JPH08210560A - 管の保持具 - Google Patents

管の保持具

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JPH08210560A
JPH08210560A JP7013742A JP1374295A JPH08210560A JP H08210560 A JPH08210560 A JP H08210560A JP 7013742 A JP7013742 A JP 7013742A JP 1374295 A JP1374295 A JP 1374295A JP H08210560 A JPH08210560 A JP H08210560A
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pipe
holder
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receiving
stud bolt
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JP7013742A
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Hideaki Nakanishi
秀彰 中西
Koji Toyoshima
浩二 豊島
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POP RIVET FASTENER KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/08Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異種径管保持部を有する管の保持具において
も挿入力が小さく、ばね片に過度の応力を与えないよう
にする。 【構成】 管の保持具18は、パネル12に固着された
スタッドボルト13を受入れるスタッドボルト受入穴1
9が形成された基体20と、基体の側方に設けられた管
保持部22〜24とを備え、管保持部は、上方が開口し
たほぼU字形の一定長さのトラフ形状に形成されるとと
もに、該トラフ部分に押込まれた管を上端部から底面に
向かうばね片27、28によって保持するように構成さ
れ、更に、管保持部の中には、押込まれた管をばね片に
向けて押上げる受け片30、31が設けられて異なる直
径の管を保持できるように構成された異種径管保持部2
2、23がある。異種径管保持部の底面に設けられた受
け片30、31は、底面から立ち上がるように傾斜した
板状体で形成されている。 【効果】 ばね片は元の位置に復帰してばね片への応力
も過度にならず、ばね片の剛性を弱くしても管の保持力
は高く維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の燃料管やブレ
ーキ油管等の管を車体等のパネルに保持させるための管
の保持具に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料管やブレーキ油管等を車体等のパネ
ルに保持させるため、合成樹脂製の管の保持具が幾つか
開発されている。かかる保持具の1例が実公平5−22
706号公報に開示されており、図1及び図2に示す。
管の保持具1は、パネルに固着されたスタッドボルトを
受入れるスタッドボルト受入穴が形成された基体2と、
基体の側方に設けられた複数の管保持部3a、3b、3
c、3d、3eを有するクランプ5とを備え、各管保持
部は、上方が開口したほぼU字形の一定長さのトラフ形
状に形成されるとともに、該トラフ部分に押込まれた管
6a、6b、6cを上端部から底面に向かう弾性のばね
片7a、7b、7cによって保持するように構成されて
おり、更に、管保持部の内の管保持部3c、3d、3e
は、押込まれた管6b、6cをばね片に向けて押上げる
受け片9が設けられており、異なる直径の管を、1つの
管保持部で保持できるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる管の保持具1の
管保持部は、異なる直径の管を1つの管保持部で保持で
きるので便利である。しかし、図2に図示のように、管
6bより大径の管6cを異種径管保持部3eで保持する
場合、大径の管6cの挿入時にばね片7bを最大まで押
し広げるので、管を挿入するための力が増大したり、保
