JPH1012039A

JPH1012039A - 照明器具

Info

Publication number: JPH1012039A
Application number: JP8185407A
Authority: JP
Inventors: Masaru Kaneko; 勝金子
Original assignee: Asahi National Lighting Co Ltd
Current assignee: Panasonic Life Solutions Asahi Co Ltd
Priority date: 1996-06-25
Filing date: 1996-06-25
Publication date: 1998-01-16

Abstract

(57)【要約】【課題】スイッチと点灯回路基板がいわゆるコードで
電気接続されていたのを改善して、生産性に優れた照明
器具を提供する。【解決手段】点灯回路基板１の外周に形成した切欠部
２にスイッチ３が配置され、このスイッチ３から導出す
る電気接続部４は切欠部２の縁部に設けたコネクター５
に接続される。スイッチ３は水平方向に配置され、その
操作部６は外向き水平方向に導出される。別の観点から
述べると、本体７と点灯回路基板１とを絶縁板８を介在
して設け、点灯回路基板１に形成した切欠部２にスイッ
チ３が配置されるとともにスイッチ３の上面が絶縁板８
に当接され、スイッチ３から導出する電気接続部４は切
欠部２の縁部に設けたコネクター５に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチを設けた
照明器具に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、照明器具が高周波点灯化されてき
たのに伴い、点灯回路基板の中央に形成した孔形状の切
欠部にスイッチを配置したものが採用されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、スイッチと点
灯回路基板とはいわゆるコードで電気接続されていた。
そのため、生産性が悪いという問題があった。本発明は
このような解決すべき課題を鑑み、生産性に優れた照明
器具を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明として、点灯回路基板の外周に形成した切欠部にスイ
ッチが配置され、このスイッチから導出する電気接続部
は前記切欠部の縁部に設けたコネクターに接続された照
明器具が挙げられる。また、もう一つの本発明として、
本体と点灯回路基板とを絶縁板を介在して設け、前記点
灯回路基板に形成した切欠部にスイッチが配置されると
ともにスイッチの上面が前記絶縁板に当接され、スイッ
チから導出する電気接続部は前記切欠部の縁部に設けた
コネクターに接続された照明器具が挙げられる。

【０００５】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を説明す
るが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示
的な実施形態であり、本発明をその実施形態のみに特有
な事項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術
的範囲は、請求項に示した事項あるいはその事項と実質
的に等価である事項に基づいて定めなければならない。

【０００６】図示の実施形態による照明器具は、トラン
ジスタやＬＣＲ部品からなる高周波点灯回路部品を搭載
した点灯回路基板１の外周に形成した切欠部２にスイッ
チ３が配置され、このスイッチ３から導出する電気接続
部４は前記切欠部２の縁部に設けたコネクター５に差し
込み接続されている。スイッチ３は水平方向に配置さ
れ、その引き部からなる操作部６は外向き水平方向に導
出される。別の観点から述べると、金属製の本体７と点
灯回路基板１とを合成樹脂製の絶縁板８を介在して設
け、前記点灯回路基板１に形成した切欠部２にスイッチ
３が配置されるとともにスイッチ３の上面が前記絶縁板
８に当接され、スイッチ３から導出する電気接続部４は
前記切欠部２の縁部に設けたコネクター５に差し込み接
続されている。そして、切欠部２は好ましくは点灯回路
基板１の外周に形成され、スイッチ３は水平方向に配置
され、その操作部６は外向き水平方向に導出される。ま
た、スイッチ３から導出する電気接続部４はスイッチ３
内部の電気接続部９に差し込み接続されて導出された中
間接続部材として構成される。本実施形態では電気接続
部４は比較的剛性のある金属ピンまたは金属片で構成さ
れ、その中間部は合成樹脂製の絶縁部材１０で覆われて
いる。

【０００７】さらに詳述すれば、図２に示すように（図
１では細部を簡略化している）、スイッチ３の内部に
は、軸１１と、操作部６の引き操作により軸１１の周囲
で回転する回転接片１２と、回転接片１２の回転に伴い
接離される複数の固定接片１３などが内蔵され、固定接
片１３などは電気接続部９に電気接続されている。コネ
クター５に対向する点灯回路基板１の上面には絶縁板８
に一体的に形成された凸部１４があり、点灯回路基板１
は凸部１４との当接により位置決められ、電気接続部４
をコネクター５に差し込み接続する際の点灯回路基板１
のたわみが防止される。そして、絶縁板８においてスイ
ッチ３の上面が当接している部分はスイッチ３の上面を
受け入れるように凹面１５として形成され、凹面１５が
存在する区域では絶縁板８が下方に突出して肉厚のスイ
ッチ当接部１６として形成されている。

【０００８】絶縁板８には豆球ソケット１７が兼用され
て形成されるとともに交流電源を受電する電源端子台
（の外殻）１８を一体に形成している。本体７の中央に
おいて底面方向に略長方形状または略楕円形状の凸部１
９が突出して形成され、凸部１９の中央には孔２０が形
成されている。絶縁板８の中央に形成された孔２１は凸
部１９の形状に対応して略長方形状または略楕円形状に
形成され、絶縁板８はその孔２１に凸部１９が嵌め合わ
されるように本体７の底面側に装着される。電源端子台
１８は絶縁板８において孔２１に近接した位置に配置さ
れる。そして、天井に取付けられた図示されない周知の
引掛ローゼットに電気的かつ機械的に接続される図示さ
れない引掛アダプターを備えている。引掛アダプターの
外周にはよく知られているように例えば係止溝からなる
係止部が形成され、被取付部材２２は前記係止部に係止
されて取付けられる。

