JPH0331847Y2 - - Google Patents

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JPH0331847Y2
JPH0331847Y2 JP16057286U JP16057286U JPH0331847Y2 JP H0331847 Y2 JPH0331847 Y2 JP H0331847Y2 JP 16057286 U JP16057286 U JP 16057286U JP 16057286 U JP16057286 U JP 16057286U JP H0331847 Y2 JPH0331847 Y2 JP H0331847Y2
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band
locking
hoses
locking part
fixing
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JP16057286U
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ホースまたはハーネスなどを車体の
所定個所に固定する際に使用されるバンドクリツ
プに関する。
〈従来の技術〉 一般にホースまたはハーネス等を配管、配線し
たりする場合に、単独または複数本を束にして所
定間隔毎に車体側パネル等の被取付部材に固定さ
れており、該固定作業に使用するバンドクリツプ
には、用途に対応して多種多様な考案がなされて
いる。
即ち、従来のバンドクリツプは、例えば第4図
に示すように鋸歯状の係止爪24aを形成してな
るバンンドロツク片24を有する係止部22と、
該係止部22から一体に延設され片面に係止用歯
21aを形成したバンド21と、該バンド21の
所定位置に被取付部材の取付孔に嵌合係止される
固定用係止具23とを設けてなるものが知られて
おり、上記バンド21でホースまたはハーネスを
束ねて先端をバンドロツク片24の係合溝25に
挿通するようになつている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記した従来のバンドクリツプ
では、一旦ホースやハーネスを把持して締付固定
した後に、他のホース等を時間をおいてクランプ
する場合には、一度バンドクリツプを係止部から
外し、その後再度クランプしなければならず、手
間がかかり、作業工程が増大するなどの問題があ
つた。
即ち、例えば自動車などの組立ラインにおいて
複雑な配管配線作業を行なう場合、最初の工程で
所定のホースやハーネスを仮止め的にクランプ
し、次の工程で他のホース類を加えて一緒に固定
する作業が一般的に行なわれており、その都度、
一度締付固定したバンドクリツプを係止部から外
して、再び他のホース類を加えて固定するという
作業は面倒であるだけでなく、ホース類やバンド
クリツプ自体を損傷させることがあるなどの欠点
を有していた。
本考案は、上述した従来例の問題点を解決する
ためになされたものであり、従来のバンドクリツ
プを改良し、最初の工程でホース類を固定しうる
第1バンドと、次の工程で最初に固定したのと同
個所に他のホース類を追加固定しうる第2バンド
とを備え、前記第1バンドを外すことなく追加し
たホース類を最初の分と一緒に同じ個所に固定し
うるように構成してなるバンドクリツプを提供す
ることを目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本考案によるバン
ドクリツプは、係合溝2aを有する第二係止部2
と、係合溝3aを有する第一係止部3とが設けら
れ、前記第二係止部2及び第一係止部3とに連続
して長手方向に延設され、かつ、前記係合溝2
a,3aに各々挿入可能に形成された第一バンド
4と、第二バンド5とが設けられ、前記第一バン
ド4及び第二バンド5の先端と反対側には被取付
部材に係止される固定用係止具6が設けられ、前
記係合溝2a,3a内に各々係止用爪7a,8a
を有するバンドロツク片7,8が設けられるとと
もに、前記第一バンド4及び第二バンド5には前
記係止用爪7a,8aに各々係合される係止用歯
4a,5aが形成されている構成になつている。
〈作用〉 上記構成に基づいて、本考案によれば、バンド
を第一及び第二バンドから構成し、該第一及び第
二バンドがそれぞれ挿入され係合される第一係止
部及び第二係止部を設けてなるものであり、最初
の工程で所定数のホース類を第一バンドによりク
ランプした後、次工程で追加されたホース類を最
初の分と合わせて一緒に同じ個所に第二バンドに
より固定することができる。
ができる。
〈実施例〉 以下、本考案の好適な実施例を添付した図面に