持後においても大径の管6cによってもう1つのばね片
7aが最大まで押圧されたままになりばね片の根元部分
に過度の応力がかかって冬期のような乾燥時にはその部
分に割れを生じる惧れがあり、更に、小径の管6bを異
種径管保持部3cで保持する場合、大径の管用のばね片
7bは保持に関与しないので保持力が低い、等の幾つか
の解決すべき課題がある。
【0004】更に、管保持部において、保持された管が
長手方向にずれたり、軸心回りに回転したりすることも
あり、異種径管保持部ではない管保持部3a、3bにお
いて受け片が設けられていないので、特に、長手方向へ
のずれ及び軸心回りの回転が生じ易い。一般に、自動車
の車体の下面に管を取付ける場合、複数の管に保持具を
予め取付けて組み立てられており、組み立てられた複数
の管を車体下面にもってきて、車体下面から下方に突出
するスタッドボルトに保持具をあてがい、そのまま押上
げて取付ける。かかる取付け作業において、管の保持具
1が各管6a〜6eに対して長手方向にずれたり回転し
たりすると、スタッドボルトの間隔に合わせて管に取付
けられてある管の保持具の位置がずれたり、スタッドボ
ルトへ向かうべき姿勢が不適正になり、管の取付け作業
に支障をきたす。特に、管の保持具に、保持具と管とを
保護するプロテクタが取付けられない場合には、作業者
は管を直接つかんで作業を行うことがあり、この場合に
管に対する保持具の保持力が弱いとずれや回転が生じ易
くなる。また、一般に、保持具は、管のメーカで予め取
付けられて、組み立てられた複数の管として、自動車メ
ーカへ納入される。この場合にも管に対して保持具がず
れたり回転したりするのは好ましくない。
【0005】図3には、更に別の従来の管の保持具10
が示されている。この管の保持具においては、基体11
のスタッドボルト受入穴には、パネル12から下方に延
びるスタッドボルト13のねじ部分に係止するように延
びる係止爪14、15が対をなして形成されている。こ
の管の保持具10は、基体11のスタッドボルト受入穴
にスタッドボルト13を受入れるように押上げるだけで
取付けられるので、取付作業が楽である。しかし、図4
の(A)に示すように、スタッドボルトへの取付けの後
に、基体11とパネル12との間に隙間Sができること
がある。このように隙間Sができると、自動車の走行時
の振動によって保持具がガタついて、好ましくない。そ
の隙間をなくするように、保持具10を更に押上げて
も、図4の(B)に示すように、係止爪14、15がス
タッドボルトのねじ部分との係合が外れてしまい、取付
け不良となるので、隙間の解消にはならない。
【0006】従って、本発明の目的は、異種径管保持部
においても挿入力が小さく、ばね片に過度の応力を与え
ない管の保持具を提供することにある。本発明の第2の
目的は、保持した管を長手方向にも回転方向にも移動し
ないように保持できる管の保持具を提供することにあ
る。本発明の第3の目的は、スタッドボルトへ押込むこ
とでガタつきなく取付けることができる管の保持具を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明によれば、パネルに固着されたスタッドボル
トを受入れるスタッドボルト受入穴が形成された基体
と、該基体の側方に設けられた管保持部とを備え、前記
管保持部は、上方が開口したほぼU字形の一定長さのト
ラフ形状に形成されるとともに、該トラフ部分に押込ま
れた管を上端部から底面に向かうばね片によって保持す
るように構成され、更に、前記管保持部の中には、押込
まれた管を前記ばね片に向けて押上げる受け片が設けら
れて異なる直径の管を保持できるように構成された異種
径管保持部がある管の保持具であって、前記異種径管保
持部の底面に設けられた受け片が、前記底面から立ち上
がるように傾斜した板状体で形成されていることを特徴
とする管の保持具が提供される。
【0008】
【作用】上記した管の保持具においては、底面に設けら
れた受け片が、該底面から立ち上がる程に大きい角度で
傾斜する板状体で形成されているので、管保持部に押込
まれた管が小径であっても板状体受け片が管をばね片に
向けて押上げ、これによりばね片が管に接して十分に管
を保持し、また、管が大径である場合には管が板状体受
け片を十分に撓ませられて管が十分に押込められるの
で、小径用ばね片も撓まされた状態から元の位置に復帰
してばね片への応力も過度にならず、更に、板状体受け
片は管をばね片に向けて押上げるので、ばね片の剛性を
