆
動棒87はコイルばね93の反発によりもとの位
置に戻るが、接触片80はスイツチ可動接点82
がスイツチ段部43に係止されて戻らず、回転子
84は送り段85が接触片80の摺動部96を乗
り越え駆動棒87のひねり部91の摺動によつて
もとの位置に戻る。
つづいて安定部130を、ベース外板136の
一端部が固定部材100の安定器位置決め凸起1
13に案内されかつ位置決めされ、ベース外板1
36の他端部が反射板1の安定器位置決め穴5に
案内され、かつ位置決めされ、さらに、端子絶縁
部138の端部が固定部材100の安定器絶縁壁
116に案内され、かつ位置決めされ、カバー外
板137の端部が反射板1の安定器位置決めリー
ブ22に案内され、かつ位置決め載置された状態
で反射板1上に載置する。このとき一対の端子1
34は、導電帯51の半田穴65上にそれぞれ載
置される。そして一対の端子134はそれぞれ回
路部51の半田穴65部分で回路部51に半田付
け接続する。なお、半田付け装置および半田(い
ずれも図示せず)は、外板131の底面切り欠き
132および側面切り欠き133より挿入され
る。なおまた反射板1の安定器位置決めリーブ2
2は半田付け後安定器130がほぼ水平になるよ
う高さを設定されている。また、安定器130の
端子134間は、固定部材100の安定器絶縁壁
116が介在するため、完全に絶縁される。つぎ
に第1のケース140を反射板1のケース位置決
め凸起4に案内かつ位置決めされて固定部材10
0を覆うように反射板1に載置する。この状態に
おいては、取付け穴143は反射板1のケース取
付け穴8とランプホルダー30の取付け穴32と
連通し、ケース取付けねじ162によつてランプ
ホルダー30の支持腕31を挾持しつつ反射板1
に固定されている。このとき安定器130の背面
と第1のケース140の円筒部142の底面とは
数ミリメートル離間している。
この後、固定部材取付けねじ160を第1のケ
ース140の背面から固定部取付け穴147を介
してケース取付け用ボス113に螺合させ固定部
材100は第1のケース140に固着する。この
状態においては、固定部材100のケース取付け
用ボス113の上端および一対の当接凸起112
が円筒部142の底面にほぼ当接され、固定部材
100は反射板1に固定されているだけでなく、
第1のケース140と反射板で確実に挾持され
る。ついで安定器取付けねじ161をケース14
0の背面から安定器取付け穴148を介して取付
け穴135に螺合し、締め付けることにより安定
器130は円筒部142の底面に引つ張り上げら
れてケース140に固着される。したがつて、安
定器130の外板131は反射板1の位置決め穴
5、固定部材100の安定器位置決め凸起113
固定部材100の安定器絶縁壁116および反射
板1の安定器位置決めリブ22から離間し、安定
器130の端子134を半田付けした導電50の
半田孔65部分をスイツチ台40から離間させる
ようになる。
この後プラグ170をケース140のプラグ挿
入穴146から挿入することにより、係合部17
1が固定部材100のプラグ係止爪106に係合
され接触片が導電板50の電源接続ピン54に接
続されストツパー172がプラグ挿入穴146の
周縁にほぼ当接される。最後に豆球180とグロ
ースタータ183を豆球ソケツト部108および
グロースタータソケツト部110にそれぞれ装着
すれば組立ては完了する。このようにして組み立
てられた照明器具はチエーンなどで天井から吊り
下げて使用される。
以上のように構成された照明器具の製造方法に
おいては、安定器130は上記ベース外板136
の一端が上記固定部材100の安定器位置決め凸
起113に位置決めされかつ他端が反射板1の安
定器位置決め孔5の係合されるとともに上記端子
絶縁部138の端部が上記固定部材100の安定
器絶縁壁116に位置決めされ、さらに上記カバ
ー外板137の端部が上記反射板1の安定器位置
決めリブ22に位置決めされるように形成されて
いるので、安定器は上記各位置決め部材および孔
によつて反射板1の所望の位置に性格に案内さ
れ、かつ位置決め載置されるので、安定器130
の、前部一対の端子134は回路部51の所望の
半田穴65の上に載置され、所望の位置で半田付
け接続される。また、このとき安定器の取付け穴
135はケース140の安定器取付け穴148
に、合致しているので安定器130は、安定器取
付け穴148を介して取付け穴135に螺合し締
付けることにより、ケース140の底面部140
aに引つ張り上げられて固着される。なお、上記
固定部材100の位置決め突起113、反射板1
の位置決め孔5、位置決めリブ22、および固定
部材100の絶縁壁116の各位置決めには上部
に傾斜部190が付いているので、安定器130
が各位置決めに当たつてからスライドするため、
容易に位置が決まりやすい。さらに安定器130
がケース140に螺合し底面部140aに引つ張
り上げられたとき、傾斜部190が付いているの
で、熱可塑性樹脂材の各位置決めと、けい光ラン
