JPH0629415Y2 - 吊戸上部の目隠し構造 - Google Patents

吊戸上部の目隠し構造

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JPH0629415Y2
JPH0629415Y2 JP1987199253U JP19925387U JPH0629415Y2 JP H0629415 Y2 JPH0629415 Y2 JP H0629415Y2 JP 1987199253 U JP1987199253 U JP 1987199253U JP 19925387 U JP19925387 U JP 19925387U JP H0629415 Y2 JPH0629415 Y2 JP H0629415Y2
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進 山内
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、開口枠に吊戸を設けるときに用いる吊戸上
部の目隠し構造に関するものである。
〔背景技術〕
従来、開口枠に設けた吊戸の構造として、第9図に示す
ものがあった。この構造は、開口枠の上枠21にハンガ
ーレール22を固定し、このハンガーレール22の両側
方に目隠し部材24を設け、ハンガーレール22に吊戸
25を係合したものである。この構造において、目隠し
部材24の上枠21への固定は、目隠し部材24の下端
面に座ぐり穴24aを設け、この座ぐり穴24aを利用
して木ねじ26を螺合することにより上枠21に固定し
ていた。そして、座ぐり穴24aはキャップ27により
塞いでいた。
しかし、この構造では、目隠し部材24を固定するの
に、目隠し部材24の下端面に座ぐり穴24aを設け、
この座ぐり穴24aを利用して木ねじ26を螺合するよ
うにしていたので、座ぐり穴24aを深く形成しなけれ
ばならず、座ぐり穴24aの形成に手間がかかってい
た。また、座ぐり穴24aが深く形成してあると、目隠
し部材24の取付け,取外しを行う際の木ねじ26の操
作が難しくなっていた。しかも、木ねじ26を螺合した
後には、座ぐり穴24aをキャップ27で塞がなければ
ならなかったので、このキャップ27が目隠し部材24
の外観を損なっていた。
そこで、実開昭62−22276号公報に開示されたよ
うに、レールに支持片を一体形成し、目隠し部材の裏面
に取付け片を突設し、取付け片を支持片と上枠の間に差
し込んで目隠し部材を取付けてなる例が提案されてい
る。この例によると、目隠し部材の着脱が容易に行え、
かつ外観も向上するが、取付け片は支持片と上枠の間に
差し込んであるだけなので外れ易く、目隠し部材の固定
が不安定であった。しかも、支持片がレールに一体形成
されているので、吊戸の荷重によって支持片がレールと
共に下方に傾斜し、支持片と上枠の間隔が大きくなって
取付け片が抜けてしまい、目隠し部材が外れるという問
題があった。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、目隠し部材の着脱が容易に行え、か
つ外観の向上が図れ、しかも目隠し部材の固定が強固に
行える吊戸上部の目隠し構造を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案の吊戸上部の目隠し構造は、開口に設けた上枠
の下面に沿ってハンガーレールを固定し、上枠のハンガ
ーレールの両側方に一対の目隠し部材を設け、ハンガー
レールに吊戸をスライド自在に設け、一対の目隠し部材
の各々に、この目隠し部材と上面を揃えかつハンガーレ
ール側に先端が突出した状態で係合具を固定し、この係
合具を上枠の下面に設けた被係合具に係合することによ
り目隠し部材を上枠に固定してなり、被係合具は上枠に
固定した軸部の下端外面にフランジを形成してなり、係
合具は先端側が被係合具のフランジの径より大きな幅の
広幅部となり固定側が被係合具の軸部の径より小さな幅
で軸部を圧入可能な狭幅部となる開口を有しかつ固定側
の厚みが被係合具の軸部の高さと略同一に形成されてお
り先端側の厚みは固定側の厚みより薄く形成されている
ことを特徴とするものである。
この考案の構成によれば、目隠し部材の上端にハンガー
レール側に突出して設けた係合具の開口部に、上枠に設
けた被係合具を圧入することにより、目隠し部材を上枠
に固定することができる。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第7図に基づいて説
明する。この吊戸上部の目隠し構造は、目隠し部材3と
上面を揃えかつハンガーレール2側に先端が突出した状
態で係合具4を目隠し部材3に固定し、この係合具4を
開口枠の上枠1の下面に設けた被係合具5に係合するこ
とにより目隠し部材3を上枠1に固定したことを特徴と
するものである。
上枠1は、木材等からなり、壁(図示せず)の開口に固
定してある。
ハンガーレール2は、アルミニウムや鋼材を逆J形断面
に形成したもので、上枠1の下面にビス等の固定具9で
固定されている。吊戸6は、このハンガーレール2の下
端に係合され、吊り下げられている。
目隠し部材3は、木材等からなる。目隠し部材3の上端
面には、係合具4の厚みと同じ深さの切欠き3aが形成
してあり、この切欠き3aに係合具4が嵌め込まれ、ビ
ス等の固着具7で固定されている。
係合具4は、鋼板や硬質プラスチック等からなり、第4
図および第5図に示すように、一端に開口4aが形成し
てあり、他端に固着具挿通孔4bが形成してある。開口
4aは、被係合具5のフランジ5bが挿通できる大きさ
の円弧状に形成された広幅部Aと、被係合具5の軸部5
cの径よりも小さな幅に形成した狭幅部Bとで連続して