弱くしても管の保持力は高く維持でき、このためばね片
を撓み易く形成することができ、これにより、管の押込
み力も小さくて済み、管の保持力も高い。
【0009】本発明においては、前記の管の保持具にお
いて、底面に設けられた受け片を、底面から開口部に向
けて小さく開く一対の板状体で形成することによって、
受け片の効果を一層高くできる。また、管に接する受け
片の表面に管の滑りを防止する凹凸面が形成することに
よって管の長手方向のずれや回転の防止効果を一層高く
できる。更に、異種径管保持部以外の管保持部にも、板
状体で成る受け片が設けられ管の保持力を高くしてい
る。
【0010】更に、前記管の保持具において、基体のス
タッドボルト受入穴にはスタッドボルトのねじ部分に係
止するように基体から延びる係止爪を形成し、基体のパ
ネルに対向する面に、スタッドボルトへの取付け後にお
けるガタつきの防止のための弾性片が設けることによっ
て、スタッドボルトへ押込むだけでパネルへのガタつき
なく取付けることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図5に本発明の実施例となる管の保持
具18を示し、図6に管の保持具18の取付け前の状態
を示し、図7及び図8に管の保持具18の取付け後のの
様子を示す。図5及び図6を参照すると、管の保持具1
8は、パネル12に固着されたスタッドボルト13を受
入れるスタッドボルト受入穴19が形成された基体20
と、該基体の側方に設けられて、複数の管保持部22、
23、24を有するクランプ26とがプラスチックで一
体成形されて成る。
【0012】図5及び図6を参照すると、クランプ26
の管保持部22〜24は、上方が開口したほぼU字形の
トラフ形状に形成されている。これらの管保持部の内、
管保持部22と23は、異なる直径の管を保持できるよ
うに構成された異種径管保持部であり、他の管保持部2
4は一定の直径の管を保持するものとして形成されてい
る。各管保持部には、その上端からは底面に向けて斜め
に延びるばね片27、28が形成され、管保持部に押し
込まれた管を抜けないようにしている。ばね片27は、
管保持部22では、第1の管保持部分(図5の手前側の
部分)において一対形成され、第2の管保持部分(図5
の奥側の部分)では、管保持部23に隣接する部分には
なく反対の側にだけ形成されている。管保持部23にお
いても、第1の管保持部分(図5の奥側部分)において
ばね片27が一対形成され、第2の管保持部分(図5の
手前側の部分)では管保持部22に隣接する部分にはな
く反対の側にだけばね片27が形成されている。これに
より、管保持部22と管保持部23との間の壁の厚さを
強化でき、管保持部22、管保持部23、管保持部24
の間を間隔を小さくしても強い壁を維持できる。図1及
び図2に示した公知の保持具の異種径管保持部では、ば
ね片が管の直径に合わせて管保持部の上端から底面に向
かう長さが違って形成されている。しかし、本発明にお
いては、異種径管保持部のばね片27は同じ長さで底面
に向けて延びている。もう1つの管保持部24でも同じ
長さで延びるばね片28が形成されている。また、各管
保持部は大径の管が保持できるのに十分な深さに形成さ
れている。
【0013】また、各管保持部の底面には受け片が形成
されている。先ず、異種径管保持部である管保持部22
においては、第1の管保持部分(図5の手前側の部分)
の底面から開口部に向けて立ち上がる程に大きい角度で
傾斜する板状体で成る受け片30、30が一対設けられ
ており、この一対の受け片は、相互に、管保持部の底面
から開口部に向けて小さく開く姿勢に形成されている。
また、管保持部22の第2の管保持部分(図5の奥側部
分)では、底面から開口部に向けて立ち上がる程に大き
い角度で傾斜した板状体で成る受け片31が設けられて
いる。同様に、管保持部23においても、第1の管保持
部分(図5の奥側の部分)の底面から開口部に向けて小
さく開く一対の板状体で成る受け片30、30が設けら
れ、第2の管保持部分(図5の手前側部分)では、底面
から開口部に向けて立ち上がる程に傾斜した板状体で成
る受け片31が設けられている。
【0014】管保持部23の各受け片30(図6参
照)、31には、管に接する表面に、管の滑りを防止す
る凹凸面32が形成されている。この凹凸面32は管の
長手方向に延びる溝として形成されているが他の凹凸面
でもよい。かかる凹凸面32によって管保持部に保持し
た管の長手方向のずれ及び回転を強固に防止できる。異
