JP2549635Y2 - スタッドボルト用クリップ - Google Patents

スタッドボルト用クリップ

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JP2549635Y2
JP2549635Y2 JP1993007856U JP785693U JP2549635Y2 JP 2549635 Y2 JP2549635 Y2 JP 2549635Y2 JP 1993007856 U JP1993007856 U JP 1993007856U JP 785693 U JP785693 U JP 785693U JP 2549635 Y2 JP2549635 Y2 JP 2549635Y2
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    • F16B37/00Nuts or like thread-engaging members
    • F16B37/08Quickly-detachable or mountable nuts, e.g. consisting of two or more parts; Nuts movable along the bolt after tilting the nut
    • F16B37/0807Nuts engaged from the end of the bolt, e.g. axially slidable nuts
    • F16B37/0842Nuts engaged from the end of the bolt, e.g. axially slidable nuts fastened to the threaded bolt with snap-on-action, e.g. push-on nuts for stud bolts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S411/00Expanded, threaded, driven, headed, tool-deformed, or locked-threaded fastener
    • Y10S411/955Locked bolthead or nut
    • Y10S411/965Locked bolthead or nut with retainer
    • Y10S411/97Resilient retainer

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スタッドボルト用クリ
ップに関し、特に、車体パネル等から突設したスタッド
ボルトに対してワイヤハーネス用プロテクタあるいはワ
イヤハーネス用クランプを固定するために用いるもの
で、スタッドボルトのピッチとクリップのピッチとがず
れた場合に、該ピッチのずれを吸収してスタッドボルト
に固定出来るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】車両用ワイヤハーネスでは、配線時に、
樋形状としたプロテクタの内部にワイヤハーネスを挿通
し、あるいは、細尺な平板からなるクランプにワイヤハ
ーネスをテープ止めして固着し、これらプロテクタおよ
びクランプを車体パネルに固定して、ワイヤハーネスを
所要の経路に沿って配線している。上記プロテクタおよ
びクランプの車体パネルへの固定方法として、車体パネ
ルより溶接して突出させたスタッドボルトに、プロテク
タおよびクランプに一体に形成したクリップを係止して
固定する場合が多い。
【0003】上記スタッドボルトとクリップとによる固
定は、図7に示すように、プロテクタと一体に樹脂成形
した円筒形状のクリップ1をスタッドボルト2に外嵌
し、クリップ1の内周面より突設した複数の係止爪1a
をスタッドボルト2の軸部外周面に螺旋状に突設した突
起2aの間に係止する構成となっている。
【0004】プロテクタあるいはクランプは長さ方向の
両側の2箇所で上記クリップ1とスタッドボルト2とを
用いて固定しているが、両側のクリップのピッチと車体
パネル側に突設しているスタッドボルトとのピッチが多
少ずれることがあり、その場合には、少なくとも1箇所
はピッチのずれを吸収できるようにスライド可能にクリ
ップをスタッドボルトに固定する必要がある。
【0005】そのため、従来は、図8(A)(B)に示すよ
うに、プロテクタ3の一側部に設けるクリップ1は、通
常の真円筒部1bの内周面に4つの係止爪1aを突出し
て所定位置でスタッドボルト2と係止させる一方、他側
部に設けるクリップ1’は長穴を有する楕円筒部1b’
の長辺側に一対の長い係止爪1a’を突出した形状と
し、これら対向する2個の係止爪1a’によりスタッド