【０００９】被取付部材２２の両側には外向きに変位さ
せることにより前記係止状態を解除できる解除部２３を
設けており、解除部２３の変位により被取付部材２２の
中央の孔２４内にバネ付勢されて突出していた図示され
ない被係止部が前記係止部から離れて被取付部材２２は
前記引掛アダプターから離れる。これにより照明器具は
取り外しできるものとなる。被取付部材２２は前記引掛
アダプターに給電される交流電源を受電する受電部を兼
ねており、前記引掛アダプターの底面に差し込まれて受
電される受電部２５が被取付部材２２に一体的に設けら
れる。そして、受電部２５は給電部２６に被取付部材２
２の内部で接続され、給電部２６は電源端子台１８にお
いて孔２１寄りの接続孔に差し込まれて接続される。

【００１０】被取付部材２２は本体７の凸部１９に適宜
手段で固定される。この固定により絶縁板８は被取付部
材２２で一応固定されるが、絶縁板８自体も適宜手段で
本体７に固定されるとよい。次に点灯回路基板１は絶縁
板８にサポート具などの適宜手段で固定される。この
際、略Ｕ形状の点灯回路基板１の内側に設けたコネクタ
ー２７が電源端子台１８の二次側端子２８に接続され
る。そして、図示しない蛍光ランプを接続するソケット
２９は点灯回路基板１のコネクター３０に接続固定され
る。次いで、下カバーとなる反射板３１が本体７にビス
などの適宜手段で固定されるが、この際、ランプ支持具
３２も反射板３１とともに本体７に固定される。また、
豆球３３は豆球ソケット１７に装着される。本体７の上
面には、スイッチ３の操作部６に取付けられた図示しな
い引紐を本体７の図示しない孔に通して本体７の上面に
案内してから先端の孔３４ａから垂下させるアーム３４
が取付けられ、また、本体７を天井に弾性圧接させる複
数の板ばね状の弾性体３５が本体７の上面に固定され
る。なお、他の実施形態としては、絶縁板８に豆球ソケ
ット１７または／および電源端子台１８を単独に設けて
もよい。

【００１１】本実施形態の照明器具は、点灯回路基板１
の外周に形成した切欠部２にスイッチ３が配置され、こ
のスイッチ３から導出する電気接続部４は前記切欠部２
の縁部に設けたコネクター５に接続され、スイッチ３と
点灯回路基板１の電気接続が生産性よく行える。また、
スイッチ３は点灯回路基板１の外周に形成した切欠部２
において水平方向に配置され、その操作部６は外向き水
平方向に導出され、スイッチ３の引紐を水平方向に導出
する場合に好都合となる。また、本体７と点灯回路基板
１とを絶縁板８を介在して設け、前記点灯回路基板１に
形成した切欠部２にスイッチ３が配置されるとともにス
イッチ３の上面が前記絶縁板８に当接されて安定化さ
れ、スイッチ３から導出する電気接続部４は前記切欠部
２の縁部に設けたコネクター５に接続され、スイッチ３
と点灯回路基板１の電気接続が生産性よく行える。この
場合、切欠部２は図示のものではなくいわゆる孔形状で
もよく、切欠部２は点灯回路基板１の中央には被取付部
材２２が臨んでいる関係から避けて、点灯回路基板１の
適所に設けられる。そのなかで特定された図示の切欠部
２は点灯回路基板１の外周に形成され、スイッチ３は水
平方向に配置され、その操作部６は外向き水平方向に導
出され、前述の通りスイッチ３の引紐を水平方向に導出
する場合に好都合となる。また、スイッチ３から導出す
る電気接続部４はスイッチ３内部の電気接続部９に接続
されて導出された中間接続部材であると、接続される点
灯回路基板が複数種類ある場合に中間接続部材の種類を
変更するだけで対応でき、スイッチ３を共通部品として
製造できて生産性が良いものとなる。かくして、従来、
スイッチと点灯回路基板間を配線していた配線コードを
省いて生産性を向上できるものとなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態を示す分解斜視図（実使用状
態とは上下逆に示す）

【図２】同要部縦断面図

【符号の説明】

１点灯回路基板２切欠部３スイッチ４電気接続部５コネクター６操作部７本体８絶縁板９電気接続部１０絶縁部材

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】点灯回路基板の外周に形成した切欠部に
スイッチが配置され、このスイッチから導出する電気接
続部は前記切欠部の縁部に設けたコネクターに接続され
た照明器具。
【請求項２】請求項１において、スイッチは水平方向
に配置され、その操作部は外向き水平方向に導出された
照明器具。
【請求項３】本体と点灯回路基板とを絶縁板を介在し
て設け、前記点灯回路基板に形成した切欠部にスイッチ
が配置されるとともにスイッチの上面が前記絶縁板に当
接され、スイッチから導出する電気接続部は前記切欠部
の縁部に設けたコネクターに接続された照明器具。
【請求項４】請求項３において、切欠部は点灯回路基
板の外周に形成され、スイッチは水平方向に配置され、
その操作部は外向き水平方向に導出された照明器具。
【請求項５】請求項１〜４のいずれかにおいて、スイ
ッチから導出する電気接続部はスイッチ内部の電気接続
部に接続されて導出された中間接続部材である照明器
具。