種径管保持部ではない管保持部24にも板状体で成る受
け片34が設けられ保持力を強化している。この受け片
34にも凹凸面33が形成されている。
【0015】基体20のスタッドボルト受入穴19は、
管保持部に保持された管の長手方向に平行な方向に長く
形成されている。スタッドボルト受入穴19には、受入
れたスタッドボルトのねじ部分に係止する2対の係止爪
35が形成されている。各係止爪35はスタッドボルト
受入穴の長手方向に平行に延びる板状体で形成され、ス
タッドボルトの取付位置の誤差に対応できるようになっ
ている。そして、各係止爪35はスタッドボルトのねじ
ピッチに合わせてスタッドボルトの高さ方向にずらされ
てスタッドボルトへの係止力を強化している。更に、各
係止爪35の先端は、多段に形成されて、スタッドボル
トへの係止力を一層強化している。
【0016】基体20のパネルに対向する面すなわち上
面の両縁部には、それぞれ、中央から斜め上方に張り出
す一対の弾性片36が設けられている。弾性片36の対
は、保持具18がパネル12に取付けられた後、パネル
へのガタつきを防止する。また、基体20の側面は、係
止爪35の成形のため開口している。
【0017】かかる構成で成る管の保持具18を用いて
管をパネルに取付けるには、先ず多数の管を、所定の位
置毎に各管の保持具18の管保持部22〜24に押込ん
で把持させる。次に、複数の管の所定の位置に管の保持
具18が取付けられた状態で、自動車メーカーに納入さ
れる。艤装ラインにおいて、複数のスタッドボルトが所
定の位置に固着された車体等のパネルに、管の保持具1
8が多数取付けられた管が持ち込まれ、図6(図示の便
宜上、管を取り外した状態で示してある)に示すよう
に、各管の保持具18がそれぞれ対応するスタッドボル
ト13に対して上方に押込められる。この押込みによ
り、係止爪35がスタッドボルト13に係止して保持具
18がスタッドボルト13に取付けられ、ひいては、図
7に示すように、管保持部22に保持された管38、管
保持部23に保持された管38及び管保持部24に保持
された管39がパネル12に固定される。なお、基体2
0の上部には斜め上方に張り出す弾性片36が設けられ
ているので、パネル12へ取付けた後の保持具18のガ
タ付きを防止する。
【0018】図8は、異種径管保持部22及び23に、
管38より大径の管40を保持した状態を示す。図7及
び図8から分かるように、管保持部22及び23の底面
に設けられた受け片30、31が、底面から立ち上がる
程に大きい角度で傾斜する板状体で形成されているの
で、小径の管38の場合は立ち上がったままで管を上方
に押上げ、大径の管40の場合は管によって十分に撓め
られて管を管保持部の中に受入れることができる。従っ
て、管保持部に押込まれた管が小径であっても板状体の
受け片30、31が管をばね片27に向けて押上げ、ば
ね片27が管38に接して十分に管38を保持する。ま
た、管が大径である場合には、管40が板状体受け片3
0、31を十分に撓ませて管が十分に押込められ、ばね
片27は全て撓まされた状態から元の位置に復帰して全
ばね片27が管40に接して十分に管40を保持する。
従って、ばね片27への応力も過度にならない。更に、
板状体受け片30、31は管をばね片27に向けて押上
げるので、ばね片の剛性を弱くしても管の保持力は高く
維持でき、このためばね片を撓み易く形成することがで
き、これにより、管の押込み力も小さくて済み、管の保
持力も高くできる。受け片30は、管保持部の底面から
開口部に向けて小さく開く一対の板状体で形成されるの
で上記した受け片の効果を一層高くしている。また、管
保持部23の受け片30、31の表面には管の滑りを防
止する凹凸面32が形成されているので管の長手方向の
ずれや回転の防止効果を一層高くできる。これは、管保
持部24の受け片34においても同じである。
【0019】
【発明の効果】本発明の管の保持具によれば、異種径管
保持部の底面に設けられた受け片が、底面から立ち上が
るように傾斜した板状体で形成されているので、ばね片
が撓まされた状態から元の位置に復帰してばね片への応
力も過度にならず、板状体受け片は管をばね片に向けて
押上げるので、ばね片の剛性を弱くしても管の保持力は
高く維持でき、このためばね片を撓み易く形成すること
ができ、これにより、管の押込み力も小さくて済み、管
の保持力も高くでき、管の長手方向のずれや回転の防止
効果を高くでき、基体のスタッドボルト受入穴にはスタ