ボルト2をピッチ吸収しながら係止するようにしてい
る。
【0006】あるいは、図9(A)(B)に示すように、プ
ロテクタ等の両側に長穴4を設け、該長穴4の対向する
長片側よりスリットを入れた突出部5を設け、該突出部
5にスタッドボルト2を係止させている。(実開平2−
118417号)
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上記のように、スタッ
ドボルトに外嵌する穴をピッチ吸収方向に長穴とし、該
長穴の長辺側よりピッチ吸収方向に長い係止爪を突出さ
せると、スタッドボルトは長い係止爪のいずれかの部位
に係止されて、スタッドボルトとクリップとをピッチの
ずれを吸収した状態で固定することは出来る。
【0008】しかしながら、スタッドボルトを2個の係
止爪で係止するため、係止力が弱くなり、特に、クリッ
プをプロテクタあるいはクランプと一体にポリプロピレ
ン(PP)等の樹脂により一体成形している場合、平滑性
があるため、さらに係止力が弱くなり、 要求される係止
力(言い換えると、スタッドボルトからクリップが容易
に離脱しないための保持力)を満たすことが困難となる。
【0009】そのため、プロテクタ等にクリップを移動
可能に取付られるレール状の係止部を設け、該係止部の
所定位置に別体のクリップを取り付けて、該クリップを
スタッドボルトに固定することもある。しかしながら、
その場合には、別体のクリップを取り付ける作業が必要
となり、かつ、クリップの部品管理も必要となって、コ
ストアップとなる欠点がある。
【0010】本考案は上記した欠点を解消せんとするも
ので、プロテクタ等と一体に成形されると共にスタッド
ボルトとのピッチのずれを吸収して、確実に係止でき、
所要の保持力を有するスタッドボルト用クリップを提供
することを目的としている。
【0011】上記目的を達成するため、本考案は、ワイ
ヤーハーネス用プロテクタあるいはクランプ等からなる
取付部材の長さ方向両側に一体に形成して、車体パネル
等の被取付部材より突設しているスタッドボルトと固定
するクリップであって、少なくとも一方のクリップとし
て、上記取付部材の長さ方向に長い略長方形状の長穴を
有する筒体を設け、該筒体の対面間隔が短い長辺側の内
面下端部から対向して可撓性を有する第1係止爪を上方
傾斜させて突設すると共に、対面間隔が長い短辺側の内
面下端部から対向して可撓性を有する第2係止爪を上方
傾斜させて上記第1係止爪と同一高さ位置まで突設し、
上記第1係止爪より第2係止爪の突出量を大として第2
係止爪の撓み量を大きくできるようにし、かつ、第1係
止爪および第2係止爪の先端間隔を、上記スタッドボル
トの軸部外径より小さく設定して、上記筒体に挿入する
スタッドボルトの位置に応じて上記一対の第2係止爪の
たわみ量が変わって、スタッドボルト外周面の突起の間
に第2係止爪および第1係止爪が係止し、よって、スタ
ッドボルトのピッチとクリップのピッチのずれを吸収し
て固定できるようにしたスタッドボルト用クリップを提
供するものである。
【0012】上記プロテクタあるいはクランプを車体パ
ネルに2点固定するクリップは、他方のクリップとし
て、真円形状の穴を有する円筒体を設け、該円筒体の内
周面から同一の突出量で90度間隔をあけて4個の係止
爪を設けている。尚、両側のクリップとも、上記ピッチ
吸収構造としても良い。
【0013】
【作用】本考案のクリップでは、筒体に長穴を設けてい
るため、スタッドボルトのピッチが多少ずれても筒体内
に挿入でき、該筒体内に挿入したスタッドボルトの位置
が変わって両側の短辺側の内面とスタッドボルトとの間
の寸法が変わっても、第2係止爪のと突出量を大として
いるため、上記可変した寸法に応じて左右のたわみ量が
変わってスタッドボルトの突起の間に第2係止爪を各々
係止できる。また、スタッドボルトの位置がずれても、
両側の長辺側の内面とスタッドボルトとの寸法が変わら
ないため、突出量が少ない第1係止爪により夫々係止す
ることができる。また、第1および第2係止爪の突出高
さを同じにしているので、スタッドボルトを長穴の長辺
側の両側および短辺側の両側から略同じ高さ位置で係止
して安定した保持ができる。
【0014】このように、ピッチがずれた位置において
も、スタッドボルトを4個の係止爪により4方向から略
同じ高さ位置で係止することができるため、要求される
高い保持力を持たせることができる。
【0015】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例を参照して
説明する。図1に示すように、ワイヤハーネス用プロテ
クタ10の長さ方向Lの両側に支持部10a、10bを
突設し、これら支持部10a、10bにクリップ11と1