形成してある。また、係合具4の先端は、固定側の厚み
よりも薄く形成してあり、スライドが容易に行えるよう
にしてある。
被係合具5は、鋼板や硬質プラスチック等からなり、第
6図および第7図に示すように、ハット形に形成してあ
る。中央部には固着具挿通孔5aが貫通しており、ビス
等の固着具8で上枠1に固定される。軸部5cの高さ
は、係合具4を係合したときに係合具4がずれるのを防
止するために係合具4の固定側の厚みとほぼ同一に形成
してある。
吊戸6は、上端にL形の支持具6aを固定し、この支持
具6aに戸車6bが設けてある。この戸車6bがハンガ
ーレール2に係合する。吊戸6の下端面には、溝(図示
せず)が形成してあり、この溝に下枠(図示せず)に設
けたガイドレール(図示せず)が係合している。
この実施例による吊戸6の設置手順を説明する。上枠1
の下面にハンガーレール2を固着具9で固定する。ハン
ガーレール2を挟んでその両側方の上枠1の下面に被係
合具5を固着具8で固定する。目隠し部材3に固着具7
で係合具4を固定する。この係合具4の開口4aの広幅
部Aを被係合具5の位置に合わせた状態で目隠し部材3
を上方に押し上げる(第1図)。被係合具5のフランジ
5bが開口4aを挿通した状態でハンガーレール2側に
目隠し部材3をスライドさせると、被係合具5の軸部5
cが係合具4の開口4aの狭幅部Bで挟圧され、固定さ
れる(第2図)。ハンガーレール2に吊戸6を係合して
吊り下げる。以上で吊戸6の施工が完了する。
この実施例の構成によると、目隠し部材3の上端に上面
を揃えた状態で係合具4を設け、この係合具4を上枠1
の下面に設けた被係合具5に係合するだけで目隠し部材
3が固定できるので、従来のように固着具で固定するよ
りも取付け作業を容易に行うことができる。また、目隠
し部材3の外面側に固着具等が現れることがないので、
外観を向上させることができる。
また、係合具4の狭幅部Bが被係合具5の軸部5cの径
より小さく形成されており、係合具4を被係合具5に係
合した際に、軸部5cが狭幅部Bで挟圧固定される。ま
た、係合具4の固定側の厚みが被係合具5の軸部5cの
高さと略同一に形成されており、係合具4を被係合具5
に係合した際に、被係合具5のフランジ5bが係合具4
に圧接する。よって、係合具4が被係合具5に強固に係
合し、目隠し部材3を上枠1に強固に固定することがで
きる。しかも、被係合具5はハンガーレール2とは別体
であり、従来例のように吊戸6の荷重によって目隠し部
材3の固定が外れる心配もない。
さらに、被係合具5は必要箇所に部分的に設けられてお
り、部材の無駄が省け、コストダウンが図れる。
なお、前記実施例においては、係合具4に第4図に示す
形状のものを用いていたが、第8図に示すような形状の
係合具10を用いてもよい。この構造は、開口10aの
固定端側の幅を被係合具5の軸部5cの径よりもさらに
小さく形成して狭幅部Cとし、かつこの部分の部材の幅
を狭くしたものである。この開口10aの狭幅部Cに軸
部5cを嵌め込むと、部材が外方に押し広げられると同
時に、弾性により軸部5cを挟圧し、強固に固定するこ
とができる。
〔考案の効果〕
この考案の吊戸上部の目隠し構造によると、目隠し部材
の上端にハンガーレール側に突出して設けた係合具の開
口部に、上枠に設けた被係合具を圧入することにより、
目隠し部材を上枠に固定することができ、目隠し部材の
取付け作業が容易に行え、しかも目隠し部材を強固に固
定できる。また、目隠し部材の外面側に固着具等が現れ
ることがなく、外観が向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の部分断面図、第2図はそ
の目隠し部材を固定した状態の部分断面図、第3図は目
隠し部材の部分斜視図、第4図は係合具の平面図、第5
図はその側面図、第6図は被係合具の平面図、第7図は
その側面図、第8図は係合具の他の実施例の平面図、第
9図は従来例の部分断面図である。 1……上枠、2……ハンガーレール、3……目隠し部
材、4……係合具、5……被係合具、6……吊戸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口に設けた上枠の下面に沿ってハンガー
    レールを固定し、前記上枠の前記ハンガーレールの両側
    方に一対の目隠し部材を設け、前記ハンガーレールに吊
    戸をスライド自在に設けた吊戸上部の目隠し構造におい
    て、 前記一対の目隠し部材の各々に、この目隠し部材と上面
    を揃えかつ前記ハンガーレール側に先端が突出した状態
    で係合具を固定し、この係合具を上枠の下面に設けた被
    係合具に係合することにより前記目隠し部材を前記上枠
    に固定してなり、 前記被係合具は前記上枠に固定した軸部の下端外面にフ
    ランジを形成してなり、前記係合具は先端側が前記被係
    合具の前記フランジの径より大きな幅の広幅部となり固
    定側が前記被係合具の前記軸部の径より小さな幅で前記
    軸部を圧入可能な狭幅部となる開口を有しかつ固定側の
    厚みが前記被係合具の前記軸部の高さと略同一に形成さ
    れており先端側の厚みは固定側の厚みより薄く形成され
    ていることを特徴とする吊戸上部の目隠し構造。
JP1987199253U 1987-12-23 1987-12-23 吊戸上部の目隠し構造 Expired - Lifetime JPH0629415Y2 (ja)

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JPH0198882U JPH0198882U (ja) 1989-07-03
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