JP2602603Y2 - パイプ保持具 - Google Patents

パイプ保持具

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JP2602603Y2 JP1993053068U JP5306893U JP2602603Y2 JP 2602603 Y2 JP2602603 Y2 JP 2602603Y2 JP 1993053068 U JP1993053068 U JP 1993053068U JP 5306893 U JP5306893 U JP 5306893U JP 2602603 Y2 JP2602603 Y2 JP 2602603Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車の燃料パイプや
ブレーキパイプ等を自動車の車体等のパネルに保持させ
るためのパイプ保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料パイプやブレーキパイプ等を自動車
の車体等のパネルに保持させるため、合成樹脂製のパイ
プ保持具が幾つか開発されている。公知のパイプ保持具
は、パネルに固着されたねじスタッドを受入れるスタッ
ド受入穴が形成された基体と、該基体から側方に一体的
に延び且つ開口した部分への押し込みによりパイプを保
持するパイプグリップ部を備え、基体のスタッド受入穴
には、受入れたスタッドのねじ部分に係止する係止爪が
形成され、パイプを保持した状態で、基体の受入穴をね
じスタッドにあてがい、そのまま押込めば、パイプ保持
部材の基体がパネルに固定され、パイプ保持部材のパイ
プグリップ部に保持されたパイプがパネル上に固定配置
される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】かかるパイプ保持具
は、押込みだけでパイプをパネルに取付けることができ
るので便利である。しかし、かかるパイプ保持具におい
て、パイプの長手方向におけるスタッドの取付位置の誤
差について、その調整が厄介であった。
【0004】従って、本考案の目的は、パイプを車体に
取付けるに際して、パイプの長手方向におけるスタッド
及びパイプに対する保持部の取付位置の誤差に対応でき
るパイプ保持具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本考案によれば、パネルに固着されたねじスタッド
を受入れるスタッド受入穴が形成された基体と、該基体
から側方に一体的に延び且つ開口した部分への押し込み
によりパイプを保持するパイプグリップ部を備え、前記
基体のスタッド受入穴には、受入れたスタッドのねじ部
分に係止する係止爪が形成されたパイプ保持具であっ
て、前記基体のスタッド受入穴は、パイプ保持部材に保
持されたパイプの長手方向に平行な方向に長く形成さ
れ、前記係止爪は、該スタッド受入穴の長手方向に平行
に延びる対向配置された少なくとも一対の板状体で形成
されており、対を成す係止爪の各々の高さはスタッドの
ねじピッチに合わせてずらされており、各係止爪を成す
板状体は、前記スタッド受入穴の長手方向に細長く延び
る薄い長方形の板で形成されていることを特徴とするパ
イプ保持具が提供され、これにより、パイプ保持具をス
タッドに対してパイプの長手方向にスタッド受入穴の長
さ分だけ修正でき、また、係止爪もねじピッチに合わせ
てずらしてあるので、スタッドへの係止力も大きい。
【0006】本考案においては、係止爪を、スタッド受
入穴の高さ方向にずらして2対形成し、一方の係止爪対
と他方の係止爪対の高さをねじスタッドの複数のピッチ
に適合するようにそれらの公倍数に近似させることがで
きる。また、係止爪の先端を多段に形成して係止力を向
上させることもできる。更に、基体を、スタッド受入穴
をその長手方向に更に延長する形状に形成し、該延長受
入穴部分には係止爪が設けず、この延長受入穴部分にお
いてはスタッドが自由に出入りできるようにして、パイ
プ保持具の取り外しを容易にするようにしてもよい。基
体のスタッド受入穴の入口部分に、スタッドへの被膜を
削るくさび状の突起を設けることもできる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1〜図10に本考案の第1の実施例
となるパイプ保持具1を示す。本考案に係るパイプ保持
具1は、パネルに固着されたねじスタッドを受入れるス
タッド受入穴が形成された基体2と、該基体から側方に
一体的に延び且つ開口した部分への押し込みによりパイ
プを保持するパイプグリップ部3とがプラスチックで一
体成形されている。図10は、パネル(図示せず)に垂
下するように立設されたねじスタッド4にパイプ保持具
1を押上げて取付ける様子を示している。
【0008】基体2の両側に設けられたパイプグリップ