2を設けた状態で、樹脂により一体成形している。上記
クリップ11はピッチ吸収構造としており、クリップ1
2は定位置固定用とし、スタッドボルトとのピッチずれ
はクリップ11側で吸収するようにしている。
【0016】上記クリップ11は図2(A)(B)(C)に示
す形状で、プロテクタ10の長さ方向Lが長い矩形状の
筒体15を支持部10aより立設している。該筒体15
の中空部は断面長方形状の長穴14となり、上下両端が
開口している。該筒体15の対面間隔S1の寸法が短い
長辺15aと15bの内面中央部からは、第1係止爪1
6、17を対向して突出している。また、対面間隔S2
の寸法が長い短辺15c、15dの内面より第2係止爪
18、19を対向して突出している。
【0017】上記第1係止爪16、17、第2係止爪1
8、19とも筒体11の下端より長穴14の中心に向け
て上方傾斜させて突出させ、その突出端に水平方向へ突
出した先端係止部16a〜19aを設けている。
【0018】第1係止爪16と17は、その基部16
b、17bの肉厚W1を大とし、これら基部16b、17b
からの突出量T1を小さくしており、その先端係止部1
6aと17aの間隔をS3としている。該寸法S3は挿
入するスタッドボルト2の軸部の外径よりも小さく設定
している。
【0019】第2係止爪18と19は、その基部18
b、19bの肉厚W2を小として、これら基部18b、1
9bからの突出量T2を大としており、その先端係止部
18aと19aの間隔を第1係止爪16aと17aの間隔
と同一のS3に設定している。このように、第2係止爪
18、19の基部18b、19bの肉厚を小さくして、突
出量T2を大とすることにより、第1係止爪16、17
と比較して可撓性に富ませ、容易にたわむように設定し
ている。
【0020】上記実施例においては、長辺側の対面間隔
S1は9mm、 短辺側の対面間隔S2は13mmとし、 第1
係止爪16と17および第2係止爪18と19の先端間
の間隔S3を3.6mmとしている。 尚、 挿入するスタッ
ドボルト2の軸部外径は5mmである。 また、第1係
止爪16、17と第2係止爪18、19の下端から上端
までの高さはHは同一の6.2mmとしている。
【0021】上記のようにスタッドボルト2の外径5mm
に対して、 第2係止爪18、19の先端間の間隔を3.
6mmとしているため、 スタッドボルト2が長さ方向Lに
0.7mmずれても、 両側の第2係止爪18、19のいず
れもが係止できるように設定している。尚、スタッドボ
ルトの外径と、第2係止爪18と19の先端に間隔に応
じて、吸収できるピッチのズレ量は相異する。即ち、ス
タッドボルトの外径が大きく、第2係止爪の先端間隔を
小さくすると吸収量を大と出来る。
【0022】他方の定位置固定用のクリップ12は、図
3(A)(B)に示す構造で、真円筒体20の内周面に90
度間隔をあけて同一形状の係止爪21を突設している。
【0023】上記したクリップ11と12を備えたプロ
テクタ10を車体パネルに固定する時、定位置固定用の
クリップ12側から車体パネルに突設したスタッドボル
ト2に固定する。即ち、図4に示すように、クリップ1
2の内部にスタッドボルト2を下端開口より挿入する。
尚、実際には、スタッドボルト2は車体パネル1に固定
されているため、クリップ12をスタッドボルト2に対
して外嵌して押し下げていく。スタッドボルト2は、そ
の外周面に螺旋状に突起2aが設けられており、該突起
2aは係止爪21をたわませながら挿入され、所要位置
で、突起2aの間に4方向から係止爪21が係止され
る。
【0024】一方、ピッチ吸収構造のクリップ11を図
5に示すようにスタッドボルト2’に固定する。スタッ
ドボルト2と2’とのピッチがクリップ11と12との
ピッチとずれていた場合、スタッドボルト2’はクリッ
プ11の中心位置よりずれて筒体15に挿入される。即
ち、短辺15cと15dの中心位置ではなく、例えば、
短辺15c側へ偏った位置に挿入される。
【0025】この時、短辺15cより突出した第2係止
爪18はたわんでスタッドボルト2の突起2aの間に挿
入係止する。一方、短辺15dより突出している第2係
止爪19は、その先端係止部19aを最初から定位置に
挿入されるスタッドボルト2の軸部外面より突出させて
設定しているため、短辺15c側へスタッドボルト2が
ズレても、その先端係止部19aはスタッドボルト2の
突起2aの間に挿入係止される。
【0026】特に、クリップの係止爪が樹脂製であるた
め、係止爪は伸びやすいが、圧縮抵抗が大きく縮みにく
い特性を有するため、スタッドボルト2の挿入時には、
突出量が大きい第2係止爪18を伸ばしてたわませなが
ら容易に挿入出来る一方、係止爪がスタッドボルトの突
起の間に係止された後に離脱しようとする場合は、係止
