JPS588972Y2 - 止め具 - Google Patents

止め具

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JPS588972Y2
JPS588972Y2 JP18229080U JP18229080U JPS588972Y2 JP S588972 Y2 JPS588972 Y2 JP S588972Y2 JP 18229080 U JP18229080 U JP 18229080U JP 18229080 U JP18229080 U JP 18229080U JP S588972 Y2 JPS588972 Y2 JP S588972Y2
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JP
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locking pin
head
legs
chain
fixed
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JP18229080U
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JPS57104007U (ja
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一弘 松井
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  • Dowels (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鎖体とこれに挿入する係止ピンを主体とした物
品同士を固定するのに用いられる止め具に関するもので
ある。
鎖体とこれに挿入する係止ピンとからなる止め具は従来
から知られている。
この止め具は例えば第1図の縦断面図42口に示すよう
に、頭部1中夫に挿入孔2を備え、縦方向に数条のスリ
ット3を有し先端部4を設けた鎖体5を基台6及びこれ
に紙又は板材のような被固定材料7に設けられた孔に挿
入し、係止ピン8を前記頭部の挿入孔2に差し込んで鎖
体5の先端を拡張させて楔状にし、基台6と被固定材料
7とを固定するもので、この型式のものが最も一般的に
汎用されている。
しかし、この型式のものは、鎖体5の先端部4による係
止ピン8の挾持のみで両者の係合が行われているため、
不安定で、係止ピン8が抜は易く、被固定材料と基台と
の固定が解は易いという欠点がある。
本考案はこのような従来公知の止め具にみられる欠点を
解消するもので、鎖体の上下2個哲に係止ピンと係合す
る部分を設けて、より確実な鎖体と係止ピンとの係合を
保証する新規な構造よシなる止め具である。
即ちその要旨は、挿入孔を備えた頭部に、相対する2本
の可撓性の脚部ならびにこれら脚部の間に相対して介在
する2本の短い可撓性の逆止片をそれぞれ間隔をおいて
一体成型により設けた鎖体と、前記頭部の挿入孔に嵌入
されて前記脚部及び逆止片に係合する止片を両側面に備
えた係止ピンとよりなる止め具である。
以下、本考案をその実施例を示す図面に基づいて説明す
る。
第2図〜第9図に於て、8は頭部9を備え且つ両側面の
対称位置に止片10,10を一体成型により備えた棒状
の係止ピンである。
5及び5は内側に稍S折れ曲がった先端部4,4を有す
る可撓性の脚部で、間隔をおいて位置し、この間隔の間
には短い可撓性の逆止片IL11が相対して位置しこれ
ら脚部及び逆止片は上記係止どン8を挿入する挿入孔2
を備えた頭部12に一体成型により連結して設けられ鎖
体を形成している。
上記に於て逆止片11,11ば、前記係止ピン8に設け
られる止片10,10と係合して、係止ピン8が抜ける
のを防止する機能をなすものである。
尚、13は脚部5に一体に設けられる凸起で、鎖体が基
台から抜ける役目をなすものであるが場合によっては省
略してもよい。
本考案例の止め具の取付は例を第10図に示す。
先ず、基台6とこれに固定されるべき被固定材料7とを
それぞれに穿設されている穴6a及び穴7at重ね合わ
せ、これに鎖体を挿入する。
この場合、穴6a 、7aの径は頭部12の径よりは小
さいものとする。
次に係止ピン8を頭部12の挿入孔2より挿入する。
これによシ脚部5,5は外側へ向けて前記穴6a、7a
の掻取上に拡大され、その先端部4,4で挿入された係
止ピン8を挾持し、更に逆止片11,11が止片10,
10と係合する(第9図a縦断面図参照)。
これにより、頭部12と外側に拡大した脚部5,5によ
って基台6と被固定材料7とが緊締され、被固定材料7
は固定される。
この例に於て、前記脚部5,5の先端部4,4による係
止ピン8の挾持、及び逆止片11による係止ピン8の止
片10,10との係合の2つにより従来、公知の固定具
よりははるかに安定した鎖体と係止ピンとの結合が行わ
れ、より確実に被固定材料の基台に対する固定が行われ
るものであり、これが本考案の大きな特色である。
なお第9図すは他の実施例、で、本例では逆止片11に
凸起13が設けられており、被固定材料6゜7の穴径が
異なる場合、凸起13が被固定材料7の穴に引つ掛かシ
、係止ピン8を抜いても頭部12は抜けない。
また本例では止片10が第9図aよシも下方に位置して
おり、この場合でも勿論良い。
第11〜第18図は本考案の他の例で電気コードをシャ
ーシに固定したり、細管、細棒等を車輌本体基台に固定
するのに用いられる止め具を示すものである。
即ち、前記実施例とは異なり、鎖体と係止ピンとを可撓
性の帯状保持体で連結し、両者を係合して基台に固定す
ることによシ、帯状保持体に上記電気コードや、細管、
細棒のような物品を巻き付は固定する構造のものである
図において8は可撓性の帯状保持体14の一端部に形成
される円盤状の頭部9の上面に一体成型して立設される
係止ピンでこれには第14図に示すように、帯状保持体
14の長手方向に対して直角方向の側面に止片10,1
0が相対して設けられている。
又、頭部9の裏面には帯状保持体4の長手方向と同じ直
径方向につ1み15が設けられている。
尚、頭部9には上記つまみ15のほかに1所望により、
取9外し操作を容易にするための引き抜き片16を設け
てもよい。
帯状保持体14の他端部には円盤状の頭部12が一体成
型によシ形成されており、これには後述する被固定材料
の固定操作において、被固定材料を帯状保持体14で巻
きこんで固定する際、前記係止ピン8を挿入するための
挿入孔2が穿設されている。
更に、これには、帯状保持体14の裏側の面に鎖体が一
体成型により設けられる。
該鎖体ば、先端部4,4が内側に折れ曲が9、且つ間隔
をおいて2個の相対する可撓性の脚部5,5及び該間隔
の間に設けられる前記脚部5,5よυは短小な2個の相