部3、3は、上方が開口したほぼU字形のトラフ形状に
形成され、その上端からは底面に斜めに延びる弾性ウィ
ング6が形成され、押し込まれたパイプを抜けないよう
にしている。なお、これらのパイプグリップ部3には、
種々の直径のパイプを支持するように種々の大きさのト
ラフが形成されている。また、グリップ部3、3の背面
(図2の下面)にはパイプ及びパイプ保持具1の保護の
ためのプロテクタを係止する係止爪7が一対形成されて
いる。
【0009】基体2には、ねじスタッドを受入れるスタ
ッド受入穴8が形成されている。このスタッド受入穴8
は、パイプグリップ部3に保持されたパイプの長手方向
(図1の上下の方向)に平行な方向に長く形成されてい
る。スタッド受入穴8には、受入れたスタッドのねじ部
分に係止する係止爪が形成されている。係止爪9は、ス
タッド受入穴8の長手方向に平行に延びる板状体で形成
され、この板状体が、中央のスタッド受入空間を挟んで
対向配置されて対をなしている。そして、各係止爪9
は、図4に図示のように、スタッドのねじピッチに合わ
せて、hだけ高さ方向(図2の上下の方向)にずらされ
ている。スタッド受入穴8には、第1係止爪9の下部に
第2の係止爪10が一対形成されている。この第2係止
爪10も、相互の高さがスタッドのねじピッチに合わせ
てずらされている。更に、第1の係止爪9と第2の係止
爪10との高さは、複数種類のねじスタッドピッチを受
入れることができるようにそれらの公倍数に近似させて
ある。例えば、1.6mmピッチのスタッドと1.0mmピッチ
のスタッドを受入れ得るように図4の高さHを5mmにな
るように形成した。また、各係止爪の先端12を図5に
示すように多段に形成してねじスタッドへの係止力を強
化することができる。各係止爪9、10は、図8に図示
のように、板状体で形成されており、各係止爪9、10
には、撓み易くしてスタッドへの挿入が容易にできるよ
うに穴13が形成されている。また、図9に図示のよう
に平面図で見た各係止爪9、10の先端部分14を、ス
タッドに合わせて湾曲させて、スタッドへの係止部分を
多くするのも好ましい。
【0010】基体2のスタッド受入穴8の入口部分(図
2の上部部分)に、スタッドへの被膜を削る多数のくさ
び状の突起16が、係止爪9と同様に対にして形成され
ている。この突起16によって、ねじスタッドに塩化ビ
ニールゾル等の樹脂被膜が付着していても、パイプ保持
具1の押込みの際に削り取られ、パイプ保持具1の取付
けが容易且つ確実にできる。なお、この突起16は、ス
タッドに被膜がない場合には不要になる。また、基体2
の上部には、図2の想像線で示すように斜め上方に張り
出す弾性片17を一対設けて、パネルへ取付けた後のガ
タ付きを防止するようにしてもよい。また、基体2の側
面は、材料の節約等のため、開口18が形成されるのが
好ましい。
【0011】かかる構成で成るパイプ保持具1を用いて
パイプをパネルに取付けるには、先ず多数のパイプを、
所定の位置毎に各パイプ保持具1のパイプグリップ部3
に押込んで把持させる。次に、複数のパイプが、その所
定の位置にパイプ保持具1が取付いた状態で、複数のね
じスタッドが所定の位置に固着された車体等のパネルの
ある位置に持ち込まれ、各パイプ保持具1がそれぞれ対
応するスタッド4に対して図10に図示のように矢印1
9の方向に押込められる。この押込みにより、係止爪9
及び10がねじスタッド4に係止してパイプ保持具1が
スタッド4に取付けられ、ひいてはパイプがパネルに取
付けられる。この押込みにおいて、スタッドに被膜があ
る場合には、突起16がその被膜を削る。本考案におい
ては、前記のように、スタッド受入穴8は、パイプの長
手方向に平行な方向に長く形成され、係止爪9、10
は、平行に延びる一対の板状体で形成され、各係止爪9
の高さはスタッドのねじピッチに合わせてずらされてい
るので、パイプ保持具1をスタッドに対してパイプの長
手方向(図10の矢印20の方向)にスタッド受入穴の
長さ分だけずらすことができ、パネルへのスタッドの打
点誤差を吸収でき、板状体でなる係止爪もねじピッチに
合わせてずらしてあるので、スタッドへの係止力は大き
い。
【0012】図11〜図17は、本考案の第2の実施例
に係るパイプ保持具22を示している。このパイプ保持
具22は、第1実施例に係るパイプ保持具1と殆ど同じ
であるが、基体23が、スタッド受入穴24をその長手
方向に更に延長する形状に形成されており、該延長受入
穴部分25には係止爪が設けられず、この延長受入穴部
分においてはスタッドが自由に出入りできる構成にして
ある点で違っている。その他の構成はパイプ保持具1と
同じであるので説明を省略し、以下、基体22の部分に
ついて説明する。前記のように、基体22は、スタッド
受入穴24を延長して延長受入穴部分25を有する。こ