基づいて詳細に説明する。
第1図は本考案によるハンドクリツプの第一実
施例を示す一部破断した側面図、第2図は第1図
の底面図、第3図は第2図の−断面図であ
る。
図において、符号1は合成樹脂等により帯状に
一体成形され、ホースやハーネスを把持するハン
ドクリツプであり、上記帯状のハンドクリツプ1
は、一端側に設けられた広幅の第二係止部2と、
該第二係止部2より内側に設けられた第一係止部
3と、該第一係止部3に連続して中央部に長手方
向に延設され細長く形成された第一バンド4と、
該第一バンド4を除いたその周囲に基部を同じに
して長手方向に延設され一体的に形成された広幅
の第二バンド5と、前記第一係止部3と第一及び
第二バンド4,5の基部との中間位置、即ち、第
一及び第二バンド4,5の先端と反対側位置の下
側に一体に設けられた固定用係止具6とからなつ
ている。
第1図において前記第一バンド4及び第二バン
ド5の下側となる片面には、長さ方向に直角な鋸
歯状の多数の係止用歯4a,5aが各々の先端部
を除いて所定の長さに形成されており、前記第一
バンド4及び第二バンド5がそれぞれ挿入される
第一係止部3及び第二係止部2には、第一バンド
4、第二バンド5を先端より差し込む係合溝3
a,2aが各々形成されている。
また、前記第一係止部3及び第二係止部2に
は、係合溝3a,2aから挿入された第一バンド
4及び第二バンド5の係止用歯4a,5aが係合
される1個または複数個の係止用爪7a,8a
と、係合溝3a,2aの出口側に突き出た先端部
に操作用ノブ7b,8bとを形成してなるバンド
ロツク片7及び8が設けられている。
そして、バンドロツク片7及び8は、その後部
に形成された隙13及びその両側のスリツト1
4,14を介して弾性変形可能に一体成形されて
いる。
よつて、前記操作用ノブ7b,8bを操作する
ことによりバンドロツク片7,8の係止用爪7
a,8aが第一バンド4及び第二バンド5の係止
用歯4a,5aから離れたとき、第一バンド4及
び第二バンド5を第一係止部3及び第二係止部2
の係合溝3a,2aから引き抜くことができるよ
うになつている。
一方、図示しない車体側パネルまたはブラケツ
トなどに穿設された取付孔に嵌合係止される固定
用係止具6は、取付孔に嵌着される固定部6a
と、該固定部6aの対向する二側に弾性変形自在
に形成された錨形状の弾性係止爪6bとからな
り、前記固定用係止具6を取付孔に嵌着したと
き、バンドクリツプ1の固定部6aから一体に延
設形成され、取付孔の周囲と接して該取付孔部分
をシールする押え板9と弾性係止爪6bとの間で
車体パネル等の被取付部材を挟持して固定するよ
うになつている。
ここで、前記固定用係止具6は、第一係止部
2、第二係止部3及び第一バンド4、第二バンド
5とともに一体成形する際のの製作作業を容易に
するため(特に、型抜きを容易にし、型構造を複
雑にしないため)に、例えばバンドクリツプ1の
本体に設けた基板10の側方に、折り曲げ自在な
ヒンジ部11を介して一体的に設けられており、
成型後に基板10の他の側方に形成した係止爪1
0aにより、ヒンジ部11を中心に基板10を回
動すると固定用係止具6がバンドクリツプ1の下
面側に位置して固定されるようになつている。
なお、シール用の押え板9が不要な場合は、型
抜きが容易なためヒンジ部11、係止爪10aを
設けなくてもよい。
また、前記バンドクリツプ1の本体に設けた基
板10の上面には、バンド4,5の長さ方向に所
定の高さを有するリブ12が突設されており、図
外の複数本のホースやハーネスを束にしたコルゲ
ートチユーブ等の凹溝部分に係合して、バンドク
リツプ1の第一バンド4、第二バンド5によりク
ランプしたホース類がスライド方向(配管、配線
方向)に移動しないように固定することができる
ようになつている。
次いで、上述したように構成されたバンドクリ
ツプ1によるホース、ハーネスなどのクランプ操
作について説明する。なお、第4図はクランプ操
作の状態を示す斜視図である。
まず、本実施例に係るバンドクリツプ1は、自
動車等の組立ラインにおける複雑な配管配線作業
において、最初の工程で適当数のホース類を止め
た後、次の工程で例えば、最初の工程で止めたホ
ース類とは反対方向から配管、配線作業する必要
があるような場合等で、追加したホース類を最初
止めた分と合わせて同じ個所に止める場合に好適
であり、あらかじめバンドクリツプ1の固定用係
止具6を被取付部材の取付孔に嵌合係止した後、
あるいは取付孔に嵌着する前に、所定のホース類
を効果的にクランプすることができるものであ
る。
即ち、最初の工程で所定数のホース類が中央部
の細長い第一バンド4と第一係止部3とでクラン
プされるものであり、このとき第一バンド4の先
端が第一係止部3の係合溝3aより差し込まれ、