プ186の点灯中に高温となると安定器130の
ベース外板137の距離が十分に離れるため、各
位置決めは、熱によつて変形、変色などの影響を
受けることがない。また反射板1の位置決めリブ
22の安定器が載置する部分には、切り欠き22
aがあり、これは安定器130の製造工程で発生
した外被絶縁塗料の塗りむらによる盛上りを、避
けて安定器130を水平に保持する効果がある。
なお、第21図はコードで照明器具を吊り下げ
る例であつてプラグ170、係合部171、スト
ツパー172は上記と同様である。そして、17
5はプラグ170から導出された丸打コード、1
76は丸打コード175に係止されたコード係止
片、177は丸打コード175を挿入受部したコ
ードハンガーで、天井からの吊り下げ高さを調整
するのに使用される。コードハンガー177はケ
ース140のコードカバー係合孔152に係合さ
れる。178は丸打コード175を係止するコー
ド係止具、179は丸打コード175の先端に接
続された引掛ローゼツトである。
以上説明したように、この発明によれば、反射
板に熱可塑性樹脂を用いた熱硬化性樹脂の使用料
を抑え材料コストを低減させながら、安定器の半
田付けの位置決め、および安定器の取付け穴とケ
ースの安定器取付け穴の位置合わせが容易にでき
るため、組立て作業が改善され、また位置ずれに
よる不良の発生が防げるなどの利点を有するとと
もにこれらの特徴を生かして、自動組立て装置に
よる組立て作業の自動化が容易になる。また、安
定器位置決め用リブは傾斜部を備えており、この
傾斜部は安定器給の際のガイドとなるとともに、
安定器がケースに取り付けられた状態では、安定
器との距離を一層遠ざけるので、安定器の熱によ
る変形や変色も防止するなど、数々の利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第19図はいずれもこの発明の一
実施例である照明器具を示し、第1図は正面図、
第2図はけい光ランプを外した状態を示す斜視
図、第3図は第1のケースを外した状態を示す平
面図、第4図ないし第6図はいずれも組立て方法
を説明するための分解斜視図、第7図はスイツチ
を示す分解斜視図、第8図は固定部材を示す底面
図、第9図はプラグを示す斜視図、第10図aは
安定器を導電板に半田付けした状態を示す概略断
面図、第10図bは安定器を第1のケースに取り
付けた状態を示す概略断面図、第11図はスター
タソケツト部を示す断面図、第12図は豆球ソケ
ツト部分を示す断面図、第13図はプラグ接続部
分を示す断面図、第14図はスイツチ部分をしめ
す断面図、第15図は導電板の連結部を拡大して
示す斜視図、第16図は導電板の係止爪の係止状
態を示す断面図、第17図は導電板の係止片の係
止状態を示す断面図、第18図は導電板の連結部
切断状態を示す断面図、第19図はランプホルダ
ーの取付け部分を示す断面図、第20図はグロー
スタータおよび豆球を示す正面図である。第21
図はこの発明の他の実施例を示し、プラグ部分の
斜視図である。 図において、1は第2のケース、22は安定器
位置決めリブ、50は導電板、100は固定部
材、113は安定器位置決め突起、134は端
子、140はケース、148は安定器取付け孔、
200はケース本体である。なお、各図中同一符
号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 熱可塑性樹脂製の反射板と、この反射板に合
    体されるケースとで本体ケースを構成し、この本
    体ケース内に、回路部およびスイツチ接点を形成
    した導電板と、上記スイツチ接点に対応した形状
    の熱硬化性樹脂製のスイツチ台と、上記導電板を
    固定する固定部材と、上記導電板の回路部に直接
    的に端子を接続した安定器とを収容した照明器具
    の製造方法において、上記反射板の内面に、上記
    導電板の安定器端子と接続される回路部に向かう
    側を下り勾配とした傾斜部を有した安定器位置決
    め用リブを設け、上記ケースには上記安定器位置
    決め用リブによつて位置決めされた安定器を取り
    付けるための安定器取付け孔を設け、反射板底面
    に載置固定されたスイツチ台上に導電板を載置
    し、これを固定部材で上記反射板とで挾持固定
    し、次いで上記安定器を、端子が上記導電板の回
    路部に向いた状態で上記安定器位置決め用リブの
    傾斜部上より供給し、安定器端子と回路部とを直
    接的に接続し、この後、上記ケースを上記反射板
    に合体させるとともに、上記安定器取付け孔に挿
    通した安定器取付けねじを上記安定器の取付け穴
    に螺合することにより、上記安定器を上記反射板
    より離間して上記ケース内面に固定するようにし
    たことを特徴とする照明器具の製造方法。
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