の延長受入穴部分25は、スタッド4の外径より大きい
内径を有し、この部分ではスタッドに係止しないように
なっている。図16に示すように、パイプ保持具22
は、スタッド4に係止爪26、27が係止してパネルに
取付けられている状態において、図17の矢印28の方
向にパイプ保持具22をスライドさせて図17の位置に
移動させると、スタッド4がスタッド受入穴24の延長
受入穴部分25に位置する。この状態で、パイプ保持具
22を、図15の下方に引き出せば、そのまま、スタッ
ド4から取り外しできる。従って、取り外しが極めて容
易にできる。
【0013】図18〜図23は、本考案に係るパイプ保
持具1の特徴を、別のパイプ保持具31に適用できる参
考例を示している。パイプ保持具31は、基体32及び
パイプグリップ部33から成るパイプ保持部材34と、
基体32に形成された受入穴35に受入れられてパネル
に固着したねじスタッドに螺入して固着するナット状部
材37との2部品でなる。
【0014】ナット状部材37は、図18〜図20に示
されており、ねじスタッドを受入れる中空の軸部38
と、軸部38の下部に形成されて、基体32の受入穴3
5の短径より大きい直径のフランジ39と、下端側に形
成された頭部40とから成り、頭部40はナット状部材
37の回転のために例えば六角形に形成されている。軸
部38の上端部には、基体32の受入穴35に形成され
た係止部42(図21及び図22参照)に係止する係止
フランジ43が形成されている。軸部38の内側には、
その上部に、押込みによってねじスタッドに係止する係
止爪44が一対形成されており、中間部分には、受入れ
たねじスタッドを軸部の中心に規制するガイド45が一
対形成されている。対を成す係止爪44は、相互にスタ
ッドのねじピッチに合わせてずらされている。また、係
止爪44の上部には、スタッドの被膜をけずるくさび状
突起47が多数形成されている。このナット状部材37
は、ねじスタッドへの押込みによって係止爪44が係止
し、頭部40の回転により、ナット状部材37がスタッ
ドから外れ、パイプ保持具31をスタッドから取り外す
ことができる。
【0015】パイプ保持部材34について図21、22
を参照して説明する。パイプ保持部材34は、基体32
とパイプグリップ部33とから成り、基体32には、ナ
ット状部材37を受入れる受入穴35が形成されてい
る。受入穴の内側には、受入れたナット状部材37の係
止フランジ43に係止する係止部42が複数設けられて
いる。この受入穴35は、図示のように、パイプグリッ
プ部33に保持されたパイプの長手方向に平行な方向
(図21の上下方向)に長く形成されていて、ナット状
部材37が長手方向に位置を変更できるようになってい
る。このため、パイプ保持具31をスタッドに対してパ
イプの長手方向にずらすことができる。また、受入穴3
5の入口部分(図22の上部)には、スタッドに仮止め
する係止爪48が、スタッド受入穴35の長手方向に平
行に延びる板状体で対をなして形成されている。この仮
止め用係止爪48は、スタッドへの係止が容易なよう
に、板状体の中央部がくりぬかれている。また、基体3
2の上部には、斜め上方に張り出す弾性片49が一対設
けられ、パネルへ取付けた後のガタ付きを防止する。
【0016】パイプ保持具31を用いて、複数のパイプ
をパネルに取付ける場合、先ず、ナット状部材37の軸
部38を基体32の受入穴35に挿入して、基体32に
ナット状部材37を連結する。次に、複数のパイプをパ
イプグリップ部33に押込んで把持させ、図23に図示
のように、パネル51に固着されたねじスタッド4を基
体32の受入穴35に受入れるように、パイプ保持具1
を押上げる。この押上げにより、基体32の仮止め用係
止爪48がスタッド4に係止してパイプ保持具31がス
タッド4に仮止めされる。この仮止めの際、スタッドの
打点の誤差によって、パイプ保持具31がスタッド4に
対してパイプの長手方向にずれている場合には、ナット
状部材37を受入穴35の長手方向に移動させて調整で
きる。調整後ナット状部材37をスタッド4に押込め
ば、ナット状部材37の係止爪44がスタッド4に係止
して本止めされる。この押込みにおいて、スタッド4に
被膜52がある場合には、突起47がその被膜を削る。
パイプ保持具31を取り外す場合には、ナット状部材3
7の頭部40を回転させればよい。
【0017】
【考案の効果】本考案によれば、基体のスタッド受入穴
は、パイプ保持部材に保持されたパイプの長手方向に平
行な方向に長く形成され、係止爪は、スタッド受入穴の
長手方向に平行に延びる対向配置された少なくとも一対
の板状体で形成され、対を成す係止爪の各々の高さはス
タッドのねじピッチに合わせてずらされているので、パ
イプ保持具をスタッドに対してパイプの長手方向に修正
でき、また、係止爪もねじピッチに合わせてずらしてあ