係止用歯4aがバンドロツク片7の係止用爪7a
に係合することにより把持固定がなされる。
次いで、後工程により追加されたホース類は、
最初止めた分と合わせて広幅の第二バンド5と第
二係止部2とによりクランプされるものであり、
このとき第二バンド5の先端が係止部2の係合溝
2aから差し込まれて、係止用歯5aがバンドロ
ツク片8の係止用爪8aに係合することにより把
持固定がなされるようになつている。
なお、この実施例では第一バンド4が中央部に
あり、第二バンド5が第一バンド4の両側方に設
けられ、かつ、先端で両側方の部分が一体に連結
されているため、全体として幅広にできる。
したがつて、このバンドクリツプ1のところか
ら配管、配線が例えば直角方向に曲げられるよう
な場合でも、最初の配管、配線と次の配管、配線
とは曲げに対する応力によつて斜方向にずれると
いうことがない。
次に、第5図は本考案によるバンドクリツプの
第2実施例を示す、第2図と同様な底面図を示す
もので、第2実施例と同じものは同じ符号を付し
て説明を省略する。
本第2実施例では、固定用係止具6が第二バン
ド5の先端と反対側端すなわち、第二係止部2の
外方に第二係止部2と連続して設けられているも
ので、図外の被取付部材の取付孔とクランプ位置
がずれている場合に適するものである。
また、第6図は本考案によるバンドクリツプの
第3実施例を示し、第2図と同様な底面図を示す
もので、第1実施例と同じものは同じ符号を付し
て説明を省略する。
本第3実施例では、第一バンド4と第一係止部
3、第二バンド5と第二係止部2が各々独立して
並行に設けられ、第一バンド4より第二バンド5
が幅広に設けられ、さらに、固定用係止具6が第
一バンド4、第二バンド5と第一係止部3、第二
係止部2との中間に設けられているものである。
〈考案の効果〉 以上詳細に説明したように、本考案に係るバン
ドクリツプによれば、把持用の第一バンド及び第
二バンドを備えているため、特に最初の工程でホ
ース類を固定した後の工程で、同じ個所に配管、
配線をし固定するホース類をも合わせて締め付け
固定するのに好適である。
また、第一バンドを仮止め用として用い、最初
の工程でホース類を仮止めし、その後の工程で他
のホース類を追加して最初の工程で仮止めしたホ
ース類と一緒にして本締め固定するような用い方
も可能であり、この場合仮止め的に固定するバン
ドを再び係止具から外すことなく追加分のホース
類と一緒に本締め固定することもできるため、自
動車の組立ラインなどにおける複雑なホースやハ
ーネスの配管配線作業が極めて容易になる。
また、一度クランプしたバンドを外すことなく
追加分のホース類と一緒にクランプできるので、
ホース類やバンドクリツプ自体を損傷させること
がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るバンドクリツプの第一実
施例を示す一部破断側面図、第2図は第1図底面
図、第3図は第2図の−断面図、第4図はク
ランプ操作時の状態を示す斜視図、第5図は第2
実施例を示す、第2図に対応する底面図、第6図
は第3実施例を示す、第2図に対応する底面図、
第7図は従来のバンドクリツプを示す側断面図で
ある。 1……バンドクリツプ、2……第二係止部、2
a……係合溝、3……第一係止部、3a……係合
溝、4……第一バンド、4a……係止用歯、5…
…第二バンド、5a……係止用歯、6……固定用
係止具、6a……固定部、6b……弾性係止爪、
7,8……バンドロツク片、7a,8a……係止
用爪、7b,8b……ノブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 係合溝2aを有する第二係止部2と、係合溝3
    aを有する第一係止部3とが設けられ、前記第二
    係止部2及び第一係止部3とに連続して長手方向
    に延設され、かつ、前記係合溝2a,3aに各々
    挿入可能に形成された第一バンド4と、第二バン
    ド5とが設けられ、前記第一バンド4及び第二バ
    ンド5の先端と反対側には被取付部材に係止され
    る固定用係止具6が設けられ、前記係合溝2a,
    3a内に各々係止用爪7a,8aを有するバンド
    ロツク片7,8が設けられるとともに、前記第一
    バンド4及び第二バンド5には前記係止用爪7
    a,8aに各々係合される係止用歯4a,5aが
    形成されていることを特徴とするバンドクリツ
    プ。
JP16057286U 1986-10-20 1986-10-20 Expired JPH0331847Y2 (ja)

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