爪を縮める必要があるため、第2係止爪19側でもその
先端係止部19aが係止している限り簡単に離脱しな
い。
【0027】さらに、長辺15a、15bより突設して
いる第1係止爪16、17もスタッドボルト2の突起2
aの間に強い係止力で係止されるため、ピッチ吸収構造
のクリップ11は、スタッドボルト2に対して確実に固
定することが出来る。
【0028】
【実験例】上記した本考案に係わるピッチ吸収構造のク
リップ11と図8に示す従来の2個の係止爪を有するピ
ッチ吸収構造のクリップ1’とにおける離脱力を比較実
験した。尚、クリップ1’はクリップ11の第2係止爪
18、19がないだけで、他は同一の設計とした。実験
装置は図6に示す通りで、固定板に溶接したスタッドボ
ルト2に対してクリップ11と従来のクリップ1’を夫
々固定し、これらクリップ11、1’に紐30で4点止
めして連結し、紐30を矢印で示す方向に引っ張り、そ
の引張力をゲージ31で測定した。クリップ11、1’
がスタッドボルト2より離脱するに要した力は下記の表
に示す通りであった。
【0029】
【表1】 第1回目 第2回目 本考案のクリップ11 14.5kg 15.9kg 従来のクリップ1’ 8.3kg 9.0kg
【0030】
【考案の効果】以上の説明より明らかなように、本考案
に係わるクリップでは、長穴を有する筒体の長辺側内面
より対向して突出する第1係止爪に加えて、対面間隔が
長い短辺側内面より対向して突出する第2係止爪を設
け、これら第2係止爪の突出量を長くすると共に、可撓
性に富ませているため、ピッチがずれて長穴の中心位置
に挿入されずに偏った位置にスタッドボルトが挿入され
ても、第2係止爪の両方で係止することができ、第1係
止爪による係止とあわせて、4方向からの係止が出来
る。よって、ピッチを吸収しながら高い保持力でスタッ
ドボルトに係止することが可能となる。
【0031】また、上記ピッチ吸収構造のクリップをプ
ロテクタあるいはクランプと一体に樹脂成形できるた
め、別体からなるクランプを用いる場合と比較して、組
み立て作業が容易となり、コストダウンを図ることが出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示す平面図である。
【図2】 上記実施例のクリップ11を示し、(A)は拡
大平面図、(B)は(A)のB−B線断面図、(C)は(A)の
C−C線断面図である。
【図3】 上記実施例のクリップ12を示し、(A)は拡
大平面図、(B)は断面図である。
【図4】 上記クリップ12のスタッドボルトとの固定
状態を示す断面図である。
【図5】 上記クリップ11のスタッドボルトとの固定
状態を示す断面図である。
【図6】 実験装置の概略図である。
【図7】 従来のクリップとスタッドボルトとの固定状
態を示す断面図である。
【図8】 (A)は従来のピッチ吸収構造のクリップを備
えたプロテクタの平面図、(B)は(A)の要部拡大平面図
である。
【図9】 他の従来例を示し、(A)は斜視図、(B)は要
部拡大図である。
【符号の説明】
1 車体パネル 2、2’スタッドボルト 10 プロテクタ 11 クリップ 12 クリップ 15 筒体 16、17 第1係止爪 18、19 第2係止爪

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤーハーネス用プロテクタあるいは
    クランプ等からなる取付部材の長さ方向両側に一体に形
    成して、車体パネル等の被取付部材より突設しているス
    タッドボルトと固定するクリップであって、 少なくとも一方のクリップとして、上記取付部材の長さ
    方向に長い略長方形状の長穴を有する筒体を設け、該筒
    体の対面間隔が短い長辺側の内面下端部から対向して可
    撓性を有する第1係止爪を上方傾斜させて突設すると共
    に、対面間隔が長い短辺側の内面下端部から対向して可
    撓性を有する第2係止爪を上方傾斜させて上記第1係止
    爪と同一高さ位置まで突設し、上記第1係止爪より第2
    係止爪の突出量を大として、第1係止爪および第2係止
    爪の先端間隔を、上記スタッドボルトの軸部外径より小
    さく設定し、該筒体に挿入するスタッドボルトに対し
    て、上記第1および第2係止爪をスタッドボルトの外周
    面の突起の間に係止して固定する構成としていることを
    特徴とするスタッドボルト用クリップ。
JP1993007856U 1993-02-01 1993-02-01 スタッドボルト用クリップ Expired - Lifetime JP2549635Y2 (ja)

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