るので、スタッドへの係止力も大きい。従って、取付け
強度を損なうことなく、パイプの長手方向におけるスタ
ッドの取付位置の誤差に簡単に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るパイプ保持具の平面
図である。
【図2】図1のパイプ保持具の正面図である。
【図3】図1のパイプ保持具の底面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】先端形状が異なる係止爪を示す断面図である。
【図6】図2のB−B線断面図である。
【図7】図2のC−C線断面図である。
【図8】図2のD−D線断面図である。
【図9】先端が湾曲した係止爪を示す部分平面図であ
る。
【図10】図1のパイプ保持具をスタッドに係止する様
子を示す斜視図である。
【図11】本考案の第2実施例に係るパイプ保持具の平
面図である。
【図12】図11のパイプ保持具の正面図である。
【図13】図11のパイプ保持具の底面図である。
【図14】図12のE−E線断面図である。
【図15】図11のパイプ保持具をスタッドに係止する
様子を示す斜視図である。
【図16】図11のパイプ保持具がスタッドに係止して
いる状態を示す底面図である。
【図17】図16のパイプ保持具をスタッドの係止から
外す状態を示す底面図である。
【図18】本考案の参考例となるパイプ保持具のナット
状部材の正面図である。
【図19】図18のナット状部材の底面図である。
【図20】図18のF−F線断面図である。
【図21】本考案の参考例となるパイプ保持具のパイプ
保持部材の平面図である。
【図22】図21のパイプ保持部材の正面図である。
【図23】本考案の参考例となるパイプ保持具をスタッ
ドに係止する様子を示す正面図である。
【符号の説明】
1 パイプ保持具 2 基体 3 パイプグリップ部 4 ねじスタッド 6 弾性ウイング 8 スタッド受入穴 9 第1係止爪 10 第2係止爪 16 くさび状突起 22 第2実施例のパイプ保持具 23 基体 24 スタッド受入穴 25 延長受入穴部分 26、27 係止爪 31 パイプ保持具 32 基体 33 パイプグリップ部 34 パイプ保持部材 35 受入穴 37 ナット状部材

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに固着されたねじスタッドを受入
    れるスタッド受入穴が形成された基体と、該基体から側
    方に一体的に延び且つ開口した部分への押し込みにより
    パイプを保持するパイプグリップ部を備え、前記基体の
    スタッド受入穴には、受入れたスタッドのねじ部分に係
    止する係止爪が形成されたパイプ保持具において、 前記基体のスタッド受入穴は、パイプ保持部材に保持さ
    れたパイプの長手方向に平行な方向に長く形成され、前
    記係止爪は、該スタッド受入穴の長手方向に平行に延び
    る対向配置された少なくとも一対の板状体で形成されて
    おり、対を成す係止爪の各々の高さはスタッドのねじピ
    ッチに合わせてずらされており、各係止爪を成す板状体
    は、前記スタッド受入穴の長手方向に延びる長方形の板
    で形成されていることを特徴とするパイプ保持具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパイプ保持具におい
    て、係止爪が、スタッド受入穴に高さ方向にずらして2
    対形成されており、一方の係止爪対と他方の係止爪対の
    高さがねじスタッドの複数のピッチに適合するようにそ
    れらの公倍数に近似させてあることを特徴とするパイプ
    保持具。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のパイプ保持具におい
    て、係止爪の先端が多段に形成されたことを特徴とする
    パイプ保持具。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のパイプ保持具におい
    て、基体が、スタッド受入穴をその長手方向に更に延長
    する形状に形成されており、該延長受入穴部分には係止
    爪が設けられず、この延長受入穴部分においてはスタッ
    ドが自由に出入りできることを特徴とするパイプ保持
    具。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のパイプ保持具におい
    て、基体のスタッド受入穴の入口部分に、スタッドへの
    被膜を削るくさび状の突起が設けられていることを特徴
    とするパイプ保持具。
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