対する可撓性の逆止片11,11とから構成され、係止
ピン8が挿入孔2を通して嵌入されたとき、該係止ピン
8を脚部5,5の先端部4,4で強く挾持すると共に、
更にその両側面に設けられる止片10,10と逆止片1
1,11とが係合することによって、外力が加わっても
容易に鎖体から係止ピン8が抜けることのない様な構造
となっている。
即ち、係止ピン8と鎖体の両者が上下2個所で係合が行
われ、更に第18図に示すように、脚部5,5の先端部
4,4と係止ピン8との係合部分が基台の穴よシも大き
く拡大されるので固定が確実に行われる。
尚、13は脚部5に設けられる凸起で後述する基台に取
シ付けたとき、鎖体が基台から抜けるのを防止する作用
をなすものであるが、省略も可能である。
次に本例の固定具を用い被固定材料例えば電気コードを
基台に取付ける動作につき第17図及び第18図に基づ
いて述べる。
先ず、基台6に穿設される穴6aに頭部12、脚部5,
5及び逆止片11,11からなる鎖体を挿入する。
この場合、穴6aの径は頭部12の径よりは小さいもの
とする。
次に被固定材料でちる電気コード17を帯状保持体14
の上面に置き、係止ピン8を矢印方向へ廻して、帯状保
持体14を環状に曲げ係止ピン8を他端部の円盤状の頭
部12に穿設されている挿入孔2へ押し込む。
これ□より第18図に示すように1係止ビン8は脚部5
.5を押し拡げ先端部4,4により挾持され、脚部5,
5の拡がシ間隔は基台6の穴6aよりも大きくなって、
楔を打込んだときと同様の強固な係合及び基台6に対す
る固定が行われ、更に係止ピン8に設けられる止片10
,10が逆止片11゜11と係合するので抜脱が防止さ
れ、かくして、帯状保持体14に巻かれた電気コード1
7は基台6に確実に固定されるのである。
本考案は以上述べたように、頭部及び間隔’Iz−いて
設けられる2本の相対する可撓性の脚部及びその間隔の
間に2本の可撓性の短い逆止片を一体成型した鎖体と、
これに係合する係止ピンとからなる固定具であシ、係合
部分が上下2個所からなる構造としてなるので、両者の
係合がより確実に行われ外力によって容易に外れること
がなく、例えば広告紙を基台枠にとり外し自在に固定し
たり、電気コードを電気機器シャーシに取付けたり、細
管、細棒のような細い形状の物品を車輌に固定したりす
るのに極めて便利なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の固定具を示す縦断面図、第2図は本考案
の止め具における係止ピンの側面図、第3図は同じく底
面図、第4図は第3図のX−X線における縦断面図、第
5図は本考案の止め具における鎖体の側面図、第6図は
同じ〈平面図、第7図は底面図、第8図は第6図のY−
Y線にかける縦断面図、第9図aは鎖体と係止ピンとの
係合状態を示す縦断面図、第9図すは別の実施例の係合
状態を示す縦断面図、第10図は使用状態を示す図、第
11図、第12図、第13図はそれぞれ本考案の止め具
の他の例を示す側面図、平面図、及び底面図、第14図
は第11図に訃けるA−A線縦断面図、第15図は第1
2図に釦けるX−X線縦断面図、第16図は第12図に
かけるY−Y線縦断面図、第17図及び第18図は使用
状態を示す図である。 1・・・頭部、2・・・挿入孔、3・・・スリット、4
・・・先端部、5・・・脚部、6・・・基台、7・・・
被固定材料、8・・・係止ピン、9・・・頭部、10・
・・止片、11・・・逆止片、12・・・頭部、13・
・・凸起、14・・・帯状保持体、15・・・つ1み、
16・・・引抜片、17・・・電気コード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 l 挿入孔を備えた頭部に、相対する2本の可撓性の脚
    部ならびにこれら脚部の間に相対して介在する2本の短
    い可撓性の逆止片をそれぞれ間隔をおいて一体成型によ
    り設けた鎖体と、前記頭部の挿入孔に嵌入されて前記逆
    止片に係合する止片を両側面に備えた係止ピンとよりな
    ることを特徴とする止め具。 2 帯状保持体の一端部裏面に鎖体が、又、他の端部上
    面に鎖体と係合する係止ピンがそれぞれ一体成型により
    設けられてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の止
    め具。
JP18229080U 1980-12-18 1980-12-18 止め具 Expired JPS588972Y2 (ja)

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JP18229080U JPS588972Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18 止め具

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JP18229080U JPS588972Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18 止め具

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Publication Number Publication Date
JPS57104007U JPS57104007U (ja) 1982-06-26
JPS588972Y2 true JPS588972Y2 (ja) 1983-02-18

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JP18229080U Expired JPS588972Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18 止め具

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61167708A (ja) * 1985-01-22 1986-07-29 日産自動車株式会社 板材の重合クリツプ
JP2570456B2 (ja) * 1990-03-27 1997-01-08 日本電気株式会社 カード搭載用電気コネクタ
JP3332138B2 (ja) * 1996-06-18 2002-10-07 株式会社ニフコ クリップ

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Publication number Publication date
JPS57104007U (ja) 1982-06-26

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