JP3012222U - 掛け吊り具 - Google Patents

掛け吊り具

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Publication number
JP3012222U
JP3012222U JP1994015150U JP1515094U JP3012222U JP 3012222 U JP3012222 U JP 3012222U JP 1994015150 U JP1994015150 U JP 1994015150U JP 1515094 U JP1515094 U JP 1515094U JP 3012222 U JP3012222 U JP 3012222U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
top surface
hanging device
hook
groove
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994015150U
Other languages
English (en)
Inventor
政司 薬袋
靖子 林
勝博 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lec Inc
Original Assignee
Lec Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Lec Inc filed Critical Lec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長押や扉等の板厚に合わせて簡単な操作
で、しかも確実に固定できるようにした掛け吊り具を提
供する。 【構成】 上脚部1b の両側縁に凹溝3を設け、前脚
片1a の下端にフック2を垂設した引掛脚部1と、頂面
部4a が前記上脚部1b の凹溝3に挿嵌可能なくの字型
の金属製の調節具4を組み合わせて成り、該調節具4の
後脚片4b の角部4c が屈曲自在である構成とした。
又、前記調節具4の頂面部4a の両側面に凸部5を設け
て構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、長押や扉の上面等に取り付けて使用するのに好適な掛け吊り具に関 し、詳しくは長押や扉等の板厚に合わせて簡単に固定できるようにした掛け吊り 具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の掛け吊り具は、コの字型の引掛脚部の下端にフックを垂設 し、このコの字部を長押や扉の上面等に引っ掛けて使用されるが、長押や扉等の 板厚は各種各様であり、薄すぎて引掛脚部との間に隙間が生じてガタ付き、しっ かりと係止できない場合が多い。このため、一般的にコの字部に調節具を取り付 けて板厚を調節するが、係る調節具として、例えば角柱体の内側にコの字部の後 脚片が嵌合する溝部を複数連設したもの等が有り、長押や扉等の板厚に応じて溝 部が選択できるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成では、厚味の調節幅は調節具に設けられた溝部 の間隔で決まるため、最適な厚味調節が困難であった。又、長押や扉等の板厚に 応じ、その都度調節具を取り外して溝部を差し替えなければならないため、取扱 いが面倒であり、差し替え時に調節具が脱落したり、紛失したりし易かった。
【0004】 本考案の目的は、上記欠点を解消し、長押や扉等の板厚に合わせ、簡単な操作 で、しかも確実に固定できるようにした掛け吊り具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、本考案では、上脚部(1b )の両側縁に凹溝(3)を設け、前脚片(1 a )の下端にフック(2)を垂設した引掛脚部(1)と、頂面部(4a )が前記 上脚部(1b )の凹溝(3)に挿嵌可能なくの字型の金属製の調節具(4)を組 み合わせて成り、該調節具(4)の後脚片(4b )の角部(4c )が屈曲自在で ある構成とした。
【0006】 又、本考案では、前記調節具(4)の頂面部(4a )の両側面に凸部(5)を 設けて構成した。
【0007】
【作 用】
上記構成により、本考案の掛け吊り具を長押や扉上面等に取り付ける時は、引 掛脚部の上脚部の凹溝に調節具の頂面部を嵌合させ、コの字型に組み立てる。こ の時、頂面部の凸部尖端が上脚部の凹溝に食い込むため、調節具は上脚部にしっ かりと固定され、使用中に脱落することはない。
【0008】 次に、隙間を調節するため、調節具の角部を板厚に合わせて押し曲げる。屈曲 自在であるので、常に最適な調節が可能となる。又、長押や扉等により、その板 厚が違っても、角部の曲げ角度を変えれば簡単に板厚の再調節ができる。
【0009】
【実施例】
図1は本考案に係る掛け吊り具の一実施例を示す分解斜視図で、図示するよう に引掛脚部1と調整具4で構成されている。
【0010】 引掛脚部1は逆L字型で、前脚片1a の下端に吊り下げ用のフック2を垂設し 、上脚部1b には、その両側縁をコの字型として上記調節具4が嵌合する凹溝3 が形成されている。
【0011】 一方、調節具4はくの字型に曲成した金属製の薄板片で、その頂面部4a は上 脚部1b の凹溝3に嵌合可能である。この頂面部4a の両側面には4個の凸部5 が設けてあり、嵌合時にはこれら凸部5の尖端が凹溝3に食い込むように圧入さ れ、しっかりと固定される。又、後脚片4b には、その下端部を外側に僅かに折 曲させて掛け吊り具を取り付ける際の押圧部が形成されている。
【0012】 既述のように、調整具4は金属製の薄板片であるため、その角部4c を手で押 し曲げることにより後脚片4b の曲げ角度を自在に設定できる。従って、図2に 示すように、本掛け吊り具を長押Kに取り付けるには、上脚部1b の凹溝3に調 節具4の頂面部4a を圧入してコの字型とした後、後脚片4b の押圧部が長押K に程よく当接するように角部4c を押し曲げれば良い。折り曲げ自在であるため 無段階の板厚調節が可能で、後脚片4b の押圧部が程良い力で長押Kを押さえ込 み、掛け吊り具はしっかりと固定される。又、長押Kの板厚が変わっても、点線 で示すように後脚片4b の曲げ角度を変えれば良い。
【0013】 本実施例の調節具4は堅く強いもの程良いが、余り弾力性が無く使用者が角部 4c を手で曲げられる堅さのものが微妙に調節できるので好適である。又、長押 Kに当接する調節具4の押圧部が滑らかな曲面であるため、長押を傷付ける心配 はない。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案による掛け吊り具は、上脚部の両側縁に凹溝を設 け、前脚片の下端部にフックを垂設した引掛脚部と、くの字型の金属製の調節具 を組み合わせて成り、該調節具は、その後脚片の角部が屈曲自在であるため、板 厚に合わせて角部を押し曲げるだけの簡単な操作で最適な厚味調節が可能となり 、取り付けは極めて確実である。しかも、従来のようにその都度調節具を差し替 えるといった面倒な操作が不要である。
【0015】 又、本考案による掛け吊り具は、上脚部の凹溝にその両側面に凸部を設けた調 節具の頂面部を嵌合して組み立てる構成としたので、嵌合時には頂面部の凸部の 尖端が上脚部の凹溝に食い込んで調節具はしっかりと固定され、使用中に脱落す ることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る掛け吊り具の一実施例を示す分解
斜視図である。
【図2】同、掛け吊り具の使用態様を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 引掛脚部 1a 前脚片 1b 上脚部 2 フック 3 凹溝 4 調節具 4a 頂面部 4b 後脚片 4c 角部 5 凸部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上脚部(1b )の両側縁に凹溝(3)
    を設け、前脚片(1a)の下端にフック(2)を垂設し
    た引掛脚部(1)と、頂面部(4a )が前記上脚部(1
    b )の凹溝(3)に挿嵌可能なくの字型の金属製の調節
    具(4)を組み合わせて成り、該調節具(4)の後脚片
    (4b )の角部(4c )が屈曲自在であることを特徴と
    する掛け吊り具。
  2. 【請求項2】 前記調節具(4)の頂面部(4a )の
    両側面に凸部(5)を設けて成る請求項1記載の掛け吊
    り具。
JP1994015150U 1994-12-08 1994-12-08 掛け吊り具 Expired - Lifetime JP3012222U (ja)

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ID=43147932

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017217194A (ja) * 2016-06-07 2017-12-14 榎本金属株式会社 物品保持具

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