ッドボルトのねじ部分に係止するように基体から延びる
係止爪を形成し、基体のパネルに対向する面に、スタッ
ドボルトへの取付け後におけるガタつきの防止のための
弾性片を設けることによって、スタッドボルトへ押込む
だけでパネルへのガタつきなく取付けることができる。
従って、本発明により、異種径管保持部においても挿入
力が小さく、ばね片に過度の応力を与えず、保持した管
を長手方向にも回転方向にも移動しないように保持で
き、スタッドボルトへ押込むことでガタつきなく取付け
ることができる管の保持具が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の管の保持具の斜視図である。
【図2】図1の管の保持具に管が保持された状態を示す
斜視図である。
【図3】図1とは別の従来の管の保持具の正面図であ
る。
【図4】図3の管の保持具がスタッドボルトに係合した
状態を示す部分断面図であり、(A)は係止爪が適正に
係合した状態を、(B)は保持具がパネル側に押上げら
れた状態を示す。
【図5】本発明に係る管の保持具の斜視図である。
【図6】本発明に係る管の保持具のパネルへの取付け前
の状態を示す正面図であって、説明の便宜上、保持具か
ら管が取り外された状態で示されている。
【図7】本発明に係る管の保持具のパネルへの取付け状
態を示す正面図である。
【図8】異種径管保持部に図7の管より大径の管が保持
された、本発明に係る管の保持具のパネルへの取付け状
態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 従来の管の保持具 2 基体 3a〜3c 管保持部 7a、7b ばね片 9 受け片 10 従来の管の保持具 11 基体 12 パネル 13 スタッドボルト 14、15 係止爪 18 本発明の管の保持具 19 スタッドボルト受入穴 20 基体 22〜24 管保持部 27、28 ばね片 30、31 受け片 32 凹凸面 34 受け片 35 係止爪 36 弾性片 38〜40 管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに固着されたスタッドボルトを受
    入れるスタッドボルト受入穴が形成された基体と、該基
    体の側方に設けられた管保持部とを備え、前記管保持部
    は、上方が開口したほぼU字形の一定長さのトラフ形状
    に形成されるとともに、該トラフ部分に押込まれた管を
    上端部から底面に向かうばね片によって保持するように
    構成され、更に、前記管保持部の中には、押込まれた管
    を前記ばね片に向けて押上げる受け片が設けられて異な
    る直径の管を保持できるように構成された異種径管保持
    部がある管の保持具において、 前記異種径管保持部の底面に設けられた受け片が、前記
    底面から立ち上がるように傾斜した板状体で形成されて
    いることを特徴とする管の保持具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の管の保持具において、
    前記異種径管保持部の底面に設けられた受け片が、底面
    から開口部に向けて小さく開く一対の板状体で形成され
    ていることを特徴とする管の保持具。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の管の保持具において、
    管に接する受け片の表面には、管の滑りを防止する凹凸
    面が形成されていることを特徴とする管の保持具。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の管
    の保持具において、前記異種径管保持部以外の管保持部
    にも、板状体で成る受け片が設けられていることを特徴
    とする管の保持具。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の管の保持具において、
    前記基体のスタッドボルト受入穴にはスタッドボルトの
    ねじ部分に係止するように基体から延びる係止爪が形成
    され、前記基体のパネルに対向する面には、スタッドボ
    ルトへの取付け後におけるガタつきの防止のための弾性
    片が設けられていることを特徴とする管の保持具。
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